JP3235735B2 - インクジェット記録ヘッドおよびこれを搭載した記録装置 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドおよびこれを搭載した記録装置

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JP3235735B2
JP3235735B2 JP5490492A JP5490492A JP3235735B2 JP 3235735 B2 JP3235735 B2 JP 3235735B2 JP 5490492 A JP5490492 A JP 5490492A JP 5490492 A JP5490492 A JP 5490492A JP 3235735 B2 JP3235735 B2 JP 3235735B2
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はインクジェット記録ヘ
ッドおよびそれを用いた記録装置、特にインクジェット
記録装置から取り外しのできる小型のインクジェット記
録ヘッドおよびこれを搭載した記録装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の記録方式が開発されてお
り、中でも記録信号に応じてノズルからインクを吐出し
て記録を行うインクジェット記録方式は装置の小型化お
よび低騒音化が容易であるために特に近年広く使用され
ている。
【0003】一般に、このインクジェット記録装置に用
いられる記録ヘッドは、保守の容易性から、記録装置よ
り取り外しができるようになっており、インクの供給お
よび電気信号の供給はそれぞれチューブジョイント、コ
ネクタ接触端子により行われる。
【0004】図13ないし図15は従来例のインクジェ
ット記録ヘッドを示す図であり、図13は従来例のイン
クジェット記録ヘッドを示す側断面図、図14は図13
のインクジェット記録ヘッドの斜視図である。図15は
従来例のインクジェット記録ヘッドの記録装置本体への
装着・位置決め方法を示す斜視図である。
【0005】前記図13ないし図15は、従来のインク
ジェット記録ヘッドの一例として、インクジェット記録
ヘッドのうちでも特に熱エネルギを利用してインクを発
泡させてインク滴を吐出させる形態の記録ヘッドを示
す。図13ないし図15において、支持体(支持板)1
の上面にはインクに熱エネルギを作用させるヒータを表
面に成膜したSi等を基材としたヒータボード2とヒー
タボード2への記録装置本体から送られてくる電気信号
を伝達するガラスエポキシ等を基材とした配線基板3が
接着され、ヒータボード2と配線基板3はワイヤボンデ
ィング7により接続される。
【0006】配線基板3(図15)の上面には記録装置
本体のフレキシブル配線基板11のコンタクトパッド1
2と接触して電気的に接続されるコンタクトパッド4が
配設されている。
【0007】インクはインク供給部材6(図13)を介
して記録装置本体から、共通液室およびノズルを構成す
る天板5へ供給され、吐出口8より吐出される。
【0008】図15はインクジェット記録ヘッドを記録
装置本体のキャリッジに取り付ける際の従来の位置決め
方法を示している。記録装置本体のキャリッジ上の位置
決め部材24(図15(c))の突き当て部25a,
b,cのそれぞれにインクジェット記録ヘッドの支持体
1の位置決め部26a,b,cのそれぞれを突き当て、
位置決めし、固定していた。
【0009】さらに記録装置本体のフレキシブル配線基
板11を不図示のキャリッジ上の押圧機構により記録ヘ
ッドの配線基板3に押し当て、コンタクトパッド4,1
2のそれぞれにより電気的に接続されていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インク
ジェット記録ヘッドのコンタクトパッド4(図13)と
記録装置本体のフレキシブル配線基板11(図15)の
コンタクトパッド12との位置ずれ量はインクジェット
記録ヘッドの支持体1の位置決め部26からの配線基板
3の貼り合わせ位置精度と、記録装置本体のキャリッジ
上の位置決め部材24の突き当て部25からの本体のフ
レキシブル配線基板11のコンタクトパッド12の位置
精度の和となる。この位置ずれ量によりコンタクトパッ
ドの大きさ、ピッチが決定されるためコンタクトパッド
部を小さくするためには各配線基板の位置精度を高める
必要があるが、現状では接着,固定位置精度,配線基板
の部品精度等に限界があり、コンタクトパッド部の縮
小,記録ヘッドの小型化にも限界があるという課題があ
った。
【0011】この発明は前記の課題を解決するためにな
されたものであり、記録装置本体のフレキシブル配線基
板と記録ヘッドのフレキシブル配線基板を精度良く位置
決めし、コンタクトパッド同士の位置ずれによる接触不
良を防止し、また、コンタクトパッド部を小さくし、記
録ヘッドを小型化することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、この発明の請
求項1においては、記録装置本体に備えられ、配置決め
用ピンによって位置決め固定された第1の配線基板を備
えたキャリッジに対して装着される吐出口からインクを
吐出して被記録媒体に記録するインクジェット記録ヘッ
ドにおいて、第1の位置決め開口を有する支持体と、前
記支持体の一面上に配置され、記録信号に応じて前記吐
出口からインクを吐出させて前記記録媒体に記録するエ
ネルギを前記インクに作用させるエネルギ発生手段を
えたヒーターボードと、第2の位置決め開口を有し、記
録信号を前記ヒーターボードに伝達する第2の配線基板
と、を備えており、前記支持体の第1の位置決め開口と
前記第2の配線基板の第2の位置決め開口とによって前
記支持体に対する前記第2の配線基板の位置決めが行わ
れ、前記第2の位置決め開口を介して前記第1の位置決
め開口に前記キャリッジの配置決め用ピンが挿入される
ことで前記キャリッジに対する前記支持体の位置決めが
達成されるインクジェット記録ヘッドにより、前記課題
を達成し、前記目的を達成しようとするものである。
【0013】また、この発明の請求項2においては、
記支持体の第1の位置決め開口と前記第2の配線基板の
第2の位置決め開口とに治具ピンを挿入して、予め前記
支持体に対する前記第2の配線基板の位置決めがなされ
ている請求項1に記載のインクジェット記録ヘッドによ
り、前記課題を達成し、前記目的を達成しようとするも
のである。
【0014】また、この発明の請求項3においては、
記キャリッジの配置決め用ピンに対して、前記支持体の
第1の位置決め開口と前記第2の配線基板の第2の位置
決め開口とが挿入されることで、前記支持体に対する前
記第2の配線基板の位置決めと、前記キャリッジに対す
る前記支持体の位置決めが同時に達成される請求項1に
記載のインクジェット記録ヘッドにより、前記課題を達
成し、前記目的を達成しようとするものである。
【0015】また、この発明の請求項4においては、
記第2配線基板の第2位置決め開口は前記支持体の第1
位置決め開口より大きな径で構成されており、前記支持
体に対する前記第2の配線基板の位置決めは段付きピン
が利用されて行われる請求項1乃至請求項3のいずれか
に記載のインクジェット記録ヘッドにより、前記課題を
達成し、前記目的を達成しようとするものである。
【0016】また、この発明の請求項5においては、
記第2配線基板は前記ヒーターボードが備えられた前記
支持体の一面上から裏面に至るように180度折り曲げ
られて配されている請求項1乃至請求項3のいずれかに
記載のインクジェット記録ヘッドにより、前記課題を達
成し、前記目的を達成しようとするものである。また、
この発明の請求項6においては、インクを吐出する複数
の吐出部と、対応する吐出部毎に設けられ、インクに熱
による状態変化を生起させ該状態変化に基づいてインク
を前記吐出部から吐出させて飛翔的液滴を形成する熱エ
ネルギ発生手段とを有した請求項1ないし請求項5のい
ずれかに記載のインクジェット記録ヘッドにより、前記
課題を達成し、前記目的を達成しようとするものであ
る。 また、この発明の請求項7においては、請求項1な
いし請求項6のいずれかに記載のインクジェット記録ヘ
ッドを搭載するキャリッジを走査する走査機構を備えた
記録装置により、前記課題を達成し、前記目的を達成し
ようとするものである。
【0017】
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。先ず、この発明の第1実施例について図1ない
し図4を用いて説明する。図1はこの発明の第1実施例
であるインクジェット記録ヘッドの側断面図、図2は第
1実施例のインクジェット記録ヘッドの組み立て状態を
示す図、図3は図1のインクジェット記録ヘッドの底面
斜視図、図4は図3の第2の基板を支持板に重合した状
態を示す斜視図、図5は図4のインクジェットを記録装
置本体にセットする状態を示す図である。
【0019】図1ないし図5において、アルミ板等より
なる支持体である支持板1の上面にはインクに熱エネル
ギを作用させるヒータを表面に成膜したSi基板等を基
材としたヒータボード2と、ヒータボード2への記録装
置本体から送られてくる電気信号を伝達するポリイミド
を基材とし、裏面にガラスエポキシ等からなる補強板3
01が接合されたフレキシブル配線基板3のワイヤボン
ディング下部が接着されている。支持板1には位置決め
用の穴8が穿設されており、フレキシブル配線基板3の
支持板よりはみ出した部分には記録装置本体と接続する
コンタクトパッド部4とその補強板302,位置決め用
の穴9が設けられている。
【0020】次に、第1実施例のインクジェット記録ヘ
ッドの組み立てについて説明する。図1ないし図5にお
いて、フレキシブル配線基板3の支持板1よりはみ出し
た部分を180度折り曲げて、支持板1の位置決め用の
穴8とフレキシブル配線基板3の位置決め用の穴9を不
図示の接着位置決め治具の丸ピンで位置決めしながら接
着する。ヒータボード2とフレキシブル配線基板3はワ
イヤボンディング7により接続され、フレキシブル配線
基板3のコンタクトパッド4により記録装置本体のフレ
キシブル配線基板11のコンタクトパッド12と接触し
て電気信号が供給される。
【0021】記録装置本体のキャリッジ10(図5)に
配置決め用のピン13a,13bによりフレキシブル配
線基板11が位置決め,固定されている。さらにはこの
位置決め用のピン13a,13bと記録ヘッドの位置決
め穴8a,8b,9a,9bにより記録ヘッドの位置決
めがなされる。
【0022】次に、第1実施例の動作を説明する。図1
において、インクはインク供給部材6を介して記録装置
本体から、共通液室およびノズルを形成する天板5へ供
給され、ヒータボード2上のヒータにより加熱されて、
吐出口より吐出される。
【0023】以上のように、キャリッジ10(図2)上
のピン13により記録ヘッドおよび、フレキシブル配線
基板の位置決めが同時になされるので、記録装置本体の
フレキシブル配線基板11と記録ヘッドのフレキシブル
配線基板3が精度良く位置決めされるため、コンタクト
パッドの位置ずれによる接触不良を無くすことができ、
またコンタクトパッド部を小さくすることができるため
記録ヘッドを小型化することができる。
【0024】なお、前述した第1実施例では記録ヘッド
の支持板1にフレキシブル配線基板3を接着,固定した
が、これを接着せずに支持板の裏に止め、若干動くよう
にしておき、キャリッジ上のピン13によりフレキシブ
ル配線基板3が位置決めされるようにするとさらにコン
タクトパッド同士の位置精度は高まる。
【0025】なお、前述した第1実施例では支持板1の
位置決め穴8とフレキシブル配線基板3の位置決め穴9
の径は同一としたが、図6に示すようにフレキシブル配
線基板3の位置決め穴9の径を支持板1の位置決め穴8
の径よりも若干大きめにし、接着位置決め治具のピン1
3を段付きのピン13にすることにより接着位置決めを
すれば、同等の位置精度が得られる上、僅かな接着位置
ずれがあった場合でもキャリッジの位置決めピン13が
記録ヘッドの位置決め穴に入らなくなるという不具合が
なくなり、さらに好適である。
【0026】なお、前述した3例ではフレキシブル配線
基板3を支持板1の裏面に180度折り曲げてコンタク
トパッド部を支持板1の裏面に配した場合について説明
したが、図7ないし図8に示すようにガラスエポキシ等
からなるリジッドの配線基板15を支持板1の表面に接
着し、コンタクトパッド4を支持板1の表面に配した場
合についても同様に支持板1の位置決め穴8と配線基板
15の位置決め穴9を合わせて固定し、支持板1の表面
側から記録装置本体キャリッジのフレキシブル配線基板
11をキャリッジの位置決めピン13で支持板1の位置
決め穴8に位置決めし、圧接することによっても本発明
は好適に適用できる。
【0027】前述の実施例はインクジェット記録ヘッド
のうちでも特に熱エネルギを利用してインクを発泡させ
てインク滴を吐出させる形態の記録ヘッドについて示し
たが、その他の方式、例えば電歪素子等を用いてインク
滴を吐出させる形態の記録ヘッドにも本発明は好適に適
用できる。
【0028】次に、この実施例が適用されるインクジェ
ット記録装置について図9を用いて説明する。図9はこ
の実施例のインクジェット記録ヘッドを用いた記録装置
の概略斜視図である。図9において、駆動モータ213
が正逆回転に連動して駆動力伝達ギア211,209を
介して回転するリードスクリュー205のら線溝204
に対して係合するキャリッジHCはピン(不図示)を有
し、矢印a,b方向に往復移動される。202は紙押え
板であり、キャリッジ移動方向にわたって紙をプラテン
200に対して押圧する。207,208はフォトカプ
ラでキャリッジのレバー206のこの域での存在を確認
してモータ213の回転方向切換等を行うためのホーム
ポジション検知手段である。216は記録ヘッドの前面
をキャップするキャップ部材222を支持する部材で、
215はこのキャップ内を吸引する吸引手段でキャップ
内開口223を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。2
17はクリーニングブレードで、219はこのブレード
を前後方向に移動可能にする部材であり、本体支持板2
18にこれらは支持されている。ブレードは、この形態
でなく周知のクリーニングブレードが本例に適用できる
ことはいうまでもない。また、221は、吸引回復の吸
引を開始するためのレバーで、キャリッジと係合するカ
ム220の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動
力がクラッチ切換等の公知の伝達手段で移動制御され
る。
【0029】これらのキャッピング,クリーニング,吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側領域にきた
ときにリードスクリュー205の作用によってそれらの
対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例には何れも適用できる。上述における各構成は
単独でも複合的に見ても優れた発明であり、本発明にと
って好ましい構成例を示している。
【0030】次に、本実施例に関する記録装置を組み込
んだ情報処理装置に関して、その構成と電気回路につい
て図10ないし図12を用いて説明する。図10はこの
実施例に関する記録装置を組み込んだ情報処理装置60
4の外観を表わす模式的斜視図である。図10におい
て、601は上述のプリンタ部、602は文字や数字お
よびその他のキャラクタを入力するためのキーや、各種
指令を与えるためのキーなどを備えたキーボード部、6
03は表示器を備える表示部である。図11はこの実施
例に関する情報処理装置の電気回路構成を表わすブロッ
ク図である。
【0031】図11において、501は主制御をなすコ
ントローラであり、502は手順を実行する例えばマイ
クロコンピュータ形態のCPU、503はテキストデー
タや画像データを展開したりする領域や作業用の領域な
どを設けたRAM、504は前記手順に対応したプログ
ラムやその他のフォントデータなどの固定データを格納
したROM、505はCPU502の実行サイクルを作
り出したりプリンタ部601による記録動作の際必要な
タイミングを作り出したりするタイマ、506はCPU
502からの信号と周辺装置を結ぶインターフェイス部
である。
【0032】また、507はプリンタ部601のコント
ローラであり、508はヘッドカートリッジ101に記
録信号や電力などを送出するヘッドドライバ、509
a,bはそれぞれキャリアモータ402a,搬送モータ
402bを駆動するのに必要な信号や電力などを送出す
るモータドライバ、510はキャリア102の位置を検
出し例えばホームポジションにキャリア102があるか
どうか判断するためのキャリアセンサ、511は記録媒
体6が未挿入であったりページ終端まで記録が終了して
しまったときに記録媒体6以外のところに記録を行わせ
ないために記録媒体6の有無を検出するペーパーセンサ
である。
【0033】さらに、605は例えばFDD,HDD,
RAMカードなどの外部記憶装置、512は例えば他の
情報処理装置と通信を行ったり、内部のバスに直接接続
して周辺機器を制御したりするための外部インターフェ
イスである。
【0034】なお、図11のブロック図には含まれてい
ないが、他に上記の電気回路に電力を供給するための電
源部があり、これには例えば充電式のバッテリーや、使
い捨ての乾電池、あるいは情報処理装置本体を固定して
使用する場合のAC電源用変換器などがある。
【0035】次に、上述の電気回路構成により記録装置
部で記録媒体6に記録を行う訳であるが、以下に記録動
作制御シーケンスの概略を図12のフローチャートを用
いて説明する。図12において、プリンタ本体の表示操
作部による記録指令キーによる記録開始指示や、あるい
は外部インターフェイスによる外部からの記録開始指示
により以下の一連の手順がスタートする。
【0036】初めにステップS1で表示操作部がオンラ
イン状態になっているかどうかを判断する。これは主に
通信などによって外部から記録動作開始指示が送られて
きたときに、プリンタ側の準備ができていないまま記録
動作を開始しないための処置であり、この表示操作部が
オンライン状態と判断されると次にステップS2に進
む。
【0037】ステップS2では記録媒体6がプリンタ部
にセットされているかどうかをペーパーセンサ511な
どの信号により判断する。これは、特にインクジェット
プリンタ等の記録装置においては記録媒体なしで印字開
始した場合にプリンタ部内にインクが飛散し装置自身を
汚染してしまったり、あるいは記録媒体であるインクな
どを無駄に消費してしまったりすることを防ぐためであ
る。
【0038】さらに、このステップS2において記録媒
体の有無だけでなくピンチローラ202と搬送ローラ2
01のリリースがされているか否かの判断をしても良
い。これは記録媒体210がセットされていてもピンチ
ローラ202がリリースされている場合には正常な記録
媒体の搬送が行われないのでこれを防止するためであ
る。ピンチローラ202のリリースの判断には例えばリ
リースレバーにメカニカルなスイッチを設けるなどの手
段によることができる。ここで記録媒体が正常にセット
されていないと判断されると次にステップS3に進む。
【0039】ステップS3では操作者の注意を喚起し記
録媒体をセットさせるようにするためにメッセージを発
する。メッセージの発生方法は例えば表示操作部にライ
トをつけてメッセージを表示したり、あるいはブザーを
鳴らすような方法で表示するようにしても良い。
【0040】また、ステップS3で記録媒体6がセット
されていると判断されたならば次にステップS4に進
む。ステップS4では記録動作を開始する。CPU50
2からの指示によりヘッドドライバ508がヘッドカー
トリッジ101を駆動し、またこれに同期してモータド
ライバ509a,bがそれぞれキャリアモータ402
a,搬送モータ402bを駆動して、キャリア102の
主走査方向移動,記録媒体の副走査方向移動および記録
ヘッド1のクリーニングなどを行いながら記録を行う。
【0041】最後にステップS5では例えばCPU50
2からの信号により記録動作終了が指示されたり、ある
いは1ページ内の所定の副走査方向の記録ライン数に達
しこれ以上記録媒体上に記録ができないと判断された場
合や、ペーパーセンサ511により記録媒体6の記録化
の領域が終了したことが検知された場合などに、記録動
作終了と判定し記録動作手順を終了と判断する。
【0042】ステップS6の記録動作終了の手順として
まずキャリア102をホームポジションに復帰させる。
これは記録動作終了後に電源を切る場合に備え、記録ヘ
ッド1のインク吐出面を保護するためにキャップをして
おくためである。次に例えば搬送モータ402bを所定
量駆動するか、あるいはペーパーセンサ510により記
録媒体6が排出されたことが確認されるようになるまで
搬送モータ402bを駆動することにより記録媒体を排
出する。そして、記録終了をCPU502が表示操作部
に表示したり、外部インターフェイスを通して周辺装置
に通知したりして記録動作完了となる。
【0043】以上、本実施例のように記録ヘッドとイン
クタンクが分離可能であり、その分離あるいは一体化作
業をキャリアに乗せたままの状態か、あるいはキャリア
から取り外した状態で行えるようにインクジェット記録
装置を構成することにより、以下のような効果が得られ
る。すなわち、キャリア上にインクタンクを搭載するの
でインク供給のためのチューブなどが不要になり装置を
小型化できる。
【0044】また、インクがなくなった場合には、ヘッ
ドと一体になったカートリッジではなく、インクタンク
のみを交換すれば良いので、ランニングコストを低減で
きる。
【0045】また、記録ヘッドあるいはインクタンクの
どちらか一方に交換が必要となった場合、交換が必要な
ほうだけ交換すればよいので、経済性が向上する。ま
た、キャリア上でレバー等によって記録ヘッドとインク
タンクを分離する際には、引き抜き速度をコントロール
することができ、インク被供給孔10やインク供給孔1
1からのインクの飛散を防止することができる。
【0046】また、キャリア上で記録ヘッドとインクタ
ンクを分離する際には、記録ヘッドを直接手で持つ必要
がないので記録ヘッド1のインク吐出ノズル付近を手で
触ることなく、印字に悪影響を及ぼす無用な汚染を防ぐ
ことができる。
【0047】また、キャリア上で記録ヘッドとインクタ
ンクを分離する際には、インクタンク2の力のかかる部
分が特定されるため、その部分だけ力に耐える構造にす
れば良いので、他の部分は薄肉にでき軽量化,内容積の
増加をすることができる。また、インク色の交換が必要
な場合には、記録ヘッドとインクタンクを一体としたま
まで交換できるので、インク色が混色することがなく、
容易な交換ができるなどの効果がある。
【0048】また、この発明は、特にインクジェット記
録装置の中でも、インクの吐出を行わせるために利用さ
れるエネルギとして熱エネルギを発生する手段を備え、
前記熱エネルギによりインクの状態変化を生起させる方
式の記録ヘッド、記録装置において、優れた効果をもた
らすものである。かかる方式によれば記録の高密度化,
高精度化が達成できるからである。
【0049】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや流路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的に
この駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を
形成できるので有効である。この気泡の成長,収縮によ
り吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少
なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形
状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるの
で、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成で
き、より好ましい。このパルス形状の駆動信号として
は、米国特許第4463359号明細書,同第4345
262号明細書に記載されているようなものが適してい
る。なお、前述熱作用面の温度上昇率に関する発明の米
国特許第4313244号明細書に記載されている条件
を採用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0050】記録ヘッドの構成としては、前述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
ほかに熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を
開示する米国特許第4558333号明細書,米国特許
第4459600号明細書を用いた構成も本発明に有効
である。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通す
るスリットを電気熱変換対の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧力
波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する
特開昭59−138461号公報に基づいた構成として
も本発明は有効である。
【0051】さらに、実施例ではシリアルタイプのイン
クジェット記録装置を示したが、記録可能な最大幅に対
応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対
しても本発明は有効に適用できる。フルラインタイプの
記録ヘッドとしては、前述した明細書に開示されている
ような複数記録ヘッドの組み合わせによって、その長さ
を満たす構成や一体的に形成された一個の記録ヘッドと
しての構成のいずれでもよいが、本発明は、前述した効
果を一層有効に発揮することができる。
【0052】また、本発明のインクジェット記録装置の
構成として設けられる、記録ヘッドに対しての回復手
段、予備的な補助手段を付加することは本発明の効果を
一層安定できるので好ましいものである。これらを具体
的に挙げれば、記録ヘッドに対しての、キャッピング手
段,クリーニング手段,加圧あるいは吸引手段,電気熱
変換体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの
組み合わせによる予備加熱手段,記録とは別の吐出を行
う予備吐出モードを行うことも安定した記録を行うため
に有効である。
【0053】また、搭載される記録ヘッド,インクの種
類ないし個数についても、例えば単色のインクおよび1
個の記録ヘッドが設けられたもののほか、記録色や濃度
を異にする複数のインクに対応して複数のヘッドが設け
られるものであってもよく、任意の組み合わせにおいて
も有効である。記録装置の記録モードとしては黒色等の
記録モードだけでなく、異なる色の複色カラー、または
混色によるフルカラーの各記録モードにおいても本発明
は有効である。
【0054】以上、説明した本発明の実施例において
は、インクを液体として説明しているが、室温やそれ以
下で凝固するインクであって、室温で軟化もしくは融解
するものや、あるいは、前述のインクジェットではイン
ク自体を30℃以上70℃以下の範囲で温度調整を行っ
てインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御す
るものが一般的であるから、使用記録信号付与時にイン
クが液状をなすものであればよい。加えて、熱エネルギ
による昇温を防止するため、積極的にインクの固体状態
から液体状態への相変化のエネルギとして使用せしめる
か、または、インクの蒸発防止を目的として放置状態で
固化するインクを用いるかして、いずれにしても熱エネ
ルギの記録信号に応じた付与によってインクが液化して
インク液状として吐出するものや記録媒体に到達する時
点ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギ
によって初めて液化する性質のインク使用も本発明には
適用可能である。本発明においては、前述した各インク
に対して最も有効なものは、前述した膜沸騰方式を実行
するものである。
【0055】また、本発明は電気を力に変換させてイン
クを吐出させるピエゾジェット方式等、記録媒体と非接
触に記録ヘッドを配設させ、インクを噴射させて記録す
る記録方式等のインクジェット方式において有効であ
る。
【0056】更に加えて、本発明の記録装置の形態とし
ては、前述のようなワードプロセッサやコンピュータ等
の情報処理機器の出力端末として一体あるいは別体に設
けられるもののほかスキャナー等と組み合わせた複写装
置、さらには送信受信機能を有するファクシミリ装置の
形態をとるものであってもよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
、キャリッジ上の配置決め用ピンにより記録ヘッドお
よび第2の配線基板の位置決めが同時になされるため、
記録装置本体のフレキシブル配線基板と記録ヘッドの第
2の配線基板が精度良く位置決めされ、コンタクトパッ
ド同士の位置ずれによる接触不良を防止することがで
き、またコンタクトパッド部を小さくすることができる
ため、記録ヘッドを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例であるインクジェット
記録ヘッドの側断面図
【図2】 第1実施例のインクジェット記録ヘッドの組
み立て状態を示す図
【図3】 図1のインクジェット記録ヘッドの底面斜視
【図4】 図3の第2の基板を支持板に重合した状態を
示す斜視図
【図5】 図4のインクジェット記録ヘッドを記録装置
本体にセットする状態を示す図
【図6】 第1実施例の支持板とフレキシブル配線基板
の穴径を異ならせた状態を示す図
【図7】 リジッドの配線基板を用いたインクジェット
記録ヘッドの側断面図
【図8】 図7のインクジェット記録ヘッドの斜視図
【図9】 この実施例のインクジェット記録ヘッドを用
いた記録装置の概略斜視図
【図10】 この実施例に関する記録装置を組み込んだ
情報処理装置の模式的斜視図
【図11】 この実施例に関する情報処理装置の電気回
路構成を示すブロック図
【図12】 この実施例による情報処理動作を制御する
フローチャート
【図13】 従来例のインクジェット記録ヘッドの側断
面図
【図14】 従来例のインクジェット記録ヘッドの斜視
【図15】 従来例のインクジェット記録ヘッドの記録
装置本体への装着位置決め方法を示す斜視図
【符号の説明】
1 支持板 2 ヒータボード 3 フレキシブル配線基板 301 補強板 302 補強板 4 コンタクトパッド 5 天板 6 インク供給部材 7 ワイヤボンディング 8 支持板の位置決め穴 9 フレキシブル配線基板の位置決め穴 10 キャリッジ 11 フレキシブル配線基板 12 コンタクトパッド 13 位置決めピン 15 ガラスエポキシ基材配線基板 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/05 B41J 29/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録装置本体に備えられ、配置決め用ピ
    ンによって位置決め固定された第1の配線基板を備えた
    キャリッジに対して装着される吐出口からインクを吐出
    して被記録媒体に記録するインクジェット記録ヘッドに
    おいて、 第1の位置決め開口を有する支持体と、 前記支持体の一面上に配置され、記録信号に応じて前記
    吐出口からインクを吐出させて前記記録媒体に記録する
    エネルギを前記インクに作用させるエネルギ発生手段を
    備えたヒーターボードと、 第2の位置決め開口を有し、記録信号を前記ヒーターボ
    ードに伝達する第2の配線基板と、 を備えており、 前記支持体の第1の位置決め開口と前記第2の配線基板
    の第2の位置決め開口とによって前記支持体に対する前
    記第2の配線基板の位置決めが行われ、前記第2の位置
    決め開口を介して前記第1の位置決め開口に前記キャリ
    ッジの配置決め用ピンが挿入されることで前記キャリッ
    ジに対する前記支持体の位置決めが達成される ことを特
    徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記支持体の第1の位置決め開口と前記
    第2の配線基板の第2の位置決め開口とに治具ピンを挿
    入して、予め前記支持体に対する前記第2の配線基板の
    位置決めがなされていることを特徴とする請求項1
    載のインクジェット記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記キャリッジの配置決め用ピンに対し
    て、前記支持体の第1の位置決め開口と前記第2の配線
    基板の第2の位置決め開口とが挿入されることで、前記
    支持体に対する前記第2の配線基板の位置決めと、前記
    キャリッジに対する前記支持体の位置決めが同時に達成
    されることを特徴とする請求項1に記載のインクジェッ
    ト記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記第2配線基板の第2位置決め開口は
    前記支持体の第1位置決め開口より大きな径で構成され
    ており、前記支持体に対する前記第2の配線基板の位置
    決めは段付きピンが利用されて行われることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のインクジェ
    ット記録ヘッド
  5. 【請求項5】 前記第2配線基板は前記ヒーターボード
    が備えられた前記支持体の一面上から裏面に至るように
    180度折り曲げられて配されていることを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のインクジェッ
    ト記録ヘッド
  6. 【請求項6】 インクを吐出する複数の吐出部と、対応
    する吐出部毎に設けられ、インクに熱による状態変化を
    生起させ該状態変化に基づいてインクを前記吐出部から
    吐出させて飛翔的液滴を形成する熱エネルギ発生手段と
    を有したことを特徴とする請求項1ないし請求項5のい
    ずれかに記載のインクジェット記録ヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載のインクジェット記録ヘッドを搭載するキャリッジを
    走査する走査機構を備えたことを特徴とする記録装置。
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