JPH062025U - ファンモータの取付構造 - Google Patents

ファンモータの取付構造

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Publication number
JPH062025U
JPH062025U JP038080U JP3808092U JPH062025U JP H062025 U JPH062025 U JP H062025U JP 038080 U JP038080 U JP 038080U JP 3808092 U JP3808092 U JP 3808092U JP H062025 U JPH062025 U JP H062025U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan motor
partition plate
vibration
mounting
mounting structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP038080U
Other languages
English (en)
Inventor
弘文 加藤
Original Assignee
株式会社富士通ゼネラル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社富士通ゼネラル filed Critical 株式会社富士通ゼネラル
Priority to JP038080U priority Critical patent/JPH062025U/ja
Publication of JPH062025U publication Critical patent/JPH062025U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機のファンモータの取付構造に関
し、仕切板がファンモータの振動に共振して、うなり音
を発生することを防止する緩衝体およびその取付構造を
提供することを目的とする。 【構成】 仕切板にファンモータを防振ゴムを介して平
座金と固定用ナットにより所定の隙間を設けて取付け、
仕切板より離れたファンモータの一端を緩衝体を介して
底板に立設した支持台により支え、ファンモータの振動
を緩衝体と支持台を通して底板に逃がし、ファンモータ
の振動が仕切板に伝わらないようにしたことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空気調和機のファンモータの取付構造に関し、詳しくはファンモー タの防振構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファンモータ1の取付構造は、図4に要部断面を示すように、底板2に 立設された仕切板3に水平に複数の取付ボルト4を溶接により固定し、ファンモ ータ1の取付脚5の取付孔6に円筒状の防振ゴム7を嵌入し、防振ゴム7を介し て取付ボルト4に挿通し、先端から平座金8と固定用ナット9により固定する方 法が取られている。 この場合、ファンモータ1の重心の位置は、仕切板3より離れた回転軸先端側 にあり、ファンモータ1の自重により取付脚5の防振ゴム7は下方に位置するも のが、上方に位置するものより常時圧縮された状態にあり、取付脚5と仕切板3 の間隔が狭まり、運転時にファンモータ1の振動が平座金8と固定用ナット9を 通じて取付ボルト4に達し仕切板3を振動させ、うなり音を発する場合が生じて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来の問題点に鑑みなされたもので、ファンモータの振動が仕 切板に伝わらないように、ファンモータの振動を吸収する緩衝体取付構造を提供 することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、ファンモータの取付脚と平座金および固定用ナッ トの間に隙間を設ける一方、上記仕切板から離れたファンモータの一端を、底板 から立設した支持台に緩衝体を介して支持するようにした。
【0005】
【作用】
上記の構成によれば、ファンモータ取付時に取付ボルトに固定用ナット9を一 杯に締め込むことなく、取付脚と平座金および固定用ナットの間に隙間を設け、 ファンモータの振動が取付ボルトを通じて仕切板に直接伝わらないようにし、仕 切板から離れたファンモータの一端を緩衝体を介して底板から立設した支持台に より支持することによりファンモータの振動を緩衝体と支持台を通して底板に逃 がすことにより、ファンモータの振動による仕切板のうなり音を防止することが できる。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。 図1は本考案によるファンモータ1の取付状態を示す一部省略斜視図、図2は 同要部断面側面図で、空気調和機の底板2に垂直に仕切板3が取付けられ、仕切 板3にはファンモータ1のシャフトを挿通する孔とその周辺所定の位置に複数の 取付ボルト4が溶接により固定されている。 ファンモータ1の取付脚5に設けた取付孔6に防振ゴム7を嵌入し、仕切板3 の取付ボルト4に挿入し、平座金8と固定用ナット9によりファンモータ1を仕 切板3に取付けるようにしている。 この時、取付ボルト4に固定側から所定の長さのネジ径より太い段付部を形成 し、固定用ナット9を段付部に突き当て固定するようにして、固定用ナット9お よび平座金8と防振ゴム7の間に隙間tを設けるようにしている。 さらに、底板2のほぼ中央に、溶接により固定されたU字状の支持台10が設け られ、ファンモータ1の仕切板3から離れた一端を支持台10に取付けられた防振 ゴムからなる緩衝体11により支え、ファンモータ1の振動を直接底板2に伝え吸 収するようにしている。
【0007】 図3は本考案の緩衝体11と支持台10の斜視図で、支持台10の上面には緩衝体11 を挿入する孔と同孔の一側を切欠き、切欠き12から緩衝体11の底部に設けた結合 用突起13を緩衝体11との間の溝を通してスライドさせながら挿入することにより 固定するようにしている。 従来製品輸送時に落下衝撃によるファンおよびファンモータ1の損傷を防止す るために、仕切板3から離れたファンモータ1の先端部に見合う底板2の位置に 梱包緩衝材の固定台14を設け、固定台14に梱包緩衝材を固定し落下衝撃によりフ ァンモータ1の先端が図4に示す矢印方向に瞬間的に傾き、そのためプロペラフ ァンが底板2に当たり折損したり、または取付ボルト4の曲がり等の発生を防止 するようにしている。 この固定台14を支持台10の代わりに用い、梱包緩衝材の代わりに図3に示す緩 衝体11を取付けるようにすることにより、新たに支持台10を設ける必要なく対応 することができる。
【0008】
【考案の効果】
以上のように本考案においては、ファンモータの取付を固定用ナットおよび平 座金と防振ゴムの間に隙間を残して固定し、仕切板から離れたファンモータの一 端を緩衝体を介して底板に立設した支持台により支持することにより、ファンモ ータの振動を直接底板に逃がし、仕切板に伝わらないようにすることにより、仕 切板のうなり音を防止することができる。 また、製品輸送時の落下衝撃によるファンおよびファンモータ1の損傷を防止 するための梱包緩衝材の固定台を利用し、支持台として緩衝体を介してファンモ ータ1の仕切板から離れた一端を支持することにより、新たに支持台10を設ける ことなく対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のファンモータの取付状態を示す一部省
略斜視図である。
【図2】同要部断面側面図である。
【図3】本考案の緩衝体と支持台の斜視図である。
【図4】従来のファンモータの取付状態を示す要部断面
側面図である。
【符号の説明】
1 ファンモータ 2 底板 3 仕切板 4 取付ボルト 5 取付脚 6 取付孔 7 防振ゴム 8 平座金 9 固定用ナット 10 支持台 11 緩衝体 12 切欠き 13 結合用突起 14 固定台

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板に仕切板を立設し、該仕切板に複数
    の取付ボルトを立設する一方、ファンモータに設けた複
    数の取付脚の取付孔に防振ゴムを嵌入し、前記取付ボル
    トに防振ゴムを介して平座金および固定用ナットにより
    固定してなるファンモータの取付構造において、上記フ
    ァンモータの取付脚と平座金および固定用ナットの間に
    隙間を設ける一方、上記仕切板から離れたファンモータ
    の一端を、底板から立設した支持台に緩衝体を介して支
    持するようにしてなることを特徴とするファンモータの
    取付構造。
  2. 【請求項2】 上記支持台の上面中央に緩衝体を挿入す
    る孔と同孔の一側を切欠き、緩衝体底部に設けた結合用
    突起を上記切欠きを通して嵌入し固定するようにしてな
    ることを特徴とする請求項1記載のファンモータの取付
    構造。
JP038080U 1992-06-05 1992-06-05 ファンモータの取付構造 Pending JPH062025U (ja)

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JPH062025U true JPH062025U (ja) 1994-01-14

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ID=12515511

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010121871A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP2011080674A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却機構を備えた装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010121871A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Daikin Ind Ltd 空気調和機
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