JPH0620694Y2 - カメラ付リヤアンダーミラー装置 - Google Patents

カメラ付リヤアンダーミラー装置

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JPH0620694Y2
JPH0620694Y2 JP1989124318U JP12431889U JPH0620694Y2 JP H0620694 Y2 JPH0620694 Y2 JP H0620694Y2 JP 1989124318 U JP1989124318 U JP 1989124318U JP 12431889 U JP12431889 U JP 12431889U JP H0620694 Y2 JPH0620694 Y2 JP H0620694Y2
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JP
Japan
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vehicle
camera
mirror body
mirror
base
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JP1989124318U
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JPH0363436U (ja
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徹 山名
寧俊 伊藤
直人 岩邊
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Murakami Corp
Original Assignee
Murakami Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、後方監視用TVカメラを併設したリヤアンダ
ーミラー装置に関する。
[従来の技術と問題点] 車両後方の安全性を高めるためにリヤアンダーミラーや
後方監視用TVカメラを車体後部に装備したものが既に
提案されている。
しかるに従来のものは、リヤアンダーミラーやTVカメ
ラなどが車外に大きく突出しているため、車両の外観デ
ザインが損なわれるばかりでなく、ミラーやカメラなど
は固定式であり車体内に格納することができないので、
狭い車庫などの出入りに支障が生じ入出庫が困難となる
ことがある。
そのうえリヤアンダーミラーは、一般的に車両後進時に
車体の後方直下部の安全を確認する以外は不要なもので
あり、したがって車両の通常走行時(前進時)または停
車時にはかえって後方視界を狭くする欠点がある。また
後方監視用TVカメラは、通常、車両後方10〜20m
程度を監視するようになっているので、車両後進時に車
体の後方直下部を監視するには適さない。カメラレンズ
の向きを変える必要がある場合には、そのための機構が
複雑であり、このことから高価なものとなる。
近年、車体の後方をカメラを介して監視するようにした
ものにおいて、前記カメラに対して駆動可能な反射鏡を
設け、該反射鏡を介して車体後部に近接した部分の反射
映像と、直接映像とを切り替えて入力させるように構成
した後方監視装置が提案されている(実開昭62−17
7548号公報参照)。しかしこの後方監視装置は、構
造上、カメラ据え付け位置を車体内部に設定しなければ
ならず、また反射鏡とカメラとがぶつかり合わないよう
にある程度両者を離して配置しなければならないため、
設置スペースが大形化することが避けられない。また、
カメラ据え付け位置を車体内部に設定する必要あるので
広角レンズが使用できず、したがって、車両直後の好ま
しい後方視界を得ることがむずかしい。
[考案の目的] 本考案の目的は上記先願のものの難点を改善した後方監
視用TVカメラを併設したリヤアンダーミラー装置を提
案しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記の目的を達成するために、車体の後面パネ
ルに凹部を形成し、この凹部にリヤアンダーミラーを収
納・起立自在に取り付け、かつリヤアンダーミラーの一
部に切り欠き窓を設け、該窓内に車両の後方監視用TV
カメラを併設した構成である。そしてリヤアンダーミラ
ーのミラーボデイ起立時に前記車両の後方監視用TVカ
メラで前記ミラーの反射映像を見ることができるように
した。
すなわち、本考案の構成は車体の後面パネルに形成した
凹部と、凹部内に埋設されたベースと、ベースの上部に
ほぼ水平に設けた回動軸に支持されて前記ベースに対し
所定角度で起立され、またはベース内に倒伏して収納さ
れるミラーボデイと、ミラーボデイの内側に設けられ、
ミラーボデイ起立時に車両後部直下を映すように取り付
けられた鏡体と、ミラーボデイの一部を切り欠き形成さ
せた切り欠き窓と、該窓の内側に収められかつベースに
固定された車両の後方監視用TVカメラと、前記回動軸
を中心にミラーボデイを時計回りまたは反時計回りに回
動させるべくベース内に配置した回転格納機構とからな
り、前記ミラーボデイの内側に取り付けられた鏡体を介
しミラーボデイ起立時に前記車両の後方監視用TVカメ
ラで前記鏡体の反射映像を見るように構成したことを特
徴としている。
[作用] 本考案装置は、駐車時などの不使用時には、ミラーボデ
イを通常使用位置より倒伏させて車体の後面パネルに形
成した凹部に収納する事ができる。車両の停車時または
通常走行時には、ミラーボデイを倒伏させたまま、切り
欠き窓の内側に収められたTVカメラを通じて車両後方
をデイスプレイで視認することができる。車両の後進時
には、倒伏状態のミラーボデイを所定使用位置まで回動
起立させることにより、ミラーボデイの内側に取り付け
られた鏡体に写る映像をデイスプレイを介して視認して
車両直後下部の安全視界を得る。かくして車両の後方を
車両運転中に常時的確に監視できる。
[実施例] 以下本考案の一実施例を図面を参照して説明する。第1
図および第2図において、符号1は本考案装置を示す。
ここで第1図は本考案装置1をバスのような大形車両の
車体後面に形成した凹部に収納した状態を示し、第2図
は第1図のII−II線の拡大断面図であるが実線で示した
状態がミラーボデイを凹部に収納した状態であり、仮装
線で示した状態が収納状態から回動させて車両直後下部
の安全視界を得る使用状態を示すものである。
図中符号2は自動車の車体を示し、3は車体2の後面パ
ネルに形成した凹部、4はミラーボデイ5の内側に取り
付けたミラー(鏡体)、6は前記凹部内に埋設されたベ
ース、7はベース6の上部にほぼ水平に設けた回動軸で
ある。ミラーボデイ5は運転席より見えない個所で、回
動軸7に支持されて前記ベースに対して所定角度に起立
され、またはベースに対し倒伏して収納される。ミラー
ボデイ起立時、前記鏡体4は、車両後部直下を映すこと
ができるようになっている。符号8はベース6に固定さ
れた車両後方監視用の小型TVカメラであり、このカメ
ラは第1〜3図に示されるように、ベース内に倒伏して
収納されたミラーボデイ5の一部を切り欠き連通するよ
うに形成させた切り欠き窓9の内側に収められている。
TVカメラ8は、通常走行時は当該車両後方の後続車な
どを撮影し、運転席近傍の内装パネルなどに設けるデイ
スプレイ装置に映像を出力させることで、デイスプレイ
画面上で車両後方を監視できるように構成されている。
一方、ミラーボデイ起立時には、前記後方監視用TVカ
メラ8で前記鏡体の反射像を映して見ることができ、し
たがって鏡体に映る車体後部直下の状況を前記デイスプ
レイ画面で視認できようになっている。
ミラーボデイ5は使用に際しては回転格納機構、好まし
くは電動格納機構により所定設定量回動して、凹部3内
に埋設されたベース6に対して所定角度立ち上げ、一
方、使用後は立ち上げた位置から下向きに格納位置まで
傾動させて格納する。
第3図は電動格納機構10を備えた本考案のカメラ付リ
ヤアンダーミラー装置の斜視図である。図示実施例の電
動格納機構は駆動モータMにより回転する伝達歯車機構
11がミラーボデイの回動軸7に噛み合って、該回動軸
を所定設定量だけ時計方向或いは反時計方向に回動させ
るように構成されている。前記モータの制御は第4図に
示すように電子制御装置12を用い、例えば車両のトラ
ンスミッションのリバース操作に連動されるリモートス
イッチ13の出力によりミラーボデイを自動的に起立さ
せるようにモータMを回転し、所定位置でミラーボデイ
を停止させるようになし、また前記リバース操作が解除
されたときは自動的にモータMを反対方向に回転してミ
ラーボデイが倒伏され所定の位置で停止するように構成
することを可とする。もちろん前記リモートスイッチ1
3は前記トランスミッションのリバース操作とは無関係
にマニアルで操作する構造であっても差し支えない。
第5図はTVカメラ8と運転席近傍に設置するデイスプ
レイ装置14との接続関係を示したブロック図であっ
て、前記カメラからの映像信号は画像左右反転処理回路
15に入力され、この回路によって画像の左右を反転さ
せるべく処理してデイスプレイ装置14に出力する構成
となっている。通常カメラで後方を撮影した画像をデイ
スプレイを介して見ると、左右正像に写るためバックミ
ラーの反射映像と左右が反対になるものであるが、上記
反転処理回路を通じてカメラの映像信号を処理すると、
デイスプレイ上の画像はバックミラーの反射像と位置関
係において同じ映像となるものである。従って、運転者
はバックミラーとデイスプレイ上の画像を同時に見るこ
とにより、車両の後方を車両運転中に常時的確に監視で
きる。
第3図に歯車機構を使用したミラーボデイ格納機構を示
したが、本考案はもちろんこれに限定するものではな
く、図示を省略するが例えばクランクレバー機構を用い
てもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のリヤアンダーミラー装置
は、車体の後面パネルの外側に凹部を形成して、この凹
部にリヤアンダーミラーを収納・起立自在に取り付け、
かつリヤアンダーミラーの一部に切り欠き窓を設け、該
切り欠き窓の内側に後方監視用TVカメラを収納できる
ように構成したものであるから、ミラーボデイの格納時
にも、TVカメラで当該車両後方を監視することがで
き、またミラーボデイ起立時には、前記後方監視用TV
カメラで鏡体を介して車両直後下部を見ることができる
という効果がある。また、リヤアンダーミラーと後方監
視用TVカメラとを別々に設置する形式もの、あるいは
後方監視用TVカメラを車体内に設けなければならない
ものなどと較べ、切り欠き窓の内側に後方監視用TVカ
メラを収納できるように構成したから設置スペースが大
型化せず、また車両外観上の見栄えデザインを損なうこ
とがなく、体裁よく取り付けることが可能となる。しか
も運転席より見えない個所に取り付けることができると
いう自由席並びにスペースメリットがある。
また、カメラ据え付け位置を車体の外側に設けることが
できるので広角レンズが使用でき、したがって、車両直
後の好ましい後方視界を得ることができ安全性に優れる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置をバスのような大形車両の車体後面
に形成した凹部に収納した状態を示す斜視図、第2図は
第1図のII−II線の拡大断面図、第3図は電動格納機構
を備えた本考案装置の斜視図、第4図は電動格納機構の
制御ブロック図、第5図はTVカメラとデイスプレイ装
置に接続関係を示すブロック図である。 1:カメラ付リヤアンダーミラー、2:車体、 3:凹部、4:ミラー(鏡体)、 5:ミラーボデイ、6:ベース、7:回動軸、 8:TVカメラ、9:切り欠き窓、 10:電動格納機構、11:伝達歯車機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体(2)の後面パネルに形成した凹部(3)
    と、凹部(3)内に埋設されたベース(6)と、ベースの上部
    にほぼ水平に設けた回動軸(7)に支持されて前記ベース
    に対し所定角度で起立され、またはベース内に倒伏して
    収納されるミラーボデイ(5)と、ミラーボデイ(5)の内側
    に設けられ、ミラーボデイ起立時に車両後部直下を映す
    ように取り付けられた鏡体と、ミラーボデイ(5)の一部
    を切り欠き形成させた切り欠き窓(9)と、該窓の内側に
    収められかつベース(6)に固定された車両の後方監視用
    TVカメラ(8)と、前記回動軸を中心にミラーボデイ(5)
    を時計回りまたは反時計回りに回動させるべくベース
    (6)内に配置した回転格納機構(10)とからなり、前記ミ
    ラーボデイ(5)の内側に取り付けられた鏡体を介しミラ
    ーボデイ起立時に前記車両の後方監視用TVカメラ(8)
    で前記鏡体の反射映像を見るように構成したことを特徴
    とするカメラ付リヤアンダーミラー装置。
JP1989124318U 1989-10-24 1989-10-24 カメラ付リヤアンダーミラー装置 Expired - Lifetime JPH0620694Y2 (ja)

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JP1989124318U JPH0620694Y2 (ja) 1989-10-24 1989-10-24 カメラ付リヤアンダーミラー装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0363436U JPH0363436U (ja) 1991-06-20
JPH0620694Y2 true JPH0620694Y2 (ja) 1994-06-01

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ID=31672246

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55145041A (en) * 1979-05-01 1980-11-12 Isamu Watanabe Side-check mirror for automobile
JPS62177548U (ja) * 1986-05-01 1987-11-11

Also Published As

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JPH0363436U (ja) 1991-06-20

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