JPH06204845A - Bicmosレベル変換回路 - Google Patents

Bicmosレベル変換回路

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JPH06204845A
JPH06204845A JP5259196A JP25919693A JPH06204845A JP H06204845 A JPH06204845 A JP H06204845A JP 5259196 A JP5259196 A JP 5259196A JP 25919693 A JP25919693 A JP 25919693A JP H06204845 A JPH06204845 A JP H06204845A
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emitter
voltage level
coupled
signal
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JP5259196A
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Iii Perry H Pelley
ペリー・エイチ・ペリー・ザサード
Hamed Ghassemi
ヘイムド・ガッセミ
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Motorola Inc
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    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
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    • H03K19/00369Modifications for compensating variations of temperature, supply voltage or other physical parameters
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    • H03K19/017518Interface arrangements using a combination of bipolar and field effect transistors [BIFET]
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レベル変換回路において、低電圧電源下で低
消費電力化かつ高速化を図る。 【構成】 本発明の低電源電圧で使用するためのBIC
MOSレベル変換回路(60)は、ECLレベルの入力
信号を受信し、VSSを基準とするレベルシフトされバ
ッファリングされた信号を提供する入力バッファ(2
0)と、差動増幅器(61)と、バイポーラトランジス
タ(64及び65)を飽和動作しないようにするための
クランピング回路(71及び72)と、論理ローから論
理ハイへの強力な遷移のための交差結合型プルアップ回
路(67)と、消費電力を低減するための交差結合型半
ラッチ回路(75)と、を含む。このBICMOSレベ
ル変換回路(60)では、高速のスイッチング速度や広
いマージンが得られ、また3.3Vでの使用に対して消
費電力が低減された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には、論理レベ
ル変換の分野に関し、より特定的にはBICMOSレベ
ル変換回路の分野に関する。
【0002】関連する同時係属中の出願(米国出願)
は、ヘイムド・ギャセミ他によるものであり、“電源依
存型入力バッファ”と題し、代理人整理番号SC−01
381Aであり、本件出願の譲受人に譲渡され、かつ本
件出願と同時に出願されている。
【0003】
【従来の技術】集積回路は、ますます低い電源電圧で、
またますます高速に動作することが要求されている。集
積回路は、電池で給電されるコンピュータなどのように
低消費電力や高速(動作)が重要な用途に、しばしば使
用される。消費電力を低減するための効果的な方法は、
より低い電源電圧(例えば、3.3ボルト)を使用する
ことである。
【0004】集積回路を設計するとき、選択可能ないく
つかの異なるロジックファミリが存在する。異なるロジ
ックファミリの内には、ECLとBICMOSがある。
ECL(emitter−coupled logi
c)回路は、能動動作領域で動作し典型的には非常に高
速のスイッチング速度を提供するバイポーラトランジス
タを使用しているが、ECL回路は、大きな量の電力を
消費する。ECLロジックのハイとECLロジックのロ
ーとの差は、およそ1つのベース−エミッタダイオード
の電圧降下(VBE)にすぎない。一方、BINMOS
ロジックのハイは、ほぼ正の電源電圧よりVBE1個分
低い電圧に相当し、BINMOSロジックのローは、ほ
ぼ負の電源電圧に等しい。BINMOSロジックは、通
常BICMOS技術を用いて構成される。BICMOS
回路は、バイポーラトランジスタにCMOS(comp
lementary metal−oxide−sem
iconductor)トランジスタを同じ集積回路上
で組み合わせている。一般的に、BICMOS回路のバ
イポーラトランジスタは、高速かつ高い駆動能力という
利点を提供し、一方CMOSトランジスタは、低減され
た消費電力という利点を提供する。
【0005】この2つの異なるロジックファミリ間の互
換性を達成するために、レベル変換回路が、論理信号を
ECLロジックレベルからBINMOSロジックレベル
へ、変換或いは置換する。レベル変換回路は、過度の遅
延を引き起こしたり、或いは大量の電力を消費するべき
ではない。従来のBICMOSレベル変換器は、差動増
幅器や、ECLレベルの論理信号を受信するエミッタホ
ロワの入力トランジスタ、およびエミッタホロワの出力
トランジスタを有している。この差動増幅器は、互いに
結合したエミッタを有するNPNトランジスタと、各コ
レクタと正の電源電圧端子との間に接続された抵抗と、
を含んでいる。(さらに差動増幅器には)NチャネルM
OSFETの電流源が、比較的に一定の電流を供給する
ために、使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来のBICMO
Sレベル変換器は、5.0Vの電源電圧で動作するよう
に設計されているが、3.3V電源では、信頼性を持っ
て動作できない。3.3V電源を5.0V電源に代えて
使用すると、レベル変換回路のいくつかのトランジスタ
の動作マージンが、縮小されるであろう。順方向バイア
スされたバイポーラトランジスタのVBE電圧降下は、
電源電圧に対して独立であり、かつ比較的に一定に留ま
っているために、従来のBICMOSレベル変換器にお
いては、マージンが縮小される。従って、電源電圧が低
下したとき、回路の動作に悪影響を与えることなしに、
全てのVBE電圧降下を考慮に入れるだけの十分な電圧
範囲が存在しえない。また、この集積回路は、雑音や電
源電圧の変動により敏感になり得る。加えて、従来のB
ICMOSレベル変換器は、より低い電源電圧で動作す
る場合はかなり遅くなる、なぜならば、このレベル変換
器のECL部のバイポーラトランジスタは、そのとき飽
和動作領域で動作していると思われるからである。も
し、このバイポーラトランジスタが飽和領域で動作する
ことが許されると、スイッチング時間が増大し、また望
ましくない速度の低下を生じる。
【0007】本発明の目的は、前述の従来例の装置にお
ける問題点に鑑み、レベル変換回路において、低電圧電
源下で低消費電力化かつ高速化を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するため、本発明によれば、1つの形態で、第1の予
め決められた電圧レベルの範囲内で動作する信号を、第
2の予め決められた電圧レベルの範囲へ変換するレベル
変換器が提供される。該レベル変換器は、差動増幅器、
第1のエミッタホロワ回路、第2のエミッタホロワ回
路、および交差結合した半ラッチ(cross−cou
pled half−latch)手段を含む。前記差
動増幅器は、第1の電源電圧端子へ接続され、また第1
の抵抗および第2の抵抗と、第1のバイポーラトランジ
スタおよび第2のバイポーラトランジスタとを含み、さ
らに前記第1の予め決められた電圧レベルの範囲内で
(動作する)第1の入力信号および第2の入力信号を受
信する。(これに)応答して、前記差動増幅器は、第1
の差動信号および第2の差動信号を供給する。前記第1
のエミッタホロワ回路は、前記差動増幅器へ接続されて
おり、前記第1の差動信号を受信する。(これに)応答
して、前記第1のエミッタホロワ回路は、前記第2の予
め決められた電圧レベルの範囲内の第3信号を供給す
る。前記第2のエミッタホロワ回路は、前記差動増幅器
へ接続されており、前記第2の差動信号を受信する。
(これに)応答して、前記第2のエミッタホロワ回路
は、前記第2の予め決められた電圧レベルの範囲内の第
4信号を供給する。前記交差結合した半ラッチ手段は、
前記第1および第2のエミッタホロワ回路へ接続され、
さらに、前記第2のエミッタホロワ回路によって供給さ
れている高い電圧レベルに応答して、前記第4信号を高
い電圧レベルから、前記第2の予め決められた電圧レベ
ルの範囲内での低い電圧レベルへ低減する。前記交差結
合した半ラッチはまた、前記第1のエミッタホロワ回路
によって供給されている高い電圧レベルに応答して、前
記第3信号を高い電圧レベルから、前記第2の予め決め
られた電圧レベルの範囲内での低い電圧レベルへ低減す
る。これらおよび他の特徴や利点は、添付した図面と共
に以下の詳細な説明を参照することによって、より明ら
かに理解できるであろう。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図1は、本発明に係わる入力バッファ20を
電気回路図形式で示す。入力バッファ20は、差動増幅
器22と、エミッタホロワトランジスタ29および32
と、抵抗30および33と、Nチャネルトランジスタ3
1および34と、を含む。差動増幅器22は、抵抗24
および25と、NPNトランジスタ26および27と、
Nチャネルトランジスタ28と、を含む。
【0010】差動増幅器22の抵抗24は、“VDD
で記した正の電源電圧端子に接続された第1の端子と、
ノード101へ接続された第2の端子と、を有する。抵
抗25は、VDDへ接続された第1の端子と、ノード1
02へ接続された第2の端子と、を有する。NPNトラ
ンジスタ26は、ノード101で抵抗24の第2の端子
へ接続されたコレクタと、“AIN”で記したECLレ
ベルのシングル・エンデッド(single−ende
d:単相駆動を意味する)入力信号を受信するベース
と、エミッタと、を有する。NPNトランジスタ27
は、ノード102で抵抗25の第2の端子へ接続された
コレクタと、“VREF”で記した基準電圧を受信する
ベースと、NPNトランジスタ26のエミッタに接続さ
れたエミッタと、を有する。Nチャネルトランジスタ2
8は、NPNトランジスタ26と27のエミッタへ接続
されたドレインと、“NBIAS”で記したバイアス電
圧を受信するゲートと、“VSS”で記した負の電源電
圧端子へ接続されたソースと、を有する。エミッタホロ
ワトランジスタ29は、VDDへ接続されたコレクタ
と、ノード101で抵抗24の第2の端子へ接続された
ベースと、エミッタと、を有する。抵抗30は、エミッ
タホロワトランジスタ29のエミッタへ接続された第1
の端子と、“A”で記したバッファリングされた信号
を供給する第2の端子と、を有する。Nチャネルトラン
ジスタ31は、抵抗30の第2の端子へ接続されたドレ
インと、“CBIAS”で記した電源依存型(powe
r supply dependent)バイアス電圧
を受信するゲートと、VSSへ接続されたソースと、を
有する。エミッタホロワトランジスタ32は、VDD
接続されたコレクタと、ノード102で抵抗25の第2
の端子へ接続されたベースと、エミッタと、を有する。
抵抗33は、エミッタホロワトランジスタ32のエミッ
タへ接続された第1の端子と、“A”で記したバッファ
リングされた信号を供給する第2の端子と、を有する。
Nチャネルトランジスタ34は、抵抗33の第2の端子
へ接続されたドレインと、電源依存型バイアス電圧“C
BIAS”を受信するゲートと、VSSへ接続されたソ
ースと、を有する。ただし、信号名の後のアスタリスク
(*)は、その信号が論理ローで能動であることを示
す。
【0011】動作においては、シングル・エンデッドの
ECLレベルの入力信号AINが、入力バッファ20に
よって、NPNトランジスタ26のベースで受信され
る。ECLレベルの入力信号AINは、1.6VのEC
L論理レベルのハイと約0.8VのECL論理レベルの
ローとの間で変化(swing)する。Nチャネルトラ
ンジスタ28は、バイアス電圧NBIASを受信し、差
動増幅器22のための電流源を提供する。N
BIASは、約1.2Vから1.4Vで供給される。基
準電圧VREFは、ECLレベルの入力信号AINの論
理変化(logic swing)のほぼ中間における
電圧レベルで、NPNトランジスタ27のベースへ供給
される。もし、入力信号AINが論理ローの場合、すな
わちそれが基準電圧VREFよりもより負の場合、NP
Nトランジスタ26は実質的に非導通となり、かつNP
Nトランジスタ27は導通となる。Nチャネルトランジ
スタ28を通る“I28”で記された電流は、NPNト
ランジスタ27の方向へ向かい、ノード102での電圧
はVDD−I2825に等しくなる、但し、R25
抵抗25の抵抗値である。ノード101における電圧
は、実質的にNPNトランジスタ26を通って電流が流
れることはないので、ほぼVDDと等しくなる。もし、
入力信号AINが論理ハイの電圧の場合、すなわちそれ
がVREFよりもより正の場合、NPNトランジスタ2
6は導通となり、かつNPNトランジスタ27は実質的
に非導通となる。電流I28は、NPNトランジスタ2
6の方向へ向かい、ノード101での電圧はVDD−I
2824に等しくなる、但し、R24は抵抗24の抵
抗値である。そしてノード102での電圧は、ほぼV
DDと等しくなる。従って、差動増幅器22のノード1
01と102における論理ハイと論理ローの電圧間の差
は、抵抗24或いは25のどちらか一方にかかる電圧降
下に等しい。好ましい実施例では、R24はほぼR25
に等しい。
【0012】エミッタホロワトランジスタ29と32
は、ノード101と102における電圧をそれぞれ受信
する。エミッタホロワトランジスタ29のエミッタは、
ノード101での電圧よりベース−エミッタ間のダイオ
ード電圧降下(VBE)、1個分低い電圧に等しい、但
し1つのVBEは、ほぼ0.8Vに等しい。トランジス
タ32のエミッタは、ノード102の電圧よりVBE
個分低い電圧に等しい。抵抗30と33は、エミッタホ
ロワトランジスタ29と32によって供給される電圧を
下げることによってレベルシフト機能を行う。抵抗30
と33によって供給されるレベルシフトの量、或いは電
圧降下は、Nチャネルトランジスタ31と34によって
供給される電流量、および抵抗30と33の抵抗値に依
存する。電源依存型バイアス電圧CBIASは、Nチャ
ネルトランジスタ31と34のゲートに供給され、Nチ
ャネルトランジスタ31と34によって供給される電流
量を決定する。Nチャネルトランジスタ31と34は、
電源依存型の電流源として機能する。バイアス電圧C
BIASは、可変であり、電源電圧VDDに依存してい
る。すなわち、VDDが変化すると、バイアス電圧C
BIASも変化する。もし、VDDが3.3Vに選ばれ
ると、VDDは2.8Vと4.0Vの間で変動する恐れ
がある。VDDの増加は、バイアス電圧CBIASの増
加を引き起こし、またVDDの減少は、バイアス電圧C
BIASの減少を引き起こす。CBIASが増加する
と、Nチャネルトランジスタ31と34によって供給さ
れる電流が増加する。電流の増加によって、抵抗30と
33における電圧降下が増加する。同様に、VDDの減
少によって、バイアス電圧CBIASが減少し、それに
よって、Nチャネルトランジスタ31と34の供給する
電流がより少なくなるので、抵抗30と33における電
圧降下が減少する。従って、バッファリングされた信号
AとAは、VSSに関して一定に留まっており、また
DDの変化にも依存しない。
【0013】上述したように、Nチャネルトランジスタ
31と34によって供給されるドレイン−ソース間の電
流によって、バッファリングされた信号AとAがV
SSに関して一定に留まり、かつ電源電圧VDDにも依
存しないように、バイアス電圧CBIASが選択されて
いる。例えば、VDDが約3.0Vに等しいとき、各抵
抗30と33にかかる電圧降下は約0.5Vに等しくな
る。もし、VDDが約3.5Vに増加した場合、各抵抗
30と33にかかる電圧降下は約1.0Vに増加する。
これによって、バッファリングされた信号AとAが、
常にVSSに関して一定に留まり、それによりバッファ
リングされた信号AとAが、VDDの変化に依存しな
い固定的なマージンを有することが保証される。C
BIASを供給する回路は、図2に示され、後に説明す
る。VSSに関して(一定に留まる)バッファリングさ
れた信号AとAを供給することによって、低い電源電
圧でも引き続く回路段において十分大きなマージンが得
られる。
【0014】好ましい実施例においては、バッファリン
グされた信号AとAは、1.6Vの中間の論理ハイの
電圧と1.0Vの論理ローの電圧の間で変化し、またV
SSはグランドとなるように選択されている。好ましい
実施例においては、バッファリングされた信号AとA
は、図3のレベル変換器60へ供給される。バッファリ
ングされた信号AとAはVSSを基準とするため、レ
ベル変換器60において、より良好なマージンや増大さ
れた信号の変化が実現される。
【0015】図2は、本発明に係わる電源依存型バイア
ス電圧発生回路40を電気回路図形式で示す。電源依存
型バイアス電圧回路40は、抵抗41および54と、N
PNトランジスタ44と、オペアンプ46と、Nチャネ
ルトランジスタ42,45,57と、電流ミラー52
と、を含む。オペアンプ46は、Pチャネルトランジス
タ47および48と、NPNトランジスタ49および5
0と、Nチャネルトランジスタ51と、を含む。Pチャ
ネルトランジスタ47および48は、オペアンプ46の
負荷として機能する。電流ミラー52は、Pチャネルト
ランジスタ53および56を含む。
【0016】抵抗41は、VDDへ接続された第1の端
子と、第2の端子と、を有する。Nチャネルトランジス
タ42は、抵抗41の第2の端子へ接続されたドレイン
と、NBIASを受信するためのゲートと、VSSへ接
続されたソースと、を有する。NPNトランジスタ44
は、VDDへ接続されたコレクタと、抵抗41の第2の
端子へ接続されたベースと、ノード103へ接続された
エミッタと、を有する。Nチャネルトランジスタ45
は、ノード103でNPNトランジスタ44のエミッタ
へ接続されたドレインと、電源依存型バイアス電圧CB
IASを受信するためのゲートと、VSSへ接続された
ソースと、を有する。
【0017】オペアンプ46のPチャネルトランジスタ
47は、VDDへ接続されたソースと、ゲートと、ドレ
インと、を有する。Pチャネルトランジスタ48は、V
DDへ接続されたソースと、ゲートと、Pチャネルトラ
ンジスタ47のゲートへ接続されたドレインと、を有す
る。NPNトランジスタ49は、Pチャネルトランジス
タ47のドレインへ接続されたコレクタと、ノード10
3でNPNトランジスタ44のエミッタへ接続されたベ
ースと、エミッタと、を有する。NPNトランジスタ5
0は、Pチャネルトランジスタ48のドレインへ接続さ
れたコレクタと、ノード104へ接続されたベースと、
NPNトランジスタ49のエミッタへ接続されたエミッ
タと、を有する。Nチャネルトランジスタ51は、NP
Nトランジスタ49と50のエミッタへ接続されたドレ
インと、バイアス電圧NBIASを受信するためのゲー
トと、VSSへ接続されたソースと、を有する。
【0018】電流ミラー52のPチャネルトランジスタ
53は、VDDへ接続されたソースと、Pチャネルトラ
ンジスタ47のドレインへ接続されたゲートと、ノード
104でNPNトランジスタ50のベースへ接続された
ドレインと、を有する。Pチャネルトランジスタ56
は、VDDへ接続されたソースと、Pチャネルトランジ
スタ53のゲートへ接続されたゲートと、電源依存型バ
イアス電圧CBIASを供給するためのドレインと、を
有する。抵抗54は、ノード104でトランジスタ50
のベースへ接続された第1の端子と、“VBG”で記し
たバンドギャップ電圧を受信するための第2の端子と、
を有する。Nチャネルトランジスタ57は、Pチャネル
トランジスタ56のドレインへ接続されたゲートおよび
ドレインと、VSSへ接続されたソースと、を有する。
【0019】動作においては、Nチャネルトランジスタ
42とバイアス電圧NBIASは、抵抗41のための比
較的一定の電流源を提供し、それにより抵抗41にかか
る電圧降下はVDDに関して比較的に一定となる。NP
Nトランジスタ44は、ノード103でNPNトランジ
スタ49のベースへ電圧を供給するが、該電圧は抵抗4
1の第2の端子における電圧よりVBE1個分低い電圧
にほぼ等しい。抵抗41の電圧降下は、VDDに関して
比較的に一定であるので、ノード103における電圧も
また、VDDに関して比較的に一定である。Pチャネル
トランジスタ47と48は、電流ミラーを構成してお
り、これによりNPNトランジスタ50のコレクタ電流
は、NPNトランジスタ49のコレクタ電流に追従する
ようになる。従って、ノード104の電圧は、ノード1
03の電圧の変化に、ほぼ同じ電圧で追従する。バンド
ギャップ電圧VBGは、従来のバンドギャップ発生基準
電圧であり、抵抗54の第2の端子へ供給される。バン
ドギャップ発生基準電圧は、電源電圧、温度およびプロ
セスの変化に実質的に依存しない。従って、抵抗54に
かかる電圧降下は、VDDに比例して変化し、それによ
りPチャネルトランジスタ53を通るドレイン−ソース
間の電流が、VDDの変化と同じように変化する。Pチ
ャネルトランジスタ53と56は、電流ミラー52を構
成している。Pチャネルトランジスタ53を通るドレイ
ン−ソース間の電流が変化すると、Pチャネルトランジ
スタ56を通るドレイン−ソース間の電流は、その変化
を「反映(mirrors)」する。Nチャネルトラン
ジスタ57のゲート−ソース間の電圧は、電源依存型バ
イアス電圧CBIASを供給する。Nチャネルトランジ
スタ57は、飽和状態に留まっている。従って、Nチャ
ネルトランジスタ57のドレイン−ソース間の電流は、
DDの変化と同じように変化する。VDDが増加する
と、電源依存型バイアス電圧CBIASも増加し、また
DDが減少すると、バイアス電圧CBIASも減少す
る。
【0020】いくつかの集積回路装置の特性は、温度に
関連して変化する。電源依存型バイアス電圧発生回路4
0は、入力バッファ20の温度変化に整合する。電源依
存型バイアス電圧回路40のNPNトランジスタ44
は、図1に示した入力バッファ20のNPNトランジス
タ29と32のVBE電圧のシフトに追従する。Nチャ
ネルトランジスタ31および34によってトランジスタ
29および32に供給される電流がVDDに関連して変
化したとき、或いは温度が変化したとき、Nチャネルト
ランジスタ45によってNPNトランジスタ44へ供給
される電流もまた変化し、これによりNPNトランジス
タ29または32にかかるVBEの電圧降下が、NPN
トランジスタ44にかかる電圧降下と等しくなる。さら
にまた、Nチャネルトランジスタ45のゲートへ、バイ
アス電圧CBIASを供給することによっても、電流追
従を成しえる。加えて、抵抗54は、図1の入力バッフ
ァ20の抵抗30と33の温度変化に追従する。
【0021】図3は、本発明の1実施例に関わるレベル
変換器60を部分的な電気回路図形式および部分的な論
理回路図形式で示す。レベル変換器60は、差動増幅器
61と、交差結合型プルアップ回路67と、NPNトラ
ンジスタ71、72、73、および74と、交差結合型
半ラッチ75と、出力駆動回路部81および86と、を
含む。差動増幅器61は、抵抗62および63と、NP
Nトランジスタ64および65と、Nチャネルトランジ
スタ66と、を含む。交差結合型半ラッチ75は、NP
Nトランジスタ76および77と、Nチャネルトランジ
スタ78および79と、を含む。
【0022】差動増幅器61の抵抗62は、
“VREG”で記した安定化電源電圧端子へ接続された
第1の端子と、第2の端子と、を有する。抵抗63は、
REGへ接続された第1の端子と、第2の端子と、を
有する。NPNトランジスタ64は、抵抗62の第2の
端子へ接続されたコレクタと、バッファリングされた信
号Aを受信するためのベースと、エミッタと、を有す
る。NPNトランジスタ65は、抵抗63の第2の端子
へ接続されたコレクタと、バッファリングされた信号A
を受信するためのベースと、NPNトランジスタ64
のエミッタへ接続されたエミッタと、を有する。Nチャ
ネルトランジスタ66は、トランジスタ64および65
のエミッタへ接続されたドレインと、バイアス電圧N
BIASを受信するためのゲートと、VSSへ接続され
たソースと、を有する。
【0023】交差結合型プルアップ回路67は、Pチャ
ネルトランジスタ68および69を含む。Pチャネルト
ランジスタ68は、VREGへ接続されたソースと、ノ
ード105でNPNトランジスタ73のエミッタへ接続
されたゲートと、抵抗63の第2の端子へ接続されたド
レインと、を有する。Pチャネルトランジスタ69は、
REGへ接続されたソースと、ノード106でトラン
ジスタ74のエミッタへ接続されたゲートと、抵抗62
の第2の端子へ接続されたドレインと、を有する。
【0024】NPNトランジスタ71は、VDDへ接続
されたコレクタと、“VCLAMP”で記したバイアス
電圧を受信するためのベースと、抵抗62の第2の端子
へ接続されたエミッタと、を有する。NPNトランジス
タ72は、VDDへ接続されたコレクタと、バイアス電
圧VCLAMPを受信するためのベースと、抵抗63の
第2の端子へ接続されたエミッタと、を有する。エミッ
タホロワトランジスタ73は、NPNトランジスタであ
り、VDDへ接続されたコレクタと、抵抗62の第2の
端子へ接続されたベースと、ノード105へ接続された
エミッタと、を有する。エミッタホロワトランジスタ7
4もまた、NPNトランジスタであり、VDDへ接続さ
れたコレクタと、抵抗63の第2の端子へ接続されたベ
ースと、ノード106へ接続されたエミッタと、を有す
る。NPNトランジスタ76は、ノード105でエミッ
タホロワトランジスタ73のエミッタへ接続されたベー
スおよびコレクタと、エミッタと、を有する。NPNト
ランジスタ77は、ノード106でエミッタホロワトラ
ンジスタ74のエミッタへ接続されたベースおよびコレ
クタと、エミッタと、を有する。NPNトランジスタ7
6および77は、ダイオード接続されたトランジスタで
あり、ダイオードとして機能する。Nチャネルトランジ
スタ78は、NPNトランジスタ76のエミッタへ接続
されたドレインと、NPNトランジスタ77のコレクタ
へ接続されたゲートと、VSSへ接続されたソースと、
を有する。Nチャネルトランジスタ79は、NPNトラ
ンジスタ77のエミッタへ接続されたドレインと、NP
Nトランジスタ76のコレクタへ接続されたゲートと、
SSへ接続されたソースと、を有する。
【0025】出力駆動回路部81は、NPNトランジス
タ82と、Pチャネルトランジスタ83と、Nチャネル
トランジスタ85と、インバータ84と、を含む。NP
Nトランジスタ82は、VDDへ接続されたコレクタ
と、ベースと、“AOUT1”で記したBINMOSレ
ベルの出力信号を提供するためのエミッタと、を有す
る。インバータ84は、ノード106でエミッタホロワ
トランジスタ74のエミッタへ接続された入力端子と、
NPNトランジスタ82のベースへ接続された出力端子
と、を有する。インバータ84は、通常のCMOSイン
バータである。Pチャネルトランジスタ83は、トラン
ジスタ82のベースへ接続されたソースと、VSSへ接
続されたゲートと、NPNトランジスタ82のエミッタ
へ接続されたドレインと、を有し、Nチャネルトランジ
スタ85は、NPNトランジスタ82のエミッタへ接続
されたドレインと、ノード106でインバータ84の入
力端子へ接続されたゲートと、VSSへ接続されたソー
スと、を有する。
【0026】出力駆動回路部86は、NPNトランジス
タ87と、Pチャネルトランジスタ88と、Nチャネル
トランジスタ90と、インバータ89と、を含む。NP
Nトランジスタ87は、VDDへ接続されたコレクタ
と、ベースと、“AOUT1 ”で記したBINMOS
レベルの出力信号を提供するためのエミッタと、を有す
る。インバータ89は、ノード105でエミッタホロワ
トランジスタ73のエミッタへ接続された入力端子と、
NPNトランジスタ87のベースへ接続された出力端子
と、を有する。インバータ89もまた、通常のCMOS
インバータである。Pチャネルトランジスタ88は、ト
ランジスタ87のベースへ接続されたソースと、VSS
へ接続されたゲートと、NPNトランジスタ87のエミ
ッタへ接続されたドレインと、を有し、Nチャネルトラ
ンジスタ90は、NPNトランジスタ87のエミッタへ
接続されたドレインと、ノード105でインバータ89
の入力端子へ接続されたゲートと、VSSへ接続された
ソースと、を有する。
【0027】動作において、レベル変換器60は、バッ
ファリングされた信号AおよびAを図1の入力バッフ
ァ20から受信し、かつBINMOSレベル出力信号A
OUT1およびAOUT1 を提供する。バッファリン
グされた信号AおよびAは、1.6Vの論理ハイと
1.0Vの論理ローの間を変化する差動信号であり、ま
た差動増幅器61のNPNトランジスタ64および65
によって受信される。バッファリングされた信号Aが中
間段の論理ハイで、バッファリングされた信号Aが中
間段の論理ローならば、Nチャネルトランジスタ66を
通るI66で記した電流は、NPNトランジスタ64を
通るよう向けられ、それによってエミッタホロワトラン
ジスタ73のベースの電圧はエミッタホロワトランジス
タ73が実質的に非導通となるのに十分低くなる。エミ
ッタホロワトランジスタ74のベースの電圧は、エミッ
タホロワトランジスタ74が導通となるのに十分高い電
圧に増大する。ノード106は、VREGからVBE
つ分差し引いたもの(VREG−VBE)にほぼ等しい
論理ハイの電圧となる。
【0028】ノード106が論理ハイの電圧であり、か
つエミッタホロワトランジスタ73が実質的に非導通で
あるとき、Nチャネルトランジスタ78は導通となり、
従ってノード105の電圧は論理ローの電圧に低下す
る。ノード105が約0.6Vの論理ローの電圧に低下
すると、ダイオード接続のNPNトランジスタ76は実
質的に非導通となり、それによりNチャネルトランジス
タ78は実質的に非導通となる。Nチャネルトランジス
タ78が導通状態に留まれるならば、電流は不必要に流
れ続け、従って消費電力が増大するであろう。ノード1
05がローなので、Nチャネルトランジスタ79のゲー
トの電圧は、Nチャネルトランジスタ79が実質的に非
導通となるのに十分低い。さらにまた、ノード105の
ロー電圧によって交差結合型プルアップ回路67のPチ
ャネルトランジスタ68が導通となり、それによりエミ
ッタホロワトランジスタ74のベースの電圧がさらに急
速に増大する。
【0029】バッファリングされた信号Aが中間段の論
理ローで、バッファリングされた信号Aが中間段の論
理ハイならば、次にNチャネルトランジスタ66を通る
66で記した電流は、NPNトランジスタ65を通っ
て進む。エミッタホロワトランジスタ74のベースの電
圧は、エミッタホロワトランジスタ74が実質的に非導
通となるのに十分低くなる。エミッタホロワトランジス
タ73のベースの電圧は、エミッタホロワトランジスタ
73が導通となるのに十分高い電圧に増大し、ノード1
05は、VREG−VBEの論理ハイの電圧に等しくな
る。ノード105が論理ハイの電圧であり、かつエミッ
タホロワトランジスタ74が非導通であるとき、Nチャ
ネルトランジスタ79は導通となり、従ってノード10
6の電圧は論理ローに低下する。ノード106がローな
ので、Nチャネルトランジスタ78は実質的に非導通で
ある。ノード106の電圧が論理ローに低下したとき、
Pチャネルトランジスタ69は導通となり、それによっ
てNPNトランジスタ73のベースをさらに急速にプル
アップできる。
【0030】その他の実施例では、Pチャネルトランジ
スタ68および69のゲートは、それぞれ抵抗62およ
び63の第2の端子へ接続できる。これにより、より高
い電圧がトランジスタ68および69のゲートへ供給さ
れ、従ってそれらはほとんど導通しなくなり、エミッタ
ホロワトランジスタ73および74へ供給されるベース
駆動の量が減少する。
【0031】抵抗62および63は、ダイオード接続の
NPNトランジスタ76および77と、(出力駆動回路
部81および86における)Nチャネルトランジスタ8
5および90とが高い電源電圧で導通となることを防ぐ
ために、比較的大型化されている。電源電圧が増加する
と、ノード105および106の電圧も増加する。ノー
ド105或いは106の論理ローの電圧が約0.6Vを
超えて増加すると、ダイオード接続のNPNトランジス
タ76および77のベース−エミッタ間の電圧が、0.
6Vを超えて増加し、またNチャネルトランジスタ78
および79は、実質的に非導通であるべきときに少なく
とも部分的に導通となりうる。しかし、抵抗62および
63が大きすぎると、レベル変換器60の速度は悪影響
を受けうる。従って、好ましい実施例では、差動増幅器
61と交差結合型プルアップ回路67は、安定化電源電
圧VREGが供給される。電源電圧を安定化することに
より、抵抗62および63の大きさを低減することがで
きる。抵抗62および63は、各々における電圧降下が
ほぼ1.7Vに等しくなるように大きさが決められる。
さらにまた、好ましい実施例では、50mVより小さい
変動の3.1Vの公称(電圧)を提供するために、安定
化電源電圧VREGが供給される。好ましい実施例では
安定化電源電圧が使用されているが、抵抗62および6
3が適切な大きさに決められるならば、他の実施例では
DDのような非安定化電源電圧を使用することができ
る。
【0032】クランピング回路は、NPNトランジスタ
71および72とバイアス電圧VCLAMPとを含み、
NPNトランジスタ64および65が飽和領域で動作す
ることを防ぐ。一般に、バイポーラトランジスタは、ベ
ース−エミッタとベース−コレクタの両方の接合がほぼ
0.7Vより大きい電圧で順方向バイアスされると、飽
和領域で動作する。NPNトランジスタ64および65
のベース−コレクタ接合は、いくつかの異なる状態の結
果として順方向バイアスとなりうる。例えば、バッファ
リングされた信号AおよびAが、電源の変動の結果と
して高い電圧レベルに増加できるならば、NPNトラン
ジスタ64および65は飽和領域で動作できる。さらに
また、Nチャネルトランジスタ66によって供給される
ドレイン−ソース間の電流が変化できるならば、NPN
トランジスタ64或いは65のコレクタ電圧は、NPN
トランジスタ64および65を飽和状態で動作させるの
に十分低くすることができるであろう。バイアス電圧V
CLAMPは、NPNトランジスタ71および72のベ
ースへ約2.1Vで供給され、NPNトランジスタ64
および65のコレクタが約1.3Vより低くなることを
防いでいる。これにより、NPNトランジスタ64およ
び65は、能動領域での動作にとどめられる。能動領域
で動作するNPNトランジスタ64および65は、高速
化の利点を生じる。さらにまた、好ましい実施例では、
バッファリングされた信号AおよびAは、入力バッフ
ァ20(図1参照)によって提供され、バッファリング
された信号AおよびAがVDDの変化により影響を受
けなくなるように、VSSを基準にしている。
【0033】交差結合型半ラッチ75は、低減された消
費電力の利点を生じる。Nチャネルトランジスタ78お
よび79は、交差結合しており、ノード105或いは1
06の電圧を論理ローへ下げる必要があるときのみ導通
となる。ダイオード接続のNPNトランジスタ76およ
び77は、リーケージ電流が流れることを防いだり、ま
たNチャネルトランジスタ78および79が論理ローの
状態の間、非導通に留まることを確実にすることによっ
て、さらに消費電力を低減する。
【0034】出力駆動回路部81および86は、従来の
BICMOS出力駆動回路である。出力駆動回路部81
および86は、それぞれノード106および105で電
圧を受信し、相補的なBINMOSレベルの出力信号A
OUT1およびAOUT1 を提供する。BINMOS
レベルの出力信号AOUT1は、ノード106により供
給される電圧レベルを反転したものであり、またBIN
MOSレベルの出力信号AOUT1 は、ノード105
により供給される電圧レベルを反転したものである。
【0035】出力駆動回路部81では、NPNトランジ
スタ82は、プルアップトランジスタとして機能し、N
チャネルトランジスタ85は、プルダウントランジスタ
として機能する。ノード106が論理ローのとき、イン
バータ84は論理ハイをNPNトランジスタ82のベー
スへ提供し、NPNトランジスタ82を導通させる。N
チャネルトランジスタ85は、非導通であり、また出力
信号AOUT1は、VDD−VBE(約2.5V)にほ
ぼ等しい論理ハイの電圧に引き上げられる。Pチャネル
トランジスタ83は、NPNトランジスタ82のベース
の電圧が論理ローに低下したとき、NPNトランジスタ
82のベース−エミッタ接合の過度の逆方向バイアスを
防ぐことを助ける。さらにまた、Pチャネルトランジス
タ83は、結局、出力信号AOUT1の電圧をVDDに
増加し、NPNトランジスタ82にかかるVBEの電圧
降下を排除する。ノード106が、論理ハイのとき、イ
ンバータ84はNPNトランジスタ82のベースに論理
ローを提供し、これによりNPNトランジスタ82トラ
ンジスタは実質的に非導通となる。Nチャネルトランジ
スタ85は、導通となり、これにより出力信号A
OUT1はVSSにほぼ等しい論理ローの電圧に低下さ
せられる。ノード106の電圧が、論理ハイのとき、出
力信号AOUT1は、論理ローとして提供され、また、
ノード106が論理ローのとき、出力信号AOUT1
論理ハイとして提供される。出力駆動回路分86は、出
力駆動回路分81と同じであり、また同じ方法で動作す
る。ただし、出力駆動回路分81および86は、BIC
MOSの出力駆動回路の1つの例として提案している。
出力駆動回路分81および86の代わりとなりうる様々
な他のBICMOSの出力駆動回路が存在する。
【0036】図4は、本発明の他の実施例に関わるレベ
ル変換器110を部分的な電気回路図形式および部分的
な論理回路図形式で示す。レベル変換器110は、オペ
アンプ111と、交差結合型半ラッチ128と、NPN
トランジスタ117、119、121、および122
と、抵抗118と、出力駆動回路部130と、を含む。
【0037】オペアンプ111は、Pチャネルトランジ
スタ112および113と、NPNトランジスタ114
および115と、Nチャネルトランジスタ116と、を
有する。Pチャネルトランジスタ112は、VREG
接続されたソースと、そのドレインに接続されたゲート
と、を有する。Pチャネルトランジスタ113は、V
REGに接続されたソースと、Pチャネルトランジスタ
112のゲートに接続されたゲートと、ドレインと、を
有する。NPNトランジスタ114は、Pチャネルトラ
ンジスタ112のドレインへ接続されたコレクタと、基
準電圧VREFを受信するためのベースと、エミッタ
と、を有する。NPNトランジスタ115は、Pチャネ
ルトランジスタ113のドレインへ接続されたコレクタ
と、シングルエンデッドの信号Aを受信するためのベ
ースと、NPNトランジスタ114のエミッタへ接続さ
れたエミッタと、を有する。Nチャネルトランジスタ1
16は、NPNトランジスタ114および115のエミ
ッタへ接続されたドレインと、バイアス電圧NBIAS
を受信するためのゲートと、VSSへ接続されたソース
と、を有する。NPNトランジスタ117は、VDD
接続されたコレクタと、バイアス電圧VCLAMPを受
信するためのベースと、NPNトランジスタ114のコ
レクタへ接続されたエミッタと、を有する。抵抗118
は、VREGへ接続された第1の端子と、NPNトラン
ジスタ114のコレクタへ接続された第2の端子と、を
有する。NPNトランジスタ119は、VDDへ接続さ
れたコレクタと、バイアス電圧VCLAMPを受信する
ためのNPNトランジスタ117のベースへ接続された
ベースと、NPNトランジスタ115のコレクタへ接続
されたエミッタと、を有する。エミッタホロワトランジ
スタ121は、VDDへ接続されたコレクタと、NPN
トランジスタ114のコレクタへ接続されたベースと、
エミッタと、を有する。エミッタホロワトランジスタ1
22は、VDDへ接続されたコレクタと、NPNトラン
ジスタ115のコレクタへ接続されたベースと、エミッ
タと、を有する。
【0038】交差結合型半ラッチ128は、NPNトラ
ンジスタ123および124と、Nチャネルトランジス
タ126および127と、を含む。NPNトランジスタ
123は、エミッタホロワトランジスタ121のエミッ
タへ接続されたベースおよびコレクタと、エミッタと、
を有する。NPNトランジスタ124は、ノード107
でエミッタホロワトランジスタ122のエミッタへ接続
されたベースおよびコレクタと、エミッタと、を有す
る。従って、NPNトランジスタ123および124
は、ダイオード接続されており、ダイオードの機能を果
たす。Nチャネルトランジスタ126は、NPNトラン
ジスタ123のエミッタへ接続されたドレインと、ノー
ド107でNPNトランジスタ122のエミッタへ接続
されたゲートと、VSSへ接続されたソースと、を有す
る。Nチャネルトランジスタ127は、NPNトランジ
スタ124のエミッタへ接続されたドレインと、NPN
トランジスタ121のエミッタへ接続されたゲートと、
SSへ接続されたソースと、を有する。
【0039】出力部130は、NPNトランジスタ13
1と、Pチャネルトランジスタ132と、Nチャネルト
ランジスタ134と、インバータ133と、を含む。N
PNトランジスタ131は、VDDへ接続されたコレク
タと、ベースと、“AOUT2”で記したBINMOS
出力信号を提供するエミッタと、を有する。インバータ
133は、ノード122でエミッタホロワトランジスタ
122のエミッタへ接続された入力端子と、NPNトラ
ンジスタ131のベースへ接続された出力端子と、を有
する。Pチャネルトランジスタ132は、トランジスタ
131のベースへ接続されたソースと、VSSへ接続さ
れたゲートと、NPNトランジスタ131のエミッタへ
接続されたドレインと、を有し、Nチャネルトランジス
タ134は、NPNトランジスタ131のエミッタへ接
続されたドレインと、ノード107でインバータ133
の入力端子へ接続されたゲートと、VSSへ接続された
ソースと、を有する。
【0040】動作においては、レベル変換器110は、
バッファリングされたシングルエンデッドの信号A
と、基準電圧VREFを受信し、かつシングルエンデ
ッドのBINMOSレベルの出力信号AOUT2を提供
する。基準電圧VREFは、NPNトランジスタ114
のベースへ、バッファリングされた信号Aの論理変化
のほぼ中間のレベルで、供給される。Pチャネルトラン
ジスタ112および113が接続され、電流ミラーを形
成しており、オペアンプ111に対して負荷を提供して
いる。バッファリングされた信号Aは、VSSを基準
としており、また約1.5Vの論理ハイおよび約0.9
Vの論理ローにて提供される。図1の入力バッファと同
様の回路(示してはいない)が、バッファリングされた
信号Aを提供する。他の実施例では、他のタイプの入
力バッファがレベル変換器110にバッファリングされ
た信号を供給することができる。
【0041】バッファリングされた信号Aが、論理ハ
イに等しいとき、NPNトランジスタ115は導通とな
り、NPNトランジスタ114は実質的に非導通とな
る。Pチャネルトランジスタ112および113は、実
質的に非導通である。エミッタホロワトランジスタ12
2は、実質的に非導通であり、またノード107の電圧
は、交差結合型半ラッチ128により約0.6Vに低下
する。交差結合型半ラッチ128は、上述した図3の交
差結合型半ラッチ75と同じである。
【0042】バッファリングされた信号Aが論理ロー
に等しいとき、NPNトランジスタ114は導通とな
り、NPNトランジスタ115は実質的に非導通とな
る。Pチャネルトランジスタ112および113は導通
で、エミッタホロワトランジスタ122は導通となり、
そしてノード107での電圧は、VREG−VBEにほ
ぼ等しい論理ハイの電圧に等しくなる。クランピング回
路は、NPNトランジスタ117および119とバイア
ス電圧VCLAMPとを含み、図3のレベル変換器60
の説明で上述したように、NPNトランジスタ114お
よび115が飽和領域で動作するのを防いでいる。さら
にまた、出力駆動回路部130は、図3の出力駆動回路
部81および86と同じである。
【0043】抵抗118は、NPNトランジスタ114
のコレクタの電圧が、約1.3Vより降下することを避
けるように大きさが決められている。これにより、Pチ
ャネルトランジスタ112は、大きさを小さくすること
ができ、従ってPチャネルトランジスタ112の接合キ
ャパシタンスが低減される。その接合キャパシタの低減
によって、スイッチング速度の増加が生じる。さらにま
た、エミッタホロワトランジスタ121は負荷を駆動す
るのに必要ではないので、エミッタホロワトランジスタ
121はより小さくすることができ、従ってレベル変換
器110のスイッチング速度が向上する。
【0044】本発明がより好ましい実施例に対して述べ
られたが、当業者にとって、本発明が、多くの方法で修
正され、また特に上記に掲げまた述べた実施例以外の多
くの実施例として実施できることは明白であろう。例え
ば、レベル変換器60は、ECLからCMOS論理レベ
ルへ変換するのに容易に適用できる。さらにまた、電源
電圧端子VDDは、グランドへ接続でき、また電源電圧
端子VSSは、負の電源電圧で供給できる。従って、添
付の請求項によって、本発明の真の精神および範囲内に
ある発明の全ての修正をカバーすることが、意図されて
いる。
【0045】
【発明の効果】以上のように,本発明によれば、電源依
存型入力バッファ手段等を利用して、低電源電圧動作を
可能とし、交差結合型半ラッチ手段、交差結合型プルア
ップ手段、およびクランピング手段等を利用して、低消
費電力化および高速化を図っている。すなわち、低電源
電圧で動作する場合速度および消費電力の劣化を伴う従
来技術のレベル変換器に対し、本発明では、低電源電圧
で動作しつつ、低消費電力化および高速化が図れる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる入力バッファの電気回路図であ
る。
【図2】本発明に係わる電源依存型バイアス電圧発生器
の電気回路図である。
【図3】本発明の1実施例に係わるレベル変換器の部分
的な電気回路図および部分的な論理回路図である。
【図4】本発明の他の実施例に係わるレベル変換器の部
分的な電気回路図および部分的な論理回路図である。
【符号の説明】
20 入力バッファ 22 差動増幅器 24,25 抵抗 26,27 NPNトランジスタ 28 Nチャネルトランジスタ 29,32 エミッタホロワトランジスタ 30,33 抵抗 31,34 Nチャネルトランジスタ 40 電源依存型バイアス電圧発生回路 41,54 抵抗 42,45,51,57 Nチャネルトランジスタ 44,49,50 NPNトランジスタ 46 オペアンプ 47,48,53,56 Pチャネルトランジスタ 52 電流ミラー 60 レベル変換器 61 差動増幅器 62,63 抵抗 64,65 NPNトランジスタ 66 Nチャネルトランジスタ 67 交差結合型プルアップ回路 68,69 Pチャネルトランジスタ 71,72,73,74,76,77 NPNトランジ
スタ 75 交差結合型半ラッチ 78,79 Nチャネルトランジスタ 81,86 出力駆動回路部 82,87 NPNトランジスタ 83,88 Pチャネルトランジスタ 84,89 インバータ 85,90 Nチャネルトランジスタ 110 レベル変換器 111 オペアンプ 112,113 Pチャネルトランジスタ 114,115,117,119,121,122,1
23,124 NPNトランジスタ 116,126,127 Nチャネルトランジスタ 118 抵抗 128 交差結合型半ラッチ 130 出力駆動回路部 131 NPNトランジスタ 132 Pチャネルトランジスタ 133 インバータ 134 Nチャネルトランジスタ 101,102,103,104,105,106,1
07 ノード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の予め決められた電圧レベルの範囲
    内で動作する信号を第2の予め決められた電圧レベルの
    範囲へ変換するレベル変換回路(60)であって、 第1および第2の抵抗(62,63)と、第1および第
    2のバイポーラトランジスタ(64,65)を含み、前
    記第1の予め決められた電圧レベルの範囲内の第1およ
    び第2の入力信号を受信し、かつそれに応答して第1お
    よび第2の差動信号を提供し、さらに、第1の電源電圧
    端子へ結合された差動増幅器(61)と、 前記差動増幅器(61)へ結合され、前記第1の差動信
    号を受信し、かつそれに応答して前記第2の予め決めら
    れた電圧レベルの範囲内で第3の信号を提供する第1の
    エミッタホロワ回路(73)と、 前記差動増幅器(61)へ結合され、前記第2の差動信
    号を受信し、かつそれに応答して前記第2の予め決めら
    れた電圧レベルの範囲内で第4の信号を提供する第2の
    エミッタホロワ回路(74)と、 前記第1および第2のエミッタホロワ回路(73,7
    4)へ結合され、前記第2のエミッタホロワ回路(7
    4)によって提供される高い電圧レベルに応答して、前
    記第4の信号を高い電圧レベルから前記第2の予め決め
    られた電圧レベルの範囲内の低い電圧レベルへ低下し、
    また、前記第1のエミッタホロワ回路(73)によって
    提供される高い電圧レベルに応答して、前記第3の信号
    を高い電圧レベルから前記第2の予め決められた電圧レ
    ベルの範囲内の低い電圧レベルへ低下する交差結合型半
    ラッチ手段(75)と、 を具備するレベル変換回路(60)。
  2. 【請求項2】 第1の予め決められた電圧レベルの範囲
    内で動作する信号を第2の予め決められた電圧レベルの
    範囲へ変換するBICMOSレベル変換回路(60)で
    あって、 第1および第2の抵抗(62,63)と、第1および第
    2のバイポーラトランジスタ(64,65)を含み、前
    記第1の予め決められた電圧レベルの範囲内の第1およ
    び第2の入力信号を受信し、かつそれに応答して第1お
    よび第2の差動信号を提供し、さらに、第1の電源電圧
    端子へ結合された差動増幅器(61)と、 前記差動増幅器(61)へ結合され、前記第1の差動信
    号を受信し、かつそれに応答して前記第2の予め決めら
    れた電圧レベルの範囲内で第3の信号を提供する第1の
    エミッタホロワ回路(73)と、 前記差動増幅器(61)へ結合され、前記第2の差動信
    号を受信し、かつそれに応答して前記第2の予め決めら
    れた電圧レベルの範囲内で第4の信号を提供する第2の
    エミッタホロワ回路(74)と、 前記第1および第2のエミッタホロワ回路(73,7
    4)へ結合され、前記第2のエミッタホロワ回路(7
    4)によって提供される高い電圧レベルに応答して、前
    記第4の信号を高い電圧レベルから前記第2の予め決め
    られた電圧レベルの範囲内の低い電圧レベルへ低下し、
    また、前記第1のエミッタホロワ回路(73)によって
    提供される高い電圧レベルに応答して、前記第3の信号
    を高い電圧レベルから前記第2の予め決められた電圧レ
    ベルの範囲内の低い電圧レベルへ低下する交差結合型半
    ラッチ手段(75)と、 前記第1の電源電圧端子と前記第1および第2のバイポ
    ーラトランジスタ(64,65)の第1の電流電極との
    間に結合され、前記第2のエミッタホロワ回路(74)
    によって提供される低い電圧レベルに応答して、前記第
    1のバイポーラトランジスタ(64)の前記第1の電流
    電極の電圧を増加し、かつ、前記第1のエミッタホロワ
    回路(73)によって提供される低い電圧レベルに応答
    して、前記第2のバイポーラトランジスタ(65)の前
    記第1の電流電極の電圧を増加する交差結合型プルアッ
    プ手段(67)と、 前記第1および第2のバイポーラトランジスタ(64,
    65)を飽和動作領域で動作しないようにするクランピ
    ング手段(71,72)と、 を具備するBICMOSレベル変換回路(60)。
  3. 【請求項3】 ECLからBINMOSへのレベル変換
    回路(60)であって、 ECLレベルの論理信号を受信し、かつ該受信信号に応
    答して、予め決められた電圧レベルの第1および第2の
    差動信号を提供する入力バッファ(20)と、 第1の正の電源電圧端子へ結合され、前記第1および第
    2の差動信号を受信し、かつ第3および第4の差動信号
    を提供するための第1および第2の差動出力を有する差
    動増幅器手段(61)と、 第2の正の電源電圧端子へ結合されたコレクタと、前記
    第1の差動出力へ結合されたベースと、エミッタと、を
    有する第1のエミッタホロワトランジスタ(73)と、 前記第2の正の電源電圧端子へ結合されたコレクタと、
    前記第2の差動出力へ結合されたベースと、エミッタ
    と、を有する第2のエミッタホロワトランジスタ(7
    4)と、 前記第1の正の電源電圧端子へ結合されたソースと、前
    記第1のエミッタホロワトランジスタ(73)の前記エ
    ミッタへ結合されたゲートと、前記第2の差動出力へ結
    合されたドレインと、を有する第1のPチャネルトラン
    ジスタ(68)と、 前記第1の正の電源電圧端子へ結合されたソースと、前
    記第2のエミッタホロワトランジスタ(74)の前記エ
    ミッタへ結合されたゲートと、前記第1の差動出力へ結
    合されたドレインと、を有する第2のPチャネルトラン
    ジスタ(69)と、 前記第1のエミッタホロワトランジスタ(73)へ結合
    されたコレクタおよびベースと、エミッタと、を有する
    第1のバイポーラトランジスタ(76)と、 前記第2のエミッタホロワトランジスタ(74)へ結合
    されたコレクタおよびベースと、エミッタと、を有する
    第2のバイポーラトランジスタ(77)と、 前記第1のバイポーラトランジスタ(76)の前記エミ
    ッタへ結合されたドレインと、前記第2のエミッタホロ
    ワトランジスタ(74)の前記エミッタへ結合されたゲ
    ートと、負の電源電圧端子へ結合されたソースと、を有
    する第1のNチャネルトランジスタ(78)と、 前記第2のバイポーラトランジスタ(77)の前記エミ
    ッタへ結合されたドレインと、前記第1のエミッタホロ
    ワトランジスタ(73)の前記エミッタへ結合されたゲ
    ートと、前記負の電源電圧端子へ結合されたソースと、
    を有する第2のNチャネルトランジスタ(79)と、 前記第1のエミッタホロワトランジスタ(73)の前記
    エミッタへ結合され、BINMOSレベルの出力信号を
    提供する出力駆動手段(86)と、 を具備するECLからBINMOSへのレベル変換回路
    (60)。
JP5259196A 1992-09-28 1993-09-22 Bicmosレベル変換回路 Pending JPH06204845A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US951,959 1992-09-28
US07/951,959 US5315179A (en) 1992-09-28 1992-09-28 BICMOS level converter circuit

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ID=25492392

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EP (2) EP0794620A3 (ja)
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KR (1) KR940008261A (ja)
DE (1) DE69315937T2 (ja)

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EP0590247A2 (en) 1994-04-06
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EP0794620A3 (en) 1997-10-29
EP0590247B1 (en) 1997-12-29
DE69315937T2 (de) 1998-06-18
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EP0794620A2 (en) 1997-09-10
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