JPH0619829U - 遠心破砕機 - Google Patents
遠心破砕機Info
- Publication number
- JPH0619829U JPH0619829U JP5932192U JP5932192U JPH0619829U JP H0619829 U JPH0619829 U JP H0619829U JP 5932192 U JP5932192 U JP 5932192U JP 5932192 U JP5932192 U JP 5932192U JP H0619829 U JPH0619829 U JP H0619829U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crushing
- rotor
- raw material
- crusher
- movable body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C13/00—Disintegrating by mills having rotary beater elements ; Hammer mills
- B02C13/26—Details
- B02C13/286—Feeding or discharge
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 破砕原料の粒径や粘性等の相違に対応させ
て、ロ−タ内外への破砕原料の供給量を適宜調節し、破
砕能率の向上を図ることができる遠心破砕機を提供す
る。 【構成】 破砕機ハウジング1内に形成した破砕室11
と、破砕室の周縁部に設けた衝突部材12と、破砕室の
中心部に位置し、水平方向に回転して、破砕原料を周面
開口部より衝突部材に向けて放出するロ−タ13と、ロ
−タの上方に水平方向に設置したデッドベッド堆積用の
環状棚16と、環状棚の内側に形成した、ロ−タ内に破
砕原料を供給する第一供給路17と、環状棚の外側に形
成した、ロ−タ周面と前記衝突部材間に破砕原料を供給
する第二供給路18と、第一供給路の中心部に位置し、
上下動することによって第一供給路の路幅を調節する可
動体2と、可動体の上方に位置し、破砕機内に投入され
た破砕原料を拡散させる分配棚3とよりなる。
て、ロ−タ内外への破砕原料の供給量を適宜調節し、破
砕能率の向上を図ることができる遠心破砕機を提供す
る。 【構成】 破砕機ハウジング1内に形成した破砕室11
と、破砕室の周縁部に設けた衝突部材12と、破砕室の
中心部に位置し、水平方向に回転して、破砕原料を周面
開口部より衝突部材に向けて放出するロ−タ13と、ロ
−タの上方に水平方向に設置したデッドベッド堆積用の
環状棚16と、環状棚の内側に形成した、ロ−タ内に破
砕原料を供給する第一供給路17と、環状棚の外側に形
成した、ロ−タ周面と前記衝突部材間に破砕原料を供給
する第二供給路18と、第一供給路の中心部に位置し、
上下動することによって第一供給路の路幅を調節する可
動体2と、可動体の上方に位置し、破砕機内に投入され
た破砕原料を拡散させる分配棚3とよりなる。
Description
【0001】
本考案は、鉱物等の原料を破砕するための遠心破砕機に関するものである。
【0002】
鉱物等の原料を破砕する装置として、従来から図2に示すような遠心破砕機( 特公平1−52061号)が知られている。 この破砕機は、投入された破砕原料を分配棚aにより周囲に拡散させた後、環 状棚bによりロ−タc内と、ロ−タc外周面とデッドベッドあるは鋼製アンビル 等の衝突部dとの間に供給する。 そして、高速回転するロ−タc内から放出された破砕原料と、ロ−タcの外周 面と衝突部dとの間に落下する破砕原料とを衝突させ、さらに衝突部材dに衝突 させて破砕を行うものである。
【0003】
上記の従来技術には、次のような問題点がある。 即ち、原料の破砕力は、ロ−タc内に投入された破砕原料の加速力によって生 まれる。 従って、ロ−タcの外周面と衝突部dとの間に供給される量が、ロ−タc内の 供給量との比率において多くなりすぎると、破砕効率が低下し、また破砕されず に破砕機外に排出される場合もある。 ここで、従来の遠心破砕機についてみると、破砕原料は分配棚a上のデッドベ ッドに衝突して周囲に拡散され、さらに環状棚b上のデッドベッドに衝突してロ −タcの内外へ供給される。 しかし、破砕原料の粒径や粘性等の違いによっては、棚上のデッドベッドに高 低の差が生じ、また分配棚aでの拡散程度も異なる。 そのため、ロ−タc内外へ振り分けられる供給量の比率が一定でなく、上記の ようにロ−タc外への供給量の比率が大きくなる場合が生じ、破砕効率低下の原 因となるおそれがある。
【0004】
本考案は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、破砕原料の 粒径や粘性等の相違に対応させて、ロ−タ内外への破砕原料の供給量を適宜調節 し、破砕能率の向上を図ることができる遠心破砕機を提供することを目的とする 。 即ち、破砕機ハウジング内に形成した破砕室と、破砕室の周縁部に設けた衝 突部材と、破砕室の中心部に位置し、水平方向に回転して、破砕原料を周面開口 部より衝突部材に向けて放出するロ−タと、ロ−タの上方に水平方向に設置した デッドベッド堆積用の環状棚と、環状棚の内側に形成した、ロ−タ内に破砕原料 を供給する第一供給路と、環状棚の外側に形成した、ロ−タ周面と前記衝突部材 間に破砕原料を供給する第二供給路と、第一供給路の中心部に位置し、上下動す ることによって第一供給路の路幅を調節する可動体と、可動体の上方に位置し、 破砕機内に投入された破砕原料を拡散させる分配棚とよりなる、遠心破砕機であ る。
【0005】
以下、図面を参照しながら、本考案の一実施例について説明する。 <イ>破砕機全体の構造 図1に示すように、破砕機の外殻は鋼製のハウジング1で構成し、ハウジング 1内には破砕室11を画成する。 破砕室11の周縁部には、破砕原料を堆積させたデッドベッドあるいは鋼製ア ンビル等の衝突部材12を配置する。 一方、破砕室11の中心部には、下部に連結する原動機により、鉛直軸を中心 に水平方向に高速回転するロ−タ13を設置する。 このロ−タ13は、高速回転により発生する遠心力によって、破砕原料を周面 開口部より衝突部材12に向けて放出し、破砕を行う。 また、ロ−タ13の上板中央は開口し、その開口部にはフィ−ド管14の下端 部を差し込む。 一方、フィ−ド管14の上端部の周囲には、デッドベッド15の堆積用の環状 棚16を水平方向に取り付ける。 これによって、環状棚16の内側には、ロ−タ13内に破砕原料を供給する第 一供給路17が形成され、また環状棚16の外側には、ロ−タ13周面と衝突部 材12間に破砕原料を供給する第二供給路18が形成される。 そして、第一供給路17の中心部には、上下動することによって第一供給路1 7の路幅を調節する可動体2を設置する。 また、可動体2の上方には、破砕機内に投入された破砕原料を拡散させる分配 棚3を設置する。
【0006】 <ロ>可動体 可動体2は、形状は種々のものが採用できるが、その一例としては、図1に示 すように、逆円錐形状のものが使用できる。 このような逆円錐形状のものを第一供給路17の中心部に配置することによっ て、可動体2の側面が、環状棚16上に堆積したデッドベッド15の内周面と平 行に位置するため、一定の路幅を確保することができる。 そして、この可動体2は、その上部に設けられたシリンダ等の伸縮装置21に より、ロッド等を介して鉛直方向に上下動可能に構成する。 これによって、伸縮装置21を伸長すると、可動体2が降下し、第一供給路1 7の路幅を狭めることができ、反対に伸縮装置21を収縮すると、可動体2は上 昇し、第一供給路17の路幅を拡張することができる。
【0007】 <ハ>分配棚 分配棚3は、可動体2の上方、例えば伸縮装置21の上部に取り付ける。 この分配棚3は、底板とその周縁部に立ち上げた側壁からなる受皿状をしてお り、底板上に破砕原料を堆積させてデッドベッド31を形成できるよう構成する 。
【0008】
次に、本考案の作用について説明する。 破砕原料を、破砕機上部から供給する。 初期に供給された破砕原料は、分配棚3上に堆積して、デッドベッド31を形 成する。 後続して供給された破砕原料は、デッドベッド31に衝突して、周囲に拡散さ れる。 従って、分配棚3、伸縮装置21及び可動体2に直接破砕原料が落下すること がなく、それらの部材の摩耗を減少させることができる。 周囲に拡散された破砕原料は、環状棚16上にデッドベッド15を形成する。 後続して落下する破砕原料は、このデッドベッド15に衝突して、ロ−タ13 内外に振り分けられる。 そこで、伸縮装置21を伸縮させて、可動体2の位置調整を行い、第一供給路 17の路幅を調節する。 第一供給路17の路幅を狭くした場合は、第一供給路17の通過量が制限され るため、その分オ−バ−フロ−して、第二供給路18側に供給される比率を多く できる。 また、その反対に第一供給路17の路幅を広くした場合は、第一供給路17の 通過量が増大するため、第二供給路18側に供給される比率を小さくできる。 従って、第一供給路17の路幅を、破砕原料の粒径、粘性等の諸条件に適合さ せて調節することによって、ロ−タ内外への供給量を常に最適な比率に維持する ことができる。
【0009】
本考案は上記のように構成されるため、次のような効果を得ることができる。 即ち、ロ−タ内への破砕原料の供給路である第一経路の中心部に、路幅調節可 能な可動体を設けることによって、第一供給路と第二供給路への破砕原料の供給 量の比率を調節することができる。 そのため、破砕原料の粒径や粘性等の諸条件に応じて、適宜、供給率を調節す ることができる。 従って、ロ−タ外への破砕原料の供給量の比率が過大となることを防止でき、 常に効率的な破砕を行うことができる。
【図1】 本考案の遠心破砕機の一実施例の説明図
【図2】 従来技術の説明図
Claims (1)
- 【請求項1】 破砕機ハウジング内に形成した破砕室
と、 破砕室の周縁部に設けた衝突部材と、 破砕室の中心部に位置し、水平方向に回転して、破砕原
料を周面開口部より衝突部材に向けて放出するロ−タ
と、 ロ−タの上方に水平方向に設置したデッドベッド堆積用
の環状棚と、 環状棚の内側に形成した、ロ−タ内に破砕原料を供給す
る第一供給路と、 環状棚の外側に形成した、ロ−タ周面と前記衝突部材間
に破砕原料を供給する第二供給路と、 第一供給路の中心部に位置し、上下動することによって
第一供給路の路幅を調節する可動体と、 可動体の上方に位置し、破砕機内に投入された破砕原料
を拡散させる分配棚とよりなる、 遠心破砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5932192U JPH0619829U (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 遠心破砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5932192U JPH0619829U (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 遠心破砕機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619829U true JPH0619829U (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=13109983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5932192U Pending JPH0619829U (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 遠心破砕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0619829U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011064930A1 (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-03 | コトブキ技研工業株式会社 | 磨鉱装置及び再生骨材の生産方法 |
-
1992
- 1992-08-03 JP JP5932192U patent/JPH0619829U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011064930A1 (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-03 | コトブキ技研工業株式会社 | 磨鉱装置及び再生骨材の生産方法 |
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