JPH0620821B2 - サンルーフウエザストリツプの製造方法 - Google Patents

サンルーフウエザストリツプの製造方法

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JPH0620821B2
JPH0620821B2 JP63136270A JP13627088A JPH0620821B2 JP H0620821 B2 JPH0620821 B2 JP H0620821B2 JP 63136270 A JP63136270 A JP 63136270A JP 13627088 A JP13627088 A JP 13627088A JP H0620821 B2 JPH0620821 B2 JP H0620821B2
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JP
Japan
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seal portion
weather strip
seal
manufacturing
sunroof
Prior art date
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JP63136270A
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JPH01306321A (ja
Inventor
秀之 橋本
邦雄 三島
靖郎 田中
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、サンルーフウエザストリツプの製造方法に関
する。
<従来の技術> サンルーフウエザストリツプの一例を第7〜10図に示
す。
図例のウエザストリツプWは、サンルーフSのハウジン
グ内を前・後にスライドするサツシ23に装着される組
み付け基部1と、組み付け基部1の内周側に位置し窓板
25を保持する窓板把持部3と、組み付け基部1の外周
側に位置し、サンルーフ開口枠27周壁に当接ないし摺
動するリツプ状又は中空状(図例では中空状)の第1シ
ール部5と、第1シール部5の直下に位置し第1シール
部5の作用を補完するためにフロント部のみに形成され
ているリツプ状の第2シール部7とを具備する。なお、
第1シール部5の摺動面は、摺動抵抗低減の見地から、
通常、植毛又はウレタン塗装等の滑性処理が施されてい
る。
そして、ウエザストリツプWは、サツシ23と窓板25
とともに一体化されて窓体を構成するものである。
この窓体は、車両高速走行時における負圧を受けて、フ
ロント側Fが第10図に示すように浮きあがる。このと
き、第1シール部5と開口枠27周壁との間に微少隙間
が発生するが、この場合のシール補完を行なうものが第
2シール部7である。
第2シール部7がフロント側Fにのみ形成するのは、仮
に全周に設けるとすると、窓体スライド時の摺動抵抗が
大きくなるとともに、窓体がチルトアツプ(通常後端が
チルトアツプ)する機構も有する場合、チルトダウン
時、第2シール部7がバツク側Bで咬み込むおそれがあ
るからである。なお、9はルーフ側から侵入してきた雨
滴をサンルーフ開口枠27に形成された雨樋27aにガ
イドして落下させるためのガイドリツプである(第10
図参照)。
<発明が解決しようとする課題> 当該ウエザストリツプは、従来、第2シール部7を有す
る断面形状のもの(第8図参照)と、第2シール部7を
有しない断面形状のもの(第9図参照)を、別々に押出
後、裁断して、両者を型接続又は接着剤で直接的に接続
してリング状としていた(第7図参照)。
この従来の製造方法は、別々に押出すため、2個の押出
ダイが必要であるとともに、接続箇所も2箇所となり、
製造工数が嵩んだ。
本発明のウエザストリツプの製造方法は、上記問題点を
解決することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 本発明のウエザストリツプは、上記課題を解決するため
に、下記構成からなる。
サンルーフのハウジング内を前・後にスライドするサツ
シに装着される組み付け基部と、該組み付け基部の内周
側に位置し窓板を保持する窓板把持部と、前記組み付け
基部の外周側に位置し、サンルーフ開口枠周壁に当接な
いし摺動するリツプ状又は中空状の第1シール部と、第
1シール部の直下に位置し、第1シール部の作用を補完
するためにフロント部のみに形成されている第2シール
部とを具備するウエザストリツプを製造する方法におい
て、第2シール部を具備する一の断面形状で押出すとと
もに、第2シール部における少なくとも不要範囲のリツ
プ元部に切除用ノツチを押出時又は押出直後に入れた押
出物を所定長に裁断し、リング状に接続する前又は後
に、第2シール部の不要範囲を切除して製造することを
特徴とする。
<実施例> 以下、本発明のウエザストリツプの製造方法を図例に基
づいて説明をする。なお、前述で説明した部分について
は、同一図符号を付してその説明の全部または一部を省
略する。
第1図は本実施例のウエザストリツプの製造方法におい
て、リング状に接続する前の中間省略斜視図である。
ウエザストリツプ本体の押出断面形状は、基本的には、
組付け基部1,窓板把持部3,第1シール部5及び第2
シール部7とを具備し、従来と同様である。
そして、ウエザストリツプ本体の押出時、第2シール部
7の元部に全長にわたり、切除用ノツチNを形成する。
この切除用ノツチNの大きさは、シール部7のリツプ厚
さa=1〜2.0mmであるとき、開口幅b= 0.2〜0.7mm、
深さC= 0.5〜1.0mmとする。ノツチの形成は、通常、
押出ダイで押出時形成するが、押出ダイの直前にノツチ
形成刃を間欠的に前進,後退可能に配設しておき、押出
直後に少なくとも、不要範囲(フロント形成部位Fを除
く範囲)の第2シール部7のリツプ元部に切除用ノツチ
Nを形成するようにしてもよい。また、ノツチの形成部
位は、図例では、リツプ元部の下側であるが、元部上側
であつてもよい。
このようにして、切除用ノツチNが第2シール部7のリ
ツプ元部に全長にわたり又は部分的に形成された押出物
は、所定長に裁断後、図例の如くフロント形成部位との
境界位置で斜めに切れ込みlを入れて、不要部位を切除
する。この切除作業は、切除用ノツチNの存在により、
手むしりで簡単にできる。
その後、型接続又は接着剤で直接的に接続してリング状
として、ウエザストリツプWとする(第3図参照)。
すると、フロント側Fでは第4図に示すように第2シー
ル部7を具備する断面形状となり、バツク側Bも含めて
フロント側Fを除いた部分は、第5図に示すように第2
シール部を具備しない断面形状となる。
そして、このようにして製造したウエザストリツプを実
車に装着した場合、第2シール部7はフロント側Fにの
み形成されており、窓体スライド時摺動抵抗が大きくな
つたり、また、チルドダウン時、第2シール部7のバツ
ク側における咬み込みを配慮する必要がない。
<発明の効果> 本発明のウエザストリツプの製造方法は、サンルーフの
ハウジング内を前・後にスライドするサツシに装着され
る組み付け基部と、該組み付け基部の内周側に位置し窓
板を保持する窓板把持部と、前記組み付け基部の外周側
に位置し、サンルーフ開口枠周壁に当接ないし摺動する
リツプ状又は中空状の第1シール部と、第1シール部の
直下に位置し、第1シール部の作用を補完するためにフ
ロント部のみに形成されているリツプ状の第2シール部
とを具備するウエザストリツプを製造する方法におい
て、第2シール部を具備する一の断面形状で押出すとと
もに、第2シール部における少なくとも不要範囲のリツ
プ元部に切除用ノツチを押出時又は押出直後に入れた押
出物を所定長に裁断し、リング状に接続する前又は後
に、第2シール部の不要範囲を切除して製造することを
特徴とする構成により、下記のような効果を奏する。
本発明の製造方法により、従来の如く、異なつた断面形
状に押出す必要がなく、接続箇所も二箇所でなく一箇所
で済み、しかも、上記切除作業は、不要範囲の両端部に
切れ込みを切れて、手むしりで簡便にできる。
従つて、ウエザストリツプの製造工数の大幅な削減につ
ながる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法において裁断した押出物をリ
ング状に接続する前の中間省略斜視図、 第2図は第2シール部に形成するノツチの大きさを説明
するための要部拡大図、 第3図は本発明の製造方法で得たウエザストリツプの平
面斜視図、 第4図は第3図のIV−IV線部位の装着態様断面図、 第5図は第3図のV−V線部位の部分断面図、 第6図はサンルーフの組付け部位を示す自動車の全体斜
視図、 第7図は従来の製造方法で得たウエザストリツプの全体
平面斜視図、 第8図は第7図のVIII−VIII線部位の装着態様断面図、 第9図は第7図のIX−IX線部位の断面図、 第10図は車両高速走行時のサンルーフ窓体の浮き上が
りを示す断面図である。 1……組付け基部、 3……窓板把持部、 5……第1シール部、 7……第2シール部、 23……サツシ、 25……窓板、 27……サンルーフ開口枠、 N……切除用ノツチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−32515(JP,U) 実開 昭64−34328(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンルーフのハウジング内を前・後にスラ
    イドするサツシに装着される組み付け基部と、該組み付
    け基部の内周側に位置し窓板を保持する窓板把持部と、
    前記組み付け基部の外周側に位置し、サンルーフ開口枠
    周壁に当接ないし摺動するリツプ状又は中空状の第1シ
    ール部と、該第1シール部の直下に位置し、第1シール
    部の作用を補完するためにフロント部のみに形成されて
    いるリツプ状の第2シール部とを具備するウエザストリ
    ツプを製造する方法において、 前記第2シール部を具備する一の断面形状で押出すとと
    もに、前記第2シール部における少なくとも不要範囲の
    リツプ元部に切除用ノツチを押出時又は押出直後に入れ
    た押出物を所定長に裁断し、 リング状に接続する前又は後に、前記第2シール部の不
    要範囲を切除して製造する、 ことを特徴とするサンルーフウエザストリツプの製造方
    法。
JP63136270A 1988-06-02 1988-06-02 サンルーフウエザストリツプの製造方法 Expired - Lifetime JPH0620821B2 (ja)

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JPH04130558U (ja) * 1991-05-24 1992-11-30 豊田合成株式会社 自動車用ウエザストリツプ
JP2662634B2 (ja) * 1994-12-12 1997-10-15 東海興業株式会社 ウェザーストリップの成形装置
JP5238572B2 (ja) * 2009-03-25 2013-07-17 東海興業株式会社 長尺な押出成形品とその製造方法

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