JPH06210921A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH06210921A
JPH06210921A JP704993A JP704993A JPH06210921A JP H06210921 A JPH06210921 A JP H06210921A JP 704993 A JP704993 A JP 704993A JP 704993 A JP704993 A JP 704993A JP H06210921 A JPH06210921 A JP H06210921A
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佳郎 打方
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宏 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリアモータの加速区間および減速区間を
短くしてインクジェット記録装置の幅を小さくする。 【構成】 CPUは、現在のキャリアの位置と次の記録
開始位置とから加速距離l1 を計算して(ステップS1
51)、その結果に従ってキャリアモータの加速カーブ
を決定する(ステップS153またはステップS15
4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録ヘッドをキャリア上に搭載
し、そのキャリアをキャリアモータを用いて移動させな
がら記録を行うシリアル型記録方式のインクジェット記
録装置においては、記録中のキャリアの速度を安定させ
るために、記録可能な印字領域(記録紙の幅)の前後
に、充分な加速区間と減速区間とが設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この充
分な加速区間と減速区間が設けられているために、従来
のインクジェット記録装置においては、印字領域つまり
記録可能な最大幅に比して装置の幅がかなり大きくなっ
てしまうという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、印字領域が同一な従来装
置に比して装置の幅を小さくすることができるインクジ
ェット記録装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、記録ヘッドを装着したキャリアをキャリ
アモータによって移動させながら前記記録ヘッドからイ
ンクを吐出させて記録を行なうインクジェット記録装置
において、前記キャリアの現在位置と次の記録開始位置
との距離に従って前記キャリアモータの加速カーブを決
定する加速カーブ決定手段と、記録終了位置に従って前
記キャリアモータの減速カーブを決定する減速カーブ決
定手段とを具えたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、加速カーブ決定手段が、キャ
リアの現在位置と次の記録開始位置との距離に従ってキ
ャリアモータの適切な加速カーブを決定し、さらに、減
速カーブ決定手段が、記録終了位置に従って適切な減速
カーブを決定するために、加速区間および減速区間を従
来装置に比して減少させることができてインクジェット
記録装置の幅を小さくすることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を具体
的に説明する。
【0008】図1は、本発明の実施例に関するインクジ
ェット記録装置を示す斜視図である。同図において、キ
ャリア1には、記録手段を構成する記録ヘッド2とイン
クタンク3とが連結したヘッドカートリッジ4が搭載さ
れている。このキャリア1の記録ヘッド2側の一端部
は、本装置のフレームをなすシャーシ5に回動自在に支
持されたリードスクリュー6に、その軸方向に摺動可能
に嵌合され、キャリア1の他端部には、図示しないガイ
ドが配設されており、このガイドがシャーシ5に形成さ
れたガイドレール7にリードスクリュー6の軸方向と平
行に摺動自在に嵌入されている。そしてキャリア1は、
その姿勢が常に一定に保たれながらリードスクリュー6
の回転に伴ってその軸方向に往復移動可能な構成となっ
ている。
【0009】すなわち、リードスクリュー6は、図に示
すようにそのスクリュー左端に固着されたリードスクリ
ューギヤ8と、キャリアモータ9の出力軸に固着された
ピニオンギヤ10とが噛合し、かつリードスクリュー6
に螺旋状に所定のピッチで形成された案内条(図示せ
ず)に、キャリア1に取り付けられたリードピン(図示
せず)が嵌入している。従って、キャリアモータ9の正
転、逆転駆動に伴ってリードスクリュー6が回動する
と、キャリア1が往復移動する。
【0010】11はフレキシブルケーブルで後述の電気
回路から記録ヘッド2に印字信号を伝えるものであり、
フレキシブルケーブルホルダ12によりピンチローラフ
レーム13に位置決めされて保持されている。
【0011】上述のキャリア1の往復移動(スキャン)
に同期して記録ヘッド2からインクを吐出することによ
り、被記録材14に一行分の記録を行うことができる。
すなわち、この記録ヘッド2は微細な液体吐出口(オリ
フィス)、液路およびこの液路の一部に設けられるエネ
ルギー作用部と、この作用部において液体(インクとも
いう)に作用するエネルギーを発生するエネルギー発生
手段を備えている。この手段が発生するエネルギーを利
用してインク滴が上記オリフィスから吐出される。
【0012】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としては、ピエゾ素子などの電気機械変換体
を用いたもの、レーザーなどの電磁波を照射して発熱さ
せ、この発熱による作用で液滴を吐出させるもの、ある
いは発熱抵抗体を有する電気熱変換素子によって液体を
加熱させるものなどがある。
【0013】その中でも熱エネルギーを利用して液体を
吐出させる方式の記録ヘッドは、上記液体吐出口を高密
度に配列することができるために高解像度の記録をする
ことが可能である。その中でも電気熱変換素子をエネル
ギー発生手段として用いた記録ヘッドは、コンパクト化
も容易であり、かつ最近の半導体分野における技術の進
歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術
の長所を十二分に活用でき、高密度実装化が容易で、製
造コストも安価なことから有利である。
【0014】キャリア1のスキャンによって一行記録を
行うと、記録用紙等の被記録媒体14を搬送手段によっ
て一行分搬送して次行記録を行うものであるが、この被
記録材14の搬送は、搬送ローラ15とこれに圧接する
ピンチローラ16の1対の回転体と、排出ローラ19と
これに当接する拍車18との1対の回転体とによって行
われる。
【0015】これを具体的に説明すると、記録ヘッド2
の吐出口面に記録面が対向する被記録材14を、ピンチ
ローラ16によって搬送ローラ15に圧接し、搬送ロー
ラ15を紙送りモータ17によって適宜回転させること
により、記録位置へ必要なだけ搬送する。そして記録後
は、拍車18によって被記録材14を排出ローラ19に
圧接し、この排出ローラ19の回転によって装置外へと
排出搬送する。
【0016】前記搬送ローラ15および排紙ローラの駆
動は紙送りモータ17によって行われるが、その駆動力
の伝達は減速歯車列20により行われる。
【0017】21はペーパーセンサであり、被記録材1
4の有無を検出する。また22はフォトインタラプタか
らなるホームポジションセンサであり、キャリア1に取
付けられこれとともに移動する遮断板1Aによる遮断/
遮断解除によってキャリア1がホームポジション(図面
左側)にあることを検出する。
【0018】図2は図1に示したインクジェット記録装
置のヘッドカートリッジ部およびキャリア部を示す斜視
図である。同図において、23は記録ヘッド2の保持・
解除を行うためのヘッドレバー、24はインクタンク3
の着脱を行うインクタンクレバー、25はキャリア1に
記録ヘッド2を固定しておくためのヘッドホルダバネ、
26はインクタンク3を保持するためのタンクケース、
27はキャリア1をリードスクリュー6に嵌合する連結
部であり、これらの各部によって記録装置のヘッドカー
トリッジ部およびキャリア部が構成される。
【0019】記録ヘッド2は、インク吐出に利用される
熱エネルギーを発生する複数の電気熱変換素子およびこ
れを駆動するための駆動回路が形成された基板と、この
基板上に上記複数の電気熱変換素子の各々に対応した吐
出口および液路、さらには各液路に連通する共通液室を
形成するための天板とが積層されることによって成り、
さらには前記駆動回路に記録装置本体から信号を与える
為の電気的接点が設けられている。さらに、記録ヘッド
の状態を記録装置本体から検知するためのセンサを記録
ヘッド2内に配することもでき、具体的には、前記電気
熱変換素子近傍の温度を検知する為の温度検知センサ、
インクの供給がなくなり前述の共通液室内からインクが
なくなった場合にこれを検知するインク残量検知セン
サ、あるいは、インクタンク内のインクの種類や記録ヘ
ッドの種類が異なるものを交換しながら使用する場合に
ヘッドカートリッジの種類を特定するためのヘッド種類
判別センサ、等である。これらのセンサからの信号を記
録装置本体で判断し、電気熱変換素子に印加する信号を
制御して印字状態を最適にすることができる。
【0020】そして、このようにして構成された記録ヘ
ッドの吐出口を配列した吐出口面が被記録媒体に対向す
るように記録装置に搭載される。
【0021】次に、記録ヘッドあるいはこれとインクタ
ンクとを接続したヘッドカートリッジの交換等の際に、
記録ヘッド2をキャリア1に機械的、電気的に接続する
方法を説明する。
【0022】図3はキャリア1への記録ヘッド2の接続
部分を示す図2の矢印a方向から見た断面図、図4は取
り付け順序を示すための一部破断で示す斜視図である。
【0023】図3および図4において、28はキャリア
1に固定され記録ヘッド2に設けられた穴に係合して図
4に示す矢印a,b方向の位置決めをするための位置決
めピン、29は同様にキャリア1に固定され、図3に示
す矢印a方向に押し付けられる記録ヘッド2を受け止め
るためのストッパ、11は記録装置本体と記録ヘッド2
とを電気的に接続するためのフレキシブルケーブル、1
1aおよび11bはそれぞれフレキシブルケーブル11
に設けられた位置決め穴、30はフレキシブルケーブル
11とキャリア1の間に挟まれフレキシブルケーブル1
1を弾性的に支持するフレキシブルケーブルパッド、3
0aおよび30bはそれぞれフレキシブルケーブルパッ
ド30に設けられた位置決め穴、30cはコンタクト部
へのインクの侵入を防ぐインクバリア、31は記録ヘッ
ド2に設けられ、記録ヘッド2内のヒーター(電気熱変
換素子)部と電気的に接続されたヘッドコンタクト部、
31aおよび31bはヘッドコンタクト部31に設けら
れた位置決め穴、31cはストッパ29の端面が当たる
ストッパ当接部である。
【0024】記録ヘッド2は、図2に示すヘッドホルダ
バネ25から図示せざるレバーを介して図3に示す矢印
a方向に押し付けられており、その位置は記録ヘッド2
に設けられた穴と位置決めピン28との係合、およびス
トッパ29との干渉により一意的に決まる。このように
して記録ヘッド2とキャリア1は機械的に接続される。
【0025】また、記録ヘッド2に設けられたヘッドコ
ンタクト部31とフレキシブルケーブル11の端面には
相対する位置に複数の電気的な接点が設けられており、
これらを所定の圧力をもって押圧することにより記録装
置本体と記録ヘッド2が電気的に接続される。この際に
複数の電気的接点を一度に圧接する必要があるので、こ
れらを均一に圧接するために弾性材料で出来たフレキシ
ブルケーブルパッド30が押圧部に設けられている。フ
レキシブルケーブルパッド30の材質は例えばシリコン
ゴムなどを用いており、前述の電気的接点に対応した位
置に複数の突起を有して、押圧の応力が接点に集中する
ように構成されている。さらに、フレキシブルケーブル
11に設けられた前述の電気的接点は、押圧された際の
応力をさらに集中させて接続を確実なものにするために
突起状に形成してもよい。
【0026】また、押圧された時に発生する反力は記録
ヘッド2を押さえつけているヘッドホルダバネ25の力
よりはるかに小さくなるように構成されている為、フレ
キシブルケーブルパッド30からの反力により記録ヘッ
ド2の位置がずれてしまうことはない。
【0027】また、キャリア1、フレキシブルケーブル
パッド30、フレキシブルケーブル11、ヘッドコンタ
クト部31およびヘッドカートリッジ4は確実な電気的
接続や良好な記録品位を得るために互いに正確に位置決
めされている必要があるが、その為に以下のように構成
している。
【0028】すなわち、キャリア1の2本の位置決めピ
ン28を基準として、片方の位置決めピン28aが位置
決め穴30a,11a,および31aに共通に嵌合し、
またもう一方の位置決めピン28bが位置決め穴30
b,11b,および31bに共通に嵌合して図4に示す
矢印a方向および矢印b方向の位置を決定している。
【0029】さらにストッパ29の端面がヘッドコンタ
クト部31のストッパ当接部31cに当接するまで図3
に示す矢印a方向に押圧してやることにより、記録ヘッ
ド2の図4に示す矢印c方向の位置も正確に決定するこ
とができる。
【0030】また、図5に示すように、ストッパ29は
キャリア1の搬送方向X1,X2に対して所定の傾きθ
をもって形成されており、記録ヘッド2がキャリア1上
に位置決めされた場合、記録ヘッド2の一定ピッチPで
配列されたノズル(吐出口あるいはオリフィス)#1〜
#mは、ノズル配列の長さHに対して所定量dだけ傾斜
するよう構成されている。また、上記所定量dの精度が
保たれるようストッパ29の間隔Gはノズル配列長さH
に対して大きく取ってある。
【0031】次に以上説明したインクジェット記録装置
を組み込んだ情報処理装置に関して、その構成と電気回
路について説明する。
【0032】図6は本実施例に関する記録装置を組み込
んだ情報処理装置50の外観を表わす模式的斜視図であ
る。本例の情報処理装置は、いわゆるパーソナルコンピ
ュータであり、しかも上記インクジェット記録装置を一
体に備えたハンディタイプのものである。同図におい
て、33は上述のインクジェット記録装置からなるプリ
ンタ部、51は文字や数字およびその他のキャラクタを
入力するためキー511や、各種指令を与えるためのキ
ー512などを備えたキーボード部、35は処理情報を
表示する表示器であり表示画面351を具える。
【0033】プリンタ部33において、窓331は透明
プラスチックよりなり、これにより窓331を介して、
ヘッドカートリッジ4の動き等を視ることができる。窓
331はインクタンクの交換等に際して開閉できるよう
構成されている。また、キー332,333等はプリン
タ部における回復処理,記録紙搬送等、プリンタにおけ
る動作を独自に指示するためのものである。キーボード
51の下側部にはフロッピィディスク着脱口512が設
けられている。
【0034】表示器35は、携帯時等に、キーボード5
1と一体に折り畳むことが可能なように図中矢印b方向
に回動可能に設けられている。また、キーボード51
は、プリンタ部33に対する記録紙14のセット等の際
に図中矢印a方向に回動できるよう設けられている。
【0035】図7は上記情報処理装置50およびプリン
タ部33の制御回路構成を表わすブロック図である。
【0036】まず、プリンタ部33について説明する。
同図において、36は主制御をなすコントローラであ
り、37は後述されるプリンタ側での処理手順を実行す
る例えばマイクロコンピュータ形態のCPU、38は上
記処理における作業用の領域などを設けたRAM、39
は上記処理手順に対応したプログラムを格納したRO
M、40はCPU37の実行サイクルを作り出したプリ
ンタ部33による記録動作の際の必要なタイミングを作
り出したりするタイマ、41はCPU37からの信号と
ホスト装置とを結ぶインターフェイス部である。
【0037】また、42はプリンタ部33の駆動部であ
り、ここで、43は記録ヘッド2のヘッドの有無,種
類,記録ヘッド2の温度を検出するための各センサの出
力値、インクタンク3内のインクの有無を検出するセン
サの出力等、記録ヘッドの情報を検出するヘッド検出
部、44は記録ヘッド2の記録データを蓄えるためのラ
インバッファ、45は記録ヘッド2に駆動信号や電力な
どを送出するヘッドドライバ、46a,46b,46c
はそれぞれキャリアモータ9、拍車18、自動給紙モー
タ48を駆動するのに必要な信号や電力などを送出する
モータドライバ、47はホームポジションセンサ22、
ペーパーセンサ21、給紙イニシャルセンサ49a、給
紙切り替えセンサ49b等のセンサの出力を検出するセ
ンサ検出部である。
【0038】次に、ホスト装置としての情報処理装置に
おいては、ホスト側の処理を実行するCPU501を有
する。ROM503はその処理手順やフォントデータを
格納し、また、RAM502は、作業領域の外にテキス
トデータや画像データを展開する領域を有する。
【0039】CPU501は、プリンタ部33と信号の
授受を行ないながら、表示部35に所定の表示を行う。
【0040】さらに、506は例えばFDD、HDD、
RAMカードなどの外部記憶装置、505は例えば他の
情報処理装置と通信を行なったり、内部のバスに直接接
続して周辺機器を制御したりするための外部インターフ
ェイスである。
【0041】なお、図7のブロック図には含まれていな
いが、他に上記の制御回路に電力を供給するための電源
部があり、これには例えば充電式のバッテリーや、使い
捨ての乾電池、あるいは情報処理装置本体を固定して使
用する場合のAC電源用変換器などがある。
【0042】上述した制御回路構成により、プリンタ
(記録装置)部で被記録材(紙)14に記録を行うわけ
であるが、以下に記録ヘッドの吐出制御の概略を図8の
タイミングチャートを用いて説明する。
【0043】図8はキャリア1をX1(図1,図5参
照)方向に走査させながら、記録ヘッド2からインクを
吐出するときのタイミングチャートである。
【0044】インク吐出は記録ヘッド2のノズル#1〜
#mの順に順次行う。t1はノズル#1と#2の吐出の
時間差を表し、tm-1 はノズル#1と#mの吐出の時間
差を表し、tcycle は同一ノズルの吐出周期を表す。通
常隣接するノズルの吐出の時間差は一定とする方が望ま
しい。即ち、tm-1 =(m−1)×t1 とする。ここ
で、キャリア1をX1方向に速度R/tcycle で搬送し
ながらtm-1 =d×tcycle /Rで吐出を行うことによ
って、ノズルの傾斜d(図5参照)とノズルの吐出の時
間差tm-1 が相殺されて傾きのない記録が可能となる。
【0045】以下、図9〜図12を参照して、インクジ
ェット記録装置における記録ヘッドおよびインクタンク
の交換について説明する。
【0046】図9は上述した記録ヘッドおよびインクタ
ンクを示した模式的斜視図である。
【0047】同図に於いて、結合爪301はインクタン
ク3側に設けられており、結合爪301に対向する記録
ヘッド2側には結合爪ガイド孔201が設けられてい
る。17は記録ヘッド2をキャリアから取り出す際に、
取りだし操作を容易にするためのヘッドタブである。イ
ンクタンク3には、インクタンクガイド溝がない。
【0048】図10は、図9に示す記録ヘッドおよびイ
ンクタンクを用いた場合のヘッドカートリッジ部および
キャリア部を示す模式的上面図である。
【0049】同図において、1は前述したように、記録
ヘッド2およびインクタンク3を保持、走査するための
キャリア、23は記録ヘッド2の保持、着脱をおこなう
ためのヘッドレバー、24はインクタンク3の着脱を行
なうインクタンクレバー、117は記録ヘッド2を付勢
するためのヘッドホルダであり、ヘッドホルダの軸部1
17aとキャリアの軸部102aとのあいだにはヘッド
押圧バネ25が張架されている。ヘッド押圧バネ25の
付勢力はヘッドホルダ117の押圧部117bを介して
記録ヘッドの受圧部2aに伝えられる。118はインク
タンクレバー24の作動によってインクタンクに作用し
てインクタンクの移動を行なうためのインクタンクホル
ダであり、インクタンクの記録ヘッド側端部3aに作用
する前端作用部118aと、インクタンクの記録ヘッド
と反対側端部3bに作用する後端作用部118bとを備
える。
【0050】記録ヘッド交換 図11はキャリア1から図9に示す記録ヘッドおよびイ
ンクタンクを一体としたままで取り出す場合を示す斜視
図である。
【0051】この場合、ヘッドレバー23を図中a方向
に回転させこのような位置まで引き起こすことによっ
て、ヘッドレバー23に設けられたカムが、ヘッドホル
ダ(図示せず)を図中b方向に移動させ、ヘッドホルダ
を介して記録ヘッド2を押圧していたヘッド押圧バネ2
5による記録ヘッド2への押圧力を解除する。またヘッ
ドレバー23は、インクタンクホルダ118も図中b方
向に移動させる。この際にインクタンクホルダ118の
前端作用部118aがインクタンク3の記録ヘッド側端
部3aに係合し移動するため、記録ヘッド2とインクタ
ンク3は一体化したままで図中b方向に移動する。この
状態で記録ヘッド2とインクタンク3は一体のまま図中
c方向に移動させることができ、記録ヘッド2に取付け
られたヘッドタブ17aをつまみ、持ち上げることによ
ってキャリアから取り出しオフキャリア状態とすること
ができる。また上述と逆の操作を行なうことによって、
キャリア1に記録ヘッド2およびインクタンク3を接
続、保持することができる。
【0052】インクタンク交換 図12はキャリア1上で図9に示す記録ヘッドおよびイ
ンクタンクを分離する場合を示す斜視図である。
【0053】この場合、タンクレバー24を図中a方向
に回転させ、所定位置まで引き起こすことによって、タ
ンクレバー24に設けられたカムが、インクタンクホル
ダ118を図中b方向に移動させるが、ヘッドホルダ1
17は移動せず、ヘッド押圧バネ25は記録ヘッド2を
押圧した状態にある。この際にインクタンクホルダ11
8の前端作用部118aがインクタンク3の記録ヘッド
側端部3aに係合し移動するため、インクタンク3は記
録ヘッド2との係合状態を解除され図中b方向に移動す
る。この状態でインクタンク3は、図中c方向に移動さ
せることができ、インクタンクを持ち上げることによっ
てキャリアから取り出しオフキャリア状態とすることが
できる。また、逆にインクタンク3をインクタンクホル
ダ118に装着し、タンクレバー24を図中a方向と逆
方向に回転させることによって、タンクレバー24に設
けられたカムが、インクタンクホルダ118を図中b方
向と逆方向に移動させる。この際にインクタンクホルダ
118の後端作用部118bがインクタンク3の記録ヘ
ッド反対側端部3bに係合し移動するため、インクタン
ク3は図中b方向と逆方向に移動し、記録ヘッド2と係
合状態となる。以上の操作でインクタンク3を接続、保
持することができる。
【0054】次に本実施例の記録時におけるキャリアモ
ータ9の速度制御について説明する。
【0055】図13は、最大印字領域全部に記録を行な
う場合のキャリアモータ9の速度の変化を示した図であ
る。ここで、最大印字領域は、記録可能な最大の記録紙
の幅、例えばA4サイズの幅に選ばれている。そして、
記録時ホームポジション(HP)からこの最大印字領域
までの間(L1min)は従来に比して急な加速カーブにな
っている。
【0056】ここでこの急な加速カーブは初期の最も急
な加速部分と比較的緩やかな加速部分とで成り立ってい
る。これによって最大印字領域での速度変動を減少させ
ることができる。
【0057】また、最大印字領域からキャリア走行範囲
の右端(Xmax)までの間(L2min)も急な減速カーブに
なっている。
【0058】以上のような急な加速カーブおよび急な減
速カーブを選ぶことによって印字領域での速度変化をお
さえつつ、加速区間および減速区間の距離を著しく減少
させることができる。
【0059】なお、本実施例においては、以上のように
急な加速カーブが2つの部分から成り立っているが、こ
の加速カーブは1つの部分(直線部分が含まれることも
ある一連の曲線)から成るようにしてもよく、また直線
的な加速でもよいし、さらに加速しない部分が含まれて
いてもよい。その理由は、通常の記録においては記録紙
の左右にマージンがとられるために、最大印字領域の端
部の速度が多少変動しても通常の記録においては支障が
ないからである。
【0060】図14は、例えばB5サイズの幅の印字領
域に記録を行なう場合のキャリアモータ9の速度の変化
を示した図である。この場合には、従来装置と同様の加
速区間L1 と減速区間L2 とを印字領域の前後に設ける
ことができるので、加速カーブおよび減速カーブは従来
と同じもの(通常のもの)を用いることができる。
【0061】次に本実施例の記録時におけるキャリアモ
ータ9の加速カーブの決定方法を説明する。
【0062】CPU37は図15に示した手順で加速カ
ーブを決定する。
【0063】先ず、ステップS151で現在キャリアが
停止している位置(パルス数)と次の記録の開始位置
(パルス数)との間の距離である加速距離l1 (パルス
数)を計算する。
【0064】次に、このl1 と通常の加速距離L1 とを
比較して(ステップS152)、l1 がL1 以上であれ
ば加速カーブを通常の加速カーブに設定して(ステップ
S153)処理を終了する。
【0065】ステップS152で、l1 がL1 未満であ
ればステップS154に進んで加速カーブを急な加速カ
ーブに設定して処理を終了する。
【0066】またCPU37はキャリアの走行中に、図
16に示した手順で減速カーブを決定する。
【0067】まず、ステップS161で、記録終了位置
(パルス数)と停止位置xmax との距離である減速距離
2 を計算する。
【0068】次に、このl2 と通常の減速距離L2 とを
比較して(ステップS162)、l2 がL2 以上であれ
ば減速カーブを通常の減速カーブに設定して(ステップ
S163)処理を終了する。
【0069】ステップS162で、l2 がL2 未満であ
ればステップS164に進んで減速カーブを急な減速カ
ーブに設定して処理を終了する。
【0070】以上のようにして加速カーブおよび減速カ
ーブを選んで記録を行なう例を図17を用いて説明す
る。
【0071】先ず、第1行目「A1 ,B1 ,C1 ,…,
1 」の記録においては最大印字領域全部に記録するの
で、l1 <L1 ,l2 <L2 となり急な加速カーブと急
な減速カーブが選ばれる。
【0072】第2行目「A2 ,B2 ,C2 ,…,Z2
の記録においては、l1 >L1 ,l2 <L2 となるので
通常の加速カーブと急な減速カーブとが選ばれ、第3行
目「A3 ,B3 ,C3 ,…,Z3 」の記録においては、
1 >L1 ,l2 >L2 となるので通常の加速カーブと
通常の減速カーブとが選ばれる。
【0073】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0074】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0075】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0076】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0077】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0078】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0079】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0080】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0081】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キ
ャリアの現在位置と次の記録開始位置との距離に従って
加速カーブを決定し、記録終了位置とキャリアの停止位
置との距離に従って減速カーブを決定しているため、実
際の記録範囲に応じたキャリアの加減速制御ができるの
でキャリアの加速区間および減速区間を従来装置に比し
て減少させることができ、インクジェット記録装置の幅
を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるインクジェット記録装置の一実
施例を示す斜視図である。
【図2】上記実施例のキャリア部を示す斜視図である。
【図3】上記実施例のキャリア部の部分的拡大図を示す
断面図である。
【図4】上記実施例のキャリア部とヘッドカートリッジ
部の結合方法を示す斜視図である。
【図5】上記実施例のキャリア部とヘッドカートリッジ
部の位置決め方法を示す模式図である。
【図6】上記実施例のインクジェット記録装置を組込ん
だ情報処理装置を示す斜視図である。
【図7】上記情報処理装置の制御回路構成を表すブロッ
ク図である。
【図8】上記実施例の記録ヘッドのインク吐出のタイミ
ングを示すタイミングチャートである。
【図9】上記実施例のヘッドカートリッジにおける記録
ヘッドとインクタンクの結合を説明するための斜視図で
ある。
【図10】上記実施例のヘッドカートリッジにおける記
録ヘッドとインクタンクの結合を説明するための上面図
である。
【図11】上記記録ヘッドおよびインクタンクの着脱を
説明するための斜視図である。
【図12】上記記録ヘッドおよびインクタンクの着脱を
説明するための斜視図である。
【図13】上記実施例のキャリアモータの速度変化を示
した図である。
【図14】上記実施例のキャリアモータの速度変化を示
した図である。
【図15】加速カーブを決定する手順を示すフローチャ
ートである。
【図16】減速カーブを決定する手順を示すフローチャ
ートである。
【図17】上記実施例の記録時におけるキャリアモータ
の速度変化の説明図である。
【符号の説明】
1 キャリア 2 記録ヘッド 3 インクタンク 4 ヘッドカートリッジ 5 シャーシ 6 リードスクリュー 7 ガイドレール 8 リードスクリューギヤ 9 キャリアモータ 10 ピニオンギヤ 11 フレキシブルケーブル 11a,30a,31a,11b,30b,31b 位
置決め穴 12 ケーブルホルダ 13 ピンチローラフレーム 14 被記録材 15 搬送ローラ 16 ピンチローラ 17 紙送りモータ 18 拍車 19 排出ローラ 20 減速歯車列 21 ペーパーセンサ 22 ホームポジションセンサ 23 ヘッドレバー 24 インクタンクレバー 25 ヘッドホルダバネ 26 タンクケース 27 連結部 28 位置決めピン 29 ストッパ 30 フレキシブルケーブルパッド 30c インクバリア 31 ヘッドコンタクト部 31c ストッパ当接部 33 プリンタ部 35 表示部 36,42 コントローラ 37,501 CPU 38,502 RAM 39,503 ROM 40 タイマ 41 インターフェイス部 43 ヘッド検出部 44 ラインバッファ 45 ヘッドドライバ 46a,46b,46c モータドライバ 47 センサ検出部 48 自動給紙モータ 49a 給紙イニシャルセンサ 49b 給紙切り替えセンサ 50 情報処理装置(ホスト部) 51 キーボード部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドを装着したキャリアをキャリ
    アモータによって移動させながら前記記録ヘッドからイ
    ンクを吐出させて記録を行なうインクジェット記録装置
    において、 前記キャリアの現在位置と次の記録開始位置との距離に
    従って前記キャリアモータの加速カーブを決定する加速
    カーブ決定手段と、 記録終了位置に従って前記キャリアモータの減速カーブ
    を決定する減速カーブ決定手段とを具えたことを特徴と
    するインクジェット記録装置。
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AT94100440T ATE172407T1 (de) 1993-01-19 1994-01-13 Aufzeichnungsgerät
DE69414012T DE69414012T2 (de) 1993-01-19 1994-01-13 Aufzeichnungsgerät
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