JPH0620503U - プレキャストコンクリート舗装板 - Google Patents

プレキャストコンクリート舗装板

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Publication number
JPH0620503U
JPH0620503U JP2251592U JP2251592U JPH0620503U JP H0620503 U JPH0620503 U JP H0620503U JP 2251592 U JP2251592 U JP 2251592U JP 2251592 U JP2251592 U JP 2251592U JP H0620503 U JPH0620503 U JP H0620503U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
precast concrete
board
concrete pavement
plate
concrete
Prior art date
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Pending
Application number
JP2251592U
Other languages
English (en)
Inventor
康文 飛嶋
保吉 梅山
Original Assignee
日本カイザー株式会社
株式会社イシバシ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本カイザー株式会社, 株式会社イシバシ filed Critical 日本カイザー株式会社
Priority to JP2251592U priority Critical patent/JPH0620503U/ja
Publication of JPH0620503U publication Critical patent/JPH0620503U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレキャストコンクリート舗装板の配筋作業
が容易にできると共に、プレキャストコンクリート舗装
板を敷設する際にその接合部に段差のできないプレキャ
ストコンクリート舗装板を提供することである。 【構成】 コンクリート板2中の上端筋2aと下端筋2
bとの間に、1本の上弦筋3aと2本の下弦筋3bとが
ラチス筋3cで連結されてなるトラス筋3が格子状に配
筋され、前記コンクリート板2の上面周縁部にテーパ面
4を備えると共に、コンクリート板2の側面には連結具
5を突設し、該連結具5は長辺側の凹溝6a内に差し筋
6が突設され、短辺側には連結板7が夫々突設されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は路盤上に順次敷設して道路を舗装するプレキャストコンクリート舗装 板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年における交通量の増大に伴って道路舗装面の消耗が激しくなっている。 特に、スパイクタイヤが使用される雪国におけるトンネルやスノージェット内の 道路舗装面の消耗は顕著であり、その維持修繕が大きな課題となっている。 通常、この道路舗装面の維持修繕は図8に示すような、プレキャストコンクリ ート舗装板10が使用されている。これはコンクリート板20中に上端筋30及 び下端筋40が格子状に配筋されてなり、これを路盤上に順次敷設して舗装する ものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなプレキャストコンクリート舗装板は配筋作業が困 難で手間がかかるという問題があり、また従来のプレキャストコンクリート舗装 板はプレキャストコンクリート舗装板同士を順次敷設する際にその接合部に段差 ができるという問題があった。 本考案はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、プレキャス トコンクリート舗装板の配筋作業が容易にできると共に、プレキャストコンクリ ート舗装板を敷設する際にその接合部に段差のできないプレキャストコンクリー ト舗装板を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を達成するための本考案の要旨は、コンクリート板中に上端筋及び 下端筋が夫々格子状に配筋されてなるプレキャストコンクリート舗装板において 、前記上端筋と下端筋との間に、1本の上弦筋と2本の下弦筋とがラチス筋で連 結されてなるトラス筋が格子状に配筋され、前記コンクリート板の上面周縁部に テーパ面を備えると共に、コンクリート板の側面には連結具を突設してなること に存する。
【0005】
【作用】
而して、コンクリート板中における上端筋及び下端筋との間に、1本の上弦筋 と2本の下弦筋とがラチス筋で連結されてなるトラス筋を格子状に配筋したこと により、配筋作業を正確でかつ迅速に行うことができる。またコンクリート板の 上面周縁部にテーパ面を設けたことにより、プレキャストコンクリート舗装板同 士を順次敷設する場合、その接合部がV字状の溝となって段差ができるのを防ぐ ことができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案のプレキャストコンクリート舗装板の断面図、図2はプレキャス トコンクリート舗装板の平面図、図3は格子状に配筋したトラス筋の斜視図、図 4はトラス筋を格子状に配筋したプレキャストコンクリート舗装板の平面図、図 5は連結具を接合した状態の断面図、図6はテーパ面の接合部の断面図である。
【0007】 プレキャストコンクリート舗装板1はコンクリート板2中の上端筋2aと下端 筋2bとの間にトラス筋3が格子状に配筋されて構成され、前記コンクリート板 2の上面周縁にはテーパ面4を備えている。
【0008】 前記トラス筋3は1本の上弦筋3aと2本の下弦筋3bとの間に波型のラチス 筋3cが配筋されて三角柱に形成され、横方向のトラス筋3が縦方向のトラス筋 3の上弦筋3aと下弦筋3bとの間に挿入されて格子状に配筋されている。 そして、この格子状に配筋されたトラス筋3は格子状の下端筋2b上に設置さ れ、このトラス筋3上に上端筋2aが格子状に配筋される。
【0009】 また前記コンクリート板2の長辺側及び短辺側の側面には夫々連結具5が突設 され、長辺側には凹溝6a内に差し筋6が突設され、短辺側にはボルト孔7aを 備えた連結板7が夫々突設されている。そして前記差し筋6は図5のにに示す ように、隣接するプレキャストコンクリート舗装板1の差し筋6と補強筋8で接 続されることにより、プレキャストコンクリート舗装板1の長辺方向が接続され る。
【0010】 また前記接合板7は上下に重ね合わせてボルト7bで接合することにより、プ レキャストコンクリート舗装板1の短辺方向が接続される。 この接合板7は一方がコンクリート板2から突設され、他方が凹溝内に設けら れている。図7はプレキャストコンクリート舗装板1を上記のような方法により 接合した道路を舗装した状態の平面図である。
【0011】 また、コンクリート板2の上面周縁のテーパ面4は、図6に示すようにプレキ ャストコンクリート舗装板1を接合する場合、その接合部をV字形の溝4aにす ることができるので接合部に段差を生じさせることなく面一状に接合することが できる。 また、このプレキャストコンクリート舗装板1を撤去する場合も、V字形の溝 4a内のエポキシ樹脂をバーナ等で溶かして取り除くことにより、容易に撤去す ることができる。
【0012】
【考案の効果】
コンクリート板中の上端筋と下端筋との間に、1本の上弦筋と2本の下弦筋と がラチス筋で連結されてなるトラス筋が格子状に配筋されたことにより、プレキ ャストコンクリート舗装板における鉄筋の配筋作業を正確かつ迅速に行うことが できる。
【0013】 コンクリート板の上面周縁部にテーパ面を設けたことにより、プレキャストコ ンクリート舗装板を接合する場合、その接合部をV字形の溝にすることができる ので接合部に段差を生じさせることなく面一状に接合することができると共に、 プレキャストコンクリート舗装板を撤去する場合も、V字形の溝内のエポキシ樹 脂をバーナ等で溶かして取り除くことにより、容易に撤去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレキャストコンクリート舗装板の断面図であ
る。
【図2】プレキャストコンクリート舗装板の平面図であ
る。
【図3】格子状に配筋したトラス筋の斜視図である。
【図4】トラス筋を格子状に配筋した状態のプレキャス
トコンクリート舗装板の平面図である。
【図5】連結具を接合した状態の断面図である。
【図6】テーパ面の接合部の断面図である。
【図7】プレキャストコンクリート舗装板を接合して道
路を舗装した状態の平面図である。
【図8】従来のプレキャストコンクリート舗装板の断面
図である。
【符号の説明】
1 プレキャストコンクリート舗装板 2 コンクリート板 2a 上端筋 2b 下端筋 3 トラス筋 3a 上弦筋 3b 下弦筋 3c ラチス筋 4 テーパ面 5 連結具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート板中に上端筋及び下端筋が
    夫々格子状に配筋されてなるプレキャストコンクリート
    舗装板において、前記上端筋と下端筋との間に、1本の
    上弦筋と2本の下弦筋とがラチス筋で連結されてなるト
    ラス筋が格子状に配筋され、前記コンクリート板の上面
    周縁部にテーパ面を備えると共に、コンクリート板の側
    面には連結具を突設してなることを特徴とするプレキャ
    ストコンクリート舗装板。
JP2251592U 1992-03-17 1992-03-17 プレキャストコンクリート舗装板 Pending JPH0620503U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2251592U JPH0620503U (ja) 1992-03-17 1992-03-17 プレキャストコンクリート舗装板

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JP2251592U JPH0620503U (ja) 1992-03-17 1992-03-17 プレキャストコンクリート舗装板

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JPH0620503U true JPH0620503U (ja) 1994-03-18

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ID=12084910

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JP2251592U Pending JPH0620503U (ja) 1992-03-17 1992-03-17 プレキャストコンクリート舗装板

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JP (1) JPH0620503U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5014455A (ja) * 1973-06-08 1975-02-15
JPH0349121U (ja) * 1989-09-20 1991-05-13
JPH03187453A (ja) * 1989-12-14 1991-08-15 Toyo Bussan Kk スラブ筋パネル

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5014455A (ja) * 1973-06-08 1975-02-15
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JPH03187453A (ja) * 1989-12-14 1991-08-15 Toyo Bussan Kk スラブ筋パネル

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