JPH0620863Y2 - 折り畳み扉のピボツトアジヤスタ− - Google Patents
折り畳み扉のピボツトアジヤスタ−Info
- Publication number
- JPH0620863Y2 JPH0620863Y2 JP3731787U JP3731787U JPH0620863Y2 JP H0620863 Y2 JPH0620863 Y2 JP H0620863Y2 JP 3731787 U JP3731787 U JP 3731787U JP 3731787 U JP3731787 U JP 3731787U JP H0620863 Y2 JPH0620863 Y2 JP H0620863Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjusting
- bolt
- folding door
- case
- nut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Hinges (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［技術分野］ 本考案は折り畳み扉の下端を下レールのピボット軸受に
アジャストするピボットアジャスターに関するものであ
る。
アジャストするピボットアジャスターに関するものであ
る。
［背景技術］ 一般に折り畳み扉１は第３図に示すように一対の扉パネ
ル１ａの側端同士を回転自在に連結し、扉パネル１ａの
連結部と反対の側端の上端にピボットランナーＡを設け
ると共に側端の下端にピボットアジャスターＢを取り付
けて形成されている。戸枠２は上の横枠２ａと左右の縦
枠２ｂとを床３上に門型に組み立てて形成され、横枠２
ａの下面には断面リップ付コ字状の上レール４が開口が
下を向くように埋設され、床３には断面リップ付コ字状
の下レール５が開口が上を向くように埋設されている。
戸枠２内には第４図に示すように上記折り畳み扉１が配
置され、ピボットランナーＡの上端の嵌合部６が上レー
ル４の回転走行自在に嵌合され、ピボットアジャスター
Ｂのアジャストボルト７の下端の軸部８がピボット軸受
９の凹部１０に嵌合され、折り畳み扉１が開閉自在にな
っている。ピボットランナーＡではランナー軸１１をば
ね１２にて上方に弾発付勢してあり、嵌合部６を上レー
ル５に弾接させてある。ピボットアジャスターＢは第５
図に示すようにケース１３と、アジャストボルト７と、
蓋体１４と、アジャスト用ナット１５とにより主体が形
成されている。ケース１３は扉パネル１ａの下部に開口
が下方を向くように埋設され、ケース１３内にアジャス
トボルト７の上部が挿入され、ケース１３の下端開口に
被着した蓋体１４に設けた挿通孔１６にアジャストボル
ト７が挿通され、アジャストボルト７の上端にはケース
１３に対して上下に摺動するが回転しない回り止め部１
７が設けられ、蓋体１４の下方でアジャストボルト７に
アジャス用ナット１５が螺合されている。上記回り止め
部１７はたとえば非円形に形成され、ケース１３の断面
非円形の内面に摺動自在に螺合される。ピボット軸受９
は下レール５のリップ部５ａ間に亘って載るように載置
され、ピボット軸受９には凹部１０やガイド片１８が設
けられている。ピボット軸受９の下方でリップ部５ａの
下にはリップ部５ａ間に亘るように止め板１８が配置さ
れ、ピボット軸受９から止め板１８にねじ具１９を螺合
してある。折り畳み扉１を上レール４と下レール５との
間に嵌め込んでアジャストボルト７の下端の軸部８を凹
部１０に嵌合した状態でスパナ２０でアジャスト用ナッ
ト１５を回転してアジャストボルト７の出の調整がされ
る。またピボット軸受９はねじ具１９を締め付けること
により摺動しないようになるものであって、折り畳み扉
１の走行しないように固定したい側端でねじ具１９を締
め付けてピボット軸受９が摺動しないようにしてあり、
走行させる方の側端でねじ具１９を緩めてピボット軸受
９を走行自在にしてある。ところで従来のピボットアジ
ャスターＢではアジャスト用ナット１５を回転させるこ
とによりアジャストボルト７を上下させて調整できるよ
うになっているが、アジャストボルト７がケース１３内
に入る方向に逆回転させるとき必要以上逆回転させる
と、アジャストボルト７全体がケース１３内に入ってア
ジャスト用ナット１５が外れ、折り畳み扉１が倒れたり
するという問題があった。
ル１ａの側端同士を回転自在に連結し、扉パネル１ａの
連結部と反対の側端の上端にピボットランナーＡを設け
ると共に側端の下端にピボットアジャスターＢを取り付
けて形成されている。戸枠２は上の横枠２ａと左右の縦
枠２ｂとを床３上に門型に組み立てて形成され、横枠２
ａの下面には断面リップ付コ字状の上レール４が開口が
下を向くように埋設され、床３には断面リップ付コ字状
の下レール５が開口が上を向くように埋設されている。
戸枠２内には第４図に示すように上記折り畳み扉１が配
置され、ピボットランナーＡの上端の嵌合部６が上レー
ル４の回転走行自在に嵌合され、ピボットアジャスター
Ｂのアジャストボルト７の下端の軸部８がピボット軸受
９の凹部１０に嵌合され、折り畳み扉１が開閉自在にな
っている。ピボットランナーＡではランナー軸１１をば
ね１２にて上方に弾発付勢してあり、嵌合部６を上レー
ル５に弾接させてある。ピボットアジャスターＢは第５
図に示すようにケース１３と、アジャストボルト７と、
蓋体１４と、アジャスト用ナット１５とにより主体が形
成されている。ケース１３は扉パネル１ａの下部に開口
が下方を向くように埋設され、ケース１３内にアジャス
トボルト７の上部が挿入され、ケース１３の下端開口に
被着した蓋体１４に設けた挿通孔１６にアジャストボル
ト７が挿通され、アジャストボルト７の上端にはケース
１３に対して上下に摺動するが回転しない回り止め部１
７が設けられ、蓋体１４の下方でアジャストボルト７に
アジャス用ナット１５が螺合されている。上記回り止め
部１７はたとえば非円形に形成され、ケース１３の断面
非円形の内面に摺動自在に螺合される。ピボット軸受９
は下レール５のリップ部５ａ間に亘って載るように載置
され、ピボット軸受９には凹部１０やガイド片１８が設
けられている。ピボット軸受９の下方でリップ部５ａの
下にはリップ部５ａ間に亘るように止め板１８が配置さ
れ、ピボット軸受９から止め板１８にねじ具１９を螺合
してある。折り畳み扉１を上レール４と下レール５との
間に嵌め込んでアジャストボルト７の下端の軸部８を凹
部１０に嵌合した状態でスパナ２０でアジャスト用ナッ
ト１５を回転してアジャストボルト７の出の調整がされ
る。またピボット軸受９はねじ具１９を締め付けること
により摺動しないようになるものであって、折り畳み扉
１の走行しないように固定したい側端でねじ具１９を締
め付けてピボット軸受９が摺動しないようにしてあり、
走行させる方の側端でねじ具１９を緩めてピボット軸受
９を走行自在にしてある。ところで従来のピボットアジ
ャスターＢではアジャスト用ナット１５を回転させるこ
とによりアジャストボルト７を上下させて調整できるよ
うになっているが、アジャストボルト７がケース１３内
に入る方向に逆回転させるとき必要以上逆回転させる
と、アジャストボルト７全体がケース１３内に入ってア
ジャスト用ナット１５が外れ、折り畳み扉１が倒れたり
するという問題があった。
［考案の目的］ 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本考
案の目的とするところはアジャスト用ナットを必要以上
逆回転してアジャストボルト全体がケース内に入るのを
防止できて折り畳み扉の建て込みを調整するとき折り畳
み扉が倒れたするのを防止できる折り畳み扉のピボット
ジャスターを提供するにある。
案の目的とするところはアジャスト用ナットを必要以上
逆回転してアジャストボルト全体がケース内に入るのを
防止できて折り畳み扉の建て込みを調整するとき折り畳
み扉が倒れたするのを防止できる折り畳み扉のピボット
ジャスターを提供するにある。
［考案の開示］ 本考案折り畳み扉のピボットジャスターは、折り畳み扉
１の側端の下部に下端を開口させ筒状のケース１３を埋
設し、アジャストボルト７の上部をケース１３内に挿入
すると共にケース１３の開口に被着した蓋体１４の挿入
孔１６にアジャストボルト７を上下動自在に挿通し、ケ
ース１３に対してアジャストボルト７が回転しないよう
にするための回り止め部１７をアジャストボルト７の上
端に設け、回転操作することによりアジャストボルト７
を上下させるアジャスト用ナット１５を蓋体１４の下方
でアジャストボルト７の下部に螺合し、アジャスト用ナ
ット１５を必要以上逆回転したときアジャスト用ナット
１５に係止し得る止めピン２１をアジャストボルト７よ
り突設したのであって、上述のように構成することによ
り従来例の欠点を解決したものである。つまり、アジャ
スト用ナット１５を必要以上逆回転したときアジャスト
用ナット１５に係止し得る止めピン２１をアジャストボ
ルト７より突設したことにより、アジャスト用ナット１
５をアジャストボルト７がケース１３内に入る方向に必
要以上逆回転させたときアジャスト用ナット１５が止め
ピン２１に係当してそれ以上回転しなくなり、アジャス
ト用ナット１５が外れてアジャストボルト７全体がケー
ス１３内に入るようなことが起こらなく、折り畳み扉の
建て込み調整時に折り畳み扉が倒れたりする虞れがない
ようになった。
１の側端の下部に下端を開口させ筒状のケース１３を埋
設し、アジャストボルト７の上部をケース１３内に挿入
すると共にケース１３の開口に被着した蓋体１４の挿入
孔１６にアジャストボルト７を上下動自在に挿通し、ケ
ース１３に対してアジャストボルト７が回転しないよう
にするための回り止め部１７をアジャストボルト７の上
端に設け、回転操作することによりアジャストボルト７
を上下させるアジャスト用ナット１５を蓋体１４の下方
でアジャストボルト７の下部に螺合し、アジャスト用ナ
ット１５を必要以上逆回転したときアジャスト用ナット
１５に係止し得る止めピン２１をアジャストボルト７よ
り突設したのであって、上述のように構成することによ
り従来例の欠点を解決したものである。つまり、アジャ
スト用ナット１５を必要以上逆回転したときアジャスト
用ナット１５に係止し得る止めピン２１をアジャストボ
ルト７より突設したことにより、アジャスト用ナット１
５をアジャストボルト７がケース１３内に入る方向に必
要以上逆回転させたときアジャスト用ナット１５が止め
ピン２１に係当してそれ以上回転しなくなり、アジャス
ト用ナット１５が外れてアジャストボルト７全体がケー
ス１３内に入るようなことが起こらなく、折り畳み扉の
建て込み調整時に折り畳み扉が倒れたりする虞れがない
ようになった。
以下本考案を実施例により詳述する。
折り畳み扉１や戸枠２や上レール４や下レール５、ピボ
ットランナーＡやピボット軸受９等は上記従来例と同じ
であるので説明は省略し、改良を加えたピボットアジャ
スターＢについて説明する。このピボットアジャスター
Ｂも大半の構成は第５図に示すものと同じでケース１３
と、アジャストボルト７と、蓋体１４と、アジャスト用
ナット１５と止めピン２１とにより主体が形成されてい
る。ケース１３は扉パネル１ａの下部に開口が下方を向
くように埋設され、ケース１３内にアジャストボルト７
の上部が挿入され、ケース１３の下端開口に被着した蓋
体１４に設けた挿通孔１６にアジャストボルト７が挿通
され、アジャストボルト７の上端にはケース１３に対し
て上下に摺動するが回転しない回り止め部１７が設けら
れ、蓋体１４の下方でアジャストボルト７にアジャスト
用ナット１５が螺合され、アジャスト用ナット１５の下
方でアジャストボルト７の下部に止めピン２１を挿通し
て突設されている。このようにして第１図、第２図に示
すようなピボットアジャスターＢが形成され、折り畳み
扉１を上レール４と下レール５との間に嵌め込んでアジ
ャストボルト７の下端の軸部８を凹部１０に嵌合した状
態でスパナ２０でアジャスト用ナット１５を回転してア
ジャストボルト７の出の調整がされる。このときアジャ
ストボルト７がケース１３内に入る方向にアジャスト用
ナット１５を必要以上回転してもアジャスト用ナット１
５が止めピン２１に当たってアジャスト用ナット１５が
それ以上回転しなく、アジャスト用ナット１５が外れる
と共にアジャストボルト７がケース１３内に入って折り
畳み扉１が倒れるようなことがない。
ットランナーＡやピボット軸受９等は上記従来例と同じ
であるので説明は省略し、改良を加えたピボットアジャ
スターＢについて説明する。このピボットアジャスター
Ｂも大半の構成は第５図に示すものと同じでケース１３
と、アジャストボルト７と、蓋体１４と、アジャスト用
ナット１５と止めピン２１とにより主体が形成されてい
る。ケース１３は扉パネル１ａの下部に開口が下方を向
くように埋設され、ケース１３内にアジャストボルト７
の上部が挿入され、ケース１３の下端開口に被着した蓋
体１４に設けた挿通孔１６にアジャストボルト７が挿通
され、アジャストボルト７の上端にはケース１３に対し
て上下に摺動するが回転しない回り止め部１７が設けら
れ、蓋体１４の下方でアジャストボルト７にアジャスト
用ナット１５が螺合され、アジャスト用ナット１５の下
方でアジャストボルト７の下部に止めピン２１を挿通し
て突設されている。このようにして第１図、第２図に示
すようなピボットアジャスターＢが形成され、折り畳み
扉１を上レール４と下レール５との間に嵌め込んでアジ
ャストボルト７の下端の軸部８を凹部１０に嵌合した状
態でスパナ２０でアジャスト用ナット１５を回転してア
ジャストボルト７の出の調整がされる。このときアジャ
ストボルト７がケース１３内に入る方向にアジャスト用
ナット１５を必要以上回転してもアジャスト用ナット１
５が止めピン２１に当たってアジャスト用ナット１５が
それ以上回転しなく、アジャスト用ナット１５が外れる
と共にアジャストボルト７がケース１３内に入って折り
畳み扉１が倒れるようなことがない。
［考案の効果］ 本考案は叙述のようにアジャスト用ナットを必要以上逆
回転したときアジャスト用ナットに係止し得るピンをア
ジャストボルトより突設したので、アジャスト用ナット
をアジャストボルトがケースに入る方向に必要以上逆回
転させたときアジャスト用ナットが止めピンに係当して
それ以上回転しなくなり、アジャスト用ナットが外れて
アジャストボルト全体がケース内に入るようなことが起
こらなく、折り畳み扉の建て込み調整時に折り畳み扉が
倒れたりする虞れがなく、安全且つ簡易に調整できるも
のである。
回転したときアジャスト用ナットに係止し得るピンをア
ジャストボルトより突設したので、アジャスト用ナット
をアジャストボルトがケースに入る方向に必要以上逆回
転させたときアジャスト用ナットが止めピンに係当して
それ以上回転しなくなり、アジャスト用ナットが外れて
アジャストボルト全体がケース内に入るようなことが起
こらなく、折り畳み扉の建て込み調整時に折り畳み扉が
倒れたりする虞れがなく、安全且つ簡易に調整できるも
のである。
第１図は本考案の一実施例の要部の斜視図、第２図は同
上の要部の拡大正面図、第３図は折り畳み扉を戸枠に取
り付けた状態の概略正面図、第４図は第３図の一部切欠
拡大側断面図、第５図は従来のピボットアジャスターの
断面図であって、１は折り畳み扉、７はアジャストボル
ト、１３はケース、１４は蓋体、１５はアジャスト用ナ
ット、１６は挿通孔、２１は止めピンである。
上の要部の拡大正面図、第３図は折り畳み扉を戸枠に取
り付けた状態の概略正面図、第４図は第３図の一部切欠
拡大側断面図、第５図は従来のピボットアジャスターの
断面図であって、１は折り畳み扉、７はアジャストボル
ト、１３はケース、１４は蓋体、１５はアジャスト用ナ
ット、１６は挿通孔、２１は止めピンである。
Claims (1)
- 【請求項１】折り畳み扉の側端の下部に下端を開口せる
筒状のケースを埋設し、アジャストボルトの上部をケー
ス内に挿入すると共にケースの開口に被着した蓋体の挿
通孔にアジャストボルトを上下動自在に挿通し、ケース
に対してアジャストボルトが回転しないようにするため
の回り止め部をアジャストボルトの上端に設け、回転操
作することによりアジャストボルトを上下させるアジャ
スト用ナットを蓋体の下方でアジャストボルトの下部に
螺合し、アジャスト用ナットを必要以上逆回転したとき
アジャスト用ナットに係止し得る止めピンをアジャスト
ボルトより突設して成る折り畳み扉のピボットアジャス
ター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3731787U JPH0620863Y2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 折り畳み扉のピボツトアジヤスタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3731787U JPH0620863Y2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 折り畳み扉のピボツトアジヤスタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63146078U JPS63146078U (ja) | 1988-09-27 |
| JPH0620863Y2 true JPH0620863Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=30848537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3731787U Expired - Lifetime JPH0620863Y2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 折り畳み扉のピボツトアジヤスタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620863Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018168267A1 (ja) * | 2017-03-16 | 2018-09-20 | スガツネ工業株式会社 | ヒンジ |
-
1987
- 1987-03-14 JP JP3731787U patent/JPH0620863Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018168267A1 (ja) * | 2017-03-16 | 2018-09-20 | スガツネ工業株式会社 | ヒンジ |
| US10982475B2 (en) | 2017-03-16 | 2021-04-20 | Sugatsune Kogyo Co., Ltd. | Hinge |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63146078U (ja) | 1988-09-27 |
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