JPH0620650B2 - 多軸ヘツド交換可能な工作機械 - Google Patents
多軸ヘツド交換可能な工作機械Info
- Publication number
- JPH0620650B2 JPH0620650B2 JP60110017A JP11001785A JPH0620650B2 JP H0620650 B2 JPH0620650 B2 JP H0620650B2 JP 60110017 A JP60110017 A JP 60110017A JP 11001785 A JP11001785 A JP 11001785A JP H0620650 B2 JPH0620650 B2 JP H0620650B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- axis
- axis head
- machining
- carry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q3/00—Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
- B23Q3/155—Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
- B23Q3/157—Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は、複数の多軸ヘッドのうちの１つを加工ヘッド
に選択的に装着して工作物の加工を行うようにした多軸
ヘッド交換可能な工作機械に関するものである。
に選択的に装着して工作物の加工を行うようにした多軸
ヘッド交換可能な工作機械に関するものである。
＜従来の技術＞ この種の多軸ヘッド交換可能な工作機械として加工ヘッ
ドの一方の側方に多軸ヘッド搬入路を設け、加工ヘッド
の他方の側方に多軸ヘッド搬出路を設け、多軸ヘッドの
交換時には、加工ヘッドに装着された多軸ヘッドをアン
クランプして多軸ヘッド搬出路に搬出するとともに、多
軸ヘッド搬入路より多軸ヘッドを搬入して加工ヘッドに
クランプするようにしたものが知られている。
ドの一方の側方に多軸ヘッド搬入路を設け、加工ヘッド
の他方の側方に多軸ヘッド搬出路を設け、多軸ヘッドの
交換時には、加工ヘッドに装着された多軸ヘッドをアン
クランプして多軸ヘッド搬出路に搬出するとともに、多
軸ヘッド搬入路より多軸ヘッドを搬入して加工ヘッドに
クランプするようにしたものが知られている。
＜発明が解決しようとする問題点＞ しかしながら、上記した構成のものでは、間口が広くな
ってマシンスペースを多くとる問題がある。特にこの種
の多軸ヘッド交換可能な工作機械をトランスファライ
ン、とりわけ搬送ピッチの比較的小さなトランスファラ
インに組込む場合には、間口が広いと隣接するマシンと
の間に必要な保守スペースを確保できなくなる問題を生
じる。
ってマシンスペースを多くとる問題がある。特にこの種
の多軸ヘッド交換可能な工作機械をトランスファライ
ン、とりわけ搬送ピッチの比較的小さなトランスファラ
インに組込む場合には、間口が広いと隣接するマシンと
の間に必要な保守スペースを確保できなくなる問題を生
じる。
このようなことから、搬送ピッチの小さなトランスファ
ラインにも使用できる開口のせまい多軸ヘッド交換可能
な工作機械が望まれるに至ってきた。
ラインにも使用できる開口のせまい多軸ヘッド交換可能
な工作機械が望まれるに至ってきた。
＜問題点を解決するための手段＞ 本発明は、加工ヘッドの直線上の動きの範囲内で多軸ヘ
ッドを交換できる工作機械を提供せんとするもので、加
工ヘッドを進退可能に、かつ２つの多軸ヘッド着脱位置
に位置決め可能に装架し、この加工ヘッドの上方に加工
ヘッドの進退方向に沿って２つの多軸ヘッド搬送路を平
行に設け、一方の多軸ヘッド搬送路と前記加工ヘッドの
２つの着脱位置との各間で多軸ヘッドを昇降する多軸ヘ
ッド搬入用昇降装置および多軸ヘッド搬出用昇降装置を
それぞれ設け、前記２つの多軸ヘッド搬送路との間で複
数の多軸ヘッドを循環可能に貯蔵する多軸ヘッド貯蔵装
置を設けるとともに、加工ヘッドには搬入用および搬出
用昇降装置によって昇降される多軸ヘッドにスライド可
能に係合し、かつ多軸ヘッドを加工ヘッドに対してクラ
ンプ、アンクランプするクランプ装置を設けたものであ
る。
ッドを交換できる工作機械を提供せんとするもので、加
工ヘッドを進退可能に、かつ２つの多軸ヘッド着脱位置
に位置決め可能に装架し、この加工ヘッドの上方に加工
ヘッドの進退方向に沿って２つの多軸ヘッド搬送路を平
行に設け、一方の多軸ヘッド搬送路と前記加工ヘッドの
２つの着脱位置との各間で多軸ヘッドを昇降する多軸ヘ
ッド搬入用昇降装置および多軸ヘッド搬出用昇降装置を
それぞれ設け、前記２つの多軸ヘッド搬送路との間で複
数の多軸ヘッドを循環可能に貯蔵する多軸ヘッド貯蔵装
置を設けるとともに、加工ヘッドには搬入用および搬出
用昇降装置によって昇降される多軸ヘッドにスライド可
能に係合し、かつ多軸ヘッドを加工ヘッドに対してクラ
ンプ、アンクランプするクランプ装置を設けたものであ
る。
＜作用＞ 上記構成により、多軸ヘッドの交換時には、加工ヘッド
が所定位置に位置決めされ、使用済の多軸ヘッドがアン
クランプされる。アンクランプされた多軸ヘッドは昇降
装置によりリフトされて加工ヘッドより離脱され、搬送
路上まで持上げられる。しかる後に次に使用する多軸ヘ
ッドが昇降装置により搬送路より下降されて加工ヘッド
のクランプ装置に係合され、クランプ装置のクランプ動
作により加工ヘッドに位置決めクランプされる。
が所定位置に位置決めされ、使用済の多軸ヘッドがアン
クランプされる。アンクランプされた多軸ヘッドは昇降
装置によりリフトされて加工ヘッドより離脱され、搬送
路上まで持上げられる。しかる後に次に使用する多軸ヘ
ッドが昇降装置により搬送路より下降されて加工ヘッド
のクランプ装置に係合され、クランプ装置のクランプ動
作により加工ヘッドに位置決めクランプされる。
＜実施例＞ 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第１図
および第２図において、１０は工作物Ｗの搬送ラインを
示し、工作物Ｗは図略のトランスファ装置により治具装
置１１に搬送され、位置決めクランプされる。１２は工
作機械のベッドを示し、このベッド１２上の案内面１３
に加工ヘッド１４が工作物搬送方向と直交する方向に摺
動可能に装架されている。加工ヘッド１４は送りモータ
１５によりねじ送り機構を介して送り制御されるように
なっており、後退端位置およびこの後退端位置と加工領
域との間の中間位置の２つの定位置に位置決め可能とな
っている。
および第２図において、１０は工作物Ｗの搬送ラインを
示し、工作物Ｗは図略のトランスファ装置により治具装
置１１に搬送され、位置決めクランプされる。１２は工
作機械のベッドを示し、このベッド１２上の案内面１３
に加工ヘッド１４が工作物搬送方向と直交する方向に摺
動可能に装架されている。加工ヘッド１４は送りモータ
１５によりねじ送り機構を介して送り制御されるように
なっており、後退端位置およびこの後退端位置と加工領
域との間の中間位置の２つの定位置に位置決め可能とな
っている。
前記加工ヘッド１４には第３図に示すように、駆動モー
タ２１によって回転駆動される主軸２２が加工ヘッド１
４の摺動方向に平行な水平軸線のまわりに回転可能に軸
承され、この主軸２２の先端に駆動軸２３が保持されて
いる。この駆動軸２３は主軸２２に対して回り止めされ
ているとともに、スプリング２４によって加工ヘッド１
４の前面側に付勢されている。
タ２１によって回転駆動される主軸２２が加工ヘッド１
４の摺動方向に平行な水平軸線のまわりに回転可能に軸
承され、この主軸２２の先端に駆動軸２３が保持されて
いる。この駆動軸２３は主軸２２に対して回り止めされ
ているとともに、スプリング２４によって加工ヘッド１
４の前面側に付勢されている。
また加工ヘッド１４には、図略のガイドバーにより主軸
軸線方向に進退可能にクランプ部材２５が設けられ、こ
のクランプ部材２５は図略のクランプ用シリンダによっ
て一定量進退される。クランプ部材２５の両側面には係
合突部２６が鉛直方向に形成されており、さらに加工ヘ
ッド１４の前面にはノックピン２７が突設されている。
軸線方向に進退可能にクランプ部材２５が設けられ、こ
のクランプ部材２５は図略のクランプ用シリンダによっ
て一定量進退される。クランプ部材２５の両側面には係
合突部２６が鉛直方向に形成されており、さらに加工ヘ
ッド１４の前面にはノックピン２７が突設されている。
一方、前記加工ヘッド１４に交換可能に装着される多軸
ヘッド３０は、その背面側のほぼ中央部に前記駆動軸２
３に離脱可能に係合する被動軸３１が回転可能に軸承さ
れ、この被動軸３１に複数の工具Ｔを担持した工具スピ
ンドルがそれぞれ回転連結されている。また多軸ヘッド
３０の背面側には前記クランプ部材２５の係合突部２６
にスライド可能に係合する係合溝３２と、前記ノックピ
ン２７に嵌合する位置決め穴３３が形成されている。さ
らに多軸ヘッド３０の上面には断面Ｔ形の係合突起３４
が突設され、この係合部３４は後述する昇降装置の係合
支持体に加工ヘッド１４の進退方向にスライド可能に係
合されるようになっている。
ヘッド３０は、その背面側のほぼ中央部に前記駆動軸２
３に離脱可能に係合する被動軸３１が回転可能に軸承さ
れ、この被動軸３１に複数の工具Ｔを担持した工具スピ
ンドルがそれぞれ回転連結されている。また多軸ヘッド
３０の背面側には前記クランプ部材２５の係合突部２６
にスライド可能に係合する係合溝３２と、前記ノックピ
ン２７に嵌合する位置決め穴３３が形成されている。さ
らに多軸ヘッド３０の上面には断面Ｔ形の係合突起３４
が突設され、この係合部３４は後述する昇降装置の係合
支持体に加工ヘッド１４の進退方向にスライド可能に係
合されるようになっている。
前記加工ヘッド１４の上方には、複数の多軸ヘッド３０
を循環可能に貯蔵する多軸ヘッド貯蔵装置４０が支柱４
１にて支持されている。かかる多軸ヘッド貯蔵装置４０
は、加工ヘッド１４の真上に加工ヘッド１４の進退方向
に沿って延びる搬送路４３と、この搬送路４３に並設さ
れた搬送路４４からなっており、多軸ヘッド３０を第２
図の矢印Ａ，Ｂ，Ｃ方向に搬送できるようになってい
る。搬送路４３には多軸ヘッド搬入位置４７および搬出
位置４８が設けられ、搬入位置４７は後退端位置におけ
る加工ヘッド１４の前面上方に、また搬出位置４８は中
間位置における加工ヘッド１４の前面上方に位置してい
る。
を循環可能に貯蔵する多軸ヘッド貯蔵装置４０が支柱４
１にて支持されている。かかる多軸ヘッド貯蔵装置４０
は、加工ヘッド１４の真上に加工ヘッド１４の進退方向
に沿って延びる搬送路４３と、この搬送路４３に並設さ
れた搬送路４４からなっており、多軸ヘッド３０を第２
図の矢印Ａ，Ｂ，Ｃ方向に搬送できるようになってい
る。搬送路４３には多軸ヘッド搬入位置４７および搬出
位置４８が設けられ、搬入位置４７は後退端位置におけ
る加工ヘッド１４の前面上方に、また搬出位置４８は中
間位置における加工ヘッド１４の前面上方に位置してい
る。
それら搬入および搬出位置４７，４８にそれぞれ対応し
て一対の多軸ヘッド昇降装置５１，５２が前記多軸ヘッ
ド貯蔵装置４０に設けられている。搬出位置４８に対応
する昇降装置５２は、使用済の多軸ヘッド３０を加工ヘ
ッド１４から搬出装置４８まで持上げ、逆に搬入位置４
７に対応する昇降装置５１は次に使用する多軸ヘッド３
０を搬入位置４７から加工ヘッド１４まで降ろす役目を
なす。これら昇降装置５１，５２はシリンダ装置からな
り、各シリンダ装置のピストンロッド５３，５４の先端
には、第４図に示すように前記多軸ヘッド１４の係合突
起３４に係合する係合支持体５５，５６が取付けられて
いる。なお、搬出位置４８に対応する昇降装置５２は、
搬出位置４８まで持上げた多軸ヘッド３０を搬送路４３
から搬送路４４にシフトする機能も兼ね備え、そのため
に昇降装置５２は、搬送路４３，４４に跨って架設され
たガイドバー５７に支持されてシフト装置５８によりシ
フトされるシフト台５９に設けられ、このシフト台５９
のシフト動作により昇降装置５２に支持された多軸ヘッ
ド３０が搬送路４３より搬送路４４にシフトされる。
て一対の多軸ヘッド昇降装置５１，５２が前記多軸ヘッ
ド貯蔵装置４０に設けられている。搬出位置４８に対応
する昇降装置５２は、使用済の多軸ヘッド３０を加工ヘ
ッド１４から搬出装置４８まで持上げ、逆に搬入位置４
７に対応する昇降装置５１は次に使用する多軸ヘッド３
０を搬入位置４７から加工ヘッド１４まで降ろす役目を
なす。これら昇降装置５１，５２はシリンダ装置からな
り、各シリンダ装置のピストンロッド５３，５４の先端
には、第４図に示すように前記多軸ヘッド１４の係合突
起３４に係合する係合支持体５５，５６が取付けられて
いる。なお、搬出位置４８に対応する昇降装置５２は、
搬出位置４８まで持上げた多軸ヘッド３０を搬送路４３
から搬送路４４にシフトする機能も兼ね備え、そのため
に昇降装置５２は、搬送路４３，４４に跨って架設され
たガイドバー５７に支持されてシフト装置５８によりシ
フトされるシフト台５９に設けられ、このシフト台５９
のシフト動作により昇降装置５２に支持された多軸ヘッ
ド３０が搬送路４３より搬送路４４にシフトされる。
なお、搬送路４３は搬入および搬出位置４７，４８にお
いて多軸ヘッド３０の昇降のためにくり抜かれてあり、
このため多軸ヘッド３０を搬入位置４７に搬入する場合
には、多軸ヘッド３０を第５図に示す可動レール３９に
支持させて搬入し、交換時には可動レール３９を引込ま
せて多軸ヘッド３０の下降を可能にするようになってい
る。
いて多軸ヘッド３０の昇降のためにくり抜かれてあり、
このため多軸ヘッド３０を搬入位置４７に搬入する場合
には、多軸ヘッド３０を第５図に示す可動レール３９に
支持させて搬入し、交換時には可動レール３９を引込ま
せて多軸ヘッド３０の下降を可能にするようになってい
る。
上記した構成において、多軸ヘッド３０の交換を行う場
合には、工作物Ｗの加工を完了して後退される加工ヘッ
ド１４が中間位置で停止され、その状態で搬出側の昇降
装置５２の係合支持体５６が下降され、下降ヘッド１４
に装着された多軸ヘッド３０の係合突起３４に対応する
位置に位置決めされる。しかる後クランプ部材２５が前
進され、多軸ヘッド３０が加工ヘッド１４から離間する
アクランプ方向に移動され、この多軸ヘッド３０の移動
により、第４図に示すようにその係合突起３４が昇降装
置５２の係合支持体５６に係合されるとともに、多軸ヘ
ッド３０がノックピン２７より離脱される。
合には、工作物Ｗの加工を完了して後退される加工ヘッ
ド１４が中間位置で停止され、その状態で搬出側の昇降
装置５２の係合支持体５６が下降され、下降ヘッド１４
に装着された多軸ヘッド３０の係合突起３４に対応する
位置に位置決めされる。しかる後クランプ部材２５が前
進され、多軸ヘッド３０が加工ヘッド１４から離間する
アクランプ方向に移動され、この多軸ヘッド３０の移動
により、第４図に示すようにその係合突起３４が昇降装
置５２の係合支持体５６に係合されるとともに、多軸ヘ
ッド３０がノックピン２７より離脱される。
続いて昇降装置５２が上昇され、係合支持部５６に支持
された多軸ヘッド３０が加工ヘッド１４の前面よりリフ
トされて搬送路４３上まで持上げられ、その後シフト台
５８のシフト動作により昇降装置５２に支持された多軸
ヘッド３０が搬送路４３側より搬送路４４側に搬送さ
れ、図略の装置により搬送路４４に送り出されて貯蔵さ
れる。
された多軸ヘッド３０が加工ヘッド１４の前面よりリフ
トされて搬送路４３上まで持上げられ、その後シフト台
５８のシフト動作により昇降装置５２に支持された多軸
ヘッド３０が搬送路４３側より搬送路４４側に搬送さ
れ、図略の装置により搬送路４４に送り出されて貯蔵さ
れる。
かかる使用済の多軸ヘッド３０の搬出動作に並行して、
次に使用すべき多軸ヘッド３０が搬入位置４７に送り込
まれて係合突起３４が搬入側の昇降装置５１の係合支持
体５５に係合支持され、また中間位置に位置決めされて
いた加工ヘッド１４が後退端位置まで後退される。
次に使用すべき多軸ヘッド３０が搬入位置４７に送り込
まれて係合突起３４が搬入側の昇降装置５１の係合支持
体５５に係合支持され、また中間位置に位置決めされて
いた加工ヘッド１４が後退端位置まで後退される。
しかる後昇降装置５１が下降され、多軸ヘッド３０の係
合溝３２が前記クランプ部材２５の係合突部２６に係合
される。しかる状態でクランプ部材２５を後退させるこ
とにより、多軸ヘッド３０が加工ヘッド１４側へ移動さ
れ、第３図に示すようノックピン３７に嵌合されるとと
もに被動軸３１が駆動軸２３に係合され、多軸ヘッド３
０が加工ヘッド１４に位置決めクランプされる。しかし
てこのクランプ動作の過程で多軸ヘッド３０の係合突起
３４が昇降装置５１の係合支持体５５より離脱され、昇
降装置５１が上昇される。これによって新たな多軸ヘッ
ド３０による加工の準備が完了する。
合溝３２が前記クランプ部材２５の係合突部２６に係合
される。しかる状態でクランプ部材２５を後退させるこ
とにより、多軸ヘッド３０が加工ヘッド１４側へ移動さ
れ、第３図に示すようノックピン３７に嵌合されるとと
もに被動軸３１が駆動軸２３に係合され、多軸ヘッド３
０が加工ヘッド１４に位置決めクランプされる。しかし
てこのクランプ動作の過程で多軸ヘッド３０の係合突起
３４が昇降装置５１の係合支持体５５より離脱され、昇
降装置５１が上昇される。これによって新たな多軸ヘッ
ド３０による加工の準備が完了する。
第６図は本発明の他の実施例を示すもので、加工ヘッド
１４の上方後方位置に複数の多軸ヘッド３０を割出し可
能に貯蔵する多軸ヘッド貯蔵装置６０を設け、この貯蔵
装置６０に前記と同様な搬送送路４３，４４を接続した
ものである。
１４の上方後方位置に複数の多軸ヘッド３０を割出し可
能に貯蔵する多軸ヘッド貯蔵装置６０を設け、この貯蔵
装置６０に前記と同様な搬送送路４３，４４を接続した
ものである。
この実施例においては、貯蔵装置６０内の次に使用する
多軸ヘッド３０が搬送路４３に対応する位置に割出さ
れ、搬送路４３を搬入系路として搬入位置４７に搬送さ
れ、また使用済の多軸ヘッド３０は搬出装置４８より搬
送路４４側にシフトされ、この搬送路４４を搬出系路と
して貯蔵装置６０の元の位置に返還される。従って貯蔵
装置６０に貯蔵された複数の多軸ヘッド６０をランダム
に取出して加工ヘッド１４に装着できる。
多軸ヘッド３０が搬送路４３に対応する位置に割出さ
れ、搬送路４３を搬入系路として搬入位置４７に搬送さ
れ、また使用済の多軸ヘッド３０は搬出装置４８より搬
送路４４側にシフトされ、この搬送路４４を搬出系路と
して貯蔵装置６０の元の位置に返還される。従って貯蔵
装置６０に貯蔵された複数の多軸ヘッド６０をランダム
に取出して加工ヘッド１４に装着できる。
＜発明の効果＞ 以上述べたように本発明は、加工ヘッドの上方に加工ヘ
ッドの進退方向と平行に多軸ヘッド搬送路を設け、この
多軸ヘッド搬送路に沿う多軸ヘッド搬送路上の２位置に
多軸ヘッド搬入位置および搬出位置をそれぞれ設け、こ
れら多軸ヘッド搬入位置および搬出位置と加工ヘッドの
前面位置との各間で多軸ヘッドを昇降する２つの昇降装
置を設けた構成であるので、２つの昇降装置によって多
軸ヘッドの交換を迅速に行い得るとともに、加工ヘッド
の直線上の動きの範囲内で多軸ヘッドを交換できるよう
になり、間口のせまい多軸ヘッド交換可能な工作機械が
得られる効果がある。
ッドの進退方向と平行に多軸ヘッド搬送路を設け、この
多軸ヘッド搬送路に沿う多軸ヘッド搬送路上の２位置に
多軸ヘッド搬入位置および搬出位置をそれぞれ設け、こ
れら多軸ヘッド搬入位置および搬出位置と加工ヘッドの
前面位置との各間で多軸ヘッドを昇降する２つの昇降装
置を設けた構成であるので、２つの昇降装置によって多
軸ヘッドの交換を迅速に行い得るとともに、加工ヘッド
の直線上の動きの範囲内で多軸ヘッドを交換できるよう
になり、間口のせまい多軸ヘッド交換可能な工作機械が
得られる効果がある。
従ってトランスファピッチの小さなトランスファライン
にきわめて好適であり、また単体マシンとしてもマシン
スペースの縮小化に有効である。
にきわめて好適であり、また単体マシンとしてもマシン
スペースの縮小化に有効である。
図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は多軸ヘッ
ド交換可能な工作機械を示す側面図、第２図は第１図の
平面図、第３図は第１図のIII−III線拡大断面図、第４
図は第３図の作動状態（アンクランプ状態）を示す図、
第５図は第１図のＶ矢視図、第６図は本発明の他の実施
例を示す概略平面図である。 １４……加工ヘッド、２５……クランプ部材、３０……
多軸ヘッド、４３，４４……搬送路、５１，５２……昇
降装置。
ド交換可能な工作機械を示す側面図、第２図は第１図の
平面図、第３図は第１図のIII−III線拡大断面図、第４
図は第３図の作動状態（アンクランプ状態）を示す図、
第５図は第１図のＶ矢視図、第６図は本発明の他の実施
例を示す概略平面図である。 １４……加工ヘッド、２５……クランプ部材、３０……
多軸ヘッド、４３，４４……搬送路、５１，５２……昇
降装置。
Claims (1)
- 【請求項１】複数の多軸ヘッドのうちの１つを選択的に
加工ヘッドに装着して工作物の加工を行うようにした多
軸ヘッド交換可能な工作機械において、前記加工ヘッド
を進退可能に、かつ２つの多軸ヘッド着脱位置に位置決
め可能に装架し、この加工ヘッドの上方に加工ヘッドの
進退方向に沿って２つの多軸ヘッド搬送路を平行に設
け、一方の多軸ヘッド搬送路と前記加工ヘッドの２つの
着脱位置との各間で多軸ヘッドを昇降する多軸ヘッド搬
入用昇降装置および多軸ヘッド搬出用昇降装置をそれぞ
れ設け、前記２つの多軸ヘッド搬送路との間で複数の多
軸ヘッドを循環可能に貯蔵する多軸ヘッド貯蔵装置を設
けるとともに、前記加工ヘッドには前記搬入用および搬
出用昇降装置によって昇降される多軸ヘッドにスライド
可能に係合し、かつ多軸ヘッドを加工ヘッドに対してク
ランプ、アンクランプするクランプ装置を設けてなる多
軸ヘッド交換可能な工作機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60110017A JPH0620650B2 (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 | 多軸ヘツド交換可能な工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60110017A JPH0620650B2 (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 | 多軸ヘツド交換可能な工作機械 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61270008A JPS61270008A (ja) | 1986-11-29 |
| JPH0620650B2 true JPH0620650B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=14525010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60110017A Expired - Lifetime JPH0620650B2 (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 | 多軸ヘツド交換可能な工作機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620650B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2652541B2 (ja) * | 1987-09-30 | 1997-09-10 | 株式会社日平トヤマ | 工具ヘッドの位置決め連結装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1475768A (en) * | 1974-12-04 | 1977-06-10 | Mollart Eng Co Ltd | Machine tools having interchangeable tool carrying units |
-
1985
- 1985-05-22 JP JP60110017A patent/JPH0620650B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61270008A (ja) | 1986-11-29 |
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