JP3019389U - 濾過装置 - Google Patents

濾過装置

Info

Publication number
JP3019389U
JP3019389U JP1995005894U JP589495U JP3019389U JP 3019389 U JP3019389 U JP 3019389U JP 1995005894 U JP1995005894 U JP 1995005894U JP 589495 U JP589495 U JP 589495U JP 3019389 U JP3019389 U JP 3019389U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
sprocket
filter device
filter
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995005894U
Other languages
English (en)
Inventor
義治 青木
淳一 鈴木
Original Assignee
三喜産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三喜産業株式会社 filed Critical 三喜産業株式会社
Priority to JP1995005894U priority Critical patent/JP3019389U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3019389U publication Critical patent/JP3019389U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルタの取付け構造を簡単にしてその着脱
を容易にし、加えて各部の駆動機構を一本化してタンク
内の機械部分を減少させて単純化することでこの着脱作
業をより容易にする濾過装置を提供すること。 【構成】 濾過液をタンク21外へ取り出す導出管22
を壁部21aに貫通させて固定し、その外周部にスプロ
ケット23のボス部23aを回転可能に嵌合して支持
し、更にこのボス部23aの伸長軸部23b外周のネジ
部26にフィルタ装置27におけるヘッド27bの濾過
液導出用の通路27d内周面のネジ部を相対的に嵌め込
むように螺着してこのフィルタ装置を片持ち支持し、こ
の内部には導出管29内を通ってタンク21の外部へ伸
長し且つ多数の噴出穴29aを有する洗浄用管29を配
置したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は濾過装置に関し、更に詳細には機械加工などで使用される冷却油又は 潤滑油に混入している異物を除去するのに使用される濾過装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置は、例えば実公平4−33929号公報等にメッシュフィ ルタ装置として開示されているようによく知られている。この公報に開示された 従来のメッシュフィルタ装置の構成を簡単に説明する。
【0003】 このメッシュフィルタ装置は、図4に示されるように分離タンク1内に2つの 筒状のメッシュフィルタ2が設置されている。これらのメッシュフィルタ2は両 端に取り付けた各端板にベアリング5が設けられ、図5に示されるように分離タ ンク1の両側壁1a、1bに支持具3によって両端部を固定した排出パイプ兼用 支軸4に回転可能に取り付けられている。
【0004】 この排出パイプ兼用支軸4には筒状のメッシュフィルタ2の内面に付着した異 物を掻き落とすためのスクレーパ6が固着されている。筒状のメッシュフィルタ 2の外周面に付着した異物を掻き落とすためのスクレーパ7は分離タンク1の両 側壁1a、1b間に架け渡したブラケットに固定されている。
【0005】 他方、分離タンク1の底壁に沈下した異物を掻き出すためのスクレーパ8は、 分離タンク1の一端に設置された一対のチェーンスプロケット9と他端の異物排 出口に設置された一対のチェーンスプロケット10との各スプロケットに架け渡 された一対のチェーン12間に橋渡しするように取り付けられている。
【0006】 メッシュフィルタ2を排出パイプ兼用支軸4上で回転させる駆動機構としては 図4から明らかなように専用の電動モータ13及び駆動チェーンなどが用いられ 、また分離タンク1底壁掻き出し用のスクレーパ8を駆動する機構としては別の 電動モータ14及び駆動チェーンなどが用いられている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のメッシュフィルタ装置では、前述したようにメッシュフ ィルタ2が、分離タンク1の両側壁1a、1bに支持具3によって両端部を固定 した排出パイプ兼用支軸4に回転可能に取り付けられているため、このメッシュ フィルタ2を交換する必要がある時には、その着脱作業が極めて困難であるとい う問題があった。
【0008】 しかも、このメッシュフィルタ装置では、メッシュフィルタ2を回転させる駆 動機構と分離タンク1の底壁を掻き出すスクレーパ8を移動させる駆動機構とが 別々に構成されているため、分離タンク1内に配置されている機械部分が多く、 この複雑な構造がメッシュフィルタ2の交換作業を一層困難にしていた。
【0009】 本考案の目的は、かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、フィ ルタの取付け構造を簡単にしてその着脱を容易にし、加えて各部の駆動機構を一 本化してタンク内の機械部分を減少させて単純化することでこの着脱作業をより 容易にする濾過装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は濾過装置であり、前述した技術的課題を解決するために以下のような 構成とした。すなわち、本考案の濾過装置は、タンクの壁部を貫通して固定され 且つ濾過液をタンク外へ取り出す導出管と、前記タンクの内部でこの導出管外周 部にボス部を回転可能に嵌合して支持されたスプロケットと、軸方向中心線上に 形成された濾過液導出用の通路を備えるヘッドと閉塞端板とで筒状フィルターの 両端を支持して構成され、前記スプロケットのボス部を前記ヘッドの前記通路内 に相対的に嵌め込むように螺着されて片持ち支持されたフィルタ装置と、前記フ ィルタ装置の内部に配置されると共に多数の噴出穴を有し、前記導出管内を通っ て前記タンクの外部へ伸長する洗浄用管と、前記スプロケットを回転させる駆動 機構とから構成されることを特徴とする。 <本考案における付加的構成> 本考案の濾過装置は、前述した必須の構成要素からなるが、その構成要素が 具体的に以下のような場合であっても成立する。その付加的構成要素とは、前記 駆動機構が前記タンク内の底部に沈んだ異物を掻き出すスクレーパを取り付けた 一対のチェーンと、この一対のチェーンを駆動するモータとから構成され、前記 一対のチェーンの一方を前記スプロケットにも掛け渡して前記スプロケットを回 転させることを特徴とする。
【0011】
【作用】
本考案の濾過装置によると、タンク内に導入された例えば機械加工等で使用さ れた冷却油又は潤滑油は、筒状のフィルタにより濾過され、その内部からヘッド の通路を介して導出管よりタンク外へ取り出される。
【0012】 筒状のフィルタに異物が多数ついて濾過能力が低下した時には、濾過液を洗浄 用管に加圧して供給し、各噴出穴から噴射させて筒状フィルタの内面に吹き付け る。その間、フィルタ装置は回転され、これにより筒状フィルタの全面に対して 濾過液の吹き付けにより異物の除去がなされる。
【0013】 フィルタ装置は、そのヘッドの通路内にスプロケットのボス部を相対的に嵌め 込むように螺着されて片持ち支持されて取り付けられているため、これを交換す るときには単にフィルタ装置をスプロケットのボス部に対して回転し、螺合を解 除して外すだけでよい。新しいフィルタ装置を装着するときにはこの操作の逆を 行えばよい。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の濾過装置を図に示される実施例について更に詳細に説明する。 図1には本考案の一実施例に係る濾過装置20が示されている。この濾過装置2 0は、例えば機械加工などにおいて使用された冷却油又は潤滑油を収容するタン ク21を備えている。
【0015】 このタンク21には、図1及び図2に示されるように3つの導出管22がタン クの壁部21aを貫通して固定されている。タンク21の内側に位置するそれぞ れの導出管22には、図3に示されるようにチェーンスプロケット23のボス部 23aがドライメタル24を介して回転可能に取り付けられている。
【0016】 導出管22の外周にドライメタル24を介在させて嵌合されたチェーンスプロ ケット23のボス部23aは、導出管22の外周面に周方向に形成された溝部に 嵌め込まれた2つの止め輪25により軸方向への移動が阻止されている。
【0017】 この時、チェーンスプロケット23のボス部23aは、図2からも明らかなよ うに当該スプロケットを中心にして軸方向一方に比較的に長く、このボス部23 aの伸長軸部23bが導出管22の取り付けられたタンクの壁部21aとは反対 方向に向くように配置されている。
【0018】 このボス部23aの伸長軸部23b外周には、フィルタ装置取付け用のネジ部 26が形成されている。ところで、フィルタ装置27は、多数の小さな穴を形成 した薄い金属板を筒状に形成してなるフィルタ27aと、その軸方向両端部に取 り付けられて当該フィルタ27aを支持するヘッド27b及び閉塞端板27cと から構成されている。
【0019】 このヘッド27bは軸方向中心線上に形成された濾過液導出用の通路27dを 備え、この通路27dの内周面には前述したボス部23aの伸長軸部外周に形成 されたネジ部26に螺合可能なネジ部28が形成されている。そして、このフィ ルタ装置27は、そのヘッド27bの通路27d内にチェーンスプロケット23 のボス部23aにおける伸長軸部23bを相対的に嵌合させるように螺合されて 取り付けられる。換言すれば、フィルタ装置27は、そのヘッド27bをスプロ ケット23のボス部23aに取り付けることで片持ち支持されていることになる 。
【0020】 このフィルタ装置27の内部には、図2に示されるように洗浄用管29が中心 軸線に沿って配置され、この洗浄用管29はヘッド27bの通路27d及び導出 管22を通ってタンク外部に延びている。洗浄用管29には多数の噴出穴29a が一列に並んで形成されている。
【0021】 洗浄用管29は、その噴出穴29aができる限りフィルタ装置27のフィルタ 27a面に接近するようにその中心軸線に対して幾分偏心した位置に配置されて いる。この洗浄用管29は、文字通りフィルタ27aに付着した異物を除去する ためのもので、各噴出穴29aからは濾過された液が加圧されて噴射される。従 って、タンク21外に延びたこの洗浄用管29には適当なポンプ(図示せず)に より加圧された濾過液が供給される。
【0022】 ところで、この実施例の濾過装置20についても、タンク21の底壁に沈下し た異物を掻き出すスクレーパ30が従来と同様な機構で設置されている。すなわ ち、タンク21の底壁に沈下した異物を掻き出すためのスクレーパ30は、タン ク21の一端に設置された一対のチェーンスプロケット31と他端の異物排出口 近傍に設置された一対のチェーンスプロケット32との各々に架け渡された一対 のチェーン33間に橋渡しするように取り付けられている。
【0023】 そして、タンク21の他端には電動モータ34が設置され、この電動モータ3 4によってチェーンスプロケット32を回転させることでスクレーパ30を移動 させている。タンク21の両端に設置されたチェーンスプロケット間に架け渡さ れた一対のチェーンの一方は、導出管22に回転可能に支持されたスプロケット 23にも架けられており、これによりスクレーパ30を移動させる駆動機構によ ってフィルタ装置27も回転させられる。
【0024】 次に、本実施例における濾過装置20の動作について説明する。タンク21内 に導入された例えば機械加工等で使用された冷却油又は潤滑油は、各フィルタ装 置27における筒状のフィルタ27aを通過する時に濾過され、フィルタ27a 内部からヘッド27bの通路27dを介して導出管22よりタンク21外の所定 場所へ取り出される。
【0025】 筒状のフィルタ27aに異物が多数ついて濾過能力が低下した時には、濾過液 を洗浄用管29に加圧して供給し、各噴出穴29aから噴射させて筒状フィルタ 27aの内面に吹き付ける。その間にもフィルタ装置27は回転されているため 、筒状フィルタ27aの全面に対して濾過液の吹き付けにより異物の除去がなさ れる。
【0026】 フィルタ装置27は、そのヘッド27bの通路27d内にスプロケット23の ボス部23aを相対的に嵌め込むように螺着されて片持ち支持されて取り付けら れているため、これを交換するときには単にフィルタ装置27をスプロケット2 3のボス部23aに対して回転し、螺合を解除して外すだけでよい。新しいフィ ルタ装置27を装着するときにはこの操作の逆を行えばよい。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の濾過装置によれば、フィルタ装置をタンクの壁 部に固定された導出管に回転可能に支持されたスプロケットのボス部に螺着して 片持ち支持するように取り付けたことにより、フィルタ装置の交換が著しく容易 となり、フィルタ装置の交換に本濾過装置を長時間停止させることがなく、濾過 装置の効率的使用を保障できる。
【0028】 更に、本考案の濾過装置によれば、タンク底壁に沈下した異物を掻き出すスク レーパを駆動する駆動機構でフィルタ装置も回転するようにしたことにより、タ ンク内の機械部分が減少でき、この結果タンク内スペースが広くなって交換作業 がしやすくなり、フィルタ装置の交換の容易性を一層向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る濾過装置の全体を概略
的に示す断面図である。
【図2】図1に示される実施例の濾過装置において1つ
のフィルタ装置取付け部を拡大し示す断面図である。
【図3】図2に示される1つのフィルタ装置の支持構造
を部分的に示す断面図である。
【図4】従来のメッシュフィルタ装置を示す断面図であ
る。
【図5】図4に示される従来のメッシュフィルタ装置に
おいて1つのメッシュフィルタの支持構造を示す断面図
である。
【符号の説明】
20 濾過装置 21 タンク 21a 壁部 22 導出管 23 スプロケット 23a ボス部 23b 伸長軸部 24 ドライメタル 25 止め輪 26 ネジ部 27 フィルタ装置 27a 筒状のフィルタ 27b ヘッド 27c 閉塞端板 27d ヘッドに形成された通路 28 ネジ部 29 洗浄用管 29a 噴出穴 30 スクレーパ 31 チェーンスプロケット 32 チェーンスプロケット 33 チェーン 34 電動モータ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンクの壁部を貫通して固定され且つ濾
    過液をタンク外へ取り出す導出管と、前記タンクの内部
    でこの導出管外周部にボス部を回転可能に嵌合して支持
    されたスプロケットと、軸方向中心線上に形成された濾
    過液導出用の通路を備えるヘッドと閉塞端板とで筒状フ
    ィルターの両端を支持して構成され、前記スプロケット
    のボス部を前記ヘッドの前記通路内に相対的に嵌め込む
    ように螺着されて片持ち支持されたフィルタ装置と、前
    記フィルタ装置の内部に配置されると共に多数の噴出穴
    を有し、前記導出管内を通って前記タンクの外部へ伸長
    する洗浄用管と、前記スプロケットを回転させる駆動機
    構とから構成されることを特徴とする濾過装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動機構が前記タンク内の底部に沈
    んだ異物を掻き出すスクレーパを取り付けた一対のチェ
    ーンと、この一対のチェーンを駆動するモータとから構
    成され、前記一対のチェーンの一方を前記スプロケット
    にも掛け渡して前記スプロケットを回転させることを特
    徴とする請求項1に記載の濾過装置。
JP1995005894U 1995-06-14 1995-06-14 濾過装置 Expired - Lifetime JP3019389U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995005894U JP3019389U (ja) 1995-06-14 1995-06-14 濾過装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995005894U JP3019389U (ja) 1995-06-14 1995-06-14 濾過装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3019389U true JP3019389U (ja) 1995-12-12

Family

ID=43154804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995005894U Expired - Lifetime JP3019389U (ja) 1995-06-14 1995-06-14 濾過装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3019389U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021045717A (ja) * 2019-09-19 2021-03-25 ニフコプラント株式会社 ろ過装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021045717A (ja) * 2019-09-19 2021-03-25 ニフコプラント株式会社 ろ過装置
JP7401230B2 (ja) 2019-09-19 2023-12-19 ニフコプラント株式会社 ろ過装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5462679A (en) Apparatus and method for in situ cleaning of oil filter
US6709575B1 (en) Extended life combination filter
EP2670506B1 (en) Reversible-flow filter with scavenging device
JPH0829208B2 (ja) ドラムフィルタ用バキュ−ム駆動スクレッパ装置
JP2003534114A (ja) 潤滑油のろ過に特に適した逆洗式フィルタ
US5389256A (en) Filter apparatus for machine tool coolant
JP3019389U (ja) 濾過装置
JP2006305430A (ja) 連続濾過装置
KR20170122153A (ko) 자동 재생 기능을 구비한 로터 필터 시스템
JPH0975622A (ja) 逆洗付き回転フイルタ装置を備えたチップコンベア装置
JP3083029B2 (ja) 流水管内の夾雑物除去装置
JP3775315B2 (ja) 連続加圧ろ過機
CN212881353U (zh) 过滤滚筒、转鼓过滤器
JP2963734B2 (ja) フィルタ再生装置
KR20080080431A (ko) 내부 연소 엔진용 오일 필터
JP3891381B2 (ja) オイルフィルタ
KR20030024518A (ko) 산업용 스트레이너
JPH02126908A (ja) 連続式固液分離装置
SU1158242A1 (ru) Реактивна центрифуга дл очистки масла
CN109078377A (zh) 自动清洗过滤器
KR200224999Y1 (ko) 정밀 여과장치
JPH0529084Y2 (ja)
JPS6338892Y2 (ja)
CN207073440U (zh) 一种免拆可清洗滤清器
SU1228878A1 (ru) Самоочищающийс фильтр