JPH06211315A - キャブ付き出し入れ装置 - Google Patents

キャブ付き出し入れ装置

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JPH06211315A
JPH06211315A JP630793A JP630793A JPH06211315A JP H06211315 A JPH06211315 A JP H06211315A JP 630793 A JP630793 A JP 630793A JP 630793 A JP630793 A JP 630793A JP H06211315 A JPH06211315 A JP H06211315A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 キャブ用昇降駆動ユニット40は、キャブ30下
面と下部フレーム11上面との一方に、外部に突出状で配
設し得る。キャレッジ16側が故障した非常時や、定期的
な保守点検作業などを行う場合にキャブ30が使用され
る。キャブ用昇降駆動ユニット40に近接した下降限で停
止しているキャブ30や、下降限で停止しているキャレッ
ジ16に対して、作業者は梯子52を利用して乗り降りし得
る。搭乗した状態で、キャブ30を支柱12に沿って上昇さ
せ、キャレッジ16に対向した位置など任意な位置に停止
し得る。 【効果】 キャブ用昇降駆動ユニットの保守点検を容易
に行える。キャブの昇降は円滑に行え、キャブやキャレ
ッジに対する乗り降りは梯子を利用して円滑に安全に行
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動倉庫にお
いて使用される入出庫用の出し入れ装置で、入出庫用の
キャレッジと保守点検作業などに使用されるキャブとを
備えたキャブ付き出し入れ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとしては、たとえば
特開平1−313202号公報に見られる昇降キャブ付き走行
クレーンが提供されている。この従来構成は、走行クレ
ーンの走行本体を、下部ガイドレールに案内される下部
フレームと上部ガイドレールに案内される上部フレーム
とを前後一対の支柱で連結し一体化することで構成し、
さらに両支柱間で昇降する昇降キャレッジ上に荷移載手
段を設けている。そして、他方の支柱で走行方向の外側
にガイドレールを取り付け、このガイドレールに昇降可
能に保持される昇降キャブを設けるとともに、昇降キャ
ブを昇降させるためのモーターや減速機を、支柱よりも
下方で下部フレーム内に設けている。
【0003】この従来構成において走行クレーンは、昇
降キャレッジ側のキャブに搭乗しての手動操作や地上側
からの遠隔操作などにより、走行本体を走行動させるこ
とと、昇降キャレッジを昇降動させることと、荷移載手
段をフォーク動させることとの組合せ動作により、棚の
目的とする場所に対して荷の入出庫を行える。
【0004】そして運転中において、たとえば昇降キャ
レッジが故障したり荷崩れが発生した非常時の補修作業
や、定期的な保守点検作業などを行う場合に昇降キャブ
が使用される。すなわち作業者が昇降キャブに搭乗した
のち、モーターを稼働させて昇降駆動用チェンを正逆回
転させることで、昇降キャブをガイドレールに沿って昇
降移動させ得、そして昇降キャブを昇降キャレッジに対
向する位置に停止させたのち、作業者が昇降キャブから
昇降キャレッジに乗り移ることで、所期の補修作業や保
守点検作業などを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成によ
ると、昇降キャブを昇降させるためのモーターや減速機
を下部フレームの内部に設けていることから、これらモ
ーターや減速機の保守点検は容易に行えない。
【0006】本発明の目的とするところは、キャブ用昇
降駆動装置を好適に配置し得るとともに、キャブに対す
る乗り降りやキャブの昇降は円滑に行えるキャブ付き出
し入れ装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明のキャブ付き出し入れ装置は、下部フレームと、こ
の下部フレームから立設した支柱とにより走行本体を構
成し、前記支柱の内面側に昇降自在なキャレッジを設け
るとともに、外面側に昇降自在なキャブを設け、このキ
ャブの昇降経路の下方でかつ下部フレーム側に、キャブ
用昇降駆動ユニットを設け、前記支柱の下部で側面側
に、下降したキャブへの梯子を設けて構成している。
【0008】
【作用】上記した本発明の構成によると、キャブ用昇降
駆動ユニットは下部フレームの上に露出状で配設し得
る。そして出し入れ装置は、遠隔操作などにより走行本
体を走行動させることと、キャレッジを昇降動させるこ
ととの組合せ動作により、棚の目的とする収納部に対し
て荷の入出庫を行える。
【0009】このような運転中において、たとえば出し
入れ装置のキャレッジ側が故障したり荷崩れが発生した
非常時の補修作業や、定期的な保守点検作業などを行う
場合にキャブが使用される。すなわちキャブは、キャブ
用昇降駆動ユニットに近接した下降限で停止しており、
このキャブに対して作業者は、梯子を利用して乗り降り
し得る。そして搭乗した状態で、キャブを支柱に沿って
上昇させ、キャレッジに対向した位置など任意な位置に
停止させればよい。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1、図6、図7において枠組み状の棚1は、上
下方向ならびに左右方向に複数の収納部2を形成してお
り、各収納部2は腕木を介して荷3(直接にまたはパレ
ツトを介して)を支持すべく構成されている。前記棚1
は通路4を置いて並設され、そして通路4内には、棚1
の前方の一定経路5上を走行自在な出し入れ装置10が配
設される。
【0011】この出し入れ装置10は、下部フレーム11
と、この下部フレーム11側から立設した前後一対で丸パ
イプ(または四角パイプ)からなる支柱12と、これら支
柱12の上端間を連結する上部フレーム13とにより走行本
体14を構成している。そして両支柱12の相対向した内面
側に上下方向のキャレッジ用ガイドレール15を配設する
とともに、これらキャレッジ用ガイドレール15に昇降案
内されるキャレッジ16を、両支柱12間に配置している。
さらにキャレッジ16上に、収納部2などに対して出退自
在な出し入れ具(フオーク)17を配置している。
【0012】前記下部フレーム11の一方端には、床レー
ル6上で転動自在な駆動車輪20が取り付けられ、また他
方端には従動車輪21が取り付けられる。前記下部フレー
ム11の一方端に取り付けられる走行駆動ユニット22は、
前記駆動車輪20に連動する減速機や、この減速機に連動
する走行駆動装置(フランジ形ブレーキ付きモータな
ど)などにより構成される。
【0013】さらに下部フレーム11の一方端には、前記
キャレッジ16に連動する昇降駆動ユニット23を取り付け
ている。この昇降駆動ユニット23は、昇降駆動装置や減
速機などにより構成され、そして減速機に駆動輪24を連
動している。この駆動輪24に掛けられた索体(チェーン
など)25の一端側は、前記上部フレーム13に配設したガ
イド輪を介して一方の支柱12内のカウンターウエイト26
に連結し、また索体25の他端側は、ガイド輪を介してキ
ャレッジ16の上部に連結している。なお前記下部フレー
ム11の側面には、動力ユニット50と制御ユニット51とが
前後に振り分けて設けられている。
【0014】他方の支柱12で走行方向の外側には、保守
点検時や非常時に使用されるキャブ30が昇降自在に設け
られる。すなわちキャブ30の本体31は箱状であって、そ
の前面側には被昇降ガイド用のブラケット32が設けら
れ、また一側面には扉体33が開閉自在に配設されてい
る。
【0015】そして閉動させた扉体33の外側から前方に
亘って位置するキャブ側タラップ34が本体31の底板35と
一体にして形成され、このキャブ側タラップ34の側縁部
にストッパー37を設けて、開動させた扉体33をストッパ
ー37に当接させることで、キャブ側タラップ34の外側に
扉体33が安全柵として位置すべく構成してある。なおキ
ャブ側タラップ34の外側で扉体33がカバーできない部分
には、このキャブ側タラップ34から安全柵38が立設され
る。またストッパー構造は、扉33と本体31との間に設け
てもよい。
【0016】前記キャブ側タラップ34が間隔を置いて対
向自在となるように、前記キャレッジ16からキャレッジ
側タラップ27が連設され、そしてキャレッジ側タラップ
27の側縁には安全柵28が立設されている。なおキャブ30
の本体31内にはキャブ内操作盤36が設けられている。
【0017】前記キャブ30は、支柱12の外面に取り付け
たキャブ用ガイドレール29に、ブラケット32を介して昇
降自在に保持されている。そしてキャブ用ガイドレール
29に沿ってキャブ30を昇降動させるために、図1〜図
3、図5、図6に示すように、支柱12の外面側で下部フ
レーム11上にキャブ用昇降駆動ユニット40を設けてい
る。すなわちキャブ用昇降駆動ユニット40は、昇降駆動
装置(モータなど)41と、この昇降駆動装置41に一体化
して連動する減速機42などからなり、この減速機42を介
して前記下部フレーム11上に固定されている。
【0018】そして前記減速機42からの出力軸43に駆動
歯輪44を取り付けるとともに、上部フレーム13側に遊転
歯輪45を設け、さらに両歯輪44,45間に掛張した左右一
対のチェーン46の両端をキャブ30の上下部に結合してい
る。
【0019】ここで前記キャブ30の昇降下降限は、この
キャブ30の底板35がキャブ用昇降駆動ユニット40の上面
に近接した位置に設定してあり、したがってキャブ30の
昇降経路に下方にキャブ用昇降駆動ユニット40が配設さ
れることになる。そして前記支柱12の下部で側面側に、
下降したキャブ30への梯子52を設けている。すなわち梯
子52は、連結材53を介して支柱12や下部フレーム11など
に固定されており、その際に、この梯子52とキャブ側タ
ラップ34との間で作業者が乗り移りし得る位置に配設さ
れている。
【0020】上記の実施例において出し入れ装置10は、
制御ユニット51を介しての操作指令などにより、走行駆
動ユニット22の作動で走行本体14を走行動させること
と、昇降駆動ユニット23の作動でキャレッジ16を昇降動
させることと、出し入れ具17をフォーク動させることと
の組合せ動作を行い、以て棚1の目的とする収納部2に
対して荷3の入出庫を行える。
【0021】そして、たとえば出し入れ装置10のキャレ
ッジ16側が故障したり荷崩れが発生した非常時の補修作
業や、定期的な保守点検作業などを行う場合にキャブ30
が使用される。すなわちキャブ30は、キャブ用昇降駆動
ユニット40に近接した下降限で停止しており、このキャ
ブ30に対して作業者は、梯子52を利用して搭乗し得る。
【0022】そして搭乗した作業者が、キャブ内操作盤
36を操作することで、制御ユニット51を介しての操作指
令により、キャブ用昇降駆動ユニット40を稼働させてチ
ェーン46を正逆回転させ、以てキャブ30をキャブ用ガイ
ドレール29に沿って上昇させ得る。そして、たとえば荷
崩れの補修作業を行う場合は、キャブ30をキャレッジ16
に対向して停止させる。このときキャブ側タラップ34が
キャレッジ側タラップ27に同レベルで対向される。
【0023】上述したようにしてキャブ30の上昇を停止
させてブレーキを掛けたのち、作業者は、まず扉体33を
開動させてキャブ側タラップ34上に出る。このときスト
ッパー37に当接した扉体33が安全柵の役目を成す。そし
て作業者は、キャブ側タラップ34からキャレッジ側タラ
ップ27に移り得る。その際に安全柵38,28により乗り移
りは安全に行える。
【0024】これによりキャブ30からキャレッジ16へ乗
り移れ、以て所期の補修作業や保守点検作業などを行え
る。このようにして所期の補修などの作業を行ったの
ち、キャブ30は下降限にまで下降され、そして作業者が
梯子52を利用して地上側に降りることで、一連の作業を
終える。
【0025】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、キャブ用昇
降駆動ユニットの保守点検を容易に行うことができる。
しかもキャブの昇降は円滑に行うことができるととも
に、キャブに対する乗り降りは梯子を利用して円滑に、
安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、キャブ付き出し入れ
装置の一部切り欠き斜視図である。
【図2】同キャブ付き出し入れ装置のキャブ下降時にお
ける要部の側面図である。
【図3】同キャブ付き出し入れ装置の梯子配設状態の平
面図である。
【図4】同キャブ付き出し入れ装置のキャブ部分の横断
平面図である。
【図5】同キャブ付き出し入れ装置のキャブ用昇降駆動
ユニット配設部の正面図である。
【図6】同キャブ付き出し入れ装置の一部切り欠き側面
図である。
【図7】同キャブ付き出し入れ装置を使用した自動倉庫
の正面図である。
【符号の説明】
1 棚 10 出し入れ装置 11 下部フレーム 12 支柱 14 走行本体 16 キャレッジ 17 出し入れ具 22 走行駆動ユニット 23 昇降駆動ユニット 27 キャレッジ側タラップ 28 安全柵 30 キャブ 34 キャブ側タラップ 36 キャブ内操作盤 38 安全柵 40 キャブ用昇降駆動ユニット 41 昇降駆動装置 42 減速機 44 駆動歯輪 45 遊転歯輪 46 チェーン 50 動力ユニット 51 制御ユニット 52 梯子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明の目的とするところは、キャブ用昇
降駆動装置は保守点検に好適な位置に配置し得るととも
に、下降限のキャブやキャレッジに対する乗り降り、な
らびにキャブの昇降は円滑に行えるキャブ付き出し入れ
装置を提供する点にある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明のキャブ付き出し入れ装置は、下部フレームと、こ
の下部フレームから立設した支柱とにより走行本体を構
成し、この走行本体の走行方向において前記支柱の一面
側に昇降自在なキャレッジを設けるとともに、他面側に
昇降自在なキャブを設け、このキャブの昇降経路の下方
でかつキャブ下面と下部フレーム上面との一方にキャブ
用昇降駆動ユニットを設け、前記支柱の下部で側面側に
梯子を設けて構成している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【作用】上記した本発明の構成によると、キャブ用昇降
駆動ユニットはキャブ下面または下部フレーム上面に対
して外部に突出状で配設してあることから、このキャブ
を下降限に位置させたときでも保守点検は行える。そし
て出し入れ装置は、遠隔操作などにより走行本体を走行
動させることと、キャレッジを昇降動させることとの組
合せ動作により、棚の目的とする収納部に対して荷の入
出庫を行える。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】このような運転中において、たとえば出し
入れ装置のキャレッジ側が故障したり荷崩れが発生した
非常時の補修作業や、定期的な保守点検作業などを行う
場合にキャブが使用される。すなわちキャブは、キャブ
用昇降駆動ユニットを下部フレーム上面またはキャブ下
面に近接した下降限で停止しており、このキャブに対し
て作業者は、梯子を利用して乗り降りし得る。そして搭
乗した状態で、キャブを支柱に沿って上昇させ、キャレ
ッジに対向した位置など任意な位置に停止させればよ
い。また同様にして作業者は、下降限で停止しているキ
ャレッジに対して梯子を利用して乗り降りし得る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】この出し入れ装置10は、下部フレーム11
と、この下部フレーム11側から立設した前後一対で丸パ
イプ(または四角パイプ)からなる支柱12と、これら支
柱12の上端間を連結する上部フレーム13とにより走行本
体14を構成している。そして両支柱12の相対向した内面
側(走行方向における一面側)に上下方向のキャレッジ
用ガイドレール15を配設するとともに、これらキャレッ
ジ用ガイドレール15に昇降案内されるキャレッジ16を、
両支柱12間に配置している。さらにキャレッジ16上に、
収納部2などに対して出退自在な出し入れ具(フオー
ク)17を配置している。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】他方の支柱12で走行方向の外側(他面側)
には、保守点検時や非常時に使用されるキャブ30が昇降
自在に設けられる。すなわちキャブ30の本体31は箱状で
あって、その前面側には被昇降ガイド用のブラケット32
が設けられ、また一側面には扉体33が開閉自在に配設さ
れている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】そして、たとえば出し入れ装置10のキャレ
ッジ16側が故障したり荷崩れが発生した非常時の補修作
業や、定期的な保守点検作業などを行う場合にキャブ30
が使用される。すなわちキャブ30は、その下面をキャブ
用昇降駆動ユニット40に近接した下降限で停止してお
り、このキャブ30に対して作業者は、梯子52を利用して
搭乗し得る。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】これによりキャブ30からキャレッジ16へ乗
り移れ、以て所期の補修作業や保守点検作業などを行え
る。このようにして所期の補修などの作業を行ったの
ち、キャブ30は下降限にまで下降され、そして作業者が
梯子52を利用して地上側に降りることで、一連の作業を
終える。また同様にして作業者は、下降限で停止してい
るキャレッジ16に対して梯子52を利用して乗り降りし得
る。上記実施例で示すようにキャブ用昇降駆動ユニット
40を下部フレーム11の上面から外部に突出状で配設する
ことによって、キャブ30が昇降経路のどの位置であって
もキャブ用昇降駆動ユニット40の保守点検を行える。し
かし本発明においては、キャブ用昇降駆動ユニット40を
キャブ30の下面から外部に突出状で配設した実施例も可
能である。この場合にキャブ用昇降駆動ユニット40の保
守点検は、キャブ30を、そのキャブ用昇降駆動ユニット
40を下部フレーム11の上面に近接させた下降限で停止さ
せることで行える。なお外部に突出状で配設したキャブ
用昇降駆動ユニット40には、必要に応じて開閉や着脱自
在なカバーを設けてもよい。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、キャブ用昇
降駆動ユニットは、キャブを下降限に位置させたときで
も外部に突出状であることから、その保守点検を容易に
行うことができる。しかもキャブの昇降は円滑に行うこ
とができるとともに、下降限に位置したキャブやキャレ
ッジに対する乗り降りは、梯子を利用して円滑に安全に
行うことができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部フレームと、この下部フレームから
    立設した支柱とにより走行本体を構成し、前記支柱の内
    面側に昇降自在なキャレッジを設けるとともに、外面側
    に昇降自在なキャブを設け、このキャブの昇降経路の下
    方でかつ下部フレーム側に、キャブ用昇降駆動ユニット
    を設け、前記支柱の下部で側面側に、下降したキャブへ
    の梯子を設けたことを特徴とするキャブ付き出し入れ装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009067483A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Murata Mach Ltd スタッカクレーン
CN102482035A (zh) * 2009-07-14 2012-05-30 株式会社大福 物品收纳设备
WO2017190164A1 (de) * 2016-05-03 2017-11-09 Karl Angleitner Regalbediengerät

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