JPH06208824A - 配線用遮断器の外部操作ハンドル装置 - Google Patents

配線用遮断器の外部操作ハンドル装置

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Publication number
JPH06208824A
JPH06208824A JP1954493A JP1954493A JPH06208824A JP H06208824 A JPH06208824 A JP H06208824A JP 1954493 A JP1954493 A JP 1954493A JP 1954493 A JP1954493 A JP 1954493A JP H06208824 A JPH06208824 A JP H06208824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
circuit breaker
operation handle
handle device
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1954493A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Asahi
信夫 朝日
Makoto Osawa
誠 大沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP1954493A priority Critical patent/JPH06208824A/ja
Publication of JPH06208824A publication Critical patent/JPH06208824A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】配線用遮断器の開閉レバーをオンオフ操作する
外部操作ハンドル装置の押し板を盤扉の閉時に誤操作に
より開閉レバーに衝突させた場合の押し板や配線用遮断
器の損傷を防止する。 【構成】外部操作ハンドル装置2の押し板12,13を
板ばね材の支え板10を介して盤扉3の閉方向に可撓的
に取り付ける。これにより、例えば外部操作ハンドル装
置2の操作ハンドル6をオン位置にしたまま盤扉3を閉
じて、押し板12,13をオフ状態の配線用遮断器1の
開閉レバー1aに衝突させた場合にも、支え板10の弾
性変形により押し板12,13が後退し、衝撃が吸収さ
れて押し板12,13や配線用遮断器1の損傷が免れ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、配線用遮断器が収容
された盤の扉に取り付けられ、盤の外部から回動操作さ
れる操作ハンドルの回転運動をスライド板の直線運動に
変換して配線用遮断器の開閉レバーを操作する外部操作
ハンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はこの種の外部操作ハンドル装置
(以下、ハンドル装置と略記する)の従来構成を示すも
ので、(A)は正面図、(B)はその側面図、(C)は
同じく下面図である。図において、盤に収容された配線
用遮断器1を外部から操作するハンドル装置2は、本体
4が盤の扉3に図示しないねじで締め付けられている。
本体4の端面には四隅にL曲げ部が形成されたガイド板
5が固定され、また本体4及びガイド板5の中心を回動
自在に貫通する操作ハンドル6の軸端にはターンベース
7(図3(B))がガイド板5と僅かの隙間を介して固
定されている。ガイド板5には四隅のL曲げ部の図示し
ない案内溝を介してスライド板8が扉3と平行にスライ
ド自在に保持され、その図示しない長穴にターンベース
7に固定された連動ピン9(図3(B))がスライド自
在に挿入されている。これにより、ターンベース7の回
転運動はスライド板8の直線運動に変換される。
【0003】スライド板8には上下端の鋼板製の支え板
10を介して左右一対のシャフト11が垂直に固定さ
れ、左右のシャフト11に渡るように上下一対の押し板
12及び13(図3(B))が互いに間隔を置いて取り
付けられている。ここで、下側の押し板13は図示位置
に固定されているが、上側の押し板12は図示停止位置
から上方にスライドできるようになっており、常時は上
部支え板12との間に挿入された圧縮コイルばね14に
より図示位置に保持されている。そして、図3(B)に
示すように、配線用遮断器1の開閉レバー1aは扉3の
閉状態で、押し板12,13間の隙間Gに入り込むよう
になっている。詳細な機構は省略してあるが、ハンドル
装置2には操作ハンドル6と連動するロックレバー15
があり、図示オン状態で盤本体側のロック金具16(図
3(C))と係合し、扉3の開放を阻止している。
【0004】図3は配線用遮断器1がオン状態にあり、
操作ハンドル6は図3(A)に示すようにオン位置にあ
る。この状態から、操作ハンドル6をオフ位置まで時計
方向に約90度回動操作すると、操作ハンドル6と一体
のターンベース7も同様に回動し、連動ピン9を介して
スライド板8を押し下げる。このスライド板8は更に圧
縮ばね14を介して押し板12を押し下げ、これと接す
る開閉レバー1aを下方(オフ方向)に押動して配線用
遮断器1をオフさせる。それと同時に、操作ハンドル6
と連動するロックレバー15がロック金具16から外
れ、扉3は開放可能となる。また、このオン位置から操
作ハンドル6を逆方向(反時計方向)に回動操作する
と、開閉レバー1aは押し板13で押し上げられ、配線
用遮断器1がオンする。
【0005】一方、配線用遮断器1がトリップすると、
図示しない鎖錠機構が外れて開閉レバー1aはオン位置
とオフ位置との間の位置まで移動し、これに逆駆動され
たハンドル装置2の操作ハンドル6もオン位置とオフ位
置との間まで移動して停止する。トリップした配線用遮
断器1をリセットするには、操作ハンドル6をトリップ
位置からオフ位置を越えて更にその先まで時計方向に回
動させ、開閉レバー1aをオフ位置より更に押し下げた
リセット位置まで移動させる。その際、開閉レバー1a
の可動範囲以上に操作ハンドル6が操作されると、押し
板12が圧縮ばね14を撓ませて上方に逃げ、開閉レバ
ー1aの破損を防ぐ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなハンドル装
置2において、ロックレバー15は操作ハンドル6をオ
フ位置にして配線用遮断器1をオフしなければロック金
具16から外れず、したがって扉3が開かないようにな
っている。そこで、扉3を締めるときも操作ハンドル6
がオフ位置にあれば押し板12,13間の隙間Gとオフ
位置の開閉レバー1aとが一致し、開閉レバー1aは隙
間Gにスムーズに進入する。しかし、誤って操作ハンド
ル6をオン位置にして扉3を締めると、図4に示すよう
に押し板13が開閉レバー1aに衝突することになる。
【0007】そのため、従来は押し板12,13を樹脂
成形品で構成し、誤って開閉レバー1aに衝突させた場
合には押し板12,13側が破損して開閉レバー1aの
損傷を防止するようにしていたが、配線用遮断器1にも
大きな衝撃が加わることには変わりはなく、扉3の大き
さや重量、あるいはその開閉ヒンジからハンドル装置2
までの距離によっては上記衝撃が過大となり、配線用遮
断器1に損傷を与えることがあった。この発明は、この
ような問題に対処するもので、押し板を誤って開閉レバ
ーに衝突させても、押し板や配線用遮断器に損傷が生じ
ないようにした配線用遮断器の外部操作ハンドル装置を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、押し板を盤
の扉の閉方向に対して可撓的にスライド板に取り付ける
ことにより、上記目的を達成するものである。
【0009】
【作用】従来構成においては、押し板は扉の閉方向に対
してスライド板に剛的に取り付けられているのに対し、
この発明では可撓的に取り付ける。これにより、誤って
押し板を開閉レバーに衝突させても押し板の取付部が撓
んで衝撃を吸収し、押し板や配線用遮断器に損傷が生じ
ることがない。
【0010】
【実施例】以下、図1及び図2に基づいてこの発明の実
施例を説明する。ここで、図1の(A)はハンドル装置
のオフ状態の正面図、(B)はその側面図、図2の
(A)は図1のハンドル装置の押し板が配線用遮断器の
開閉レバーに当たった状態を示す正面図、(B)はその
側面図である。なお、従来例と対応する部分には同一の
符号を用いるものとする。図1において、従来例と相違
するのは、シャフト11を支持する支え板10がU字形
に屈曲された板ばね材で構成されている点である。支え
板10は一端が図示しないねじでスライド板8に固定さ
れ、他端のL曲げ部にはシャフト11が軸方向からねじ
込まれた図示しないねじで固定されている。その他の構
成は従来例と同じである。
【0011】このような構成において、例えば操作ハン
ドル6をオン位置にしたまま扉3を閉じ、押し板13が
オフ位置の開閉レバー1aに当たると、図2(B)に示
すように支え板10が撓んで押し板13は後退する。し
たがって、押し板13が開閉レバー1aに衝突しても衝
撃は緩和され、押し板13や配線用遮断器1が損傷する
ことがない。その後、この状態で操作ハンドル6をオフ
操作すると、隙間Gが開閉レバー1aと一致し、押し板
13,14で開閉レバー1aを挟んだ図1の正常な状態
となる。このような作用は、配線用遮断器1のオン状態
で、ハンドル装置2をオフ位置にして扉3を閉じたとき
も同様である。
【0012】
【発明の効果】以上述べた通り、この発明によれば、配
線用遮断器の開閉レバーをオンオフ操作する押し板を盤
の扉の閉方向に対して可撓的にスライド板に取り付ける
ことにより、盤扉を閉めるときに誤操作によって押し板
を開閉レバーに衝突させても、その衝撃は押し板取付部
の弾性変形によって吸収され、押し板や配線用遮断器の
損傷は確実に防止される。また、その状態で無理に扉を
閉めた場合にも、ハンドル装置の操作ハンドルを操作し
て押し板と開閉レバーとを正常な組み合わせ状態に復帰
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すもので、(A)は外部
操作ハンドル装置のオフ状態の正面図、(B)はその側
面図である。
【図2】(A)は図1の外部操作ハンドル装置の押し板
が配線用遮断器の開閉レバーに当たった状態を示す正面
図、(B)はその側面図である。
【図3】(A)は従来の外部操作ハンドル装置のオン状
態の正面図、(B)はその側面図、(C)は同じく底面
図である。
【図4】(A)は図3の外部操作ハンドル装置の押し板
が配線用遮断器の開閉レバーに当たった状態を示す側面
図、(B)はその底面図である。
【符号の説明】
1 配線用遮断器 1a 開閉レバー 2 外部操作ハンドル装置 3 扉 6 操作ハンドル 8 スライド板 12 押し板 13 押し板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線用遮断器が収容された盤の扉に取り付
    けられ、前記盤の外部から回動操作される操作ハンドル
    の回転運動をスライド板の直線運動に変換して、このス
    ライド板に取り付けられた押し板で前記配線用遮断器の
    開閉レバーを操作する配線用遮断器の外部操作ハンドル
    装置において、 押し板を盤の扉の閉方向に対して可撓的にスライド板に
    取り付けたことを特徴とする配線用遮断器の外部操作ハ
    ンドル装置。
JP1954493A 1993-01-12 1993-01-12 配線用遮断器の外部操作ハンドル装置 Pending JPH06208824A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1954493A JPH06208824A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 配線用遮断器の外部操作ハンドル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1954493A JPH06208824A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 配線用遮断器の外部操作ハンドル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06208824A true JPH06208824A (ja) 1994-07-26

Family

ID=12002263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1954493A Pending JPH06208824A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 配線用遮断器の外部操作ハンドル装置

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JP (1) JPH06208824A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014235936A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 富士電機機器制御株式会社 回路遮断器の外部操作ハンドル装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014235936A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 富士電機機器制御株式会社 回路遮断器の外部操作ハンドル装置

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