JPH06206032A - シール剤塗布装置 - Google Patents
シール剤塗布装置Info
- Publication number
- JPH06206032A JPH06206032A JP1969893A JP1969893A JPH06206032A JP H06206032 A JPH06206032 A JP H06206032A JP 1969893 A JP1969893 A JP 1969893A JP 1969893 A JP1969893 A JP 1969893A JP H06206032 A JPH06206032 A JP H06206032A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealant
- turntable
- work
- nozzle
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的簡略化された構成にて所定の円周上に
円形にシール剤を塗布し得る装置を提供する。 【構成】 円筒状ケースの開口と該開口を閉塞するエン
ドカバーとの接合部にシール剤を塗布するためのシール
剤塗布装置の構成を、ベースと、該ベースに回転自在に
支持されたターンテーブルと、該ターンテーブルの回転
軸と平行な軸回りについて回転可能に該ターンテーブル
に支持されたシール剤塗布用ノズルとを有するものとす
る。
円形にシール剤を塗布し得る装置を提供する。 【構成】 円筒状ケースの開口と該開口を閉塞するエン
ドカバーとの接合部にシール剤を塗布するためのシール
剤塗布装置の構成を、ベースと、該ベースに回転自在に
支持されたターンテーブルと、該ターンテーブルの回転
軸と平行な軸回りについて回転可能に該ターンテーブル
に支持されたシール剤塗布用ノズルとを有するものとす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒状ケースの開口と
該開口を閉塞するエンドカバーとの接合部にシール剤を
塗布するためのシール剤塗布装置に関するものである。
該開口を閉塞するエンドカバーとの接合部にシール剤を
塗布するためのシール剤塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】開口が真円輪郭をなす円筒状のケースを
水密に閉じる場合、ケースの開口縁と閉じ蓋との接合部
に液状ガスケットなどのシール剤を塗布することがあ
る。このシール剤の塗布作業を自動機にて行う場合、例
えばX−Y2軸についての位置制御を行い得る二次元ロ
ボットを用いて所定の軌跡に沿う運動をシール剤の吐出
ノズルに行わせる方法や、ノズル側は固定しておき、ケ
ース側を回転させることによって真円輪郭をなすケース
の端縁部分に対するシール剤の塗布を行わせる方法など
が採られている。
水密に閉じる場合、ケースの開口縁と閉じ蓋との接合部
に液状ガスケットなどのシール剤を塗布することがあ
る。このシール剤の塗布作業を自動機にて行う場合、例
えばX−Y2軸についての位置制御を行い得る二次元ロ
ボットを用いて所定の軌跡に沿う運動をシール剤の吐出
ノズルに行わせる方法や、ノズル側は固定しておき、ケ
ース側を回転させることによって真円輪郭をなすケース
の端縁部分に対するシール剤の塗布を行わせる方法など
が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記従来の方法
によると、前者は汎用性の面では有利であるが、専用機
として用いるには過剰仕様であり、要求性能に対する価
額が高すぎる面がある。また後者によって連続生産を行
おうとすると、ワークの支持治具を全数回転可能に構成
するか、あるいは搬送ラインからシール剤塗布ステージ
にワークを一旦移し換える移載装置が必要となる。いず
れにせよ、両者共に設備費用が高額になりがちである。
によると、前者は汎用性の面では有利であるが、専用機
として用いるには過剰仕様であり、要求性能に対する価
額が高すぎる面がある。また後者によって連続生産を行
おうとすると、ワークの支持治具を全数回転可能に構成
するか、あるいは搬送ラインからシール剤塗布ステージ
にワークを一旦移し換える移載装置が必要となる。いず
れにせよ、両者共に設備費用が高額になりがちである。
【0004】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
比較的簡略化された構成にて所定の円周上に円形にシー
ル剤を塗布し得る装置を提供することにある。
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
比較的簡略化された構成にて所定の円周上に円形にシー
ル剤を塗布し得る装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、円筒状ケースの開口と該開口を閉塞するエ
ンドカバーとの接合部にシール剤を塗布するためのシー
ル剤塗布装置の構成を、ベースと、該ベースに回転自在
に支持されたターンテーブルと、該ターンテーブルの回
転軸と平行な軸回りについて回転可能に該ターンテーブ
ルに支持されたシール剤塗布用ノズルとを有するものと
することによって達成される。
明によれば、円筒状ケースの開口と該開口を閉塞するエ
ンドカバーとの接合部にシール剤を塗布するためのシー
ル剤塗布装置の構成を、ベースと、該ベースに回転自在
に支持されたターンテーブルと、該ターンテーブルの回
転軸と平行な軸回りについて回転可能に該ターンテーブ
ルに支持されたシール剤塗布用ノズルとを有するものと
することによって達成される。
【0006】
【作用】このような構成によれば、ターンテーブルを回
転させることにより、ターンテーブルの回転軸を中心と
する円形の軌跡に沿う運動をノズルに与えることができ
る。
転させることにより、ターンテーブルの回転軸を中心と
する円形の軌跡に沿う運動をノズルに与えることができ
る。
【0007】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明に基づき構成されたシール
剤塗布装置の概略構成を示している。本発明装置は、垂
直に延設されたガイドレール1に係合すると共に図示さ
れていない直線駆動装置に連結されて上下に移動可能な
ベース2と、ベース2上のある点を中心に回転可能な円
板状のターンテーブル3と、ターンテーブル3上に設け
られたシール剤吐出装置4とからなっている。
剤塗布装置の概略構成を示している。本発明装置は、垂
直に延設されたガイドレール1に係合すると共に図示さ
れていない直線駆動装置に連結されて上下に移動可能な
ベース2と、ベース2上のある点を中心に回転可能な円
板状のターンテーブル3と、ターンテーブル3上に設け
られたシール剤吐出装置4とからなっている。
【0009】ターンテーブル3には、断面V字状の突条
5がその外周面に突設されている。そしてベース2上に
於ける円周を4等分する位置に設けられた支持ローラ6
のV溝7にこの突条5が係合している。またターンテー
ブル3は、その下面に一体的に設けられたタイミングプ
ーリ8に噛み合うタイミングベルト9をもってサーボモ
ータ10にて回転駆動されるようになっている。
5がその外周面に突設されている。そしてベース2上に
於ける円周を4等分する位置に設けられた支持ローラ6
のV溝7にこの突条5が係合している。またターンテー
ブル3は、その下面に一体的に設けられたタイミングプ
ーリ8に噛み合うタイミングベルト9をもってサーボモ
ータ10にて回転駆動されるようになっている。
【0010】ターンテーブル3の回転中心軸上には、セ
ンタリングシャフト11が、軸線方向摺動自在に設けら
れている。そしてセンタリングシャフト11と所定の間
隔をあけ、かつその軸線をセンタリングシャフト11と
平行に置いたシール剤吐出装置4が、ターンテーブル3
上に球軸受12を介して回転自在に取付けられている。
ンタリングシャフト11が、軸線方向摺動自在に設けら
れている。そしてセンタリングシャフト11と所定の間
隔をあけ、かつその軸線をセンタリングシャフト11と
平行に置いたシール剤吐出装置4が、ターンテーブル3
上に球軸受12を介して回転自在に取付けられている。
【0011】次に本発明装置の作動要領について説明す
る。先ず、ワーク搬送コンベア13上の保持具14に載
置されたワーク15に対してベース2を下降させると、
ワーク15の上面から突出した中心軸16にセンタリン
グシャフト11の下端が突き当たり、両者の相対的な中
心位置合わせが行われる。この状態でワーク15のシー
ル剤塗布部(ケースとエンドカバーとの接合部)にノズ
ル4aの先端が所定の間隙をおいて対峙するようになっ
ている(図2参照)。
る。先ず、ワーク搬送コンベア13上の保持具14に載
置されたワーク15に対してベース2を下降させると、
ワーク15の上面から突出した中心軸16にセンタリン
グシャフト11の下端が突き当たり、両者の相対的な中
心位置合わせが行われる。この状態でワーク15のシー
ル剤塗布部(ケースとエンドカバーとの接合部)にノズ
ル4aの先端が所定の間隙をおいて対峙するようになっ
ている(図2参照)。
【0012】次いでターンテーブル3をサーボモータ1
0にて回転駆動すると、ノズル4aがターンテーブル3
の回転中心と同心の円周上を移動するので、真円輪郭の
ワーク15の外周縁部にシール剤が正確に塗布される。
この時、シール剤吐出装置4がターンテーブル3に回転
自在に支持されているので、ターンテーブル3の回転中
心に対する公転運動と、シール剤吐出装置4自体の自転
運動とにより、シール剤供給ホース17の剛性でシール
剤吐出装置4の絶対的な向きが一定に保たれる。従っ
て、シール剤供給ホース17が捩れたりせずに済む。
0にて回転駆動すると、ノズル4aがターンテーブル3
の回転中心と同心の円周上を移動するので、真円輪郭の
ワーク15の外周縁部にシール剤が正確に塗布される。
この時、シール剤吐出装置4がターンテーブル3に回転
自在に支持されているので、ターンテーブル3の回転中
心に対する公転運動と、シール剤吐出装置4自体の自転
運動とにより、シール剤供給ホース17の剛性でシール
剤吐出装置4の絶対的な向きが一定に保たれる。従っ
て、シール剤供給ホース17が捩れたりせずに済む。
【0013】なお、本発明装置をワーク搬送コンベア1
3と同期して移動させても良いし、シール剤塗布作業中
はワーク搬送コンベア13を停止させるタクト運転にし
ても良い。
3と同期して移動させても良いし、シール剤塗布作業中
はワーク搬送コンベア13を停止させるタクト運転にし
ても良い。
【0014】
【発明の効果】このように本発明によれば、真円輪郭の
ワークに対するシール剤の塗布を極めて簡単な構造の純
機械的な装置で実現し得るため、設備費用を低減するう
えに大きな効果が得られる。
ワークに対するシール剤の塗布を極めて簡単な構造の純
機械的な装置で実現し得るため、設備費用を低減するう
えに大きな効果が得られる。
【図1】本発明装置を一部破断して示す概略構成図。
【図2】ノズル部分の拡大図。
1 ガイドレール 2 ベース 3 ターンテーブル 4 シール剤吐出装置 4a ノズル 5 突条 6 支持ローラ 7 V溝 8 タイミングプーリ 9 タイミングベルト 10 サーボモータ 11 センタリングシャフト 12 球軸受 13 ワーク搬送コンベア 14 保持具 15 ワーク 16 中心軸 17 シール剤供給ホース
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒状ケースの開口と該開口を閉塞する
エンドカバーとの接合部にシール剤を塗布するためのシ
ール剤塗布装置であって、 ベースと、該ベースに回転自在に支持されたターンテー
ブルと、該ターンテーブルの回転軸と平行な軸回りにつ
いて回転可能に該ターンテーブルに支持されたシール剤
塗布用ノズルとを有することを特徴とするシール剤塗布
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1969893A JPH06206032A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | シール剤塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1969893A JPH06206032A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | シール剤塗布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06206032A true JPH06206032A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=12006491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1969893A Pending JPH06206032A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | シール剤塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06206032A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100339075B1 (ko) * | 2000-07-25 | 2002-05-31 | 이계안 | 자동차 글래스의 실런트 작업용 테이블 |
-
1993
- 1993-01-12 JP JP1969893A patent/JPH06206032A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100339075B1 (ko) * | 2000-07-25 | 2002-05-31 | 이계안 | 자동차 글래스의 실런트 작업용 테이블 |
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