JPH06197823A - ソファー兼用ベッド - Google Patents

ソファー兼用ベッド

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JPH06197823A
JPH06197823A JP20243591A JP20243591A JPH06197823A JP H06197823 A JPH06197823 A JP H06197823A JP 20243591 A JP20243591 A JP 20243591A JP 20243591 A JP20243591 A JP 20243591A JP H06197823 A JPH06197823 A JP H06197823A
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JP
Japan
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bed
sofa
backrest
mode
bedding
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JP20243591A
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English (en)
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Hiroshi Kashima
博 鹿島
Osamu Kashima
治 鹿島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡易な装置と操作とによってベッドからソファ
ー(または、その逆)へと容易に変換できるとともに、
ソファー・モードで使用するときには寝具の収納空間が
自動的に形成され、もって、部屋の空間を有効に利用し
て寝具を収納し、かつ体裁良く隠蔽することの可能なソ
ファー兼用ベッドを提供することを目的とする。 【構成】ソファー兼用ベッド10は、フレーム16に支
持されたベッド部18と、ベッド・モードで使用すると
きは、ベッド部18の長手方向軸線に平行な二つの側辺
のいずれか一方の近傍かつ側方の収納位置に収納可能で
あり、ソファー・モードで使用するときは、ベッド部1
8上の予め定められた使用位置に固定可能な背もたれ部
24、とを備えた構成である。さらに、ベッド部18と
背もたれ部24とを連結するための連結手段26を備
え、背もたれ部24は、ソファー・モードで使用される
ときに背もたれ部24の背後に形成される寝具収納空間
の外周に沿って移動する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、ソファー兼用ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】ベッドは室内の広い面積を占有する家具
であるので、今日の住宅事情にあっては、就寝時以外の
ベッドの活用、またはベッドの占有面積の有効利用が重
要である。ベッドの活用方法の一つとして、ベッドの高
さを従来に比べて低くし、寝台面をソファーの座部とし
ても使用する方法がある。しかし、この方法は、背をも
たせかける背もたれ部がないこと、および、ベッドから
ソファーに変換するためには、シーツ・毛布・布団など
の寝具を撤去し、他の適当な場所に収納しなければなら
ないことなどのため、一般的に利用されているとはいえ
ない。
【0003】ソファーとしても活用できるソファー兼用
ベッドのうち今日多く市販されているもののベッド部
は、長手方向中央面を中心として2つの半体に分割され
ている。一方の半体は水平に据え付けられていて、ベッ
ド・モード(ベッドとして使用し得る状態)で使用され
るときには寝台面の一部を提供し、ソファー・モード
(ソファーとして使用し得る状態)で使用されるときに
はソファーの座部として機能する。他方の半体は傾動可
能になっており、ベッド・モードで使用されるときには
寝台面の残部を提供し、ソファー・モードで使用される
ときにはソファーの背もたれ部として機能する。
【0004】このソファー兼用ベッドをベッド・モード
として使用する場合においては、長手方向中央面を中心
として2つの半体に分割されているので、一方の半体と
他方の半体との接合面に段が生じ、その結果、寝心地が
悪いという問題がある。
【0005】また、このソファー兼用ベッドをソファー
・モードとして使用する場合においては、使用者は寝具
をベッド面から撤去し、他の適当な場所に収納しなけれ
ばならない。従って、ベッドからソファーへの変換作業
には時間と手数とが必要であるとともに、撤去した寝具
を収納するための収納空間が別途必要であるという問題
がある。
【0006】前記問題を解決するためのソファー兼用ベ
ッドとして、実公昭56−11804号公報に記載され
ているソファー兼用ベッドがある。このソファー兼用ベ
ッドは、一方の面が寝台面、他方の面がソファー背もた
れ面として機能するベッド部と、ソファー座部とを備
え、ベッド上に存在する寝具をそのままにした状態で、
ベッドからソファー(または、その逆)へ変換されるよ
うに構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記ソファー
兼用ベッドは、ソファー座部が固定され、ベッド部が動
くように構成されているので、マットレスを保持するバ
ンドが必要とされるなど複雑かつ大がかりな装置が必要
であるとともに、ソファー座部および寝台面の高さは自
由に選択することができない。さらに、ベッドの長手方
向軸線と基体の中心軸とが一致しておらず使い勝手が悪
い。
【0008】本発明の目的は、簡易な装置によってベッ
ドからソファー(または、その逆)へと容易に変換でき
るとともに、ソファー・モードで使用するときには、寝
具の収納空間が自動的に形成され、もって、部屋の空間
を有効に利用して寝具を収納し、かつ体裁良く隠蔽する
ことが可能なソファー兼用ベッドを提供することにあ
る。
【0009】本発明の他の目的は、既存のベッドを容易
にソファー兼用ベッドに変換できる変換装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的は、フレーム
と、このフレームに支持され長手方向軸線に平行な二つ
の側辺を有するベッド部と、ベッド・モードにおいては
ベッド部の有する側辺のいずれか一方の近傍かつ側方の
収納位置に収納可能で、ソファー・モードにおいてはベ
ッド部上の予め定められた使用位置に固定可能な背もた
れ部と、収納位置と使用位置との間で背もたれ部を移動
させるべく背もたれ部とフレームとを連結するための連
結手段、とを備え、ベッド・モードからソファー・モー
ドへ変換されたときには、背もたれ部の背後に寝具収納
空間が形成されるソファー兼用ベッドによって達成でき
る。
【0011】好ましくは、ソファー・モードで使用する
ときには、背もたれ部の傾斜角度を自在に調節できる傾
斜角度調節手段を備え、リクライニング機能付きにする
方が良い。
【0012】また、ソファーモードで使用するときに背
もたれ部の背後に収納される寝具を覆うための寝具カバ
ー手段を設けることができる。
【0013】前記他の目的は、フレームと、このフレー
ムに支持され長手方向軸線に平行な二つの側辺を有する
ベッド部、とを備えたベッドに取り付けて使用され、そ
のベッドをソファー兼用ベッドへ変換するための装置で
あって、ソファー・モードにおいては背もたれとして作
用するとともに背後に寝具収納空間を形成する背もたれ
部と、この背もたれ部をベッド部上の予め定められた使
用位置に固定するための固定手段と、ベッド部の有する
側辺のいずれか一方の近傍かつ側方の背もたれ部収納位
置とベッド部上の使用位置との間で背もたれ部を移動さ
せるべく背もたれ部と固定手段とを連結するための連結
手段、とを備え、ベッド・モードからソファー・モード
へ変換するときには、背もたれ部は寝具収納空間の外周
に沿って移動するソファー兼用ベッドへの変換装置によ
って達成できる。
【0014】
【作用】本発明のソファー兼用ベッドがベッド・モード
で使用される場合においては、背もたれ部は、ベッド部
の長手方向軸線に平行な二つの側辺のいずれか一方の近
傍かつ側方の収納位置に収納される。そして、ベッド部
上に寝具が用意されることによって、ベッドとして使用
され得る状態となる。このとき、ベッド部を構成するマ
ットレス等は、分割して構成されておらず、一体として
構成されているので、分割による段などが生じることは
なく寝心地が悪くなることはない。また、ベッドの高さ
は、背もたれ部によって制限されることはないので、使
い勝手の良いベッドが得られる。
【0015】また、本発明のソファー兼用ベッドがソフ
ァー・モードで使用される場合は、ベッド部の長手方向
軸線に平行な二つの側辺のいずれか一方の近傍かつ側方
の収納位置に収納されている背もたれ部は、ベッド部上
の定められた使用位置に移動され、固定される。背もた
れ部の移動は、背もたれ部とフレームとを連結するため
の連結手段が設けられているので、容易に行うことがで
きる。さらに、背もたれ部が固定されるときの傾斜角度
を自在に調節するための傾斜角度調節手段があれば、リ
クライニング機能付きのソファーとなる。
【0016】ベッド部上の使用位置に固定された背もた
れ部の背後には、寝具を収納可能な空間が形成されるの
で、この空間に寝具が収納されると、使用者の視線から
寝具は隠蔽される。寝具を覆うための寝具カバー手段を
備え、その一端は背もたれ部につながれ、背もたれ部が
寝具を収納可能な空間の外周に沿って移動されるように
構成されることにより、寝具カバー手段が寝具を覆うの
で、寝具はさらに完全に隠蔽される。
【0017】
【実施例】以下、添付図面に記載された実施例を参照し
ながら、本発明をより詳しく説明する。図1から図7は
本発明の第1実施例を示すものであり、図1は本発明の
ソファー兼用ベッド10の分解斜視図を示す。図2は本
発明のソファー兼用ベッド10がベッド・モードに設定
されたところを示し、図3はソファー・モードに変換さ
れたところを示す。図2および図3は、図1に示す本発
明のソファー兼用ベッド10が、それぞれベッド・モー
ドおよびソファー・モードに設定されたときの横断方向
垂直断面図である。
【0018】図1〜図3からわかるように、ソファー兼
用ベッド10は一対の垂直パネル12(一方は図示せ
ず)を有し、これらの垂直パネルはソファー兼用ベッド
10のフレーム構造の一部をなすとともに、その脚部も
兼ねている。更に、ベッド・モードで使用するときには
これらのパネルは、頭部の位置に応じて、それぞれヘッ
ドボードおよびフットボードとなり、ソファー・モード
で使用するときには肘掛けとして機能する。
【0019】これらの垂直パネルは、寝台面として機能
する水平パネル14によって互いに強固に連結されてお
り、これらのパネル12、14によって一体のフレーム
16が形成されている。垂直パネルと水平パネルとの接
続は、ボルト・ナット、接着、溶接、その他周知の接続
手段によって行うことができる。
【0020】図示された実施例では、パネル14の上面
にはマットレス(又は畳等)が設けられており、このマ
ットレスなどで、ベッド部18が形成されている。
【0021】本発明のソファー兼用ベッド10をソファ
ー・モードで使用するときに、背もたれ20となる部分
には、表皮でカバーされたクッション22が設けられて
あり、それら全体で背もたれ部24が形成されている。
なお、本発明の目的を達成する上では、このクッション
22は不可欠ではない。
【0022】次に、図1および図5を参照して、背もた
れ部24とフレーム16とを連結するための連結手段2
6について説明する。この連結手段26は、両端に互い
に逆方向に突出した軸28、30を設けた連結棒32か
らなっている。垂直パネル12には、軸28が回転自在
に挿入されるための軸受孔34が設けられている。ま
た、背もたれ部24には、軸30が回転自在に挿入され
るための軸受孔36が設けられている。連結棒32は、
垂直パネル12とベッド部18との間のわずかな隙間に
おいて、軸28を中心として自在に回転することができ
るようになるべく薄く、かつ背もたれ部24を支えるこ
とができる十分な強度を持つことが必要である。なお、
図面には連結手段として連結棒に2本の軸が設けられた
ものを示したが、ボルト・ナット・座金などを用いたピ
ボット構造によって、連結棒32を背もたれ部24とフ
レーム16とに回転自在に接続する連結手段も本発明の
連結手段に含まれる。
【0023】また、ソファー・モードにおいて、背もた
れ部24の長手方向下部となる部分にはフック38が設
けられている。ソファー・モード使用時においては、フ
ック38と垂直パネル12に設けられたストッパ40と
によって、背もたれ部24はベッド部18上の使用位置
に固定される。
【0024】図5を参照して、フック38とストッパ4
0とについて説明する。このストッパ40は、一対の垂
直パネルに、それぞれ一つずつ設けられている。また、
フック38は、ストッパ40に対応して設けられてい
る。図5はストッパが連続して(図5には2つだけを示
す)設けられることによって、背もたれ部24の傾斜角
度を調節できるように構成されているストッパの断面図
である。このようにストッパが連続して設けられること
によって、これらのストッパは背もたれ部24の傾斜角
度を自在に調節できる傾斜角度調節手段となる。この結
果、本発明のソファー兼用ベッド10はリクライニング
機能を持つので、ゆったりとした座り心地が楽しめる。
【0025】次に、図2を参照して本発明のソファー兼
用ベッド10をベッド・モードとして使用する場合につ
いて説明する。背もたれ部24がベッド部26の長手方
向軸線Xに平行な二つの側辺のいずれか一方の近傍かつ
側方の収納位置に収納されることにより、ベッド・モー
ドとして使用できる状態になる。部屋の壁に沿って本発
明のソファー兼用ベッド10を設置すれば、ベッド・モ
ードにおいては、背もたれ部24はベッド部18と壁と
の間に収納されほぼ隠蔽されるので、快適なベッドの使
用ができる。
【0026】次に、図3を参照して本発明のソファー兼
用ベッド10をソファー・モードとして使用する場合に
ついて説明する。ソファー・モードにするには、図2に
示す状態の背もたれ部24が持ち上げられることにより
移動し、希望する傾斜角度の使用位置において、フック
38をストッパ40に挿入し、背もたれ部24を固定す
るだけでよい。このようにして、ソファー・モードにし
たときには、背もたれ部24の背後には、寝具を収納可
能な空間42が生じる(図では一点鎖線で示す)。この
空間42は、デッド・スペースであり、この空間が利用
され寝具が収納されるので、部屋の空間は有効に利用さ
れる。また、寝具は背もたれ部24の背後に隠されるの
で、使用者や来客の視線から遮蔽され、体裁が良い。
【0027】次に、図4を参照して、ベッド・モード
(背もたれ部24の位置は二点鎖線で示す位置とな
る。)からソファー・モード(背もたれ部24の位置は
実線で示す位置となる。)への変換の際に、前記空間4
2に収納された寝具は背もたれ部24の動きの妨げには
ならないことについて説明する。図4はソファー・モー
ドからベッド・モード(またはその逆)への変換の際に
おける背もたれ部24の軌跡を示す説明図である。図4
に示す実線44、46、および48は、それぞれ軸3
0、フック38、およびソファー・モードにおける背も
たれ部24の上端50の軌跡を表している。軸30の軌
跡は、軸28の一端を中心として、半径が略連結棒32
の長さである円弧と一致する。フック38および上端5
0の軌跡は、軸30の端部の軌跡の外側を描くので、空
間42に収納された寝具に接触することはない。従っ
て、空間42に寝具があっても背もたれ部24は、使用
位置と収納位置との間を自在に移動できる。
【0028】次に、図6を参照して、背もたれ部24を
ベッド部18上に固定する固定手段の他の例を説明す
る。図6は、背もたれ部24に取り付けられた閂状の固
定装置を示す斜視図である。図6に示すように、背もた
れ部24の裏面(背もたれ面と反対の面)に、閂状の固
定装置90が取り付けられている。一方、垂直パネル1
2には、閂状の固定装置90が挿入されるための孔92
が設けられている。この閂状の固定装置90が矢印94
の方向に移動することにより、固定装置90の一部が孔
92に挿入され、背もたれ部24は固定される。孔92
が複数個設けられることによって、背もたれ部24にリ
クライニング機能を持たせることができる。この場合
は、固定装置90は傾斜角度調節手段としても機能す
る。
【0029】次に、寝具カバー手段について、図7、図
8を参照して説明する。図7は、ベッド・モード(背も
たれ部は二点鎖線で示す24Aの位置にある。)からソ
ファー・モード(背もたれ部は実線で示す24Bの位置
にある。)に変換したときの寝具カバー手段100の動
きを示す断面図であり、連結手段や固定手段は図示され
ていない。図8は、ソファー・モードとしたときの斜視
図を示す。この寝具カバー手段100は、折り畳み可能
なボード、布、キャンバスなどを材料として作られてい
る。寝具カバー手段100の一端102は水平パネル1
4の下面に固定されており、他端104は背もたれ部2
4の裏面に固定されている。
【0030】寝具カバー手段100は、背もたれ部24
が寝具収納空間の外周に沿って移動するに伴って移動
し、寝具を隠蔽する。
【0031】ベッド・モードのときは寝具カバー手段1
00の位置は、100Aで示す位置になるので、外部か
らほとんど見ることができず体裁がよい。一方、ソファ
ー・モードのときは寝具カバー手段100の位置は、1
00Bで示す位置になるので、寝具106を覆うことが
可能となる。この結果、寝具106は、使用者や来客の
視線から遮蔽され、体裁がよい。なお、図6では、寝具
カバー手段100は寝具106の側面を覆う構成にはな
っていないが、側面も覆うことができるように寝具カバ
ー手段106を構成してもよい。
【0032】次に、図9、図10および図11を参照し
て、既存のベッドをソファー兼用ベッドにすることがで
きるソファー兼用ベッドへの変換装置について説明す
る。図9は、固定台154などの固定手段と連結手段1
56と背もたれ部160とを備えたソファー兼用ベッド
への変換装置158と、垂直パネル12と水平パネル1
4とを備えた既存のベッド162、とを示す分解斜視図
である。図10は、変換装置158がベッド162に取
り付けられ、ソファー・モードにおける状態を示す側面
図である。図11は、図10に示すソファー・モード状
態の背もたれ部160に、マジックテープ166などに
よってベッドカバーなどの上掛け164が固定され、さ
らに、ベッド162にキャスタ168が取り付けられて
いる状態を示す側面図である。図10および図11にお
いては、垂直パネル12の一部が取りはずされた状態を
示す。
【0033】図9に示すように、固定台154は、2枚
の板がほぼ直交するように接合されて構成されている。
そして、固定台154は、釘170などにより水平パネ
ル14に固定される。また、垂直パネル12に接合され
る板には、図5に示したストッパ40が設けられてい
る。
【0034】連結手段156は、図1に示した連結手段
26と同様の構成であり、両端に互いに逆方向に突出し
た軸172、174が設けられている。そして、背もた
れ部160と固定台154には、2つの軸172、17
4がそれぞれ回転自在に挿入されるための軸受孔17
6、178が設けられている。連結手段156は、固定
台154とマットレス16との間のわずかな隙間におい
て、軸172を中心として自在に回転することができる
ように薄い方がよく、さらに、背もたれ部160を支え
ることができる十分な強度を持つことが必要である。固
定台154および連結手段156の材料としては、木
材、鋼、アルミニウム合金、プラスチックなど種々のも
のが考えられる。
【0035】さらに、ソファー・モードにしたときの背
もたれ部160の長手方向下部となる部分にはフック1
80が設けられている。ソファー・モード使用時におい
ては、フック180と固定台154に設けられたストッ
パ40とによって、背もたれ部160がベッド部162
に固定される。
【0036】この変換装置158を用いることによっ
て、既存のベッド162を容易にソファー兼用ベッドに
することが可能である。そして、上掛け164などによ
って美観を保つことができ、また、ベッド162にキャ
スタ168が設けられると、ベッド162の移動は容易
になる。
【0037】
【発明の効果】本発明に係るソファー兼用ベッドは、簡
易な装置および操作によってベッドからソファー(また
は、その逆)に容易に変換される。そして、ソファー・
モードで使用するときには、寝具の収納空間が背もたれ
部の背後に自動的に形成されるので、部屋の空間を有効
に利用して寝具を収納でき、かつ体裁良く隠蔽すること
ができる。
【0038】本発明に係るソファー兼用ベッドへの変換
装置によれば、既存のベッドを容易にソファー兼用ベッ
ドに変換できる。従って、専用のソファーを別途購入
し、設置する必要がなく、狭い部屋を有効に使用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ソファー兼用ベッドの分解斜視図であ
る。
【図2】図2は、ソファー兼用ベッドをベッド・モード
に設定したところを示す断面図である。
【図3】図3は、ソファー兼用ベッドをソファー・モー
ドに設定したところを示す断面図である。
【図4】図4は、ソファー・モードからベッド・モード
(またはその逆)への変換の際の背もたれ部の軌跡を示
す説明図である。
【図5】図5は、ストッパの断面図である。
【図6】図6は、背もたれ部に取り付けた閂状の固定装
置を示す斜視図である。
【図7】図7は、ベッド・モードからソファー・モード
に変換したときの寝具カバー手段の動きを示す断面図で
ある。
【図8】図8は、ソファー・モードとしたときの斜視図
である。
【図9】図9は、ソファー兼用ベッドへの変換装置と既
存のベッドとを示す分解斜視図である。
【図10】図10は、変換手段がベッドに取り付けら
れ、ソファー・モードとなっている状態を示す側面図で
ある。
【図11】図11は、図10に示すソファー・モードの
状態の背もたれ部に、マジックテープなどによってベッ
ドカバーなどの上掛けが固定され、さらにベッドにキャ
スタが取り付けられている状態を示す側面図である。
【符号の説明】
10 ソファー兼用ベッド 12 垂直パネル 14 水平パネル 16 フレーム 18 ベッド部 24,160 背もたれ部 26,156 連結手段 28,30,172,174 軸 32 連結棒 34,36,176,178 軸受孔 38,180 フック 40 ストッパ(傾斜角度調節手段) 90 閂状の固定装置(固定手段) 100 寝具カバー手段 154 固定台 158 変換装置 X ベッドの長手方向軸線
フロントページの続き (72)発明者 鹿島 治 神奈川県横浜市金沢区並木2丁目1−9− 301

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームと、 前記フレームに支持され長手方向軸線に平行な二つの側
    辺を有するベッド部と、 ベッド・モードにおいては前記側辺のいずれか一方の近
    傍かつ側方の収納位置に収納可能で、ソファー・モード
    においては前記ベッド部上の予め定められた使用位置に
    固定可能な背もたれ部と、 前記収納位置と使用位置との間で前記背もたれ部を移動
    させるべく、前記背もたれ部と前記フレームとを連結す
    るための連結手段、とを備え、 ベッド・モードからソファー・モードへ変換されたとき
    には、前記背もたれ部の背後に寝具収納空間が形成され
    ることを特徴とするソファー兼用ベッド。
  2. 【請求項2】ソファー・モードで使用するときに、前記
    背もたれ部の傾斜角度を自在に調節するための傾斜角度
    調節手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の
    ソファー兼用ベッド。
  3. 【請求項3】フレームと、 前記フレームに支持され長手方向軸線に平行な二つの側
    辺を有するベッド部と、 ベッド・モードにおいては前記側辺のいずれか一方の近
    傍かつ側方の収納位置に収納可能で、ソファー・モード
    においては前記ベッド部上の予め定められた使用位置に
    固定可能な背もたれ部と、 前記収納位置と使用位置との間で前記背もたれ部を移動
    させるべく、前記背もたれ部と前記フレームとを連結す
    るための連結手段と、 ソファーモードにおいて、前記背もたれ部の背後に形成
    される寝具収納空間に収納される寝具を覆うための寝具
    カバー手段、とを備えていることを特徴とするソファー
    兼用ベッド。
  4. 【請求項4】フレームと、 前記フレームに支持され長手方向軸線に平行な二つの側
    辺を有するベッド部と、 ベッド・モードにおいては前記側辺のいずれか一方の近
    傍かつ側方の収納位置に収納可能で、ソファー・モード
    においては前記ベッド部上の予め定められた使用位置に
    固定可能な背もたれ部と、 前記収納位置と使用位置との間で前記背もたれ部を移動
    させるべく、前記背もたれ部と前記フレームとを連結す
    るための連結手段と、 ソファーモードにおいて、前記背もたれ部の背後に形成
    される寝具収納空間に収納される寝具を覆うための寝具
    カバー手段、とを備え、 ベッド・モードからソファー・モードへの変換の際に
    は、前記空間の外周に沿った背もたれ部の移動に伴い、
    前記寝具カバー手段が前記寝具を覆うことを特徴とする
    ソファー兼用ベッド。
  5. 【請求項5】フレームと、前記フレームに支持され長手
    方向軸線に平行な二つの側辺を有するベッド部、とを備
    えたベッドに取り付けて使用され、そのベッドをソファ
    ー兼用ベッドへ変換するための装置であって、 ソファー・モードにおいては、背もたれとして作用する
    とともに、背後に寝具収納空間を形成する背もたれ部
    と、 前記背もたれ部を前記ベッド部上の予め定められた使用
    位置に固定するための固定手段と、 前記側辺のいずれか一方の近傍かつ側方の背もたれ部収
    納位置と前記使用位置との間で前記背もたれ部を移動さ
    せるべく前記背もたれ部と前記固定手段とを連結するた
    めの連結手段、とを備え、 ベッド・モードからソファー・モードへ変換するときに
    は、前記背もたれ部は前記寝具収納空間の外周に沿って
    移動することを特徴とするソファー兼用ベッドへの変換
    装置。
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