JPH06199626A - 新規なオリゴペプチド含有美容製品調製用添加剤 - Google Patents

新規なオリゴペプチド含有美容製品調製用添加剤

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JPH06199626A
JPH06199626A JP36196892A JP36196892A JPH06199626A JP H06199626 A JPH06199626 A JP H06199626A JP 36196892 A JP36196892 A JP 36196892A JP 36196892 A JP36196892 A JP 36196892A JP H06199626 A JPH06199626 A JP H06199626A
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oligopeptide
gly
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additive
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JP36196892A
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English (en)
Inventor
Rodorufuo Petsusaaru Furanshisuko
フランシスコ・ロドルフォ・ペッサール
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YAMAKAWA BOEKI KK
Original Assignee
YAMAKAWA BOEKI KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 下記式(1)又は式(2)で表わされるアミ
ノ酸配列を有するオリゴペプチド(このオリゴペプチド
はその塩基部分において酸付加塩の形態となっていても
よく、また、金属コンプレックスの形態となっていても
よい)を使用することを特徴とする美容用製品調製用添
加剤。 A−X−I (1) A−X−I−Y (2) (式中A、XおよびIは、グリシン、ヒドロキシプロリ
ン、プロリン、アルギニン、リジン、ヒドロキシリジン
およびヒスチジンから選択されたアミノ酸の基を表わ
し、Yは、上記A、X、Iを表わすか、又はA,X,I
を構成要素とするジペプチドもしくはトリペプチド残基
を示す) 【効果】 肌の手入れや湿気を保つ手段の改良などに有
用な添加剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、新規なオリゴペプチド含有美容
製品調製用添加剤に関するものである。
【0002】
【発明の目的】本発明は、ある種のオリゴペプチド、そ
の塩、又はその金属コンプレックス化合物を美容製品の
調製に添加剤として用い、肌の手入れや湿気を保つ手段
の改良などのほか、非医療的な肌の状態の改善に有用な
添加剤を提供するものである。特に新規なオリゴペプチ
ド−金属コンプレックスを提供することにより美容製品
に関し、格別の効果をもたらすものである。
【0003】上記のオリゴペプチド成分は、グリーム、
軟膏、パウダー、ゼリー、ローション、化粧水、オイ
ル、スプレーその他に使用すると、極めて少量で高い効
果をあらわし、化粧品などの作用上極めて優れた効果を
現わす。
【0004】
【背景技術】天然のコラーゲン、結合組織、エラスチ
ン、ケラチン、フィブロネクチンその他のたんぱく質中
には、オリゴペプチドがたんぱく質の形で存在してい
る。(R・フライシュマイヤー、B.R.オルセン、
K.キューンのコラーゲンの構造・分子生物学・病理
学、ニューヨーク科学アカデミー年報1990年580
巻参照)。
【0005】コラーゲンは、広汎に存在する高たんぱく
質であり、発生のしかたにより様々な構造を示す。今日
までI型からXI型まで知られており、そのうちI型と
III型が肌のコラーゲンとして実証されている。コラ
ーゲンは、その好都合な特徴にもとづいて、肌の手入れ
用の薬剤の成分としてしばしば用いられる。水との結合
力が高いことによりコラーゲンは肌の水分のコントロー
ルによい影響を与え、このことにより、特に肌をなめら
かにし、繊維細胞の成長と傷の治癒を促進する。従来、
コラーゲンを自然な形態で含んだ化粧品(DE−OS
20 64 604)、あるいは人工的に調製した形で
含んだ化粧品(DE−OS 39 37076)は知ら
れている。コラーゲンの構造中には、アミノ酸、グリシ
ンが螺旋部分の各3番目の位置にあって、コラーゲン螺
旋の特殊形を構成している。構造中では、アミノ酸、プ
ロリンおよびヒドロキシプロリンも、また、かなり高い
割合を占める。発酵あるいは酸によるコラーゲンの加水
分解によりコラーゲン分解物としてゼラチンとグルチン
が生ずる。コラーゲンの分解物として把握されるペプチ
ドは、アミノ酸の数が少ない結合の場合には、例えばデ
カペプチド程度までは相当不安定であり、コラーゲン加
水分解によっては、トリペプチド、テトラペプチド、ペ
ンタペプチド、ヘキサペプチドのような一定のオリゴペ
プチドは検出できるほどの量で得られるものではない。
【0006】
【発明の開示】本発明により、ある種のオリゴペプチド
は、美容上、格別の効果を発揮することが見出された。
分子量1000以下、主として500以下の一定のオリ
ゴペプチド化合物を、肌の手入れ、コンディショニン
グ、改善のための付加作用剤として用いることにより、
美容法の態様に格別の効果をもたらすことについての試
みは今日まで知られていない。
【0007】いくつかのトリペプチドが神経生化学にお
いて、物質代謝において、またホルモンとして特殊な機
能を発揮する、ということはよく知られているが、美容
の領域ではその応用は今日にいたるまで知られていなか
った。本発明は、オリゴペプチド成分の添加剤により美
容製品における効果を改善することに基づき、その添加
剤が、保管上あるいは利用の間安定し、分子構造の分解
により効力が弱まったり全くなくなったりしないような
形態とする点に特徴的な利点を有する。
【0008】本発明により下記の式(1)又は式(2)
で表わされるアミノ酸配列を有するオリゴペプチド(こ
のオリゴペプチドはその塩基部分において酸付加塩の形
態となっていてもよく、また、部分的に金属コンプレッ
クスの形態となっていてもよい)を使用することを特徴
とする美容用製品調製用添加剤が提供される。
【0009】A−X−I (1) A−X−I−Y (2) (式中A、XおよびIは、同一又は異って、グリシン、
ヒドロキシプロリン、プロリン、アルギニン、リジン、
ヒドロキシリジンおよびヒスチジンから選択されたアミ
ノ酸の基を示し、Yは、上記A、X、Iを表わすか、又
はA−X、X−I、A−I、X−A、I−X、I−Aも
しくは、A−X−I又はI−X−Aで表わされるアミノ
酸配列を表わし、これらA、X、IおよびYは、相互に
ペプチド結合形式により、結合していることを示す)
【0010】上記式中のA、X、I、Yのグリシン、ヒ
ドロキシプロリン、プロリン、アルギニン、リジン、ヒ
ドロキシリジン、ヒスチジンのグループのアミノ酸成分
は、それらが自然状態のコラーゲン、エラスチン、ケラ
チン、フィブロネクチン、結合組織におけるアミノ酸成
分の結合である三重構造となっている場合には、美容上
すぐれた添加剤としての作用をもたらす。
【0011】前述の3ないし6個のアミノ酸配列よりな
る三重構造において、アミノ酸A、X、IまたはA、
X、I、Yのうち一つはグリシン(G)であり、この場
合、Gはペプチド結合の中間あるいは末端に結合されう
る。利用されるオリゴペプチドは主として、グリシン
(G)、プロリン(P)および/またはヒドロキシプロ
リンが包含される。このオリゴペプチド結合中では、プ
ロリンとヒドロキシプロリンは関門となったり、浸透の
ガイドとなったりする特殊機能をも担っている可能性が
認められ、この機能も、発明の目的に適合した、肌の深
部に作用しやすくするための薬剤にとって重要なもので
ある。
【0012】この深部への作用は、上記のオリゴペプチ
ドを局部または、皮下に投入する作用物質として使用す
ることにより、有効性を実証することができる。美容利
用については、オリゴペプチドは、一般には最終形態の
重量で100gに対して0.1〜0.75g程度の量が
適当である。使用量は、効果を発現し得る範囲でより少
量とすることが可能である。ヒスチジンやドロキシプロ
リンを含む金属と結合し易いオリゴペプチドは、金属−
ペプチドコンプレックスとして使用するのが便宜であ
る。金属キレート化合物は大体において1:2化合体、
1:1化合体、1:2化合体であるが、ペンタペプチ
ド、ヘキサペプチド等の高オリゴペプチドにあっては、
金属成分比が2:1を超えてもよい。様々な化合体や遊
離オリゴペプチド全体での比率は、ペプチド分子量/金
属原子量比で表して、大体0.4:1〜1.6:1程度
である。この分子量/原子量比は、2.0超すこと、あ
るいは0.5未満になることもあるが、大体において
2.0〜0.5の範囲内である。
【0013】金属ペプチドコンプレックスは常に単離し
た状態で使用される必要はない。したがって、オリゴペ
プチドのコンプレックスはまた、酢酸マンガン、オロト
酸マグネシウム、コハク酸銅等の適当な金属塩溶液と一
緒に使用されうるものである。特に適性な金属イオンと
しては、マグネシウム、銅、鉄、ニッケル、亜鉛、ゲル
マニウム、モリブデン、コバルトなどがあげられる。
【0014】以下に金属コンプレックスの例を式で示
す。xはHOの分子の数を示す。分子はおおむね1H
O〜6HOまでの間では不安定である。分離した金
属コンプレックスは簡単に結晶化する。 〔Gly−L−arg−L−hyp〕Co・xHO 〔Gly−L−his−L−lys〕Mg・xHO 〔Gly−L−his−L−arg〕Cu・xHO 〔L−Hyl−gly−L−lys〕Mn・xHO 〔Gly−L−his−L−lys〕Cu・6HO 〔Gly−L−his−L−lys〕Zn・xHO 〔Gly−L−his−L−arg〕Cu・xHO 〔Gly−L−pro−L−arg−gly−L−pr
o−L−hyp〕MgZn・xH
【0015】本発明に使用されるオリゴペプチドは、塩
酸、リン酸のような無機酸や、クエン酸、アスコルピン
酸、コハク酸のような有機酸と結合して塩を形成してい
てもよい。主なものは、コハク酸塩、オロト酸塩、クエ
ン酸塩、アジピン酸塩、リン酸塩、グルコン酸塩や、ハ
イドロブロマイド、ハイドロクロライド等のハロゲン化
水素酸塩である。全面的に塩を形成していても、あるい
は部分的に塩形成していてもよい。プロリン、ヒドロキ
シプロリンはいずれも、塩を形成するアミノ酸成分とし
て好ましいものである。
【0016】オリゴペプチドの分子量は重要であり、美
容への利用という領域にとって特殊なタイプが存在す
る。トリペプチド結合、なかんずくそのうち分子量35
0〜480のもの、わけても分子量370〜450とい
う狭い範囲のものは特に有効である。ここでいう分子量
においては金属部分は除外されているが、塩の形成の場
合の陰イオンについてはこれを含んでいる。
【0017】本発明に使用されるトリペプチドの例を次
に式で示す。 Gly−pro−hyp、Gly−arg−hyp、G
ly−pro−lys、Gly−his−his、Gl
y−lys−arg、Gly−pro−arg、Arg
−gly−hiy、Arg−gly−pro、Gly−
pro−pro、Gly−gly−lys、Arg−g
ly−arg、Gly−lys−hyp、Lys−gl
y−pro、Arg−gly−pro、Gly−his
−lys、Gly−his−arg、Gly−arg−
hyp、Hyl−gly−lys、Gly−his−a
rg、Hyp−gly−pro。
【0018】式、 M−O−S (式中、Mはジペプチド結合グリシン−L−ヒスチジ
ン、L−ヒドロキシプロリン−グリシン又はL−アルギ
ニン−グリシンを表わし、Oはアミノ酸成分、L−リジ
ン、L−ヒスチジン、L−アルギニン又はL−プロリン
を表わし、Sはアミノ酸基、グリシン又はL−リジンを
表わす。ただし、2つのグリシン基が存在する場合に
は、その2つのグリシン基の間に少なくとも2つの非グ
リシン基が存在する)で表わされるテトラペプチドは好
ましいオリゴペプチドである。
【0019】テトラペプチド、ペンタペプチド、ヘキサ
ペプチドを式で例示すると次のとおりである。 テトラペプチドの例:Gly−pro−lys−gl
y、Gly−his−lys−gly、Hyp−gly
−his−lys、Gly−his−his−gly、
Gly−pro−hyp−gly、Hyl−gly−h
is−arg、Gly−his−arg−gly、Gl
y−arg−hyp−gly、Arg−gly−his
−lys、Hyl−gly−pro−lys; ペンタペプチドの例:Hyp−gly−his−lys
−gly、Hyp−gly−lys−hyp−gly、
Gly−pro−lys−gly−pro; ヘキサペプチドの例:Gly−pro−arg−gly
−pro−hyp、Gly−his−hyp−gly−
lys−pro、Gly−lys−pro−gly−a
rg−hyp、Gly−pro−hyp−gly−pr
o−pro、Gly−his−arg−gly−his
−lys。
【0020】前述のオリゴペプチドのうちでは、特に金
属イオン配位子として機能するには、アルギニン、ヒス
チジンおよび/またはリジンあるいはヒドロキシリジン
を含むものが好ましい。本発明で使用されるオリゴペプ
チドは、発酵法によっても、あるいは直接Hイオンに
よる加水分解方法によっても製造することが可能であ
る。初期のたんぱく質やペプチドの中のオリゴペプチド
結合の濃度を高める適性な方法として、遺伝子工学の利
用による自然状態のアミノ酸の組み替があり、自然素材
を加水分解することができる。
【0021】本発明による添加剤についての美容製品に
対するオリゴペプチドの添加は、慣用の混合法によれば
よい。トリペプチドを遊離アミノ酸および/またはゼラ
チンペプトンとともに用いるときには格別に優れた効果
をもたらす。
【0022】オリゴペプチドを添加剤に使用する場合に
おいて、植物からとった発酵を高める細胞標本を部分的
に脱水し、増殖しないようにしたものと混合するという
特殊な方法もある。この細胞は嫌気性グルコース分解を
少なくとも50%に高め、多くの場合、イオンの半径が
最大1.33Åの1価の陽イオンをもつ塩を1つ含むも
のである。この細胞標本の塩の割合は大体において0.
2〜4.5重量%、塩の陽イオンは、Na、Mg、Mn
で、Mg/Na比は0.05:1〜0.2:1程度、M
n/Mg比は1:25〜1:10程度が好ましい。
【0023】このオリゴペプチド/植物細胞複合体にさ
らに添加するものとしては、モノサッカリド、ジサッカ
リド、多価アルコール、その酸化物(アルデヒド、酸な
ど)・これらの混合物が例示される。適性な植物細胞素
材は、種子・胚・果実細胞や、菌・藻類細胞・なかんず
く酵母菌属の細胞である。発明の目的に適合するオリゴ
ペプチド、その塩および/またはその金属コンプレック
スへの植物細胞添加剤の目的に合わせた製造法として、
増殖可能な初期細胞の内部の水分を全て上記の塩の少な
くとも一つに置き換え、混合物を均質化し、熱を加え
る。そうすると、細胞内の水分は初期の100%に対し
て、10〜75%除去される。
【0024】発明の目的に合わせて使われるオリゴペプ
チドあるいはオリゴペプチドの断片を、支持たんぱく質
のような上記の自然素材から製造するときは、H
のような化学物質を使用することにより誘導して、たと
えば初期コラーゲン(子牛皮革コラーゲン、溶解性自然
コラーゲン、コラーゲンタイプI・III)非末端コラ
ーゲン、ゼラチン、ゼラチンペプトンなど)を水溶液中
に生成せしめ、次に塩酸を加えて、水分0.1〜1%の
水準まで脱水する。透析、脱塩、クロマトグラフィーな
どの常法により、個々のオリゴペプチドやオリゴペプチ
ドグループを分離することができる。
【0025】トリペプチド、テトラペプチド、ペンタペ
プチド、ヘキサペプチドは、特に全体的な構造結合や金
属化合物を目的とする場合には、ペプチド合成、たとえ
ばメリフィールド法、などの通常の方法によって製造す
ることができる。
【0026】オリゴペプチド−金属コンプレックスの製
造には、塩基性アミノ酸例えば、ヒスチジンやリジン、
さらにはプロリンやヒドロキシプロリンの化合すべき金
属との強い親和力を利用する。例えば、このようにし
て、グリシン−ヒスチジン−リジン−銅コンプレックス
が得られる。(L.ピッカート、St.ラブジョイ、
「人間の細胞質の銅結合成長因子グリシルーL−ヒスチ
ジルーL−リジンの生物学的活動、酵素学の方法、14
巻314ページ以下参照)。一般的には、オリゴペプ
チドと金属酢酸塩あるいは金属コハク酸塩は、モル単位
でまたは等量で化合し中性化する。金属コンプレックス
は、水溶液中でクロマトグラフィーにより鈍化され、分
光測定で溶離物を追跡して分離される。オリゴペプチド
を金属酢酸塩水溶液に溶解し、エタノールを加えると、
純粋な金属化合物は大体の場合結晶の中に含まれ、多く
の場合、十分に結晶化した固体素材が分離される。
【0027】以下にパートベルク法による、本発明にお
けるオリゴペプチドを用いる添加剤が肌荒れについて効
果があることを示す試験例を示す。水/油乳剤に、
(1)トリペプチド、グリシン−L−ヒスチジン−L−
リジンと、(2)グリシン−L−ヒスチジン−L−リジ
ン/グリシン−L−リジン−L−ヒドロキシプロリン/
グリシン−L−ヒスチジン−L−ヒスチジンをオリゴペ
プチドとして配合する。対照例としてはトリペプチド添
加剤を配合しないものを使う。
【0028】試験においては、年齢40〜56才の10
人を被験者とした。被験者はテストのための指令に忠実
に従うものとした。テスト前の3日間とテスト全期間中
はテスト対象領域の前腕部には、他の化粧品を一切使わ
ないこととした。各被験者の両前腕の内側のテスト対象
各3箇所計6箇所にマークを付けた。対象領域について
は、10人の被験者それぞれの6個のテスト箇所につい
て、5箇所に乳剤、1箇所は何も適用しないという試験
方法を行った。被験者は自宅で14日の間試験製品を朝
晩使用した。最後の使用の4時間後に、新たに様相分析
とパートベルク法による検査を行った。
【0029】パートベルク法(Padberg met
hod):パートベルク法では、肌の状態にしたがって
肌に吸収されるメチレンブルーの量を手掛かりとして肌
荒れを判定する。「個人的特性で荒れている肌」や、
「界面活性剤で傷められた肌」を調べると、吸収された
メチレンブルーの量が肌荒れの程度に比例することがわ
かる。良好な肌や、手入れのゆきとどいた肌は、ごくわ
ずかな量しか吸収しない。
【0030】パートベルク法の実行には以下の手順が用
いられる。 (1) テスト箇所に印をつける。 (2) 準備として、テスト箇所に1%の非イオン界面
活性剤水溶液をつける。 (3) 次に35℃の水道水で洗う。 (4) テスト箇所を拭く。 (5) その後30分間被験者の環境を、30℃、相対
湿度60%にする。 (6) 0.5%のメチレンブルー20%と、1%の非
イオン界面活性剤80%からなる液20μlを塗り、3
0秒間塗り広げる。 (7) 30秒間乾燥する。 (8) 0.25%の界面活性剤溶液2mlで余分な着
色を落とす (9) 以下の混合液で60秒ごとに2回抽出をする。 2.0%ラウリル硫酸ナトリウム 48.0% 50.0%イソプロピルアルコール (10) 分光光度計により、660nmで溶離物を測
定する。 (11) 測定結果が肌の吸光の初期値である。 (12) 次の14日間、朝晩あらかじめマークをつけ
た位置に試験製品を塗る(テスト開始前3日間とテスト
全期間中は別の美容製品を対象領域には絶対に使わない
こととする)。 (13) 15日目に(1)から(9)までと同じ手順
を行うことにより、使用後の吸光値を調べる。 (14) 使用後の吸光/吸光初期値×100をもっ
て、肌荒れ(%)として表示する。
【0031】パートベルク法はメチレンブルーの肌への
吸収によりデータを提供するものであって、肌の状態に
したがって、着色剤が肌の表面と結合の度合いを表現す
るものである。長年の経験において実証されてきたこと
は、個人的特性で「荒れている」肌や、たとえば洗剤で
「傷められた」肌は、メチレンブルーとの結合でよりよ
く、またさらに、傷み具合を反映して表現される。それ
とは逆に、クリームで改善された肌は、この結合が減少
し、それも、その使用期間に比例して減少することが示
される。この方法は、良好で信頼のおける結果が出る方
法である(詳細については、美容化学者団体ジャーナル
20巻(1969)719〜728ページ参照)。
【0032】上述のパートベルク法による試験結果は、
以下の表1に要約されている。表には計算した平均値も
示してある。
【0033】
【表1】
【0034】この試験結果は、本発明に係る添加剤を用
いた乳剤が肌の滑らかさを達成しうることを示してい
る。
【0035】本発明の目的に合わせて使われるオリゴペ
プチドはそれほど安定したものではないので、通常、マ
イクロカプセル化して、たとえば軟膏のような化粧品母
体の内部に均等に拡散させる。マイクロカプセル化に
は、オリゴペプチド、オリゴペプチド金属コンプレック
ス、又は、オリゴペプチド塩をフィルム状のポリマーで
包みこむ。このポリマーは、コアセルベート化により、
あるいは界面ポリマー形成により、あるいはその他のカ
プセル形成プロセスにより、包み込むべき素材の上に堆
積してしっかりとした膜を形づくる。こうして、オリゴ
ペプチド添加剤の安定性が確保されるのみでなく、一般
的にいって、化粧品製造におけるプロセスが非常に単純
化される。実際の技術については、スリウカ、応用化学
87巻(1975)、556〜567ページ参照された
い。
【0036】複合コアセルベートによるカプセル化に際
しては、主としてゼラチン溶液を用い、それをアラビア
ゴム溶液と混合し、希釈液のpH値を徐々に4.5程度
にする。ゼラチンはpH8で等電点となる両性ポリマー
である。溶液を酸性にすると、ポリマーは陽電気を帯
び、つねに陰電気を帯びているアラビアゴムとの交換作
用が生じる。通常、温度を38℃以上に保って、ゼラチ
ンのゲル化を避ける必要がある。実際には、オリゴペプ
チドのマイクロカプセル化に際しては、撹拌タンクの中
に45℃に温めたゲル化しうる親水性のポリマーゼラチ
ンを入れ、ついで、十分な量のエタノールを加え、乳化
して、オリゴペプチド、オリゴペプチド金属コンプレッ
クス、オリゴペプチド塩などの粒子を望ましい大きさの
粒子例えば、3μm程度の粒子にする。そうして、アラ
ピアゴム溶液を加える。撹拌し続けるとコアセルベート
化が生じる。これを45℃から10℃に冷やすと、中核
を包んでそこから分離したゼラチン/アラビアゴム化合
コアセルベートがゲル化する。これをグルタルアルデヒ
ドと混合し、NaOHをpHが8.5から9.0になる
まで徐々に加えて硬化させる。
【0037】以下に、本発明の具体例を記載し、本発明
をさらに具体的に説明する。なお、本発明はこれら具体
例によって限定されるものではない。
【0038】例1 以下の処方により、オリゴペプチド作用素材としてグリ
シン−L−ヒスチジン−L−リジンのマグネシウム塩
(1:1−塩化合体)を使用し、ラノリンを含んだハン
ドクリームを調製する。クリームの形成の最終的なまと
めは以下のとおり。 可溶性ラノリン誘導体 1.0重量% アセチル化ラノリンアルコール 5.0重量% 流動性マルチステロールー抽出物 5.0重量% ワセリン 5.0重量% ポリビニルアルコールーゲル 0.75重量% 10% NaOH 2.25重量% Gly−L−his−L−lys 1:1 Mgコンプレックス 0.5重 量% エトキシ化脂肪アミン 3.75重量% 香料 0.3重量% 蒸留水を加え 100重量%とする
【0039】脂肪を含んだ成分とワセリンとを75℃ぐ
らいに温め、同時に、PVA−ゲルを80℃ぐらいの湯
の中に拡散し、徐々に溶解させる。全部拡散させるため
には、エトキシル化脂肪アミン(25EO単位ぐらい)
と、必要があればさらに乳化剤とを加えた。脂肪分が乳
化する。混合して撹拌し、5分後に温度を60℃に下げ
てから、水酸化ナトリウム溶液を混合し、さらに40℃
以下にまで冷ました。ゆっくりと撹拌してから、グリシ
ン−L−ヒスチジン−L−リジン・マグネシウムを加え
さらに香料を加え、十分に均質化した。このハンドグリ
ームはオリゴペプチド添加剤を使用しないものに比べて
明らかに肌のコンディショニングの改善を示した。
【0040】マグネシウムコンプレックスのかわりにマ
ンガン塩コンプレックスを用いた場合にも同一の効果が
得られる。
【0041】例2 この例は、ベビー用シャンプーの処方例である。(製品
のpHは6.5) スルホこはく酸−半エステルナトリウム塩希釈液 (Steinapol SBFA 30およびSteinapol SB Z) 700g アルキルエーテルサルフェート 10g Gly−L−his−L−lys(ゼラチン/アラビアゴム包接) 5 g 脂肪 10g 水 275g 香油 1.5g マンガン 1.0 g
【0042】例3 この例は、基礎クリームの処方例である。 ワセリン 40重量% セタノール 18重量% ソルビタンセスキオレエート 5重量% ポリオキシエチレンラウリルエーテル 0.5重量% p−ヒドロキシアルキル安息香酸エステル 0.2重量% Gly−L−his−L−lysとGly−L−his−L−argと Gly−L−his−L−arg−gly−L−hi4−L−lysとの混 合物 (モル比1:2:1) 0.4重量% 水を加えて 100.00重量%とする。
【0043】例4 後述のオリゴペプチド混合物の作用を検査するため、以
下の処方の水一油乳剤を製造した。 モノステアリン酸グリセリン 130g セチオール(鯨油から採取した不飽和脂肪酸) 110g アーモンド油 90g グリセリン 50g 水 500g オリゴペプチド溶液 100g このオリゴペプチド溶液は、グリシン−L−ヒスチジン
−L−リジン、グリシン−L−ヒスチジン−L−リジン
−グリシン、グリシン−L−プロリン−L−プロリン
(モルベースで10:1:10)水溶液からなるオリゴ
ペプチド混合物およそ5gを含有させたものである。
【0044】この乳剤の肌の温度への影響について、年
齢40〜60才の肌の乾いた被験者30人に対して試験
を行った。結果を以下の表2に示す。オリゴペプチド添
加剤が欠けるときには、肌の温度の安定結果が得られな
かった。
【0045】
【表2】
【0046】例5 以下の処方により、肌の手入れ用ローションを調製し
た。このローションはオリゴペプチドが十分に浸透性が
あるので浸透性成分を含有していない。 トリペプチド(L−Lys−gly−L−pro) 0.5g p−ヒドロキシ安息香酸アルキルエステル 0.15g エタノール 20g 水を加えて 100gとする

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(1)又は式(2)で表わされる
    アミノ酸配列を有するオリゴペプチド(このオリゴペプ
    チドはその塩基部分において酸付加塩の形態となってい
    てもよく、また、金属コンプレックスの形態となってい
    てもよい)を使用することを特徴とする美容用製品調製
    用添加剤。 A−X−I (1) A−X−I−Y (2) (式中A、XおよびIは、同一又は異って、グリシン、
    ヒドロキシプロリン、プロリン、アルギニン、リジン、
    ヒドロキシリジンおよびヒスチジンから選択されたアミ
    ノ酸の基を表わし、Yは、上記A、X、Iを表わすか、
    又はA−X、X−I、A−I、X−A、I−X、I−A
    もしくは、A−X−I又はI−X−Aで表わされるアミ
    ノ酸配列を示し、これらA、X、IおよびYは、相互に
    ペプチド結合形式により、結合していることを示す)
  2. 【請求項2】 前記オリゴペプチドが、天然のコラーゲ
    ン、エラスチン、ケラチン、フィブロネクチンまたは結
    合組織プロテインにおける配列のものである請求項1に
    記載の美容用製品調製用添加剤。
  3. 【請求項3】 少くとも2種の異なったオリゴペプチド
    を配合含有してなる請求項1に記載の添加剤。
  4. 【請求項4】 前記のオリゴペプチドが分子量350〜
    480のトリペプチドである請求項1〜3に記載の添加
    剤。
  5. 【請求項5】 前記のオリゴペプチドが分子量370〜
    450のトリペプチドである請求項1〜3に記載の添加
    剤。
  6. 【請求項6】 前記のオリゴペプチドがその塩基部分に
    おいて、HCl塩の形態である請求項1〜5各項に記載
    の添加剤。
  7. 【請求項7】 前記のオリゴペプチドが少なくとも、部
    分的に金属コンプレックスの形態である請求項1〜5各
    項に記載の添加剤。
  8. 【請求項8】 前記のオリゴペプチドの金属コンプレッ
    クスの形態におけるその金属が、Mn、Mg、Cu、F
    e、Ni、Zn、Ge、Mo、Coより選ばれる金属で
    ある請求項1〜7に記載の添加剤。
  9. 【請求項9】 前記のオリゴペプチドが、モノマーアミ
    ノ酸とともに配合されている請求項1〜8に記載の添加
    剤。
  10. 【請求項10】 前記のオリゴペプチドがゼラチンペプ
    トンとともに配合されている請求項1〜9に記載の添加
    剤。
  11. 【請求項11】 前記のオリゴペプチドの少くとも一部
    がグリシルーL−ヒスチジルーL−リジン、その金属コ
    ンプレックスおよび/又はその塩である請求項1〜10
    に記載の添加剤。
  12. 【請求項12】 前記のオリゴペプチドの酸付加塩にお
    ける酸が、コハク酸、アジピン酸、オロト酸、クエン
    酸、グルコン酸、リン酸から選ばれた酸である請求項1
    〜11に記載の添加剤。
  13. 【請求項13】 前記のオリゴペプチドがグリシル−L
    −ヒスチジル−L−リジン−マグネシウムコンプレック
    スである請求項8に記載の添加剤。
  14. 【請求項14】 前記のオリゴペプチドがグリシル−L
    −ヒスチジル−L−リジン−マンガンコンプレックスで
    ある請求項8に記載の添加剤。
  15. 【請求項15】 前記のオリゴペプチドがグリシルーL
    −ヒスチジルーリジン−ゲルマニウムコンプレックスで
    ある請求項8に記載の添加剤。
  16. 【請求項16】 前記のオリゴペプチドが式、L−Hy
    p−gly−L−lys−L−hyp−gly で示さ
    れるペプチドである請求項1に記載の添加剤。
  17. 【請求項17】 前記のオリゴペプチドが式、L−Hy
    p−gly−L−his−L−lys−glyで示され
    るペプチドである請求項1に記載の添加剤。
  18. 【請求項18】 前記のオリゴペプチドが式、Gly−
    L−pro−L−lys−gly−L−proで示され
    るペプチドである請求項1に記載の添加剤。
  19. 【請求項19】 前記のオリゴペプチドが式、Gly−
    L−pro−L−arg−L−pro−L−hypで示
    されるペプチドである請求項1に記載の添加剤。
  20. 【請求項20】 前記のオリゴペプチドが式、Gly−
    L−his−L−hyp−gly−L−lys−L−p
    roで示されるペプチドである請求項1に記載の添加
    剤。
  21. 【請求項21】 前記のオリゴペプチドが式、Gly−
    L−lys−L−pro−gly−L−arg−L−h
    ypで示されるペプチドである請求項1に記載の添加
    剤。
  22. 【請求項22】 前記のオリゴペプチドが式、Gly−
    L−pro−L−hyp−gly−L−pro−L−p
    roで示されるペプチドである請求項1に記載の添加
    剤。
  23. 【請求項23】 前記のオリゴペプチドが式、Gly−
    L−his−L−arg−gly−L−his−L−l
    ysで示されるペプチドである請求項1に記載の添加
    剤。
  24. 【請求項24】 前記のオリゴペプチドがカプセル化状
    態で含有されている請求項1に記載の添加剤。
  25. 【請求項25】 前記のオリゴペプチドが少なくとも1
    0ppmの濃度で含有されている請求項1に記載の添加
    剤。
  26. 【請求項26】 前記のオリゴペプチドが式、 M−O−S (式中、Mはジペプチド結合グリシン−L−ヒスチジ
    ン、L−ヒドロキシプロリン−グリシン又はL−アルギ
    ニン−グリシンを表わし、Oはアミノ酸成分、L−リジ
    ン、L−ヒスチジン、L−アルギニン又はL−プロリン
    を表わし、Sはアミノ酸基、グリシン又はL−リジンを
    表わす。ただし、2つのグリシン基が存在する場合に
    は、その2つのグリシン基の間に少なくとも2つの非グ
    リシン基が存在する)で表わされるテトラペプチドであ
    る請求項1に記載の添加剤。
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