JPH06210562A - 石材の面取り加工装置 - Google Patents

石材の面取り加工装置

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Publication number
JPH06210562A
JPH06210562A JP30972493A JP30972493A JPH06210562A JP H06210562 A JPH06210562 A JP H06210562A JP 30972493 A JP30972493 A JP 30972493A JP 30972493 A JP30972493 A JP 30972493A JP H06210562 A JPH06210562 A JP H06210562A
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JP
Japan
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stone
grinding wheel
stone material
grinding
polishing
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Application number
JP30972493A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Toi
良広 戸井
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Komatsu Engineering Corp
Original Assignee
Komatsu Engineering Corp
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Publication date
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 石材の稜線部に面取り加工を行う装置に関
し、正確な寸法の面取り加工と面取り面の仕上げ研磨と
を一連の工程で行う装置を提供する。 【構成】 石材の下面を支持するコンベア2と一方の側
面を案内するガイドローラ3とを備えた石材搬送路に沿
って、研削砥石と複数の研磨砥石とが搬送される石材の
ガイドローラ3側の下側稜線42に臨んで配置されてい
る。各研磨砥石5は設定された付勢力で前記下側稜線に
向けて押し付けられる。好ましい実施態様によれば、研
削砥石4は石材の先端が研削砥石4の加工位置aに達す
る前に進出し、複数の研磨砥石5のそれぞれは石材の先
端が各研削砥石の略中心部bに達したときに順次進出す
る。また研削砥石4は石材の後端が前記加工位置aを通
過した後で退避し、各研磨砥石は石材の後端が各研磨砥
石5の略中央部に達したときに順次後退する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、石材の稜線に面取り
加工を行う装置に関するもので、正確な寸法の面取り加
工と面取り面の仕上げ研磨とを一連の工程で行うことが
できる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転する研磨ないし研削砥石を用いた石
材の面取り加工装置が従来から知られている。この種の
従来装置は、図13に示すように、石材40の下面を支
持するコンベア2と側面を案内するガイドローラ3と石
材の上面を押圧する押えローラ18とを備えた搬送路に
沿って送られる石材40のガイドローラ側の上側稜線4
1を加工する構造となっており、石材の搬送路に沿って
配置された複数の研磨ないし研削砥石4を斜め上方から
石材40の上側稜線41に一定の付勢力で押しつけ、電
動機6で砥石4を回転させて研削による面取り加工と面
取り面の仕上げ研磨とを一連の工程で行うというもので
ある。
【0003】そして従来の装置においては、石材の搬送
路に沿って研磨砥石ないし研削砥石を切り込み方向に位
置調整可能な状態で固定して設けると共にそれぞれ一定
の付勢力を与えて石材の上側稜線に押しつけながら加工
を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って従来の装置で
は、面取り寸法Lを研削砥石の石材への押接力によって
制御する必要があり、面取り寸法を正確に設定できない
という問題がある。研削砥石の押接力を同一の値に設定
しても石材の硬度や石材の厚さのばらつき等の加工状況
の変化によって面取り寸法が変化し、一定幅での面取り
を正確に行うことが困難であるという問題があった。ま
た、切り込み方向の位置調整幅は僅かであり、加工でき
る石材の厚さが制限されるという問題があった。
【0005】この発明は、石材の稜線に正確な寸法の面
取り加工を行うことができ、いろんな厚さの石材に対応
することができ、更に加工された面取り面の仕上げ研磨
まで連続した工程で行うことができる装置を提供するこ
とを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の石材の面取り加
工装置は、石材の下面を支持するコンベア2と一方の側
面を案内するガイドローラ3とを備えた石材搬送路を有
している。この石材搬送路に沿って、研削砥石と複数の
研磨砥石とが、搬送される石材のガイドローラ3側の下
側稜線42に臨んで配置されており、研磨砥石5は設定
された付勢力で前記下側稜線に向けて進出自在に装着さ
れており、複数の研磨砥石5のそれぞれは石材の先端が
各研磨砥石の略中央部bに達したときに順次進出し、石
材の後端が各研磨砥石5の略中央部bに達したときに順
次後退することを特徴とするものである。
【0007】上記装置において、研削砥石4をその両側
に設けられたサイドガイド9、9とともに前記下側稜線
に向けて進退自在に設け、石材の先端が上流側のサイド
ガイド9と研削砥石4の加工位置aとの間に達したとき
に進出し、石材の後端が前記加工位置aを通過したあと
下流側のサイドガイド9に達する前に退避するようにさ
せるのがよい。また、研削砥石と複数の研磨砥石とをサ
イドガイド9、9とともに搬送される石材の上側稜線4
1に向けて進退自在に設けることもできる。
【0008】また、石材を固定してその上側又は下側の
稜線41、42に沿って研削砥石4及び研磨砥石5を移
動自在に設けることができる。即ち、本発明の石材の面
取り加工装置は、石材の稜線41、42を一定長さ突出
させて固定するテーブル2と前記稜線に沿って移動する
研削砥石4及び研磨砥石5とを有しており、研削砥石4
はその両側に設けられたサイドガイド9、9とともに前
記稜線に向けて進退自在であり、研磨砥石5は設定され
た付勢力で前記稜線に向けて進出自在に装着されてお
り、石材の先端が前方のサイドガイド9と研削砥石4の
加工位置aとの間に達したときに研削砥石が進出し、石
材の先端が各研砥石の略中央部bに達したときに複数
の研磨砥石5のそれぞれが順次進出し、研削砥石4は石
材の後端が前記加工位置aを通過したあと後方のサイド
ガイド9に達する前に退避し、各研磨砥石は石材の後端
が各研磨砥石5の略中央部bに達したときに順次後退す
ることを特徴とするものである。
【0009】以上に説明した装置において、石材の前端
および後端を検出するリミットスイッチを設け、研削砥
石4の加工位置aの上流側又は前方と下流側又は後方と
に隣接して配置されたリミットスイッチ32、32と、
各研磨砥石5の略中央部bに配置されたリミットスイッ
チ33・・・を装着したセンサフレームが平行昇降自在
に装着され、このセンサフレーム22を昇降させる駆動
装置26とこのセンサフレームの下降タイミングを検出
するセンサ28と、石材の上面に当接してセンサフレー
ム22の下降位置を規定する位置設定ローラ31とを備
えていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明は、面取り加工される石材40のガイド
ローラ3側の下側稜線42が搬送される石材の幅寸法や
厚さ寸法に関わりなく一定の位置を通過することに着目
し、研削砥石ないし複数の研磨砥石とを下側稜線42に
臨んで固設したものであり、石材の寸法変化や硬度に関
わりなく常に正確な寸法の面取り加工を行うことができ
る。
【0011】更に研削砥石4をその両側に設けられたサ
イドガイド9、9とともに前記下側稜線に向けて進退自
在に設け、コンベア2とガイドローラ3とによってガイ
ドされた石材の先端が研削砥石4の加工位置と上流側の
サイドガイド9との間に達したときに、研削砥石4をサ
イドガイド9、9とともに進出させると、上流側のサイ
ドガイド9が石材の側面に当接した位置で研削砥石4の
進出位置が規制される。従ってサイドガイド9と研削砥
石4との位置関係を所望の面取り寸法に合わせて設定し
ておけば、石材の下側稜線42が研削砥石の加工位置a
を通過するときに所望の寸法の面取り加工が行われるこ
とになる。研削砥石4は、面取り加工される石材のガイ
ドローラ3側の下側稜線42をサイドガイド9で石材の
側辺を倣いながら面取り加工を行うので、石材の寸法変
化や硬度に関わりなく常に正確な寸法の面取り加工を行
うことができる。
【0012】また、研削砥石4によって加工された面取
り面は、研削砥石4の下流側に配置された複数の研磨砥
石5で順次研磨されて仕上げられる。これらの研磨砥石
5は面取り面に一定の付勢力で押しつけられた状態で研
磨加工を行うものであるが、各研磨砥石は石材の先端が
各研磨砥石の略中央部bに達したときに進出し、石材の
後端が各研磨砥石の略中央部に達したときに退避するた
め、各研磨砥石5の付勢力が石材の先端または後端の狭
い面積に作用して加工面圧が大きくなることによって生
ずる石材の前後端における研磨面のダレが防止される。
【0013】また、研削砥石と複数の研磨砥石とをサイ
ドガイド9、9とともに搬送される石材の上側稜線41
に向けて進退自在に設けてやれば、常に正確な寸法の面
取り加工を行うことができると共に、石材の厚さ方向の
寸法変化に対応することができる。
【0014】石材40をテーブルに固定し、石材の上側
又は下側の稜線41、42に沿って研削砥石4及び研磨
砥石5を移動自在に設けてやれば、サイドガイド9、9
の押しつけ力で石材が移動するおそれがなく、石材が水
に濡れてすべり易くなっているいるときに有効である。
【0015】また上記構造のセンサフレーム22を用い
て面取り加工部を通過する石材の上流側又は前端および
下流側又は後端を検出する構造とすれば、加工される石
材の厚さが変わっても各リミットスイッチ32、33と
石材の上面との位置関係を一定とすることができ、従っ
て石材の厚さ方向寸法の変化による石材の前後端の検出
位置誤差をなくすることができ、加工される石材の寸法
によってリミットスイッチの取付位置を調整しなければ
ならないという面倒が解消される。
【0016】またこのような装置によれば、石材の上面
にリミットスイッチ32、33を当接させて石材の前後
端を検出することができるので、加工屑によるリミット
スイッチの損傷を防止することができ、リミットスイッ
チ32、33の位置設定作業も容易になるという長所が
ある。
【0017】
【実施例】次に図1ないし図6に示す第1実施例につい
て説明する。石材の搬送路は表面にゴムライニングを施
した多数のローラ1・・・を備えたローラコンベア2と
石材の一側辺を案内する多数のガイドローラ3・・・に
よって構成されている。加工領域には1個の研削砥石4
と4個の研磨砥石5・・・とが配置されており、これら
の砥石4、5・・・の回転中心軸はローラコンベア2の
搬送面とガイドローラ3のガイド面との交線から下方4
5度の方向となっている。搬送路の最上流側に配置され
た研削砥石4は、その軸が固定フレーム13に装着した
電動機6の軸とスプラインを介して連結されており、砥
石軸側の軸受フレーム11を固定フレーム13に対して
砥石軸方向に進退させる切込量設定装置が設けられてい
る。
【0018】一方、各研磨砥石5は、固定のフレーム1
3に装着した駆動電動機14にスプラインを介して砥石
軸を装着し、この砥石軸の軸受フレーム15を砥石軸方
向に進退させるシリンダを設け、このシリンダによって
各研磨砥石5を進出させるときの油圧力を調整すること
によって各研磨砥石の石材に対する押圧力を設定する構
造としている。
【0019】石材の搬送路の上方には、各研磨砥石5の
位置に対応させて昇降シリンダ17・・・によって昇降
する押えローラ18・・・が配置されており、さらに研
削砥石4の上流側に第1押えローラ19とこれを昇降す
るシリンダ20とが配置されている。
【0020】搬送路の上方には、垂直方向のガイド21
で案内されたセンサフレーム22が配置されており、こ
のセンサフレームの左右両端に設けた水平方向の長孔2
3、23に嵌合するローラ24を先端に備えた2本のレ
バー25、25をシリンダ26および連結ロッド27を
介して同期揺動させることにより、センサフレーム22
を水平状態を保持したまま上下に昇降させる構造となっ
ている。石材の搬送路には、石材の先端が第1押えロー
ラ19の位置に達したことを検出するセンサ28が設け
られており、このセンサ28が石材を検出したとき、第
1押えローラ19が下降して石材をコンベアローラ1に
押しつけるとともに、シリンダ26を動作させてセンサ
フレーム22を下降させる。
【0021】センサフレーム22には、搬送される石材
の上面に当接してセンサフレーム22の下降位置を設定
する位置設定ローラ31が配置されており、また研削砥
石4に対応する2個のリミットスイッチ32、32と各
研磨砥石に対応する4個のリミットスイッチ33・・・
とが装着されている。研削砥石に対応するリミットスイ
ッチ32と32は、それぞれ研削砥石の加工位置aとそ
の上流側および下流側のサイドガイド9、9との間の位
置に配置されており、また各研磨砥石5に対応するリミ
ットスイッチ33・・・は各研磨砥石の中央部bに配置
されている。
【0022】次に上記の実施例装置の動作について説明
する。加工される石材がその一方の側辺をガイドローラ
3で案内された状態でコンベアローラ1によって搬送さ
れてくると、まず石材の先端がセンサ28で検出された
ときに、第1押えローラ19が下降して石材をコンベア
ローラ1に押しつけ、同時に位置設定ローラ31が石材
の上面に当接する位置までセンサフレーム22を下降さ
せる。この状態で石材がさらに送られて石材の先端が研
削砥石に対応する上流側のリミットスイッチ32によっ
て検出されると、研削砥石の位置にある押えローラ18
が下降する。このとき研削砥石4は、切込量設定装置に
よって設定された面取り寸法で石材のガイドローラ側に
下側稜線を削り落とす位置に設定されており、石材の位
相によって研削送りが与えられて石材の下側稜線が先端
側から順次面取り加工された後、石材の先端が第1の研
磨砥石5の中央部bに達したときに第1の研磨砥石5が
図示しない油圧シリンダによって進出して研削砥石4に
よって加工された面取り面35に押しつけられる。この
ようにして石材の先端が各研磨砥石の中央部bに達した
ことがリミットスイッチ33・・・によって順次検出さ
れ、この検出信号によって対応する押えローラ18が下
降するとともに、対応する研磨砥石5が面取り面35に
押しつけられて面取り面の仕上げ研磨を行う。研磨砥石
5・・・はたとえば上流側から金属ベースの研磨砥石、
レジンベースの研磨砥石および研磨バフというように配
置して、面取り面が順次研磨されて鏡面に仕上げられる
ようにする。
【0023】石材がさらに送られて石材の後端が研削砥
石に対応する下流側のリミットスイッチ32の位置に達
すると、リミットスイッチ32のオフ信号によって押え
ローラ18とが退避する。さらに石材が送られて石材の
後端が各研磨砥石5に対応するリミットスイッチ33・
・・の位置に達して、これらのリミットスイッチをオフ
させると、当該リミットスイッチに対応する押えローラ
18と研磨砥石5とを退避させ、最後のリミットスイッ
チ33を石材の後端が通過したときに研磨砥石5と押え
ローラ18が退避するとともにセンサフレーム22が上
動し、1個の稜線に対する面取り加工が終了する。
【0024】なお上記実施例装置において、コンベアと
してゴムライニングされたローラ1・・・を有するロー
ラコンベアを用い、かつ加工される石材を上方から押え
ローラ18で押さえる構造を採用したのは、研磨反力に
よって石材がガイドローラ3から逃げる方向に移動する
のを防止するためである。
【0025】図7ないし図9は本発明の第2実施例を示
したもので、本実施例の装置は、研削砥石4とその駆動
装置6とをシリンダ7によって短いストロークで水平に
移動する摺動フレーム8に搭載している。そして、この
摺動フレーム8に研削砥石4を挟む上流側と下流側の位
置に、加工される石材の側面に当接するサイドガイド
9、9を装着している。次に本実施例と前記実施例との
相違を説明する。センサフレーム22が下降したあと、
石材の先端が上流側のリミットスイッチ32によって検
出されると、研削砥石の位置にある押えローラ18が下
降し、摺動フレーム8がシリンダ7によって石材に向か
って進出する。摺動フレーム8は、その上流側のサイド
ガイド9が石材の側面に当接した位置で止まり、このと
き研削砥石4は図9に示すように、設定された面取り寸
法で石材のガイドローラ側に下側稜線42を削り落とす
位置に設定される。石材が更に送られて石材の後端が研
削砥石に対応する下流側のリミットスイッチ32の位置
に達すると、リミットスイッチ32のオフ信号によって
摺動フレーム8と研削砥石に対応している押えローラ1
8が退避する。本実施例においては、サイドガイド9と
研磨砥石4との位置関係を所望の面取り寸法に合わせて
設定しておくことができ、サイドガイド9で石材の側辺
を倣いながら面取り加工を行うことができる。
【0026】図10ないし図12は本発明の第3実施例
を示したものである。本実施例の装置は、ローラコンベ
ア2に沿ってレール37、37を設け、このレール上を
移動する台車38にコラム39を立設し、このコラムの
上部に上部枠36を設け、この上部枠36にシリンダ7
で進退する摺動フレーム8と研磨砥石の固定フレーム1
3とを装着し、コラムの中間位置にセンサフレーム等を
内蔵した筺体34を片持ちで設けたものである。研削砥
石4と研磨砥石の回転中心軸は、ローラコンベア2の搬
送面とガイドローラ3のガイド面との交線から上方に4
5度の方向となっている。ローラコンベアを駆動するモ
ータにはブレーキが付設されており、研削ないし研磨動
作中にはローラコンベア2の回転が停止される。
【0027】次に本実施例装置の動作について説明す
る。一側辺をガイドローラ3に案内されながら移動して
きた石材40は、ローラコンベアの停止動作により面取
装置の前方で止まる。台車38が前進して石材40の先
端が前方のサイドガイド9と研削砥石4の加工位置aと
の間に達したときにまず第1押さえローラ19が下降
し、シリンダ7が駆動して摺動フレーム8が石材の上側
稜線側に摺動し、これによって研削砥石が進出し、台車
38が移動して研削加工が行われる。次いで石材の先端
が各研磨砥石の略中心部bに達したときに複数の研磨砥
石5のそれぞれが順次進出し、研削砥石4は石材の後端
が前記加工位置aを通過したあと後方のサイドガイド9
に達する前に退避し、各研磨砥石は石材の後端が各研磨
砥石5の略中央部に達したときに順次後退する。
【0028】
【発明の効果】以上説明したこの発明の装置によれば、
石材の寸法のばらつきや硬度の変化に関わりなく、設定
されたとおりの正確な寸法の面取り加工を行うことがで
き、かつ稜線の研削から仕上げ研磨に至る加工を能率良
く行うことができ、石材の前後端部分における面取り部
のダレも生じない。また本発明の構造でリミットスイッ
チを装着した装置によれば、石材の寸法が変化した場合
にも石材の前後端を正確に検出することができるととも
に、加工屑や加工面に供給される水によるリミットスイ
ッチの損傷を防止でき、またリミットスイッチの位置設
定作業も容易にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例装置の全体平面図
【図2】第1実施例装置の上流側から見た側面図
【図3】第1実施例装置の下流側から見た側面図
【図4】リミットスイッチフレームと押えローラとを示
す正面図
【図5】図4のA部矢視図
【図6】図4のB部矢視図
【図7】第2実施例装置を上流側から見た側面図
【図8】第2実施例の部分平面図
【図9】研削動作の拡大図
【図10】第3実施例装置の全体平面図
【図11】第3実施例装置の上流側から見た側面図
【図12】研削動作の拡大図
【図13】従来装置を模式的に示した図
【符号の説明】
2 ローラコンベア 3 ガイドローラ 4 研削砥石 5 研磨砥石 9 サイドガイド 22 センサフレーム 26 シリンダ 28 センサ 31 位置設定ローラ 32 リミットスイッチ 33 リミットスイッチ a 加工位置 b 中央部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石材の下面を支持するコンベア(2) と一
    方の側面を案内するガイドローラ(3) とを備えた石材搬
    送路に沿って、研削砥石と複数の研磨砥石とが搬送され
    る石材のガイドローラ(3) 側の下側稜線(42)に臨んで配
    置されていることを特徴とする、石材の面取り加工装
    置。
  2. 【請求項2】 石材の下面を支持するコンベア(2) と一
    方の側面を案内するガイドローラ(3) とを備えた石材搬
    送路に沿って、研削砥石と複数の研磨砥石とが搬送され
    る石材のガイドローラ(3) 側の下側稜線(42)に臨んで配
    置されており、研削砥石(4) はその両側に設けられたサ
    イドガイド(9),(9) とともに前記下側稜線に向けて進退
    自在であり、研磨砥石(5) は設定された付勢力で前記下
    側稜線に向けて進出自在に装着されており、研削砥石
    (4) は石材の先端が上流側のサイドガイド(9) と研削砥
    石の加工位置(a) との間に達したときに進出し、複数の
    研磨砥石(5) のそれぞれは石材の先端が各研磨砥石の略
    中央部(b) に達したときに順次進出し、研削砥石(4) は
    石材の後端が前記加工位置(a) を通過したあと下流側の
    サイドガイド(9) に達する前に退避し、各研磨砥石(5)
    は石材の後端が各研磨砥石の略中央部(b) に達したとき
    に順次後退することを特徴とする、石材の面取り加工装
    置。
  3. 【請求項3】 石材の下面を支持するコンベア(2) と一
    方の側面を案内するガイドローラ(3) とを備えた石材搬
    送路に沿って、研削砥石と複数の研磨砥石とが搬送され
    る石材のガイドローラ(3) 側の上側稜線(41)に臨んで配
    置されており、研削砥石(4) は前記上側稜線に向けて進
    退自在であり、研磨砥石(5) は設定された付勢力で前記
    上側稜線に向けて進出自在に装着されていることを特徴
    とする、石材の面取り加工装置。
  4. 【請求項4】 石材の下面を支持するコンベア(2) と一
    方の側面を案内するガイドローラ(3) とを備えた石材搬
    送路に沿って、研削砥石と複数の研磨砥石とが搬送され
    る石材のガイドローラ(3) 側の上側稜線(41)に臨んで配
    置されており、研削砥石(4) はその両側に設けられたサ
    イドガイド(9),(9) とともに前記上側稜線に向けて進退
    自在であり、研磨砥石(5) は設定された付勢力で前記上
    側稜線に向けて進出自在に装着されており、研削砥石
    (4) は石材の先端が上流側のサイドガイド(9) と研削砥
    石の加工位置(a) との間に達したときに進出し、複数の
    研磨砥石(5) のそれぞれは石材の先端が各研磨砥石の略
    中央部(b) に達したときに順次進出し、研削砥石(4) は
    石材の後端が前記加工位置(a) を通過したあと下流側の
    サイドガイド(9) に達する前に退避し、各研磨砥石は石
    材の後端が各研磨砥石(5) の略中央部(b) に達したとき
    に順次後退することを特徴とする、石材の面取り加工装
    置。
  5. 【請求項5】 石材の稜線(41)、(42) を一定長さ突出さ
    せて固定するテーブル(2) と前記稜線に沿って移動する
    研削砥石(4) 及び研磨砥石(5) とを有しており、研削砥
    石(4) は前記稜線に向けて進退自在であり、研磨砥石
    (5) は設定された付勢力で前記稜線に向けて進出自在に
    装着されていることを特徴とする、石材の面取り加工装
    置。
  6. 【請求項6】 石材の稜線(41)、(42) を一定長さ突出さ
    せて固定するテーブル(2) と前記稜線に沿って移動する
    研削砥石(4) 及び研磨砥石(5) とを有しており、研削砥
    石(4) はその前後に設けられたサイドガイド(9),(9) と
    ともに前記稜線に向けて進退自在であり、研磨砥石(5)
    は設定された付勢力で前記稜線に向けて進出自在に装着
    されており、研削砥石及び研磨砥石を移動して石材の先
    端が前方のサイドガイド(9) と研削砥石の加工位置(a)
    との間に達したときに研削砥石が進出し、石材の先端が
    各研磨砥石の略中央部(b) に達したときに複数の研磨砥
    石(5) のそれぞれが順次進出し、研削砥石(4) は石材の
    後端が前記加工位置(a)を通過したあと後方のサイドガ
    イド(9) に達する前に退避し、各研磨砥石は石材の後端
    が各研磨砥石(5) の略中央部(b) に達したときに順次後
    退することを特徴とする、石材の面取り加工装置。
  7. 【請求項7】 石材の先端および後端をリミットスイッ
    チによって検出する上記装置において、研削砥石(4) の
    加工位置(a) の上流側ないし前方と下流側ないし後方と
    に隣接して配置されたリミットスイッチ(32),(32) と、
    各研磨砥石(5) の略中央部(b) に配置されたリミットス
    イッチ(33)・・・を装着したセンサフレームが平行昇降
    自在に装着され、このセンサフレーム(22)を昇降させる
    駆動装置(26)とこのセンサフレームの下降タイミングを
    検出するセンサ(28)と、石材の上面に当接してセンサフ
    レーム(22)の下降位置を規定する位置設定ローラ(31)と
    を備えていることを特徴とする、請求項1、2、3、
    4、5又は6記載の石材の面取り加工装置。
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