JPH06199306A - ストリップ状物品を供給し、包装しかつグル−プ分けする方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 チュ−インガムのようなフラットなストリッ
プ状の物品を包装するための機械を提供すること。 【構成】 この包装機械は物品（１０）をカットするた
めの手段（１１０）、供給するための手段（１００）、
包装するための手段（３００）およびグル−プ分けする
ための手段（４００；５００）を具備している。またこ
の包装機械は物品が連続的に、すなわち実質的に減速度
あるいは加速度を伴うことなしに通過する第１の高速領
域を具備している。この機械領域では、チュ−インガム
がまずカッティング装置（１１０）でシ−ト（２０）か
らカットされてストリップ（１０）となされ、そしてそ
の後で回転ドラム（３４０）を用いて個々に包装され
る。続いて、それらのストリップがグル−プ分け手段
（４００；５００）で組合されてグル−プとなされる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は個々の平坦なストライプ
状の物品、特にチュ−インガム・ストリップを供給し、
包み、かつグル−プ分けするための方法および装置に関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来公知の包装機械では、個々の動作サ
イクルの間に休止時間を伴う間欠的なサイクル動作モ−
ドが行なわれているが、このな間欠動作では、包装され
るべき物品を非常に速い速度で輸送しなければならな
い。

【０００３】

【本発明が解決しようとする課題】このような公知の包
装機械とは対照的に、本発明による包装機械では、個々
の物品が連続的に送られるようになされており、これに
よって、従来の機械のように間欠的に動作するものにお
けるように減速または加速時物品および機械の部品に作
用する慣性力が実質的に回避されるといる利点が得られ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】同じ包装性能を得るため
に、公知の設計の間欠サイクル動作型の機械では、連続
給送型の機械よりも非常に輸送しなければならい。例え
ば、個々の動作サイクルが全体の動作時間の半分を占め
るとすると、動作サイクル時における搬送される物品の
平均速度は本発明による連続動作型の包装機械の給送速
度の２倍高くなければならない。しかし、各動作サイク
ルの始めおよび終りではそれぞれ付加的な加速および減
速が必要であるから、個々の物品および対応した装置部
品の最高速度が動作サイクルにおいで相当に高くなる。
さらに、間欠動作モ−ドの実質的な難点はすべての部品
の摩耗が大きく、かつ搬送される物品が破壊される恐れ
がある。

【０００５】本発明による包装機械は個々の物品が連続
して通る第１の高速走行領域を具備している。この機械
領域では、物品、特にチュ−インガムがシ-トからスト
リップに切出され、そして供給手段によって包装用コン
ベヤに転送され、そのコンベヤで個々のストリップが包
装材で包装される。この包装領域の後に包装機械の第２
の包装領域が設けられている。ここで、物品がグル−プ
分け手段に転送され、そこでそれらの物品が組合されて
グル−プを形成し、そしてさらに間欠サイクルで集団包
装機械に搬送される。包装領域からグル−プ分け手段へ
の遷移時に部品を交換することによって、異なる個数お
よび配列のグル−プが形成される。

【０００６】公知のチュ−インガム包装機械では、これ
まで毎分約９００〜１２００の包装されたストリップの
最大出力が得られていた。本発明による機械では、毎分
約２５００の出力が得られる。しかし、この出力は、用
いられているプロセスが間欠的ではなくて連続的に動作
するかあるいは少なくとも準サクリックである場合にみ
可能であるにすぎない。本発明による包装機械では、第
１の速い領域がこのこの高い性能を有しており、一方、
第２の遅い機械領域では、物品のグル−プ分け時に、パ
ッケ−ジ当りのストリップの数の比が低下する。従っ
て、例えば、パッケ−ジ当りに８つのストリップをグル
−プ分けする場合には、その結果は毎分約３００パッケ
−ジとなり、パッケ−ジ当り１８のストリップの場合に
は、毎分約１４０パッケ−ジとなる。連続運転による包
装機械の出力は可変的に制御可能である。

【０００７】

【実施例】この包装機械の機能的原理をチュ−インガム
ストリップを例にとって以下説明するが、これはストリ
ップ状物品に一般的に該当する。

【０００８】図１はチュ−インガム・ストリップが右か
ら左に通過する包装機械の全体図を示している。個々の
チュ−インガムは供給領域１００で得られ、そして包装
領域３００に転送され、そこで個々に包装される。異な
る個数および配列では、個々のチュ−インガムは最後に
グル−プ分け手段４００に送られ、そこで組合されてグ
ル−プとなされ、そして箱詰めのための搬送される。こ
の全体図は各場合における供給領域およびグル−プ分け
手段の１つの実施例を示しているにすぎない。

【０００９】供給領域１００では、ストリップ・カッテ
ィング手段１１０によってまず個々のチュ−インガムが
準備される（図２Ａ、Ｂ、Ｃ）。公知の包装機械では、
チュ−インガムはシ−トからカットされて個々のストリ
ップとはなされない。それとは反対に、チュ−インガム
・シ−トに予め溝がつけられるだけであり、それによっ
て予め定められた破断ポイントを形成する。つぎにチュ
−インガムがブレ−カシャフトによってチュ−インガム
・シ−トから分離される（例えばドイツ特許公報２４３
３５４７）。しかし、この方法は高性能機械でブレ−カ
シャフトに頻繁に妨害が生ずることになる。従って、本
発明によれば、包装機械の入口でチュ−インガム・シ−
トがすでにカットされて個々のチュ−インガム・シ−ト
となされている。

【００１０】ストリップ・カッティング装置１１０はマ
ガジン１１２を具備しており、その中にはチュ−インガ
ム・シ−ト２０が平に積み重ねられている。プッシャ１
１４が２つの重畳されたカッタ−・シリンダ−１１６、
１１８の間でマガジンから最下位のチュ−インガム・シ
−トを押出す。カッタ−・シリンダ−は個々の円形カッ
タ−１２０よりなり、これらの円形カッタ−はカッタ−
・シリンダ−１１６、１１８が回転すると、それら２つ
のカッタ−・シリンダ−の間でチュ−インガム・シ−ト
を引張り、そしてそれによって前記シ−トをカットして
個々のチュ−インガム・ストリップ１０を形成する（図
２ＡおよびＢ）。

【００１１】チュ−インガム包装機械の供給領域１００
では、ストリップ・カッティング装置１１０に隣接し
て、搬送部材または供給手段１５０および２５０が設け
られており、これらの手段は個々のチュ−インガム・ス
トリップ１０を互いに離間した関係で輸送するための搬
送通路を具備している。供給手段１５０および２５０は
それぞれ２つのチェ−ン輸送システム１５２、１５４お
よび２５２、２５４よりなり、これらのチェ−ン輸送シ
ステムは、それらが上方搬送通路１５６および２５６と
下方搬送通路１５８および２５８を形成するような態様
で互いに対して配列されており、前記２つの搬送通路は
互いに平行に配列されている。ストリップ・カッティン
グ装置１１０からカッタ−・シリンダ−の背後における
クサビ状の分配案内面１２２を介してチェ−ン輸送シス
テムの上方および下方搬送通路に供給され、各搬送通路
上のチュ−インガムが互いに離間されて輸送される（図
２ＢおよびＣ）。

【００１２】供給手段は２つの異なる態様で実現されう
る。第１の実施例（図３）では、供給手段１５０は２つ
の平行でかつ隣接して配列されたチェ−ン輸送システム
１５２、１５４によって形成されており、これらのチェ
−ン輸送システムは両方とも同一の循環方向を有する。
これら２つのチェ−ン輸送システムはチュ−インガム・
ストリップのための隨伴部材１６０を具備しており、こ
の隨伴部材はそれらが係合したチュ−インガムを搬送し
そしてそれらを同じ搬送方向にに平行に延長した搬送通
路１５６、１５８上で輸送するような態様で構成されか
つ配列されている。２つのチエ−ン輸送システム１５
２、１５４の２つの搬送通路１５６、１５８の終端に
は、それら２つの搬送通路からスイッチ・ポイント１７
０の形態をなした単一の搬送通路１８０に個々のチュ−
インガムを持って来るための装置が設けられている。こ
れらのスイッチ・ポイント１７０の後には転送コンベヤ
１９０が設けられており、それによって単一の搬送通路
１８０上のチュ−インガム・ストリップが加速されかつ
互いに離間した状態にさらに保持される。転送コンベヤ
１９０はチュ−インガムに対する受入れポケット１９２
を有する転送ホイ−ルである。搬送通路１８０がその上
を延長している転送コンベヤの周辺部分には、ガイド１
９４が設けられており、その上でチュ−インガム・スト
リップが受入れポケット１９２によって押される。チュ
−インガム・ストリップがその上で変位されるこれらの
および他のガイド、ならびにチュ−インガムと接触する
包装機械の部分は、摩擦の少ないテフロンおよび／また
は高い硬度を有するセラミックよりなる。あるいは、そ
れらの機械部品はそれに対応するように被覆されてもよ
い。

【００１３】スイッチ・ポイント１７０は構成上困難で
あるとともに、装置の保守または清掃のためにアクセス
するのも困難である。さらに、チュ−インガム１０を搬
送するためのこの実施例の供給手段１５０では、隨伴部
材１６０はチエ−ン輸送システム１５２、１５４から大
きな距離だけ横方向上方に延長しかつ搬送通路１５６、
１５８に係合するまで横方向に延長していなければなら
ず、従って、チュ−インガムの案内が必ずしも十分に正
確でなくなるおそれがある。

【００１４】この理由のために、供給手段２５０の第２
の実施例が可能となる（図４）。２つの搬送部材は第１
の上方チェ−ン輸送システム２５２とその下方に平行に
配列された第２のチェ−ン輸送システム２５４よりな
る。これら２つのチェ−ン輸送システムはこの場合に
も、チュ−インガム・ストリップ１０の背後に係合して
そのチュ−インガム・ストリップ１０をそれぞれ上方お
よび下方搬送通路２５６および２５８上で押すようにな
された隨伴部材２６０を具備している。２つのチェ−ン
輸送システム２５２および２５４は逆方向の循環方向を
有しているが、搬送通路２５６および２５８に沿った同
一の搬送方向を有している。これらのチェ−ン輸送シス
テムの搬送通路の終端部に、この場合にも２つの搬送通
路２５６、２５８から単一の搬送通路２８０にチュ−イ
ンガムを持ちきたすための装置が設けられている。この
装置もチュ−インガムのための受入れポケット２７２を
有する２つの中間ホイ−ル２７０および２７１によって
形成されている。下方のチェ−ン輸送システム２５４の
搬送通路２５８は第１の中間ホイ−ル２７０の周辺部の
一部分上をとおって第２の中間ホイ−ル２７１の周辺部
まで延長している。第２の中間ホイ−ル２７１だけが下
方搬送通路２５８のチュ−インガムのほかに、上方搬送
通路２５６のチュ−インガムをも受取るようになされて
おり、この第２の中間ホイ−ル２７１において、２つの
が搬送通路が互いの方へと持ちきたされて単一の搬送通
路２８０を形成するようになされている。の単一の搬送
通路２８０は第２の中間ホイ−ル２７１の周辺部の一部
分上を延長して最後には転送コンベヤ１９０に合流す
る。その転送コンベヤ上でもチュ−インガムは互いに離
間した関係に維持されている。転送コンベヤ１９０はこ
の場合にもチュ−インガムのための受入れポケット１９
２を有する転送ホイ−ルである。中間ホイ−ル２７０、
２７１およびその上を搬送通路２５８および２８０が延
長している転送ホイ−ルの周辺領域には、チュ−インガ
ムが受入れポケット２７２および１９２によって変位さ
れるガイド２７４および１９４がそれぞれ設けられてい
る。

【００１５】供給手段の第２の実施例２５０は、チエ−
ン輸送システム２５２および２５４上では、一方では上
からそして他方では下からチュ−インガムに係合して、
より正確な案内を可能にする非常に短い随伴部材が必要
とされるにすぎないので、第１の実施例１５０と比較し
て有利である。さらに、上方のチェ−ン輸送システム２
５２は全体として除去されてもよく、そうすれば保守お
よび清掃のために装置にアクセスしやすくなる。

【００１６】この包装機械の供給領域１００の後には包
装領域３００が設けられている（図５）。これら２つの
領域間の連結は供給手段の両方の実施例１５０および２
５０で設けれている転送コンベヤ１９０によって確立さ
れている。転送コンベヤ１９０の後には包装コンベヤ３
１０が設けられており、その上でチュ−インガム・スト
リップがおそらくさらに加速されるとともに、一定の相
互間隔を保って個々に包装される。包装コンベヤ３１０
も個々の随伴部材がそれに枢動可能に取り付けられたチ
ェ−ン輸送システム３１０によって形成される。この随
伴部材の枢動をコントロ−ルするために、チエ−ン輸送
システム３１２には、随伴部材がロ−ラ３１８によって
係合する湾曲通路３１６が設けられている。このコント
ロ−ルによって随伴部材３１４は、連続的に循環するチ
ェ−ン輸送システム３１２の搬送通路３２０の開始位置
で枢動して搬送通路３２０内に入り込むような態様で、
搬送方向に枢動される。そのようにする場合に、その随
伴部材は転送ホイ−ル１９０に係合しかつそのホイ−ル
から個々のチュ−インガムをそれらのガムの背後に係合
することによって受取る。随伴部材３１４はチュ−イン
ガムを包装領域３１０の搬送通路３２０に沿ってさらに
押す。この随伴部材３１４の枢動に対するコントロ−ル
を変更するためには、湾曲通路３１６の形態をそれのカ
−ブを搬送方向に長手方向にに変位させかつ／またはそ
のカ−ブの急竣度を変更することによって変更すればよ
い。

【００１７】包装領域３１０では、平らな状態で輸送さ
れるチュ−インガム・ストリップ１０が一定の相互間隔
を保って個々に包装される。この目的のために、個々の
チュ−インガム１０に対する包装材３２４の供給手段３
２２およびそれに続く折畳み領域３３０が設けられてい
る。公知の手段によって、包装材３２４は上方から搬送
通路３２０内に供給され、カットアウト３２６を通って
搬送通路３２０内に入る。包装材ストリップは平ら置か
れたチュ−インガム・ストリップの長さより搬送方向に
対し横方向に幅広いから、チュ−インガム・ストリップ
の両端から横方向に突出する。チュ−インガムは連続的
に輸送されるから、各個のチュ−インガムがそれぞれの
随伴部材３１４によって包装材３２４まで押されそして
カットアウト３２６をこえて搬送通路３２０内に押込ま
れる。それによって包装材３２４がチュ−インガム・ス
トリップのまわりでＵ字状となり、そしてそのチュ−イ
ンガム・ストリップがさらに輸送されると、カッティン
グ装置３２８によって包装材供給源からカットあれる。
このカッティングによって、包装材が頂部においてチュ
−インガムほ背後に突出しかつチュ−インガムの両方の
横端部において上方および下方に突出する。これらの包
装材の横方向に突出した部分は互いに緩く重なり合って
いるだけであって、まだ互いに接合されてはいない。

【００１８】まわりにＵ字状に包装材を配置されたチュ
−インガム・ストリップは、さらに輸送されて、折畳み
領域３３０内に導入される。この折畳み領域には、包装
材の横方向重複部分を両側でチュ−インガムの下に180^o
だけ下方に折畳む折畳み部材３３２が配置されている。
このようにして包装材がここで両側の横方向折畳みによ
ってチュ−インガムに適用され、その包装材は後方だけ
が開いた状態となる。供給手段３２２において包装材に
チュ−インガムを挿入することによって、その包装材が
最初の折畳みをうける。折畳み部材３３２では、包装材
がさらに２回の折畳みをうける。

【００１９】包装作業を完了するために、折畳み領域３
３０には、包装コンベヤ３１０のチェ−ン輸送システム
３１２の終端部における折畳み部材の背後に回転ドラム
３４０（図５および６）が設けられている。この回転ド
ラムは周辺方向に枢動可能に取り付けられたセグメント
３４２を担持している。これらのセグメントはチュ−イ
ンガム１０を受入れるためのスロットを具備しており、
チュ−インガム・ストリップがチェ−ン輸送システム３
１２の随伴部材３１４によってたぶん加速度を伴ってス
ロット３４４内にフラットに導入される。ドラム３４０
が一定速度で連続回転することによって、チュ−インガ
ム・ストリップがこの回転ドラムのまわりをめぐってセ
グメント３４２のスロット３４４内に入れ込まれ、そし
てそれによって180^o回転され、ドラムからされると、そ
れらのチュ−インガム・ストリップの下方だった側がト
ップとなる。折畳み領域３３０は、回転ドラム３４０が
その上でチュ−インガムを搬送するその回転ドラムの上
方周辺部分をまわって延長している。このドラムの周辺
領域のまわりにおけるガイド３４６によって、包装材の
第４番目および第５番目の折畳みが行われる。

【００２０】回転ドラム３４０のセグメントのスロット
３４４内に包装材を入れ込んだ状態でチ−インガムを押
した後で、包装材の後方の重複部分の折畳みが２つの挿
入フィンガ−（図示せず）によって横方向に準備され
る。それらの挿入フィンガ−はストリップの端部と同一
平面関係で終端した上方に容易に飛びやすい包装材の部
分ではなくて下方の折畳み部分に傾斜した縁端を形成す
る。これによって、包装材３２４が外方に突出すること
なしにその包装材をきれいに折畳むことができる。回転
ドラム３４０の回転に伴って、ガイド３４６によって、
チュ−インガム・ストリップの背後に突出した包装材の
部分が90^oだけ折畳まれる（第４番目の折畳み）。回転
ドラム３４０の反対側でスグメント３４２のスロット３
４４からチュ−インガムが放出されると、包装材の突出
した後方部分がガイド３４６によって最後に90^oだけ最
終的に折畳まれ、それによってチュ−インガムの上側と
なっているものに適用される。その結果、折畳み領域３
３０において、合計５つの折畳み工程が行われる。

【００２１】回転ドラム３４０のセグメント３４２が枢
動可能であることによって、回転ドラムへのチュ−イン
ガム１０の受入れおりび回転ドラムからの放出が容易に
なっている。セグメントの枢動のコントロ−ルは、個々
のセグメントがチュ−インガムを受入れかつ放出するた
めに実質的にゼロに等しい周辺速度を有するような態様
で連続したドラムの回転時に行われる。上記枢動のコン
トロ−ルはこの場合にも、セグメント３４２がロ−ラ３
５４によって係合する回転ドラム３４０の湾曲通路３５
０によって行われる。このコントロ−ル機構によって、
セグメントがドラム周辺に対する入来点の前で前方に移
動され、他方、入り込むとそれらのセグメントは遅らせ
られて、実行的にスグメント３４２の相対的な休止位置
で入り込みが可能となる。回転ドラム３４０は一定の周
辺速度で移動するが、セグメントが最初にドラムに対し
て相対的に前方に走行し、つぎに減速のためにドラムに
対して後方に、最後に増大された周辺速度でドラムに対
して前方に走行し、もとの放射位置に戻る。

【００２２】回転ドラム３４０のセグメントは、チュ−
インガム・ストリップの受入れおよび放出を助長するた
めに回転ドラムの周辺方向にスロット３４４の幅がＶ字
状に増大され得るような態様でさらに分割される。チュ
−インガムを受入れるためのスロットを開いた後で、チ
ュ−インガム・ストリップが回転ドラムの回転に伴って
落下しないように平行なセグメント部分間にクランプま
たは保持されるようにＶ形が再び閉じられる。この場合
にもスロット幅のコントロ−ルはセグメントがロ−ラに
よって係合する湾曲したトラックまたは通路によって行
われる。簡明のためにこれらの湾曲通路とロ−ラは図５
および６には示されていない。

【００２３】チュ−インガムが回転ドラム３４０内に押
込まれると、包装コンベヤ３１０のチエ−ン輸送システ
ム３１２の随伴部材３１４が後方に枢動しかつドラムと
の衝突を回避するためにこのドラムの下方に沈む。前記
湾曲通路およびロ−ラ・ガイドによっておよびこれらの
部品の協働によって随伴部材３１４とセグメント３４２
の枢動をコントロ−ルすることによって、チュ−インガ
ム・ストリップのドラム内への挿入および位置決めが非
常に正確となる。

【００２４】包装領域３００において、折畳み領域３３
０の後に転送コンベヤ３７０が設けられている（図５お
よび７）。転送コンベヤは包装コンベヤ３１０の後に直
線的に配列されているが機械的なそれから分離してお
り、これら２つのコンベヤは個々に駆動可能となされて
いる。包装コンベヤ３１０と同様に、転送コンベヤ３７
０はチェ−ン輸送システム３７２によって形成されてお
りかつそれに枢動可能に取り付けられた個々の随伴部材
３７４を具備している。この随伴部材３７４の枢動をコ
ントロ−ルすために、この場合にもロ−ラ３７８によっ
てこれらの随伴部材が係合する湾曲通路３７６が設けら
れている。随伴部材３７４の枢動は、転送コンベヤ３７
０のチェ−ン輸送システム３７２のコンベヤ通路３８０
のはじめにおいて、それらが搬送通路３８０内に枢動す
るような態様でコントロ−ルされる。それらの随伴部材
は回転ドラム３４０のセグメント３４２に櫛状に係合し
かつチュ−インガムの背後に係合することによって回転
ドラム３４０から外にチュ−インガムを案内する。搬送
通路３８０上で、チ−インガムは随伴部材３７４によっ
て搬送方向にさらに変位される。

【００２５】回転ドラム３４０のセグメント３４２から
チュ−インガムが放出されると、そのセグメントが回転
ドラムに対して再び枢動して、回転ドラムに対して実効
的に休止位置をとる。従って、放出の前に、セグメント
がそれらのもとの放射位置に戻るようにドラムに対して
最初に加速される。また、チュ−インガムを放出すＲた
めに、セグメント３４２がＶ字状に再び開かれる。セグ
メントの枢動およびスロット幅のコントロ−ルは上述し
た湾曲・ロ−ラガイド３５０、３５４によって行われ
る。

【００２６】搬送通路３８０上で、チュ−インガムが髄
は部材３７４によって押されることができ、かつ公知の
設計の加熱手段３８２によって、個々のチュ−インガム
の包装材３２４が例えばワックスペ−バを用いて熱およ
び／または圧力によりシ−ルされる。

【００２７】転送コンベヤ３７０おわりにいおいて、包
装領域３００の後に、必要に応じて異なる実施例４００
または５００が可能なグル−プ分け手段が設けられてい
る（図７および８）。この実施例に応じて、これらのグ
ル−プ分け手段は個々のチュ−インガム・ストリップを
グル−プ分けして異なる数および配列の複数のグル−プ
を形成する。包装コンベヤ３１０、折畳み領域３３０お
よび転送コンベヤ３７０を有する包装領域３００はグル
−プ分け手段のすべての実施例に対して同一である。転
送コンベヤ３７０と比較して、グル−プ分け手段４００
または５００は搬送速度が低い。チュ−インガムは供給
領域１００と包装領域を連続的に通過するが、その後の
グル−プ分け手段４００または５００は間欠的にサイク
ルをなして移動可能であり、特定のグル−プのためのチ
ュ−インガムのグル−プ分け手段への導入は、グル−プ
分け用搬送手段の少なくとも一部分が静止しているとき
に行われる。それぞれの場合に、チュ−インガムは転送
コンベヤ３７０の随伴部材３７４によっておそらく加速
度を伴ってグル−プ分け手段内に導入され、それととも
に随伴部材は沈下する。

【００２８】グル−プ分け手段の第の実施例４００（図
７）では、転送コンベヤ３７０の後に、個々の包装され
たチュ−インガム・ストリップを水平位置から90^oだけ
起こしそしてそれらのチュ−インガム・ストリップをエ
ッジ上でグル−プ・コンベヤ４５０（ここでそれらのチ
ュ−インガム・ストリップは組合せれてグル−トとなさ
れそしてパッケ−ジのためにさらに搬送される）に供給
するための直立ドラム４１０が設けられている。グル−
プ・コンベヤ４５０は隨伴部材４５２を取り付けられた
上方ランナ−４５４でありうる。グル−プ・コンベヤで
は、例えばチュ−インガムが１８個のチュ−インガムよ
りなるグル−プに結合されうる。なお、他の個数も可能
である。グル−プ・コンベヤ４５０の終端でチュ−イン
ガム・グル−プを包装（パッケ−ジング）することは包
装技術における公知の方法を用いて行なわれる。

【００２９】直立ドラム４１０は受取部材４１２を担持
しており、この受取部材はそのドラムの周辺方向に枢動
可能に取り付けられており、個々のチュ−インガムを転
送コンベヤ３７０の隨伴部材３７４から上に取り出すよ
うになされている。回転ドラム３４０と同様に、直立ド
ラム４１０の連続回転時における受取部材４１２の枢動
のコントロ−ルは、個々の受取部材がチュ−インガムを
受取るために実質的にゼロに等しい周辺速度を有するよ
うな態様で行なわれる。従って、直立ドラム４１０にお
ける受取部材４１２の枢動をコントロ−ルするために、
この場合にも、受取部材がロ−ラ４１８によって係合す
る湾曲通路４１６が設けられている。それによって受取
部材４１２は、休止位置にある受取部材４１２にチュ−
インガム・ストリップが効果的に挿入され、それによっ
て チュ−インガム・ストリップの信頼しうる位置決め
を確保するような態様で、直立ドラム４１０に対して加
速または減速される。受取部材４１２にチュ−インガム
が挿入された後で、隨伴部材３７４が衝突を回避するた
めにそれらの枢動機構によって直立ドラムの下に沈めら
れる。

【００３０】上述した実施例では、直立ドラム４１０の
上方にグル−プ・コンベヤ４５０が配列されており、こ
のグル−プ・コンベヤはこの場合には主としてオ−バ−
ラン・チェ−ン４５４によって形成されている。前記グ
ル−プ・コンベヤは間欠的サイクルで走行する。連続的
に走行する直立ドラムによって、チュ−インガム・スト
リップは、上方走行チェ−ン４５４と下方ガイド４５６
で形成されたウエル内に、所望の枚数に達するまで、エ
ッジで立った状態で個々に挿入される。その後で、上方
走行チェ−ン４５４の移動によって、隨伴部材４５２が
このようにして形成されたチュ−インガム・グル−プの
背後に移動し、それを形成されるべき次のグル−プから
分離する。従って、実際のグル−プ形成は、上方走行チ
ェ−ン４５４が静止している状態で行なわれ、他方、グ
ル−プの分離は上方走行チェ−ンをそれに含まれたチュ
−インガム・ストリップの枚数に対応した少なくとも１
つのパッケ−ジの長さだけ前進させることによって行な
われる。このようにして、チュ−インガム・グル−プ４
５８が搬送通路４６０に沿ってされに搬送される。

【００３１】グル−プ分け手段の第２の実施例５００
（図８）では、包装領域３００の転送コンベヤ３７０の
後に、１つだけのグル−プ・コンベヤ５５０がもうけら
れ、それが個々のチュ−インガム・ストリップを水平状
態で受取り、それらを例えばフラットに配置された８枚
のストリップよりなるグル−プに結合する。第１の実施
例とは対照的に、この場合には直立ドラムは必要でな
い。この場合にも、グル−プ・コンベヤ５５０は転送コ
ンベヤ３７０の延長部分にフラットに配列された上方走
行チェ−ン５５４でありうる。従って、チュ−インガム
・ストリッップはフラットな状態で直接持っていかれ
る。従って、転送コンベヤ３７０の搬送通路３８０はグ
ル−プ・コンベヤ５５０の搬送通路５６０内に偏向する
ことなしに水平に合流する。

【００３２】グル−プ分け手段の第１の実施例と同様
に、この場合にも、上方走行チェ−ン５５４は間欠的に
駆動される。すなわち、グル−プ分けは上方走行チェ−
ンが静止している時に行なわれ、続いてグル−プ５５８
が上方走行チェ−ン５５４を前進されることにより隨伴
部材５５２によって少なくとも１つのパッケ−ジの長さ
だけさらに搬送される。グル−プ分け手段の第１の実施
例におけるように、上方走行チェ−ン５５４の後には公
知の設計の集団包装機械が設けられうる。この機械で
は、形成された個々のストリップ・グル−プ５５８がさ
らに包装されそしてパッケ−ジされて多数のカ−トンが
形成される。

【００３３】グル−プ分け手段４００（第１の実施例）
は何等問題なくグル−プ分け手段５００（第２の実施
例）に変換され得る。この目的のためには、第１の実施
例において、転送コンベヤ３７０とグル−プ・コンベヤ
４５０との間の直立ドラム４１０が除去され、かつその
後でグル−プ・コンベヤ４５０または５５０が転送コン
ベヤ３７０からチュ−インガムを受取るための正しい位
置にシフトされるだけである。従って、これら２つの実
施例のグル−プ・コンベヤ４５０および５５０は基本的
に同一でありうる。

【図面の簡単な説明】

【図１】右から左に通過するストリップ状の物品のため
の包装機械全体の概略側立面図である。

【図２Ａ】ストリップ切断装置の平面図である。

【図２Ｂ】図２のストリップ切断装置の一部断面概略側
立面図である。

【図２Ｃ】図２Ｂ部分Ｘの詳細図である。

【図３】ストリップ状物品のための供給手段の第１の実
施例の概略断面図である。

【図４】ストリップ状物品のための供給手段の第２の実
施例の概略断面図である。

【図５】包装機械における包装領域の概略断面図であ
る。

【図６】包装機械の包装領域におれる回転ドラムの断面
詳細図である。

【図７】包装領域の後方部分をストリップ状物品のため
の組分け手段の第１の実施例と一緒に示した概略断面図
である。

【図８】包装領域の後方部分をストリップ状物品のため
の組分け手段の第２の実施例と一緒に示した概略断面図
である。

【符号の説明】

１０ チュ−インガム・ストリップ ２０ チュ−インガム・シ−ト １００ 供給領域 １１０ ストリップ・カッティング装置 １１２ マガジン １１４ プッシャ部材 １１６ カッタ−・シリンダ− １１８ カッタ−・シリンダ− １２０ カッタ− １２２ 分配ガイド面 １５０ 供給手段（第１の実施例） １５２ チェ−ン輸送システム １５４ チェ−ン輸送システム １５６ 搬送通路 １５８ 搬送通路 １６０ 隨伴部材 １７０ スイッチ・ポイント １８０ 搬送通路 １９０ 転送コンベヤ １９２ 受入れポケット １９４ ガイド ２５０ 供給手段（第２の実施例） ２５２ チェ−ン輸送システム ２５４ チェ−ン輸送システム ２５６ 搬送通路 ２５８ 搬送通路 ２６０ 隨伴部材 ２７０ 中間ホイ−ル ２７１ 中間ホイ−ル ２７２ 受入れポケット ２７４ ガイド ２８０ 搬送通路 ３００ 包装領域 ３１０ 包装コンベヤ ３１２ チェ−ン輸送システム ３１４ 隨伴部材 ３１６ 湾曲通路 ３１８ ロ−ラ ３２０ 搬送通路 ３２２ 供給手段 ３２４ 包装材 ３２６ カットアウト ３２８ カッティング装置 ３３０ 折畳み領域 ３３２ 折畳み領域 ３４０ 回転ドラム ３４２ セグメント ３４４ スロット ３４６ ガイド ３５０ 湾曲通路 ３５４ ロ−ラ ３７０ 転送コンベヤ ３７２ チェ−ン輸送システム ３７４ 隨伴部材 ３７６ 湾曲通路 ３７８ ロ−ラ ３８０ 搬送通路 ３８２ 加熱手段 ４００ グル−プ分け手段（第１の実施例） ４１０ 直立ドラム ４１２ 受取部材 ４１４ ガイド ４１６ 湾曲通路 ４１８ ロ−ラ ４５０ グル−プ・コンベヤ ４５２ 隨伴部材 ４５４ 上方走行部 ４５６ ガイド ４５８ チュ−インガム・グル−プ ４６０ 搬送通路 ５００ グル−プ分け手段（第２の手段） ５５０ グル−プ・コンベヤ ５５２ 隨伴部材 ５５４ 上方走行部 ５５６ ガイド ５５８ チュ−インガム・グル−プ ５６０ 搬送通路

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハインツ ペーター ハンマッハー ドイツ国バンベルク ヴェ−−8600、バ− べンベルガ リング 64 (72)発明者 ヘルベルト バッケス ドイツ国オベラスバッハ ヴェ−− 8501、ハウプトストラ−セ 36

Claims (28)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 個々の平らなストリップ状物品（１０）
   を供給し、包装しかつグル−プ分けする方法であって、 前記個々の物品（１０）が互いに平行に連続的に走行す
   る２つの通路（１５６、１５８；２５６、２５８）に供
   給されかつ前記通路上で互いに間隔を保って準備され、 その後で、前記物品（１０）が１つの通路（１８０；２
   ８０）上で互いに間隔を保ち加速度をもって連続的に一
   体化され、 前記物品（１０）が前記１つの通路（３２０；３８０）
   上で連続的に個々に包装され、 最後に、他の通路（４６０；５６０）上で、前記包装さ
   れた物品が減速度をもって連続的に結合されてグル−プ
   （４５８；５５８）を形成することを特徴とする、スト
   リップ状物品を供給し、包装しかつグル−プ分けする方
   法。
2. 【請求項２】 供給前に、個々のストリップ状物品（１
   ０）がシ−ト（２０）からまずカットされることを特徴
   とする請求項１の方法。
3. 【請求項３】 前記他の通路（４６０；５６０）上で、
   部品を交換することによって、個々の物品（１０）の異
   なるグル−プ（４５８；５５８）が結合されかつパッケ
   −ジされることを特徴とする請求項１の方法。
4. 【請求項４】 前記個々の物品がチュ−インガム・スト
   リップ（１０）であることを特徴とする請求項１〜３の
   うちの１つに記載された方法。
5. 【請求項５】 個々の平らなストリップ状物品（１０）
   を供給し、包装しかつグル−プ分けする装置であって、 互いに平行に配列されかつ搬送通路（１５６、１５８；
   ２５６、２５８）を有する２つの搬送部材（１５０；２
   ５０）が個々の物品（１０）を互いに離間され関係で輸
   送するために設けられており、 前記個々の物品（１０）を前記２つの搬送通路（１５
   ６、１５８；２５６、２５８）から単一の搬送通路（１
   ８０；２８０）に持ち来すための手段（１７０；２７
   ０、２７１）が設けられており、 前記個々の物品を一緒に持ち来す手段（１７０；２７
   ０、２７１）の後に、前記物品がその上でさらに離間さ
   れた状態に保持される転送コンベヤ（１９０）が設けら
   れていることを特徴とするストリップ状物品を供給し、
   包装しかつグル−プ分けする装置。
6. 【請求項６】 前記平らなストリップ状物品（１０）を
   シ−ト（２０）から形成するために、ストリップ・カッ
   ティング装置（１１０）が設けられており、このストリ
   ップ・カッティング装置（１１０）は特に協働するカッ
   タ−・シリンダ−（１１６、１１８）を設けられてお
   り、かつ一方が他方の上にある２つの搬送通路（１５
   ６、１５８；２５６、２５８）に分配案内面を介して隣
   接ストリップを供給するようになされていることを特徴
   とする請求項５の装置。
7. 【請求項７】 一方が他方の上で平行に配列された２つ
   のコンベヤ部材（１５０）は２つのチェ−ン輸送システ
   ムによって形成されており、これら２つのチェ−ン輸送
   システムは互いに平行にかつ互いに隣接して配列されて
   いて同一回転方向を有し、かつ搬送通路（１５６、１５
   ８）に係合する隨伴部材（１６０）を具備しており、か
   つ前記個々の物品を互いに持ち来す手段はスイッチ・ポ
   イント（１７０）であることを特徴とする請求項５の装
   置。
8. 【請求項８】 一方が他方の上に平行に配列された２つ
   のコンベヤ部材（２５０）は第１のチェ−ン輸送システ
   ム（２５２）とそれの下に配列された第２のチェ−ン輸
   送システム（２５４）よりなり、これらのチェ−ン輸送
   システムは搬送通路（２５６、２５８）に係合する隨伴
   部材を具備しかつ互いに反対方向の回転方向を有してい
   るが搬送通路に沿った同じ搬送方向を有し、かつ個々の
   物品を互いに持ち来すための手段は個々の物品（１０）
   に対する受取ポケット（２７２）を有する中間ホイ−ル
   （２７０、２７１）によって形成されていることを特徴
   とする請求項５の装置。
9. 【請求項９】 前記転送コンベヤは個々の物品（１０）
   に対する受取ポケット（１９２）を有する転送ホイ−ル
   （１９０）であることを特徴とする請求項５の装置。
10. 【請求項１０】 前記転送コンベヤ（１９０）の後に包
    装コンベヤ（３１０）が設けられており、その上で物品
    （１０）がさらに加速されかつまたその上でそれらの物
    品が互いに一定の間隔を保って個々に包装されることを
    特徴とする請求項５〜９のうちの１つによる装置。
11. 【請求項１１】 前記包装オンベヤ（３１０）上で、個
    々の物品（１０）に対する包装材（３２４）の供給手段
    （３２２）と、その後の折畳み領域（３３０）が設けら
    れていることを特徴とする請求項１０の装置。
12. 【請求項１２】 前記折畳み領域（３３０）には、折畳
    み部材（３３２）と、前記個々の物品およびそれらの包
    装材（３２４）を受入れるためのスロット（３４４）を
    設けられた回転ドラム（３４０）が設けられていること
    を特徴とする請求項１１の装置。
13. 【請求項１３】 前記折畳み領域（３３０）の後に転送
    コンベヤ（３７０）が設けられており、この転送コンベ
    ヤ（３７０）上でひな、個々の物品（１０）の包装材
    （３２４）をシ−ルするための加熱手段（３８２）が必
    要に応じて設けられていることを特徴とする請求項１１
    の装置。
14. 【請求項１４】 前記転送コンベヤ（３７０）の後に
    は、異なる数および配列の物品グル−プ（４５８；５５
    ８）に個々の物品を結合するために低い搬送速度を有す
    る他の個Ｔなる搬送手段（４００；５００）が設けられ
    ていることを特徴とする請求項１３の装置。
15. 【請求項１５】 前記回転ドラム（３４０）がセグメン
    ト（３４２）を担持しており、このセグメントはそのド
    ラムの周辺方向に枢動可能に取り付けられており、かつ
    個々の物品（１０）を受入れるためのスロット（３４
    ４）を具備しており、 かつ連続したドラム回転時に前記セグメント（３４２）
    の枢動をコントロ−ルするための手段（３５０）は、個
    々のセグメント（３４２）が物品（１０）を受取りかつ
    それを放出するために実質的にゼロに等しい周辺速度を
    有するような態様で設けられていることを特徴とする請
    求項５〜１４のうちの１つに記載された装置。
16. 【請求項１６】 前記セグメント（３４２）は、物品
    （１０）を受取りかつそれを放出するために、前記回転
    ドラム（３４０）の周辺方向におけるスロットの幅が増
    加され得るようんあ態様で設けられており、 かつ連続ドラム回転時に前記スロットの幅をコントロ−
    ルするための手段（３５２）が設けられていることを特
    徴とする請求項１５の装置。
17. 【請求項１７】 前記枢動および前記セグメント（３４
    ２）のスロット幅をコントロ−ルするために、前記セグ
    メント（３４２）がロ−ラ（３５４）によって係合する
    各湾曲通路（３５０、３５２）が設けられていることを
    特徴とする請求項１５または１６による装置。
18. 【請求項１８】 前記折畳み領域（３３０）が前記回転
    ドラム（３４０）が前記物品（１０）を搬送する前記回
    転ドラム（３４０）の少なくとも周辺部分のまわりに延
    長していることを特徴とする請求項５〜１７のうちの１
    つによる装置。
19. 【請求項１９】 前記包装コンベヤ（３１０）の搬送部
    材に個々の隨伴部材（３１４）が枢動可能に取り付けら
    れており、この個々の隨伴部材は前方に搬送するため
    に、個々の物品（１０）の背後に係合し、この個々の物
    品（１０）を加速度を伴って前記回転ドラム（３４０）
    内に導入し、そして下方に回収するような態様でコント
    ロ−ルされるようになされていることを特徴とする請求
    項５〜１８のうちの１つによる装置。
20. 【請求項２０】 前記転送コンベヤは個々の枢動可能に
    取り付けられた隨伴部材（３７４）をも担持しており、
    この隨伴部材は前記物品（１０）をそれに背後から係合
    することによって前記回転ドラム（３４０）から外に導
    き、前記物品を後続の搬送手段（４００；５００）に案
    内し、前記物品を加速度を伴って前記搬送手段内に導入
    し、そして前記物品を下方に回収するような態様でコン
    トロ−ルされるようになされていることを特徴とする請
    求項５〜１９のうちの１つによる装置。
21. 【請求項２１】 前記包装コンベヤ（３１０）および前
    記転送コンベヤ（３７０）は前後して１つの直線上に配
    列されているが、機械的には互いに分離しておりかつ個
    々に駆動可能であるようになされていることを特徴とす
    る請求項５〜２０のうちの１つによる装置。
22. 【請求項２２】 前記包装コンベヤ（３１０）および前
    記転送コンベヤ（３７０）はチェ−ン輸送システム（３
    １２、３７２）によって形成されていることを特徴とす
    る請求項２１の装置。
23. 【請求項２３】 前記隨伴部材（３１４、３７４）の枢
    動をコントロ−ルするために、前記隨伴部材（３１４、
    ３７４）がロ−ラ（３１８、３７８）によって係合する
    湾曲通路（３１６、３７６）が設けられていることを特
    徴とする請求項１９または２０の装置。
24. 【請求項２４】 前記転送コンベヤ（３７０）の後に、
    直立ドラム（４１０）が設けられており、この直立ドラ
    ム（４１０）は個々のフラットな物品（１０）を持上げ
    かつそれらの物品をグル−プ（４５８）と結合させるた
    めおよびさらに搬送するために立てた状態でグル−プ・
    コンベヤ（４５０）に供給するようになされていること
    を特徴とする請求項１４の装置。
25. 【請求項２５】 前記直立ドラム（４１０）が個々の物
    品（１０）に対する周辺方向に枢動可能に取り付けられ
    た受取部材（４１２）を担持しており、 かつ個々の受取部材（４１２）が物品（１０）を受取る
    ために実質的にゼロに等しい周辺速度を有するような態
    様で連続ドラム回転時に前記受取部材の枢動をコントロ
    −ルするための手段が設けられていることを特徴とする
    請求項２４の装置。
26. 【請求項２６】 受取部材（４１２）の枢動をコントロ
    −ルのために、前記受取部材（４１２）がロ−ラ（４１
    ８）によって係合する湾曲通路（４１６）が設けられて
    いることを特徴とする請求項２５の装置。
27. 【請求項２７】 前記転送コンベヤ（３７０）の後に、
    個々の物品（１０）をグル−プ（５５８）と結合させる
    ためおよびさらに搬送するために水平状態で持ち来すグ
    ル−プ・コンベヤ（５５０）が設けられていることを特
    徴とする請求項１４の装置。
28. 【請求項２８】 前記搬送手段（４００；５００）は間
    欠的にサイクル的に可動であり、前記搬送手段が静止し
    ているときに各グル−プ（４５８；５５８）に対する物
    品（１０）の導入が行なわれるようになされていること
    を特徴とする請求項１４の装置。