JPH0620139Y2 - 指示計器 - Google Patents
指示計器Info
- Publication number
- JPH0620139Y2 JPH0620139Y2 JP1986195170U JP19517086U JPH0620139Y2 JP H0620139 Y2 JPH0620139 Y2 JP H0620139Y2 JP 1986195170 U JP1986195170 U JP 1986195170U JP 19517086 U JP19517086 U JP 19517086U JP H0620139 Y2 JPH0620139 Y2 JP H0620139Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- instrument
- case
- rubber tube
- magnetic shield
- coil type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、交差コイル式計器等の指示計器に係り、詳し
くは外部磁気の影響を排除する磁気シールド構造に関す
るものである。
くは外部磁気の影響を排除する磁気シールド構造に関す
るものである。
従来の交差コイル式計器としては、例えば第３図に示す
ようなものがある。即ちこの交差コイル式計器は、２極
着磁された可動マグネット１と、この可動マグネット１
の中心に貫通し、その可動マグネット１と一体に取付け
られている指針軸２と、この指針軸２の先端に取付けら
ている指針３と、上記可動マグネット１及び指針軸２を
回転可能に保持しているプラスチック等の非磁性材から
なる上下のハウジング４及び５と、この上下のハウジン
グ４及び５の周囲で互いに交差するようにして巻回せし
めた一対の交差コイル６及び７と、このコイル６及び７
の外側を保護するように位置されかつねじ９によって下
側ハウジング５の支柱部に固定されている磁性体からな
るカップ状の磁気シールドケース８と、上側ハウジング
４の支柱部から一体に伸びる指示アーム１０にねじ１１
によって固定されている文字板１２からなり、この磁気
シールドケース８の作用によって、外部磁気が可動マグ
ネットに作用しないように構成されている。
ようなものがある。即ちこの交差コイル式計器は、２極
着磁された可動マグネット１と、この可動マグネット１
の中心に貫通し、その可動マグネット１と一体に取付け
られている指針軸２と、この指針軸２の先端に取付けら
ている指針３と、上記可動マグネット１及び指針軸２を
回転可能に保持しているプラスチック等の非磁性材から
なる上下のハウジング４及び５と、この上下のハウジン
グ４及び５の周囲で互いに交差するようにして巻回せし
めた一対の交差コイル６及び７と、このコイル６及び７
の外側を保護するように位置されかつねじ９によって下
側ハウジング５の支柱部に固定されている磁性体からな
るカップ状の磁気シールドケース８と、上側ハウジング
４の支柱部から一体に伸びる指示アーム１０にねじ１１
によって固定されている文字板１２からなり、この磁気
シールドケース８の作用によって、外部磁気が可動マグ
ネットに作用しないように構成されている。
ところで、このような交差コイル式計器において、磁気
シールドケース８は鉄やパーマロイ等を使用し、しかも
板材から打抜き、絞り加工によりカップ状に形成してい
たため、コストが高くなる他、外部から衝撃を受けると
歪が生じ易くなるという問題点があった。
シールドケース８は鉄やパーマロイ等を使用し、しかも
板材から打抜き、絞り加工によりカップ状に形成してい
たため、コストが高くなる他、外部から衝撃を受けると
歪が生じ易くなるという問題点があった。
本考案は、このような従来の問題点を解決するためにな
されたもので、外部衝撃等による磁気シールドの歪がな
く、また簡単な構造でしかも低コスト化を図れる磁気シ
ールド構造を有する指示計器を提供することを目的とす
るものである。
されたもので、外部衝撃等による磁気シールドの歪がな
く、また簡単な構造でしかも低コスト化を図れる磁気シ
ールド構造を有する指示計器を提供することを目的とす
るものである。
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第１図は本考案を交差コイル式計器に適用した一実施例
を示す分解斜視図、第２図は組立てた状態を示す交差コ
イル式計器の斜視図である。
を示す分解斜視図、第２図は組立てた状態を示す交差コ
イル式計器の斜視図である。
２０は円筒状に形成された樹脂性のケースで、計器基体
２１に取付けられる。このケース２０内には、角マグネ
ット１，指針軸２，ハウジング４，５、一対の交差コイ
ル６，７等からなる交差コイル式計器の計器本体２２が
収入される。
２１に取付けられる。このケース２０内には、角マグネ
ット１，指針軸２，ハウジング４，５、一対の交差コイ
ル６，７等からなる交差コイル式計器の計器本体２２が
収入される。
一方、ケース２０の外周面には、熱収縮性のゴムに磁性
体，例えば粉末状の磁性体が混入して円筒状に形成した
ゴム筒２３が外装されていて、該ケース２０にゴム筒２
３を嵌装後、加熱することによりゴム筒２３をケース２
０に密着させている。
体，例えば粉末状の磁性体が混入して円筒状に形成した
ゴム筒２３が外装されていて、該ケース２０にゴム筒２
３を嵌装後、加熱することによりゴム筒２３をケース２
０に密着させている。
すなわち、ケース２０に外装されるゴム筒２３は磁性体
が混入されているので、外部磁気をシールドすることが
でき、またゴム筒２３自体に弾性があるため、外部から
の衝撃を吸収でき、衝撃が取り除かれると元の形状に復
元するので計器本体２２の指示性に影響を及ぼすことが
ない。
が混入されているので、外部磁気をシールドすることが
でき、またゴム筒２３自体に弾性があるため、外部から
の衝撃を吸収でき、衝撃が取り除かれると元の形状に復
元するので計器本体２２の指示性に影響を及ぼすことが
ない。
また、ケース２０は樹脂製でしかもモールド成形により
成形できるので、製作コストを低減させることが可能と
なる。
成形できるので、製作コストを低減させることが可能と
なる。
以上説明してきたように本考案は、コイル，永久磁石を
備えてなる指示計器本体２２を樹脂製ケース２０内に収
納すると共に、該樹脂性ケースの外周面に磁性材が混入
された管状の熱収縮性ゴム筒２３を装着したことを特徴
とする指示計器である。
備えてなる指示計器本体２２を樹脂製ケース２０内に収
納すると共に、該樹脂性ケースの外周面に磁性材が混入
された管状の熱収縮性ゴム筒２３を装着したことを特徴
とする指示計器である。
したがって、本考案によれば、樹脂製ケース２０の外周
面に熱収縮性ゴム筒２３を装着して磁気シールドを行う
ようにしたものであるから、廉価な材料を使用した簡単
な磁気シールド構造を得ること及びその熱収縮性ゴム筒
の取付作業性の向上が期待でき、また外部衝撃等が加え
られても磁気シールドに歪等が発生することがないとい
った効果が得られる。
面に熱収縮性ゴム筒２３を装着して磁気シールドを行う
ようにしたものであるから、廉価な材料を使用した簡単
な磁気シールド構造を得ること及びその熱収縮性ゴム筒
の取付作業性の向上が期待でき、また外部衝撃等が加え
られても磁気シールドに歪等が発生することがないとい
った効果が得られる。
第１図は本考案による指示計器の一実施例を示す分解斜
視図、第２図はその組立状態を示す斜視図、第３図は従
来の交差コイル式計器の断面図を示している。 ２０…ケース、２１…計器基板 ２２…計器本体、２３…ゴム筒
視図、第２図はその組立状態を示す斜視図、第３図は従
来の交差コイル式計器の断面図を示している。 ２０…ケース、２１…計器基板 ２２…計器本体、２３…ゴム筒
Claims (1)
- 【請求項１】コイル、永久磁石を備えてなる指示計器本
体(22)を樹脂製ケース(20)内に収納すると共に、該樹脂
性ケースの外周面に、磁性材が混入された熱収縮性ゴム
筒(23)を装着したことを特徴とする指示計器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986195170U JPH0620139Y2 (ja) | 1986-12-18 | 1986-12-18 | 指示計器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986195170U JPH0620139Y2 (ja) | 1986-12-18 | 1986-12-18 | 指示計器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6399276U JPS6399276U (ja) | 1988-06-27 |
| JPH0620139Y2 true JPH0620139Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=31152815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986195170U Expired - Lifetime JPH0620139Y2 (ja) | 1986-12-18 | 1986-12-18 | 指示計器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620139Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6080354U (ja) * | 1983-11-01 | 1985-06-04 | カルソニックカンセイ株式会社 | 交差コイル式計器 |
-
1986
- 1986-12-18 JP JP1986195170U patent/JPH0620139Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6399276U (ja) | 1988-06-27 |
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