JPH0621170U - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JPH0621170U
JPH0621170U JP3345592U JP3345592U JPH0621170U JP H0621170 U JPH0621170 U JP H0621170U JP 3345592 U JP3345592 U JP 3345592U JP 3345592 U JP3345592 U JP 3345592U JP H0621170 U JPH0621170 U JP H0621170U
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JP
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shell
plug
slide
slide sleeve
receptacle
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JP3345592U
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English (en)
Inventor
哲勇樹 脇
明 杉山
達央 大久保
Original Assignee
多治見無線電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラグとレセプタクルとのプッシュオン方式
による結合時に、プラグにおけるスライドリングとスラ
イドスリーブとの軸方向間のガタツキの発生を防ぐ。 【構成】 プラグ10におけるシエル11の外側にスプ
リング25によって常時は接続側に押圧弾持されている
スライドスリーブ23の前端と、該スライドスリーブ2
3の外側に設けられたスライドリング26の内周段部2
8間にスプリング等の弾性部材31が圧縮弾装され、レ
セプタクル100とのプッシュオン方式による結合時
に、プラグ10のスライドスリーブ23が弾性部材31
によって適度の弾力をもって接続方向とは反対方向に押
圧され、スライドスリーブ23とスライドリング26と
の軸方向間のガタツキが防止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、互いに結合分離されるプラグとレセプタクルを備えた電気コネクタ に関し、更に詳しくは、プラグとレセプタクルとの結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、電気コネクタの結合構造としては、大別してネジ式、バイヨネ ット式、プッシュオン式の3方式の構造がある。ネジ式は、結合後の引っ張り力 に対して強い構造であるが、結合、離脱時においては、ネジ特有の回転が伴うた め、コネクタの操作性が悪く、バイヨネット式も結合後の引っ張り力には強いが 結合、離脱時には回転操作が必要なために操作性が低下する。これらに比べプッ シュオン式は、押し込みだけで結合し、操作性が良いが、結合後の引っ張り力に 対して結合が外れるという欠点がある。
【0003】 そこで、このプッシュオン式の欠点をなくすため、特に図示しないが、プラグ 側のシエル外周には凹溝が設けられると共に、該シエルの外側には、常時はスプ リングによって接続側へ押圧されているスライドスリーブとスライドリングが設 けられ、一方レセプタクル側のシエルには、挿入完了時に凹溝に落ち込んで係合 する突部が設けられ、結合時に突部が凹溝に落ち込み、かつ突部がスライドスリ ーブで弾発的に押圧される構造の電気コネクタが提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】
しかし、この従来の電気コネクタにおいても、レセプタクルと結合しているプ ラグのスライドリングとスライドスリーブの軸方向間にわずかではあるが隙間が 生じてガタツキ、このガタツキが異音となり、実際上は完全結合しているにも拘 らず、異音が生じるために結合不完全ではないかとの疑念を抱かしめ、信頼性を 損う等の問題点を有していた。
【0005】 本考案は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みなされたもので、その 目的とするところは、レセプタクルとの結合時、プラグにおけるスライドリング とスライドスリーブとの軸方向間にガタが生じない信頼性に優れた電気コネクタ を提供することにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】
この目的のため、本考案は、互いに結合離脱されるプラグとレセプタクルを有 し、プラグは、外周に係合凹溝が設けられたシエルと、該シエル内に固装された 絶縁体と、該絶縁体を挿通してシエル内の中心軸方向に設けられた雄導体と、前 記シエルの外側で軸方向に摺動可能とし、かつ常時はスプリングによって接続側 に押圧弾持されているスライドスリーブと、該スライドスリーブの外側にシエル を囲繞して設けられたスライドリングと、該スライドリングの内周段部と前記ス ライドスリーブの前端との間に弾装されたスプリング等の弾性部材とを含み、前 記レセプタクルは、スリット付筒状部の内周に、前記プラグとの結合完了時にそ の係合凹溝に落ち込み係合する係合凸部が設けられたシエルと、該シエル内に固 装された絶縁体と、該絶縁体を挿通してシエル内の中心軸方向に固装された雌導 体とを含み、プラグとレセプタクルとの結合時に、前記係合凸部が係合凹溝に落 ち込んで係合凸部がスプリングにより弾持されたスライドスリーブの内周斜面で 押圧されると共に、スライドスリーブが弾性部材により押圧されてスライドスリ ーブの前端とスライドリングの内周段部との軸方向のガタツキが防止される構成 を特徴とするものである。
【0007】
【実施例】
実施例について図面を参照し、その作用と共に説明すると、図1は本考案に係 る電気コネクタの一例での結合状態を示す縦断面図で、本案電気コネクタは、互 いに結合離脱されるプラグ10とレセプタクル100とから構成され、プラグ1 0は図2に縦半断面図として示されており、レセプタクル100は図3に縦半断 面図として示されている。
【0008】 プラグ10において、円筒状のシエル11は、同心状の大径部12と内周段部 13を介してのやや小径部14および内周段部15を介しての小径部16を一体 に有すると共に、大径部12における外周略中間部位の周方向には傾斜面18を 有する係合凹溝17が設けられ、また、内周段部13に近接した外周部には環状 突部19が設けられている。該シエル11における大径部12からやや小径部1 4にかけては絶縁体20がその外周段部21を内周段部13に係止せしめると共 に、その後端を内周段部15に係止せしめて固装され、該絶縁体20の中心軸方 向には雄導体22が設けられている。
【0009】 シエル11の外側には、スライドスリーブ23が軸方向に移動可能として設け られている。スライドスリーブ23は、接続側に向かって内径を大きくした内斜 面24を有し、後端とシエル11の環状突部19との間に圧縮弾装されたスプリ ング25によって常時は接続側に押圧弾持されている。スライドスリーブ23の 外側にはスライドリング26が設けられ、該スライドリング26は、同心状の小 径部27と内周段部28を介して大径部29を有している。そしてスライドリン グ26はシエル11を囲繞し、かつ大径部29の後部寄りにおいて止メリング3 0によりその軸方向の移動が規制されて設けられている。スライドスリーブ23 の前端とスライドリング26の内周段部28間にはスプリング等の弾性部材31 が圧縮弾装され、該弾性部材31によってスライドスリーブ23は常時接続側と の反対側に押圧弾持されて、後述のレセプタクルとの結合時にスライドスリーブ 23とスライドリング26の軸方向間のガタツキが生じないようになっている。 雄導体22の結線部側には、ケーブル32がフェルール33により接続されてい る。
【0010】 一方、レセプタクル100において、円筒状のシエル101は、接続側の部分 には複数の軸方向スリット103を介して筒状部102が一体に設けられると共 に、該筒状部102の先端内周には、プラグ10との結合完了時にその係合凹溝 17に落ち込み係合する係合凸部104が設けられ、また、略中間部位の外周に は環状突部105と該突部105から後端までに亘ってネジ部106が設けられ ている。シエル101内には絶縁体107、108が固装されると共に、該絶縁 体107、108の中心軸方向には、雌導体109が固装され、また、シエル1 01の外側には、スリット付筒状部102との間に間隙部110を有し、かつ筒 状部102を囲繞してカバー111が設けられ、更にネジ部106にはワッシャ ー112、ナット113等が設けられている。
【0011】 なお、プラグ10におけるシエル11の係合凹溝17と、レセプタクル100 におけるシエル101スリット付筒状部102の係合凸部104との関係は、係 合凹溝17と係合凸部104とのいずれか一方に分離を助けるための傾斜(本実 施例では、係合凹溝17に傾斜面18を設けている)があれば、その溝または凸 部の断面形状は任意である。
【0012】 上記の構成に係るプラグ10とレセプタクル100とを結合させる場合につい て説明する。レセプタクル100がプラグ10に押し込まれると、スリット付筒 状部102の係合凸部104はプラグシエル11の外周面に接しながら軸方向に 移動してスライドスリーブ23の傾斜面24に当り、更に押し込まれると、スプ リング25が圧縮され、スライドスリーブ23が図面右方向へ移動され、係合凸 部104がシエル10の外周係合凹溝17の落ち込み位置に達すると、スプリン グ25の反発力によって係合凸部104が傾斜面18より係合凹溝17に落ち込 む。すると、スライドスリーブ23が移動した分だけスプリング25の復帰力に よって図面左方向へ弾性部材31を圧縮しながら移動して、筒状部102の上に スライドスリーブ23の斜面24がかぶさり、該斜面24で押えられると共に、 スライドスリーブ23は弾性部材31によって適度の弾力をもって図面右方向に 押圧され、スライドスリーブ23とスライドリング26の軸方向間のガタツキが 防止され、この状態で、雄導体22は雌導体109内へ挿入接触されてプラグ1 0とレセプタクル100との結合が完了する(図1参照)。
【0013】 この結合状態において、プラグ10またはレセプタクル100に離脱方向への 引っ張り力が加えられても、係合凸部104が係合凹溝17に落ち込んでいて、 かつスライドスリーブ23の斜面24で押えられているから、結合が外れること がない。また、スライドスリーブ23とスライドリング26は相互に弾性部材3 1により押圧弾持されているから、スライドスリーブ23とスライドリング26 の軸方向間のガタツキが生じないので、結合の良否に疑念を抱かせるような異音 を生じることがない。
【0014】 結合状態からプラグ10とレセプタクル100を分離させるには、プラグ10 におけるスライドリング26がスプリング25を圧縮させながら図1における右 側へ移動せられると、これと共動してスライドスリーブ23が弾性部材31を圧 縮させながら同方向に移動し、斜面24によるレセプタクル100におけるスリ ット付筒状部102の押圧が解除され、プラグ10またはレセプタクル100を 引っ張り続けると、係合凸部104は傾斜面18を乗り越えて係合凹溝17より はずれ、結局、プラグ10とレセプタクル100は分離される。
【0015】
【考案の効果】
しかして、本考案によれば、スライドスリーブ23とスライドリング26は互 いにスプリング等の弾性部材31によって軸方向に押圧弾持されているものでか ら、スライドスリーブ23とスライドリング26の軸方向間のガタツキは全く生 じない。よって、結合の良否に疑念を抱かしめるような異音は生じないのみなら ず、レセプタクル100をプラグ10に押し込むだけのワンタッチ操作で結合し かつ結合状態はスライドスリーブ23、スプリング25、スライドリング26等 のロック機構によって確実に保持され、また分離離脱もプラグ10におけるスラ イドリング26の軸方向への移動というワンタッチ操作で簡易に行うことができ て信頼性、操作性等に優れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気コネクタの結合状態を示す縦
断面図である。
【図2】プラグ側を示す縦半断面図である。
【図3】レセプタクル側を示す縦半断面図である。
【符号の説明】
10 プラグ 11 シエル 17 係合凹溝 18 傾斜面 20 絶縁体 22 雄導体 23 スライドスリーブ 24 内斜面 25 スプリング 26 スライドリング 28 内周段部 31 弾性部材 100 レセプタクル 101 シエル 102 スリット付筒状部 103 スリット 104 係合凸部 107、108 絶縁体 109 雌導体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに結合離脱されるプラグとレセプタ
    クルを有し、前記プラグは、外周に係合凹溝が設けられ
    たシエルと、該シエル内に固装された絶縁体と、該絶縁
    体を挿通してシエル内の中心軸方向に設けられた雄導体
    と、前記シエルの外側で軸方向に摺動可能とし、かつ常
    時はスプリングによって接続側に押圧弾持されているス
    ライドスリーブと、該スライドスリーブの外側にシエル
    を囲繞して設けられたスライドリングと、該スライドリ
    ングの内周段部と前記スライドスリーブの前端との間に
    弾装されたスプリング等の弾性部材とを含み、前記レセ
    プタクルは、スリット付筒状部の内周に、前記プラグと
    の結合完了時にその係合凹溝に落ち込み係合する係合凸
    部が設けられたシエルと、該シエル内に固装された絶縁
    体と、該絶縁体を挿通してシエル内の中心軸方向に固装
    された雌導体とを含み、プラグとレセプタクルとの結合
    時に、前記係合凸部が係合凹溝に落ち込んで係合凸部が
    スプリングにより弾持されたスライドスリーブの内周斜
    面で押圧されると共に、スライドスリーブが弾性部材に
    より押圧されてスライドスリーブの前端とスライドリン
    グの内周段部との軸方向のガタツキが防止される構成を
    特徴とする電気コネクタ。
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