JPH06205848A - 磁気治療用ベッド - Google Patents

磁気治療用ベッド

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JPH06205848A
JPH06205848A JP5020686A JP2068693A JPH06205848A JP H06205848 A JPH06205848 A JP H06205848A JP 5020686 A JP5020686 A JP 5020686A JP 2068693 A JP2068693 A JP 2068693A JP H06205848 A JPH06205848 A JP H06205848A
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bed
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Danzou Ookubo
段造 大久保
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全身の磁気治療や局部的な磁気治療を電気
磁気治療器の発熱による加温治療と併せて行うことがで
きるとともに、夏期のごとく気温が高い時期でも汗ばむ
ことなく睡眠中や休息中に磁気治療を行うことができる
ようにした磁気治療用ベッドを提供するするものであ
る。 【構成】 ベッド架台1,2が木製枠材等の枠部材
5,6を格子状に配置した格子組架台から構成されてい
るとともに、磁気発生ユニット10が上記格子組架台の任
意の格子枠8に磁気発生ユニット間の連結部を係止させ
て装着されていおり、磁気発生ユニット10の装着部分の
ベッド架台裏面が磁気発生ユニットからの発熱を放熱さ
せる開放面に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、肩凝りあるいは腰の痛
みをやわらげる磁気治療器を組み入れて睡眠中あるいは
休息中等に健康維持を行うことができるようにした磁気
治療用ベッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気治療は、厚生省の指導では磁
気の強さが500 ガウス以上あることがいわれており、こ
のような磁気を人体に作用させることによって体内に電
磁誘導による新しい電気が起こり、これが血液中のイオ
ンの増加を促して電解質解離を起こさせるようになる。
その結果磁気の作用によって、血液循環が良くなり、磁
気欠乏症の症状からくると言われる肩凝りや腰の痛みを
やわらげる作用を奏して体調の回復に効果的であると言
われている。
【0003】このような磁気治療のための治療器には、
一般に磁気ふとんや磁気バンド、磁気サポーター、磁気
敷布、磁気腹巻、磁気ネックレス、磁気プラスタ(肌に
貼るもの)等が提供されており、これらの磁気治療器に
は一般に600 〜900 ガウスの磁石を多く用いて構成され
ていた。
【0004】このような、磁気治療器のうち特に、磁気
ふとんは、睡眠中に磁場の作用を体内に起こさせて全身
の磁気欠乏を補うという効果を有する反面、ふとん全体
に磁石を配置しているので局部的に集中治療しようとす
る場合には高価であるとともに、永久磁石を使用してい
るため磁力が弱いという問題があった。
【0005】一方、磁気治療の磁気を交流電気を利用し
て発生させる治療器も開発されており、一般には交番磁
場と呼ばれる磁場を発生させるために、電磁石に交流電
流を流すことによりN極とS極を1秒間に50回(50Hzの
場合)や60回(60Hzの場合)というスピードで交互に発
生させることにより、この交番磁場を人体への磁気補充
に利用したものであり、家庭用電気治療器として利用さ
れつつある。
【0006】このような電気磁気治療器は、例えば図7
に示すように電気磁石を組み入れた磁気発生ユニット10
を複数連結して構成した電気式磁気治療器A(商標名;
バイオビーム;株式会社健康増進研究会の商品名)があ
り、交番磁場の発生による磁気治療に加えて、磁気発生
ユニット10からの電気的な発熱を利用することによって
患部の加温により筋肉のこりや痛みをやわらげて患部の
回復を促進させるという付加的効果も併せ持っており、
磁気治療と加温治療とが一挙に行える治療機器として脚
光をおびつつある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この電気式磁気治療器
Aの重量は、約2〜3kgあり、また交流電源を使用する
ために比較的長いコード11と、使用時間を設定するため
のタイマー13とが結線されている。上記タイマー13は、
磁気治療器Aの磁気発生に伴う発熱でやけどなどを生じ
ないように使用時間をコントロールする温度センサー等
を組み合わせて構成してあり、連続使用による過加熱を
防止するようにしたものである。このような、電気式磁
気治療器Aは、患者の症状によって磁気発生ユニット10
の使用本数を増加させて布団の上に配列させ、その上に
仰臥あるいは伏臥して使用していた。また、上記電気式
磁気治療器Aは、高価な製品であるため一般家庭では徐
々に買い増しして数を増やしてゆき、部分的な磁気治療
を行いつつ数を増やすことで全身的な磁気治療に拡大使
用する方法が多く行われていた。
【0008】しかしながら、このような電気式磁気治療
器Aは、厚さ(高さ)が約3.3cm程であるために、この上
に仰臥または伏臥して使う場合には磁気発生ユニット10
の厚さによって段違いが発生するので、磁気発生ユニッ
ト10の厚さに合わせてバスタオルを周囲に挟み込んだり
して段差を修正して使用しなければならないという手間
を要していた。特に腰部等を集中して治療する場合に
は、上記電気式磁気治療器Aを2〜5本腰の部分に配置
しておき、頭部や背部分には、この電気式磁気治療器A
と同じ厚さになるようにバスタオル等を配置させる必要
があり、身体を安定した状態にして治療する為の準備に
手間がかかっていた。
【0009】また、磁気治療器Aを多数配置して使用し
た後には、これらのバスタオルや磁気治療器Aを整理し
て片付けせねばならず患者に大変な負担が強いられてい
た。さらに、この電気式磁気治療器Aを症状に応じて2
本〜18本並べて使用した場合には、各磁気発生ユニッ
トのコードが絡み合うという使用上の不便さがあった。
さらに、上記磁気発生ユニット10は、通電による磁気発
生に伴い発熱を生じるので加温治療が可能である反面、
温度上昇が続くと熱すぎて使用できなくなり、暫く放置
して温度が低下するまで放置させておく必要があった。
【0010】従って、発熱した熱を冷ますために取り外
してバスタオル等を除いて折角段差なく配列させた磁気
発生ユニットをバラバラにして冷ますことが行われてお
り、患者に負担を強いられるという問題があった。ま
た、上記磁気発生ユニット10による磁気治療器は、従来
の磁石による磁気治療器と異なって発熱を伴うために、
睡眠中に利用した場合には、夏期の使用においては汗ば
んでしまい、逆に安眠を妨げることがしばしばであっ
た。
【0011】本発明は、上記従来の磁気治療器の種々の
問題点に鑑みてなされたものであり、全身の磁気治療や
局部的な磁気治療を電気磁気治療器の発熱による加温治
療と併せて行うことができるとともに、磁気発生ユニッ
トを段差無く配置し、又局部的に集中して治療でき患者
が常に安定した状態で磁気治療を行うことができるよう
にした磁気治療用ベッドを提供するするものであり、し
かも、治療しようとする部分に応じて磁気発生ユニット
の数を増減させることが可能であり、また夏期のごとく
気温が高い時期にでも汗ばむことなく睡眠中や休息中に
磁気治療を行うことができるようにした磁気治療用ベッ
ドを提供するするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の磁気治療用ベッドは、電気的に磁場を発生さ
せる磁気発生ユニットをベッド架台に装着させた磁気治
療用ベッドであって、上記磁気発生ユニットの装着部分
のベッド架台裏面が磁気発生ユニットからの発熱を放熱
させる開放面に構成されていることを特徴とする磁気治
療用ベッドである。
【0013】また、請求項2の発明は、ベッド架台が木
製枠材等の枠部材を格子状に配置した格子組架台から構
成されているとともに、磁気発生ユニットが上記格子組
架台の任意の格子枠に磁気発生ユニット間の連結部を係
止させて装着されていることを特徴とする磁気治療用ベ
ッドである。
【0014】また、請求項3の発明は、ベッド架台の側
面に磁気発生ユニットの通電コードを挿通させてベッド
架台の外部に引き出す挿通孔を設けたことを特徴とする
磁気治療用ベッドである。
【0015】さらに、請求項4の発明は、ベッド架台を
複数の分割架台から構成するとともに、該分割架台を屈
曲自在に構成した金属フレームに載置させてリクライニ
ング自在に構成したことを特徴とする磁気治療用ベッド
である。
【0016】また、請求項5の発明は、ベッド架台裏面
の開放面に、必要に応じて断熱板を装着する断熱板係止
部を設けたことを特徴とする磁気治療用ベッドである。
【0017】また、請求項6の発明は、磁気発生ユニッ
トをベッド架台に部分的に設置させるともに、磁気発生
ユニットを装着していない部分に、磁気発生ユニットと
略同一厚さサイズの充填材を装着したことを特徴とする
磁気治療用ベッドである。
【0018】
【作用】従って、本発明の磁気治療用ベッドは、磁気発
生ユニットの装着部分のベッド架台裏面が磁気発生ユニ
ットからの発熱を放熱させる開放面に構成されているの
で、夏期の使用にあっては、上記開放面から磁気発生ユ
ニットの発熱がベッド裏面側に積極的に放熱されて長時
間に亘って稼働使用でき、又短時間運転停止することに
よって放熱できて継続使用が可能となる。
【0019】また、本発明の請求項2の発明の磁気治療
用ベッドによれば、ベッド架台が木製枠材等の枠部材を
格子状に配置した格子組架台から構成されているととも
に、該格子組架台の任意の格子枠に磁気発生ユニット間
の連結部を係止させて構成されているので、格子枠の裏
面から磁気発生ユニットの発熱が放熱されるとともに、
電気磁気治療器の磁気発生ユニットを格子枠を利用して
治療したい部分に的確に配置させることができるもので
ある。さらに、木製枠材などの枠部材による格子状の架
台で構成されているので、そのままリビングルーム等に
設置して休息の為に使用しても医療ベッドを直観させな
いでインテリアを損なうことがなく外観的にも優れてい
る。
【0020】また、請求項3の発明では、ベッド架台の
側面に磁気発生ユニットの通電コードを挿通させてベッ
ド架台の外部に引き出す挿通孔を設けてあるので、この
挿通孔から電気磁気治療器の通電コードをまとめて引き
出してコードの処理を容易にすることができるととも
に、複数の磁気発生ユニットを一つのタイマーでコント
ロールする場合などのコントローラーとの接続が上記挿
通孔を介してコードをまとめることで極めて容易に行え
るという作用を奏する。
【0021】さらに、請求項4の発明では、上記ベッド
架台を複数の分割架台から構成するとともに、該分割架
台を屈曲自在に構成した金属フレームに載置させてリク
ライニング自在に構成してあるので、仮眠や休息の際に
は背中の支持部分の分割架台を屈曲させてベンチのよう
な背中が立った状態から、背中が緩い傾斜で倒れ込んだ
姿勢の状態まで自由な傾斜角度にして利用して、磁気治
療を行うことができるものである。
【0022】また、請求項5の発明は、ベッド架台裏面
の開放面に、必要に応じて断熱板を装着する断熱板係止
部を設けているので、冬場のような冷え込む時期には磁
気発生ユニットからの発熱を患部に有効に作用させて加
温治療の効果を高めることができるものであり、夏期と
冬期の使い分けが可能である。
【0023】また、請求項6の発明は、磁気発生ユニッ
トをベッド架台に部分的に設置させるともに、磁気発生
ユニットを装着していない部分に、磁気発生ユニットと
略同一厚さサイズの充填材を装着しているので、部分的
な磁気治療を行う場合や、磁気発生ユニットを徐々に買
いそろえてゆくときにも磁気発生ユニットの段違いを感
じさせないで背中等に違和感なく磁気治療を行うことが
可能である。
【0024】
【第1実施例】次に、本発明の磁気治療用ベッドについ
て、その一実施例を示す図面に従って説明する。図1お
よび図2は、本発明の磁気治療用ベッドを示し、主に背
中から頭部を支える分割ベッド架台1と、主に腰部から
大腿部を支える分割ベッド架台2と、主に膝から下を支
える分割ベッド架台3の3分割されたベッド架台を備え
ており、このうち背中から頭部を支える分割ベッド架台
1と、主に腰部から大腿部を支える分割ベッド架台2と
が磁気発生ユニットと略同一厚さ(高さ)を有する外枠材
4の内側に横枠材5および縦枠材6を組み合わせた木製
枠材による格子組架台から構成されている。上記枠材の
うち外枠材4は、側面に後述するコード挿通孔を設けた
木材板の積層体から構成されている。また縦枠材6は、
後述する磁気発生ユニットの連結部に嵌合して係止され
る小断面のサイズで形成されている。
【0025】磁気発生ユニット10は、約厚さ3.5cm , 縦
9.7cm , 横7cm 位の方形状をなし、内部に電磁石を設
置させた構成にしてあり、必要に応じてバイブレーショ
ン機構等を組み込んだ磁気発生ユニット10を5個連結し
て全体の長さが約42cmで1つの治療器Aを構成してい
る。このものは、交流電流を通電すると550 ±50ガウス
の磁場を発生させるとともに、別系列のスイッチの動作
によって内部に組み込んだ振動発生装置が微振動を生じ
て筋肉をほぐすバイブレーションの動作を行うように構
成されている。ここでは、磁気発生ユニット10として市
販されている「商標名;バイオビーム」(株式会社日本
健康増進研究会の商品名)を用いて構成してある。な
お、磁気発生ユニット10は、上記メーカーのものに限定
するものではなく、またバイブレーション機構を備えて
いない製品であってもよいことは言うまでもない。
【0026】上記磁気発生ユニット10は、図4に示すご
とくベッド架台1の縦枠材6にその連結部を嵌合させて
係止されており、縦枠材6の間によって各磁気発生ユニ
ット10を挟むようにして装着してある。また、上記磁気
発生ユニット10の厚さ(高さ)は、ベッド架台の外枠材4
と略同一面になるように構成してある。
【0027】また、上記磁気発生ユニット10のコード11
は、図2および図3に示すごとくベッド架台の外枠材4
の側面に設けられたコード挿通孔7を通して外部に引き
出してあり、タイマー(図示せず)と接続してある。こ
のコード挿通孔7は、ベッド架台の外枠材4の側面に複
数開口させてあり、どの位置に磁気発生ユニット10を装
着しても良いように構成してある。なお、このコード挿
通孔7は、1か所にして外枠材4の内面にコードを収容
してコード挿通孔7まで導き、差し込み具を設けておけ
ばコードの絡み合いが防止できる。
【0028】ここでは磁気発生ユニット10を背中から頭
部を支える分割ベッド架台1と、主に腰部から大腿部を
支える分割ベッド架台2の両方に設けた構成で示してい
るが、磁気発生ユニット10をこのベッド架台のいずれか
一方だけに取り付ける構成にして特に疲れやすい患部に
集中して磁気治療を行ってもよい。
【0029】このように構成した磁気治療用ベッドは、
その磁気発生ユニット10の上面をシーツなどで被って使
用される。このとき、磁気発生ユニット10の上面は、分
割ベッド架台1,2の外枠材4の上面と略同一平面にな
るようにして構成してあるので、背中に磁気発生ユニッ
ト10の違和感をあたえることがなく使用感を損なわない
で、通常の寝台と同様な使用感で磁気治療を行うことが
出来るものである。
【0030】したがって、上記実施例によれば、磁気発
生ユニット10に家庭用の交流電流を通電すると周波数に
応じて交番磁場が発生し、このベッド架台に横たわるだ
けで所望の磁気治療を行うことができるものである。な
お、この通電によって磁気発生ユニット10が発熱するよ
うになるが、ベッド架台が木製枠部材を格子状に枠組し
てこの各格子枠8に磁気発生ユニット10を装着してある
ので磁気発生ユニット10の熱Fが図5に模式的に示すご
とく上記格子枠下面の開放空間9から放熱されるように
なり、磁気発生ユニット10からの発熱による熱量がふと
んやシーツにこもってしまうことがなく継続して長時間
快適に使用できるものである。なお、上記磁気発生ユニ
ット10からは図5に模式的に記載したように磁気Gが上
方に向かって作用して磁気治療に利用される。
【0031】なお、分割ベッド架台は、金属パイプ21か
らなる架台支持フレーム20に載置固定してあり、この架
台支持フレーム20によって主に背中から頭部を支える分
割ベッド架台1と、主に腰部から大腿部を支える分割ベ
ッド架台2と、主に膝から下を支える分割ベッド架台3
のそれぞれが、架台連結部で屈曲自在に支持されてお
り、背中から頭部を支える分割ベッド架台1の傾斜角度
を自由に変化させてリクライニング式にすることで休息
時の上体姿勢をくつろぎ易い角度に保って仮眠等に使用
することができる。
【0032】一方、冬期あるいは患者の病状により必要
に応じてベッド架台裏面の開放面に、発泡プラスチック
板等からなる断熱板(図示せず)を装着し、磁気発生ユ
ニット10の熱が放熱されるのを防止することによって患
部の冷え込みを防ぐことが可能であり加温治療の効果を
大きくして使用することができる。このような断熱板
は、ベッド架台の格子枠の裏面に嵌合させて係止固定す
る方法や、分割ベッド架台1,2の表・裏面に適宜係止
部材を設けておいて断熱板端部を係合固定させる方法
や、分割ベッド架台1,2と架台支持フレーム20との間
に断熱板を介在させる方法など適宜の方法で行うことが
できる。
【0033】本実施例では、膝から下を支える分割ベッ
ド架台3は平坦な板張りの架台に形成したものである
が、このベッド架台3を腰部から大腿部を支える分割ベ
ッド架台2と同様に格子組した架台に形成して磁気発生
ユニット10を装着させて構成してもよいことは言うまで
もない。
【0034】
【第2実施例】図6は、本発明の磁気治療用ベッドの第
2実施例を示すものであり、磁気発生ユニット10を特に
集中して治療しようとする部分にのみ設置して使用する
場合を示すものであり、前記実施例における磁気発生ユ
ニット10を一部取り除いて、その取り除いた部分に、詰
め部材として磁気発生ユニット10と同じ厚さサイズの充
填材Bを充填して設置したものである。又充填材Bはや
や弾性を有する樹脂材料、発泡樹脂、木材等余り硬質で
ないものがよく、これは適宜選択使用するとよい。
【0035】この場合には、患者の治療しようとする部
分に集中して磁気治療を行うことができることはもちろ
ん、高価な磁気発生ユニット10を徐々に買いそろえて全
身治療できる数量に揃うまでの期間は、所望の部分を集
中治療するようにして利用し、買いそろえる毎に、上記
充填材Bを磁気発生ユニット10に置き換えて治療範囲を
広げていきながら利用することができるという利点を有
する。
【0036】なお、上記実施例では、いぞれも磁気発生
ユニット10を横方向にして多数並行配列設置させて使用
する場合を示したが、磁気発生ユニット10を縦方向に配
置するようにして設置させてもよく、この場合には縦方
向の桟木と横方向の桟木の上下関係を逆に入れ換えて、
分割ベッド架台を形成すればよい。このように、磁気発
生ユニット10を縦方向に配置させて使用する場合は、特
に背中部分の脊髄に沿った磁気治療を効率よく行う場合
に効果的である。その他、分割ベッド架台を例えば縦横
がそれぞれ43cmの正方形にして形成しておいてベッド
架台の向きを90度回転させることで磁気発生ユニット
10の配列方向を横方向と縦方向のいずれか一方の好みの
方向に合わせて配置するように構成してもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明は、電気的に磁場を
発生させる磁気発生ユニットをベッド架台に装着させた
磁気治療用ベッドであって、上記磁気発生ユニットの装
着部分のベッド架台裏面が磁気発生ユニットからの発熱
を放熱させる開放面に構成されていることを特徴とする
磁気治療用ベッドであるので、治療したい部分に磁気発
生ユニットを装着して患部の磁気治療と加温治療を同時
に行うことができるとともに、夏の暑い季節には磁気発
生ユニットの装着部分の裏面から磁気発生ユニット10の
余分な熱を放熱させて過度な温度上昇を防止しているの
で、治療中においても体が汗ばんで使用感が阻害される
ようなことがない。また、ベッド下面から磁気発生ユニ
ットの発熱を放熱させることができるので治療時間を長
く続ける場合の磁気発生ユニットの異常昇温を防止し
て、治療時間を長く設定できるようになるという利点を
有する。また、ベッド架台の下面に送風機、扇風機など
で風を送り込むと、磁気発生ユニットの余分な発熱をベ
ッド下面側から積極的に放熱させて磁気発生ユニットの
過度な温度上昇を防止することができるものである。
【0038】また、請求項2の発明は、ベッド架台が木
製枠材等の枠部材を格子状に配置した格子組架台から構
成されているとともに、磁気発生ユニットが上記格子組
架台の任意の格子枠に磁気発生ユニット間の連結部を係
止させて装着されているので、磁気発生ユニットの装着
位置を上記格子枠の適宜位置を選択して固定させて部分
的な磁気治療に便利であるとともに、磁気発生ユニット
の連結部を格子枠に係止させているので、磁気発生ユニ
ットの位置ズレが防止されるものである。さらに、ベッ
ド架台が木製枠材などの枠部材による格子状の架台で構
成されているので、そのままリビングルーム等に設置し
て休息の為に使用しても医療ベッドを直観させないでイ
ンテリアを損なうことがない。
【0039】また、請求項3の発明は、ベッド架台の側
面に磁気発生ユニットの通電コードを挿通させてベッド
架台の外部に引き出す挿通孔を設けたことを特徴とする
ので、この挿通孔から電気磁気治療器の通電コードをま
とめて引き出してコードの処理が容易であり、多数の磁
気発生ユニットを使用した場合においてもコード同士が
複雑に絡み合う心配がなくなるとともに、コードが複雑
に絡まることがなくタイマー等のコントローラーとの接
続が極めて容易である。
【0040】さらに、請求項4の発明は、ベッド架台を
複数の分割架台から構成するとともに、該分割架台を屈
曲自在に構成した金属フレームに載置させてリクライニ
ング自在に構成したものであるので、仮眠や休息の際に
はくつろいだ姿勢で磁気治療を行うことができるもので
ある。
【0041】また、請求項5の発明は、ベッド架台裏面
の開放面に、断熱板を装着する断熱板係止部を設けてい
るので、冬場のような冷え込む時期には磁気発生ユニッ
トからの発熱を患部に有効に作用させて加温治療の効果
を高めて磁気治療を行うことができるものであり夏期と
冬期の使い分けが可能であるという利点を有する。
【0042】また、請求項6の発明は、磁気発生ユニッ
トをベッド架台に部分的に設置させるともに、磁気発生
ユニットを装着していない部分に、磁気発生ユニットと
略同一厚さの充填材を装着しているので、部分的な磁気
治療を行う場合や、磁気発生ユニットを徐々に買いそろ
えてゆくときにも磁気発生ユニットの段違いを感じさせ
ないで背中等に違和感なく磁気治療を行うことができる
という利点を有するものである。
【0043】また、いずれの場合においても磁気発生ユ
ニットをベッド架台に設置しているので磁気発生ユニッ
ト間の段差による違和感を感じさせないで磁気治療が行
えるものであり、患者が磁気発生ユニットを出し入れし
たり治療後に整理して片づける手間をかけないで患者の
作業負担を軽減して治療に専念させることが出来るとい
う効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気治療用ベッドの平面図、
【図2】本発明の磁気治療用ベッドの側面図、
【図3】本発明の磁気治療用ベッドのベッド架台を説明
する断面図、
【図4】本発明の磁気治療用ベッドの磁気発生ユニット
の装着状態を説明する断面図、
【図5】本発明の磁気治療用ベッドの磁気発生ユニット
の磁気と放熱の状態を説明する一部拡大断面図、
【図6】本発明の第2実施例に係る磁気治療用ベッドの
平面図、
【図7】本発明の磁気治療用ベッドに使用する磁気発生
ユニットを連結した電気磁気治療器の平面図。
【符号の説明】
1 背中から頭部を支える分割ベッド架台 2 腰部から大腿部を支える分割ベッド架台 3 膝から下を支える分割ベッド架台 4 外枠材 5 横枠材 6 縦枠 7 コード挿通孔 8 格子枠 9 開放空間 10 磁気発生ユニット 11 コード 12 磁気発生ユニットの連結部 13 タイマー 20 架台支持フレーム 21 金属パイプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に磁場を発生させる磁気発生ユニ
    ットをベッド架台に装着させた磁気治療用ベッドであっ
    て、上記磁気発生ユニットの装着部分のベッド架台裏面
    が磁気発生ユニットからの発熱を放熱させる開放面に構
    成されていることを特徴とする磁気治療用ベッド。
  2. 【請求項2】 ベッド架台が木製枠材等の枠部材を格子
    状に配置した格子組架台から構成されているとともに、
    磁気発生ユニットが上記格子組架台の任意の格子枠に磁
    気発生ユニット間の連結部を係止させて装着されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気治療用ベッド。
  3. 【請求項3】 ベッド架台の側面に磁気発生ユニットの
    通電コードを挿通させてベッド架台の外部に引き出す挿
    通孔を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の磁気治療用ベッド。
  4. 【請求項4】 ベッド架台を複数の分割架台から構成す
    ると共に、該分割架台を屈曲自在に構成した金属フレー
    ムに載置させてリクライニング自在に構成したことを特
    徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の磁気
    治療用ベッド。
  5. 【請求項5】 ベッド架台裏面の開放面に、必要に応じ
    て断熱板を装着する断熱板係止部を設けたことを特徴と
    する請求項1から請求項4のいずれかに記載の磁気治療
    用ベッド。
  6. 【請求項6】 磁気発生ユニットをベッド架台に部分的
    に設置させるともに、磁気発生ユニットを装着していな
    い部分に、磁気発生ユニットと略同一厚さサイズの充填
    材を装着したことを特徴とする請求項1から請求項5の
    いずれかに記載の磁気治療用ベッド。
JP5020686A 1993-01-12 1993-01-12 磁気治療用ベッド Pending JPH06205848A (ja)

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