JPH06209339A - 伝送システム - Google Patents

伝送システム

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JPH06209339A
JPH06209339A JP5190287A JP19028793A JPH06209339A JP H06209339 A JPH06209339 A JP H06209339A JP 5190287 A JP5190287 A JP 5190287A JP 19028793 A JP19028793 A JP 19028793A JP H06209339 A JPH06209339 A JP H06209339A
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JP
Japan
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detection signal
signal
reliability
sub
symbol sequence
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Pending
Application number
JP5190287A
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English (en)
Inventor
Johannes W M Bergmans
ヴィルヘルムス マリア ベルグマンス ヨハネス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH06209339A publication Critical patent/JPH06209339A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 符号化誤り率が低減された伝送システムを提
供することを目的とする。 【構成】 データ受信器において、検出手段(10)は
受信された信号から記号値を決定するために使用され
る。サイクロステェイショナリ雑音信号の影響を低減す
るために、異なる時点でサンプリングされた入力信号か
ら記号系列を抽出し、同時に動作する複数の検出器(1
2、14)が使用される。複数検出器により同時に抽出
される信頼度測度に基づき、対応する信頼度測度は最大
信頼度を示す記号系列が選択手段を介して受信器出力に
搬送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ記号をある符号
化率でチャネルの入力に供給するデータ送信器と、チャ
ネルの出力信号から検出信号を抽出する抽出手段から成
るデータ受信器と、符号間隔あたりN個の検出信号値か
ら検出信号により搬送されるデータ記号系列を抽出し、
検出信号から抽出されたデータ記号系列の信頼度を表す
信頼度測度を抽出する抽出手段を含む検出手段とよりな
る伝送システムに関する。
【0002】本発明は、同様に、当該システム用受信器
に関する。
【0003】
【従来の技術】冒頭の節で定義されたシステムは、G.M.
Vachula とF.S.Hillによる学会誌論文「過剰帯域幅によ
る帯域制限PAM信号の最適検出について("On Optima
l Detection of Band-Limited PAM Signals with Exces
s Bandwidth")」、IEEE通信学会誌、COM-29巻、第6
号、1981年6 月、ページ886-890 により知られている。
【0004】かかる伝送システムは、例えば、公衆電話
網によるデータ信号の伝送、或いは磁気テープ又はディ
スクが供給するデータ信号の再構築に用いることが可能
である。データ記号が伝送媒体により伝送され、或いは
データ記号が記録媒体に記憶されるとき、伝送され又は
記録されるデータ記号は、以下チャネルという用語で表
される伝送媒体又は記録媒体に本質的に適合するようア
ナログパルスに変換される。
【0005】受信器では、チャネルの出力信号は一般に
濾波され、符号化率1/Tに等しいサンプリング速度で
サンプリングされ、その結果検出信号が得られる。濾波
されたチャネルの出力信号の帯域幅が符号化率値の半分
を越える場合に、濾波された出力信号中に表れる情報が
損失することを回避するためには、ナイキストの標本化
定理によって符号化率1/Tよりも高いサンプリング速
度が必要である。かかる情報損失は、検出信号に基づき
データ記号系列が近似される際に高められる符号化誤り
率により示される。
【0006】濾波されたチャネルの出力信号の情報が損
失することを避けるために、上記学会誌論文により知ら
れる受信器には、符号化率よりも因子Nで高いサンプリ
ング速度が使用される。その結果、符号間隔あたりN個
の異なる検出信号値は、検出信号により搬送されるデー
タ記号系列の決定に有効である。従来技術の伝送システ
ムにおいて、最尤データ記号系列を決定するために、既
に決定されたデータ記号の信頼できる程度を示す信頼度
測度が使用される。従来技術の伝送システムにおいて、
これはビテルビ検出器により行なわれる。検出信号は、
そこで、符号間隔あたり2回サンプルされる。従って、
符号間隔あたり第1と第2の検出信号サンプルがある。
信頼度測度は、検出信号の第1サンプルの現在値と期待
値との差及び第2サンプルの現在値と期待値との差の合
計に比例する。
【0007】かかる伝送システムにおいて、特定なSN
比からなる検出信号の符号化誤り率は、最適システムに
期待されるよりも幾つかのチャネルで依然として大きい
ことが明らかとなっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術に
よる伝送システムと比較して符号化誤り率がはるかに低
減された冒頭の節で定義された伝送システムを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的のため本発明
は、検出手段は複数の副検出手段から成り、各副検出手
段は、符号間隔あたりN個の検出信号値の少なくとも一
つの値に基づいてデータ記号系列を決定し、最尤データ
記号系列に関する信頼度測度を決定するよう配置され、
検出手段は関連する信頼度測度が最大信頼度を示すデー
タ記号系列から記号を選択する選択手段から成ることを
特徴とする。
【0010】
【作用】本発明は、現状技術の伝送システムの性能が最
善に及ばない原因は、一般にサイクロステェイショナリ
と呼ばれる雑音成分が検出信号に存在するためであると
いう認識に基づいている。信号をサイクロステェイショ
ナリと呼ぶのは、例えば、平均値又は自己相関関数のよ
うな統計的性質が、時間に独立ではなく周期的に時間に
依存する場合である。サイクロステェイショナリ雑音信
号の重要な例は、局所電話網において隣接する電線対か
ら生じるサイクロステェイショナリデータ信号による不
所望クロストークであり、ISDN網においても同様に
発生する。他の例は、磁気記録における隣接するトラッ
クから読み取りヘッドへの信号クロストークである。
【0011】雑音信号のサイクロステェイショナリ性の
結果、これらの雑音信号の強度期待値は符号間隔中のサ
ンプリング速度に依存する。本発明の考えによれば、検
出手段を特定の符号間隔内の検出信号の異なる値で各々
作動する副検出手段により構成しておくと、これら各検
出器の信頼度測度に基づいて最大信頼度データ記号を選
択することが可能である。それらは一般に、サイクロス
テェイショナリ雑音信号の最小予測値を与える検出信号
値に属するデータ記号である。
【0012】本発明を実施するに、有効部分が標本化定
理を満たす検出信号中にサイクロステェイショナリ雑音
信号が発生する場合にも都合がよいことがわかる。本発
明の一実施例は、信頼度測度はデータ記号系列に関する
検出信号の現在値と検出信号の期待値との差に依存する
ことを特徴とする。かかる信頼度測度は、既に決定され
た検出信号及び記号のごとく、受信器に既に生じた信号
に基づいて簡単に決定される。
【0013】本発明の更なる実施例は、副検出器がビテ
ルビ検出器であり、信頼度測度は単位時間あたり最尤候
補データ系列の尤度測度のエンハンスメントに依存する
ことを特徴とする。ビテルビ検出器が使用される場合に
は、各ビテルビ検出器は記号系列を評価するだけではな
く、これら記号の尤度評価も同時に行なう。尤度測度と
も呼ばれる尤度評価は、最も信頼できる記号系列の選択
を行なうために、ビテルビ検出器により決定された記号
系列に属する尤度測度を得るためにも利用される。
【0014】本発明の更なる実施例は、信頼度測度は副
検出手段に属する検出信号の電力レベルの評価に依存す
ることを特徴とする。種々の副検出手段に供給される検
出信号の電力レベルが異なるならば、各副検出手段に属
する検出信号の電力レベル評価に正規化された信頼度測
度を利用することにより、最も信頼できる記号系列の選
択が確保される。
【0015】
【実施例】図1に示すように伝送システムにおいて、送
信器2によって送信される記号系列zk は伝送に適する
信号に変換される。この信号はチャネル4に送られる。
このチャネルは通常の伝送チャネルであるが、磁気又は
光記録媒体でもよい。チャネル4の出力信号は受信器6
に供給される。受信器6において、入力信号から検出信
号を抽出する抽出手段8は、受信器入力信号から検出信
号を抽出する。抽出手段8は、例えば符号間干渉を部分
的に抑制するフィルタを通例含む。検出信号は、伝送さ
れた検出信号に関する決定系列ZK を抽出する検出手段
10に供給される。その代わりに、記号系列Zk を入力
信号から検出信号を抽出する抽出手段8に供給すること
も可能である。
【0016】図2に示すように検出手段において、検出
信号rt は本発明による第1副検出器手段12の入力及
び第2副検出手段14の入力に供給される。出力信号Z
koを搬送する第1副検出手段12の第1出力は切り換え
スイッチ58の接点に遅延T/2を有する遅延素子を介
して接続され、一方、出力信号Zk1を搬送する第2副検
出手段12の出力は切り換えスイッチ58の接点に直接
接続される。記号Zk は切り換えスイッチの中央接点で
得られる。
【0017】信号sk0の現在値と信号sk0の期待値との
差の測度である誤差信号ek0は第1副検出手段12の第
2出力に得られる。信号sk1の現在値と信号sk1の期待
値との差の測度である誤差信号ek1は第2副検出手段1
4の第2出力に得られる。誤差信号ek0〔ek1〕は、最
初に2乗計算を行ない、次にその結果を低域フィルタに
供給する回路36〔56〕に(本発明による誤差信号の
正規化のために必要とされる正規化手段34〔54〕を
介して)供給される。回路36及び56各々の出力信号
は本発明による信頼度測度であり、比較器40の正側又
は負側入力各々に供給される。比較器40の出力信号は
切り換えスイッチ58の制御入力に供給される。
【0018】第1〔第2〕副検出手段12〔14〕の入
力信号は減算回路22〔42〕に供給される。減算回路
22〔42〕の出力信号sk0〔sk1〕は決定回路26
〔46〕、振幅検出器28〔48〕の入力及び減算回路
32〔52〕の正側入力に供給される。決定回路26
〔46〕の出力はフィードバックフィルタ24〔44〕
の入力及び乗算回路30〔50〕の第1入力に接続され
る。決定回路26〔46〕の出力は副検出手段12〔1
4〕の第1出力をも成す。フィードバックフィルタ24
〔44〕の出力は減算回路22〔42〕の負側入力に接
続される。乗算回路30〔50〕の出力は減算回路32
〔52〕の負側入力に接続される。出力信号e
k0〔ek1〕を搬送する減算回路32〔52〕の出力は第
1〔第2〕副検出手段12〔14〕の第2出力を成す。
【0019】第1及び第2検出手段(N=2)は、最尤
データ記号系列Zk0、Zk1それぞれを、関連する誤差信
号ek0、ek1それぞれと共に決定する。第1副検出手段
は時点kTにおける値rt に基づいてZk0を決定し、第
2副検出手段は時点kT+T/2における値rt に基づ
いてZk0を決定する。誤差信号の2乗は、検出されたデ
ータ記号に期待される信号値sk0及びこれらの信号の現
在値sk1との差が増加するに従って大きさが増加する信
号を提供する。この差は雑音のような妨害信号に主とし
て起因するので、ek0及びek1それぞれの2乗された値
は検出された信号ek0及びek1それぞれの信頼度測度で
ある。回路36及び56の出力信号を比較することによ
り、副検出手段12又は14のいずれがより高信頼度な
記号を生成するかが決定される。出力記号Zk は、比較
器40の出力信号で表現される比較結果に左右されるス
イッチ58の位置の結果として、より高信頼度な記号を
生成する検出器から常に抽出される。
【0020】副検出手段はここで減算回路22〔4
2〕、決定回路26〔46〕及びフィードバックフィル
タ24〔44〕とから成る決定フィードバック等化器に
より構成される。記号Zk0〔Zk1〕をフィードバックフ
ィルタ24〔44〕に供給し、フィードバックフィルタ
24〔44〕の出力を信号rt から減算することによ
り、信号rt からポストカーシブな符号間干渉を大部分
除去することができる。振幅検出器28〔48〕は信号
k0〔sk1〕の振幅評価を構成する。記号Zk0〔Zk1
の値に信号sk0〔sk1〕の振幅評価値を乗算すると、再
構築された(無雑音)信号sk0〔sk1〕と見做される信
号が得られる。この信号を信号sk0〔sk1〕の現在値か
ら減算すると、信号sk0〔sk1〕に含まれる雑音成分を
表す誤差信号e k0〔ek1〕が得られる。本発明による信
頼度測度は、既に説明した通り、この誤差信号から容易
に抽出することができる。
【0021】信号sk0及びsk1の振幅の間に無視できな
い差が生じる可能性がある場合には、誤差信号ek0及び
k1それぞれは関連する信号sk0及びsk1それぞれの振
幅に関して正規化される必要がある。かかる必要性は、
決定の信頼度は信号sk0及びsk1それぞれに含まれる不
所望雑音成分の大きさだけではなく、信号sk0及びs k1
それぞれに含まれる所望部分の振幅にも依存することに
よる。正規化手段34〔54〕の出力信号はここでek0
/α0 〔ek1/α1 〕に等しく、但しα0 及びα1 それ
ぞれは、信号sk0及びsk1それぞれの振幅の評価であ
る。かくして得られた信頼度測度は副検出手段の入力信
号のSN比に依存する。
【0022】振幅sk0及びsk1との差がかなり大きい場
合でも、サイクロステェイショナリ雑音成分の差はいっ
そう大きいため、図2に示す回路は尚利用できる。V.Jo
shiとD.D.Falconerによる学会誌論文「クロストーク妨
害を含むディジタル加入者ループ伝送用シーケンス評価
技術("Sequence Estimation Techniques for Digital
Subscriber Loop Transmission with Crosstalk Interf
erence" )」、IEEE通信学会誌、第38巻、第9 号、1990
年9 月に、1/2符号間隔離れた2サンプル時における
定常クロストーク成分間の差として、約20dBの値が
可能であると言及されている。
【0023】フィードバックフィルタ24〔44〕は適
応トランスバーサルフィルタとして配置される。トラン
スバーサルフィルタは、A.W.M.van den Enden とN.A.M.
Verhoeckx による書名「離散時間信号処理(" Discrete
-time signal processing")」、Prentice Hall 刊、IS
BN0-13-216763-8 、ページ169-170 により本質的に知ら
れている。トランスバーサルフィルタは次の伝達関数H
(D)を有する:
【0024】
【数1】
【0025】ここで、Nは符号間隔Tで表現されたフィ
ードバックフィルタのインパルス応答長、bi はトラン
スバーサルフィルタの第i番目のタップに属するフィル
タ係数、及びDは符号間隔Tに関する遅延を表現する遅
延演算子を示す。i=1...Nに関する最小自乗法に
より、係数bi は帰納的に次の通り決まる: bi,k =bi,k-1 +λek ・Zk-i (2) (2)式においてZk-1 はフィードバックフィルタ24
用に符号間隔i遅延された信号Zk0及びフィードバック
フィルタ44用の信号Zk1であり、λは一般にかなり小
さい(±0.01)修正係数である。LMSアルゴリズ
ムは、例えば上記論文の187 ないし189 ページに説明さ
れている。
【0026】信号sk0〔sk1〕の振幅α0 〔α1 〕の評
価も同様に決定される: αk =αk +μ・ek ・Zk (3) 但し、μは微小修正係数(±0.01)である。図3に
示すパルスにおいて検出手段12及び14それぞれのサ
ンプリング時点を示す。検出手段12は主パルス最大時
のT/2時間前に、濾波されたチャネルの出力信号をサ
ンプリングし、一方検出手段14は主パルスの最大時
に、濾波されたチャネルの出力信号をサンプリングす
る。パルスにより引き起こされる符号間干渉は検出手段
のフィードバックフィルタ24〔44〕により除去され
る。
【0027】本発明は2個以上の副検出手段を用いても
容易に配置できることは明らかであり、状況によっては
符号化誤り率をさらに低下させる。図4に示すビテルビ
検出器において、異なる値Zk-1 、Zk から成る最も新
しく供給された記号を有する4個の候補系列(生き残り
パス)がシフトレジスタ80、82、84及び86に記
憶される。例えば、シフトレジスタ80は生き残りパス
k-1 ,Zk =−1,−1を記憶し、シフトレジスタ8
2は生き残りパスZ k-1 ,Zk =1,−1を記憶し、シ
フトレジスタ82は生き残りパスZk-1 ,Z k =−1,
1を記憶し、そしてシフトレジスタ82は生き残りパス
k-1 ,Zk=1,1を記憶する。その上、各生き残り
パスには生き残りパスに対する尤度測度m(Zk-1 ,Z
k )が記憶される。各生き残りパスの2個の最新記号は
新しい尤度測度を決定する算術ユニットに適当な尤度測
度と共に供給される。例えば、シフトレジスタ80は算
術ユニット88に接続され、シフトレジスタ82は算術
ユニット90に接続され、シフトレジスタ84は算術ユ
ニット92に接続され、そしてシフトレジスタ86は算
術ユニット94に接続される。図2に示す副検出手段に
対する検出信号である信号rk+1 も算術ユニット88、
90、92及び94に供給される。
【0028】出力信号m(−1,−1,−1)を搬送す
る算術ユニット88の出力は比較器96の正側入力に接
続され、出力信号m(1,−1,−1)を搬送する算術
ユニット90の出力は比較器96の負側入力に接続され
る。出力信号m(−1,−1,1)を搬送する算術ユニ
ット88の出力は比較器98の正側入力に接続され、出
力信号m(1,−1,1)を搬送する算術ユニット90
の出力は比較器98の負側入力に接続される。出力信号
m(−1,1,−1)を搬送する算術ユニット92の出
力は比較器100の負側入力に接続され、出力信号m
(1,1,−1)を搬送する算術ユニット94の出力は
比較器100の正側入力に接続される。出力信号m(−
1,1,1)を搬送する算術ユニット92の出力は比較
器102の負側入力に接続され、出力信号m(1,1,
1)を搬送する算術ユニット94の出力は比較器102
の正側入力に接続される。
【0029】比較器96、98、100及び102の出
力は制御ユニット104の入力に接続される。制御ユニ
ット104とシフトレジスタ80、82、84及び86
はバス105により相互に接続される。信号m(−1,
−1)、m(−1,1)、m(1,−1)及びm(1,
1)は比較器回路106に供給される。出力信号Aを搬
送する比較器回路106の第1出力は,選択スイッチ1
08の制御入力に接続される。比較器回路106の出力
は遅延素子110の入力及び減算回路112の正側入力
に接続される。遅延素子110の出力は減算回路112
の負側入力に接続される。
【0030】関連する生き残りパスの最も古い記号の記
号値を出力信号として有するシフトレジスタ80の出力
は、選択スイッチ108の接点aに接続される。同様
に、シフトレジスタ82、84及び86の出力は選択ス
イッチ108の接点b、c及びdに接続される。tを特
定の遅延とすると、最尤記号系列Zk-t が選択スイッチ
108の中央接点に現れる。
【0031】図4に示すビテルビ検出器では伝送された
データ記号の最尤系列は、拘束された数M=LN-1 個の
生き残りパスを帰納的に更新することにより決定され、
但しLは使用された送信或いは受信信号のレベル数であ
り、Nはサンプル数で表現されたチャネルインパルス応
答長である。チャネルはM個の状態を採用するためこの
拘束数が必要であり、一方受信器はこれらの状態を識別
しなければならない。
【0032】関連する尤度測度を含むM個の生き残りパ
スが一旦決定されると、次のデータ記号が受信される時
に、各生き残りパスは最新に追加されたデータ記号のみ
異なる多数の生き残りパスに拡がる。新しい生き残りパ
ス各々に関する尤度測度は、現在検出信号と期待される
検出信号との差の偶関数を加えた、新しい生き残りパス
が抽出された生き残りパスの尤度測度から抽出され、そ
の偶関数はかかる新しい生き残りパスに属する。適当な
偶関数は、例えば通常L1 ノルムと呼ばれる(|x|)
及びL2 ノルムと呼ばれる(x2 )であり、L2 ノルム
が概ね使用される。
【0033】要求される記憶容量及び計算能力が伝送さ
れるデータ記号系列長とは無関係の状態を維持するため
に、各チャネル状態毎に最尤生き残りパスだけが記憶さ
れる。上述のビテルビ検出器の動作は、図4により更に
明らかとなる。次に伝送されるデータ信号のレベル数L
を2、チャネルインパルス応答長Nを3符号間隔と想定
する。このため、2(3-1) =4生き残りパスを有するビ
テルビ検出器が必要となる。
【0034】これら4個の生き残りパスはシフトレジス
タ80(−1,−1)、82(1,−1)、84(−
1,1)及び86(1,1)に記憶される。生き残りパ
スが拡張される場合には、生き残りパスは記号値−1或
いは+1により拡張される。各生き残りパスは、新しい
記号値による拡張によって、2より以上の異なる新しい
生き残りパスには変化できないことは明らかである。各
古い生き残りパスは、2より以上の新しい生き残りパス
には拡張されないことを示すトレリス線図からも明らか
である。同様に、各新しい生き残りパスは、2より以上
の古い生き残りパスから抽出され得ない。算術ユニット
88、90、92及び94は比較器96、98、100
及び102、制御ユニット104と共に、新しい生き残
りパスがいずれの古い生き残りパスから抽出されるかを
決定する。
【0035】各算術ユニットは、関連する生き残りパス
の2通りの拡張化の尤度測度m(Z k-1 ,Zk
k+1 )を、入力強度Zk-1 、Zk 、m(Zk-1
k )及び信号rk+1 に基づいて決定する。このため算
術ユニットは、チャネルインパルス応答の評価h0 、h
1 及びh2 によって記述される(適応的に決定された)
チャネルモデルを利用する。ここで、信号rと新しい生
き残りパスに関して期待される信号値rk+1 との差eが
最初に決定される。これは以下の関係に基づいて行なわ
れる: e(Zk-1 ,Zk ,−1) =rk+1 −(−h0 +Zk ・h1 +Zk-1 ・h2 ) e(Zk-1 ,Zk ,+1) =rk+1 −(+h0 +Zk ・h1 +Zk-1 ・h2 ) (4) ここにZk 及びZk-1 は最も新しく追加された記号値で
あり、e(Zk-1 ,Zk,+1)及びe(Zk-1
k ,−1)それぞれは、+1又は−1それぞれにより
拡張された関連する生き残りパスに属する誤差信号であ
り、h0 、h1 及びh 2 はチャネルインパルス応答の先
頭3サンプルの評価である。h0 、h1 及びh 2 の値
は、式(2)を利用し、図2に示す副検出手段用フィー
ドバックフィルタの係数bi と同様に決定される。最尤
生き残りパスに属する誤差信号eの利用が望ましい。
【0036】拡張された生き残りパスに属する新しい尤
度測度m(Zk ,+1)及びm(Z k ,−1)それぞれ
に関して、式(4)より次式が決定される: m(Zk-1 ,Zk ,−1)=m(Zk-1 ,Zk ) +e2 (Zk-1 ,Zk ,−1) m(Zk-1 ,Zk ,+1)=m(Zk-1 ,Zk ) +e2 (Zk-1 ,Zk ,+1) (5) 各新しい生き残りパスは、二つの古い生き残りパスから
の延長生き残りパスであり、各種算術ユニットはm(Z
k ,Zk+1 )の2個の値を常時決定する。かかる2個の
尤度測度は、m(+1,Zk ,Zk+1 )及びm(−1,
k ,Zk+1 )により識別される。
【0037】ビテルビ原理により、記号値Zk 、Zk+1
を終端とする二つの生き残りパスの中からm(Zk ,Z
k+1 )の値がより小さい生き残りパスのみが記憶され
る。このため、対応するm(+1,Zk ,Zk+1 )及び
m(−1,Zk ,Zk+1 )の値が比較器96、98、1
00及び102によって比較される。この比較の結果に
基づき、新しい生き残りパスが古い生き残りパスから抽
出される。この仕組みを次表に示す:
【0038】
【表1】
【0039】表1は、関連する比較器96から102の
出力信号の代わりにQ96からQ102を示す。論理”
0”レベルは、比較器の正側入力が比較器の負側入力よ
りも小さいことを示す。論理”1”レベルは、比較器の
正側入力が比較器の負側入力よりも大きいことを示す。
C80からC86は、生き残りパス拡張後のシフトレジ
スタ80から86の内容を示す。列C80にC82,−
1と記された場合には、1記号位置シフトされたシフト
レジスタ82の内容がシフトレジスタ80に取り出さ
れ、シフトレジスタ80において最も新しい記号は、−
1に等しい記号値を採用することを示す。
【0040】情報が一つのシフトレジスタから他のシフ
トレジスタに転送される場合には、生き残りパスの尤度
測度として対応するm(Zk+1 ,Zk )の(最小)値が
レジスタに記憶される。比較器回路106は生き残りパ
スの尤度測度の最小値を決定する。遅延素子と減算手段
は、遅延D期間の尤度測度のエンハンスメントを決定す
る。尤度測度のエンハンスメントは本発明による信頼度
測度であり、最も高い信頼度を有する記号系列を選択す
るために利用される。この最小値は図2に示す選択手段
108を制御するために利用される。ビテルビ副検出手
段が利用される場合には、ビテルビ副検出手段において
2乗演算は既に実行されているため、図2に示す2乗回
路は多くの場合省略されてもよいことがわかる。
【0041】比較回路106は、生き残りパスを記憶す
るシフトレジスタが最小尤度測度を含むことを示す制御
信号Aも出力する。制御信号Aに応じてこのシフトレジ
スタに選択スイッチを切り換えることにより、最尤生き
残りパスが副検出手段の出力で利用できる。図4に示す
ビテルビ検出器に関し、尤度測度が無制限に増大するこ
とを避けるために、全尤度測度から一定値Cを規則的な
間隔で減算することが必要である。なぜならば、尤度測
度は、生き残りパスの拡張毎に非負値により増加させら
れるからである。一定値による減算は、例えば、周期的
又は1個の尤度測度が所定の閾値を越える場合にだけ実
行される。
【0042】予防的測定が無い場合、一定値Cが信頼度
測度を決定するために利用される尤度測度のいずれかの
値のみから減算される限り、本発明による信頼度測度
は、尤度測度から一定値Cを減算する結果としてかなり
小さい量Cとなる。信頼度測度が限度を越えて小さくな
ることを避けるため、信頼度測度に一定値が加算され
る。一定値Cの減算が信頼度測度を決定するために利用
される尤度測度のいずれかに影響を及ぼす間だけ、この
加算は行なわれる。
【0043】例えば、遅延素子110の遅延が10符号
間隔に一致するならば、一定値が尤度測度から減算され
る時点を含む10符号間隔に限る間だけ、この一定値が
信頼度測度に加算される。仮にチャネルが2符号間隔継
続するインパルス応答を有するならば、2個の生き残り
パスから成るビテルビ検出器が利用される。この場合、
2個の尤度測度を更新する代わりに、前述の尤度測度間
の差を示す差メトリックを有するだけで十分である。か
かるビテルビ検出器に関して、式(4)及び式(5)は
以下の通り記述される: e(Zk ,−1)=rk+1 −(−h0 +Zk ・h1 ) e(Zk ,+1)=rk+1 −(+h0 +Zk ・h1 ) (6) m(Zk ,−1)=m(Zk )+e2 (Zk ,−1) m(Zk ,+1)=m(Zk )+e2 (Zk ,+1) (7) 残りの生き残りパスの尤度測度に関して、以下の通り記
述される: m(Zk+1 =+1)=MIN{m(Zk =+1)+e2 (+1,+1), m(Zk =−1)+e2 (−1,+1)} m(Zk+1 =−1)=MIN{m(Zk =+1)+e2 (+1,−1), m(Zk =−1)+e2 (−1,−1)} (8) 式(8)から3つの強度Q1 、Q2 及びQ3 が導かれ
る: Q1 =m(Zk+1 =+1)−m(Zk =−1) =MIN{m(Zk =+1)−m(Zk =−1)+e2 (+1,+1), e2 (−1,+1)} Q2 =m(Zk+1 =−1)−m(Zk =−1) =MIN{m(Zk =+1)−m(Zk =−1)+e2 (+1,−1), e2 (−1,−1)} Q3 =m(Zk+1 =+1)−m(Zk =+1) =MIN{e2 (+1,+1), m(Zk =−1)−m(Zk =+1)+e2 (−1,+1)} (9) 差メトリックΔk+1 =(m(Zk+1 =1)−m(Zk+1
=−1))は、Q1 からQ2 を減算することにより容易
に知ることができる。式(m(Zk =1)−m(Zk
−1))はΔk に一致することがわかる。このことを利
用すると式(9)は次の通り変形する: Q1 =MIN{Δk +e2 (+1,+1),e2 (−1,+1)} Q2 =MIN{Δk +e2 (+1,−1),e2 (−1,−1)} Q3 =MIN{e2 (+1,+1),−Δk +e2 (−1,+1)}(10) Q2 はm(Zk =1)のエンハンスメントであり、一方
3 はm(Zk =−1)のエンハンスメントを示す。Δ
k が正ならば、−1で終端する生き残りパスは最尤系列
であることを示す。従って、Q2 は信頼度測度と考えら
れる。Δk が負ならば、+1で終端する生き残りパスは
最尤系列であることを示す。従って、Q3は信頼度測度
と考えられる。
【0044】図2に示す検出手段における検出手段12
の代わりに、図4に示すビテルビ検出器を代用できるこ
とが更に明らかとなる。検出器12はパルス最大の2/
T時間前の時点におけるパルスの寄与とパルス最大の2
/T時間後の時点におけるパルスの寄与を両方利用する
ことができるため、低振幅で信号を利用する検出手段1
2の欠点は、上記の実施により回避される。図3でビテ
ルビ検出器として配置された検出手段12において利用
される2サンプルを×で示す。
【0045】具体的な一実施例における副検出器の数
は、チャネルの濾波された出力信号のサンプル数Nと一
致するが、副検出器の数がNと異なることを代わりに想
定することができる。この一例は、符号間隔あたりMサ
ンプルを利用する副検出手段であり、その結果N/Mよ
り以上の副検出手段は不要である。代わりに特定の複数
サンプルが1より以上の検出手段により利用されること
が可能であり、その結果副検出手段の数もNより以上と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が利用される送信システムを示す図であ
る。
【図2】本発明による検出手段の一実施例を示す図であ
る。
【図3】記号zk に属するパルスの一例及びサンプリン
グ時点を示す図である。
【図4】ビテルビ検出器として配置された本発明による
副検出手段の一実施例を示す図である。
【図5】図4に示すビテルビ検出器が配置されたチャネ
ル状態のトレリス線図である。
【符号の説明】
2 送信器 4 チャネル 6 受信器 8 抽出手段 10 検出手段 12 第1副検出手段 14 第2副検出手段 22、32、42、52、112 減算回路 24、44 フィードバックフィルタ 26、46 決定回路 28、48 振幅検出器 30、50 乗算回路 34、54 正規化手段 36、56 回路 38、110 遅延素子() 40、96、98、100、102 比較器 58 切り換えスイッチ 80、82、84、86 シフトレジスタ 88、90、92、94 算術ユニット 104 制御ユニット 105 バス 106 比較器回路 108 選択スイッチ a、b、c、d 接点

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ記号をある符号化率でチャネルの
    入力に供給するデータ送信器と、チャネルの出力信号か
    ら検出信号を抽出する抽出手段から成るデータ受信器
    と、符号間隔あたりN個の該検出信号値から該検出信号
    により搬送されるデータ記号系列を抽出し、該検出信号
    から抽出された該データ記号系列の信頼度を表す信頼度
    測度を抽出する抽出手段を含む検出手段とよりなる伝送
    システムであって、 該検出手段は複数の副検出手段から成り、各該副検出手
    段は符号間隔あたりN個の該検出信号値の少なくとも一
    つの値に基づいてデータ記号系列を決定し、最尤データ
    記号系列に関する信頼度測度を決定するよう配置され、
    該検出手段は関連する信頼度測度が最大信頼度を示すデ
    ータ記号系列から記号を選択する選択手段から成ること
    を特徴とする伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記信頼度測度はデータ記号系列に関す
    る検出信号の現在値と検出信号の期待値との差に依存す
    ることを特徴とする請求項1記載の伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記副検出手段はビテルビ検出器であ
    り、前記信頼度測度は単位時間あたり最尤候補データ系
    列の尤度測度のエンハンスメントに依存することを特徴
    とする請求項2記載の伝送システム。
  4. 【請求項4】 前記信頼度測度は前記副検出手段に属す
    る前記検出信号の電力レベルの評価に依存することを特
    徴とする請求項2又は3記載の伝送システム。
  5. 【請求項5】 チャネルの出力信号から検出信号を抽出
    する抽出手段と、符号間隔あたりN個の該検出信号値か
    ら該検出信号により搬送されるデータ記号系列を抽出
    し、該検出信号から抽出された該データ記号系列の信頼
    度を表す信頼度測度を抽出する抽出手段を含む検出手段
    とよりなるデータ受信器であって、 該検出手段は複数の副検出手段から成り、各該副検出手
    段は、符号間隔あたりN個の該検出信号値の少なくとも
    一つの値に基づいてデータ記号系列を決定し、かかる最
    尤データ記号系列に関する信頼度測度を決定するよう配
    置され、該検出手段は、関連する信頼度測度が最大信頼
    度を示すデータ記号系列から記号を選択する選択手段か
    ら成ることを特徴とするデータ受信器。
  6. 【請求項6】 前記信頼度測度はデータ記号系列に対す
    る検出信号の現在値と検出信号の期待値との差に依存す
    ることを特徴とする請求項5記載のデータ受信器。
  7. 【請求項7】 前記副検出手段はビテルビ検出器であ
    り、前記信頼度測度は単位時間あたり最尤生き残りパス
    の信頼度測度のエンハンスメントに依存することを特徴
    とする請求項6記載のデータ受信器。
  8. 【請求項8】 前記信頼度測度は前記副検出手段に属す
    る前記検出信号の電力レベルの評価に正規化されるとを
    特徴とする請求項6又は7記載の伝送システム。
JP5190287A 1992-08-03 1993-07-30 伝送システム Pending JPH06209339A (ja)

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NL92202394:0 1992-08-03
EP92202394 1992-08-03

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JP5190287A Pending JPH06209339A (ja) 1992-08-03 1993-07-30 伝送システム

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CA2101685A1 (en) 1994-02-04

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