JPH0620523B2 - 撹拌装置 - Google Patents

撹拌装置

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Publication number
JPH0620523B2
JPH0620523B2 JP61220164A JP22016486A JPH0620523B2 JP H0620523 B2 JPH0620523 B2 JP H0620523B2 JP 61220164 A JP61220164 A JP 61220164A JP 22016486 A JP22016486 A JP 22016486A JP H0620523 B2 JPH0620523 B2 JP H0620523B2
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JP
Japan
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container
fluid guide
tube
helical ribbon
fluid
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Application number
JP61220164A
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English (en)
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JPS6377529A (ja
Inventor
隆文 嶋田
泰起 梶
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F35/00Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
    • B01F35/90Heating or cooling systems
    • B01F35/93Heating or cooling systems arranged inside the receptacle

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は液状物質を熱交換を行いながら攪拌混合し、均
一な製品を得るための混合器や、低粘度物質を熱交換を
行いながら重合させ高粘度の高分子物質を得るための重
合反応装置等に利用できる攪拌装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来より攪拌と同時に加熱、もしくは冷却を行うために
使用される攪拌装置としては、内部熱媒筒(ドラフトチ
ューブ)付のスクリュー形(第2図)、ドラフトチュー
ブ付、ヘリカルリボン掻き羽根形(第3図)、ドラフト
チューブ及びドラフトチューブ外側に設置された熱交換
器を有するヘリカルリボン掻き羽根形(第4図)等があ
る。なお、第2図、第3図及び第4図の1は容器、2は
蓋、3は流体の供給口、4は流体の排出口、5は回転
軸、6はアーム、7は支持棒、8aは内部熱媒筒(ドラフ
トチューブ)、10はヘリカルリボン攪拌翼、11は容器ジ
ャケット、15は容器ジャケットへの熱媒体の供給口、16
は容器ジャケットからの熱媒体の排出口、17はドラフト
チューブからの熱媒排出口、18はドラフトチューブへの
熱媒供給口、19は掻き取り羽根、20はコイル式熱交換
器、21はコイル式熱交換器の熱媒体の供給口、22はコイ
ル式熱交換器の熱媒体の排出口である。
(発明が解決しようとする問題点) 前記ドラフトチューブ付のスクリュー形(第2図)は、
反応物質が高粘度になるに従って、混合、伝熱両面に不
足が生じて使用不能となり、またドラフトチューブ付ヘ
リカルリボン掻き羽根形(第3図)のものは、ドラフト
チューブの内蔵をヘリカルリボン形攪拌翼にて攪拌移送
し、ドラフトチューブと反応器内壁によって構成される
環状空間を掻き取り羽根兼攪拌羽根で攪拌すると共に、
ドラフトチューブの内外壁をこれらヘリカルリボン形攪
拌翼と掻き取り羽根で耐えず清浄化するので、高粘度の
場合も伝熱は極めて良好であるが、比較的小容量の装置
で大きな伝熱面積を得るために装置自体が細長くなり、
しかも送りヘリカルリボン形攪拌翼がドラフトチューブ
の内部のみにあって、外側環状部に存在しないために反
応物の循環が充分行われず、混合が不完全となるなどの
問題があった。
またドラフトチューブ及びドラフトチューブ外側に設置
された熱交換器を有するヘリカルリボン掻き羽根形(第
4図)は、ドラフトチューブ付ヘリカルリボン掻き羽根
形と比較して、同容量の装置でより大きい伝熱面積が得
られるという利点はあるが、ヘリカルリボン形攪拌翼が
ドラフトチューブの内部にあって、外側環状部に存在し
ないために反応物の循環が充分行われず混合が不完全と
なる欠点があるなどの問題があった。
本発明は前記従来の問題点を解決できる攪拌装置を提供
しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) このため本発明は、円筒状容器、同円筒状容器内部に同
容器と同心に設置された円筒状の流体案内筒、前記容器
と同心に設置された回転軸、同回転軸に実質的に直角に
取付けられたアーム、同アームに取付けられ前記容器と
前記流体案内筒との間隙に挿入されたヘリカルリボン形
攪拌翼及び前記流体案内筒の内側に設置された多管式熱
交換器を有してなる構成を備え、これを問題点解決のた
めの手段とするものである。
(作用) 円筒状容器と流体案内筒との間の流体は、ヘリカルリボ
ン形攪拌翼の回転につれて、同容器の内壁及び流体案内
筒の外壁の双方から受ける剪断力を受け容器内を循環す
る。この循環流は流体案内筒内側の熱交換器により加熱
もしくは冷却される。本発明の多管式熱交換器は流体案
内筒の内側に設けてあるので、熱交換器部分の伝熱面積
は、容器内面又は流体案内筒表面の面積に比べて遥かに
大きいため、同容量の装置でもより大きい伝熱面積が得
られる。
(実施例) 以下本発明を図面の実施例について説明すると、第1図
は本発明の実施例を示す。先ず第1図により本発明の実
施例を説明すると、攪拌装置の円筒状容器1、蓋2に
は、流体の供給口3、排出口4が夫々設けられており、
上部より同容器1と同心に回転軸5が挿入されている。
また回転軸5には同回転軸5に実質的に直角にアーム6
が取付けられており、同アーム6の両端から下方に向っ
て支持棒7が取り付けられている。
また、容器1と同心となる様に流体案内筒(ドラフトチ
ューブ)8が複数本の脚9により容器1に固定されてお
り、各々の脚9の間を流体が通過できる様になってい
る。流体案内筒8と容器1の間隙にはヘリカルリボン形
攪拌翼10が設置されており、これは支持棒7に取付けら
れているため、同ヘリカルリボン形攪拌翼10は回転軸5
の回転と共に回転する。
また流体案内筒8の内側には多管式熱交換器12が設置さ
れており、加熱もしくは冷却のための熱媒体の供給口13
及び排出口14が設けられている。容器1と流体案内筒8
との間の流体は、ヘリカルリボン形攪拌翼10の回転につ
れて、容器1の内壁及び流体案内筒8の外壁の双方から
受ける剪断力を受け、容器内を循環する。この循環流
は、多管式熱交換器12において加熱もしくは冷却され
る。
本発明においては上述のごとくヘリカルリボン形攪拌翼
10を流体案内筒8と容器1との間隙に設けたことによ
り、従来の装置のごとくヘリカルリボン形攪拌翼を流体
案内筒の内側に設けた場合に比べ、約2倍の大きさの循
環を得ることができる。
(発明の効果) 以上の如く本発明では、多管式熱交換器を流体案内筒の
内側に設置し、ヘリカルリボン形攪拌翼を流体案内筒と
容器との間隙に設置したので、同攪拌翼を流体案内筒の
内側に設置した従来の場合に比べ、約2倍の大きな循環
流量が得られ、混合あるいは攪拌がより完全に行われる
のみならず、同容量の装置でもより大きい多管式熱交換
器の伝熱面積が得られ、伝熱効果が極めて良好となる。
また本発明は、ヘリカルリボン形攪拌翼の内側にある流
体案内筒(ドラフトチューブ)の内側に多管式熱交換器
を設置したので、高粘度液の混合、伝熱の両方に優れた
性能を発揮できる。
ヘリカルリボン形攪拌翼は、同攪拌翼により駆動された
流体が、壁面との剪断速度差及び同流体自身の粘性に比
例して、壁面から受ける剪断力をもって同流体を流動せ
しめる作用を有するが、従来の攪拌装置のようにヘリカ
ルリボン形攪拌翼を流体案内筒の内側に有する場合は、
前記の剪断力は同攪拌翼の同案内筒と相対する側にのみ
発生する。
本発明はヘリカルリボン形攪拌翼を流体案内筒外壁と容
器内壁との間隙に設けたので、前記剪断力が同攪拌翼の
流体案内外壁と相対する側、及び容器内壁と相対する側
の双方に発生するため、同攪拌翼を流体案内筒の内側に
設けた場合と比較して、約2倍大きい循環流量を得るこ
とができる。従って混合あるいは攪拌がより完全に行わ
れるのみならず、伝熱効果が極めて良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す攪拌装置の縦断面図、第
2図、第3図及び第4図は従来の内部熱媒筒(ドラフト
チューブ)付きのスクリュー形、ドラフトチューブ付リ
ボンスクリュー掻き羽根形、ドラフトチューブ及びドラ
フトチューブ外側に設置された熱交換器を有するリボン
スクリュー掻き羽根形の各攪拌装置の縦断面図である。 図の主要部分の説明 1……円筒状容器 2……蓋 3……流体の供給口 4……流体の排出口 5……回転軸 6……アーム 7……支持棒 8……流体案内筒 10……ヘリカルリボン形攪拌翼 12……多管式熱交換器 12a……コイル式熱交換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状容器、同円筒状容器内部に同容器と
    同心に設置された円筒状の流体案内筒、前記容器と同心
    に設置された回転軸、同回転軸に実質的に直角に取付け
    られたアーム、同アームに取付けられ前記容器と前記流
    体案内筒との間隙に挿入されたヘリカルリボン形攪拌翼
    及び前記流体案内筒の内側に設置された多管式熱交換器
    を有してなることを特徴とする攪拌装置。
JP61220164A 1986-09-18 1986-09-18 撹拌装置 Expired - Lifetime JPH0620523B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP61220164A JPH0620523B2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18 撹拌装置

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JP61220164A JPH0620523B2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18 撹拌装置

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Publication Number Publication Date
JPS6377529A JPS6377529A (ja) 1988-04-07
JPH0620523B2 true JPH0620523B2 (ja) 1994-03-23

Family

ID=16746887

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JP61220164A Expired - Lifetime JPH0620523B2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18 撹拌装置

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JP (1) JPH0620523B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2835046B1 (fr) * 2002-01-21 2004-05-28 Rhodia Polyamide Intermediates Serpentin de circulation d'un fluide caloporteur, procede de fabrication d'un tel serpentin et reacteur comprenant un tel serpentin
KR100760159B1 (ko) * 2006-01-12 2007-10-04 주식회사 엘지화학 점성물질 교반장치

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JPS60244329A (ja) * 1984-05-18 1985-12-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 撹拌装置

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JPS6377529A (ja) 1988-04-07

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