JPH0621091B2 - 4‐アルキルフエニル‐2‐アルコキシエチルエーテルおよびそれを含む芳香性組成物 - Google Patents
4‐アルキルフエニル‐2‐アルコキシエチルエーテルおよびそれを含む芳香性組成物Info
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- JPH0621091B2 JPH0621091B2 JP60166940A JP16694085A JPH0621091B2 JP H0621091 B2 JPH0621091 B2 JP H0621091B2 JP 60166940 A JP60166940 A JP 60166940A JP 16694085 A JP16694085 A JP 16694085A JP H0621091 B2 JPH0621091 B2 JP H0621091B2
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- ether
- aromatic
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C43/00—Ethers; Compounds having groups, groups or groups
- C07C43/02—Ethers
- C07C43/20—Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
- C07C43/205—Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring the aromatic ring being a non-condensed ring
- C07C43/2055—Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring the aromatic ring being a non-condensed ring containing more than one ether bond
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11B—PRODUCING, e.g. BY PRESSING RAW MATERIALS OR BY EXTRACTION FROM WASTE MATERIALS, REFINING OR PRESERVING FATS, FATTY SUBSTANCES, e.g. LANOLIN, FATTY OILS OR WAXES; ESSENTIAL OILS; PERFUMES
- C11B9/00—Essential oils; Perfumes
- C11B9/0061—Essential oils; Perfumes compounds containing a six-membered aromatic ring not condensed with another ring
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- Cosmetics (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は芳香性組成物、特に新規の4−アルキルフエニ
ル−2−アルコキシエチルエーテル化合物を含む芳香性
組成物に関する。
ル−2−アルコキシエチルエーテル化合物を含む芳香性
組成物に関する。
ばらの油やクローバの油の様な本質的油とじやこうの様
な動物分泌物の様な多くの天然芳香薬品が知られている
が、芳香特性をもつ合成芳香薬品も多数開発されてい
る。合成芳香薬品は普通安定化合物であり天然芳香薬品
と比べて比較的安価であるので、合成芳香薬品は香料分
野に新しい重要性を加えている。例えば一般式: をもつエチレングリコールモノアリールエーテルはやわ
らかなローズ芳香をもつ知られた芳香性化合物であり食
品、化粧品および医薬品用途に有用である。例えば米国
特許第1,881,200号、2,451,149号お
よび4,404,407号を参照されたい。更に天然芳香薬品は
通常化学分析を拒む様な物質の複合混合物であるので合
成品は天然芳香薬品よりも取扱い易い。したがつてこれ
らの理由から芳香化学の分野において特殊芳香性をもつ
新化合物に対する期待は大きい。
な動物分泌物の様な多くの天然芳香薬品が知られている
が、芳香特性をもつ合成芳香薬品も多数開発されてい
る。合成芳香薬品は普通安定化合物であり天然芳香薬品
と比べて比較的安価であるので、合成芳香薬品は香料分
野に新しい重要性を加えている。例えば一般式: をもつエチレングリコールモノアリールエーテルはやわ
らかなローズ芳香をもつ知られた芳香性化合物であり食
品、化粧品および医薬品用途に有用である。例えば米国
特許第1,881,200号、2,451,149号お
よび4,404,407号を参照されたい。更に天然芳香薬品は
通常化学分析を拒む様な物質の複合混合物であるので合
成品は天然芳香薬品よりも取扱い易い。したがつてこれ
らの理由から芳香化学の分野において特殊芳香性をもつ
新化合物に対する期待は大きい。
日本特許第53−18524号は式: (式中R2はCH2OCH3又はHを表わし、RとR1はH、アル
キル又はハロを表わす)で示される化合物が殺菌活性を
もつと発表している。ケミカルアブストラック(Chemic
al Abstracts)54:365(1960)は式: をもつ化合物を発表している。これらの文献はこれらの
化合物又はその誘導体が芳香性組成物に添加剤として便
利な芳香性をもつことを発表していない。
キル又はハロを表わす)で示される化合物が殺菌活性を
もつと発表している。ケミカルアブストラック(Chemic
al Abstracts)54:365(1960)は式: をもつ化合物を発表している。これらの文献はこれらの
化合物又はその誘導体が芳香性組成物に添加剤として便
利な芳香性をもつことを発表していない。
本発明は一般式: (式中Rは低級アルキルを表わしまたR1も低級アルキル
を表わす)をもつ新規の芳香性化合物である。
を表わす)をもつ新規の芳香性化合物である。
こうした化合物の製法は塩基の存在においてp−アルキ
ルフエノールをハロエチルアルキルエーテルと反応させ
る又は塩基の存在において4−アルキルフエノキシエタ
ノールをジアルキルサルフエート又はアルキルハライド
とその反応を促進するに十分な温度において反応させる
ことより成るのである。
ルフエノールをハロエチルアルキルエーテルと反応させ
る又は塩基の存在において4−アルキルフエノキシエタ
ノールをジアルキルサルフエート又はアルキルハライド
とその反応を促進するに十分な温度において反応させる
ことより成るのである。
この化合物は心地より天然緑植物臭を特徴とし芳香性組
成物ににおいのよい添加物として使われる。
成物ににおいのよい添加物として使われる。
本発明によつてある新規の2−アルコキシエトキシ−4
−アルキルベンゼンが天然いぼたのきによく似た非常に
心地よい天然緑植物臭をもつことが発見されている。特
にこの望ましい性質をもつ本発明の新規の化合物は一般
式: (式中Rは低級アルキル、例えばメチル又はエチルであ
りまたR1は炭素原子1又は2の低級アルキル、即ちメチ
ル又はエチルである)をもつ。RとR1はメチルが好まし
い。故に本発明の範囲内の最も好ましい化合物は4−メ
チルフエニル−2−メトキシエチルエーテルである。
−アルキルベンゼンが天然いぼたのきによく似た非常に
心地よい天然緑植物臭をもつことが発見されている。特
にこの望ましい性質をもつ本発明の新規の化合物は一般
式: (式中Rは低級アルキル、例えばメチル又はエチルであ
りまたR1は炭素原子1又は2の低級アルキル、即ちメチ
ル又はエチルである)をもつ。RとR1はメチルが好まし
い。故に本発明の範囲内の最も好ましい化合物は4−メ
チルフエニル−2−メトキシエチルエーテルである。
本発明の新規化合物は種々の方法で製造できる。例えば
1方法はp−アルキルフエノール、例えばp−クレゾー
ルを水酸化ナトリウムの様なアルカリ水酸化物の存在に
おいてハロエチルアルキルエーテル、例えばクロロエチ
ルメチルエーテルと反応させるのである。他の方法はp
−アルキルフエノール、例えばp−クレゾールを水酸化
ナトリウムとほう水素化ナトリウムの存在においてエチ
レンオキサイドと反応させるのである。4−アルキルフ
エノキシエタノールは次いで水酸化ナトリウムとテトラ
ブチルアンモニウムアイオダイドの存在においてジメチ
ルサルフエートの様なジアルキルサルフエートと又は6
0−100℃において水酸化ナトリウム又はカリウムの
存在でメチルクロライドと反応させられる。本発明の好
ましい化合物の芳香特性は合成方法に関係ない。
1方法はp−アルキルフエノール、例えばp−クレゾー
ルを水酸化ナトリウムの様なアルカリ水酸化物の存在に
おいてハロエチルアルキルエーテル、例えばクロロエチ
ルメチルエーテルと反応させるのである。他の方法はp
−アルキルフエノール、例えばp−クレゾールを水酸化
ナトリウムとほう水素化ナトリウムの存在においてエチ
レンオキサイドと反応させるのである。4−アルキルフ
エノキシエタノールは次いで水酸化ナトリウムとテトラ
ブチルアンモニウムアイオダイドの存在においてジメチ
ルサルフエートの様なジアルキルサルフエートと又は6
0−100℃において水酸化ナトリウム又はカリウムの
存在でメチルクロライドと反応させられる。本発明の好
ましい化合物の芳香特性は合成方法に関係ない。
その楽しい芳香の結果として本発明の新規化合物は香料
および香料製品の様な芳香性組成物の製造調合に芳香物
として便利である。故に芳香性組成物とは本明細書にお
いて香料の様な製品および石けん、洗剤、食器その他の
洗剤、空調剤、室スプレー、洗面用品、防虫剤、ろうそ
く、クリーム、コロン、シエイビングローシヨン、タル
カンパウダー、毛髪剤の様な化粧品、脱臭剤および発汗
抑制剤の様な芳香製品を意味する。本発明の新規の化合
物は多くのこの様な組成物に主芳香剤として使用でき又
は他の適当芳香剤と混合できる。本発明の化合物は現在
市販され緑臭をもつ物質よりも酸性洗剤および酸化性洗
剤(漂白剤)中でより安定性をもつている。
および香料製品の様な芳香性組成物の製造調合に芳香物
として便利である。故に芳香性組成物とは本明細書にお
いて香料の様な製品および石けん、洗剤、食器その他の
洗剤、空調剤、室スプレー、洗面用品、防虫剤、ろうそ
く、クリーム、コロン、シエイビングローシヨン、タル
カンパウダー、毛髪剤の様な化粧品、脱臭剤および発汗
抑制剤の様な芳香製品を意味する。本発明の新規の化合
物は多くのこの様な組成物に主芳香剤として使用でき又
は他の適当芳香剤と混合できる。本発明の化合物は現在
市販され緑臭をもつ物質よりも酸性洗剤および酸化性洗
剤(漂白剤)中でより安定性をもつている。
殆んどの用途において本発明の化合物は芳香性組成物の
約0.01乃至約10重量%の量で使用できる。
約0.01乃至約10重量%の量で使用できる。
したがつて次の実施例はこの分野の知識ある者が本発明
で如何に実施するかよく諒解する様例証するためのもの
で、本発明を限定するものではない。
で如何に実施するかよく諒解する様例証するためのもの
で、本発明を限定するものではない。
実施例1 4−メチルフエニル−2−メトキシエチルエーテルの製
造 撹拌器、コンデンサー、温度計および添加ろーと付き2
フラスコにp−クレゾール113.9g(1.055
モル、110.2ml)、NaOH84.4g(2.11
モル)およびジメチルズルフオキシド(DMSO)31
9mlを加えた。混合物を85℃に1時間加熱した後加熱
せず2時間にわたりクロロエチルメチルエーテル200
g(2.11モル、193ml)を加えた。添加後反応混
合物を85℃で3時間加熱した。試料をGC分析用にと
り100%望む生成物とわかつた。反応混合物に十分の
水を加えて塩をとかした。有機層と水層を分け有機層を
エーテルにとりまた水層をエーテルで抽出した。
造 撹拌器、コンデンサー、温度計および添加ろーと付き2
フラスコにp−クレゾール113.9g(1.055
モル、110.2ml)、NaOH84.4g(2.11
モル)およびジメチルズルフオキシド(DMSO)31
9mlを加えた。混合物を85℃に1時間加熱した後加熱
せず2時間にわたりクロロエチルメチルエーテル200
g(2.11モル、193ml)を加えた。添加後反応混
合物を85℃で3時間加熱した。試料をGC分析用にと
り100%望む生成物とわかつた。反応混合物に十分の
水を加えて塩をとかした。有機層と水層を分け有機層を
エーテルにとりまた水層をエーテルで抽出した。
抽出液を併せMgSO4上で乾かし過しエーテル溶媒を除
去して生成物184gをえた。
去して生成物184gをえた。
6″ヴイグリユー管により蒸溜して167g 沸点 0.6mmHgにおいて70℃ GC 100% IR 1240cm-1においてC−O−Cストレツチ NMR 生成物構造を確認 理論収量 1.055モル=175g 実際収量 167g=1.006モル 収率 95.4% 実施例2 本実施例は4−メチルフエニル−2−メトキシエチルエ
ーテルの製造の別法を例証するものである。
ーテルの製造の別法を例証するものである。
撹拌器、コンデンサー、添加ろーとおよびN2入口をもつ
500mlフラスコに4−メチルフエノキシエタノール5
0g(0.33モル)およびテトラブチルアンモニウム
アイオダイド(TBAI)2.43g(0.0066モ
ル、2モル%)を加えた。出発アルコールが固体である
のでジエチルエーテル(DEE)100mlを加えた。
500mlフラスコに4−メチルフエノキシエタノール5
0g(0.33モル)およびテトラブチルアンモニウム
アイオダイド(TBAI)2.43g(0.0066モ
ル、2モル%)を加えた。出発アルコールが固体である
のでジエチルエーテル(DEE)100mlを加えた。
50%水酸化ナトリウム液66g(1.65モル)を1
5分間にわたりフラスコに加えた。混合物を30分間撹
拌し非常に粘く白色となつた。ジメチルサルフエート1
08g(0.86モル、81ml)の1時間にわたり加え
添加終りに近づくにつれ反応混合物粘度が小さくなつ
た。混合物を2時間撹拌した。
5分間にわたりフラスコに加えた。混合物を30分間撹
拌し非常に粘く白色となつた。ジメチルサルフエート1
08g(0.86モル、81ml)の1時間にわたり加え
添加終りに近づくにつれ反応混合物粘度が小さくなつ
た。混合物を2時間撹拌した。
えた生成物を蒸留水150mlに注入した。層が分れ、有
機層を3回水洗した。更にジエチルエーテル(DEE)
を加え有機相をMgSO4上で乾かした。過し溶媒を
除去して生成物50gをえた。これをGC分析して9
8.3%生成物とわかつた。
機層を3回水洗した。更にジエチルエーテル(DEE)
を加え有機相をMgSO4上で乾かした。過し溶媒を
除去して生成物50gをえた。これをGC分析して9
8.3%生成物とわかつた。
IR 3500cm-1においてOHストレツチ非常に少な
い 実際収量 50g×0.983=49.2g=0.30
モル 理論収量 0.33モル=54.8g 収 率 90.9% 沸 点 0.25mmHg(100%)において65℃ 上記方法によつてえた4−メチルフエニル−2−メトキ
シエチルエーテル天然の緑木の葉臭をもつている。複合
臭はフエニルアセトアルデヒド、ジメチルアセタールお
よび3−フエニルプロピルアルコールに見られるものを
含むが、これらに限定するものではない。この臭いには
ライラツク、エラングおよびローズのニユアンスが明ら
かである。
い 実際収量 50g×0.983=49.2g=0.30
モル 理論収量 0.33モル=54.8g 収 率 90.9% 沸 点 0.25mmHg(100%)において65℃ 上記方法によつてえた4−メチルフエニル−2−メトキ
シエチルエーテル天然の緑木の葉臭をもつている。複合
臭はフエニルアセトアルデヒド、ジメチルアセタールお
よび3−フエニルプロピルアルコールに見られるものを
含むが、これらに限定するものではない。この臭いには
ライラツク、エラングおよびローズのニユアンスが明ら
かである。
実施例3 本実施例は石けん棒の製造を示すものである。
マゾニ法によつて大きな石けんの4バツチを試験した。
各試験において市販石けん1800gと芳香薬品1重量
%を使用した。必要な可塑性を与えるため加工中水を加
えた。石けんに4−メチルフエニル−2−メトキシエチ
ルエーテルを加えて完全に混合した後管状に押出した。
押出した管部分から芳香石けん棒をつくつた。
各試験において市販石けん1800gと芳香薬品1重量
%を使用した。必要な可塑性を与えるため加工中水を加
えた。石けんに4−メチルフエニル−2−メトキシエチ
ルエーテルを加えて完全に混合した後管状に押出した。
押出した管部分から芳香石けん棒をつくつた。
この様にして製造した棒は生の4−メチルフエニル−2
−メトキシエチルエーテルに似たにおいをもつていた。
−メトキシエチルエーテルに似たにおいをもつていた。
実施例4 4−メチルフエニル−2−メトキシエチルエーテル試料
を家庭漂白液5.25重量%NaOClと混合し2日間暗所
に貯えておいた。対照漂白液も2日間暗所に貯えた。
を家庭漂白液5.25重量%NaOClと混合し2日間暗所
に貯えておいた。対照漂白液も2日間暗所に貯えた。
各試料中のNaOCl量をよう素滴定分析で検べた。2日と
6日間について各2回試験した。
6日間について各2回試験した。
結果は4−メチルフエニル−2−メトキシエチルエーテ
ルが漂白剤分解について分析の実験限界内で何の影響も
もたずまたにおいの変化もないことを示した。
ルが漂白剤分解について分析の実験限界内で何の影響も
もたずまたにおいの変化もないことを示した。
4−メチルフエニル−2−メトキシエチルエーテルを含
む漂白剤試料は上記エーテルを含まない漂白剤試料より
もよいにおいがして化学臭は少なかつた。
む漂白剤試料は上記エーテルを含まない漂白剤試料より
もよいにおいがして化学臭は少なかつた。
実施例5 4−メチルフエニル−2−メトキシエチルエーテルを化
粧品級タルクに0.1重量%吸着させた。タルク上につ
けた時製品の天然緑ローズ特性が顕著であつた。芳香性
タルクの少部分を24時間紫外線照射したところ著しい
変色又はにおいの著しい変化があつた。芳香性タルクの
他の1部を45℃で2週間密閉貯蔵したが色もにおいも
変化しなかつた。
粧品級タルクに0.1重量%吸着させた。タルク上につ
けた時製品の天然緑ローズ特性が顕著であつた。芳香性
タルクの少部分を24時間紫外線照射したところ著しい
変色又はにおいの著しい変化があつた。芳香性タルクの
他の1部を45℃で2週間密閉貯蔵したが色もにおいも
変化しなかつた。
実施例6 調合物の天然緑特性を強めるため植物香料ベースに10
重量%の4−メチルフエニル−2−メトキシエチルエー
テルを加えた。香料ベースをシヤンプーおよび棒状石け
んに加えてよく持続する非常に天然の植物性新鮮におい
をもつ製品をえた。
重量%の4−メチルフエニル−2−メトキシエチルエー
テルを加えた。香料ベースをシヤンプーおよび棒状石け
んに加えてよく持続する非常に天然の植物性新鮮におい
をもつ製品をえた。
実施例7 下記調合によつて便器洗浄剤を製造した。
全成分を併せてよく混合し、溶液の1部をとり1重量%
の4−メチルフエニル−2−メトキシエチルエーテルを
加えた。えた芳香性便器清浄剤調合物は天然新鮮香りを
もつていた。
の4−メチルフエニル−2−メトキシエチルエーテルを
加えた。えた芳香性便器清浄剤調合物は天然新鮮香りを
もつていた。
実施例8 市販の清浄剤(芳香なし)に0.01重量%の4−メチ
ルフエニル−2−メトキシエチルエーテルを吸着させて
芳香性清浄剤を製造した。かくつくつた芳香性清浄剤は
心地よい新鮮香りをもつていた。これを温水と混合すれ
ば心地よい新鮮な緑のにおいが認められた。
ルフエニル−2−メトキシエチルエーテルを吸着させて
芳香性清浄剤を製造した。かくつくつた芳香性清浄剤は
心地よい新鮮香りをもつていた。これを温水と混合すれ
ば心地よい新鮮な緑のにおいが認められた。
実施例9 次の調合により液体石けんを製造した。
全成分を混合しすべてがとける迄75℃にしづかに加熱
した。混合物を撹拌しながら40℃に冷却しこれに0.
5重量%の4−メチルフエニル−2−メトキシエチルエ
ーテルを加えた。えた液体石けん調合物は天然植物にお
いが強かつた。
した。混合物を撹拌しながら40℃に冷却しこれに0.
5重量%の4−メチルフエニル−2−メトキシエチルエ
ーテルを加えた。えた液体石けん調合物は天然植物にお
いが強かつた。
実施例10 次の処方によりおだやかなシヤンプーベースを製造し
た。
た。
成分を混合し撹拌しながら加熱して均一混合物をえた。
粘度とpHはそれぞれ少量のナトリウムクロライドとく
えん酸を加えて調節した。このシャンプーベースに0.
5重量%の4−メチルフエニル−2−メトキシエチルエ
ーテルを混合した。えらえたシヤンプーは非常に気持よ
い天然植物においをもつていた。
粘度とpHはそれぞれ少量のナトリウムクロライドとく
えん酸を加えて調節した。このシャンプーベースに0.
5重量%の4−メチルフエニル−2−メトキシエチルエ
ーテルを混合した。えらえたシヤンプーは非常に気持よ
い天然植物においをもつていた。
本発明の他の修正および変更法も上の記述に照して可能
である。したがつて変更法は本発明の特許請求範囲に定
義されているとおり本発明の範囲内である本発明の特殊
実施態様においてできるのである。
である。したがつて変更法は本発明の特許請求範囲に定
義されているとおり本発明の範囲内である本発明の特殊
実施態様においてできるのである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3/50
Claims (6)
- 【請求項1】構造式: (式中Rは低級アルキルを表しまたR1も低級アルキル
を表す) で示されることを特徴とする化合物。 - 【請求項2】Rが炭素原子1乃至2をもつ低級アルキル
でありかつR1も炭素原子1乃至2をもつ低級アルキル
である特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 - 【請求項3】RがメチルでありかつR1もメチルである
特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 - 【請求項4】構造式: (式中Rは低級アルキルを表しまたR1も低級アルキル
を表す) で示される化合物を有効成分とする芳香剤。 - 【請求項5】Rが炭素原子1乃至2をもつ低級アルキル
でありかつR1も炭素原子1乃至2をもつ低級アルキル
である特許請求の範囲第4項に記載の芳香剤。 - 【請求項6】RがメチルでありかつR1もメチルである
特許請求の範囲第4項に記載の芳香剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US63677284A | 1984-08-01 | 1984-08-01 | |
US636772 | 1984-08-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6147435A JPS6147435A (ja) | 1986-03-07 |
JPH0621091B2 true JPH0621091B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=24553258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60166940A Expired - Lifetime JPH0621091B2 (ja) | 1984-08-01 | 1985-07-30 | 4‐アルキルフエニル‐2‐アルコキシエチルエーテルおよびそれを含む芳香性組成物 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0170265B1 (ja) |
JP (1) | JPH0621091B2 (ja) |
AU (1) | AU575979B2 (ja) |
CA (1) | CA1274851C (ja) |
DE (1) | DE3560257D1 (ja) |
ES (1) | ES8604846A1 (ja) |
HK (1) | HK18289A (ja) |
IL (1) | IL75958A (ja) |
MX (1) | MX160642A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2819948B2 (ja) * | 1992-07-16 | 1998-11-05 | ヤマハ株式会社 | 楽音信号記録再生装置 |
JP3676394B2 (ja) * | 1994-04-25 | 2005-07-27 | 曽田香料株式会社 | 香料組成物 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2451149A (en) * | 1942-11-16 | 1948-10-12 | Nipa Lab Ltd | Manufacture of materials resistant to or active against microorganisms |
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JPH05318524A (ja) * | 1992-05-19 | 1993-12-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 射出成形同時絵付装置およびその方法 |
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