JPH06210775A - 複合ガラス板 - Google Patents

複合ガラス板

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JPH06210775A
JPH06210775A JP2480993A JP2480993A JPH06210775A JP H06210775 A JPH06210775 A JP H06210775A JP 2480993 A JP2480993 A JP 2480993A JP 2480993 A JP2480993 A JP 2480993A JP H06210775 A JPH06210775 A JP H06210775A
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JP
Japan
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glass plate
plate
plastic plate
plastic
space
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Application number
JP2480993A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Fukuda
泰彦 福田
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】周辺部に段落部3又は溝部13が設けられたプ
ラスチック板2と、ガラス板1とを、この段落部又は溝
部を覆うように密着・積層し、積層により段落部又は溝
部に形成された空間部4に吸湿材5を納め、空間部の外
側をシール材6で密封する。 【効果】ガラス板なみに傷がつきにくくし、かつ高い安
全性を維持し、また反りや剥離が生ぜず、さらに水分に
より結露したりすることがなく透明性を維持できる複合
ガラス板が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面傷を防止し、かつ
破損による安全性を維持し、さらに透明性を維持するこ
とができる複合ガラス板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、安全性を高めた透明ガラス板とし
ては、強化ガラス板又は合わせガラスが用いられてき
た。しかし、強化ガラス板又は合わせガラスのいずれも
耐衝撃性という点において、無機ガラスとしての性能限
界がある。即ち、鋭角な衝撃物に対して弱く、局部破損
が全体破壊に結びつく性状を呈する。
【0003】一方、安全性の高い透明材料とし、耐衝撃
性プラスチック板、強化プラスチック板も用いられてい
る。これらプラスチック板としては、一般にアクリル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等の
板、あるいはFRPの板が知られているが、普通、高透
明性の点から前二者が一般的に使用されている。これら
プラスチック板は、要求性能に応じ、かなりの板厚まで
も製造が可能で、高い耐衝撃性が得られやすく、しかも
ガラス板よりも軽いという特徴を有する。しかし、これ
らのプラスチック板の表面硬度はガラス板に比べ極めて
低く、クリーニング等により傷が付きやすく、耐久性に
おいて問題があった。
【0004】そこで、従来この欠点を補うために、これ
らプラスチック板の片面又は両面にガラス板を貼り合わ
せた複合ガラス製品が知られている。この製品を製造す
る際、プラスチック板とガラス板とを貼り合わせるため
の中間膜として、例えば、ポリビニルブチラール膜又は
エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂膜等を用いる場合、
プラスチック板とガラス板を重ね合わせて100℃以上
に加熱する必要があり、その後常温まで徐冷するが、そ
の際、プラスチック板とガラス板との熱膨張の違いによ
り反りを生じたり、周辺剥離の原因になっていた。例え
ば、アクリル樹脂板(板厚:10mm)と強化ガラス板
(板厚:5mm)とを合わせた複合体で、サイズが50
0mm角の場合、図8のように中央部で約13mmの反
りを生じ、商品として不充分なものしかできなかった。
【0005】また、プラスチック板とガラス板との熱膨
張の違いにより反りが生じないように、プラスチック板
とガラス板とを中間膜を用いて貼り合わせずに所定間隔
をおいて複層化した場合には、プラスチック板とガラス
板との間の複層面に水分による結露が生じて透明性が損
なわれ、透明性が要求される複合ガラス板としては不適
当であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術が有していた前述の欠点を改善し、表面性状をガラ
ス板なみに傷がつきにくくし、かつ高い安全性を維持
し、また反りや剥離が生ぜず、さらに水分により結露し
たりすることがなく透明性を維持できる複合ガラス板を
新規に提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、周辺部に段落
部又は溝部が設けられたプラスチック板と、ガラス板と
を、前記プラスチック板の段落部又は溝部が覆われるよ
うに密着・積層し、前記プラスチック板とガラス板との
積層により段落部又は溝部に形成された空間部に吸湿材
を納めるとともに、前記空間部の外側をシール材により
密封したことを特徴とする複合ガラス板である。
【0008】また、本発明の複合ガラス板の好ましい態
様においては、前記吸湿材を管状体の内部に封入してカ
セット状とし、吸湿材を取り替え可能とした。
【0009】以下、本発明を図面に従って説明する。図
1は、本発明の複合ガラス板の基本的構成を示す概略平
面図であり、図2は、図1の複合ガラス板のA−B線断
面図であり、1はガラス板、2はプラスチック板を示し
ている。図のように、プラスチック板2の周辺にその辺
方向に段差を付けた加工を施して段落部3を設け、この
プラスチック板2とガラス板1とを密着させて積層され
ている。これらガラス板1とプラスチック板2との積層
により段落部3に形成された両板間の周辺部に設けられ
た断面コ字状の空間部4には吸湿材5が納められてい
る。そして、ガラス板1とプラスチック板2との周辺部
の外側は、その全周において密着積層されたガラス板1
とプラスチック板2との間及び空間部4が密封されるよ
うに、シール材6が設けられる。
【0010】図示した例においては、ガラス板1とプラ
スチック板2とが密着・積層された複合ガラス板の周辺
部が、その段落部3によってへたらないように、段落部
の周辺部にスペーサー7を配し、複合ガラス板の周辺部
においてガラス板1とプラスチック板2とが所定の間隔
に保たれるようにしてある。スペーサー7としては、所
定幅の金属製、あるいはプラスチック製からなるもの、
例えばアルミニウム製の管状体、筒状体のものが使われ
る。
【0011】図示したように管状体であって、通気用の
隙間あるいは通気孔を有するスぺーサー7を用いた場
合、そのスペーサー7の内部に吸湿材5を納めることが
でき、吸湿材の納め、保持が容易となる。吸湿材5が納
められたスペーサー7の外側のガラス板1とプラスチッ
ク板2との間には、吸湿材の吸湿効果が維持されるよう
にシール材6が充填され、空間部4がその外側で密封さ
れている。
【0012】ここで、透明性のガラス板としては、高い
強度が要求される場合には強化ガラス板を用いるのが好
ましいが、普通板ガラス、フロートガラス板、合わせガ
ラス板、熱線吸収ガラス板、熱線反射ガラス板、網入り
ガラス板、その他のガラス板であってもよい。なお、上
記のように本発明においては、強度の点で強化ガラス板
が望ましいが、強化ガラス板では、万一破損した場合、
ガラス板がこなごなになるので、このガラスの破片が飛
散しないように、ガラス板のプラスチック板側の面に飛
散防止フィルムを貼り付けることも効果的である。ま
た、本発明において、ガラス板は、プラスチック板の耐
擦傷性が要求される一面のみに密着・積層してもよい
し、あるいはまたプラスチック板の両面に密着・積層し
てもよい。
【0013】また、透明性のプラスチック板としては、
耐衝撃性の高いポリカーボネート樹脂板が好ましく使用
できるが、アクリル樹脂板、FRP板、その他のプラス
チック板であってもよい。このプラスチック板には、さ
らにその透湿性をより低くするために、プラスチック板
のガラス板側の面、又はその反対面、あるいは両面に透
湿防止フィルムを貼り付けることも効果的である。ま
た、密着・積層されるプラスチック板とガラス板とは、
プラスチック板の周辺部に設けられた段落部あるいは溝
部をガラス板が覆うようにして吸湿材が納められる空間
部が形成されるようにするので、それぞれはほぼ同じ寸
法であるようにするのが好ましい。
【0014】また、吸湿材5としては、シリカゲル、モ
レキュラーシーブ、その他各種の乾燥剤が用いられる。
【0015】図1の例では、図2からわかるように、ガ
ラス板1とプラスチック板2との間に段落部3により形
成された空間部4に管状のスペーサー7が配され、スペ
ーサー7内には吸湿材5としてシリカゲルが封入されて
いる。このスペーサー7とガラス板1とプラスチック板
2との隙間は、例えばブチルゴム系シーラント、ポリイ
ソブチレン系シーラント等のシール材8を施し、シール
する。また、その外側に、例えばブチルゴム系シーラン
ト、ポリイソブチレン系シーラント、ポリサルファイド
系シーラント(チオコール)、ポリブタジエン系シーラ
ント、シリコーン系シーラント、ポリブタジエン−ポリ
スチレン系シーラント、ポリウレタン系シーラント、ア
クリル樹脂系シーラント等のシール材6を施し、ガラス
板1とプラスチック板2との間及び空間部4の密封を完
全にする。
【0016】本発明の複合ガラス板と従来の複層ガラス
との違いは、第1に、本発明ではガラス板とプラスチッ
ク板との間に空気層を設けないことである。一般に、透
明プラスチック板として使用されているアクリル樹脂板
及びポリカーボネート樹脂板は、吸水性を有し、飽和蒸
気圧に依存した透湿性を有するため、プラスチック板を
用いた複層ガラス構造は、内面結露を生じる恐れがあ
り、実際上、使用に支障を来たすとされてきた。
【0017】そこで、本発明では、ガラス板とプラスチ
ックガラス板と密着・積層させ、プラスチック板との間
の空気量を極小値にするとともに、周囲には万一吸湿し
た場合にも内面結露を防止するための吸湿材を封入する
とともに、周辺部からの透湿を防ぐためにも透湿性の低
いブチルゴム系シーラント、チオコール系シーラント、
シリコーン系シーラント、ウレタン樹脂系シーラント等
をシール材として使用している。
【0018】第2に、従来の複層ガラスでは、ガラス板
とプラスチック板の熱膨張率が大きく異なるために両者
に層間変位を生じることである。一般的に、普通板ガラ
スの線膨張係数は、約0.8〜1.0×10-5/℃であ
るのに対し、プラスチック板、例えばポリカーボネート
樹脂板のそれは約6.5〜7.5×10-5/℃である。
したがって、温度差Δt=50℃に対し1m当り約3m
m程度の差を生じる。この差を吸収するために、本発明
は、シール材6に前述したような低モジュラスのシリコ
ーン系シーラントを用い剪断変形を吸収することを特徴
とする。
【0019】本発明の他の実施例を図面に従って説明す
る。図3に示した例は、周辺部にその辺方向に段差を付
けた加工を施して段落部3を設けたガラス板1とプラス
チック板2とを密着させて積層させ、ガラス板1とプラ
スチック板2の間の周辺部に設けられた断面コ字状の空
間部4に、吸湿材5を納めた管状体9を配し、その外側
に剪断変形を吸収できるようなプラスチック製のスペー
サー10を配し、さらにその外側をシール材6によりシ
ールし、密着・積層されたガラス板1とプラスチック板
2との間及び空間部4が密封されるようにされている。
このスペーサー10としては、ネオプレンゴム、ポリエ
チレン、ポリウレタン等の独立気泡発泡体11の両側を
可撓性のあるシール材12によりサンドイッチし、この
シール材12によりガラス板1とプラスチック板2とを
空間部において隔置するようにしたものである。
【0020】図4に示した例は、周辺部にその辺方向に
溝部13を設けたプラスチック板2とガラス板1とを密
着させて積層させ、ガラス板1とプラスチック板2の間
に前記溝部により形成された空間部4に、吸湿材5を納
めた管状体9が配されている。プラスチック板2の前記
溝部のさらに外側の周辺部には段落部14が設られてお
り、ガラス板1とプラスチック板2との間に形成された
第2の空間部15には、ガラス板1とプラスチック板2
とが積層された複合ガラス板の周辺部が、前記第2の空
間部15によってへたらないように、あるいはまた剪断
変形を吸収できるようにスペーサー16を配し、さらに
その外側にシール材6が設けられ、密着されたガラス板
1とプラスチック板2との間及び空間部4及び第2の空
間部15が密封されるようになっている。
【0021】この例においては、吸湿材を納める空間部
とガラス板1とプラスチック板2との周辺部を密封する
ためにシール材が設けられる空間部とは別々となってお
り、吸湿材を納める空間部が独立したポケット状となっ
ているので、吸湿材を管状体あるいは筒状体の内部に封
入した吸湿材内蔵カセット18を用いれば、この空間部
4を利用して吸湿材の取り替えが可能となり、もし長期
の使用でガラス板1とプラスチック板2との密着面に結
露が生じるようになったとしても、新しい吸湿材への取
り替えで結露を再び防止できるようになる。例えば、こ
の場合はシリカゲル等の吸湿材を入れた管状体を所定の
カセット式の構造とする。
【0022】図5は、本発明の複合ガラス板のプラスチ
ック板の周辺部に設けられる吸湿材を納める溝部の形成
位置の代表例を示したものであり、理解しやすいように
厚さ方向を拡大して図示している。図のように、プラス
チック板の縦方向の両側にそのプラスチック板の端面よ
り若干内側の周辺部にその上端まで延びるように溝部1
3を2本設け、さらに溝部の外側周辺部及びその余のプ
ラスチック板の周辺部に、ガラス板とプラスチック板の
周辺部のシール材形成用のL字状の段落部をその全周に
わたって設けたものであり、溝部の上端の開口部より吸
湿材内蔵カセットの取り出し、挿入をできるような構造
としたものである。
【0023】図6は、プラスチック板2に形成された溝
部13の上端の開口部17より吸湿材内蔵カセット18
の取り出し、挿入をできるようにした吸湿材の取り替え
可能な構造とした本発明の複合ガラス板の溝部の開口部
を含むコーナー部分の平面断面図で、図5のC部の平面
断面図に相当する。図7は、図6のA視図である。
【0024】図6、7において、プラスチック板2の縦
方向にそのプラスチック板の端面より若干内側の周辺部
に設けられた溝部13は、プラスチック板の上辺まで延
びており、その上端は開口部17となっており、この開
口部には吸湿材内蔵カセット18の取り出し、挿入をで
きるような貫通孔21を有したシールリング20が配さ
れ、このシールリングの上端の開口孔には、貫通孔の封
止用のキャップ22がゴムパッキング23を介して嵌め
込まれている。
【0025】この開口部17を利用して吸湿材内蔵カセ
ット18を交換する場合には、封止用のキャップ22を
開き、溝部13内に納められた吸湿材内蔵カセット18
をシールリング20の貫通孔21を通して開口孔から引
き出し、次いで新たな吸湿材内蔵カセットを前述の取り
出しと反対の順序で挿入し、最後に封止用のキャップ2
2を締め付け、密封状態にする。
【0026】同図において、溝部13の外側のプラスチ
ック板の周辺部にはシール材形成用のL字状の段落部が
周辺に沿って設けられており、ガラス板1とプラスチッ
ク板2との密着・積層により段落部に形成された第2の
空間部15には、スペーサー16及びその外側にシール
材6が設けられており、さらにシールリング20の周辺
にもシール材が設けられており、本発明の複合ガラス板
は全周にわたり密封されるようになっている。
【0027】本発明の複合ガラス板における上記した段
落部又は溝部は、プラスチック板の所定の周辺部に設け
ればよいものである。例えば、上記段落部又は溝部は、
プラスチック板の縦方向の所望の一辺、あるいは対向辺
の周辺部に設けられる。なお、この段落部又は溝部は、
プラスチック板の辺の全体に沿って設けなくてもよく、
プラスチック板の辺の所定の部分のみに沿って設けても
よい。
【0028】本発明の複合ガラス板の用途としては、耐
衝撃等の非破壊性と耐擦傷性と長期間の透明性がとくに
要求される透明材料として広く使用することができる。
例えば、水槽又は大型水族館の窓や、工作機械ののぞき
窓、自動販売機のパネル、動物園の檻に代る窓等などに
使用することができる。本発明の複合ガラス板の使用に
際しては、いずれの場合においても、施工時は周辺のシ
ール及びプラスチック板の切り欠き加工部分に直接荷重
がからないように注意し、面材で直接荷重を支える施工
法をとるように考慮することが重要である。
【0029】また、水槽及び水族館の窓に用いる場合、
耐水圧強度はプラスチック板にて保持し、水圧によるた
わみ量を強化ガラス板の設計値以下に抑える必要があ
る。本発明の複合ガラス板は、その周辺のシール幅を大
きくとることにより、500mm以上、例えば2000
×2000mmの大型のガラス板でも可能になる。この
シールの大きさは、例えばガラス板の寸法が1000×
1000mm程度の大きさのものであれば、断面で6×
6mm程度のものが望ましく、また、2000×200
0mm程度のガラス板の大きさになれば、シールの大き
さとしては、15×10mm、又は20×10mm、又
はそれ以上の寸法が必要である。
【0030】
【発明の効果】本発明の複合ガラス板によれば、以下の
通りの効果が得られる。 (1)透湿性のあるプラスチック板とガラス板とを密着
・積層させ、両者間の空気層を極限まで減らすことによ
り、耐擦傷性の高いガラス板の特徴と、耐衝撃等の非破
壊性能に対し強いプラスチック板の特徴とを最大限に活
かした複合ガラス板が得られる。
【0031】(2)ガラス板とプラスチック板とを密着
・積層させ、これらの周辺部をシール材により密封する
とともに、プラスチック板の周辺部に設けられた段落部
あるいは溝部により形成された空間部に吸湿材を納めて
いるので、万一吸湿、又は毛細管現象による漏水がガラ
ス板とプラスチック板との間の僅かの間隙に入ってもガ
ラス板とプラスチック板との間で結露するのを防止する
ことができる。
【0032】(3)また、請求項5のような構成にすれ
ば、万一、長期間の使用により吸湿材の吸湿性能が低下
してガラス板とプラスチック板との間で結露が起こった
としても、吸湿材がカセットタイプとして取り替え可能
に複合ガラス板の内部に納められているので、新しい吸
湿材への取り替えが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合ガラス板の概略平面図。
【図2】図1の複合ガラス板のA−B線の一部断面図。
【図3】本発明の他の実施例の複合ガラス板の一部断面
図。
【図4】本発明の他の実施例の複合ガラス板の一部断面
図。
【図5】本発明の複合ガラス板の概略斜視図。
【図6】複合ガラス板のコーナー部の平面断面図。
【図7】図6のA視図。
【図8】従来例の複合ガラス板の斜視図。
【符号の説明】
1:ガラス板 2:プラスチック板 3,14:段落部 4:空間部 5:吸湿材 6:シール材 7,10,16:スペーサー 9:管状体 13:溝部 15:第2の空間部 18:吸湿材内蔵カセット 20:シールリング 22:キャップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周辺部に段落部が設けられたプラスチック
    板と、ガラス板とを、前記プラスチック板の段落部が覆
    われるように密着・積層し、前記プラスチック板とガラ
    ス板との積層により段落部に形成された空間部に吸湿材
    を納めるとともに、前記空間部の外側をシール材により
    密封したことを特徴とする複合ガラス板。
  2. 【請求項2】周辺部に断面L字状の段落部が設けられた
    プラスチック板と、ガラス板とを、前記プラスチック板
    の段落部が覆われるように密着・積層し、前記プラスチ
    ック板とガラス板との積層により段落部に形成された断
    面コ字状の空間部に吸湿材を納めるとともに前記空間部
    の外側をシール材により密封したことを特徴とする複合
    ガラス板。
  3. 【請求項3】周辺部に溝部が設けられたプラスチック板
    と、ガラス板とを、前記プラスチック板の溝部が覆われ
    るように密着・積層し、前記プラスチック板とガラス板
    との積層により溝部に形成された空間部に吸湿材を納め
    るとともに、前記空間部の外側をシール材により密封し
    たことを特徴とする複合ガラス板。
  4. 【請求項4】積層されるプラスチック板とガラス板とが
    ほぼ同じ寸法であることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか1項記載の複合ガラス板。
  5. 【請求項5】吸湿材を管状体の内部に封入してカセット
    状とし、吸湿材を取り替え可能とした請求項1〜4のい
    ずれか1項記載の複合ガラス板。
JP2480993A 1993-01-20 1993-01-20 複合ガラス板 Pending JPH06210775A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005145320A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 浮体設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005145320A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 浮体設備

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