JPH06203616A - 道路照明灯具の清掃・点検装置 - Google Patents

道路照明灯具の清掃・点検装置

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JPH06203616A
JPH06203616A JP5001937A JP193793A JPH06203616A JP H06203616 A JPH06203616 A JP H06203616A JP 5001937 A JP5001937 A JP 5001937A JP 193793 A JP193793 A JP 193793A JP H06203616 A JPH06203616 A JP H06203616A
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JP
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cleaning
pole
lighting
lighting fixture
cleaning robot
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Application number
JP5001937A
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English (en)
Inventor
Makoto Hattori
誠 服部
Yuji Hosoda
祐司 細田
Masakatsu Fujie
正克 藤江
Kazuo Honma
和男 本間
Eiji Fujita
永治 藤田
Teru Sasaki
輝 佐々木
Shozo Kajiwara
省三 梶原
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NIPPON DORO KODAN
Hitachi Ltd
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
NIPPON DORO KODAN
Hitachi Ltd
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速道路等に設置された道路照明灯具の清掃
点検作業を機械化して人間の高所作業をなくし、安全で
効率の良い清掃点検装置を提供する。 【構成】 照明ポール2を把持するポール把持装置11、
ポール2に合わせて清掃点検装置1を調節する位置姿勢修
正装置8、手先に把持するツール17を交換可能な清掃ロ
ボット12、これを位置決めする清掃ロボット位置決め装
置13、グローブ14の保持や閉鎖も行うグローブ支持装置
15、照明灯具3の位置、姿勢を検出して清掃ロボット12
の手先のティーチング点を変更し、関節角度を演算し直
す清掃機構制御装置18等を車両4に搭載する。清掃ロボ
ット31とグローブ支持装置33とを互いに干渉しないよう
に照明ポール2の左右にオフセットすることもできる。 【効果】 遠隔操作により安全性が向上し、作業時間の
短縮や均一化ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路照明灯具の清掃・点
検装置に係り、特に、高速道路や自動車専用道路等に設
置されている照明ポールの上端に取り付けられた高所の
道路照明灯具を清掃・点検するのに好適な道路照明灯具
の清掃・点検装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の道路照明灯具の清掃装置は、特開
昭62−121203号公報に記載のような構成であ
り、灯具の外側しか清掃できなかった。また、清掃装置
を人間が運搬するため、人間の負担が大きかった。さら
に、清掃装置を人力で照明ポールに取り付ける必要があ
るが、照明ポールの種類や防音壁の有無により取り付け
が困難である等の問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、外
側しか清掃できないため清掃の効果があまり期待でき
ず、また、交通量の多い道路上で人間が清掃装置を運搬
しながら照明ポールへの取り付け等の作業を行うので、
作業に大きな危険を伴うとともに、人手によっているた
めに清掃・点検作業の能率が上がらないという問題があ
った。
【0004】本発明の目的は、上述した問題点に鑑みな
されたもので、作業の安全性と迅速化を可能ならしめる
道路照明灯具の清掃・点検装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1の構成は、車両に積載された起伏及び伸
縮自在なブームの先端に設けられ、道路に設置された照
明ポールを把持するポール把持手段と、前記照明ポール
を把持するときに、前記照明ポールの傾きに合わせて位
置及び姿勢を受動的及び能動的に調節する位置姿勢修正
手段と、前記照明ポールに取付けられた照明灯具の取付
け位置及び姿勢を検出する位置姿勢検出手段と、前記照
明灯具のグローブを開放、保持、及び閉鎖するグローブ
支持手段と、前記照明灯具の清掃用又は点検用ツールを
手先に交換可能に把持する清掃ロボットと、前記清掃ロ
ボットの基準位置を前記照明灯具の種類や照明ポールを
把持した場所と検出した位置姿勢等から所定位置に設定
する清掃ロボット位置決め手段と、前記清掃ロボットの
手先のティーチング点を前記検出した位置姿勢から変更
し、各関節角度を演算し変更する手段とからなることを
特徴とするものである。
【0006】また、本発明の第2の構成は、車両に積載
された起伏及び伸縮自在なブームの先端に設けられ、道
路に設置された照明ポールを把持するポール把持手段
と、前記照明ポールを把持するときに、前記照明ポール
の傾きに合わせて位置及び姿勢を受動的及び能動的に調
節する位置姿勢修正手段と、前記照明ポールに取付けら
れた照明灯具の取付け位置及び姿勢を検出する位置姿勢
検出手段と、前記照明灯具のグローブを開放、保持、及
び閉鎖するグローブ支持手段と、前記照明灯具の清掃用
又は点検用ツールを手先に交換可能に把持する清掃ロボ
ットと、前記清掃ロボットの基準位置を前記照明灯具の
種類や照明ポールを把持した場所と検出した位置姿勢等
から所定位置に設定する清掃ロボット位置決め手段と、
前記清掃ロボットの手先のティーチング点を前記検出し
た位置姿勢から変更し、各関節角度を演算し変更する手
段と、前記照明灯具の清掃状況の監視を行うTVカメラ
とを備えるとともに、前記清掃ロボット本体が前記ポー
ル把持手段により把持した部分のポール軸回り方向と同
方向に反転することにより、前記照明灯具の上面及び下
面を清掃する清掃ロボット反転手段を具備し、かつ、前
記清掃ロボットと前記グローブ支持手段とは、前記照明
灯具の左右の一方の側から清掃作業を行い、他方の側か
ら前記グローブの支持を行うように、前記照明ポールの
鉛直下方から左右にオフセットした位置に配置されてい
ることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記第1の構成によれば、多段伸縮ブームを用
いて清掃・点検装置を照明灯具近傍の照明ポールに把持
できるように位置決めするとき、照明ポールの傾きに合
わせてX、Y軸回りの姿勢を能動的に、X、Y軸方向の
並進とZ軸回りの姿勢は受動的に調節することができ、
照明灯具と清掃・点検装置との相対位置が清掃時に変わ
らないように、位置姿勢の修正によるなじみ動作終了後
に照明ポールを把持する。また、照明ポールを把持した
後に、照明灯具に対する清掃ロボットの基準位置を測定
し、その情報に基づいて所定位置に清掃ロボットを位置
決めすることができる。また、照明灯具のグローブの開
閉時にはこれを支持し、グローブ内面清掃時には清掃ロ
ボットの清掃時の反力を支えることができ、清掃ロボッ
トは、手先にブラシやウエスなどの清掃用ツールを装着
して照明灯具の内外面の清掃を行い、また、レンチやド
ライバーなどのツールで端子の増し締め等の点検作業を
行うことが可能となる。さらに、照明灯具の内面清掃の
ために、グローブ開閉用ツールを用いてグローブ開閉ラ
ッチを操作し、グローブを支持しつつグローブを開閉す
ることができる。そのため、高所の道路照明灯具を遠隔
操作により、安全かつ迅速に清掃・点検することができ
る。
【0008】また、上記第2の構成によれば、照明ポー
ルを把持し固定した後、照明ポールに対する灯具の傾き
やポール把持装置で把持した位置から灯具までの距離、
及び照明灯具に対する清掃ロボットの基準位置等の情報
を用いて所定の位置に清掃ロボットを位置決めすること
ができる。さらに、清掃ロボットとグローブ支持装置を
照明ポールの鉛直下方より左右にオフセットした位置に
配置したことでグローブ開閉時等に干渉することがな
く、反転装置により、清掃ロボットが灯具を清掃すると
きに灯具とロボットが干渉しないように清掃ロボットを
反転させて清掃時の姿勢を変えることができる。また、
TVカメラは、清掃状況や清掃結果を操作部に設置した
モニタにより操作者に知らせる。
【0009】このように、清掃・点検装置の各部が動作
することで、照明灯具の清掃・点検作業を機械的に行う
ことができ、作業の安全化、迅速化、均一化が図られ、
これらの装置を車両に積載することで人間への負担を減
らすことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して説
明する。まず、本発明の第1の実施例について説明す
る。図1ないし図3は、本発明の第1の実施例である清
掃・点検装置の構成を示したものである。図1に示す清
掃・点検装置1は、例えば、高速道路、一般国道等に設
置してある照明ポール2の上端に取り付けられた照明灯
具3の清掃・点検装置である。図2に本発明の清掃・点
検装置を車両に搭載したときの側面図を示す。また、本
発明の清掃・点検装置を実際の清掃点検作業に用いた場
合の見取図を図3に示す。
【0011】図1ないし図3に示すように、車両4に具
備された起伏、伸縮、旋回自在な多段伸縮ブーム5の先
端に、地面との水平を保ちながら上下方向(Z軸方向)
に昇降が可能なステージ6が取り付けられている。ま
た、車両4には車両固定ジャッキ7も取り付けられてい
る。ステージ6の上に位置姿勢修正装置8を介して、清
掃・点検装置1が取り付けられている。ステージ6と位
置姿勢修正装置8との間の構造は、X、Y軸回りの姿勢
が能動的に修正できるように、片側をヒンジにして反対
側に2本の姿勢修正シリンダ9を備えた構造になってい
る。
【0012】位置姿勢修正装置8は、X、Y軸方向の並
進とZ軸回りの回転を受動的に修正でき、ポール把持の
ときになじむ構造となっている。この位置姿勢修正装置
8の上に2つのポールクランプ10からなるポール把持
装置11が取り付けられている。ポール把持装置11に
は照明ポール2に対する照明灯具3の位置、姿勢を検出
する位置姿勢検出装置(図示せず)が取り付けられてい
る。位置姿勢修正装置8とポール把持装置11との間に
は、位置姿勢検出装置により検出されたポール2を把持
した場所から照明灯具3までの位置情報により、清掃ロ
ボット12の基準位置を変更する清掃ロボット位置決め
装置13が備えられている。
【0013】清掃ロボット位置決め装置13の先端に
は、照明灯具3のグローブ14を閉鎖したり、グローブ
14の内面を清掃するときに支えたりするためのグロー
ブ支持装置15を備えている。また、清掃ロボット12
と照明灯具3の干渉を防ぐためにZ軸回りに回転可能な
旋回アーム16も取り付けられている。この旋回アーム
16の先端に清掃ロボット12が取り付けられている。
【0014】清掃ロボット12の手先のツール把持部に
は、清掃或いは点検のためのツール17を持ち代え可能
になっており、それらのツール17を用いて清掃点検作
業を行う。さらに、位置姿勢検出装置により検出された
姿勢情報から清掃ロボット12の手先のティーチング点
を変更し、関節角度を演算し直す清掃機構制御装置18
や、清掃時のゴミや汚水等が路上に落ちないようなカバ
ー19も取り付けられている。
【0015】次に図4から図12を用いて本実施例装置
を用いた清掃作業のフローを順を追って説明する。図4
には本実施例装置の制御系の構成を示す。図5には清掃
作業の概略フローを示し、図6から図12に詳細フロー
を示す。
【0016】図4に示すように、本実施例装置の制御系
は、車両コントローラ21及び清掃機構制御装置18か
ら構成され、以下のように動作させる。第1に車両4を
運転し照明ポール下に移動し、固定ジャッキ操作スイッ
チ22を操作して、固定ジャッキ7により車両4を水平
に固定する。第2に多段伸縮ブーム5を多段伸縮ブーム
操作レバー23で操作して清掃点検装置1を照明ポール
2近傍まで移動する。そして、走行時に安全のため固定
していた位置姿勢修正装置8のクランプを位置姿勢修正
装置固定スイッチ24を用いて解除し、清掃点検装置1
が照明ポール2に合わせて受動的に動作できるようにす
る。第3にポールクランプ10の爪の部分に照明ポール
2が接触したことをタッチセンサ(図示せず)が感知し
たら多段伸縮ブーム5の操作を止め、ステージ6をZ軸
方向に上昇させ清掃点検装置1の姿勢を位置姿勢修正装
置8により受動的に変えて、ポールクランプ10に具備
された近接センサ(図示せず)に照明ポール2を感知さ
せる。そして、姿勢修正シリンダ9を操作し能動的に清
掃点検装置1の姿勢を制御し、ポール把持装置操作スイ
ッチ25を操作し、ポール把持装置11により照明ポー
ル2を把持する。第4に清掃開始ボタン26を操作して
自動で清掃を始める。まず、位置姿勢検出装置27で、
照明ポール2を把持した部分から照明灯具3までの距離
と照明ポール2まわりの照明灯具3の傾きを測定し、位
置情報から清掃ロボット位置決め装置13を用いて清掃
ロボット12の基準位置を修正する。また、姿勢情報か
ら清掃機構制御装置18を用いて手先のティーチング点
を変更し、関節角度を演算し直す。第5に清掃ロボット
12とグローブ支持装置15との協調動作でグローブ1
4を開放し、清掃ロボット12の手先に清掃用のツール
17を装着して照明灯具3の内面を清掃する。第6にグ
ローブ支持装置15を用いてグローブ14を閉鎖して、
照明灯具3の外側を清掃ロボット12の手先に清掃用の
ツール17を装着して清掃する。清掃が終了した場合に
は、照明ポール2のクランプを解除して多段伸縮ブーム
5を手動操作し、清掃点検装置1を車両4の上に格納
し、次の灯具下に移動する。
【0017】図5は本実施例装置による清掃作業のフロ
ーを示すもので、以下のステップ(以下、Sと記す)に
よる。 〔S1〕車両を道路上に固定する。 〔S2〕手動により清掃機械を位置決め固定する。 〔S3〕グローブの開放作業を行う。 〔S4〕灯具内側のグローブ面のブラシ清掃を行う。 〔S5〕灯具内側の全面にエアーを噴出して清掃する。 〔S6〕灯具内側の反射鏡を空拭き清掃する。 〔S7〕灯具内側のグローブ面を清掃する。 〔S8〕グローブの閉鎖作業をする。 〔S9〕灯具外側のグローブ面を洗浄液で清掃する。 〔S10〕灯具外側のグローブ面を水拭き清掃する。 〔S11〕灯具外側のグローブ面を空拭き清掃する。 〔S12〕灯具外側の上側面を洗浄液で清掃する。 〔S13〕灯具外側の上側面を水拭き清掃する。 〔S14〕灯具外側の上側面を空拭き清掃する。 〔S15〕手動により清掃機械の解放、収納を行う。 〔S16〕車両を移動して作業を終了する。
【0018】図6は本実施例装置を搭載した清掃車両の
位置決めフローを示すもので、以下のステップ(S)に
よる。 〔S1〕清掃車両の移動。 〔S2〕照明ポールの下に位置決めチェックする。 〔S3〕清掃車両の停止。 〔S4〕固定ジャッキにより清掃車両を水平に固定す
る。
【0019】図7は本実施例装置の設置作業のフローを
示すもので、以下のステップ(S)による。 〔S1〕姿勢修正装置のクランプを解除する。 〔S2〕清掃機械をポールの下に位置決めする。 〔S3〕傾斜計のデータを用いて姿勢修正ステージを常
に水平に制御する。 〔S4〕両側のタッチセンサのONを確認する。 〔S5〕多段伸縮ブームをZ軸方向に上昇させる。 〔S6〕片側のクランプセンサのONを確認する。 〔S7〕修正シリンダを駆動して微小修正をする。 〔S8〕両側のクランプセンサのONを確認する。 〔S9〕多段伸縮ブームをZ軸方向に微小移動する。 〔S10〕ポールをクランプする。 〔S11〕姿勢を修正してクランプを固定する。
【0020】図8は、本実施例装置の制御フローを示す
もので、以下のステップ(S)による。 〔S1〕X軸方向の微小スライド量を検出する。 〔S2〕灯具に対するX軸まわり回転角度を検出する。 〔S3〕上記検出量に基づいてティーチングデータを変
換する。 〔S4〕ナットランナを装着する。 〔S5〕グローブの固定ねじを開放する。 〔S6〕ツールの交換。(ナットランナをラッチ外しに
替える。) 〔S7〕旋回アームを回転し、ロボットを退避させる。 〔S8〕グローブ支持アームによりグローブを押し付け
る。 〔S9〕吸盤によりグローブを固定する。 〔S10〕ラッチ外しツールを位置決めする。 〔S11〕ラッチ外しツールを移動する。 〔S12〕ラッチ外しツールのリミッタONかOFFか
を検出する。(ONでS13へ、OFFでS11へ) 〔S13〕ロボット手先を一定量降下させる。 〔S14〕グローブ支持装置を一定角度回転する。 〔S15〕グローブの開閉をセンサのON、OFFで認
識する。(ONでS18へ、OFFでS16、S17を
経て再びS11へ) 〔S16〕グローブ支持装置を一定角度回転戻しする。 〔S17〕ロボット手先を一定量降下させる。 〔S18〕旋回アームを回転し、ロボットを退避させ
る。 〔S19〕グローブを開放し、保持する。
【0021】図9は、本実施例装置のツールによるグロ
ーブ内側の清掃フローを示すもので、以下のステップ
(S)による。 〔S1〕ツールの交換。(ラッチ外しをブラシに替え
る) 〔S2〕グローブ内面をブラシ清掃する。 〔S3〕ブラシを取りはずす。 〔S4〕反射鏡、グローブ内面をエアー噴出により清掃
する。 〔S5〕乾燥ウエスを装着する。 〔S6〕反射鏡を空拭き清掃する。 〔S7〕グローブ内面を空拭き清掃する。 〔S8〕ツールの交換。(乾燥ウエスをナットランナに
替える) 〔S9〕旋回アームを回転し、ロボットを退避させる。 〔S10〕グローブ支持装置によりグローブを閉鎖す
る。 〔S11〕グローブの固定ねじを締結する。
【0022】図10は、本実施例装置のツールによるグ
ローブ外側の清掃フローを示すもので、以下のステップ
(S)による。 〔S1〕ツールを交換して洗浄液ウエスを装着する。 〔S2〕旋回アームを右旋回する。 〔S3〕グローブ右側面を洗浄液ウエスで清掃する。 〔S4〕旋回アームを左旋回する。 〔S5〕グローブ左側面を洗浄液ウエスで清掃する。 〔S6〕ツールを交換して水ウエスを装着する。 〔S7〕グローブ左側面を水ウエスで清掃する。 〔S8〕旋回アームを右旋回する。 〔S9〕グローブ右側面を水ウエスで清掃する。 〔S10〕ツールを交換して乾燥ウエスを装着する。 〔S11〕グローブ右側面を乾燥ウエスで清掃する。 〔S12〕旋回アームを左旋回する。 〔S13〕グローブ左側面を乾燥ウエスで清掃する。 〔S14〕ツールを洗浄液ウエスに交換する。
【0023】図11は、本実施例装置のツールによる灯
具の清掃フローを示すもので、以下のステップ(S)に
よる。 〔S1〕旋回アームを右旋回する。 〔S2〕灯具の右上、右側面を洗浄液ウエスで清掃す
る。 〔S3〕旋回アームを左旋回する。 〔S4〕灯具の左上、左側面を洗浄液ウエスで清掃す
る。 〔S5〕ツールを交換して水ウエスを装着する。 〔S6〕灯具の左上、左側面を水ウエスで清掃する。 〔S7〕旋回アームを右旋回する。 〔S8〕灯具の右上、右側面を水ウエスで清掃する。 〔S9〕ツールを交換して乾燥ウエスを装着する。 〔S10〕灯具の右上、右側面を乾燥ウエスで清掃す
る。 〔S11〕旋回アームを左旋回する。 〔S12〕灯具の左上、左側面を乾燥ウエスで清掃す
る。 〔S13〕ツールをはずす。
【0024】図12は、本実施例装置の収納フローを示
すもので、以下のステップ(S)による。 〔S1〕ロボットを収納姿勢にする。 〔S2〕清掃ロボット位置決め装置を収縮する。 〔S3〕姿勢修正装置を解放する。 〔S4〕ポール把持装置を解放する。 〔S5〕多段伸縮ブームをZ軸方向へ一定量下降させ
る。 〔S6〕修正シリンダを微調整して中立位置にする。 〔S7〕多段伸縮ブームを収納する。
【0025】本実施例の装置によれば、以下に記載され
るような効果がある。すなわち、多段伸縮ブームを操作
して清掃点検装置を照明ポール近傍に位置決めし、位置
姿勢修正装置を用いてポールになじませながらポール把
持装置により照明ポールに固定する。そして、位置姿勢
検出装置によりポールを把持した部分から灯具までの距
離とポール回りの灯具の傾きを測定し、清掃ロボット位
置決め装置により照明灯具と清掃ロボットの位置関係を
一定に保つ。さらに、位置姿勢検出装置の情報から予め
ティーチングしたデータ変換しこのデータをプレイバッ
クすることで照明灯具の清掃を実現することができるの
で、人間が高所で清掃作業をする必要がなく安全であ
る。また、清掃作業を機械化することで清掃作業の省人
化、省力化を図ることができる。
【0026】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図13ないし図16は、本発明の第2の実施例で
ある清掃・点検装置の構成を示すものである。図13に
示す清掃・点検装置40は、例えば、高速道路、一般国
道等に設置してある照明ポール2の上端に取り付けられ
た照明灯具3の清掃・点検を行う装置であり、グローブ
の内面を清掃している状態である。図14は、灯具の上
面を清掃している状態を示している。図15及び図16
は本発明の清掃・点検装置40を車両4に搭載したとき
の側面図及び平面図を示す。
【0027】これらの図に示すように、車両4に具備さ
れた多段伸縮ブーム5の先端に、ステージ6が取り付け
られ、また、車両4には車両固定ジャッキ7も取り付け
られているのは、第1の実施例と同様である。ステージ
6の上には位置姿勢修正装置8を介して、清掃・点検装
置40が取り付けられている。ステージ6と位置姿勢修
正装置8の間の構造は、本実施例では、X、Y軸回りの
姿勢がアクティブに修正できるように片側をヒンジにし
て反対側に2本の姿勢修正シリンダ9を備えたものとな
っている。位置姿勢修正装置8は、X、Y軸方向の並進
とZ軸回りの回転をパッシブに修正でき、照明ポール2
を把持するときになじむ構造となっている。この位置姿
勢修正装置8の上に2つのポールクランプ10からなる
ポール把持装置11が取り付けられ、ポール把持装置1
1に照明ポール2に対する照明灯具3の位置、姿勢を検
出する位置姿勢検出装置30が取り付けられている。
【0028】位置姿勢修正装置8とポール把持装置11
の間には、位置姿勢検出装置30により検出された照明
ポール2を把持した場所から照明灯具3までの位置情報
により、清掃ロボット31の基準位置を変更する清掃ロ
ボット位置決め装置32が備えられている。清掃ロボッ
ト位置決め装置32のアームの右側の先端には、照明灯
具3のグローブ14を閉鎖したり、グローブ14の内面
を清掃するときに支えたりするためのグローブ支持装置
33を備えている。左側の先端には、清掃ロボット31
をX軸回りに180度反転させるための反転装置34が
取り付けられており、その先に清掃ロボット31が取り
付けられている。清掃ロボット31の手先のツール把持
部は清掃のためのツール17や点検のためのツール(図
示せず)を持ち換え可能になっており、それらのツール
を用いて清掃・点検作業を行う。さらに、位置姿勢検出
装置30により検出された姿勢情報から清掃ロボット3
1の手先のティーチング点を変更し、関節角度を演算し
直す清掃機構制御装置18や清掃時のゴミや汚水等を路
上に落とさないカバー19、清掃状態を監視するための
TVカメラも取り付けられている。
【0029】次に図17を用いて、位置姿勢検出装置3
0の動作について説明する。位置姿勢検出装置30は、
リミットスイッチ30a、伸縮機構30b、回転機構3
0c、フォトインタラプタ30dなどからなり、照明ポ
ール2を把持後、リミットスイッチ30aが位置姿勢検
出金具35に接触してONするまで伸縮機構30bを動
作させる。この伸縮機構30bのストロークをポテンシ
ョメータで測定することで把持した位置から位置姿勢検
出金具35までの距離がわかる。つぎに、回転機構30
cを回転させて位置姿勢検出金具35のヒレの部分がフ
ォトインタラプタ30dを遮るまで回転させる。位置姿
勢検出用金具35は治具により照明灯具3に合わせて取
付けられているためこの回転角度から照明灯具3の傾き
がわかる。
【0030】次に図18以下を用いて第2の実施例装置
を用いた清掃作業のフローを説明する。まず、図18に
本発明の制御装置の構成を示し、車両コントローラ21
及び清掃機構制御装置18によりポールを把持するまで
の動作について説明する。第1に、車両4を運転して照
明ポール2の下方へ移動し、車両固定ジャッキ操作スイ
ッチ22を操作して、車両固定ジャッキ7によって車両
4を水平に固定する。ここまでは前述の第1の実施例と
同様の動作で、図6に示した詳細フローチャートによ
る。第2に、多段伸縮ブーム5を多段伸縮ブーム操作レ
バー23で操作して清掃・点検装置40を照明ポール2
近傍まで移動する。そして、走行時の安全のために固定
していた位置姿勢修正装置8のクランプを位置姿勢修正
装置固定スイッチ24を用いて解除し、清掃・点検装置
40が照明ポール2に合わせて受動的に動作できるよう
にする。第3に、姿勢修正シリンダ9をフルストローク
させて清掃装置全体を傾ける。そして、多段伸縮ブーム
5を操作し、ポールクランプ10の爪の部分に照明ポー
ル2が接触したことをタッチセンサ36が感知したら、
多段伸縮ブーム5の操作を止める。第4に、ステージ6
をZ軸方向に上昇させて、ポール把持装置11のポール
クランプ10の爪の部分を照明ポール2に接触させ、位
置姿勢修正装置8と姿勢修正シリンダ9の圧力とを制御
することにより清掃・点検装置40の姿勢を受動的に変
え、なじませながらポールクランプ10に具備された近
接センサ37が照明ポール2を感知するまで移動させ
る。そして、ポール把持装置操作スイッチ25を操作
し、ポール把持装置11のポールクランプ10により照
明ポール2を把持する。第5に清掃開始ボタン26を操
作して照明灯具8の自動清掃を開始する。
【0031】次に、清掃・点検装置40による上記自動
清掃の動作について説明する。照明灯具3の近傍の照明
ポール2には、所定の位置に治具を用いて予め位置姿勢
検出金具35が照明灯具3に合わせて取り付けられてい
る。まず第1に位置姿勢検出装置30で、照明ポール2
を把持した部分から照明灯具3近傍に取り付けられた位
置姿勢検出金具35までの距離と照明ポール2を軸とし
た軸回りの照明灯具3の傾きを測定する。第2に前記位
置情報から清掃ロボット位置決め装置32を用いて清掃
ロボット31の基準位置を所定の位置に修正する。第3
に前記の位置情報と照明ポール2の幾何学的な形状とか
らY軸回りの灯具の傾きを演算し、この情報と前記姿勢
情報から清掃機構制御装置18を用いて座標変換を行い
手先のティーチング点を変更する。第4に清掃ロボット
31の手先のツールをラッチ開放用のものに交換する。
第5にグローブ支持装置33でグローブ14を支えなが
ら清掃ロボット31の手先に把持されたラッチ開放用の
ツールを用いてラッチを操作し、清掃ロボット31とグ
ローブ支持装置33との協調動作でグローブ14を開放
する。第6に清掃ロボット31の手先に清掃用のツール
17を把持してグローブ14の内面を清掃する。第7に
グローブ支持装置33を用いてラッチがかかるまでグロ
ーブ14を押し上げて閉鎖する。第8に照明灯具3の外
側下面を、手先のノズルから洗浄液、水、空気等を噴出
して清掃ロボット31の手先に清掃用のツール17を装
着し清掃する。第9に反転装置34を用いて清掃ロボッ
ト31を反転させ、清掃ロボット31の根元から2つめ
の関節を反転装置より上に位置するように姿勢を変更す
る。第10に照明灯具3の外側上面を、手先のノズルか
ら洗浄液、水、空気等を噴出して清掃ロボット31の手
先に清掃用のツール17を装着し清掃する。
【0032】これらの清掃の状態をTVカメラを用いて
操作者は監視することができる。これらの作業で照明灯
具3の清掃を自動で行うことができる。清掃が終了した
場合には、照明ポール2のクランプを解除して多段伸縮
ブーム5を手動操作し、清掃・点検装置40を車両4の
上に格納して次の灯具の下に移動する。この動作を繰り
返すことで清掃作業を機械化することができる。
【0033】図19は、清掃作業の概略フローを示すも
ので、以下のステップ(以下、Sと記す。)による。 〔S1〕車両を道路上に固定する。 〔S2〕手動により清掃機械を位置決め固定する。 〔S3〕グローブの開放作業を行う。 〔S4〕灯具内側のグローブ面のブラシ清掃を行う。 〔S5〕灯具内側の全面にエアーを噴出して清掃する。 〔S6〕灯具内側のグローブ面を清掃する。 〔S7〕清掃状態を目視点検する。 〔S8〕グローブの閉鎖作業をする。 〔S9〕灯具外側のグローブ面を洗浄液で清掃する。 〔S10〕灯具外側のグローブ面を水拭き清掃する。 〔S11〕灯具外側のグローブ面を空拭き清掃する。 〔S12〕灯具外側の上側面を洗浄液で清掃する。 〔S13〕灯具外側の上側面を水拭き清掃する。 〔S14〕灯具外側の上側面を空拭き清掃する。 〔S15〕清掃状態を目視点検する。 〔S16〕手動により清掃機械の解放、収納を行う。 〔S17〕車両を移動して作業を終了する。
【0034】図20は、本実施例装置の設置作業のフロ
ーを示すもので、以下のステップ(S)による。 〔S1〕姿勢修正装置のクランプを解除する。 〔S2〕姿勢修正シリンダをフルストロークさせ、清掃
装置を傾斜させる。 〔S3〕清掃機械をポールの下に位置決めする。 〔S4〕両側のタッチセンサのONを確認する。 〔S5〕多段伸縮ブームをZ軸方向に上昇させる。 〔S6〕姿勢修正シリンダのなじみ動作を行う。 〔S7〕両側のクランプセンサのONを確認する。 〔S8〕ポールをクランプする。 〔S9〕姿勢修正装置のクランプを固定する。
【0035】図21は、本実施例装置の制御フローを示
すもので、以下のステップ(S)による。 〔S1〕X軸方向の位置ずれ量を検出する。 〔S2〕照明ポール軸まわりの灯具回転量を検出する。 〔S3〕ティーチングデータを変換する。 〔S4〕ナットランナを装着する。 〔S5〕グローブの固定ねじを開放する。 〔S6〕ツールの交換。(ナットランナをラッチ外しに
替える。) 〔S7〕グローブ支持装置によりグローブを押し付け
る。 〔S8〕ラッチ外しツールを位置決めする。 〔S9〕ラッチ外しツールを移動する。 〔S10〕ラッチ外しツールのリミッタONかOFFか
を検出する。(ONでS11へ、OFFでS9へ) 〔S11〕ロボット手先を一定量降下させる。 〔S12〕グローブ支持装置を一定角度回転する。 〔S13〕グローブの開放が完了したか否かを確認す
る。(YESでS16へ、NOでS14、S15を経て
再びS9へ) 〔S14〕グローブ支持装置を一定角度回転戻しする。 〔S15〕ロボット手先を一定量上昇させる。 〔S16〕グローブを開放し、保持する。
【0036】図22は、本実施例装置のツールによるグ
ローブ内側の清掃フローを示すもので、以下のステップ
(S)による。 〔S1〕ツールの交換。(ラッチ外しをブラシに替え
る) 〔S2〕グローブ内面をブラシ清掃する。 〔S3〕ブラシを取りはずす。 〔S4〕反射鏡、グローブ内面をエアー噴出により清掃
する。 〔S5〕グローブ内面を空拭き清掃する。 〔S6〕清掃状態を目視点検する。 〔S7〕ツールの交換。(乾燥ウエスをナットランナに
替える) 〔S8〕グローブ支持装置によりグローブを閉鎖する。 〔S9〕グローブの固定ねじを締結する。 〔S10〕ツール(ナットランナ)を取り外す。
【0037】図23は、本実施例装置のツールによるグ
ローブ外側の清掃フローを示すもので、以下のステップ
(S)による。 〔S1〕洗浄液を吹き付ける。 〔S2〕洗浄液ウエスを装着する。 〔S3〕洗浄液ウエスで清掃する。 〔S4〕洗浄液ウエスを取り外す。 〔S5〕水を吹き付ける。 〔S6〕水ウエスを装着する。 〔S7〕水拭き清掃をする。 〔S8〕ツールを水ウエスから乾燥ウエスに交換する。 〔S9〕空拭き清掃をする。 〔S10〕乾燥ウエスを取り外す。
【0038】図24は、本実施例装置のツールによる灯
具の清掃フローを示すもので、以下のステップ(S)に
よる。 〔S1〕反転装置により清掃ロボットを反転し、ロボッ
トのエルボーアップ姿勢をとる。 〔S2〕灯具上及び側面へ洗浄液を吹き付ける。 〔S3〕洗浄液ウエスを装着する。 〔S4〕灯具上及び側面を洗浄液ウエスで清掃する。 〔S5〕洗浄液ウエスを取り外す。 〔S6〕グローブ面へ水を吹き付ける。 〔S7〕水ウエスを装着する。 〔S8〕灯具上及び側面を水拭き清掃をする。 〔S9〕ツールを水ウエスから乾燥ウエスに交換する。 〔S10〕灯具上及び側面を空拭き清掃をする。 〔S11〕乾燥ウエスを取り外す。 〔S12〕清掃状態を目視点検する。
【0039】図25は、本実施例装置の収納フローを示
すもので、以下のステップ(S)による。 〔S1〕反転装置により清掃ロボットを反転し、ロボッ
トのエルボーダウン姿勢をとる。 〔S2〕清掃ロボットを収納姿勢にする。 〔S3〕姿勢修正装置を解放する。 〔S4〕ポール把持装置を解放する。 〔S5〕多段伸縮ブームをZ軸方向へ一定量下降させ
る。 〔S6〕修正シリンダを収納位置にする。 〔S7〕多段伸縮ブームを収納する。
【0040】本第2の実施例によれば、以下に記載され
るような効果がある。すなわち、清掃ロボットとグロー
ブ支持装置とが左右にオフセットしているので両者が干
渉することが防止される。しかも第1の実施例と同様
に、照明灯具と清掃ロボットの位置関係を一定に保ち、
位置姿勢検出装置の情報から予めティーチングしたデー
タを変換し、このデータをプレイバックして清掃ロボッ
トを動作させることで照明灯具の清掃を実現することが
でき、さらに、TVカメラで清掃状況の監視もできるの
で、人間が高所で清掃作業をする必要がなく、安全であ
る。また、清掃機械を車両に搭載したので人力で運搬す
る必要がなく、清掃・点検作業を機械に行わせるため、
作業時間の短縮や、均一化を図ることができる。
【0041】
【発明の効果】上述のとおり本発明によれば、高所での
清掃・点検作業を機械に行わせ、人間は地上から清掃機
械の位置決めや作業の遠隔操作、監視等を行うため、清
掃・点検作業を安全に行うことができる。また、作業を
機械に行わせるため、作業時間の短縮や、作業の均一化
を図られ、道路照明灯具の清掃・点検作業の省人化、省
力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す照明灯具の清掃・
点検装置の見取図である。
【図2】第1の実施例の清掃・点検装置を車両に搭載し
たときの側面図である。
【図3】第1の実施例の清掃・点検装置を車両に搭載し
実際に清掃しているときの見取図である。
【図4】第1の実施例の制御装置の構成図である。
【図5】第1の実施例を用いて照明灯具を清掃するとき
の概略フローチャートである。
【図6】第1の実施例を用いて照明灯具を清掃するとき
の詳細フローチャートである。
【図7】第1の実施例を用いて照明灯具を清掃するとき
の詳細フローチャートである。
【図8】第1の実施例を用いて照明灯具を清掃するとき
の詳細フローチャートである。
【図9】第1の実施例を用いて照明灯具を清掃するとき
の詳細フローチャートである。
【図10】第1の実施例を用いて照明灯具を清掃すると
きの詳細フローチャートである。
【図11】第1の実施例を用いて照明灯具を清掃すると
きの詳細フローチャートである。
【図12】第1の実施例を用いて照明灯具を清掃すると
きの詳細フローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施例を示す照明灯具の清掃
・点検装置の見取図である。
【図14】第2の実施例の照明灯具の清掃中を示す清掃
・点検装置の見取図である。
【図15】第2の実施例の清掃・点検装置を車両に搭載
したときの側面図である。
【図16】第2の実施例の清掃・点検装置を車両に搭載
したときの平面図である。
【図17】第2の実施例の位置姿勢検出装置の概略図
で、図(a)は正面図、図(b)は側面説明図である。
【図18】第2の実施例の制御装置の構成図である。
【図19】第2の実施例を用いて照明灯具を清掃すると
きの概略フローチャートである。
【図20】第2の実施例を用いて照明灯具を清掃すると
きの詳細フローチャートである。
【図21】第2の実施例を用いて照明灯具を清掃すると
きの詳細フローチャートである。
【図22】第2の実施例を用いて照明灯具を清掃すると
きの詳細フローチャートである。
【図23】第2の実施例を用いて照明灯具を清掃すると
きの詳細フローチャートである。
【図24】第2の実施例を用いて照明灯具を清掃すると
きの詳細フローチャートである。
【図25】第2の実施例を用いて照明灯具を清掃すると
きの詳細フローチャートである。
【符号の説明】 1 清掃・点検装置 2 照明ポール 3 照明灯具 4 車両 5 多段伸縮ブーム 6 ステージ 7 車両固定ジャッキ 8 位置姿勢修正装置 9 姿勢修正シリンダ 10 ポールクランプ 11 ポール把持装置 12 清掃ロボット 13 清掃ロボット位置決め装置 14 グローブ 15 グローブ支持装置 16 旋回アーム 17 ツール 18 清掃機構制御装置 19 カバー 21 車両コントローラ 22 固定ジャッキ操作スイッチ 23 多段伸縮ブーム操作レバー 24 位置姿勢修正装置固定スイッチ 25 ポール把持操作スイッチ 26 清掃開始ボタン 27 位置姿勢検出装置 30 位置姿勢検出装置 30a リミットスイッチ 30b 伸縮機構 30c 回転機構 30d フォトインタラプタ 31 清掃ロボット 32 清掃ロボット位置決め装置 33 グローブ支持装置 34 反転装置 35 位置姿勢検出金具 36 タッチセンサ 37 近接センサ 40 清掃・点検装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細田 祐司 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 藤江 正克 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 本間 和男 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 藤田 永治 兵庫県西宮市田近野町6番107号 新明和 工業株式会社開発技術本部開発研究所内 (72)発明者 佐々木 輝 神奈川県川崎市宮前区けやき平1−12− 401 (72)発明者 梶原 省三 埼玉県浦和市本太1−3−10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に積載された起伏及び伸縮自在なブ
    ームの先端に設けられ、道路に設置された照明ポールを
    把持するポール把持手段と、前記照明ポールを把持する
    ときに、前記照明ポールの傾きに合わせて位置及び姿勢
    を受動的及び能動的に調節する位置姿勢修正手段と、前
    記照明ポールに取付けられた照明灯具の取付け位置及び
    姿勢を検出する位置姿勢検出手段と、前記照明灯具のグ
    ローブを開放、保持、及び閉鎖するグローブ支持手段
    と、前記照明灯具の清掃用又は点検用ツールを手先に交
    換可能に把持する清掃ロボットと、前記清掃ロボットの
    基準位置を前記照明灯具の種類や照明ポールを把持した
    場所と検出した位置姿勢等から所定位置に設定する清掃
    ロボット位置決め手段と、前記清掃ロボットの手先のテ
    ィーチング点を前記検出した位置姿勢から変更し、各関
    節角度を演算し変更する手段とからなることを特徴とす
    る道路照明灯具の清掃・点検装置。
  2. 【請求項2】 車両に積載された起伏及び伸縮自在なブ
    ームの先端に設けられ、道路に設置された照明ポールを
    把持するポール把持手段と、前記照明ポールを把持する
    ときに、前記照明ポールの傾きに合わせて位置及び姿勢
    を受動的及び能動的に調節する位置姿勢修正手段と、前
    記照明ポールに取付けられた照明灯具の取付け位置及び
    姿勢を検出する位置姿勢検出手段と、前記照明灯具のグ
    ローブを開放、保持、及び閉鎖するグローブ支持手段
    と、前記照明灯具の清掃用又は点検用ツールを手先に交
    換可能に把持する清掃ロボットと、前記清掃ロボットの
    基準位置を前記照明灯具の種類や照明ポールを把持した
    場所と検出した位置姿勢等から所定位置に設定する清掃
    ロボット位置決め手段と、前記清掃ロボットの手先のテ
    ィーチング点を前記検出した位置姿勢から変更し、各関
    節角度を演算し変更する手段と、前記照明灯具の清掃状
    況の監視を行うTVカメラとを備えるとともに、前記清
    掃ロボット本体が前記ポール把持手段により把持した部
    分のポール軸回り方向と同方向に反転することにより、
    前記照明灯具の上面及び下面を清掃する清掃ロボット反
    転手段を具備し、かつ、前記清掃ロボットと前記グロー
    ブ支持手段とは、前記照明灯具の左右の一方の側から清
    掃作業を行い、他方の側から前記グローブの支持を行う
    ように、前記照明ポールの鉛直下方から左右にオフセッ
    トした位置に配置されていることを特徴とする道路照明
    灯具の清掃・点検装置。
JP5001937A 1993-01-08 1993-01-08 道路照明灯具の清掃・点検装置 Pending JPH06203616A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE38767E1 (en) 1996-03-08 2005-08-02 Acuity Brands, Inc. Roadway luminaire
WO2013115722A1 (en) * 2012-02-01 2013-08-08 Strihl Scandinavia Ab Easily mountable lighting luminaire and fitting arrangement
WO2013115721A1 (en) * 2012-02-01 2013-08-08 Strihl Scandinavia Ab System for replacing street light luminaries

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