JPH06201296A - 推進薬を内包しかつ無反動型兵器の管内に設置されるためのケーシング - Google Patents

推進薬を内包しかつ無反動型兵器の管内に設置されるためのケーシング

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JPH06201296A
JPH06201296A JP5263600A JP26360093A JPH06201296A JP H06201296 A JPH06201296 A JP H06201296A JP 5263600 A JP5263600 A JP 5263600A JP 26360093 A JP26360093 A JP 26360093A JP H06201296 A JPH06201296 A JP H06201296A
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casing
propellant
enclosure
weapon
tube
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JP5263600A
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Marc Reuche
ルシュ マルク
Bruno Lang
ラン ブルーノ
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RIYUSHIEELE DEFUANSU SA
Luchaire Defense SA
Original Assignee
RIYUSHIEELE DEFUANSU SA
Luchaire Defense SA
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41AFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
    • F41A1/00Missile propulsion characterised by the use of explosive or combustible propellant charges
    • F41A1/08Recoilless guns, i.e. guns having propulsion means producing no recoil
    • F41A1/10Recoilless guns, i.e. guns having propulsion means producing no recoil a counter projectile being used to balance recoil

Abstract

(57)【要約】 【目的】 推進薬を内包しかつ無反動型兵器の管内に設
置されるためのケーシングにおいて、構造を単純化する
と共に、追加のシールを付加せずに気密性を確保する。 【構成】 ケーシング3は推進薬を内包し、かつ無反動
型兵器1の管2内に設置される。ケーシング3は、管2
内に摺動可能に嵌合する円筒状の囲繞体7を具備し、囲
繞体7は二つの側壁8,9によって画定される。囲繞体
7は一体的に形成され、かつ少くとも一つの環状の破断
開始部10を有する。推進薬によって発生されたガスの
圧力の作用下で破断開始部10が破壊した後にケーシン
グ3は、互いに関して自由に並進移動する少くとも二つ
の要素に分割され、各要素は気密性を確保する囲繞体部
分7a,7bを担持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、推進薬(propellent ch
arge) を内包しかつ無反動型兵器の管内に設置されるた
めのケーシングに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】より
一般的にはカートリッジと称されるこれらのケーシング
は、推進薬の保持および初期の閉じ込めを確保するとい
う機能を有する。一般的に云って、これらのケーシング
は、管の内径に適合された二つの送弾筒(sabot)
を具備し、これら二つの送弾筒はロッドにより連結さ
れ、良好に定められた圧力値においてこのロッドの破壊
が生じる。
【0003】次いで、これら二つの送弾筒は互いに反対
方向に押し出される。即ち、一方の送弾筒は発射体を駆
動し、他方の送弾筒はカウンターウェイトを駆動する。
仏国特許FR2,576,682号にこのようなケーシ
ングが記載されている。
【0004】このような形態において、送弾筒と管との
間におけるガスの漏洩がしばしば発生する。斯くして追
加のシールを設けることが必要不可欠である。このこと
は、ケーシングをより複雑かつ高価にすると共に、ケー
シングの組立てをより困難にしている。
【0005】PCT特許出願WO92/06344号に
は、二つのほぼ同一の半割りケーシングからなる推進薬
ケーシングが記載されており、これら二つの半割りケー
シングは、ガスの圧力によって破壊されることができる
連結手段によって組み立てられている。このようなケー
シングもまた、不利点を有する。
【0006】一方では、連結手段としても作用する提案
された破壊手段(例えば、接着による二つの半割りケー
シングの固定)の機械的強度の再現性を制御することが
困難である。更に、このケーシングの組立ての実施は複
雑なものである。
【0007】本発明の目的は、上述の不利点を克服する
ことができるケーシングを提供することにある。斯くし
て本発明によるケーシングは、単純な構造を有し、かつ
それにも拘らず追加のシールを付加することなしに気密
性を確保する。
【0008】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の主題
は、推進薬を内包しかつ無反動型兵器の管内に設置され
るためのケーシングであって、兵器の管内に摺動可能に
嵌合するようになっている円筒状の囲繞体(envel
ope)を具備し、この囲繞体が二つの側壁によって画
定される、推進薬を内包しかつ無反動型兵器の管内に設
置されるためのケーシングにおいて、円筒状の囲繞体が
一体的に形成され、かつ囲繞体が少くとも一つの環状の
破断開始部を有し、推進薬によって発生されたガスの圧
力の作用下で破断開始部が破壊した後にケーシングは、
互いに関して自由に並進移動する少くとも二つの要素に
分割され、各要素が、気密性を確保する囲繞体部分を担
持するようにしたことを特徴とする、推進薬を内包しか
つ無反動型兵器の管内に設置されるためのケーシングに
ある。
【0009】このような配置構成の一つの利点は、ケー
シングの破壊特性を制御することが可能になる点にあ
り、このときケーシングの破壊特性は、もはやケーシン
グの幾何形状やケーシングの材料の選択に依存しない。
【0010】従って、本発明によって提供されるケーシ
ングの破壊特性は、(PCT特許出願WO92/063
44号において提案されている接着のような)二つの半
割りケーシングの組立ての品質によって影響を受けにく
い。なお、この従来の組体の強度は時間の経過と共に、
また軍需品貯蔵ストレスによって変化するという更なる
危険性がある。
【0011】このような配置構成のもう一つの利点は、
ケーシングの囲繞体が二つの部分に分離する前に、囲繞
体がガスの圧力によって管の内側表面上に圧接されると
いう点にある。このようにして得られる気密性の程度は
非常に良好である。
【0012】本発明の好ましい実施態様によれば、円筒
状の囲繞体は二つの破断開始部を有し、各破断開始部は
夫々異なる側壁の近傍に配置される。
【0013】この特定の実施態様は、ケーシングが大き
い長さを有する場合においてさえも、ガスの圧力に対す
るケーシングの破壊特性を制御することを可能にする。
実際に、各破断開始部が夫々異なる側壁の近傍に配置さ
れているので、破断開始部と側壁間に位置する囲繞体部
分の長さを比較的短くすることができ、これにより兵器
の管に対する囲繞体の摩擦力を低減させることができ
る。
【0014】これらの破断開始部が囲繞体上にほぼ等し
い長さの前方部分と後方部分とを画定するように破断開
始部の位置が選定されることが有利である。
【0015】本発明のもう一つの重要な特徴によれば、
少くとも一つの側壁は、連結手段によって囲繞体と一体
化せしめられたカバーからなる。
【0016】この特徴は、ガスの圧力に耐えると共に発
射体またはカウンターウェイトにスラスト力を伝達しな
ければならない側壁の剛固さを増大させることを容易に
可能にする。
【0017】このことはまた、ケーシングの容易な組立
て及び装填を可能にする。斯くして、側壁が設けられた
囲繞体は点火薬部および推進薬を受容することができ、
次いでカバーが、ケーシングを閉鎖するように所定の位
置に置かれる。
【0018】特定の実施態様によれば、カバーは周囲溝
を有し、囲繞体の内側リムがこの周囲溝内に嵌合され、
このリムと溝とが囲繞体とカバーとを一体的に結合す
る。
【0019】変形実施態様によれば、側壁は囲繞体と一
体的に形成される。この側壁は、カウンターウェイトの
近傍に位置するようになっている側壁であることが好ま
しい。このような配置構成はケーシングの組立てを更に
しやすくする。
【0020】変形実施態様によれば、カバーは発射体の
後方部分によって形成される。特定の実施態様によれ
ば、破断開始部は、円筒状の囲繞体を薄くすることによ
って形成されることができる。
【0021】変形実施態様によれば、ケーシングは、推
進薬を楔止め(wedge)するようになっている圧縮
可能な発泡体で形成されたカップを具備する。好ましく
は、囲繞体は、高い伸長係数(coefficient of elongati
on) と低い摩擦係数とを有する可撓性プラスチックから
形成される。
【0022】有利には、推進薬は、ケーシングの内側で
かつケーシングの軸線の高さ位置(level)に配置
された点火薬部(igniter)によって起爆せしめ
られ、この点火薬部は側壁内に形成された少くとも一つ
のハウジング内に支持される。
【0023】この配置構成はケーシングの組立てを更に
しやすくする。また、この配置構成は、ケーシングの軸
線内に配置されたオリフィス、好ましくはカバー上に配
置されたオリフィスを通して点火薬部のワイヤが外に出
ることを可能にする。
【0024】別の実施態様によれば、推進薬を内包しか
つ無反動型兵器の管内に設置されるためのケーシングで
あって、二つの半割りケーシングからなり、各半割りケ
ーシングは、兵器の管内に摺動可能に嵌合するようにな
っている円筒状の囲繞体を具備し、これらの各囲繞体は
側壁を担持する、推進薬を内包しかつ無反動型兵器の管
内に設置されるためのケーシングにおいて、各囲繞体が
環状の破断開始部を担持し、推進薬によって発生された
ガスの圧力の作用で破断開始部が破壊した後にケーシン
グは、互いに関して自由に並進移動する少くとも二つの
要素に分割され、各要素が、気密性を確保する囲繞体部
分を担持するようにしたことを特徴とする、推進薬を内
包しかつ無反動型兵器の管内に設置されるためのケーシ
ングが提供される。この特定の実施態様は、非常に軽量
のケーシングを得ることを可能にする。
【0025】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の特定
の実施例について詳細に説明する。図1を参照すると、
無反動型兵器1の中央部分が概略的に片側断面図で示さ
れている。この兵器1は、軸線22を有する円筒状の管
2を具備する。この管2は、例えばフィラメント巻きに
よって形成される。管2の内側には、発射体4と、推進
薬(propellent charge)を内包するケーシング3と、カ
ウンターウェイト6とが配置される。
【0026】これらすべての構成要素は、全体的に云っ
て、軸線22の回りに回転対称形をなす。カウンターウ
ェイト6は、例えば、管を離れるときに互いに分離する
ようになっているプラスチック製フィラメントの束から
なる。
【0027】発射体4は、その後部部分上に安定化尾翼
5を担持する。これらの安定化尾翼5は管2の内側に折
り畳まれている。発射体4が管2を離れたときに、安定
化尾翼5が広げられる。ケーシング3は、管2内に摺動
可能に嵌合された円筒状の囲繞体(envelope)
7を具備する。この囲繞体7は二つの側壁によって閉鎖
される。
【0028】第1の側壁は囲繞体7と一体的に形成され
ている。以下、この第1側壁を底部壁9と称する。第2
の側壁はカバー8からなる。囲繞体7および底部9は、
高い伸長係数(coefficient of elongation) (800%
から900%のオーダ)および低摩擦係数(例えば、鋼
上での乾燥静摩擦係数が0.15から0.25の間の
値)を有する可撓性プラスチックから形成される。例え
ば、囲繞体7をポリエチレンから形成することが可能で
ある。
【0029】カバー8はアルミニウム合金から形成され
る。しかしながら、カバー8はプラスチックから形成さ
れることもできる。カバー8を金属で形成することは、
単純な幾何形状(円筒形状)によってカバー8の良好な
機械的強度が確保されることを可能にする。機械的強度
は、ガスの漏洩を伴わずに発射体4が放出されることを
可能にするために必要不可欠である。
【0030】囲繞体7は、その開口部の高さ位置(le
vel)に形成された内側リム17を具備する。このリ
ム17は、カバー8の周囲溝18内に嵌合するようにな
っている。ケーシング3は、公知のタイプの推進薬、例
えば一つの原料を基剤とした(single−base
d)又は二つの原料を基剤とした(double−ba
sed)フレーク状の火薬を受容するようになっている
内部容積部11を画定する。
【0031】公知のタイプの黒色火薬製点火薬部12
が、兵器1の軸線でありかつケーシング3の軸線でもあ
る軸線22の高さ位置において容積部11内に配置され
る。この黒色火薬製点火薬部12は、カバー8上に形成
された第1のハウジング14内に嵌合されると共に、ケ
ーシング3の底部9の円筒状延長部16上に形成された
第2のハウジング15内に支持される。
【0032】点火薬部12は、兵器1と一体的な点火装
置(図示しない)にワイヤ(図示しない)によって接続
される。これらのワイヤは、カバー8内に形成されたオ
リフィス13を通ってケーシング3から外に現われる。
金属製カバー8は、点火薬部12が剛固に固定されるこ
とを可能にする。これにより、振動に対する点火薬部1
2の良好な耐性が確保される。
【0033】囲繞体7は、その中央部分内に環状の破断
開始部10を有し、この破断開始部10の輪郭は三角形
をなす。この破断開始部10は円筒状の囲繞体7上に二
つの部分、即ちカバー8に隣接する前方部分7aと、底
部9に隣接する後方部分7bとを画定する。囲繞体7上
へのカバー8の嵌合取り付けは、囲繞体7の弾性変形に
よって実施される。
【0034】推進薬および点火薬部12が囲繞体7の内
部に予め配置され、この囲繞体7の開口部の高さ位置に
カバー8が位置せしめられる。次いで、カバー8は囲繞
体7に対して強力に圧接される。囲繞体7の弾性により
リム17が溝18内に確実に配置され、その後カバー8
と囲繞体7とが分離することが防止される。
【0035】本発明によるケーシング3の機能は以下の
通りである。点火薬部12が発火されると、この発火さ
れた点火薬部12が推進薬を起爆させ、この起爆された
推進薬が内部容積部11内に充満する。ケーシング3内
の圧力が増大し、これは、管2の内側表面に対して囲繞
体7を強力に圧接させる作用を有する。
【0036】カバー8上および底部壁9上にも圧力が及
ぼされ、これは、囲繞体7内に引張応力を発生させる作
用を有する。この引張応力がケーシング3の破壊点に達
したときに、囲繞体7は破断開始部10において二つの
部分に分割される。
【0037】図2に、この分離時点における兵器1を示
す。点火薬部12はもはや示されておらず、点火薬部1
2の構成要素は圧力によって既に破壊されている。
【0038】ガスの圧力は、囲繞体7の前方部分7aを
担持するカバー8を介して発射体4をX方向に押す。ガ
スの圧力はまた、囲繞体7の後方部分7bと一体的な底
部壁9を介してカウンターウェイト6をY方向に押す。
【0039】ガスの圧力は囲繞体7の前方部分7aおよ
び後方部分7b上に放射状に(半径方向に)及ぼされ
る。従って、このガスの圧力によって、前方部分7aお
よび後方部分7bが管2の内側表面上に強力に圧接され
る。
【0040】斯くして、ケーシング3が分離された後、
囲繞体7の各部分は推進ガスに対する気密性を確保し、
推進ガスが発射体4に向けて又はカウンターウェイト6
に向けて進行することが防止される。
【0041】破断開始部10の三角形をなす輪郭のため
に、前方部分7aおよび後方部分7bは、夫々参照符号
19aおよび19bによって表わされる唇状部を有す
る。ガスの圧力が唇状部19aおよび19b上に及ぼさ
れ、これにより、得られる気密性が更に改善される。
【0042】従来技術のケーシングでは、推進薬が着火
されるや否や、かつケーシングの二つの部分間で何らか
の分離がなされるよりもかなり前に、ガスの圧力が管と
ケーシングとの間に及ぼされる。
【0043】本発明によれば、ケーシング3の前方部分
7aと後方部分7b間の分離は、囲繞体7が管2の内側
表面上に圧力によって圧接された後にのみ発生する。
【0044】従って、本発明によるケーシング3によっ
て得られる気密性の程度は、従来技術のケーシングによ
って得られる気密性の程度よりも優れている。従って、
追加のシールを設けることはもはや必要ない。
【0045】図3にケーシング3の変形例を示す。図3
に示す実施例では、ポリエチレンフォームで形成された
楔形カップ20がケーシング内に配置される。このカッ
プ20は、底部壁9上に担持され、かつ一方では囲繞体
7の内側表面上に嵌合すると共に他方では円筒状延長部
16上に嵌合する。
【0046】カップ20は円錐状をなす端部23を有
し、この円錐状端部23は、カバー8上に形成された相
補的な形状をなす担持表面上に担持される。発泡体で形
成されたワッシャ21が、一方ではカバー8上に担持さ
れると共に他方ではカップ20上に担持される。
【0047】カップ20とワッシャ21とは推進薬を楔
止め(wedge)する。更に、カップ20およびワッ
シャ21は、推進薬を配置するための小さな内部容積部
11を画定することを可能にする。この場合、この容積
部11は、ガスの圧力が増大するにつれて大きくなる。
斯くして、所与の寸法のケーシング3を用いて、推進薬
の弾道性能を変化させることが可能である。
【0048】変形例としては、推進薬全体を、点火薬部
をも内包するケース内に配置することが可能である。こ
のケースは、一方ではカバー8上に担持されると共に他
方では底部9上に担持され、このケースは図1に示され
る点火薬部12とほぼ同じ形状を有する。このような配
置構成は、推進薬の着火の間における圧力の最大値を制
限することを可能にする。
【0049】本発明の範囲を逸脱することなく、他の変
形を行うことが可能である。斯くして、破断開始部10
に他の輪郭を与えることが可能である。
【0050】破断開始部はケーシング3の外側表面上に
形成されることもできる。破断開始部は、例えば局所的
な過熱によって、又は断面形状の鋭い変化によって得ら
れる囲繞体7の弱体化の結果であることができる。
【0051】囲繞体7と一体的に形成されていない底部
壁9を作ることが可能である。底部壁9は、例えばカバ
ー8と同様であることができる。最後に、溝18内への
リム17の把持による連結以外の連結手段、例えばねじ
山結合または接着によって、囲繞体7とカバー8とを剛
固に取り付けることができる。
【0052】図4は、第2の実施例による推進薬用のケ
ーシング3を示す。第1の実施例の場合と同様に、ケー
シング3は、二つの側壁9,8によって閉鎖された円筒
状の囲繞体7を具備する。
【0053】底部壁9は囲繞体7と一体的に形成され
る。カバー8は第2の側壁を構成する。この実施例にお
いても、囲繞体7および底部9は、高い伸長係数を有す
る可撓性プラスチック、例えばポリエチレンから形成さ
れる。カバー8はアルミニウム合金から形成される。
【0054】囲繞体7とカバー8とを連結するために、
囲繞体7の内側リム17がカバー8の周囲溝18内に嵌
合する。内部容積部11は推進薬を受容する。
【0055】黒色火薬製点火薬部12が、兵器1の軸線
でありかつケーシング3の軸線でもある軸線22の高さ
位置(level)において且つ容積部11内に配置さ
れる。この黒色火薬製点火薬部12は、カバー8上に形
成された第1のハウジング14内に嵌合されると共に、
ケーシング3の底部9と一体的なスタッド24上に担持
される。
【0056】この特定の実施例では、囲繞体7は二つの
環状の破断開始部10a,10bを有する。各破断開始
部10a,10bは側壁8,9の近傍に配置される。こ
れらの破断開始部10a,10bは円筒状の囲繞体7上
に三つの部分、即ちカバー8に隣接する前方部分7a
と、底部9に隣接する後方部分7bと、中央部分7cと
を画定する。
【0057】破断開始部10a,10bは、囲繞体7の
前方部分7aの長さL1が囲繞体7の後方部分7bの長
さL2にほぼ等しくなるように配置される。
【0058】推進薬が着火されたとき、ケーシング3内
の圧力の増大は、管2の内側表面上に囲繞体7を強力に
圧接させる作用を有する。囲繞体7内に発生する引張応
力は、二つの破断開始部10aおよび10bにおいて囲
繞体7が破壊することにつながる。
【0059】図5に、この分離時点における兵器1を示
す。ガスの圧力は、囲繞体7の前方部分7aを担持する
カバー8を介して発射体4をX方向に押す。
【0060】ガスの圧力はまた、囲繞体7の後方部分7
bと一体的な底部壁9を介してカウンターウェイト6を
Y方向に押す。囲繞体7の中央部分7cは、管2の壁上
に圧接された状態に保たれる。
【0061】この実施例は、長さL1及びL2の値を制
限する(例えば、5mmから10mmの間の値に制限する)
ことを可能にする。従って、囲繞体7の前方部分7aお
よび後方部分7bと管2との間の摩擦力が低減され、破
断開始部10aおよび10bの箇所以外の箇所における
破断の危険性が回避される。
【0062】このような配置構成は、ケーシング3が大
きな長さ(直径よりも大きいか又は直径に等しい長さ)
を有する場合においてさえ、囲繞体7の破壊を確実に局
所限定する再現性を可能にする。
【0063】このような実施例のもう一つの利点は、長
さL1及びL2の値を変化させることによって、囲繞体
7の前方部分7aと後方部分7bとにおいて互いに異な
る管2と囲繞体7間の摩擦力を得ることができることで
ある。斯くして、所与の兵器1の反動力を調節すること
が可能である。
【0064】一例として、図6に、長さL2が長さL1
の2倍であるケーシング3が示されている。従って、管
2に対する囲繞体7の後方部分7bの摩擦力は、前方部
分7aの摩擦力の2倍である。
【0065】この場合、この摩擦力の差異は、発射体4
の性質による寄生摩擦(parasiticfriction)を補償す
ることを可能にし、かつ反動力を相殺することを可能に
する。
【0066】長さL1及びL2の実際上の決定は、形成
されるべき兵器の特性に応じて各場合毎に実施される。
本発明の範囲を逸脱することなく、本発明の必要不可欠
の手段を保有する種々の変形例を提供することが可能で
ある。
【0067】斯くして、二つの破断開始部を有するPC
T特許出願WO92/06344号に記載されているタ
イプのケーシングの円筒状の囲繞体を提供することが可
能である。図7にこのような変形例を示す。ケーシング
3は、ねじ山25によって一体化せしめられた二つの半
割りケーシング3aおよび3bからなる。
【0068】各半割りケーシング3aおよび3bの底部
は側壁26a,26bを構成する。推進薬は、ケース2
8内に配置され、かつケーシング3の軸線の高さ位置に
設置され、かつ半割りケーシング3bの内側表面上に担
持された横部材27によって保持される。
【0069】各半割りケーシング3a,3bは円筒状の
囲繞体71a,71bを担持し、囲繞体71a,71b
上には破断開始部10a,10bが形成される。各破断
開始部10a,10bは夫々の側壁26a,26bの近
傍に配置される。これらの破断開始部10a,10bは
該当する囲繞体部を薄くすることによって得られる。
【0070】上述の各実施例の場合と同様に、このよう
な配置構成は、ガスの圧力の作用下で囲繞体を破壊する
力の再現性を制御することを可能にする。従って、各半
割りケーシング3a,3b間の結合は剛固に形成される
ことができる。
【0071】推進薬が着火された後、ケーシング3は、
図8に示されるように三つの構成要素、即ち側壁26a
と囲繞体部分7aとからなる前方構成要素と、側壁26
bと囲繞体部分7bとからなる後方構成要素と、中央構
成要素29とに分割されるようになる。前方構成要素は
発射体をX方向に押す。後方構成要素はカウンターウェ
イトをY方向に押す。中央構成要素29は管2の壁上に
圧接された状態に保たれる。なお、この中央構成要素2
9は、ねじ山25によって結合された各半割りケーシン
グの囲繞体の残余部分から形成される。
【0072】図9に更に別の実施例を示す。図9に示す
実施例では、本発明によるケーシング3は、発射体4の
後方部分によって形成されたカバー8によって閉鎖され
る。このような配置構成は兵器1の組み立てをしやすく
し、発射体4は推進薬のケーシング3を担持し、従って
発射体4はサブ組体を構成する。兵器1の管2から出た
とき、空気力学的力によって囲繞体部分7aがはじき出
され、従って囲繞体部分7aが発射体4の弾道を変える
ことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるケーシングを具備する無反動型兵
器の概略的片側断面図である。
【図2】推進薬が着火された後のケーシングを示す、図
1と同様の概略的片側断面図である。
【図3】本発明によるケーシングの変形実施例を具備す
る無反動型兵器の概略的片側断面図である。
【図4】本発明によるケーシングの第2の実施例を示す
概略的片側断面図である。
【図5】推進薬が着火された後のケーシングを示す、図
4と同様の概略的片側断面図である。
【図6】上述の第2の実施例の変形例を示す概略的片側
断面図である。
【図7】本発明によるケーシングの第3の実施例を示す
概略的片側断面図である。
【図8】推進薬が着火された後のケーシングを示す、図
7と同様の概略的片側断面図である。
【図9】本発明によるケーシングの変形実施例を示す概
略的片側断面図である。
【符号の説明】 1…兵器 2…管 3…ケーシング 4…発射体 6…カウンターウェイト 7…囲繞体 8…カバー(側壁) 9…底部壁(底部、側壁) 10,10a,10b…破断開始部 12…点火薬部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 推進薬を内包しかつ無反動型兵器の管
    (2)内に設置されるためのケーシング(3)であっ
    て、兵器の管内に摺動可能に嵌合するようになっている
    円筒状の囲繞体(7)を具備し、該囲繞体が二つの側壁
    (8,9)によって画定される、推進薬を内包しかつ無
    反動型兵器の管内に設置されるためのケーシングにおい
    て、円筒状の囲繞体(7)が一体的に形成され、かつ該
    囲繞体(7)が少くとも一つの環状の破断開始部(1
    0)を有し、推進薬によって発生されたガスの圧力の作
    用下で該破断開始部が破壊した後にケーシング(3)
    は、互いに関して自由に並進移動少くとも二つの要素に
    分割され、各要素が、気密性を確保する囲繞体部分(7
    a,7b)を担持するようにしたことを特徴とする、推
    進薬を内包しかつ無反動型兵器の管内に設置されるため
    のケーシング。
  2. 【請求項2】 上記円筒状の囲繞体が二つの破断開始部
    (10a,10b)を有し、該各破断開始部は夫々異な
    る側壁の近傍に配置されることを特徴とする、請求項1
    に記載の推進薬を内包しかつ無反動型兵器の管内に設置
    されるためのケーシング。
  3. 【請求項3】 上記破断開始部(10a,10b)は、
    該破断開始部が囲繞体上にほぼ等しい長さの前方部分
    (7a)と後方部分(7b)とを画定するように配置さ
    れることを特徴とする、請求項2に記載の推進薬を内包
    しかつ無反動型兵器の管内に設置されるためのケーシン
    グ。
  4. 【請求項4】 少くとも一つの側壁は、連結手段によっ
    て囲繞体(7)と一体化せしめられたカバー(8)から
    なることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか
    一項に記載の推進薬を内包しかつ無反動型兵器の管内に
    設置されるためのケーシング。
  5. 【請求項5】 上記カバー(8)は周囲溝(18)を有
    し、囲繞体(7)の内側リム(17)が該周囲溝内に嵌
    合され、該リムと溝とが囲繞体(7)とカバー(8)と
    を一体的に結合することを特徴とする、請求項4に記載
    の推進薬を内包しかつ無反動型兵器の管内に設置される
    ためのケーシング。
  6. 【請求項6】 側壁(9)が囲繞体(7)と一体的に形
    成されることを特徴とする、請求項4又は5に記載の推
    進薬を内包しかつ無反動型兵器の管内に設置されるため
    のケーシング。
  7. 【請求項7】 カバー(8)が発射体(4)の後方部分
    によって形成されることを特徴とする、請求項4から6
    までのいずれか一項に記載の推進薬を内包しかつ無反動
    型兵器の管内に設置されるためのケーシング。
  8. 【請求項8】 上記破断開始部(10)が、円筒状の囲
    繞体(7)を薄くすることによって形成されることを特
    徴とする、請求項1から7までのいずれか一項に記載の
    推進薬を内包しかつ無反動型兵器の管内に設置されるた
    めのケーシング。
  9. 【請求項9】 該ケーシングは、推進薬を楔止めするよ
    うになっている圧縮可能な発泡体で形成されたカップ
    (20)を具備することを特徴とする、請求項1から8
    までのいずれか一項に記載の推進薬を内包しかつ無反動
    型兵器の管内に設置されるためのケーシング。
  10. 【請求項10】 囲繞体(7)は、高い伸長係数と低い
    摩擦係数とを有する可撓性プラスチックから形成される
    ことを特徴とする、請求項1から9までのいずれか一項
    に記載の推進薬を内包しかつ無反動型兵器の管内に設置
    されるためのケーシング。
  11. 【請求項11】 推進薬は、ケーシングの内側でかつケ
    ーシングの軸線(22)の高さ位置に配置された点火薬
    部(12)によって起爆せしめられ、該点火薬部は側壁
    (8,9)内に形成された少くとも一つのハウジング
    (14,15)内に支持されることを特徴とする、請求
    項1から10までのいずれか一項に記載の推進薬を内包
    しかつ無反動型兵器の管内に設置されるためのケーシン
    グ。
  12. 【請求項12】 推進薬を内包しかつ無反動型兵器の管
    (2)内に設置されるためのケーシング(3)であっ
    て、二つの半割りケーシング(3a,3b)からなり、
    該各半割りケーシングは、兵器の管内に摺動可能に嵌合
    するようになっている円筒状の囲繞体(71,72)を
    具備し、該各囲繞体は側壁(71a,71b)を担持す
    る、推進薬を内包しかつ無反動型兵器の管内に設置され
    るためのケーシングにおいて、各囲繞体が環状の破断開
    始部(10a,10b)を担持し、推進薬によって発生
    されたガスの圧力の作用下で該破断開始部が破壊した後
    にケーシング(3)は、互いに関して自由に並進移動す
    る少くとも二つの要素に分割され、各要素が、気密性を
    確保する囲繞体部分(7a,7b)を担持するようにし
    たことを特徴とする、推進薬を内包しかつ無反動型兵器
    の管内に設置されるためのケーシング。
JP5263600A 1992-10-22 1993-10-21 推進薬を内包しかつ無反動型兵器の管内に設置されるためのケーシング Pending JPH06201296A (ja)

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