JPH06203924A - 共聴機器 - Google Patents
共聴機器Info
- Publication number
- JPH06203924A JPH06203924A JP4216093A JP21609392A JPH06203924A JP H06203924 A JPH06203924 A JP H06203924A JP 4216093 A JP4216093 A JP 4216093A JP 21609392 A JP21609392 A JP 21609392A JP H06203924 A JPH06203924 A JP H06203924A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- connector
- metal plating
- contact
- coaxial cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Television Systems (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面に金属メッキが施されているケーシング
内に電気回路が配設されている共聴機器のアース回路特
性の向上を図る。 【構成】 ケーシング１１の１つの面に形成された凹部
１８内に配設されたコネクタ１３の根元に、少なくとも
１つのケーシング内に貫通する貫通穴３５を形成する。
内に電気回路が配設されている共聴機器のアース回路特
性の向上を図る。 【構成】 ケーシング１１の１つの面に形成された凹部
１８内に配設されたコネクタ１３の根元に、少なくとも
１つのケーシング内に貫通する貫通穴３５を形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョンの共同視聴
で使われるテレビジョン信号の分配器・分岐器等の共聴
機器に関する。
で使われるテレビジョン信号の分配器・分岐器等の共聴
機器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、共聴機器は図３に示すように、略
直方体のケーシング１０と、このケーシングの複数の面
から突出して設けられた同軸ケーブル接続用の複数のコ
ネクタ１２と、ケーシングの内部に設けられ、複数のコ
ネクタ１２と接続するプリント基板に構成された電気回
路とを具備するものである。この複数のコネクタ１２
は、入力用コネクタ、出力用コネクタ、分岐用コネクタ
に分けられ、入力用コネクタには入力用同軸ケーブル
が、出力用コネクタには出力用同軸ケーブルが、分岐用
コネクタには分岐用同軸ケーブルが挿入接続される。そ
してケーシングは所定の場所にネジ止め等で固定され
る。
直方体のケーシング１０と、このケーシングの複数の面
から突出して設けられた同軸ケーブル接続用の複数のコ
ネクタ１２と、ケーシングの内部に設けられ、複数のコ
ネクタ１２と接続するプリント基板に構成された電気回
路とを具備するものである。この複数のコネクタ１２
は、入力用コネクタ、出力用コネクタ、分岐用コネクタ
に分けられ、入力用コネクタには入力用同軸ケーブル
が、出力用コネクタには出力用同軸ケーブルが、分岐用
コネクタには分岐用同軸ケーブルが挿入接続される。そ
してケーシングは所定の場所にネジ止め等で固定され
る。
【０００３】ケーシング１０の内部に配設されたプリン
ト基板のアース回路はコネクタの外部導体と接続する必
要があるが、これは通常ケーシング１０を介してプリン
ト基板のアース回路を接続することにより行われてい
る。
ト基板のアース回路はコネクタの外部導体と接続する必
要があるが、これは通常ケーシング１０を介してプリン
ト基板のアース回路を接続することにより行われてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このケーシングとし
て、プラスチックのような合成樹脂製絶縁体で成型し、
全表面を金属メッキによってシールドした構造のものが
用いられている。このようなケーシングにおいては、プ
リント基板のアース回路は、表面の金属メッキを通して
コネクタの外部導体に接続されることになるが、ケーシ
ング内面から側面へ、そして前面側へとケーシングの全
表面を伝わることは高周波的に遠回りとなり、広い周波
数帯域に対応する上では好ましくない。
て、プラスチックのような合成樹脂製絶縁体で成型し、
全表面を金属メッキによってシールドした構造のものが
用いられている。このようなケーシングにおいては、プ
リント基板のアース回路は、表面の金属メッキを通して
コネクタの外部導体に接続されることになるが、ケーシ
ング内面から側面へ、そして前面側へとケーシングの全
表面を伝わることは高周波的に遠回りとなり、広い周波
数帯域に対応する上では好ましくない。
【０００５】また、金属メッキをケーシングに施す場
合、ケーシングの上面に形成されたコネクタの配設され
る凹部内に金属メッキ液が滞留しやすくなり、この部分
に良好な金属メッキを施すのが困難であるという問題が
ある。
合、ケーシングの上面に形成されたコネクタの配設され
る凹部内に金属メッキ液が滞留しやすくなり、この部分
に良好な金属メッキを施すのが困難であるという問題が
ある。
【０００６】本発明はこのような問題を考慮してなされ
たものであり、安定した特性となるアース回路を得られ
るとともに、凹部内に良好な金属メッキを施すことがで
きる共聴機器を提供することを目的とする。
たものであり、安定した特性となるアース回路を得られ
るとともに、凹部内に良好な金属メッキを施すことがで
きる共聴機器を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、ケーシングの１つの面に形成された凹部
内に配設されたコネクタの根元には、少なくとも１つの
ケーシング内に貫通する貫通穴が形成されている。
決するために、ケーシングの１つの面に形成された凹部
内に配設されたコネクタの根元には、少なくとも１つの
ケーシング内に貫通する貫通穴が形成されている。
【０００８】
【作用】本発明によれば、貫通穴を通してプリント基板
のアース回路とコネクタの外部導体とが接続される。ま
た、金属メッキを施す際、金属メッキ液が貫通穴を通し
て排出され、凹部内への滞留が防止される。
のアース回路とコネクタの外部導体とが接続される。ま
た、金属メッキを施す際、金属メッキ液が貫通穴を通し
て排出され、凹部内への滞留が防止される。
【０００９】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例について
説明する。
説明する。
【００１０】図１および図２において、符号１１はプラ
スチックによって成型されかつ全表面が金属メッキによ
ってシールドされている略直方体のケーシングである。
ケーシング１１の上面１４に形成された凹部１８内には
同軸ケーブル接続用のコネクタ１３がその前端面をケー
シングの上面１４と略同一平面上に並べて配設されてい
る。図２に示すように、ケーシング１１の内部には絶縁
体２１に保持された中心コンタクト２３が配設され、こ
の中心コンタクト２３は、コネクタ１３に挿入される同
軸ケーブルと接続可能とされている。さらに中心コンタ
クト２３の下方部には、この中心コンタクト２３と接続
するプリント基板１９が配設されている。凹部１８の下
端のコネクタ２３の根元には、ケーシング１１の内部と
貫通する貫通穴３５が穿設されている。
スチックによって成型されかつ全表面が金属メッキによ
ってシールドされている略直方体のケーシングである。
ケーシング１１の上面１４に形成された凹部１８内には
同軸ケーブル接続用のコネクタ１３がその前端面をケー
シングの上面１４と略同一平面上に並べて配設されてい
る。図２に示すように、ケーシング１１の内部には絶縁
体２１に保持された中心コンタクト２３が配設され、こ
の中心コンタクト２３は、コネクタ１３に挿入される同
軸ケーブルと接続可能とされている。さらに中心コンタ
クト２３の下方部には、この中心コンタクト２３と接続
するプリント基板１９が配設されている。凹部１８の下
端のコネクタ２３の根元には、ケーシング１１の内部と
貫通する貫通穴３５が穿設されている。
【００１１】次にこのような構成からなる本実施例によ
る共聴機器の作用について説明する。ケーシング１１が
プラスチックによって成型されているので、ケーシング
１１は軽量となり、しかも容易に成型することができ
る。また金属メッキによってシールドされているので高
周波の外部漏洩を防止することができる。金属メッキを
ケーシング１１に施す場合、ケーシングの上面に形成さ
れた凹部１８に金属メッキが滞留しやすくなるが、貫通
穴３５が穿設されているため、金属メッキの滞留はなく
なり良好に金属メッキを施すことができる。
る共聴機器の作用について説明する。ケーシング１１が
プラスチックによって成型されているので、ケーシング
１１は軽量となり、しかも容易に成型することができ
る。また金属メッキによってシールドされているので高
周波の外部漏洩を防止することができる。金属メッキを
ケーシング１１に施す場合、ケーシングの上面に形成さ
れた凹部１８に金属メッキが滞留しやすくなるが、貫通
穴３５が穿設されているため、金属メッキの滞留はなく
なり良好に金属メッキを施すことができる。
【００１２】またプリント基板１９のアース回路は、金
属メッキが施されている貫通穴を通じてコネクタ１３の
外部導体と接続されるので、この接続回路が短縮されア
ース回路の特性を安定化することができる。
属メッキが施されている貫通穴を通じてコネクタ１３の
外部導体と接続されるので、この接続回路が短縮されア
ース回路の特性を安定化することができる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、共
聴機器のアース回路の特性を安定化することができると
ともに、ケーシング表面への金属メッキを良好に施すこ
とができるという優れた効果を奏する。
聴機器のアース回路の特性を安定化することができると
ともに、ケーシング表面への金属メッキを良好に施すこ
とができるという優れた効果を奏する。
【図１】本発明の実施例を示す平面図。
【図２】図１のII−II線断面図。
【図３】従来の共聴機器の一例を示す平面図。
１１ ケーシング １３ コネクタ １８ 凹部 １９ プリント基板 ３５ 貫通穴
Claims (1)
- 【請求項１】同軸ケーブル接続用のコネクタと、前記コ
ネクタに接続される電気回路とを備えた共聴機器におい
て、前記コネクタは、合成樹脂材料によって成型されか
つ全表面が金属メッキによってシールドされているケー
シングの１つの面に形成された凹部内に配設され、前記
コネクタの根元には、少なくとも１つのケーシング内に
貫通する貫通穴が形成されていることを特徴とする共聴
機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4216093A JPH06203924A (ja) | 1992-08-01 | 1992-08-13 | 共聴機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4216093A JPH06203924A (ja) | 1992-08-01 | 1992-08-13 | 共聴機器 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60151391A Division JPS6215774A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 共聴機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06203924A true JPH06203924A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=16683142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4216093A Pending JPH06203924A (ja) | 1992-08-01 | 1992-08-13 | 共聴機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06203924A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009158482A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-07-16 | Nec Corp | 基板同軸接続機構および基板同軸接続装置 |
| JP2012147875A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
| JP2016025987A (ja) * | 2015-10-20 | 2016-02-12 | 株式会社三共 | 遊技機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55157882A (en) * | 1979-05-11 | 1980-12-08 | Fujitsu Ltd | Method of treating terminal coaxial cable |
-
1992
- 1992-08-13 JP JP4216093A patent/JPH06203924A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55157882A (en) * | 1979-05-11 | 1980-12-08 | Fujitsu Ltd | Method of treating terminal coaxial cable |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009158482A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-07-16 | Nec Corp | 基板同軸接続機構および基板同軸接続装置 |
| JP2012147875A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
| JP2016025987A (ja) * | 2015-10-20 | 2016-02-12 | 株式会社三共 | 遊技機 |
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