JPH0620350A - 回転ヘッド装置 - Google Patents
回転ヘッド装置Info
- Publication number
- JPH0620350A JPH0620350A JP4176573A JP17657392A JPH0620350A JP H0620350 A JPH0620350 A JP H0620350A JP 4176573 A JP4176573 A JP 4176573A JP 17657392 A JP17657392 A JP 17657392A JP H0620350 A JPH0620350 A JP H0620350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic tape
- fixed drum
- head device
- concave portion
- rotary head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＶＴＲ等の回転ヘッド装置において、固定ド
ラムと磁気テープの接触長を長くすることにより、磁気
テープ振動を効率良く低減することを目的とする。 【構成】 磁気ヘッド２と磁気テープ３の離脱部近傍の
固定ドラム１に、凸部４と凹部５を形成し、凹部５は凸
部４より前方位相になる構成とし、磁気テープ３の振動
を低減する効果を高めることができる。
ラムと磁気テープの接触長を長くすることにより、磁気
テープ振動を効率良く低減することを目的とする。 【構成】 磁気ヘッド２と磁気テープ３の離脱部近傍の
固定ドラム１に、凸部４と凹部５を形成し、凹部５は凸
部４より前方位相になる構成とし、磁気テープ３の振動
を低減する効果を高めることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はビデオテープレコーダ
（以下ＶＴＲと称す）等の回転ドラムと、固定ドラムを
用いた回転ヘッド装置に関する。
（以下ＶＴＲと称す）等の回転ドラムと、固定ドラムを
用いた回転ヘッド装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ＶＴＲは多ヘッド化が進むに連
れ、磁気ヘッドと磁気テープが離脱する時に発生する磁
気テープの振動により、部分的な画面曲がりや色相の変
化が発生することを低減することが回転ヘッド装置にと
って性能を左右する重要な項目である。
れ、磁気ヘッドと磁気テープが離脱する時に発生する磁
気テープの振動により、部分的な画面曲がりや色相の変
化が発生することを低減することが回転ヘッド装置にと
って性能を左右する重要な項目である。
【０００３】以下、従来の回転ヘッド装置に用いられて
いる固定ドラムについて図４を参照しながら説明する。
いる固定ドラムについて図４を参照しながら説明する。
【０００４】図４（ａ）は従来の回転ヘッド装置であ
る。図４（ｂ）に示すように磁気ヘッド２と磁気テープ
３の離脱部近傍の固定ドラム１に凸部４を有することに
より、磁気テープ３が凸部４に沿って走行することによ
り磁気ヘッド２と磁気テープ３が離脱するときの衝撃を
緩和することになり磁気テープ振動を低減することが可
能な構成になっている。
る。図４（ｂ）に示すように磁気ヘッド２と磁気テープ
３の離脱部近傍の固定ドラム１に凸部４を有することに
より、磁気テープ３が凸部４に沿って走行することによ
り磁気ヘッド２と磁気テープ３が離脱するときの衝撃を
緩和することになり磁気テープ振動を低減することが可
能な構成になっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の回転
ヘッド装置では、磁気ヘッドと磁気テープが離脱すると
きに発生する磁気テープの振動を低減するためには、離
脱部近傍より前方位相に凸部を配し、凸部と磁気テープ
の接触長が長くなることにより、磁気ヘッドと磁気テー
プが離脱するときに発生する磁気テープ振動を低減する
ことが可能となるが、副作用としてオーバーラップ量
（エンベロープ信号のクロス部分）が減少する問題を有
していた。
ヘッド装置では、磁気ヘッドと磁気テープが離脱すると
きに発生する磁気テープの振動を低減するためには、離
脱部近傍より前方位相に凸部を配し、凸部と磁気テープ
の接触長が長くなることにより、磁気ヘッドと磁気テー
プが離脱するときに発生する磁気テープ振動を低減する
ことが可能となるが、副作用としてオーバーラップ量
（エンベロープ信号のクロス部分）が減少する問題を有
していた。
【０００６】本発明は上記問題を解決するもので、磁気
ヘッドと磁気テープが離脱するときに発生する磁気テー
プ振動を低減させ、オーバーラップ量変化の少ない回転
ヘッド装置を提供することを目的としている。
ヘッドと磁気テープが離脱するときに発生する磁気テー
プ振動を低減させ、オーバーラップ量変化の少ない回転
ヘッド装置を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、磁気ヘッドと磁気テープの離脱部近傍の固
定ドラムに、凸部と凹部を形成し、凹部は凸部より前方
位相に配してなるものである。
するために、磁気ヘッドと磁気テープの離脱部近傍の固
定ドラムに、凸部と凹部を形成し、凹部は凸部より前方
位相に配してなるものである。
【０００８】
【作用】本発明は上記した磁気ヘッドと磁気テープの離
脱部近傍の固定ドラムに、凸部と凹部を形成し、凹部は
凸部の前方位相に配することにより、磁気テープが凹部
に沿う形で変形することにより、凸部を前方に配したの
と同様の効果となり、固定ドラムと磁気テープの接触長
が長くなることにより、磁気ヘッドと磁気テープが離脱
するときに発生する磁気テープ振動を低減することが可
能になる。又、オーバーラップ量も凹部により磁気テー
プが沿う形で変形することにより、変化の少ない回転ヘ
ッド装置となる。
脱部近傍の固定ドラムに、凸部と凹部を形成し、凹部は
凸部の前方位相に配することにより、磁気テープが凹部
に沿う形で変形することにより、凸部を前方に配したの
と同様の効果となり、固定ドラムと磁気テープの接触長
が長くなることにより、磁気ヘッドと磁気テープが離脱
するときに発生する磁気テープ振動を低減することが可
能になる。又、オーバーラップ量も凹部により磁気テー
プが沿う形で変形することにより、変化の少ない回転ヘ
ッド装置となる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の回転ヘッド装置について第１
の実施例について、図１と図２を参照しながら説明す
る。なお、従来例で説明したものと同一構成部材には同
一番号を用いる。
の実施例について、図１と図２を参照しながら説明す
る。なお、従来例で説明したものと同一構成部材には同
一番号を用いる。
【００１０】図１は本発明の実施例における固定ドラム
の正面図である。図２は本発明の実施例における固定ド
ラム離脱部近傍の平面図である。
の正面図である。図２は本発明の実施例における固定ド
ラム離脱部近傍の平面図である。
【００１１】図２に示すように、磁気ヘッド２と磁気テ
ープ３の離脱部近傍の固定ドラム１に凸部４と凹部５を
形成し、凹部５は凸部４より前方位相に配することによ
り、磁気テープ３が凹部５に沿う形で変形することによ
り、凸部４を前方に配したのと同様の効果となり、固定
ドラム１と磁気テープ３の接触長が長くなることによ
り、磁気ヘッド２が磁気テープ３が離脱するときに発生
する磁気テープ３の振動を低減することが可能となりオ
ーバーラップ量の変化も少なくすることができる。ま
た、凹部５の形状は凸部４の立ち上げ部に沿って三角溝
形状に加工することにより形成されるものである。
ープ３の離脱部近傍の固定ドラム１に凸部４と凹部５を
形成し、凹部５は凸部４より前方位相に配することによ
り、磁気テープ３が凹部５に沿う形で変形することによ
り、凸部４を前方に配したのと同様の効果となり、固定
ドラム１と磁気テープ３の接触長が長くなることによ
り、磁気ヘッド２が磁気テープ３が離脱するときに発生
する磁気テープ３の振動を低減することが可能となりオ
ーバーラップ量の変化も少なくすることができる。ま
た、凹部５の形状は凸部４の立ち上げ部に沿って三角溝
形状に加工することにより形成されるものである。
【００１２】本発明の回転ヘッド装置について第２・第
３の実施例について図３を参照しながら説明する。
３の実施例について図３を参照しながら説明する。
【００１３】図３は本発明の実施例における固定ドラム
の正面図である。図に示すように、固定ドラム１に凸部
４と凹部５より形成され、凹部５は凸部４の前方位相に
配し、凹部５の形状を四角溝形状あるいはＲ溝形状に加
工することにより、第１の実施例と同様の効果を得るこ
とができる構成にしている。
の正面図である。図に示すように、固定ドラム１に凸部
４と凹部５より形成され、凹部５は凸部４の前方位相に
配し、凹部５の形状を四角溝形状あるいはＲ溝形状に加
工することにより、第１の実施例と同様の効果を得るこ
とができる構成にしている。
【００１４】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によれば磁気ヘッドと磁気テープが離脱する
ときに発生する磁気テープの振動を、離脱部近傍の固定
ドラムに凸部と凹部を形成し、凹部は凸部より前方位相
に配することにより、磁気テープが凹部に沿う形で変形
することにより、凸部を前方に配したのと同様の効果と
なり、固定ドラムと磁気テープの接触長が長くなること
により、磁気テープの振動を低減することが可能とな
る。また、オーバーラップ量が減少するという副作用も
少ない部分的な画面曲がりや色相の変化を、より効果的
に低減することが可能な回転ヘッド装置を提供するもの
である。
に、本発明によれば磁気ヘッドと磁気テープが離脱する
ときに発生する磁気テープの振動を、離脱部近傍の固定
ドラムに凸部と凹部を形成し、凹部は凸部より前方位相
に配することにより、磁気テープが凹部に沿う形で変形
することにより、凸部を前方に配したのと同様の効果と
なり、固定ドラムと磁気テープの接触長が長くなること
により、磁気テープの振動を低減することが可能とな
る。また、オーバーラップ量が減少するという副作用も
少ない部分的な画面曲がりや色相の変化を、より効果的
に低減することが可能な回転ヘッド装置を提供するもの
である。
【図１】（ａ）本発明の第１の実施例の固定ドラムの正
面図 （ｂ）同図Ａ部の拡大図
面図 （ｂ）同図Ａ部の拡大図
【図２】本発明の第１の実施例の固定ドラム離脱部近傍
の平面図
の平面図
【図３】（ａ）本発明の第２・第３の実施例の固定ドラ
ムの凹部仕様Ａの正面図 （ｂ）同図凹部仕様Ｂの正面図
ムの凹部仕様Ａの正面図 （ｂ）同図凹部仕様Ｂの正面図
【図４】（ａ）従来の回転ヘッド装置の斜視図 （ｂ）同ドラム離脱部近傍凸部拡大図
１ 固定ドラム ２ 磁気ヘッド ３ 磁気テープ ４ 凸部 ５ 凹部
Claims (1)
- 【請求項１】磁気ヘッドを取り付けた回転ドラムと、案
内面に沿って磁気テープが巻回され摺接する固定ドラム
とを備え、前記磁気ヘッドと前記磁気テープの離脱部近
傍の前記固定ドラムに、凸部と凹部を形成し、前記凹部
は前記凸部より前方位相に配してなる回転ヘッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4176573A JPH0620350A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 回転ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4176573A JPH0620350A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 回転ヘッド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0620350A true JPH0620350A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=16015928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4176573A Pending JPH0620350A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 回転ヘッド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620350A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5999381A (en) * | 1997-03-08 | 1999-12-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Head drum assembly with vibration absorbing element |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP4176573A patent/JPH0620350A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5999381A (en) * | 1997-03-08 | 1999-12-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Head drum assembly with vibration absorbing element |
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