JPH06209977A - 温熱マッサージ器 - Google Patents

温熱マッサージ器

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JPH06209977A
JPH06209977A JP805693A JP805693A JPH06209977A JP H06209977 A JPH06209977 A JP H06209977A JP 805693 A JP805693 A JP 805693A JP 805693 A JP805693 A JP 805693A JP H06209977 A JPH06209977 A JP H06209977A
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JP
Japan
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pressing
stimulus
head
pressing body
heater
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Pending
Application number
JP805693A
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English (en)
Inventor
Enzo Tanaka
圓造 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 身体に対し、摩擦刺激と温熱刺激とを同時に
加える。 【構成】 把持柄11の頭部12に熱伝導性の押接体1
4、14を突設し、その基部にヒータ15、15を添設
する。押接体14、14を介して摩擦刺激と温熱刺激と
を同時に加えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、手持ちのマッサージ
器具、殊に、皮膚に対して、摩擦刺激と温熱刺激との双
方を加えることができる温熱マッサージ器に関する。
【0002】
【従来の技術】マッサージは、身体に対して外部から物
理的刺激を加え、反射作用を喚起し、代謝を促進させる
ことによって、体調不全や筋肉疲労等を早期に解消する
技術として広く普及しており、身体に刺激を加える手段
として、様々なマッサージ器具が提供されている。
【0003】マッサージに利用される刺激としては、揉
み、押圧、摩擦、温熱、低周波電気刺激等が常套的であ
り、従来のマッサージ器具は、これらのいずれかの刺激
を適確に加えることができるように、その機能、形状等
が選定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の技術によ
れば、マッサージ器具の刺激機能が特定のものに限定さ
れているため、異なる種類の刺激を必要とする場合に
は、複数の器具を取り換えて使用しなければならず、ま
た、器具を順次使用することにより、マッサージの所要
時間が不当に長くなる上、その効果も、複数の刺激を同
時に加える場合に比し、格段に劣るという問題があっ
た。
【0005】そこで、この発明の目的は、身体に接する
押接体の基部にヒータを添設し、押接体を加熱しながら
使用することによって、身体に対し、摩擦刺激と温熱刺
激とを同時に加えることを可能とし、短時間で顕著なマ
ッサージ効果を得ることができる温熱マッサージ器を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、把持柄の先端部に頭部を形成
し、頭部には、熱伝導性の押接体を把持柄の直角方向に
突設し、押接体の基部にヒータを添設することをその要
旨とする。
【0007】なお、ヒータは、温度制御装置を備えるこ
とができる。
【0008】
【作用】かかる発明の構成によるときは、押接体は、把
持柄を握ることによって、全身の任意の部位に押し付け
て擦ることができ、身体に対して良好な摩擦刺激を加え
ることができる。また、この際、ヒータは、押接体を加
熱するので、身体に対し、同時に温熱刺激を加えること
ができる。
【0009】ヒータに温度制御装置を設けるときは、押
接体の温度を適正に維持することができるので、危険を
防止しながら適確な温熱刺激を実現することが可能であ
る。
【0010】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0011】温熱マッサージ器は、把持柄11の先端部
に頭部12を形成し、頭部12の一面側に一対の押接体
14、14を突設してなる(図1)。
【0012】把持柄11は、たとえば合成樹脂製の中空
体であり、頭部12は、把持柄11の先端部に、把持柄
11と一体に成形されている。頭部12は、滑らかな偏
平形状に形成され、把持柄11に対し上下面を有するよ
うになっている。また、頭部12の内部は、中空になっ
ている。
【0013】頭部12の内部には、押接体14、14に
対応するヒータ15、15が配設され、また、頭部12
の上面側には、電源ランプ16が配設されている。な
お、電源コード17は、把持柄11の後端部から引き込
まれ、中間部に配設する電源スイッチ17aを介し、ヒ
ータ15、15に接続されている。
【0014】一対の押接体14、14は、頭部12に対
し、断熱性のベース材13を介して取り付けられている
(図2)。各押接体14は、熱伝導性の良好な金属材料
からなり、直径約1cmの円柱形に形成されている。各押
接体14の先端14aの外周部は、滑らかな曲面に仕上
げられている。また、各押接体14の基部14e側は、
中間に段部14bを形成することにより、先端14aよ
り細くなっている。
【0015】押接体14、14は、2〜3mm程度の間隔
dを介し、ベース材13に立設されており、各基部14
eには、環状のヒータ15が嵌め込まれている。各押接
体14は、先端14a側が約0.5〜1cm程度ベース材
13の外部に突出するように、段部14bによって位置
決めされている。
【0016】押接体14、14は、把持柄11に対し、
直角方向に突設されており、横方向に配列されている
(図1)。なお、ヒータ15、15は、押接体14、1
4の先端14a、14aの温度を約94℃前後に保つこ
とができるものとする。また、ベース材13としては、
たとえば、弾性変形可能な耐熱性のシリコーンゴム系材
料等が好適である。
【0017】このような温熱マッサージ器は、把持柄1
1を握り、押接体14、14を身体の任意の部位に押し
当てるようにして使用する(図3)。ただし、押接体1
4、14は、電源スイッチ17aを介してヒータ15、
15に通電し、あらかじめ所定の温度に予熱しておくも
のとする。そこで、押接体14、14を所望の身体部位
に当てた後、把持柄11を前後動することにより、該当
部位に摩擦刺激と温熱刺激とを同時に加えることができ
る。なお、押接体14、14は、約94℃前後の高温に
保たれているが、常時移動させ、該当部位を擦ることに
より、火傷等を引き起すおそれはない。また、押接体1
4、14は、近接して一対を設けることにより、単一の
場合に比し、格段に良好な摩擦刺激を実現し得ることが
わかった。
【0018】
【他の実施例】一対の押接体14、14は、一体に形成
することができる(図4)。ヒータ15は、押接体1
4、14の共通の基部14eに貼着されている。また、
基部14eの外周には、外向きのフランジ14cが形成
されており、押接体14、14は、頭部12に対し、頭
部12の開口部に対応する外側溝とフランジ14cに対
応する内側溝とを備えるリング状のグロメット18を介
して装着されている。ヒータ15を共用することができ
るので、全体構造を単純化することができる。
【0019】押接体14は、1個であってもよい(図
5)。押接体14の先端14aは、球面形に形成され、
ベース材13を介して頭部12に固定されている。押接
体14には、平面部14dが形成され、ヒータ15は、
平面部14dに対し、押え板15bを介してねじ止めさ
れている。押接体14を身体に対して強く押し付けるこ
とにより、摩擦刺激の他に押圧刺激をも加えることがで
きるので、温熱刺激とともに、一層顕著なマッサージ効
果を発揮することができる。なお、押圧刺激専用に用い
る場合には、押接体14の温度は、約60℃前後がよ
い。
【0020】また、図5の押接体14は、その直径を大
きくし、先端14aを平坦に近く仕上げることもできる
(図6)。このときの押接体14は、直径約2cmの円柱
状であり、中間部と基部14eとには、抜止め用のフラ
ンジ14c、14cが形成され、ベース材13を介して
固定されている。ヒータ15は、基部14eに貼着され
ている。
【0021】頭部12は、上下両面に押接体14、14
…を設けることができる(図7)。頭部12の上面側に
は、単一の大径の押接体14が突設され、下面側には、
一対の小径の押接体14、14が突設されている。ま
た、大小の押接体14、14…は、頭部12内において
一体に連結されている(図8)。すなわち、大径の押接
体14の端面には、一対のねじ穴14h、14hが設け
られており、小径の押接体14、14の端部には、ねじ
孔14h、14hにねじ込む雄ねじ部14s、14sが
突設されている。ヒータ15は、大径の押接体14の外
周部に巻き付けるようにして添設され、ベース材13
は、押接体14、14…の連結部分を取り囲むようにし
て設けられている。頭部12を反転させることによっ
て、使用する押接体14、14…を任意に使い分けるこ
とができる。
【0022】以上の各実施例において、ヒータ15は、
図示しない温度制御装置を備えることができる。すなわ
ち、温度制御装置は、ヒータ15に対する通電電力を制
御し、押接体14の温度を所定値に維持することができ
るものとし、たとえば、各種のサーモスタットやサーマ
ルリレーの他、サーミスタ等の温度検出素子を用いる電
子的な制御装置であってもよい。なお、温度制御装置
は、たとえば頭部12に外部操作用の温度設定器19を
設けるのが便利である(図9)。
【0023】また、頭部12には、各押接体14を軸方
向に振動させる電気的な振動源を組み込むことができ
る。なお、このときの振動源は、押接体14の振幅とし
て約0.1〜0.5mm、振動周波数として約5〜30H
zを実現し得るものであれば、ムービングコイル式、電
磁式、圧電式等の任意の形式を使用することができる。
【0024】さらに、頭部12には、不使用時に押接体
14を保護するために、着脱可能な蓋を付属させてもよ
い。また、このときの蓋は、断熱材料製とすれば、使用
直後に収納するのに便利である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、把持柄の頭部に熱伝導性の押接体を突設し、押接体
の基部にヒータを添設することによって、所定温度に加
熱した押接体の先端を身体に押し付けて擦ることができ
るので、身体に対し、摩擦刺激と温熱刺激とを複合的に
加えることが可能であり、短時間で顕著なマッサージ効
果を得ることができるという優れた効果がある。また、
押接体により身体に圧接力を加えれば、良好な押圧刺激
をも同時に加えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成斜視図
【図2】 図1のX−X線矢視断面相当図
【図3】 使用状態説明図
【図4】 他の実施例を示す図2相当図(1)
【図5】 他の実施例を示す図2相当図(2)
【図6】 他の実施例を示す図2相当図(3)
【図7】 他の実施例を示す要部斜視図
【図8】 図7のY−Y線矢視断面相当図
【図9】 他の実施例を示す図7相当図
【符号の説明】
11…把持柄 12…頭部 14…押接体 14e…基部 15…ヒータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持柄の先端部に頭部を形成し、該頭部
    には、熱伝導性の押接体を前記把持柄の直角方向に突設
    し、該押接体の基部にヒータを添設してなる温熱マッサ
    ージ器。
  2. 【請求項2】前記ヒータは、温度制御装置を備えること
    を特徴とする請求項1記載の温熱マッサージ器。
JP805693A 1993-01-21 1993-01-21 温熱マッサージ器 Pending JPH06209977A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP805693A JPH06209977A (ja) 1993-01-21 1993-01-21 温熱マッサージ器

Applications Claiming Priority (1)

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JP805693A JPH06209977A (ja) 1993-01-21 1993-01-21 温熱マッサージ器

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Publication Number Publication Date
JPH06209977A true JPH06209977A (ja) 1994-08-02

Family

ID=11682679

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JP805693A Pending JPH06209977A (ja) 1993-01-21 1993-01-21 温熱マッサージ器

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JP (1) JPH06209977A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012196408A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Panasonic Corp マッサージ機
KR200464787Y1 (ko) * 2011-01-26 2013-01-17 김경숙 두피 마사지기
JP2015062641A (ja) * 2013-09-26 2015-04-09 株式会社平垣製作所 温灸器
WO2017110992A1 (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 陽子 白石 生体刺激具及び生体刺激装置

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