JPH06197315A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH06197315A
JPH06197315A JP4357232A JP35723292A JPH06197315A JP H06197315 A JPH06197315 A JP H06197315A JP 4357232 A JP4357232 A JP 4357232A JP 35723292 A JP35723292 A JP 35723292A JP H06197315 A JPH06197315 A JP H06197315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
noise
luminance signal
luminance
magnetic recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP4357232A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Yamamoto
幸夫 山本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4357232A priority Critical patent/JPH06197315A/ja
Publication of JPH06197315A publication Critical patent/JPH06197315A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輝度信号と、1H前の輝度信号と若干の位相
差がある場合の信号でも、輝度信号の立上がり、立下が
りの大振幅のエッジ部分のノイズをキャンセルするこ
と。 【構成】 端子1に入力した原輝度信号bは、1HDL
2で1Hディレイされた信号aと減算器3で減算され
て、信号cとなり、また、この信号cはスライサ回路4
を通して作った信号dとなり、この信号cと信号dは減
算器5で減算することにより、信号eを作り、この信号
eをリミッタ6で波形振幅操作して、大振幅を削除した
上でアッテネータ7を通して原信号bから減算すること
により、ノイズキャンセルされた信号fが得られる。こ
のノイズをキャンセルされた信号fは、エッジ部のキズ
もなく、またノイズが全てキャンセルされた再生信号と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1Hディレイラインを使
用して、輝度信号のノイズをキャンセルする磁気記録再
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の輝度信号のノイズをキャ
ンセルする部分を示すブロック図である。図2におい
て、1,13はそれぞれ入出力の端子、2は1H(水平
同期期間)ディレイライン(遅延線)、3,5は減算
器、11はリミッタ、12はアッテネータである。
【0003】従来、磁気記録再生における1Hディレイ
ラインを利用したノイズキャンセラーは、図2に示すよ
うに、端子1に入力された原信号bと、1Hディレイラ
イン2を通った1H前の信号aを減算器3で減算し、得
られた減算信号cをリミッタ11で波形振幅操作して、
大振幅を削除された信号gとなり、その後、アッテネー
タ12を通した後、原信号bと減算が行われてノイズが
キャンセルされた信号hが端子13から出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、原信号と1H前の信号と位相差が生じた場合
に、その差成分の信号は、エッジ部分で大振幅となって
しまうため、リミッタをかけると、ノイズ成分がなくな
ってしまうことと、リミッタをかけても大振幅部分で若
干の信号成分が残り、原信号と演算した場合に、エッジ
部分でノイズキャンセルが効かないことに加えて信号に
キズが残ってしまうという欠点があった。
【0005】本発明はかかる従来の課題を解決するため
になされたもので、輝度信号と、1H前の輝度信号と位
相差が生じた場合にも、原信号の立上がり、立下がりの
大振幅のエッジ部分のノイズ成分をキャンセルすること
のできるノイズキャンセル装置を備えた磁気記録再生装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の磁気記録再生装置は、1Hディレイライ
ンを使用することによる輝度信号のノイズキャンセルを
行う磁気記録再生装置において、原信号と、その信号の
1H前の輝度信号との差成分と、その差成分にスライサ
を通した信号との演算信号を原信号と演算することによ
り、前記輝度信号の立上がり、立下がりの大振幅のエッ
ジ部分のノイズをキャンセルするものであり、また、こ
のスライサにかえてローパスフィルタを用いることも可
能である。
【0007】
【作用】本発明によれば、1H前の輝度信号と原輝度信
号の差成分にスライサ回路もしくはローパスフィルタを
通した信号を用いて、さらに差成分から減算することに
より、ノイズ信号成分中の大振幅部分が取り除かれ、し
かもエッジ部分のノイズ成分も次段のリミッタにより削
除されることがないため、ノイズキャンセルされた輝度
信号のエッジ部分には、キズがつくこともなく、ノイズ
キャンセルの効果も損なわれることがない。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である輝度信号の
ノイズをキャンセルする部分を示すブロック図である。
図1において、1,9はそれぞれ入出力の端子、2は1
Hディレイライン、3,5,8は減算器、4はスライ
サ、6はリミッタ、7はアッテネータであり、その他、
図2と同一符号は同一または同一の機能を有するもので
ある。
【0009】端子1に入力した原輝度信号bは、1Hデ
ィレイライン2で1Hディレイされた信号aと減算器3
で減算されて信号cとなり、またこの信号cはスライサ
回路4を通して作った信号dとなり、この信号cと信号
dは減算器5で減算することにより、信号eを作り、こ
の信号eをリミッタ6で波形振幅操作して、大振幅を削
除した上でアッテネータ7を通して原信号bから減算す
ることにより、ノイズキャンセルされた信号fが得られ
る。このノイズをキャンセルされた信号fは、エッジ部
のキズもなく、またノイズが全てキャンセルされた再生
信号となる。
【0010】また、本発明の他の実施例としては、信号
cにローパスフィルタを通した信号を作り、その信号
を、信号cから減算することにより、大振幅のないノイ
ズ成分信号を作り、さらに、その信号を原輝度信号から
減算することによっても、エッジ部分のキズを軽減する
ことができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明した通り、従来方法では、ノイ
ズキャンセルされた輝度信号のエッジ部分にキズが残る
が、本発明によると、1H前の輝度信号と原輝度信号の
差成分から減算することにより、エッジ部分のキズがな
くなる。また、従来はエッジ部分のノイズ成分にリミッ
タがかけられるため、エッジ部分のノイズキャンセルが
できなくなっていたが、本発明によれば、エッジ部分に
もノイズキャンセルの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である輝度信号のノイズをキ
ャンセルする部分を示すブロック図である。
【図2】従来の輝度信号のノイズをキャンセルする部分
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,9 端子 2 1Hディレイライン 3,5,8 減算器 4 スライサ 6 リミッタ 7 アッテネータ a 1H前の信号 b 原信号 c b−aの信号 d cの信号をスライスした信号 e c−dの信号 f ノイズキャンセルされた信号 g 信号cにリミッタをかけた信号 h ノイズキャンセルされた信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1Hディレイラインを使用することによ
    る輝度信号のノイズキャンセルを行う磁気記録再生装置
    において、輝度信号と、その信号の1H前の輝度信号と
    の差成分と、その差成分にスライサを通した信号との演
    算信号を原信号と演算することにより、前記輝度信号の
    立上がり、立下がりの大振幅のエッジ部分のノイズをキ
    ャンセルすることを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 1Hディレイラインを使用することによ
    る輝度信号のノイズキャンセルを行う磁気記録再生装置
    において、輝度信号と、その信号の1H前の輝度信号と
    の差成分と、その差成分にローパスフィルタを通した信
    号との演算信号を原信号と演算することにより、前記輝
    度信号の立上がり、立下がりの大振幅のエッジ部分のノ
    イズをキャンセルすることを特徴とする磁気記録再生装
    置。
JP4357232A 1992-12-24 1992-12-24 磁気記録再生装置 Pending JPH06197315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4357232A JPH06197315A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 磁気記録再生装置

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JP4357232A JPH06197315A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 磁気記録再生装置

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Publication Number Publication Date
JPH06197315A true JPH06197315A (ja) 1994-07-15

Family

ID=18453064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4357232A Pending JPH06197315A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 磁気記録再生装置

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JP (1) JPH06197315A (ja)

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