JPH0620740B2 - 生コンクリートの洗い残渣の再生方法及びその装置 - Google Patents

生コンクリートの洗い残渣の再生方法及びその装置

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JPH0620740B2
JPH0620740B2 JP63317122A JP31712288A JPH0620740B2 JP H0620740 B2 JPH0620740 B2 JP H0620740B2 JP 63317122 A JP63317122 A JP 63317122A JP 31712288 A JP31712288 A JP 31712288A JP H0620740 B2 JPH0620740 B2 JP H0620740B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、生コンプラントで運搬車やプラントミキサ等
を洗ったときに発生する生コンクリートの洗い残渣の再
生方法及びその装置の改良に関するものである。
[従来の技術] 本出願人は、従来、利用方法が殆どなく、投棄するより
仕方なかった生コンクリートの洗い残渣からセメント未
水和物を乾燥することなく取り出して、これを新規なセ
メントと混ぜ合わせることにより高品質のコンクリート
を製造し得る生コンクリートの洗い残渣の再生方法及び
その装置について提案した(特開昭62-204867)。
この再生方法は、最初に分級機により生コンクリートの
洗い残渣を湿式分級し、砂利及び砂を除去してスラッジ
水を取り出す。次いでシックナによりこのスラッジ水の
スラッジを重力の作用で沈降させてスラッジ水を濃縮し
た後、濃度調整槽によりこの濃縮スラッジ水の濃度を更
に高めて所定濃度に調整する。そして最後に振動ボール
・ミルにより所定濃度のスラッジ水を振動微粉砕してセ
メント未水和物が表面に出現したスラッジ微粒子のスラ
リーを得るものである。
また生コンクリートの洗い残渣を塊状物と沈殿物と濁水
とに分離する濁水回収装置と、得られた濁水を上澄み水
と沈殿スラリーとに流動させながら分離するシックナタ
ンクと、このタンクの底部に連通するスラリー濃度調整
タンクとを備えた生コンクリート含有水の処理装置が開
示されている(特開昭49-120914)。
この濁水回収装置はそれぞれ内側面にスクリュー羽根を
設けた第1ドラムと第2ドラムとを備えたドラムセパレ
ータにより構成される。この装置により濁水を回収する
には、生コンクリートの洗い残渣をドラムセパレータに
送り込み、まず第1ドラムで砂利その他の大粒塊状物を
洗車濁水中から分離し、分離物をシュートを介してベル
トコンベアにより所定の場所に給送する。次いで大粒塊
状物を除去された洗車濁水は第2ドラムに案内され、こ
こで第1ドラムで除去できなかった小粒塊状物及び沈殿
物をシュートに導き、ベルトコンベアにより所定の場所
に給送する。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記特開昭62-204867号公報に示される再生方
法は、シックナでスラッジ水中のセメントの既水和成分
及び水和しないと思われる成分も重力で沈降させ、この
濃縮したスラッジ水を振動ボール・ミルにより振動微粉
砕するため、スラッジ微粒子中の有用なセメント未水和
物の含有率を向上し難い不具合がある。
また濃縮機としてシックナを用いるため、濃縮作業がバ
ッチ処理で比較的時間がかかり、かつシックナの上澄み
水と区別して濃縮スラッジ水だけを取り出すことができ
ない。この結果、濃縮スラッジ水の濃度が低下し、振動
微粉砕の前に濃度調整槽でスラッジ水を高濃度化しなけ
ればならない問題点があった。
また特開昭49-120914号公報に示される処理装置は濃縮
スラッジ水だけを取り出すことができる利点があるもの
の、ドラムセパレータではスラッジ水は濃縮されず、特
開昭62-204867号公報に示される再生方法と同様にシッ
クナタンクで濁水を重力沈降させることにより、濃縮ス
ラッジ水と上澄み水とを分離しているため、この装置に
よってもスラッジ水中のセメントの既水和成分と水和し
ないと思われる成分との分離を十分に行うことができな
い不具合があった。
本発明の目的は、スラッジ水の濃縮時間が短く、かつ濃
度調整が容易で、スラッジ微粒子中のセメント未水和物
の含有率をより一層向上して洗い残渣を有効に利用し得
る生コンクリートの洗い残渣の再生方法及びその装置を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、スラッジ水中のセメントの既水和成分及
び水和しないと思われる成分がセメント未水和成分より
比重が小さいことに着目し、本発明に到達した。
上記目的を達成するために、本発明の構成を第1図及び
実施例に対応する第2図に基づいて説明する。
本発明は、第1図に示すように生コンクリートの洗い残
渣を湿式分級して砂利G及び砂Sを除去したスラッジ水
Hを取り出す分級工程1と、このスラッジ水Hを濃縮す
る濃縮工程2と、濃縮したスラッジ水Hを所定濃度に調
整する濃度調整工程3と、所定濃度のスラッジ水Jを振
動ボール・ミルで振動微粉砕してセメント未水和物を主
成分とするスラッジ微粒子のスラリーMを得る微粉砕工
程4とを含む生コンクリートの洗い残渣の再生方法の改
良である。
その特徴ある構成は、スラッジ水Hの濃縮工程2がスラ
ッジ水Hを遠心力によりセメント未水和物を主成分とす
る高濃度スラッジ水KHと分離液Bとに連続的に分離す
る工程であって、分離液Bを貯留して上澄み水Lを作り
出す分離貯留工程5を有し、濃度調整工程3が上澄み水
Lにより高濃度スラッジ水KHを希釈して所定濃度のス
ラッジ水Jに調整する工程であるところにある。
また本発明は、第2図に示すように生コンクリートの洗
い残渣を湿式分級して砂利G及び砂Sを除去したスラッ
ジ水Hを取り出す分級機10と、このスラッジ水Hを濃
縮する濃縮機20と、この濃縮により得たスラッジ濃度
の高いスラッジ水KHを所定濃度に調整する濃度調整槽
30と、所定濃度のスラッジ水Jを振動微粉砕してセメ
ント未水和物を主成分とするスラッジ微粒子のスラリー
Mを得る振動ボール・ミル40とを備えた生コンクリー
トの洗い残渣と再生装置の改良である。
その特徴ある構成は、濃縮機20がスラッジ水Hを遠心
力によりセメント未水和物を主成分とする高濃度スラッ
ジ水KHと分離液Bとに連続的に分離する遠心分離機で
あって、この分離液Bを貯留する分離液貯留槽37を有
し、濃度調整槽30が上澄み水Lにより高濃度スラッジ
水KHを希釈して所定濃度のスラッジ水Jに調整する槽
であるところにある。
[作 用] 分級機10で取り出されたスラッジ水Hは濃縮機20で
遠心力によりセメント未水和物を主成分とする高濃度ス
ラッジ水KHと分離液Bとに連続的に分離される。高濃
度スラッジ水KHは濃度調整槽30に直接供給され、分
離液Bはセメントの既水和成分及び水和しないと思われ
る成分を懸濁物質(Suspnded Solid)として含有し、分
離液貯留槽37に貯留される。
分離液貯留37に貯えられた分離液の上澄み水Lを濃度
調整槽30に供給して高濃度スラッジ水KHを所定濃度
に調整した後で振動ボール・ミル40により振動微粉砕
すると、セメント未水和物の含有率のより高いスラッジ
微粒子が得られる。
[実施例] 次に本発明の一実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
第2図及び第3図に示すように、生コンクリート運搬車
又は生コンクリートミキサ車11を洗ったときに発生す
る生コンクリートの洗い水12がウエッジフィルタ13
及びスパイラルクラシファイヤ14からなる分級機10
により砂利Gと砂Sとスラッジ水Hに湿式分級される。
すなわち洗い水12は回収槽15に回収され、この回収
槽15の底部に設けられたボンプ15aにより管路16
を通ってウエッジフィルタ13に供給され、砂利Gが除
去される。砂利Gはタンク13aに貯蔵される。砂利G
を除去した洗い水はスパイラルクラシファイヤ14に供
給され、砂Sとスラッジ水Hに分級される。砂Sはタン
ク14b内に貯蔵される。スラッジ水Hは、水を分散媒
とし、セメント未水和物とセメント水和物とからなるス
ラッジを分散相とする懸濁液になっている。このスラッ
ジ水Hの上澄み水は管路14aを通って回収槽15に還
流される。
回収槽15の上澄み水はポンプ15bにより管路17及
びサイクロン18を通ってスラッジ水槽24に送られ
る。サイクロン18で残存する砂を分離してスパイラル
クラシファイヤ14に戻す。15cは液面スイッチで、
回収槽15が所定の水位になると、オン状態となりポン
プ15bを回転駆動させる。スラッジ水槽24で撹拌機
24aを低速度で撹拌してスラッジ水Hの硬化を防ぎな
がら、その底部のスラッジ濃度5%程度のスラッジ水H
がポンプ25により管路26を通って濃縮機20に送ら
れる。24bは液面スイッチで、スラッジ水槽24が所
定の水位になると、オン状態となりポンプ25を回転駆
動させる。
濃縮機20は外胴ボウル50と内胴スクリュー60とフ
ィードパイプ70とギヤボックス80とケーシング85
を備えた遠心沈降機により構成される。外胴ボウル50
は円筒部51及び円錐部52が一体的に形成され、その
両端が軸受53及び54により回転可能に支持され、か
つ大径側に第1排出口56と小径側に第2排出口57と
がそれぞれ設けられる。内胴スクリュー60はスクリュ
ー羽根61が固着された胴体に吐出口62が設けられ、
前記円筒部51内及び円錐部52内に回転可能に支持さ
れる。
またフィードパイプ70はこの胴体内に配置され、管路
26から送られてきたスラッジ水を内胴スクリュー60
内に導入する。ケーシング85は外胴ボウル50を被包
し、第1排出口56側に分離液出口86と第2排出口5
7側に高濃度スラッジ水出口87をそれぞれ設けてい
る。
ギヤボックス80はプーリ81により駆動される遊星歯
車装置からなる。このギヤボックス80は外胴ボウル5
0と内胴スクリュー60とを内胴スクリュー60の回転
速度が外胴ボウル50の回転速度より若干小さくなるよ
うに回転差を与えながら同一回転方向に駆動する。この
駆動中にポンプ25により送られたスラッジ水Hを濃縮
機20のフィードパイプ70から内胴スクリュー60内
に導入すると、スラッジ水中の比重の大きいセメント未
水和物を主成分とするスラッジ分Kは遠心力により外胴
ボウル50の円筒部51の内壁面に堆積する(第3
図)。このスラッジ分Kは内胴スクリュー60のスクリ
ュー羽根61の回転により矢印に示すように円錐部52
に移行し、第2排出口57を通ってスラッジ濃度が60〜
70%の高濃度スラッジ水KHの形態で出口87より排出
される。一方、スラッジ分Kより分離した液Bはスラッ
ジ水中の比重の小さいセメントの既水和成分及び水和し
ないと思われる成分を懸濁物質(Suspended Solid)と
して5〜15%程度含有し、第1排出口56を通って出口
86から吐出し、管路27を通って分離液貯留槽37に
送られる。
出口87より排出された高濃度スラッジ水KHは導管3
1により案内されて、出口87の直下に配置された濃度
調整槽30に貯蔵される。分離液貯留槽37と分離液の
上澄み水Lがポンプ33により管路34を通って濃度調
整槽30に供給され、撹拌機30aを撹拌して高濃度ス
ラッジ水KHが所定濃度のスラッジ水Jに希釈される。
この例では調整槽30の送出口30bにおけるスラッジ
濃度の測定値に基づいて、スラッジ濃度が30%〜40%の
範囲内に調整される。スラッジ濃度が所定の濃度になれ
ば、ポンプ35により管路36を通って所定濃度のスラ
ッジ水Jを振動ボール・ミル40に送る。
このスラッジ水Jは振動ボール・ミル40により振動微
粉砕される。この例では振動ボール・ミル40は第1段
のミル40aと第2段のミル40bからなる。振動微粉
砕されたスラリーMはスラリー貯留槽42に送られ、撹
拌機42aで硬化を防ぎながら貯えられる。このスラリ
ーMの分散相はセメント未水和物の含有率のより高いス
ラッジ微粒子になる。このスラッジ微粒子を定量ポンプ
43により必要量だけプラントミキサに送出し、新規な
セメントに加えて生コンクリートを調製すれば、生コン
クリートの洗い残渣を有効利用することができる。
また分離液貯留槽37に貯留される分離液はポンプ38
により管路39を通って生コンクリート運搬車又は生コ
ンクリートミキサ車11等の生コンクリート付着物の洗
浄に使用される。ここで分離液に含まれるセメントの既
水和成分及び水和しないと思われる成分は砂利、砂に吸
着してそれぞれタンク13a又は14a内に貯蔵され
る。
上記実施例の再生装置によれば、特開昭62-204867号公
報の再生装置と比較して、セメント未水和物の含有率を
2〜3倍以上向上させることができた。
[発明の効果] 以上述べたように、従来、濃縮スラッジ水にセメント未
水和物の外にセメントの既水和成分及び水和しないと思
われる成分を含んでいたため、振動ボール・ミルで微粉
砕したスラッジ微粒子のセメント未水和物の含有率を十
分に向上できなかったものが、本発明によればセメント
の既水和成分及び水和しないと思われる成分を懸濁物質
(Suspended Solid)として分離液に含有させ、高濃度
スラッジ水に含ませないため、振動ボール・ミルで微粉
砕したスラッジ微粒子のセメント未水和物の含有率をよ
り一層向上することができる。この結果、本発明のスラ
ッジ微粒子を用いたコンクリートの品質を安定して高め
ることができ、新規なセメント量を節減することができ
る。
特に、本発明の濃縮機は連続的にかつ高濃度にスラッジ
水を濃縮できるので、スラッジ水の濃縮効率が高く、濃
度調整が容易になり、装置全体の再生効率を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明生コンクリートの洗い残渣の再生方法を
説明するためのブロック図。 第2図は本発明一実施例の生コンクリートの洗い残渣の
再生装置の構成図。 第3図はその濃縮機の要部拡大断面図。 H:スラッジ水、 KH:高濃度スラッジ水 B:分離液、 L:上澄み水、 J:所定濃度のスラッジ水、 M:スラリー、 10:分級機、 20:濃縮機、 30:濃度調整槽、 37:分離液貯留槽、 40:振動ボール・ミル、 50:外胴ボウル、 51:円筒部、 52:円錐部、 53,54:軸受、 56:第1排出口、 57:第2排出口、 60:内胴スクリュー、 61:スクリュー羽根、 62:吐出口、 70:フィードパイプ、 80:ギヤボックス、 85:ケーシング、 86:分離液出口、 87:高濃度スラッジ水出口。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生コンクリートの洗い残渣を湿式分級して
    砂利(G)及び砂(S)を除去したスラッジ水(H)を取り出
    す分級工程(1)と、このスラッジ水(H)を濃縮する濃縮
    工程(2)と、濃縮したスラッジ水(H)を所定濃度に調整
    する濃度調整工程(3)と、所定濃度のスラッジ水(J)を
    振動ボール・ミルで振動微粉砕してセメント未水和物を
    主成分とするスラッジ微粒子のスラリー(M)を得る微粉
    砕工程(4)とを含む生コンクリートの洗い残渣の再生方
    法において、 前記スラッジ水(H)の濃縮工程(2)が前記スラッジ水
    (H)を遠心力によりセメント未水和物を主成分とする高
    濃度スラッジ水(KH)と分離液(B)とに連続的に分離する
    工程であって、 前記分離液(B)を貯留して上澄み水(L)を作り出す分離
    貯留工程(5)を有し、 前記濃度調整工程(3)が前記上澄み水(L)により前記高
    濃度スラッジ水(KH)を希釈して所定濃度のスラッジ水
    (J)に調整する工程である ことを特徴とする生コンクリートの洗い残渣の再生方
    法。
  2. 【請求項2】分離液(B)を生コンクリート付着物の洗浄
    に使用する請求項1記載の生コンクリートの洗い残渣の
    再生方法。
  3. 【請求項3】生コンクリートの洗い残渣を湿式分級して
    砂利(G)及び砂(S)を除去したスラッジ水(H)を取り出
    す分級機(10)と、このスラッジ水(H)を濃縮する濃縮機
    (20)と、この濃縮により得たスラッジ濃度の高いスラッ
    ジ水(KH)を所定濃度に調整する濃度調整槽(30)と、所定
    濃度のスラッジ水(J)を振動微粉砕してセメント未水和
    物を主成分とするスラッジ微粒子のスラリー(M)を得る
    振動ボール・ミル(40)とを備えた生コクリートの洗い残
    渣の再生装置において、 前記濃縮機(20)が前記スラッジ水(H)を遠心力によりセ
    メント未水和物を主成分とする高濃度スラッジ水(KH)と
    分離液(B)とに連続的に分離する遠心分離機であって、 前記分離液(B)を貯留する分離液貯留槽(37)を有し、 前記濃度調整槽(30)が前記上澄み水(L)により前記高濃
    度スラッジ水(KH)を希釈して所定濃度のスラッジ水(J)
    に調整する槽である ことを特徴とする生コンクリートの洗い残渣の再生装
    置。
  4. 【請求項4】濃縮機(20)は、円筒部(51)及び円錐部(52)
    が一体的に形成され、両端が軸受(53,54)により回転可
    能に支持され、かつ大径側に第1排出口(56)と小径側に
    第2排出口(57)とがそれぞれ設けられた外胴ボウル(50)
    と、 スクリュー羽根(61)が固着された胴体に吐出口(62)が設
    けられ、かつ前記円筒部(51)内及び円錐部(52)内に回転
    可能に支持された内胴スクリュー(60)と、 前記分級機(10)から取り出されたスラッジ水(H)を前記
    内胴スクリュー(60)内に導入するフィードパイプ(70)
    と、 前記外胴ボウル(50)と前記内胴スクリュー(60)に同一方
    向で前記内胴スクリュー(60)の回転速度が前記外胴ボウ
    ル(50)の回転速度より若干小さくなるように回転差を与
    えるギヤボックス(80)と、 前記外胴ボウル(50)を被包し、前記第1排出口(56)側に
    分離液出口(86)と前記第2排出口(57)側に高濃度スラッ
    ジ水出口(87)がそれぞれ設けられたケーシング(85)と を備えた請求項3記載の生コンクリートの洗い残渣の再
    生装置。
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