JPH0621049Y2 - トラッキング調整回路 - Google Patents

トラッキング調整回路

Info

Publication number
JPH0621049Y2
JPH0621049Y2 JP3867489U JP3867489U JPH0621049Y2 JP H0621049 Y2 JPH0621049 Y2 JP H0621049Y2 JP 3867489 U JP3867489 U JP 3867489U JP 3867489 U JP3867489 U JP 3867489U JP H0621049 Y2 JPH0621049 Y2 JP H0621049Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
sensitivity
amplitude
error signal
tracking error
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3867489U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02132316U (ja
Inventor
正人 池田
Original Assignee
アイワ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイワ株式会社 filed Critical アイワ株式会社
Priority to JP3867489U priority Critical patent/JPH0621049Y2/ja
Publication of JPH02132316U publication Critical patent/JPH02132316U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0621049Y2 publication Critical patent/JPH0621049Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、コンパクトディスクなどのように光ピック
アップ装置を使用したときのトラッキング調整回路に関
し、特にこの光ピックアップ装置に使用されるアクチュ
エータの感度のバラツキを自動的に補正できるようにし
たトラッキング調整回路に関する。
[従来の技術] コンパクトディスク(CD)などでは、これに書き込ま
れた情報をピックアップするため光ピックアップ装置が
使用される。
第4図はこの光ピックアップ装置10の一例を示すもの
で、本例では3ビーム方式によって情報の検出と、トラ
ッキング調整及びフォーカス調整を行なう場合を例示す
る。そのため、光検出器2としては計6個の光センサ4
〜9が図のように配置されて構成される。そして、フォ
ーカス調整及びトラッキング調整が正しく行なわれてい
るときには、CDより反射された光ビームは、破線図示
のような正規の位置に結像するようになされている。
そして、周知のようにセンサ4〜7の出力がアンプ12
に導かれることによってCD上に記録された情報がピッ
クアップされて、情報信号が再生される。また、これら
センサ4〜7の出力を利用してアンプ14よりフォーカ
スエラー信号が検出される。また、一対のセンサ8,9
から得られる出力がアンプ16に導かれてこれよりトラ
ッキングエラー信号が形成される。
このような光検出器2を使用したときのトラッキング調
整回路1は第5図のように構成されている。すなわち、
開ループ状態(サーボオフの状態)でアンプ16より出
力されたトラッキングエラー信号は振幅調整手段20に
供給されてその振幅が一定になるように制御される。
そのため、この振幅調整手段20は可変アンプ22と振
幅検出器24とで構成され、トラッキングエラー信号の
振幅が常に一定となるように調整される。
振幅一定となされたトラッキングエラー信号はさらに可
変アッテネータ26に供給されてその振幅が制御される
と共に、その後アンプ28を経てアクチュエータ30に
供給される。このアクチュエータ30は、CD上への光
ビームの照射位置を調整して光ビームのトラッキングを
とるための手段であって、レンズ32が左右方向(トラ
ックピッチ方向)に調整される。
さて、このような開ループ状態(サーボオフ状態)を行
なうと、光検出器2の感度のバラツキなどはトラッキン
グエラー信号の振幅変動として現われるから、振幅調整
手段20によってトラッキングエラー信号の振幅が一定
となるように補正すれば、光検出器2の感度のバラツキ
を補正することができる。
しかし、アクチュエータ30の感度のバラツキまでも補
正することができない。そのため、従来ではこのアクチ
ュエータ30の感度のバラツキを補正するため、第6図
のような調整手段50を採用していた。
すなわち、可変アッテネータ26の前段にゲイン1のア
ンプ36が設けられ、交流信号源34から得られる交流
信号がアンプ36に供給されてトラッキングエラー信号
と合成される。その出力が可変アッテネータ26に供給
される。アクチュエータ30に交流信号を供給してこの
アクチュエータ30を強制的にトラックピッチ方向に振
らせ、閉ループ制御(サーボオンの状態)でのエラー振
幅、すなわち、サーボのループ利得に応じてサーボのエ
ラー電圧が発生するから、アンプ36の入出力電圧V
a,Vcの比、Va/Vcが一定値となるように可変ア
ッテネータ26のゲインが調整される。
こうすることによって、アクチュエータ30の感度のバ
ラツキも補正することができる。
[考案が解決しようとする課題] しかし、この構成ではアクチュエータ30の感度調整の
都度、信号源34及びアンプ36をトラッキングエラー
制御系のループに接続しなければならない。そのため、
調整作業が面倒である。
また、アクチュエータ30の感度を手動でしか調整でき
ないので、その調整が面倒であるなどの問題がある。
そこで、この考案ではこのような従来の課題を解決した
ものであって、アクチュエータの感度調整を自動化でき
るようにしたトラッキング調整回路を提案するものであ
る。
[課題を解決するための手段] 上述の課題を解決するため、この考案においては、光検
出器から得られるトラッキングエラー信号の振幅を一定
にする振幅調整手段と、 一定振幅のトラッキングエラー信号の減衰量を調整して
アクチュエータの感度を補償するようにした可変アッテ
ネータを内蔵した感度調整手段とを有し、 上記アクチュエータに所定電圧を印加して強制的に偏移
させ、単位時間当りに通過するトラック数が所定範囲よ
り多いときは上記可変アッテネータの減衰量を大きくす
ると共に上記トラック数が上記所定範囲より少ないとき
は上記可変アッテネータの減衰量を小さくして上記アク
チュエータの感度を補償するものである。
[作用] フォーカス調整及び光検出器2の振幅調整が終了した段
階で、または同時にアクチュエータ30の感度調整が実
行される。したがって、この感度調整は読み出しスター
トの都度、例えば、コンパクトディスクのTOC(TABL
E OF CONTENTS)情報の読み取りに先立って実行され
る。
次にスイッチ40を実線のように切り換えた状態で、ア
クチュエータ30に所定レベルのステップパルスが加え
られて、このアクチュエータ30を強制的に偏移させ
る。こうすると、レンズ32の偏移量Δxはアクチュエ
ータ30の感度によって相違する。感度がよければその
分偏移量Δxが大きくなるため、単位時間T当たりにト
ラックを跨ぐトラック数が増える。
したがって、単位時間T当たりに跨ぐトラック数をトラ
ッキングエラー信号から検出し、その出力で可変アッテ
ネータ26の減衰量が決定される。
上述したように感度が良過ぎるときには、可変アッテネ
ータ26の減衰量を大きくすれば、それによってアクチ
ュエータ30に印加されるアクチュエータ電圧も低下す
るため、偏移量Δxが小さくなる。
以上のようにしてアクチュエータ30の感度のバラツキ
を補正できる。
[実施例] 続いて、この考案に係るトラッキング調整回路の一例を
上述したCDの光ピックアップ装置に適用した場合につ
いて、第1図以下を参照して詳細に説明する。
この考案でも、従来と同様なトラッキング調整が行なわ
れるため、その詳細な説明は省略するが、本例でも光検
出器2の感度のバラツキを補正するために振幅調整手段
20が設けられる他、アクチュエータ30の感度のバラ
ツキを補正するため、感度調整手段50が設けられる。
そのため、一定振幅に制御されたトラッキングエラー信
号は感度調整手段50を構成するスイッチ40、アンプ
42を夫々介して可変アッテネータ26に供給される。
アンプ42には所定タイミングに第2図Aに示すステッ
プパルスが加えられる。可変アッテネータ26は減衰器
26Aと、その減衰量(ゲイン)を定めるゲイン設定回
路26Bとで構成され、ゲイン設定回路26Bはアクチ
ュエータ30の感度の良否によって調整される。
そのため、本例ではカウンタ46が設けられ、トラッキ
ングエラー信号がカウンタ46に供給されて、トラック
を跨いだときに得られるトラッキングエラー信号によっ
てカウントアップされる。
そして、単位時間T当たりのトラック数がカウントされ
ると、そのカウント値に応じたゲインつまり、減衰量が
設定される。
48はCPU内蔵のコントローラであって、必要なとき
スイッチ40を制御する他、カウンタ46の動作期間を
制御するためのカウンタゲートパルスなどが作成され
る。
さて、このように構成した場合の動作を次に説明する。
アクチュエータの感度調整時には、スイッチ40が開状
態(実線図示)に制御されると共に、所定レベルのステ
ップパルスがアンプ42に加えられる。そのため、この
ステップパルスによってアクチュエータ30が強制的に
振られるため、アクチュエータ30の偏移量Δxは第2
図Bのようになる。偏移量Δxは感度の良否によって相
違する。その一例を第2図Bに示す。
アクチュエータ30が強制的に振られると、これに伴な
ってトラッキングエラー信号も第2図Cのような信号と
なって得られる。ステップパルスが印加されたタイミン
グから単位時間Tを経過するまでに得られるトラッキン
グエラー信号のサイクル数は跨いだトラック数に比例す
る。
このトラッキングエラー信号はカウンタ46に供給され
る。カウンタ46にはカウンタゲートパルス(第2図
D)が供給されているため、カウンタ46ではこの単位
時間Tに得られるサイクル数、つまりトラック数がカウ
ントされる。
アクチュエータ30の感度が高いときには、その分レン
ズ32が速く動かされるため、普通の感度を持つアクチ
ュエータ30のときよりも単位時間T内のカウント数が
大きくなる。そのため、このカウンント数によってアク
チュエータ30の感度を知ることができる。
カウント数はゲイン設定回路26Bに対しゲイン指定信
号として供給される。本例では、カウント数と指定ゲイ
ンとの関係はテーブル化されているため、そのテーブル
の参照アドレスとしてカウント数が供給される。
第3図はこのテーブルの内容の一例を示すもので、例え
ば、ゲイン設定回路26Bのゲイン初期値がOdBであ
ったとき、カウント数が100〜200の範囲内であっ
たときには、アクチュエータ30の感度が低過ぎるもの
として、−2dB程度に減衰器26Aの減衰量が変更さ
れる。こうすると、アクチュエータ30に加わるトラッ
キングエラー信号の電圧が高くなって、アクチュエータ
30の感度が補償される。
アクチュエータ30に対する感度調整が終了するとスイ
ッチ40が閉状態(破線図示)に制御される。
本例によれば、テーブルの内容をこの程度に設定するこ
とによってアクチュエータ30に対する良好な感度補償
結果が得られた。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案においては、アクチュエ
ータに所定電圧を印加して強制的に偏移させ、単位時間
当たりに通過するトラック数に基づいてアクチュエータ
の感度を補償するようにしたものである。
これによれば、アクチュエータに対する感度調整を自動
化できる。そのため、その調整作業を全廃できる特徴を
有する。また、CDスタート時には常にこの感度調整が
行なわれるため、常に高精度のトラッキング調整が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るトラッキング調整回路の一例を
示す要部の系統図、第2図はその動作説明に供する波形
図、第3図はカウント数と設定減衰量の関係を示す図、
第4図は光ピックアップ装置の構成図、第5図〜第6図
は夫々従来のトラッキング調整回路の系統図である。 2……光検出器 10……光ピックアップ装置 20……振幅調整手段 26……可変アッテネータ 26A……減衰器 26B……ゲイン設定回路 30……アクチュエータ 40……スイッチ 46……カウンタ 50……感度調整手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光検出器から得られるトラッキングエラー
    信号の振幅を一定にする振幅調整手段と、 一定振幅のトラッキングエラー信号の減衰量を調整して
    アクチュエータの感度を補償するようにした可変アッテ
    ネータを内蔵した感度調整手段とを有し、 上記アクチュエータに所定電圧を印加して強制的に偏移
    させ、単位時間当りに通過するトラック数が所定範囲よ
    り多いときは上記可変アッテネータの減衰量を大きくす
    ると共に上記トラック数が上記所定範囲より少ないとき
    は上記可変アッテネータの減衰量を小さくして上記アク
    チュエータの感度を補償することを特徴とするトラッキ
    ング調整回路。
JP3867489U 1989-03-31 1989-03-31 トラッキング調整回路 Expired - Lifetime JPH0621049Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3867489U JPH0621049Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 トラッキング調整回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3867489U JPH0621049Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 トラッキング調整回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02132316U JPH02132316U (ja) 1990-11-02
JPH0621049Y2 true JPH0621049Y2 (ja) 1994-06-01

Family

ID=31546893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3867489U Expired - Lifetime JPH0621049Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 トラッキング調整回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0621049Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02132316U (ja) 1990-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2734054B2 (ja) 光ディスク装置のトラッキングエラー検出装置及びトラッキングエラー検出方法
US6195319B1 (en) Optical pickup position control device
CA1303218C (en) Device for driving and controlling optical head for use in optical disksystem
US5084849A (en) Method for setting the loop gain of servo loops in a disc player
US5245599A (en) Disc player using a servo loop with a variable transfer function
US4862446A (en) Optical focus error control pickup device for an optical recording/reproducing system
JPH0621049Y2 (ja) トラッキング調整回路
JPH06162544A (ja) トラッキングサーボ回路
US6674694B1 (en) Light-pickup device applied to a recording and/or reproduction device for an optical disk inluding a detection circuit that generates a focus zero cross signal
US6946633B2 (en) Optical disc apparatus and method for controlling focus of the same
KR100211841B1 (ko) 디지털 비디오 디스크 플레이어에서 슬레드 이득 자동조정장치 및 방법
US6603717B1 (en) Optical disk reproducing device with automatic focus control loop
JP2685312B2 (ja) トラッキング制御装置
JPH04206037A (ja) 光ディスク装置
JP2943782B2 (ja) 光ディスク装置のトラッキングエラー検出装置
JP3452636B2 (ja) 合焦点型変位測定装置
KR100211211B1 (ko) 디지털 비디오 디스크 플레이어에서 슬레드 이득 자동조정장치 및 방법
KR100228800B1 (ko) 디지털 비디오 디스크 플레이어에서 슬레드 이득 자동조정장치 및 방법
JPH0461034A (ja) 光ディスク装置におけるサーボゲイン補償装置
JPS6323792Y2 (ja)
JPS6344324A (ja) 光学式デイスク再生装置のフオ−カスサ−ボゲイン調整回路
JPS6089836A (ja) デイスクレコ−ド再生装置のトラツキング制御回路
JPH04281234A (ja) 光情報記録再生装置の光情報記録媒体およびゲイン補正方法
JP2684672B2 (ja) 光学的再生装置
JPH01220231A (ja) トラッキングサーボのゲイン調整装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term