JPH06199849A - 4−ヘテロシクロフエニル−置換されたジヒドロピリジン類 - Google Patents
4−ヘテロシクロフエニル−置換されたジヒドロピリジン類Info
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- JPH06199849A JPH06199849A JP5289864A JP28986493A JPH06199849A JP H06199849 A JPH06199849 A JP H06199849A JP 5289864 A JP5289864 A JP 5289864A JP 28986493 A JP28986493 A JP 28986493A JP H06199849 A JPH06199849 A JP H06199849A
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- C07D401/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
- C07D401/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/10—Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis
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- C07D413/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
- C07D413/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 式
【化1】
の4−ヘテロシクロフエニル−置換されたジヒドロピリ
ジン類[ここで、R4は環炭素原子を介して結合されて
おりそして場合によりヒドロキシル、各場合とも炭素数
が6までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくは
アルコキシカルボニル、トリフルオロメチル、ハロゲ
ン、カルボキシまたは式−NR5R6の基により置換され
ていてもよいNおよび/またはOよりなる系からの4個
までのヘテロ原子を有する5−員の不飽和複素環式基を
表すか、或いは式 【化2】 の基を示す]。 【効果】 上記化合物は薬剤、特に中枢神経系の疾患の
処置剤として有用である。
ジン類[ここで、R4は環炭素原子を介して結合されて
おりそして場合によりヒドロキシル、各場合とも炭素数
が6までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくは
アルコキシカルボニル、トリフルオロメチル、ハロゲ
ン、カルボキシまたは式−NR5R6の基により置換され
ていてもよいNおよび/またはOよりなる系からの4個
までのヘテロ原子を有する5−員の不飽和複素環式基を
表すか、或いは式 【化2】 の基を示す]。 【効果】 上記化合物は薬剤、特に中枢神経系の疾患の
処置剤として有用である。
Description
【0001】本発明は、4−ヘテロシクロフェニル−置
換されたジヒドロピリジン類、それらの製造方法、およ
び、薬品中、特に中枢神経系の疾患の処置剤としてのそ
れらの使用に関する。
換されたジヒドロピリジン類、それらの製造方法、およ
び、薬品中、特に中枢神経系の疾患の処置剤としてのそ
れらの使用に関する。
【0002】化合物ニモジピンおよびそれの脳活性は知
られている[DOS 28 15 578参照]。さらに
抗高血圧症活性を有する4−ヘテロシクロフェニル−置
換されたジヒドロピリジン類も知られている[JP 2
39 353;DE 38 16361−A;EP 88
276 A;DE 32 39 273−A;DE 293
5 451;WO 84/02 132−A;NE 68
038 17;US 3488 359;およびUS 3
574 843参照]。
られている[DOS 28 15 578参照]。さらに
抗高血圧症活性を有する4−ヘテロシクロフェニル−置
換されたジヒドロピリジン類も知られている[JP 2
39 353;DE 38 16361−A;EP 88
276 A;DE 32 39 273−A;DE 293
5 451;WO 84/02 132−A;NE 68
038 17;US 3488 359;およびUS 3
574 843参照]。
【0003】本発明は一般式(I)
【0004】
【化4】
【0005】[式中、R1およびR2は同一または相異な
り、そして炭素数が3〜8のシクロアルキルを表すか、
或いは場合により炭素数が6までの直鎖状もしくは分枝
鎖状のアルコキシ、シアノ、炭素数が3〜8のシクロア
ルキルまたはさらにハロゲン、シアノおよび炭素数が6
までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアル
コキシよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基に
よりモノ−、ジ−もしくはトリ置換されていてもよい炭
素数が6〜10のアリールオキシにより置換されていて
もよい炭素数が8までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアル
キルを表し、R3は水素、ハロゲン、トリフルオロメチ
ルまたはシアノを表し、そしてR4は環炭素原子を介し
て結合されておりそして場合によりヒドロキシル、各場
合とも炭素数が6までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアル
キルもしくはアルコキシカルボニル、トリフルオロメチ
ル、ハロゲン、カルボキシまたは式−NR5R6の基によ
り置換されていてもよいNおよび/またはOよりなる系
からの4個までのヘテロ原子を有する5−員の不飽和複
素環式基を表すか、或いはR4は式
り、そして炭素数が3〜8のシクロアルキルを表すか、
或いは場合により炭素数が6までの直鎖状もしくは分枝
鎖状のアルコキシ、シアノ、炭素数が3〜8のシクロア
ルキルまたはさらにハロゲン、シアノおよび炭素数が6
までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアル
コキシよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基に
よりモノ−、ジ−もしくはトリ置換されていてもよい炭
素数が6〜10のアリールオキシにより置換されていて
もよい炭素数が8までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアル
キルを表し、R3は水素、ハロゲン、トリフルオロメチ
ルまたはシアノを表し、そしてR4は環炭素原子を介し
て結合されておりそして場合によりヒドロキシル、各場
合とも炭素数が6までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアル
キルもしくはアルコキシカルボニル、トリフルオロメチ
ル、ハロゲン、カルボキシまたは式−NR5R6の基によ
り置換されていてもよいNおよび/またはOよりなる系
からの4個までのヘテロ原子を有する5−員の不飽和複
素環式基を表すか、或いはR4は式
【0006】
【化5】
【0007】の基を示し、ここでR5およびR6は同一ま
たは相異なり、そして水素または各場合とも炭素数が4
までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアル
コキシカルボニルを示し、但し、R1およびR2がエチル
を表しそしてR3が水素を表す場合、R4は式
たは相異なり、そして水素または各場合とも炭素数が4
までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアル
コキシカルボニルを示し、但し、R1およびR2がエチル
を表しそしてR3が水素を表す場合、R4は式
【0008】
【化6】
【0009】の基を示すことはできない]の4−ヘテロ
シクロフェニル−置換されたジヒドロピリジン類および
それらの塩類に関する。
シクロフェニル−置換されたジヒドロピリジン類および
それらの塩類に関する。
【0010】本発明に従う化合物の生理学的に許容可能
な塩類が好適である。
な塩類が好適である。
【0011】生理学的に許容可能な塩類は一般的には、
本発明に従う化合物と無機または有機酸類との塩類であ
る。好適な塩類は、無機酸類、例えば塩酸、臭化水素
酸、燐酸または硫酸、とのもの、或いは有機カルボン酸
類またはスルホン酸類、例えば酢酸、マレイン酸、フマ
ル酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、乳酸、安息香酸ま
たはメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、フェニルス
ルホン酸、トルエンスルホン酸もしくはナフタレンジス
ルホン酸との塩である。
本発明に従う化合物と無機または有機酸類との塩類であ
る。好適な塩類は、無機酸類、例えば塩酸、臭化水素
酸、燐酸または硫酸、とのもの、或いは有機カルボン酸
類またはスルホン酸類、例えば酢酸、マレイン酸、フマ
ル酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、乳酸、安息香酸ま
たはメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、フェニルス
ルホン酸、トルエンスルホン酸もしくはナフタレンジス
ルホン酸との塩である。
【0012】本発明に従う化合物は、像(image)および
鏡像(mirror image)として行動する(エナンチオマー
類)または像および鏡像として行動しない(ジアステレ
オマー類)立体異性体形で存在する。本発明は対掌体お
よびラセミ形並びにジアステレオマー混合物の両者に関
する。ラセミ形は、ジアステレオマー類と同様に、既知
の方法で立体異性的に均一な成分類に分離することがで
きる(E.L.エリエル(Eliel)、炭素化合物類の立体化
学(Stereochemistry of Carbon Compounds)、マックグ
ロウ・ヒル、1962参照)。
鏡像(mirror image)として行動する(エナンチオマー
類)または像および鏡像として行動しない(ジアステレ
オマー類)立体異性体形で存在する。本発明は対掌体お
よびラセミ形並びにジアステレオマー混合物の両者に関
する。ラセミ形は、ジアステレオマー類と同様に、既知
の方法で立体異性的に均一な成分類に分離することがで
きる(E.L.エリエル(Eliel)、炭素化合物類の立体化
学(Stereochemistry of Carbon Compounds)、マックグ
ロウ・ヒル、1962参照)。
【0013】Nおよび/またはOを含む系からの4個ま
でのヘテロ原子を有する5−員の不飽和複素環式基は一
般的には、イミダゾリル、ピロリル、ピラゾリル、イソ
キサゾリル、フリール、テトラゾリル、オキサゾリル、
1,2,4−および1,3,4−オキサジアゾリルまたは
1,2,3−トリアゾリルである。テトラゾリル、1,2,
4−オキサジアゾリルおよび1,3,4−オキサジアゾリ
ルが好適である。
でのヘテロ原子を有する5−員の不飽和複素環式基は一
般的には、イミダゾリル、ピロリル、ピラゾリル、イソ
キサゾリル、フリール、テトラゾリル、オキサゾリル、
1,2,4−および1,3,4−オキサジアゾリルまたは
1,2,3−トリアゾリルである。テトラゾリル、1,2,
4−オキサジアゾリルおよび1,3,4−オキサジアゾリ
ルが好適である。
【0014】好適な一般式(I)の化合物は、R1およ
びR2が同一または相異なり、そしてシクロプロピル、
シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチル
を表すか、或いは場合により炭素数が4までの直鎖状も
しくは分枝鎖状のアルコキシ、シアノ、シクロプロピ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル
またはさらに弗素、シアノおよび炭素数が4までの直鎖
状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアルコキシより
なる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ
−、ジ−もしくはトリ置換されていてもよいフェノキシ
により置換されていてもよい炭素数が6までの直鎖状も
しくは分枝鎖状のアルキルを表し、R3が水素、弗素、
塩素、臭素、トリフルオロメチルまたはシアノを表し、
そしてR4が環炭素原子を介して結合されておりそして
場合によりヒドロキシル、各場合とも炭素数が4までの
直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアルコキシ
カルボニル、トリフルオロメチル、弗素、塩素または式
−NR5R6の基により置換されていてもよいテトラゾリ
ル、1,2,4−オキサジアゾリルまたは1,3,4−オキ
サジアゾリル基を表すか、或いはR4が式
びR2が同一または相異なり、そしてシクロプロピル、
シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチル
を表すか、或いは場合により炭素数が4までの直鎖状も
しくは分枝鎖状のアルコキシ、シアノ、シクロプロピ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル
またはさらに弗素、シアノおよび炭素数が4までの直鎖
状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアルコキシより
なる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ
−、ジ−もしくはトリ置換されていてもよいフェノキシ
により置換されていてもよい炭素数が6までの直鎖状も
しくは分枝鎖状のアルキルを表し、R3が水素、弗素、
塩素、臭素、トリフルオロメチルまたはシアノを表し、
そしてR4が環炭素原子を介して結合されておりそして
場合によりヒドロキシル、各場合とも炭素数が4までの
直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアルコキシ
カルボニル、トリフルオロメチル、弗素、塩素または式
−NR5R6の基により置換されていてもよいテトラゾリ
ル、1,2,4−オキサジアゾリルまたは1,3,4−オキ
サジアゾリル基を表すか、或いはR4が式
【0015】
【化7】
【0016】の基を示し、ここでR5およびR6が同一ま
たは相異なり、そして水素または各場合とも炭素数が3
までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアル
コキシカルボニルを示し、但し、R1およびR2がエチル
を表しそしてR3が水素を表す場合、R4は式
たは相異なり、そして水素または各場合とも炭素数が3
までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアル
コキシカルボニルを示し、但し、R1およびR2がエチル
を表しそしてR3が水素を表す場合、R4は式
【0017】
【化8】
【0018】の基を示すことはできないものおよびそれ
らの塩類である。
らの塩類である。
【0019】特に好適な一般式(I)の化合物は、R1
およびR2が同一または相異なり、そしてシクロプロピ
ル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチルを表すか、或
いは場合によりメトキシ、プロポキシ、シクロペンチ
ル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチルにより置換さ
れていてもよい炭素数が4までの直鎖状もしくは分枝鎖
状のアルキルを表し、R3が水素、塩素、トリフルオロ
メチルまたはシアノを表し、そしてR4が環炭素原子を
介して結合されておりそして場合により各場合とも炭素
数が3までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしく
はアルコキシカルボニル、トリフルオロメチル、弗素、
塩素またはアミノにより置換されていてもよいテトラゾ
リル、1,2,4−オキサジアゾリルまたは1,3,4−オ
キサジアゾリル基を表すか、R4が式
およびR2が同一または相異なり、そしてシクロプロピ
ル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチルを表すか、或
いは場合によりメトキシ、プロポキシ、シクロペンチ
ル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチルにより置換さ
れていてもよい炭素数が4までの直鎖状もしくは分枝鎖
状のアルキルを表し、R3が水素、塩素、トリフルオロ
メチルまたはシアノを表し、そしてR4が環炭素原子を
介して結合されておりそして場合により各場合とも炭素
数が3までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしく
はアルコキシカルボニル、トリフルオロメチル、弗素、
塩素またはアミノにより置換されていてもよいテトラゾ
リル、1,2,4−オキサジアゾリルまたは1,3,4−オ
キサジアゾリル基を表すか、R4が式
【0020】
【化9】
【0021】の基を示し、但し、R1およびR2がエチル
を表しそしてR3が水素を表す場合、R4は式
を表しそしてR3が水素を表す場合、R4は式
【0022】
【化10】
【0023】の基を示すことはできないものおよびそれ
らの塩類である。
らの塩類である。
【0024】特別に好適な一般式(I)の化合物は、R
4が環炭素を介して結合されているテトラゾリル、1,
2,4−オキサジアゾリルまたは1,3,4−オキサジア
ゾリル基を表す下記の化合物である:1,4−ジヒドロ
−2,6−ジメチル−4−[3−(1,2,4−オキサジア
ゾリ−3−ル)フェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸イソプロピル2−メトキシエチル、4−[3−(5−
エトキシカルボニル−1,2,4−オキサジアゾリ−3−
ル)−フェニル]−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−
ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メト
キシエチル、(+)−4−[3−(5−エトキシカルボニル
−1,2,4−オキサジアゾリ−3−ル)−フェニル]−
1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5
−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、(−)
−4−[3−(5−エトキシカルボニル−1,2,4−オキ
サジアゾリ−3−ル)−フェニル]−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソ
プロピル2−メトキシエチル、1,4−ジヒドロ−2,6
−ジメチル−4−[3−(テトラゾリ−5−ル)フェニル]
−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メ
トキシエチル、1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4
−[3−(1,3,4−オキサジアゾリ−2−ル)−フェニ
ル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−
メトキシエチル、(+)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメ
チル−4−[3−(2−メチル−1,3,4−オキサジアゾ
リ−5−ル)−フェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸イソプロピル2−メトキシエチル、(−)−1,4−
ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3−(2−メチル−
1,3,4−オキサジアゾリ−5−ル)−フェニル]−ピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシ
エチル、(−)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4
−[3−(1,3,4−オキサジアゾリ−2−ル)−フェニ
ル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−
メトキシエチル、(+)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメ
チル−4−[3−(1,3,4−オキサジアゾリ−2−ル)
−フェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロ
ピル2−メトキシエチル、1,4−ジヒドロ−2,6−ジ
メチル−4−[3−(1,3,4−オキサジアゾリ−2−
ル)フェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプ
ロピル2−プロポキシエチル。
4が環炭素を介して結合されているテトラゾリル、1,
2,4−オキサジアゾリルまたは1,3,4−オキサジア
ゾリル基を表す下記の化合物である:1,4−ジヒドロ
−2,6−ジメチル−4−[3−(1,2,4−オキサジア
ゾリ−3−ル)フェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸イソプロピル2−メトキシエチル、4−[3−(5−
エトキシカルボニル−1,2,4−オキサジアゾリ−3−
ル)−フェニル]−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−
ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メト
キシエチル、(+)−4−[3−(5−エトキシカルボニル
−1,2,4−オキサジアゾリ−3−ル)−フェニル]−
1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5
−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、(−)
−4−[3−(5−エトキシカルボニル−1,2,4−オキ
サジアゾリ−3−ル)−フェニル]−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソ
プロピル2−メトキシエチル、1,4−ジヒドロ−2,6
−ジメチル−4−[3−(テトラゾリ−5−ル)フェニル]
−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メ
トキシエチル、1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4
−[3−(1,3,4−オキサジアゾリ−2−ル)−フェニ
ル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−
メトキシエチル、(+)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメ
チル−4−[3−(2−メチル−1,3,4−オキサジアゾ
リ−5−ル)−フェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸イソプロピル2−メトキシエチル、(−)−1,4−
ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3−(2−メチル−
1,3,4−オキサジアゾリ−5−ル)−フェニル]−ピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシ
エチル、(−)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4
−[3−(1,3,4−オキサジアゾリ−2−ル)−フェニ
ル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−
メトキシエチル、(+)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメ
チル−4−[3−(1,3,4−オキサジアゾリ−2−ル)
−フェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロ
ピル2−メトキシエチル、1,4−ジヒドロ−2,6−ジ
メチル−4−[3−(1,3,4−オキサジアゾリ−2−
ル)フェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプ
ロピル2−プロポキシエチル。
【0025】特別に好適な一般式(I)の化合物類は同
様に、R4が窒素原子を介して結合されているピロール
または2,5−ジメチルピロールを表す下記の化合物類
である:1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3
−(ピロリ−1−ル)フェニル]−ピリジン−3,5−ジカ
ルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、1,4−ジ
ヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3−(2,5−ジメチル
−ピロリ−1−ル)フェニル]−ピリジン−3,5−ジカ
ルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、4−[2−
クロロ−3−(ピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒ
ドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン
酸イソプロピル2−メトキシエチル、(+)−4−[2−
クロロ−3−(ピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒ
ドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン
酸イソプロピル2−メトキシエチル、(−)−4−[2−
クロロ−3−(ピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒ
ドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン
酸イソプロピル2−メトキシエチル、4−[2−クロロ
−5−(ピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソ
プロピル2−メトキシエチル、4−[2−クロロ−3−
(2,5−ジメチルピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−
ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカル
ボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、4−[2−ク
ロロ−5−(2,5−ジメチルピロリ−1−ル)フェニル]
−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,
5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、4
−[2−クロロ−5−(2,5−ジメチルピロリ−1−ル)
フェニル]−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピルシクロペンチ
ル、1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3−(ピ
ロリ−1−ル)フェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸シクロペンチル−2−メトキシエチル。
様に、R4が窒素原子を介して結合されているピロール
または2,5−ジメチルピロールを表す下記の化合物類
である:1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3
−(ピロリ−1−ル)フェニル]−ピリジン−3,5−ジカ
ルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、1,4−ジ
ヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3−(2,5−ジメチル
−ピロリ−1−ル)フェニル]−ピリジン−3,5−ジカ
ルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、4−[2−
クロロ−3−(ピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒ
ドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン
酸イソプロピル2−メトキシエチル、(+)−4−[2−
クロロ−3−(ピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒ
ドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン
酸イソプロピル2−メトキシエチル、(−)−4−[2−
クロロ−3−(ピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒ
ドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン
酸イソプロピル2−メトキシエチル、4−[2−クロロ
−5−(ピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソ
プロピル2−メトキシエチル、4−[2−クロロ−3−
(2,5−ジメチルピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−
ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカル
ボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、4−[2−ク
ロロ−5−(2,5−ジメチルピロリ−1−ル)フェニル]
−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,
5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、4
−[2−クロロ−5−(2,5−ジメチルピロリ−1−ル)
フェニル]−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピルシクロペンチ
ル、1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3−(ピ
ロリ−1−ル)フェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸シクロペンチル−2−メトキシエチル。
【0026】[A]一般式(II)
【0027】
【化11】
【0028】[式中、R3およびR4は上記の意味を有す
る]のアルデヒドを最初に一般式(III)
る]のアルデヒドを最初に一般式(III)
【0029】
【化12】 H3C−CO−CH2−CO2R2 (III) [式中、R2は上記の意味を有する]のアセト酢酸エス
テルと反応させ、適宜ベンジリデン化合物を単離し、そ
して生成物を次に不活性溶媒中で塩基および適宜酸の存
在下で一般式(IV)
テルと反応させ、適宜ベンジリデン化合物を単離し、そ
して生成物を次に不活性溶媒中で塩基および適宜酸の存
在下で一般式(IV)
【0030】
【化13】 [式中、R2は上記の意味を有する]の2−アミノクロ
トン酸エステルと反応させるか、或いは[B]置換基R
4が1,3,4−オキサジアゾリル基を表す場合には、一
般式(V)
トン酸エステルと反応させるか、或いは[B]置換基R
4が1,3,4−オキサジアゾリル基を表す場合には、一
般式(V)
【0031】
【化14】
【0032】[式中、R1、R2およびR3は上記の意味
を有する]の化合物を1,1,1−トリアルコキシアルカ
ンと反応させ、そしてアミノ−置換されたオキサジアゾ
リル基の場合には生成物を塩基の存在下で臭化シアンま
たは塩化シアンと反応させるか、或いは[C]R4が1,
2,4−オキサジアゾリル基を表す場合には、一般式(V
I)
を有する]の化合物を1,1,1−トリアルコキシアルカ
ンと反応させ、そしてアミノ−置換されたオキサジアゾ
リル基の場合には生成物を塩基の存在下で臭化シアンま
たは塩化シアンと反応させるか、或いは[C]R4が1,
2,4−オキサジアゾリル基を表す場合には、一般式(V
I)
【0033】
【化15】
【0034】[式中、R1、R2およびR3は上記の意味
を有する]の化合物を不活性溶媒中で、適宜塩基の存在
下で、1,1,1−トリアルコキシアルカン、カルボン酸
クロライドまたは無水カルボン酸と反応させるか、或い
は[D]R4がテトラゾリル基を表す場合には、一般式
(VII)
を有する]の化合物を不活性溶媒中で、適宜塩基の存在
下で、1,1,1−トリアルコキシアルカン、カルボン酸
クロライドまたは無水カルボン酸と反応させるか、或い
は[D]R4がテトラゾリル基を表す場合には、一般式
(VII)
【0035】
【化16】
【0036】[式中、R1、R2およびR3は上記の意味
を有する]の化合物を不活性溶媒中で塩化アンモニウム
の存在下でナトリウムアジドと反応させるか、或いは
[E]R4が窒素原子を介して結合されているピロール
基を示す場合には、一般式(VIII)
を有する]の化合物を不活性溶媒中で塩化アンモニウム
の存在下でナトリウムアジドと反応させるか、或いは
[E]R4が窒素原子を介して結合されているピロール
基を示す場合には、一般式(VIII)
【0037】
【化17】
【0038】[式中、R1、R2およびR3は上記の意味
を有する]の化合物を不活性溶媒中で酸の存在下で一般
式(IX)の1,4−ジカルボニル化合物または一般式
(X)のジ(C1−C4)アルコキシフラン
を有する]の化合物を不活性溶媒中で酸の存在下で一般
式(IX)の1,4−ジカルボニル化合物または一般式
(X)のジ(C1−C4)アルコキシフラン
【0039】
【化18】
【0040】[式中、R5およびR6は上記の意味を有
し、そしてR7およびR8は同一または相異なりそしてC
1−C4-アルキルを示す]と反応させるか、或いは
[F]一般式(XI)
し、そしてR7およびR8は同一または相異なりそしてC
1−C4-アルキルを示す]と反応させるか、或いは
[F]一般式(XI)
【0041】
【化19】
【0042】[式中、R2、R3およびR4は上記の意味
を有する]の化合物を塩基の存在下で適宜反応性酸誘導
体を介して対応するアルコールと反応させ、ここでエナ
ンチオマー的に純粋な一般式(XI)の化合物の誘導体を
使用することにより対応する一般式(I)のエナンチオ
マーを得ることを特徴とする、本発明に従う一般式
(I)の化合物の製造方法も見いだされた。
を有する]の化合物を塩基の存在下で適宜反応性酸誘導
体を介して対応するアルコールと反応させ、ここでエナ
ンチオマー的に純粋な一般式(XI)の化合物の誘導体を
使用することにより対応する一般式(I)のエナンチオ
マーを得ることを特徴とする、本発明に従う一般式
(I)の化合物の製造方法も見いだされた。
【0043】本発明に従う方法は例えば下記の反応式に
より示すことができる。
より示すことができる。
【0044】
【化20】
【0045】
【化21】
【0046】
【化22】
【0047】
【化23】
【0048】ここで方法[A]および[B]用に適して
いる溶媒は、反応条件下で変化しない全ての不活性有機
溶媒類である。これらには、好適には、アルコール類、
例えばメタノール、エタノール、プロパノールもしくは
イソプロパノール、またはエーテル類、例えばジエチル
エーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコー
ルジメチルエーテルもしくはジエチレングリコールジメ
チルエーテル、アセトニトリル、またはアミド類、例え
ばヘキサメチル燐酸トリアミドもしくはジメチルホルム
アミド、または酢酸、またはハロゲン化された炭化水素
類、例えば塩化メチレンもしくは四塩化炭素、または炭
化水素類、例えばベンゼンもしくはトルエン、が包含さ
れる。同様に上記の溶媒類の混合物を使用することもで
きる。イソプロパノール、エタノール、テトラヒドロフ
ラン、メタノール、ジオキサンおよびジメチルホルムア
ミドが好適である。
いる溶媒は、反応条件下で変化しない全ての不活性有機
溶媒類である。これらには、好適には、アルコール類、
例えばメタノール、エタノール、プロパノールもしくは
イソプロパノール、またはエーテル類、例えばジエチル
エーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコー
ルジメチルエーテルもしくはジエチレングリコールジメ
チルエーテル、アセトニトリル、またはアミド類、例え
ばヘキサメチル燐酸トリアミドもしくはジメチルホルム
アミド、または酢酸、またはハロゲン化された炭化水素
類、例えば塩化メチレンもしくは四塩化炭素、または炭
化水素類、例えばベンゼンもしくはトルエン、が包含さ
れる。同様に上記の溶媒類の混合物を使用することもで
きる。イソプロパノール、エタノール、テトラヒドロフ
ラン、メタノール、ジオキサンおよびジメチルホルムア
ミドが好適である。
【0049】方法[F]用に適している溶媒類は、アル
コール類以外の上記の溶媒類である。
コール類以外の上記の溶媒類である。
【0050】適当な塩基類は一般的には、アルカリ金属
水素化物類もしくはアルコレート類、例えば水素化ナト
リウムもしくはカリウムターシャリー−ブチレート、ま
たは環式アミン類、例えばピペリジンもしくはジメチル
アミノピリジン、またはC1−C4-アルキルアミン類、
例えばトリエチルアミン、である。ピペリジン、ジメチ
ルアミノピリジン、ピリジン、水素化ナトリウムおよび
カリウムターシャリー−ブチレートが、特に反応段階に
よるが、好適である。
水素化物類もしくはアルコレート類、例えば水素化ナト
リウムもしくはカリウムターシャリー−ブチレート、ま
たは環式アミン類、例えばピペリジンもしくはジメチル
アミノピリジン、またはC1−C4-アルキルアミン類、
例えばトリエチルアミン、である。ピペリジン、ジメチ
ルアミノピリジン、ピリジン、水素化ナトリウムおよび
カリウムターシャリー−ブチレートが、特に反応段階に
よるが、好適である。
【0051】方法[A]の場合に適している酸類は、有
機C1−C3-カルボン酸類、例えば酢酸またはプロピオ
ン酸、である。酢酸が好適である。
機C1−C3-カルボン酸類、例えば酢酸またはプロピオ
ン酸、である。酢酸が好適である。
【0052】方法[E]の場合に適している酸類は、有
機C1−C3-カルボン酸類、例えば酢酸もしくはプロピ
オン酸、または有機C1−C7-スルホン酸類、例えばベ
ンゼンスルホン酸もしくはトルエンスルホン酸、であ
る。有機カルボン酸類は溶媒として過剰量でそしてまた
触媒的に、すなわち化合物Vを基にして0.001−1
モル当量の量で、使用することができ、有機スルホン酸
類は0.001−1当量の量で使用される。酢酸および
トルエンスルホン酸が好適である。
機C1−C3-カルボン酸類、例えば酢酸もしくはプロピ
オン酸、または有機C1−C7-スルホン酸類、例えばベ
ンゼンスルホン酸もしくはトルエンスルホン酸、であ
る。有機カルボン酸類は溶媒として過剰量でそしてまた
触媒的に、すなわち化合物Vを基にして0.001−1
モル当量の量で、使用することができ、有機スルホン酸
類は0.001−1当量の量で使用される。酢酸および
トルエンスルホン酸が好適である。
【0053】本発明に従う方法を実施するための反応に
関与する物質はいずれの希望する比であることができ
る。しかしながら、一般的にはモル量の反応物類が使用
される。
関与する物質はいずれの希望する比であることができ
る。しかしながら、一般的にはモル量の反応物類が使用
される。
【0054】反応温度は実質的な範囲内で変えることが
できる。反応は一般的には+10℃〜+150℃の間
で、好適には+20℃〜+100℃の間で、特に特定溶
媒の沸点において、行われる。
できる。反応は一般的には+10℃〜+150℃の間
で、好適には+20℃〜+100℃の間で、特に特定溶
媒の沸点において、行われる。
【0055】反応は常圧において行うことができるが、
加圧または減圧(例えば0.5−3バール)において行
うこともできる。それらは一般的には常圧において行わ
れる。
加圧または減圧(例えば0.5−3バール)において行
うこともできる。それらは一般的には常圧において行わ
れる。
【0056】いくつかの反応段階は有利には不活性気体
雰囲気下で反応する。
雰囲気下で反応する。
【0057】カルボン酸を活性化させるためには、一般
的試薬、例えば無機ハライド類、例えば塩化チオニル、
三塩化燐もしくは五塩化燐、またはカルボニルジイミダ
ゾール、カルボジイミド類、例えばシクロヘキシルカル
ボジイミドもしくはp−トルエンスルホン酸1−シクロ
ヘキシル−3−[2−(N−メチルモルホリノ)エチル]カ
ルボジイミド、またはN−ヒドロキシフタルイミドもし
くはN−ヒドロキシ−ベンゾトリアゾール、が適してい
る。
的試薬、例えば無機ハライド類、例えば塩化チオニル、
三塩化燐もしくは五塩化燐、またはカルボニルジイミダ
ゾール、カルボジイミド類、例えばシクロヘキシルカル
ボジイミドもしくはp−トルエンスルホン酸1−シクロ
ヘキシル−3−[2−(N−メチルモルホリノ)エチル]カ
ルボジイミド、またはN−ヒドロキシフタルイミドもし
くはN−ヒドロキシ−ベンゾトリアゾール、が適してい
る。
【0058】エナンチオマー的に純粋な形は、例えば、
R2またはR3が光学的に活性なエステル基を表す一般式
(I)の化合物類を一般的方法により分離しそして次に
直接エステル交換するかまたは最初に光学的に活性なカ
ルボン酸類を製造しそして次に方法[E]に従うエステ
ル化によりエナンチオマー的に純粋なジヒドロピリジン
類を製造することにより、得られる。
R2またはR3が光学的に活性なエステル基を表す一般式
(I)の化合物類を一般的方法により分離しそして次に
直接エステル交換するかまたは最初に光学的に活性なカ
ルボン酸類を製造しそして次に方法[E]に従うエステ
ル化によりエナンチオマー的に純粋なジヒドロピリジン
類を製造することにより、得られる。
【0059】適している偏光性エステル基はエナンチオ
マー的に純粋なアルコール類の全てのエステル類、例え
ば1−フェニルエタノール、乳酸、乳酸エステル類、マ
ンデル酸、マンデル酸エステル類、2−アミノアルコー
ル類、糖誘導体類、ヒドロキシアミノ酸誘導体類および
多くの他のエナンチオマー的に純粋なアルコール類であ
る。
マー的に純粋なアルコール類の全てのエステル類、例え
ば1−フェニルエタノール、乳酸、乳酸エステル類、マ
ンデル酸、マンデル酸エステル類、2−アミノアルコー
ル類、糖誘導体類、ヒドロキシアミノ酸誘導体類および
多くの他のエナンチオマー的に純粋なアルコール類であ
る。
【0060】ジアステレオマー類は一般的には分別結晶
化により、カラムクロマトグラフィーによりまたはクレ
イグ分配により分離される。最適方法は場合毎に決める
べきであり、そして時には個別方法の組み合わせを使用
することも有利である。結晶化もしくはクレイグ分配ま
たは二方法の組み合わせによる分離が特に適している。
化により、カラムクロマトグラフィーによりまたはクレ
イグ分配により分離される。最適方法は場合毎に決める
べきであり、そして時には個別方法の組み合わせを使用
することも有利である。結晶化もしくはクレイグ分配ま
たは二方法の組み合わせによる分離が特に適している。
【0061】エナンチオマー的に純粋な化合物類は偏光
相の上でのラセミ性エステル類のクロマトグラフィーに
よっても入手可能である。
相の上でのラセミ性エステル類のクロマトグラフィーに
よっても入手可能である。
【0062】一般式(II)の化合物類はそれ自体は既知
であるかまたは既知の方法により製造することができ
る。
であるかまたは既知の方法により製造することができ
る。
【0063】一般式(III)のアセト酢酸誘導体類は既
知であるかまたは既知の方法により製造することができ
る。
知であるかまたは既知の方法により製造することができ
る。
【0064】式(IV)のアミノクロトン酸誘導体類は既
知であるかまたは既知の方法により製造することができ
る。
知であるかまたは既知の方法により製造することができ
る。
【0065】一般式(V)の化合物類は物質の具体的概
念としては新規であり、そして例えば、一般式(XII)
念としては新規であり、そして例えば、一般式(XII)
【0066】
【化24】
【0067】[式中、R1、R2およびR3は上記の意味
を有しており、そしてR7はC1−C4-アルキルを表す]
の化合物類を上記の溶媒の1種中で、好適にはメタノー
ル中で、そしてKCNの存在下で30−100℃の温度
範囲で、好適には還流温度において、そして常圧におい
てヒドラジン水和物と反応させる方法により製造するこ
とができる。
を有しており、そしてR7はC1−C4-アルキルを表す]
の化合物類を上記の溶媒の1種中で、好適にはメタノー
ル中で、そしてKCNの存在下で30−100℃の温度
範囲で、好適には還流温度において、そして常圧におい
てヒドラジン水和物と反応させる方法により製造するこ
とができる。
【0068】一般式(VI)の化合物類は物質の具体的概
念としては新規であり、そして例えば、一般式(VII)
の化合物類を、適宜例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ムまたはトリエチルアミンの如き塩基類の存在下で、上
記の溶媒中で、好適にはアルコール類またはそれらの混
合物類の中で、30℃から還流温度までの温度範囲で、
好適には還流温度において100℃において、そして常
圧において、ヒドロキシルアミンまたはそれの塩類と反
応させる方法により製造することができる。
念としては新規であり、そして例えば、一般式(VII)
の化合物類を、適宜例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ムまたはトリエチルアミンの如き塩基類の存在下で、上
記の溶媒中で、好適にはアルコール類またはそれらの混
合物類の中で、30℃から還流温度までの温度範囲で、
好適には還流温度において100℃において、そして常
圧において、ヒドロキシルアミンまたはそれの塩類と反
応させる方法により製造することができる。
【0069】一般式(XII)の化合物類は物質の具体的
概念としては新規であり、そして例えば、最初に対応す
る3−ホルミル安息香酸エステル類を不活性溶媒中で、
好適にはアルコール中で、塩基類および酸類、好適には
ピペリジンおよび氷酢酸、の存在下で、アセト酢酸エス
テル類と反応させ、適宜生成したイリデン化合物類を単
離し、そして次に+30℃〜+100℃の温度範囲で対
応する2−アミノクロトン酸エステル類と反応させる方
法により製造することができる。
概念としては新規であり、そして例えば、最初に対応す
る3−ホルミル安息香酸エステル類を不活性溶媒中で、
好適にはアルコール中で、塩基類および酸類、好適には
ピペリジンおよび氷酢酸、の存在下で、アセト酢酸エス
テル類と反応させ、適宜生成したイリデン化合物類を単
離し、そして次に+30℃〜+100℃の温度範囲で対
応する2−アミノクロトン酸エステル類と反応させる方
法により製造することができる。
【0070】一般式(VII)の化合物類も同様にある場
合には既知であり、そして一般的方法により製造するこ
とができる。
合には既知であり、そして一般的方法により製造するこ
とができる。
【0071】一般式(VIII)の化合物類はある場合には
新規であり、そして最初に一般式(III)のアセト酢酸
エステル類および次に式(IVa)
新規であり、そして最初に一般式(III)のアセト酢酸
エステル類および次に式(IVa)
【0072】
【化25】 の化合物類を方法[A]に記されている如くして一般式
(II)の化合物類に加え、そして生成したジヒドロピリ
ジンシアノエチルエステル類を塩基類、好適には水酸化
ナトリウムまたはカリウムターシャリー−ブチレート、
で処理する方法により製造することができる。
(II)の化合物類に加え、そして生成したジヒドロピリ
ジンシアノエチルエステル類を塩基類、好適には水酸化
ナトリウムまたはカリウムターシャリー−ブチレート、
で処理する方法により製造することができる。
【0073】一般式(VIII)の化合物類はある場合には
新規であり、そして例えば一般式(XIII)
新規であり、そして例えば一般式(XIII)
【0074】
【化26】
【0075】[式中、R1、R2およびR3は上記の意味
を有している]の化合物類を触媒、好適にはラネーニッ
ケル、の存在下で、アルコール中で、好適にはメタノー
ル中で、常圧および室温において水素化する方法により
製造することができる。
を有している]の化合物類を触媒、好適にはラネーニッ
ケル、の存在下で、アルコール中で、好適にはメタノー
ル中で、常圧および室温において水素化する方法により
製造することができる。
【0076】一般式(XIII)の化合物類はある場合には
既知であり、そして例えば最初に対応する3−ホルミル
安息香酸エステル類を不活性溶媒中で、好適にはアルコ
ール類の中で、塩基類および酸類、好適にはピペリジン
および氷酢酸、の存在下でアセト酢酸エステル類と反応
させ、適宜生成したイリデン化合物類を単離し、そして
次に+30℃〜+100℃の温度範囲で対応する2−ア
ミノ−クロトン酸エステル類と反応させることにより製
造することができる。
既知であり、そして例えば最初に対応する3−ホルミル
安息香酸エステル類を不活性溶媒中で、好適にはアルコ
ール類の中で、塩基類および酸類、好適にはピペリジン
および氷酢酸、の存在下でアセト酢酸エステル類と反応
させ、適宜生成したイリデン化合物類を単離し、そして
次に+30℃〜+100℃の温度範囲で対応する2−ア
ミノ−クロトン酸エステル類と反応させることにより製
造することができる。
【0077】上記の製造方法は単に説明用に記されてい
るものである。一般式(I)の化合物類の製造はこれら
の方法に限定されるものではなく、これらの方法の変法
を本発明に従う化合物類の製造用に同じ方法で使用する
ことができる。
るものである。一般式(I)の化合物類の製造はこれら
の方法に限定されるものではなく、これらの方法の変法
を本発明に従う化合物類の製造用に同じ方法で使用する
ことができる。
【0078】本発明に従う化合物類は予期できなかった
価値ある薬学的活性分野を示す。
価値ある薬学的活性分野を示す。
【0079】本発明に従う化合物類は、中枢神経系のL
−型カルシウム径路用の選択性を有するカルシウム径路
配位子である。この選択性は、例えば、ネズミの脳およ
びネズミの心臓上でのDHP結合部位に関する結合親和
力の比較により示すことができる。
−型カルシウム径路用の選択性を有するカルシウム径路
配位子である。この選択性は、例えば、ネズミの脳およ
びネズミの心臓上でのDHP結合部位に関する結合親和
力の比較により示すことができる。
【0080】該化合物類は典型的な学習および記憶モデ
ル(例えば、水迷路、モリス迷路、受動回避、自動化さ
れたスキナーボックス中でのレミニッセンス試験)にお
けるネズミに対するそれらの行動−改良活性が示してい
る如く学習および記憶行動に対する正の影響を有してい
る。
ル(例えば、水迷路、モリス迷路、受動回避、自動化さ
れたスキナーボックス中でのレミニッセンス試験)にお
けるネズミに対するそれらの行動−改良活性が示してい
る如く学習および記憶行動に対する正の影響を有してい
る。
【0081】結合検定:ネズミの脳またはネズミの心臓
中でのFN200−110結合部位に関する結合親和力
はランペ(Rampe)D.R.、ムトレッジ(Mutledge)A.、ジ
ャニス(Janis)R.A.、トリグル(Triggle)D.J.、Can.
Journ. Physiol. Pharmacol.、65、(1987)、
1452の方法に従い測定される。
中でのFN200−110結合部位に関する結合親和力
はランペ(Rampe)D.R.、ムトレッジ(Mutledge)A.、ジ
ャニス(Janis)R.A.、トリグル(Triggle)D.J.、Can.
Journ. Physiol. Pharmacol.、65、(1987)、
1452の方法に従い測定される。
【0082】水迷路:老いたウィスターネズミ(24
月)を、冷たい(14−15°)水が充填されておりそ
して垂直遮蔽物により分割されているプラスチックタン
ク(120×50×40cm)の中で開始位置に入れ
た。動物が水から逃げられるはしごに達するには、それ
らはこれらの遮蔽物の周りを泳がなければならない。道
を発見するために必要な時間および工程上での誤りの数
を記録する。ここで誤りとは出口から離れた方向での行
き止まり中での泳ぎまたは実在しない四角の境界線上で
の泳ぎと定義されている。
月)を、冷たい(14−15°)水が充填されておりそ
して垂直遮蔽物により分割されているプラスチックタン
ク(120×50×40cm)の中で開始位置に入れ
た。動物が水から逃げられるはしごに達するには、それ
らはこれらの遮蔽物の周りを泳がなければならない。道
を発見するために必要な時間および工程上での誤りの数
を記録する。ここで誤りとは出口から離れた方向での行
き止まり中での泳ぎまたは実在しない四角の境界線上で
の泳ぎと定義されている。
【0083】ネズミは出口が発見されるまで迷路の中に
残っているが、300秒は越えない。それらを次に取り
出し、乾燥し、そして赤色灯の下で暖める。それらを次
にそれらの元のケージに返す。
残っているが、300秒は越えない。それらを次に取り
出し、乾燥し、そして赤色灯の下で暖める。それらを次
にそれらの元のケージに返す。
【0084】典型的な実験では、二種の同等な動物群
(各場合とも偽薬、試験物質n=15)が予備試験によ
り決められる。動物を次に、1日に2回にわたり、6試
験期間にかける。試験物質または偽薬を経口的に実験の
30分前に投与する。出口に達するまでの時間における
短縮、誤りの数における減少および出口を全て見いだす
動物の数における増加が、偽薬と比べての試験物質の学
習−および記憶−改良作用の測定値である。
(各場合とも偽薬、試験物質n=15)が予備試験によ
り決められる。動物を次に、1日に2回にわたり、6試
験期間にかける。試験物質または偽薬を経口的に実験の
30分前に投与する。出口に達するまでの時間における
短縮、誤りの数における減少および出口を全て見いだす
動物の数における増加が、偽薬と比べての試験物質の学
習−および記憶−改良作用の測定値である。
【0085】ポルソルトネズミ水泳試験 予備試験中に、若いネズミを25℃の水が17cmの水
準まで充填されているガラスシリンダー(40cm高
さ、20cm直径)の中に入れる。水中での20分後
に、動物を取り出しそして灯の下で30分間暖める。こ
の予備試験では、全てのネズミはそれらが約15分後に
不動状態になるまで(「行動的に絶望」)シリンダーか
ら逃げようとする。試験期間は24時間後に開始され、
ネズミはガラスシリンダーの中に前日に入れられるが、
この時間は5分間だけである。これらの5分間中にネズ
ミが不動状態になる時間の期間が記録される。頭を水の
上に保つために水中で直立しながら最小の推進運動を行
うネズミがここでは不動であると記録される。偽薬また
は試験物質(0.25、0.5、1、5、10mg/k
g、1群当たりn=6)を経口的に3回、試験期間の2
3、5および1時間前に(予備試験から1、19、23
時間後に)投与する。試験物質の抗鬱活性は偽薬の値と
比べての不動期間の減少に現れる。
準まで充填されているガラスシリンダー(40cm高
さ、20cm直径)の中に入れる。水中での20分後
に、動物を取り出しそして灯の下で30分間暖める。こ
の予備試験では、全てのネズミはそれらが約15分後に
不動状態になるまで(「行動的に絶望」)シリンダーか
ら逃げようとする。試験期間は24時間後に開始され、
ネズミはガラスシリンダーの中に前日に入れられるが、
この時間は5分間だけである。これらの5分間中にネズ
ミが不動状態になる時間の期間が記録される。頭を水の
上に保つために水中で直立しながら最小の推進運動を行
うネズミがここでは不動であると記録される。偽薬また
は試験物質(0.25、0.5、1、5、10mg/k
g、1群当たりn=6)を経口的に3回、試験期間の2
3、5および1時間前に(予備試験から1、19、23
時間後に)投与する。試験物質の抗鬱活性は偽薬の値と
比べての不動期間の減少に現れる。
【0086】それらの薬学的性質のために、活性化合物
類は中枢退化性疾病、例えば痴呆を伴う事象(多発性梗
塞形成MID、原発性退化性痴呆PDD、早老性および
老年性アルツハイマー症、HIV痴呆および他の形の痴
呆)、パーキンソン氏病または筋萎縮性外側脊髄硬化
症、の処置用の薬品の製造用に使用することができる。
活性化合物類はさらに、老年における脳行動における障
害、構造的脳症候群(OBS)および年令−関連性記憶
障害(AAMI)の処置用にも適している。
類は中枢退化性疾病、例えば痴呆を伴う事象(多発性梗
塞形成MID、原発性退化性痴呆PDD、早老性および
老年性アルツハイマー症、HIV痴呆および他の形の痴
呆)、パーキンソン氏病または筋萎縮性外側脊髄硬化
症、の処置用の薬品の製造用に使用することができる。
活性化合物類はさらに、老年における脳行動における障
害、構造的脳症候群(OBS)および年令−関連性記憶
障害(AAMI)の処置用にも適している。
【0087】それらは例えば脳虚血、卒中およびクモ膜
下出血の如き濃循環障害の結果の予防用および防除用、
並びに脳腫瘍の処置用に価値がある。
下出血の如き濃循環障害の結果の予防用および防除用、
並びに脳腫瘍の処置用に価値がある。
【0088】それらは鬱病および躁病の処置用に適して
いる。他の使用分野は、片頭痛、神経障害並びに嗜好癖
および停止癖兆候の処置である。
いる。他の使用分野は、片頭痛、神経障害並びに嗜好癖
および停止癖兆候の処置である。
【0089】本発明は、不活性な無毒の薬学的に適して
いる助剤および賦形薬の他に1種以上の一般式(I)の
化合物を含んでいるかまたは1種以上の式(I)の活性
化合物からなっている薬学的調合物、並びにこれらの調
合物の製造方法も包括している。
いる助剤および賦形薬の他に1種以上の一般式(I)の
化合物を含んでいるかまたは1種以上の式(I)の活性
化合物からなっている薬学的調合物、並びにこれらの調
合物の製造方法も包括している。
【0090】式(I)の活性化合物はこれらの調合物中
では全混合物の0.1−99.5重量%の、好適には0.
5−95重量%の、濃度で存在すべきである。
では全混合物の0.1−99.5重量%の、好適には0.
5−95重量%の、濃度で存在すべきである。
【0091】薬学的調合物は式(I)の活性化合物の他
に別の薬学的活性化合物を含むこともできる。
に別の薬学的活性化合物を含むこともできる。
【0092】上記の薬学的調合物は一般的方法で既知の
方法により、例えば助剤または賦形薬物質または物質類
を使用して、製造することができる。
方法により、例えば助剤または賦形薬物質または物質類
を使用して、製造することができる。
【0093】一般的には、希望する結果を得るためには
式(I)の活性化合物または化合物類を24時間毎に約
0.01−約100mg/kgの体重の合計量で、好適
には約1mg/kg−50mg/kgの体重の合計量
で、適宜数回の個別投与形で、投与することが有利であ
ると証されている。
式(I)の活性化合物または化合物類を24時間毎に約
0.01−約100mg/kgの体重の合計量で、好適
には約1mg/kg−50mg/kgの体重の合計量
で、適宜数回の個別投与形で、投与することが有利であ
ると証されている。
【0094】しかしながら、適宜、特に処置しようとす
る対象の性質および体重、薬品に対する個別行動、疾病
の性質および程度、調合物および投与の性質、並びに投
与を行う時間または間隔の関数として、上記量から逸脱
することが有利であるかもしれない。
る対象の性質および体重、薬品に対する個別行動、疾病
の性質および程度、調合物および投与の性質、並びに投
与を行う時間または間隔の関数として、上記量から逸脱
することが有利であるかもしれない。
【0095】言及されている特定RF値は−断らない限
り−シリカゲル上での薄層クロマトグラフィー(アルミ
ニウム箔、シリカゲル60F254、E.メルク)によ
り測定された。物質点は、紫外光線下での観察および/
または1%強度過マンガン酸カリウム溶液の噴霧によ
り、可視化された。
り−シリカゲル上での薄層クロマトグラフィー(アルミ
ニウム箔、シリカゲル60F254、E.メルク)によ
り測定された。物質点は、紫外光線下での観察および/
または1%強度過マンガン酸カリウム溶液の噴霧によ
り、可視化された。
【0096】フラッシュクロマトグラフィーはシリカゲ
ル60、0.040−0.064mm、E.メルク、の上
で行われた。溶媒勾配を用いる溶離とは、純粋な非極性
溶媒混合物成分で出発し、希望する生成物が溶離される
まで極性可動相成分を割合を増加させながら混合する
(薄層クロマトグラフィー調節)ことを意味する。
ル60、0.040−0.064mm、E.メルク、の上
で行われた。溶媒勾配を用いる溶離とは、純粋な非極性
溶媒混合物成分で出発し、希望する生成物が溶離される
まで極性可動相成分を割合を増加させながら混合する
(薄層クロマトグラフィー調節)ことを意味する。
【0097】
【実施例】出発化合物類 実施例I 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(3−メトキ
シカルボニル−フェニル)−ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸イソプロピル2−メトキシエチル
シカルボニル−フェニル)−ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸イソプロピル2−メトキシエチル
【0098】
【化27】
【0099】10.0g(61ミリモル)の3−ホルミ
ル安息香酸メチル、10.0g(60ミリモル)のアセ
ト酢酸2−メトキシエチル、0.2mlの氷酢酸および
0.4mlのピペリジンを100mlの2−プロパノー
ル中で2.5時間にわたり40℃に加熱した。冷却後
に、混合物を濃縮しそして粗製生成物をフラッシュクロ
マトグラフィー(シリカゲル、トルエン/酢酸エチル2
0:1−1:1)により精製した。17.6g(94
%)のベンジリデン化合物が黄色の油状で得られた。1
7.6g(57.5ミリモル)のこの中間生成物および
8.2g(75.5ミリモル)の3−アミノクロトン酸イ
ソプロピルを150mlの2−プロパノール中で1時間
にわたり還流下で加熱した。濃縮後に得られた粗製生成
物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、トル
エン/酢酸エチル1:0−1:1)により精製した。1
9.8g(80%)のその後の反応用に適している純度
の生成物がこのようにして得られた。該生成物は、ジエ
チルエーテルと共に粉砕することにより、融点が86−
88℃の無色の結晶形で得られた。
ル安息香酸メチル、10.0g(60ミリモル)のアセ
ト酢酸2−メトキシエチル、0.2mlの氷酢酸および
0.4mlのピペリジンを100mlの2−プロパノー
ル中で2.5時間にわたり40℃に加熱した。冷却後
に、混合物を濃縮しそして粗製生成物をフラッシュクロ
マトグラフィー(シリカゲル、トルエン/酢酸エチル2
0:1−1:1)により精製した。17.6g(94
%)のベンジリデン化合物が黄色の油状で得られた。1
7.6g(57.5ミリモル)のこの中間生成物および
8.2g(75.5ミリモル)の3−アミノクロトン酸イ
ソプロピルを150mlの2−プロパノール中で1時間
にわたり還流下で加熱した。濃縮後に得られた粗製生成
物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、トル
エン/酢酸エチル1:0−1:1)により精製した。1
9.8g(80%)のその後の反応用に適している純度
の生成物がこのようにして得られた。該生成物は、ジエ
チルエーテルと共に粉砕することにより、融点が86−
88℃の無色の結晶形で得られた。
【0100】表Iに挙げられている化合物類が実施例I
の指示と同様にして得られた。
の指示と同様にして得られた。
【0101】
【表1】表I:
【0102】
【化28】
【0103】 実施例 R R2 R1 融点 収率 番号 ℃ (理論値の%) II 3-CO2CH3 -CH(CH3)2 -(CH2)2-CN 119 52 III 3-CO2CH3 -(CH2)2OCH3 -(CH2)2-CN 70 IV 3-CN -CH(CH3)2 -(CH2)2-OCH3 123-125 36 V 3-CO2CH3 -CH(CH3)2 -(CH2)2-OC3H7 89実施例VI 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(3−ヒドラ
ジノカルボニル−フェニル)−ピリジン−3,5−ジカル
ボン酸イソプロピル2−メトキシ−エチル
ジノカルボニル−フェニル)−ピリジン−3,5−ジカル
ボン酸イソプロピル2−メトキシ−エチル
【0104】
【化29】
【0105】3.0g(7.0ミリモル)の実施例Iから
の化合物および3.0mlのヒドラジン水和物水溶液
(64%強度)を30mlのメタノール中に溶解させ、
そしてスパチュラ先端量のシアン化カリウムを加えた。
混合物を2時間にわたり還流下で加熱した後に、さらに
3.0mlのヒドラジン水和物溶液を加えそして混合物
をさらに60分間にわたり還流下で加熱した。反応混合
物を真空中で溶媒から遊離させた。残渣を酢酸エチルで
浸潤させて2.3g(77%)の無色の結晶を与えた。
融点:187−189℃。物質を+4℃で貯蔵した。
の化合物および3.0mlのヒドラジン水和物水溶液
(64%強度)を30mlのメタノール中に溶解させ、
そしてスパチュラ先端量のシアン化カリウムを加えた。
混合物を2時間にわたり還流下で加熱した後に、さらに
3.0mlのヒドラジン水和物溶液を加えそして混合物
をさらに60分間にわたり還流下で加熱した。反応混合
物を真空中で溶媒から遊離させた。残渣を酢酸エチルで
浸潤させて2.3g(77%)の無色の結晶を与えた。
融点:187−189℃。物質を+4℃で貯蔵した。
【0106】実施例VII 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(3−メトキ
シカルボニル−フェニル)−ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸の2−メトキシ−エチルエステル
シカルボニル−フェニル)−ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸の2−メトキシ−エチルエステル
【0107】
【化30】
【0108】30.4g(0.27モル)のカリウムター
シャリー−ブチレートを一部分ずつ、1リットルのテト
ラヒドロフラン中の100g(0.23モル)の実施例I
IIからの化合物に室温においてアルゴン下で加えた。室
温における2時間後に、混合物を50℃に加熱し、そし
て溶液を穏やかな真空下で約2/3に濃縮した。2リッ
トルの酢酸エチルで希釈した後に、混合物を2リットル
の水および30mlの濃塩酸の混合物の上に注いだ。珪
藻土上での濾過後に、水相を除去し、そして有機相を洗
浄しそして乾燥した。有機相をトンシルと共に撹拌しそ
して濃縮して油とすると、それは固化しそしてそれをジ
エチルエーテルと共に粉砕することにより融点が152
℃(気体の発生を伴う)の無色の結晶に転化させた。収
量:77.4g(88%)。
シャリー−ブチレートを一部分ずつ、1リットルのテト
ラヒドロフラン中の100g(0.23モル)の実施例I
IIからの化合物に室温においてアルゴン下で加えた。室
温における2時間後に、混合物を50℃に加熱し、そし
て溶液を穏やかな真空下で約2/3に濃縮した。2リッ
トルの酢酸エチルで希釈した後に、混合物を2リットル
の水および30mlの濃塩酸の混合物の上に注いだ。珪
藻土上での濾過後に、水相を除去し、そして有機相を洗
浄しそして乾燥した。有機相をトンシルと共に撹拌しそ
して濃縮して油とすると、それは固化しそしてそれをジ
エチルエーテルと共に粉砕することにより融点が152
℃(気体の発生を伴う)の無色の結晶に転化させた。収
量:77.4g(88%)。
【0109】表IIに挙げられている化合物類が実施例VI
Iの指示と同様にして製造された。
Iの指示と同様にして製造された。
【0110】
【表2】表II:
【0111】
【化31】
【0112】 実施例 R R2 出発 融点℃ エナンチオマー 番号 物質 VIII -CO2CH3 -CH(CH3)2 II 約180(分解) ラセミ体 IX -CO2CH3 -(CH2)2OCH3 VIIa) 油 (+); X -CO2CH3 -(CH2)2OCH3 VIIa) 油 (-);α20 D=-21.2 (c=1、CH3OH) XI -CN -CH(CH3)2 b) 132-136 (-);α20 D=-22.2 (c=1、CH3OH) XII -CN -CH(CH3)2 b) 139-140 (-);α20 D=+22.1 (c=1、CH3OH)a) 偏光相上でのクロマトグラフィーによる分離b) 偏光相上でのクロマトグラフィー分離によるラセミ
体から実施例XIII 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(3−メトキ
シカルボニル−フェニル)−ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸ジ−(2−メトキシエチル)
体から実施例XIII 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(3−メトキ
シカルボニル−フェニル)−ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸ジ−(2−メトキシエチル)
【0113】
【化32】
【0114】0.16g(1.0ミリモル)のカルボニル
ジイミダゾールを4mlの無水テトラヒドロフラン中の
0.40g(1.0ミリモル)の実施例VIIからの化合物
に加え、そして混合物を室温で一夜撹拌した。溶媒を回
転蒸発器上でストリッピングさせ、そして残渣を4ml
の2−メトキシエタノール中に加えた。スパチュラ先端
量の4−ジメチルアミノピリジンを加え、そして混合物
を80℃において24時間加熱した。濃縮後に残った粗
製生成物をクロマトグラフィー(シリカゲル、トルエン
/酢酸エチル10:1−3:1)により精製した。0.
35g(78%)の標記化合物が油状で得られた。
ジイミダゾールを4mlの無水テトラヒドロフラン中の
0.40g(1.0ミリモル)の実施例VIIからの化合物
に加え、そして混合物を室温で一夜撹拌した。溶媒を回
転蒸発器上でストリッピングさせ、そして残渣を4ml
の2−メトキシエタノール中に加えた。スパチュラ先端
量の4−ジメチルアミノピリジンを加え、そして混合物
を80℃において24時間加熱した。濃縮後に残った粗
製生成物をクロマトグラフィー(シリカゲル、トルエン
/酢酸エチル10:1−3:1)により精製した。0.
35g(78%)の標記化合物が油状で得られた。
【0115】表III中に挙げられている化合物類が実施
例XIIIの指示と同様にして製造された。
例XIIIの指示と同様にして製造された。
【0116】
【表3】表III:
【0117】
【化33】
【0118】 実施例 R R1 出発 融点 番号 物質 ℃/Rf* XIV -CO2CH3 -CH(CH3)2 VIII 油a) XV -CO2CH3 b) -(CH2)2OCH3 IX 71-72 XVI -CO2CH3 c) -(CH2)2OCH3 X 71-72 XVII -CNd) -(CH2)2OCH3 XI 127-128 XVIII -CNe) -(CH2)2OCH3 XII 127-128a) Rf(トルエン/酢酸エチル1:1)=0.54b) α20 D=+33.7(c=1、メタノール)c) α20 D=-33.1(c=1、メタノール)d) α20 D=+14.4(c=1、クロロホルム)e) α20 D=-13.3(c=1、クロロホルム) 表IV中に挙げられている化合物類が実施例VIの指示と同
様にして製造された。
様にして製造された。
【0119】
【表4】表IV:
【0120】
【化34】
【0121】 実施例 R2 R1 融点℃ エナン 出発 番号 チオマー 物質 XIX -(CH2)2OCH3 -(CH2)2OCH3 124-125 XIII XX -CH(CH3)2 -CH(CH3)2 110(分解) XIV XXI -(CH2)2OCH3 -CH(CH3)2 155-157 純粋 XV XXII -(CH2)2OCH3 -CH(CH3)2 154-156 純粋 XVI XXIII -(CH2)2OC3H7 -CH(CH3)2 油 V実施例XXIV 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(3−N−ヒ
ドロキシカルボンイミドアミド−フェニル)−ピリジン
−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチ
ル
ドロキシカルボンイミドアミド−フェニル)−ピリジン
−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチ
ル
【0122】
【化35】
【0123】3.98g(10ミリモル)の実施例IVか
らの化合物、1.40g(20ミリモル)のヒドロキシ
ルアミン塩酸塩および1.40g(10ミリモル)の炭
酸カリウムを40mlの4:1エタノール/水混合物の
中に懸濁させ、そして懸濁液を還流下で一夜加熱した。
反応混合物を濃縮し、そして残渣を酢酸エチルを用いて
浸出させた。濃縮後に、4.2gの標記化合物(97
%)が抽出物から非晶質固体状で得られ、それを粗製形
でさらに反応させた。
らの化合物、1.40g(20ミリモル)のヒドロキシ
ルアミン塩酸塩および1.40g(10ミリモル)の炭
酸カリウムを40mlの4:1エタノール/水混合物の
中に懸濁させ、そして懸濁液を還流下で一夜加熱した。
反応混合物を濃縮し、そして残渣を酢酸エチルを用いて
浸出させた。濃縮後に、4.2gの標記化合物(97
%)が抽出物から非晶質固体状で得られ、それを粗製形
でさらに反応させた。
【0124】表V中に挙げられている化合物類が実施例
XXIVの指示と同様にして製造された。
XXIVの指示と同様にして製造された。
【0125】
【表5】表V:
【0126】
【化36】
【0127】 実施例 R2 R1 融点℃ エナン 出発 番号 チオマー 物質 XXV -(CH2)2OCH3 -CH(CH3)2 非晶質 純粋 XVII XXVI -(CH2)2OCH3 -CH(CH3)2 非晶質 純粋 XVIII実施例XXVII 4−(3−アミノ−2−クロロ−フェニル)−1,4−ジ
ヒドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸イソプロピル2−メトキシエチル
ヒドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸イソプロピル2−メトキシエチル
【0128】
【化37】
【0129】還流温度における等モル量の2−クロロ−
3−ニトロベンズアルデヒド、β−アミノクロトン酸イ
ソプロピルおよびアセト酢酸メトキシエチルの2−プロ
パノール中での反応により得られた27.5g(61ミ
リモル、純度96.5%)の4−(2−クロロ−3−ニト
ロフェニル)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピ
リジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキ
シエチルを500mlのメタノール中に溶解させ、そし
てラネーニッケル(約1.5g、水で湿っている)の存
在下で常圧および常温において水素の吸収が終わるまで
(1時間)水素化した。触媒を濾別し、そして濃縮後に
得られた残渣をフラッシュクロマトグラフィー(トルエ
ン/酢酸エチル1:0→5:1)により精製した。トル
エン上での結晶化で24.0g(理論値の93%)の融
点が118−122℃の標記化合物を与えた。
3−ニトロベンズアルデヒド、β−アミノクロトン酸イ
ソプロピルおよびアセト酢酸メトキシエチルの2−プロ
パノール中での反応により得られた27.5g(61ミ
リモル、純度96.5%)の4−(2−クロロ−3−ニト
ロフェニル)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピ
リジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキ
シエチルを500mlのメタノール中に溶解させ、そし
てラネーニッケル(約1.5g、水で湿っている)の存
在下で常圧および常温において水素の吸収が終わるまで
(1時間)水素化した。触媒を濾別し、そして濃縮後に
得られた残渣をフラッシュクロマトグラフィー(トルエ
ン/酢酸エチル1:0→5:1)により精製した。トル
エン上での結晶化で24.0g(理論値の93%)の融
点が118−122℃の標記化合物を与えた。
【0130】実施例XXVIII 4−(5−アミノ−2−クロロフェニル)−1,4−ジヒ
ドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン
酸イソプロピル2−メトキシエチル
ドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン
酸イソプロピル2−メトキシエチル
【0131】
【化38】
【0132】標記化合物が22.8g(50モル)の4
−(2−クロロ−5−ニトロフェニル)−1,4−ジヒド
ロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸
イソプロピル2−メトキシエチルから実施例XXVIIの指
示と同様にして得られた。
−(2−クロロ−5−ニトロフェニル)−1,4−ジヒド
ロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸
イソプロピル2−メトキシエチルから実施例XXVIIの指
示と同様にして得られた。
【0133】Rf=0.23(トルエン/酢酸エチル1:
1)実施例XXIX 4−(3−アミノフェニル)−1,4−ジヒドロ−2,6−
ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸2−シアノ
エチル2−メトキシエチル
1)実施例XXIX 4−(3−アミノフェニル)−1,4−ジヒドロ−2,6−
ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸2−シアノ
エチル2−メトキシエチル
【0134】
【化39】
【0135】標記化合物が49.0g(114モル)の
1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(3−ニトロ
フェニル)−ピリジン−3,5−ジカルボン酸2−シアノ
エチル2−メトキシエチルから実施例XXVIIの指示と同
様にして得られ、そしてそれを粗製生成物としてさらに
反応させた。
1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(3−ニトロ
フェニル)−ピリジン−3,5−ジカルボン酸2−シアノ
エチル2−メトキシエチルから実施例XXVIIの指示と同
様にして得られ、そしてそれを粗製生成物としてさらに
反応させた。
【0136】実施例XXX 4−(3−アミノフェニル)−1,4−ジヒドロ−2,6−
ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピ
ル2−メトキシエチル
ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピ
ル2−メトキシエチル
【0137】
【化40】
【0138】標記化合物が実施例XXVIIと同様にして1
2.6g(30.1ミリモル)の1,4−ジヒドロ−2,6
−ジメチル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−
3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル
から得られた。
2.6g(30.1ミリモル)の1,4−ジヒドロ−2,6
−ジメチル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−
3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル
から得られた。
【0139】融点℃:138−140℃。
【0140】実施例XXXI 4−(2−クロロ−3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒ
ドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン
酸のイソプロピルモノエステル
ドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン
酸のイソプロピルモノエステル
【0141】
【化41】
【0142】55.7g(300ミリモル)の2−クロ
ロ−3−ニトロベンズアルデヒド、43.2g(300
ミリモル)のアセト酢酸イソプロピルおよび46.2g
(300ミリモル)の3−アミノクロトン酸2−シアノ
エチルから45.6g(34%)の4−2−クロロ−3
−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチ
ル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸2−シアノエチル
イソプロピルを得て、そしてそれを500mlのジメト
キシエタン中に溶解させ、そして100mlの水中の
5.3gの水酸化ナトリウムを加えた。室温における2
時間後に、混合物を6リットルの氷水の上に注ぎ、それ
に20mlの濃塩酸を加えた。分離した沈澱を30分後
に吸引濾別し、洗浄し、そして乾燥した。39.2gの
ほとんど無色の結晶がこのようにして得られた。
ロ−3−ニトロベンズアルデヒド、43.2g(300
ミリモル)のアセト酢酸イソプロピルおよび46.2g
(300ミリモル)の3−アミノクロトン酸2−シアノ
エチルから45.6g(34%)の4−2−クロロ−3
−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチ
ル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸2−シアノエチル
イソプロピルを得て、そしてそれを500mlのジメト
キシエタン中に溶解させ、そして100mlの水中の
5.3gの水酸化ナトリウムを加えた。室温における2
時間後に、混合物を6リットルの氷水の上に注ぎ、それ
に20mlの濃塩酸を加えた。分離した沈澱を30分後
に吸引濾別し、洗浄し、そして乾燥した。39.2gの
ほとんど無色の結晶がこのようにして得られた。
【0143】融点:159℃。
【0144】実施例XXXII 4−(3−アミノ−2−クロロフェニル)−1,4−ジヒ
ドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン
酸イソプロピル2−メトキシエチル(異性体A)
ドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン
酸イソプロピル2−メトキシエチル(異性体A)
【0145】
【化42】
【0146】実施例XXXIから偏光性支持物質上でのクロ
マトグラフィーにより純粋な(+)−エナンチオマー(α
20 D=+21.0;c=1、テトラヒドロフラン)を得る
ことができ、2.4g(15ミリモル)のカルボニルジ
イミダゾリドを60mlのテトラヒドロフラン中の5.
9g(15ミリモル)のこの化合物に加え、そして混合
物を60℃において1時間撹拌した。濃縮後に、40m
lの2−メトキシエタノールを加え、そして混合物を8
0℃において18時間撹拌した。溶媒を除去し、そして
残渣をフラッシュクロマトグラフィー(トルエン/酢酸
エチル1:0−3:1)により精製した。トルエン/シ
クロヘキサンからの結晶化で4.3g(理論値の63
%)の4−(2−クロロ−3−ニトロフェニル−1,4−
ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカル
ボン酸イソプロピル3−メトキシエチル(α20 D=−1
0.1;c=0.9、CHCl3)を与えた。
マトグラフィーにより純粋な(+)−エナンチオマー(α
20 D=+21.0;c=1、テトラヒドロフラン)を得る
ことができ、2.4g(15ミリモル)のカルボニルジ
イミダゾリドを60mlのテトラヒドロフラン中の5.
9g(15ミリモル)のこの化合物に加え、そして混合
物を60℃において1時間撹拌した。濃縮後に、40m
lの2−メトキシエタノールを加え、そして混合物を8
0℃において18時間撹拌した。溶媒を除去し、そして
残渣をフラッシュクロマトグラフィー(トルエン/酢酸
エチル1:0−3:1)により精製した。トルエン/シ
クロヘキサンからの結晶化で4.3g(理論値の63
%)の4−(2−クロロ−3−ニトロフェニル−1,4−
ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカル
ボン酸イソプロピル3−メトキシエチル(α20 D=−1
0.1;c=0.9、CHCl3)を与えた。
【0147】4.0g(定量的)の標記化合物がそれか
ら実施例Iと同様にして粗製生成物として得られ、それ
をその後に直接反応させた。
ら実施例Iと同様にして粗製生成物として得られ、それ
をその後に直接反応させた。
【0148】製造実施例 実施例1 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3−(1,3,
4−オキサジアゾリ−2−ル)−フェニル]−ピリジン−
3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル
4−オキサジアゾリ−2−ル)−フェニル]−ピリジン−
3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル
【0149】
【化43】
【0150】20mlのトリエトキシメタンを4.4g
(10ミリモル)の実施例VIからの化合物に加え、そし
て生成したエタノールを連続的に蒸留除去しながら混合
物を還流下で30分間加熱した。濃縮後に、粗製生成物
をクロマトグラフィー(シリカゲル、トルエン/酢酸エ
チル1:0−1:1)により単離した。ジエチルエーテ
ルと共に粉砕して融点が134−136gの結晶を与
え、それをトルエンから再結晶化させた。これにより、
2.0g(44%)の標記化合物が無色の結晶形で得ら
れた。
(10ミリモル)の実施例VIからの化合物に加え、そし
て生成したエタノールを連続的に蒸留除去しながら混合
物を還流下で30分間加熱した。濃縮後に、粗製生成物
をクロマトグラフィー(シリカゲル、トルエン/酢酸エ
チル1:0−1:1)により単離した。ジエチルエーテ
ルと共に粉砕して融点が134−136gの結晶を与
え、それをトルエンから再結晶化させた。これにより、
2.0g(44%)の標記化合物が無色の結晶形で得ら
れた。
【0151】融点:138−140℃。
【0152】表1および2に挙げられている化合物類が
実施例1の指示と同様にして得られた。
実施例1の指示と同様にして得られた。
【0153】
【表6】表1:
【0154】
【化44】
【0155】 実施例 Y R2 R1 融点 出発 番号 ℃ 物質 2 -NH2 a) -CH(CH3)2 -(CH2)2OCH3 202-205 VI 3 H -(CH2)2OCH3 -(CH2)2OCH3 201-202 XIX 4 -CH3 b) -(CH2)2OCH3 -CH(CH3)2 136-138 VI 5 H -CH(CH3)2 -CH(CH3)2 132-133 XX 6 Hc) -CH(CH3)2 -(CH2)2OCH3 154-155 XXI 7 -CH3 b,d) -CH(CH3)2 -(CH2)2OCH3 132-133 XXI 8 He) -CH(CH3)2 -(CH2)2OCH3 154-155 XXII 9 -CH3 b,f) -CH(CH3)2 -(CH2)2OCH3 132-133 XII 10 H -CH(CH3)2 -(CH2)2OC3H7 142-143 XXIIIa) メタノール中での1当量の臭化シアンとの反応、1
時間、室温b) 1,1,1−トリエトキシエタンとの反応、6時間、
120°c) α20 D=+27.8(c=1、メタノール)d) α20 D=+30.2(c=1、メタノール)e) α20 D=-28.5(c=1、メタノール)f) α20 D=-30.6(c=1、メタノール)
時間、室温b) 1,1,1−トリエトキシエタンとの反応、6時間、
120°c) α20 D=+27.8(c=1、メタノール)d) α20 D=+30.2(c=1、メタノール)e) α20 D=-28.5(c=1、メタノール)f) α20 D=-30.6(c=1、メタノール)
【0156】
【表7】表2:
【0157】
【化45】
【0158】 実施例番号 Y 融点℃ 出発物質 11 H 120-122 XXIV 12 -CH3 b) 114-115 XXIV 13 -CO2C2H5 g) 152-153 XXIV 14 -CO2C2H5 g,h) 150-151 XXV 15 -CO2C2H5 g,i) 150-151 XXVI 16 -CF3 j) 91-93 XXIVb) 1,1,1−トリエトキシエタンとの反応、6時間、
120°g) 分子ふるい4Aの存在下における塩化メチレン中で
のシュウ酸エチルエステルクロライドおよびピリジンと
の反応、一夜、室温h) α20 D=+28.4(c=1、クロロホルム)i) α20 D=-27.6(c=1、クロロホルム)j) 分子ふるい4Aの存在下における塩化メチレン中で
の一夜にわたる室温での1当量の無水トリフルオロ酢酸
および1当量のピリジンとの反応。物質は光に敏感性で
あった。
120°g) 分子ふるい4Aの存在下における塩化メチレン中で
のシュウ酸エチルエステルクロライドおよびピリジンと
の反応、一夜、室温h) α20 D=+28.4(c=1、クロロホルム)i) α20 D=-27.6(c=1、クロロホルム)j) 分子ふるい4Aの存在下における塩化メチレン中で
の一夜にわたる室温での1当量の無水トリフルオロ酢酸
および1当量のピリジンとの反応。物質は光に敏感性で
あった。
【0159】実施例17 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(3−テトラ
ゾリ−5−ル−フェニル)−ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸イソプロピル2−メトキシエチル
ゾリ−5−ル−フェニル)−ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸イソプロピル2−メトキシエチル
【0160】
【化46】
【0161】0.71g(11ミリモル)のナトリウム
アジドおよび0.59g(11ミリモル)の塩化アンモ
ニウムを、40mlの乾燥ジメチルホルムアミド中の
3.98g(10ミリモル)の実施例IVからの化合物に
加えた。100℃における16時間後に、冷却された混
合物を120mlの水の上に注いだ。溶液を濃塩酸を用
いてpH1とし、そして酢酸エチルを用いて数回抽出し
た。有機相を乾燥しそして濃縮して粗製生成物を与え、
それを2回のクロマトグラフィー操作(シリカゲル、塩
化メチレン/2−プロパノール1:0−1:1およびト
ルエン/酢酸エチル1:0−0:1)により精製した。
蒸発させた溶離液を粉砕して1.80g(41%)の無
色結晶、融点>129℃(気体の発生を伴う)、を与え
た。
アジドおよび0.59g(11ミリモル)の塩化アンモ
ニウムを、40mlの乾燥ジメチルホルムアミド中の
3.98g(10ミリモル)の実施例IVからの化合物に
加えた。100℃における16時間後に、冷却された混
合物を120mlの水の上に注いだ。溶液を濃塩酸を用
いてpH1とし、そして酢酸エチルを用いて数回抽出し
た。有機相を乾燥しそして濃縮して粗製生成物を与え、
それを2回のクロマトグラフィー操作(シリカゲル、塩
化メチレン/2−プロパノール1:0−1:1およびト
ルエン/酢酸エチル1:0−0:1)により精製した。
蒸発させた溶離液を粉砕して1.80g(41%)の無
色結晶、融点>129℃(気体の発生を伴う)、を与え
た。
【0162】実施例18 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[(3−ピロリ
−1−ル)フェニル]−3,5−ジカルボン酸イソプロピ
ル2−メトキシエチル
−1−ル)フェニル]−3,5−ジカルボン酸イソプロピ
ル2−メトキシエチル
【0163】
【化47】
【0164】3.2g(8.2ミリモル)の実施例XXXか
らの化合物を11mlの氷酢酸中にアルゴン下で溶解さ
せ、そして1.1g(8.2ミリモル)の2,5−ジメト
キシテトラヒドロフランを加えた。混合物を最初に40
℃に30分間そして次に60℃に30分間加熱した。1
00mlのクロロホルムおよび同量の2,5−ジメトキ
シテトラヒドロフランを再び加えた。メタノール/クロ
ロホルムの共沸物を蒸留除去し、さらに8.2ミリモル
の2,5−ジメトキシテトラヒドロフランを反応混合物
に加え、それを50mlに濃縮した。還流下での2時間
後に、混合物を濃縮しそして残渣を4mlの氷酢酸中に
加えた。1.1g(8.2ミリモル)の2,5−ジメトキ
シテトラヒドロフランの添加後に、混合物を90℃に3
0分間加熱した。冷却後に、それを100mlの酢酸エ
チルで希釈しそして飽和炭酸水素ナトリウム溶液上に注
いだ。乾燥および濃縮後に、有機相は6.0gの油を与
え、それをフラッシュクロマトグラフィー(トルエン/
酢酸エチル3:1)により精製した。1.9gの油が得
られ、それをジイソプロピルエーテルとの粉砕により
1.1gの融点が117−119℃の無色の結晶(理論
値の30%)に転化させた。
らの化合物を11mlの氷酢酸中にアルゴン下で溶解さ
せ、そして1.1g(8.2ミリモル)の2,5−ジメト
キシテトラヒドロフランを加えた。混合物を最初に40
℃に30分間そして次に60℃に30分間加熱した。1
00mlのクロロホルムおよび同量の2,5−ジメトキ
シテトラヒドロフランを再び加えた。メタノール/クロ
ロホルムの共沸物を蒸留除去し、さらに8.2ミリモル
の2,5−ジメトキシテトラヒドロフランを反応混合物
に加え、それを50mlに濃縮した。還流下での2時間
後に、混合物を濃縮しそして残渣を4mlの氷酢酸中に
加えた。1.1g(8.2ミリモル)の2,5−ジメトキ
シテトラヒドロフランの添加後に、混合物を90℃に3
0分間加熱した。冷却後に、それを100mlの酢酸エ
チルで希釈しそして飽和炭酸水素ナトリウム溶液上に注
いだ。乾燥および濃縮後に、有機相は6.0gの油を与
え、それをフラッシュクロマトグラフィー(トルエン/
酢酸エチル3:1)により精製した。1.9gの油が得
られ、それをジイソプロピルエーテルとの粉砕により
1.1gの融点が117−119℃の無色の結晶(理論
値の30%)に転化させた。
【0165】同じ方法で表3に挙げられている化合物類
が得られた。
が得られた。
【0166】
【表8】
【0167】a) 出発物質:実施例XXVIIb) 出発物質:実施例XXVIIIc) 出発物質:実施例XXIXd) α20 D=-23.7(c=1、CH3OH)、実施例XXXIIからe) α20 D=+26.1(c=1、CH3OH)、実施例XXXIIIから実施例24 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3−(2,5
−ジメチル−ピロリ−1−ル)フェニル]−ピリジン−
3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル
−ジメチル−ピロリ−1−ル)フェニル]−ピリジン−
3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル
【0168】
【化48】
【0169】スパチュラ先端量のp−トルエンスルホン
酸および1.4g(12ミリモル)の2,5−ヘキサンジ
オンを、40mlのトルエン中の3.9g(10ミリモ
ル)の実施例XXXからの化合物に加えた。120℃にお
ける30分後に、混合物を少量のシリカゲル上で濾過し
そして濾液を濃縮した。粗製生成物をフラッシュクロマ
トグラフィー(トルエン/酢酸エチル2:1)により精
製した。生じた油(2.3g)を冷時にジエチルエーテ
ルと共に粉砕した。シクロヘキサンの添加後に、分離し
た結晶を分離した。
酸および1.4g(12ミリモル)の2,5−ヘキサンジ
オンを、40mlのトルエン中の3.9g(10ミリモ
ル)の実施例XXXからの化合物に加えた。120℃にお
ける30分後に、混合物を少量のシリカゲル上で濾過し
そして濾液を濃縮した。粗製生成物をフラッシュクロマ
トグラフィー(トルエン/酢酸エチル2:1)により精
製した。生じた油(2.3g)を冷時にジエチルエーテ
ルと共に粉砕した。シクロヘキサンの添加後に、分離し
た結晶を分離した。
【0170】収量:0.52g(理論値の11%) 融点106−107℃実施例25 4−[2−クロロ−5−(2,5−ジメチル−ピロリ−1
−ル)フェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソ
プロピル2−メトキシエチル
−ル)フェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソ
プロピル2−メトキシエチル
【0171】
【化49】
【0172】標記化合物が実施例24と同様にして3.
6g(8.6ミリモル)の実施例XXVIIIからの化合物か
ら製造された。
6g(8.6ミリモル)の実施例XXVIIIからの化合物か
ら製造された。
【0173】融点℃:147−149℃実施例26 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[(3−ピロリ
−1−ル)フェニル]ピリジン−3,5−ジカルボン酸シ
クロペンチル2−メトキシエチル
−1−ル)フェニル]ピリジン−3,5−ジカルボン酸シ
クロペンチル2−メトキシエチル
【0174】
【化50】
【0175】70mlの1M水酸化ナトリウム溶液を1
50mlのジメトキシエタン中の15.5g(34.5ミ
リモル)の実施例21からの化合物に加え、そして混合
物を50℃において45分間撹拌した。室温に冷却され
たバッチをジエチルエーテルを用いて数回抽出した。水
相を濃塩酸を用いて注意深く酸性化した。沈澱した粗製
生成物を真空中で五酸化燐の上で乾燥した。2−プロパ
ノールからの再結晶化および母液の2回処理で7.1g
(理論値の54%)の1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチ
ル−4−[(3−ピロリ−1−ル)フェニル]−ピリジン−
3,5−ジカルボン酸の2−メトキシエチルモノエステ
ルを与え、それを粗製生成物状でさらに反応させた。
50mlのジメトキシエタン中の15.5g(34.5ミ
リモル)の実施例21からの化合物に加え、そして混合
物を50℃において45分間撹拌した。室温に冷却され
たバッチをジエチルエーテルを用いて数回抽出した。水
相を濃塩酸を用いて注意深く酸性化した。沈澱した粗製
生成物を真空中で五酸化燐の上で乾燥した。2−プロパ
ノールからの再結晶化および母液の2回処理で7.1g
(理論値の54%)の1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチ
ル−4−[(3−ピロリ−1−ル)フェニル]−ピリジン−
3,5−ジカルボン酸の2−メトキシエチルモノエステ
ルを与え、それを粗製生成物状でさらに反応させた。
【0176】1.1g(6.8ミリモル)のカルボニルジ
イミダゾールを30mlのテトラヒドロフラン中の3.
0g(7.6ミリモル)のこの粗製生成物に加え、そし
て混合物を80℃においてさらに45分間撹拌した。溶
媒を真空中で除去した後に、残渣を10mlのシクロペ
ンタノール中に加え、そしてスパチュラ先端量の4−ジ
メチルアミノピリジンを加えた。混合物を100℃にお
いて2時間撹拌した。シリカゲル上でのシクロヘキサン
/酢酸エチル3:1を用いるクロマトグラフィーおよび
その後の粗製生成物の撹拌で、母液の処理後に、0.7
3g(理論値の23%)の無色結晶を与えた。
イミダゾールを30mlのテトラヒドロフラン中の3.
0g(7.6ミリモル)のこの粗製生成物に加え、そし
て混合物を80℃においてさらに45分間撹拌した。溶
媒を真空中で除去した後に、残渣を10mlのシクロペ
ンタノール中に加え、そしてスパチュラ先端量の4−ジ
メチルアミノピリジンを加えた。混合物を100℃にお
いて2時間撹拌した。シリカゲル上でのシクロヘキサン
/酢酸エチル3:1を用いるクロマトグラフィーおよび
その後の粗製生成物の撹拌で、母液の処理後に、0.7
3g(理論値の23%)の無色結晶を与えた。
【0177】融点:124℃。
【0178】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
おりである。
【0179】1.一般式(I)
【0180】
【化51】
【0181】[式中、R1およびR2は同一または相異な
り、そして炭素数が3〜8のシクロアルキルを表すか、
或いは場合により炭素数が6までの直鎖状もしくは分枝
鎖状のアルコキシ、シアノ、炭素数が3〜8のシクロア
ルキルまたはさらにハロゲン、シアノおよび炭素数が6
までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアル
コキシよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基に
よりモノ−、ジ−もしくはトリ置換されていてもよい炭
素数が6〜10のアリールオキシにより置換されていて
もよい炭素数が8までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアル
キルを表し、R3は水素、ハロゲン、トリフルオロメチ
ルまたはシアノを表し、そしてR4は環炭素原子を介し
て結合されておりそして場合によりヒドロキシル、各場
合とも炭素数が6までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアル
キルもしくはアルコキシカルボニル、トリフルオロメチ
ル、ハロゲン、カルボキシまたは式−NR5R6の基によ
り置換されていてもよいNおよび/またはOよりなる系
からの4個までのヘテロ原子を有する5−員の不飽和複
素環式基を表すか、或いはR4は式
り、そして炭素数が3〜8のシクロアルキルを表すか、
或いは場合により炭素数が6までの直鎖状もしくは分枝
鎖状のアルコキシ、シアノ、炭素数が3〜8のシクロア
ルキルまたはさらにハロゲン、シアノおよび炭素数が6
までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアル
コキシよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基に
よりモノ−、ジ−もしくはトリ置換されていてもよい炭
素数が6〜10のアリールオキシにより置換されていて
もよい炭素数が8までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアル
キルを表し、R3は水素、ハロゲン、トリフルオロメチ
ルまたはシアノを表し、そしてR4は環炭素原子を介し
て結合されておりそして場合によりヒドロキシル、各場
合とも炭素数が6までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアル
キルもしくはアルコキシカルボニル、トリフルオロメチ
ル、ハロゲン、カルボキシまたは式−NR5R6の基によ
り置換されていてもよいNおよび/またはOよりなる系
からの4個までのヘテロ原子を有する5−員の不飽和複
素環式基を表すか、或いはR4は式
【0182】
【化52】
【0183】の基を示し、ここでR5およびR6は同一ま
たは相異なり、そして水素または各場合とも炭素数が4
までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアル
コキシカルボニルを示し、但し、R1およびR2がエチル
を表しそしてR3が水素を表す場合、R4は式
たは相異なり、そして水素または各場合とも炭素数が4
までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアル
コキシカルボニルを示し、但し、R1およびR2がエチル
を表しそしてR3が水素を表す場合、R4は式
【0184】
【化53】
【0185】の基を示すことはできない]の4−ヘテロ
シクロフェニル−置換されたジヒドロピリジン類および
それらの塩類。
シクロフェニル−置換されたジヒドロピリジン類および
それらの塩類。
【0186】2.R1およびR2が同一または相異なり、
そしてシクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ルまたはシクロヘプチルを表すか、或いは場合により炭
素数が4までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、
シアノ、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキ
シル、シクロヘプチルまたはさらに弗素、シアノおよび
炭素数が4までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルも
しくはアルコキシよりなる群からの同一もしくは相異な
る置換基によりモノ−、ジ−もしくはトリ置換されてい
てもよいフェノキシにより置換されていてもよい炭素数
が6までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルを表し、
R3が水素、弗素、塩素、臭素、トリフルオロメチルま
たはシアノを表し、そしてR4が環炭素原子を介して結
合されておりそして場合によりヒドロキシル、各場合と
も炭素数が4までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル
もしくはアルコキシカルボニル、トリフルオロメチル、
弗素、塩素または式−NR5R6の基により置換されてい
てもよいテトラゾリル、1,2,4−オキサジアゾリルま
たは1,3,4−オキサジアゾリル基を表すか、或いはR
4が式
そしてシクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ルまたはシクロヘプチルを表すか、或いは場合により炭
素数が4までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、
シアノ、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキ
シル、シクロヘプチルまたはさらに弗素、シアノおよび
炭素数が4までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルも
しくはアルコキシよりなる群からの同一もしくは相異な
る置換基によりモノ−、ジ−もしくはトリ置換されてい
てもよいフェノキシにより置換されていてもよい炭素数
が6までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルを表し、
R3が水素、弗素、塩素、臭素、トリフルオロメチルま
たはシアノを表し、そしてR4が環炭素原子を介して結
合されておりそして場合によりヒドロキシル、各場合と
も炭素数が4までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル
もしくはアルコキシカルボニル、トリフルオロメチル、
弗素、塩素または式−NR5R6の基により置換されてい
てもよいテトラゾリル、1,2,4−オキサジアゾリルま
たは1,3,4−オキサジアゾリル基を表すか、或いはR
4が式
【0187】
【化54】
【0188】の基を示し、ここでR5およびR6が同一ま
たは相異なり、そして水素または各場合とも炭素数が3
までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアル
コキシカルボニルを示し、但し、R1およびR2がエチル
を表しそしてR3が水素を表す場合、R4は式
たは相異なり、そして水素または各場合とも炭素数が3
までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアル
コキシカルボニルを示し、但し、R1およびR2がエチル
を表しそしてR3が水素を表す場合、R4は式
【0189】
【化55】
【0190】の基を示すことはできない、上記1の4−
ヘテロシクロフェニル−置換されたジヒドロピリジン類
およびそれらの塩類。
ヘテロシクロフェニル−置換されたジヒドロピリジン類
およびそれらの塩類。
【0191】3.R1およびR2が同一または相異なり、
そしてシクロプロピル、シクロヘキシルまたはシクロヘ
プチルを表すか、或いは場合によりメトキシ、プロポキ
シ、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプ
チルにより置換されていてもよい炭素数が4までの直鎖
状もしくは分枝鎖状のアルキルを表し、R3が水素、塩
素、トリフルオロメチルまたはシアノを表し、そしてR
4が環炭素原子を介して結合されておりそして場合によ
り各場合とも炭素数が3までの直鎖状もしくは分枝鎖状
のアルキルもしくはアルコキシカルボニル、トリフルオ
ロメチル、弗素、塩素またはアミノにより置換されてい
てもよいテトラゾリル、1,2,4−オキサジアゾリルま
たは1,3,4−オキサジアゾリル基を表すか、R4が式
そしてシクロプロピル、シクロヘキシルまたはシクロヘ
プチルを表すか、或いは場合によりメトキシ、プロポキ
シ、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプ
チルにより置換されていてもよい炭素数が4までの直鎖
状もしくは分枝鎖状のアルキルを表し、R3が水素、塩
素、トリフルオロメチルまたはシアノを表し、そしてR
4が環炭素原子を介して結合されておりそして場合によ
り各場合とも炭素数が3までの直鎖状もしくは分枝鎖状
のアルキルもしくはアルコキシカルボニル、トリフルオ
ロメチル、弗素、塩素またはアミノにより置換されてい
てもよいテトラゾリル、1,2,4−オキサジアゾリルま
たは1,3,4−オキサジアゾリル基を表すか、R4が式
【0192】
【化56】
【0193】の基を示し、但し、R1およびR2がエチル
を表しそしてR3が水素を表す場合、R4は式
を表しそしてR3が水素を表す場合、R4は式
【0194】
【化57】
【0195】の基を示すことはできない、上記1の4−
ヘテロシクロフェニル−置換されたジヒドロピリジン類
およびそれらの塩類。
ヘテロシクロフェニル−置換されたジヒドロピリジン類
およびそれらの塩類。
【0196】4.1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−
4−[3−(1,2,4−オキサジアゾリ−3−ル)フェニ
ル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−
メトキシエチル、4−[3−(5−エトキシカルボニル−
1,2,4−オキサジアゾリ−3−ル)−フェニル]−1,
4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジ
カルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、(+)−4
−[3−(5−エトキシカルボニル−1,2,4−オキサジ
アゾリ−3−ル)−フェニル]−1,4−ジヒドロ−2,6
−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロ
ピル2−メトキシエチル、(−)−4−[3−(5−エトキ
シカルボニル−1,2,4−オキサジアゾリ−3−ル)−
フェニル]−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシ
エチル、1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3
−(テトラゾリ−5−ル)フェニル]−ピリジン−3,5−
ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、1,4
−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3−(1,3,4−
オキサジアゾリ−2−ル)−フェニル]−ピリジン−3,
5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、
(+)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3−
(2−メチル−1,3,4−オキサジアゾリ−5−ル)−フ
ェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル
2−メトキシエチル、(−)−1,4−ジヒドロ−2,6−
ジメチル−4−[3−(2−メチル−1,3,4−オキサジ
アゾリ−5−ル)−フェニル]−ピリジン−3,5−ジカ
ルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、(−)−1,
4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3−(1,3,4
−オキサジアゾリ−2−ル)−フェニル]−ピリジン−
3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチ
ル、(+)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
[3−(1,3,4−オキサジアゾリ−2−ル)−フェニル]
−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メ
トキシエチル、および1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチ
ル−4−[3−(1,3,4−オキサジアゾリ−2−ル)フ
ェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル
2−プロポキシエチルからなる系の4−テトラゾリル−
および1,2,4−および1,3,4−オキサジアゾリル−
フェニル−置換されたジヒドロピリジン類、並びに1,
4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3−(ピロリ−
1−ル)フェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イ
ソプロピル2−メトキシエチル、1,4−ジヒドロ−2,
6−ジメチル−4−[3−(2,5−ジメチル−ピロリ−
1−ル)−フェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸
イソプロピル2−メトキシエチル、4−[2−クロロ−
3−(ピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソ
プロピル2−メトキシエチル、(+)−4−[2−クロロ
−3−(ピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソ
プロピル2−メトキシエチル、(−)−4−[2−クロロ
−3−(ピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソ
プロピル2−メトキシエチル、4−[2−クロロ−5−
(ピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒドロ−2,6
−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロ
ピル2−メトキシエチル、4−[2−クロロ−3−(2,
5−ジメチルピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒ
ドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン
酸イソプロピル2−メトキシエチル、4−[2−クロロ
−5−(2,5−ジメチルピロリ−1−ル)フェニル]−
1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5
−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、およ
び4−[2−クロロ−5−(2,5−ジメチルピロリ−1
−ル)フェニル]−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−
ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピルシクロペ
ンチルからなる系の4−ピロリル−および2,5−ジメ
チルピロリルフェニル−置換されたジヒドロピリジン
類。
4−[3−(1,2,4−オキサジアゾリ−3−ル)フェニ
ル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−
メトキシエチル、4−[3−(5−エトキシカルボニル−
1,2,4−オキサジアゾリ−3−ル)−フェニル]−1,
4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジ
カルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、(+)−4
−[3−(5−エトキシカルボニル−1,2,4−オキサジ
アゾリ−3−ル)−フェニル]−1,4−ジヒドロ−2,6
−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロ
ピル2−メトキシエチル、(−)−4−[3−(5−エトキ
シカルボニル−1,2,4−オキサジアゾリ−3−ル)−
フェニル]−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシ
エチル、1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3
−(テトラゾリ−5−ル)フェニル]−ピリジン−3,5−
ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、1,4
−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3−(1,3,4−
オキサジアゾリ−2−ル)−フェニル]−ピリジン−3,
5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、
(+)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3−
(2−メチル−1,3,4−オキサジアゾリ−5−ル)−フ
ェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル
2−メトキシエチル、(−)−1,4−ジヒドロ−2,6−
ジメチル−4−[3−(2−メチル−1,3,4−オキサジ
アゾリ−5−ル)−フェニル]−ピリジン−3,5−ジカ
ルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、(−)−1,
4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3−(1,3,4
−オキサジアゾリ−2−ル)−フェニル]−ピリジン−
3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチ
ル、(+)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
[3−(1,3,4−オキサジアゾリ−2−ル)−フェニル]
−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル2−メ
トキシエチル、および1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチ
ル−4−[3−(1,3,4−オキサジアゾリ−2−ル)フ
ェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピル
2−プロポキシエチルからなる系の4−テトラゾリル−
および1,2,4−および1,3,4−オキサジアゾリル−
フェニル−置換されたジヒドロピリジン類、並びに1,
4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−[3−(ピロリ−
1−ル)フェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イ
ソプロピル2−メトキシエチル、1,4−ジヒドロ−2,
6−ジメチル−4−[3−(2,5−ジメチル−ピロリ−
1−ル)−フェニル]−ピリジン−3,5−ジカルボン酸
イソプロピル2−メトキシエチル、4−[2−クロロ−
3−(ピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソ
プロピル2−メトキシエチル、(+)−4−[2−クロロ
−3−(ピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソ
プロピル2−メトキシエチル、(−)−4−[2−クロロ
−3−(ピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソ
プロピル2−メトキシエチル、4−[2−クロロ−5−
(ピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒドロ−2,6
−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロ
ピル2−メトキシエチル、4−[2−クロロ−3−(2,
5−ジメチルピロリ−1−ル)フェニル]−1,4−ジヒ
ドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5−ジカルボン
酸イソプロピル2−メトキシエチル、4−[2−クロロ
−5−(2,5−ジメチルピロリ−1−ル)フェニル]−
1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−ピリジン−3,5
−ジカルボン酸イソプロピル2−メトキシエチル、およ
び4−[2−クロロ−5−(2,5−ジメチルピロリ−1
−ル)フェニル]−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−
ピリジン−3,5−ジカルボン酸イソプロピルシクロペ
ンチルからなる系の4−ピロリル−および2,5−ジメ
チルピロリルフェニル−置換されたジヒドロピリジン
類。
【0197】5.治療的使用のための、上記1−4の4
−ヘテロシクロフェニル−置換されたジヒドロピリジン
類。
−ヘテロシクロフェニル−置換されたジヒドロピリジン
類。
【0198】6.[A]一般式(II)
【0199】
【化58】
【0200】[式中、R3およびR4は上記の意味を有す
る]のアルデヒド類を最初に一般式(III)
る]のアルデヒド類を最初に一般式(III)
【0201】
【化59】 H3C−CO−CH2−CO2R2 (III) [式中、R2は上記の意味を有する]のアセト酢酸エス
テル類と反応させ、適宜ベンジリデン化合物を単離し、
そして生成物を次に不活性溶媒中で塩基および適宜酸類
の存在下で一般式(IV)
テル類と反応させ、適宜ベンジリデン化合物を単離し、
そして生成物を次に不活性溶媒中で塩基および適宜酸類
の存在下で一般式(IV)
【0202】
【化60】 [式中、R2は上記の意味を有する]の2−アミノクロ
トン酸エステル類と反応させること、或いは[B]置換
基R4が1,3,4−オキサジアゾリル基を表す場合に
は、一般式(V)
トン酸エステル類と反応させること、或いは[B]置換
基R4が1,3,4−オキサジアゾリル基を表す場合に
は、一般式(V)
【0203】
【化61】
【0204】[式中、R1、R2およびR3は上記の意味
を有する]の化合物類を1,1,1−トリアルコキシアル
カン類と反応させ、そしてアミノ−置換されたオキサジ
アゾリル基の場合には生成物を塩基類の存在下で臭化シ
アンまたは塩化シアンと反応させること、或いは[C]
R4が1,2,4−オキサジアゾリル基を表す場合には、
一般式(VI)
を有する]の化合物類を1,1,1−トリアルコキシアル
カン類と反応させ、そしてアミノ−置換されたオキサジ
アゾリル基の場合には生成物を塩基類の存在下で臭化シ
アンまたは塩化シアンと反応させること、或いは[C]
R4が1,2,4−オキサジアゾリル基を表す場合には、
一般式(VI)
【0205】
【化62】
【0206】[式中、R1、R2およびR3は上記の意味
を有する]の化合物類を不活性溶媒中で、適宜塩基類の
存在下で、1,1,1−トリアルコキシアルカン類、カル
ボン酸塩化物類または無水カルボン酸類と反応させるこ
と、或いは[D]R4がテトラゾリル基を表す場合に
は、一般式(VII)
を有する]の化合物類を不活性溶媒中で、適宜塩基類の
存在下で、1,1,1−トリアルコキシアルカン類、カル
ボン酸塩化物類または無水カルボン酸類と反応させるこ
と、或いは[D]R4がテトラゾリル基を表す場合に
は、一般式(VII)
【0207】
【化63】
【0208】[式中、R1、R2およびR3は上記の意味
を有する]の化合物類を不活性溶媒中で塩化アンモニウ
ムの存在下でナトリウムアジドと反応させること、或い
は[E]R4が窒素原子を介して結合されているピロー
ル基を示す場合には、一般式(VIII)
を有する]の化合物類を不活性溶媒中で塩化アンモニウ
ムの存在下でナトリウムアジドと反応させること、或い
は[E]R4が窒素原子を介して結合されているピロー
ル基を示す場合には、一般式(VIII)
【0209】
【化64】
【0210】[式中、R1、R2およびR3は上記の意味
を有する]の化合物類を不活性溶媒中で酸類の存在下で
一般式(IX)の1,4−ジカルボニル化合物類または一
般式(X)のジ(C1−C4)アルコキシフラン類
を有する]の化合物類を不活性溶媒中で酸類の存在下で
一般式(IX)の1,4−ジカルボニル化合物類または一
般式(X)のジ(C1−C4)アルコキシフラン類
【0211】
【化65】
【0212】[式中、R5およびR6は上記の意味を有し
ており、そしてR7およびR8は同一または異なっており
そしてC1−C4-アルキルを示す]と反応させること、
或いは[F]一般式(XI)
ており、そしてR7およびR8は同一または異なっており
そしてC1−C4-アルキルを示す]と反応させること、
或いは[F]一般式(XI)
【0213】
【化66】
【0214】[式中、R2、R3およびR4は上記の意味
を有する]の化合物類を塩基の存在下で適宜反応性酸誘
導体を介して対応するアルコール類と反応させ、ここで
はエナンチオマー的に純粋な一般式(XI)の化合物類の
誘導体類を使用することにより対応する一般式(I)の
エナンチオマー類が得られることを特徴とする、上記1
−4の4−ヘテロシクロフェニル−置換されたジヒドロ
ピリジン類の製造方法。
を有する]の化合物類を塩基の存在下で適宜反応性酸誘
導体を介して対応するアルコール類と反応させ、ここで
はエナンチオマー的に純粋な一般式(XI)の化合物類の
誘導体類を使用することにより対応する一般式(I)の
エナンチオマー類が得られることを特徴とする、上記1
−4の4−ヘテロシクロフェニル−置換されたジヒドロ
ピリジン類の製造方法。
【0215】7.上記1−4の4−ヘテロシクロフェニ
ル−置換されたジヒドロピリジンの少なくとも1種を含
有する薬剤。
ル−置換されたジヒドロピリジンの少なくとも1種を含
有する薬剤。
【0216】8.脳疾病の処置のための上記7の薬剤。
【0217】9.4−ヘテロシクロフェニル−置換され
たジヒドロピリジン類を、適宜適当な助剤および賦形薬
を用いて、適当な投与形態に転化させることを特徴とす
る、上記7の薬剤の製造方法。
たジヒドロピリジン類を、適宜適当な助剤および賦形薬
を用いて、適当な投与形態に転化させることを特徴とす
る、上記7の薬剤の製造方法。
【0218】10.薬品の製造のための、上記1−4の
4−ヘテロシクロフェニル−置換されたジヒドロピリジ
ン類の使用。
4−ヘテロシクロフェニル−置換されたジヒドロピリジ
ン類の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ボド・ユンゲ ドイツ連邦共和国デー42399ブツペルター ル・シユピーケルン23 (72)発明者 ハインリヒ・マイアー ドイツ連邦共和国デー42105ブツペルター ル・ブリラーシユトラーセ99 (72)発明者 ツアン・ガオ 中華人民共和国ベイジン100020・チヤオヤ ングデイストリクト・フジアロウ・ジング グアングセンター30/エフ・ユニツト 3009・バイエルベイジンリアイソンオフイ ス内 (72)発明者 ベルナルト・シユミツト ドイツ連邦共和国デー51789リンドラー・ インデアフーア8 (72)発明者 マールテン・デ・ヨンゲ ドイツ連邦共和国デー51491オフエラー ト・アムクロイツベルク9 (72)発明者 トイニス・シユールマン ドイツ連邦共和国デー53797ロマール・ロ ーアベルクシユトラーセ20
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 [式中、R1およびR2は同一または相異なり、そして炭
素数が3〜8のシクロアルキルを表すか、或いは場合に
より炭素数が6までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコ
キシ、シアノ、炭素数が3〜8のシクロアルキルまたは
さらにハロゲン、シアノおよび炭素数が6までの直鎖状
もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアルコキシよりな
る群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−、
ジ−もしくはトリ置換されていてもよい炭素数が6〜1
0のアリールオキシにより置換されていてもよい炭素数
が8までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルを表し、
R3は水素、ハロゲン、トリフルオロメチルまたはシア
ノを表し、そしてR4は環炭素原子を介して結合されて
おりそして場合によりヒドロキシル、各場合とも炭素数
が6までの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくは
アルコキシカルボニル、トリフルオロメチル、ハロゲ
ン、カルボキシまたは式−NR5R6の基により置換され
ていてもよいNおよび/またはOよりなる系からの4個
までのヘテロ原子を有する5−員の不飽和複素環式基を
表すか、或いはR4は式 【化2】 の基を示し、ここでR5およびR6は同一または相異な
り、そして水素または各場合とも炭素数が4までの直鎖
状もしくは分枝鎖状のアルキルもしくはアルコキシカル
ボニルを示し、但し、R1およびR2がエチルを表しそし
てR3が水素を表す場合、R4は式 【化3】 の基を示すことはできない]の4−ヘテロシクロフェニ
ル−置換されたジヒドロピリジン類およびそれらの塩
類。
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