JPH0620051U - レーザ発光装置の光出力切替装置 - Google Patents

レーザ発光装置の光出力切替装置

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JPH0620051U
JPH0620051U JP6280192U JP6280192U JPH0620051U JP H0620051 U JPH0620051 U JP H0620051U JP 6280192 U JP6280192 U JP 6280192U JP 6280192 U JP6280192 U JP 6280192U JP H0620051 U JPH0620051 U JP H0620051U
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laser
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light emission
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JP6280192U
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English (en)
Inventor
博人 渡邉
敏 高見
Original Assignee
旭光学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ発光出力を切替えながら印字を行うた
めのレーザ発光装置において、発光出力切替時にける発
光出力の不安定性を解消し、高速印字を高品質で行うこ
とを可能にした光出力切替装置を得る。 【構成】 複数個のレーザ発光源LD1〜LD3と、要
求されるレーザ発光出力に応じた選択信号を出力し、か
つこの選択信号によりレーザ発光源の少なくとも1つを
発光させる選択手段12とを備えている。例えば、各レ
ーザ発光源LD1〜LD3は異なる発光出力に設定さ
れ、複数のレーザ発光源のいずれか1つ以上を選択的に
発光させることで、レーザ発光源の切替時における発光
出力の不安定性を解消して光出力の切り替えが可能とな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はレーザ発光源を用いた発光装置に関し、特にレーザ発光出力を切り替 えるようにした切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザプリンタ等の光源として用いられるレーザ発光装置では、レーザ光径に 対応したドット径での描画を行って印字等行っているが、単一のレーザ発光出力 で印字を行うと、例えば微細なパターン部分で印字ドットの重なりが大きくなり 、印字が潰れてしまうことがある。このため、近年では異なるレーザ発光出力を 出力し得るようにレーザ発光装置を構成し、印字パターンの粗密に応じてレーザ 発光出力を切り替えて印字の潰れ等を防止する試みがなされている。 従来、レーザ発光源としてレーザダイオードを用いているレーザ発光装置では 、レーザダイオードを駆動する駆動回路を制御することで、レーザダイオードに 流れる電流を切り替えるように回路構成したものが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、駆動回路を制御してレーザダイオードに流す電流を切り替える 方式では、駆動回路が電流を切り替える際に時間遅れが生じるとともに、レーザ ダイオードの電流を切り替えた直後のレーザ発光出力が不安定になり易く、この 間所望のレーザ発光出力が得られなくなる。このため、高速印字を行う場合のよ うに、レーザダイオードの電流を高周期で切り替える際にはレーザダイオードの 発光出力が制御信号に追従しなくなり、所要の印字ドット径が得られなくなって 高品質な印字を行うことができないという問題がある。 本考案の目的は、高速印字を高品質で行うことを可能にしたレーザ発光装置の 光出力切替装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は、同軸上に光線が導かれる複数個のレーザ発光源と、要求されるレー ザ発光出力に応じた選択信号を出力する信号処理手段と、この選択信号によりレ ーザ発光源の少なくとも1つを発光させる選択手段とを備えている。 例えば、レーザ発光源は異なる発光出力に設定され、複数のレーザ発光源のい ずれか1つを選択的に発光させるように構成する。
【0005】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。図1は本考案をレーザプリン タに適用した一実施例の全体構成を示す図である。同図のように、複数個、ここ では第1から第3までの3個のレーザダイオードLD1,LD2,LD3を直線 位置に配置するとともに、第1のレーザダイオードLD1に対応して45度ミラ ー1を配置し、第2及び第3のレーザダイオードLD2,LD3に対してそれぞ れ45度ハーフミラー2,3を配置する。第1のレーザダイオードLD1からの レーザ光はミラー1により反射され、ハーフミラー2P3を通って結像光学系4 に入射される。第2のレーザダイオードLD2からのレーザ光はハーフミラー2 により反射され、ハーフミラー3を通って結像光学系4に入射される。第3のレ ーザダイオードLD3からのレーザ光はハーフミラー3により反射されて結像光 学系4に入射される。 結像光学系4に入射されたレーザ光は、回転駆動されるポリゴンミラー5で反 射され、かつfθレンズ6を通って感光ドラム7等の像面に走査される。
【0006】 前記第1乃至第3の各レーザダイオードLD1〜LD3は、同一波長領域の光 を発光する一方、各レーザ発光出力が異なるように設定している。そして、各レ ーザダイオードにはそれぞれを最適な条件で発光させるための第1乃至第3の駆 動回路8,9,10をそれぞれ接続する。これら第1乃至第3の駆動回路8〜1 0はそれぞれ電流源11に接続され、信号処理ブロック12からのオン/オフ信 号によって電力が供給される。また、各駆動回路8〜10は信号処理ブロック1 2からの選択信号により、少なくともいずれか1つの駆動回路のみが選択され、 選択された駆動回路に対応するレーザダイオードが発光されるように構成される 。
【0007】 この構成によれば、印字パターンに基づく制御信号が信号処理ブロック12に 入力されると、この信号に基づいて、信号処理ブロック12はオン/オフ信号に より電流源11を制御して第1乃至第3の駆動回路8〜10への電力を制御する 。また、前記制御信号には印字パターンに応じてレーザ光の発光出力を制御する 情報が含まれているため、この情報に基づいて信号処理ブロック12はレーザ光 のドット径に対応するレーザ発光出力を設定し、これに対応するレーザ光を発光 するレーザダイオードLD1〜LD3を選択する信号を出力する。したがって、 第1乃至第3の駆動回路8〜10は選択信号が入力された駆動回路のみが対応す る第1乃至第3のレーザダイオードLD1〜LD3に通電を行い、そのレーザダ イオードを発光させる。
【0008】 これにより、印字するドット径に対応する発光出力のレーザ光が第1乃至第3 のレーザダイオードLD1〜LD3のいずれかから発光される。各レーザダイオ ードからの光はミラー1とハーフミラー2,3により、いずれも結像光学系4に 同軸に入射され、前記したようにポリゴンミラー5、fθレンズ6等によって感 光ドラム7上に所要の走査が行われる。 したがって、例えば印字パターンが密な部分では発光出力の小さなレーザダイ オードを選択してドット径を小さくし、粗な部分では発光出力の大きなレーザダ イオードを選択してドット径を大きくし、これにより印字潰れが生じない高品質 の印字が可能となる。
【0009】 図2は本考案の第2実施例の構成図であり、図1と同一部分には同一符号を付 してある。ここではレーザダイオードにマルチビームレーザダイオードを用いて いる。マルチビームダイオードは、1つのデバイス内に発光出力が異なる2以上 のレーザダイオードが組み込まれたものであり、ここでは第1及び第2レーザダ イオードLD11,LD12を含む第1マルチビームレーザダイオードMLD1 と、第3及び第4レーザダイオードLD13,LD14を含む第2マルチビーム レーザダイオードMLD1とで構成する。なお、第1乃至第4の各レーザダイオ ードLD11〜LD14は、出力波長領域が同じであるが、その発光出力がそれ ぞれ異なるように設定される。
【0010】 第1のマルチビームレーザダイオードMLD1には45度ミラー1を対向配置 し、第2のマルチビームレーザダイオードMLD2には45度ハーフミラー2を 対向配置し、各マルチビームレーザダイオードMLD1,MLD2から出力され るレーザ光が結像光学系4に同軸に入射されるように構成されることは第1実施 例と同じである。 そして、第1及び第2のマルチビームレーザダイオードを選択回路13に接続 し、信号処理ブロック12からの選択信号により、第1又は第2のマルチビーム レーザダイオードMLD1,MLD2の一方或いは両方を選択し、更に各マルチ ビームレーザダイオードの一方または両方のレーザダイオードを選択することで 、第1乃至第4のレーザダイオードLD11〜LD14の1つ以上を任意に選択 できるように構成する。
【0011】 前記選択回路13には、信号処理ブロック12のオン/オフ信号により駆動さ れる電流源・駆動回路14が接続され、選択回路13で選択されたレーザダイオ ードに駆動電流を供給する。 これにより、第1乃至第4のレーザダイオードLD11〜LD14の1つ以上 を任意に選択でき、任意の発光出力のレーザ光での走査が実現できる。この実施 例では、4つの異なる発光出力のレーザダイオードを1以上選択しているため、 結果として24 −1の15通りの異なる発光出力を選択することができ、特に階 調印字を高品質で行う上で有効となる。
【0012】 図3は図2に示した実施例の選択回路13の一例を示す図であり、電流源・駆 動回路14と各マルチビームレーザダイオードMLD1,MDL2の各レーザダ イオードLD11〜LD14との間に第1乃至第4のスイッチSW1〜SW4を 介挿するとともに、これらスイッチSW1〜SW4をデコーダDECの出力でオ ン,オフ制御するように構成される。この選択回路では、信号処理ブロックから の4ビットの選択信号をデコーダDECでデコードすることで15通り(全ての スイッチをオフとする信号は除く)の組み合わせの信号を出力することができ、 この出力信号をインバータINV1〜INV4を通して各スイッチSW1〜SW 4に出力することで、各スイッチSW1〜SW4を選択的或いは2以上同時にオ ン動作させ、電流源・駆動回路14から出力される電流をレーザダイオードLD 11〜LD14に通流させる。
【0013】 なお、前記各実施例に示したレーザ発光装置では、個々のレーザダイオードの 発光出力をモニタし、その出力が一定となるようにレーザダイオードの駆動回路 をフィードバック制御するための自動出力制御回路、即ちAPC回路が設けられ ているが、その説明は省略する。 また、前記第1実施例では発光出力が異なる3つのレーザダイオードを選択的 に駆動させる例を示しているが、この場合でも第2実施例と同様に複数個のレー ザダイオードを同時に発光させるようにしてもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、信号処理回路で発生される選択信号に基づいて 、複数個のレーザ発光源を1以上発光させてレーザ発光出力を切り替えるように 構成しているので、単一のレーザ発光源の駆動回路の駆動電流を変化させて発光 出力を切り替える場合に比較して切換時の発光出力が安定するとともに、レーザ 発光出力の応答性を高め、特に高速印字を行う際の印字品質を高めることができ る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案をレーザプリンタに適用した一実施例の
全体構成を示す回路図である。
【図2】本考案の第2実施例の全体構成を示す回路図で
ある。
【図3】図2の選択回路の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
LD1〜LD3,LD11〜LD14 レーザダイオー
ド MLD1,MLD2 マルチビームレーザダイオード 4 結像光学系 7 感光ドラム 8〜10 第1〜第3駆動回路 11 電流源 12 信号処理ブロック 13 選択回路 14 電流源・駆動回路 SW1〜SW4 スイッチ DEC デコーダ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸上に光線が導かれる複数個のレーザ
    発光源と、要求されるレーザ発光出力に応じた選択信号
    を出力する信号処理手段と、この選択信号により前記レ
    ーザ発光源の少なくとも1つを発光させる選択手段とを
    備え、各選択信号に対応した異なるレーザ発光出力を得
    るように構成したことを特徴とするレーザ発光装置の光
    出力切替装置。
  2. 【請求項2】 各レーザ発光源は異なる発光出力に設定
    され、複数のレーザ発光源のいずれか1つを選択的に発
    光させる請求項1のレーザ発光装置の光出力切替装置。
JP6280192U 1992-08-17 1992-08-17 レーザ発光装置の光出力切替装置 Pending JPH0620051U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001189520A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Sony Corp 光源装置およびそれを用いた投射型表示装置
JP2013527484A (ja) * 2009-12-19 2013-06-27 トリルミナ コーポレーション デジタル出力用レーザアレイを組み合わせるためのシステムおよび方法
JP2016225630A (ja) * 2016-05-31 2016-12-28 トリルミナ コーポレーション デジタル出力用レーザアレイを組み合わせるためのシステムおよび方法
US11405105B2 (en) 2009-02-17 2022-08-02 Lumentum Operations Llc System for optical free-space transmission of a string of binary data
US11451013B2 (en) 2011-08-26 2022-09-20 Lumentum Operations Llc Wide-angle illuminator module

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