JPH0619805U - 濾過装置 - Google Patents
濾過装置Info
- Publication number
- JPH0619805U JPH0619805U JP640692U JP640692U JPH0619805U JP H0619805 U JPH0619805 U JP H0619805U JP 640692 U JP640692 U JP 640692U JP 640692 U JP640692 U JP 640692U JP H0619805 U JPH0619805 U JP H0619805U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter element
- rotating brush
- sludge
- spiral
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルターエレメントを大型化した場合にも
堆積したスラッジを確実に除去することができる濾過装
置を提供すること。 【構成】 円筒形のフィルターエレメント１の外周に接
し得る位置に、少なくとも洗浄時にフィルターエレメン
ト１の回転方向と同一方向に回転するスパイラル状の回
転ブラシ４を設ける。この回転ブラシ４によりフィルタ
ーエレメント１の全周面から機械的にスラッジを除去で
きる。
堆積したスラッジを確実に除去することができる濾過装
置を提供すること。 【構成】 円筒形のフィルターエレメント１の外周に接
し得る位置に、少なくとも洗浄時にフィルターエレメン
ト１の回転方向と同一方向に回転するスパイラル状の回
転ブラシ４を設ける。この回転ブラシ４によりフィルタ
ーエレメント１の全周面から機械的にスラッジを除去で
きる。
Description
【０００１】
本考案は円筒形のフィルターエレメントを備えた外圧式の液体濾過装置に関す るものである。
【０００２】
円筒形のフィルターエレメントを持つ外圧式の液体濾過装置においては、濾過 が進行するに連れてフィルターエレメントの外周面に次第にスラッジが付着し、 目詰まりが発生する。このために空気圧や振動による逆洗を行って再利用を図っ ていたが、濾過容量を増すためにフィルターエレメントを大型化した濾過装置に おいてはスラッジが除去しにくくなり、フィルターエレメントの使用寿命が短く なるという問題があった。
【０００３】 本考案は上記した従来の問題点を解消し、フィルターエレメントを大型化した 場合にもその表面からスラッジを確実に除去することができる濾過装置を提供す るために完成されたものである。
【０００４】
上記の課題を解決するためになされた本考案は、円筒形のフィルターエレメン トの外周に接し得る位置に、少なくとも洗浄時にフィルターエレメントの回転方 向と同一方向に回転するスパイラル状の回転ブラシを設けたことを特徴とするも のである。
【０００５】
以下に本考案を図示の実施例によって更に詳細に説明する。 図１において、１は円筒形のフィルターエレメントであり、そのサイズは例え ば直径が250mm 、長さ1000mmの比較的大型のものである。このフィルターエレメ ント１は濾過筒２の内部に設置され、濾過中は停止しているが少なくとも洗浄時 には垂直軸のまわりを10rpm 程度の速度で時計方向に回転することができる構造 となっている。そして濾過筒２の内部には加圧された原液が供給され、フィルタ ーエレメント１の表面で濾過を行い、濾液は排出管３から外部に取り出されてい る。
【０００６】 ４はこのフィルターエレメント１の外周に接し得る位置に設けられたスパイラ ル状の回転ブラシである。この回転ブラシ４は図示のようにフィルターエレメン ト１と等しい1000mmの長さを持ち、またその直径は50mm程度とされている。この 回転ブラシ４は濾過中はフィルターエレメント１の外周から離れた位置にあるが 、洗浄時にはフィルターエレメント１の外周に接し、フィルターエレメント１の 回転方向と同一方向、すなわち実施例では時計方向に10rpm 程度の速度で回転す ることができる。
【０００７】 なお回転ブラシ４をスパイラル状としたのは、フィルターエレメント１との接 触面積を小さくして接触抵抗を減少させるとともに、フィルターエレメント１の 全長にわたってスラッジの除去ができるようにするためである。また回転ブラシ ４をスパイラル状とすることにより、剥離したスラッジをその隙間から下方へ落 下させることができる。
【０００８】
このように構成された本考案の濾過装置は、回転ブラシ４をフィルターエレメ ント１から離した状態として従来のものと同様に濾過を行うものであるが、フィ ルターエレメント１の外周面にスラッジが付着して濾過流量が低下してきた際に は、圧力計等によってこれを検出し、回転ブラシ４をフィルターエレメント１に 接触させる。
【０００９】 そして回転ブラシ４をフィルターエレメント１と同一方向に回転させれば、両 者の接触面では大きい周速度が生じ、フィルターエレメント１の表面に付着した スラッジはスパイラル状の回転ブラシ４によって全表面にわたり確実に除去され る。この際に除去されたスラッジは回転ブラシ４のスパイラル状の間隙から下方 へ落下する。 なおこのような洗浄中の運転停止を避けるために、本考案の濾過装置を複数台 並列に設けておき、順次洗浄を行いつつその間は他の濾過装置により濾過を継続 することが好ましい。
【００１０】
以上に説明したように、本考案の濾過装置はフィルターエレメントの回転方向 と同一方向に回転するスパイラル状の回転ブラシを設けたものであるから、従来 法とは異なりフィルターエレメントを大型化した場合にもその表面からスラッジ を確実に除去することができる。また本考案によればスラッジの除去により安定 した濾過流量を確保することができるとともに、フィルターエレメントの寿命を 延長することもできる。 よって本考案は従来の問題点を解消した濾過装置として、その実用的価値は極 めて大きいものである。
【図１】本考案の実施例を示す斜視図である。
１ フィルターエレメント ４ スパイラル状の回転ブラシ
Claims (1)
- 【請求項１】 円筒形のフィルターエレメントの外周に
接し得る位置に、少なくとも洗浄時にフィルターエレメ
ントの回転方向と同一方向に回転するスパイラル状の回
転ブラシを設けたことを特徴とする濾過装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP640692U JPH0619805U (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP640692U JPH0619805U (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 濾過装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0619805U true JPH0619805U (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=11637492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP640692U Pending JPH0619805U (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 濾過装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0619805U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS471504U (ja) * | 1971-01-18 | 1972-08-17 | ||
| JPH0256286A (ja) * | 1988-08-19 | 1990-02-26 | Iseki & Co Ltd | 回転選別筒の壺穴清掃装置 |
-
1992
- 1992-02-18 JP JP640692U patent/JPH0619805U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS471504U (ja) * | 1971-01-18 | 1972-08-17 | ||
| JPH0256286A (ja) * | 1988-08-19 | 1990-02-26 | Iseki & Co Ltd | 回転選別筒の壺穴清掃装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0312354B1 (en) | Slurry filter | |
| JPH06205911A (ja) | 懸濁液の濾過方法および懸濁液用回転濾過器 | |
| JPH0619805U (ja) | 濾過装置 | |
| JP2000325708A (ja) | フィルタ | |
| KR20170122153A (ko) | 자동 재생 기능을 구비한 로터 필터 시스템 | |
| KR20150025039A (ko) | 미세 여과장치 | |
| JPH02126908A (ja) | 連続式固液分離装置 | |
| JPS6410247B2 (ja) | ||
| US20070029244A1 (en) | Filter element | |
| JPH0128806Y2 (ja) | ||
| JPS6110728Y2 (ja) | ||
| JP2834240B2 (ja) | 自動逆洗濾過機 | |
| JP3080866B2 (ja) | 濾過装置 | |
| KR860001381B1 (ko) | 액체여과 장치 | |
| JP3010033U (ja) | ストレ−ナ | |
| JPH01215318A (ja) | 濾過装置 | |
| JP3005713U (ja) | 濾過機 | |
| JP2582694B2 (ja) | 湿式磁力濾過装置 | |
| CN2254368Y (zh) | 酸浴过滤机 | |
| JP3019389U (ja) | 濾過装置 | |
| JPS6251122B2 (ja) | ||
| JPH075846Y2 (ja) | 回転ドラム型プリコート濾過器 | |
| JPS5912975Y2 (ja) | フィルタ・エレメント | |
| JPH0532083B2 (ja) | ||
| JPH10272315A (ja) | フィルタ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950117 |