JPH06196795A - Sfsバックグラウンドの安定化装置及び方法 - Google Patents

Sfsバックグラウンドの安定化装置及び方法

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JPH06196795A
JPH06196795A JP5193257A JP19325793A JPH06196795A JP H06196795 A JPH06196795 A JP H06196795A JP 5193257 A JP5193257 A JP 5193257A JP 19325793 A JP19325793 A JP 19325793A JP H06196795 A JPH06196795 A JP H06196795A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザとして使える物質をドープされたコア
を有するファイバを含むSFS(超蛍光源)からなる超
蛍光源用波長安定化装置及び方法を提供する。 【構成】 SFS源は、ポンプ光波長を有するポンプ光
源からのポンプ光でポンプされた時にSFS波長を有す
るSFS光を生成する。出力制御装置は、SFS光のサ
ンプルに応答し、ポンプ光波長を自動調整することによ
ってSFS光のサンプルのパワーを最大にするように動
作する。また、出力制御装置は、ポンプ光源からのポン
プ光のサンプルに応答して、所定の基準出力パワーレベ
ルに関してポンプ光のサンプルの出力パワーを安定させ
るポンプパワー制御装置を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学分野に関し、特
に、干渉計センサー例えばファイバ光ジャイロのような
応用に役立つ、増幅された自然放射(ASE)レーザと
も呼ばれる光源の分野に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】“レー
ザ ダイオード強度及び波長制御”に関する米国特許第
4,792,956号は、1988年12月20日にジ
ョージ・ダブリュ・ケイミン(George W. Kamin)に発行
され、共同譲受人を持っている。この特許は、レーザ
ダイオードからの光信号出力の強度及び波長を、誤り信
号を発生させるための希望値と比較するトポロジーを提
供する。レーザ ダイオードの温度を制御するために、
温度制御装置が用いられている。SFS源(超蛍光源)
は開示されていない。“超放射光源”に関する米国特許
第4,637,025号は、1987年1月13日にイ
ー・スナイツァー(E.Snitzer)等に発行され、ネオジム
のような活性レーザ物質でドープされたコアを有する単
一モード光ファイバの使用を開示している。このファイ
バは、自然放射の増幅を生じさせるのに十分なポンプ光
でポンプされる。一実施例において、追加利得を得るべ
くファイバコアに光の2重進路を提供するためにダイク
ロック鏡が用いられる。スナイツァーは、ポンプ源光の
波長を制御する制御方式を開示または示唆していない。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的は、
超蛍光ファイバ源の出力波長を安定させることにある。
本発明の第2の目的は、超蛍光源を最大効率で動作させ
ることにある。ポンプ波長は、超蛍光源の最大効率を得
るための点に自動的に動かされる。これら及び他の目的
は、本発明の、レーザとして使える物質でドープされた
コアを有するファイバを含むSFS(超蛍光源)からな
る超蛍光源用波長安定化装置及び方法で達成される。S
FS源は、ポンプ光波長を有するポンプ光源からのポン
プ光でポンプされた時のSFS波長を有するSFS光を
発生する。出力制御装置は、SFS光のサンプルに応答
し、ポンプ光波長を自動調整することによりSFS光の
サンプルのパワーを最大にするように動作する。また、
出力制御装置は、ポンプ光源からのポンプ光のサンプル
に応答して、予め決められた基準出力パワーレベルに関
してポンプ光のサンプルの出力パワーを安定化するポン
プパワー制御装置を備える。
【0004】
【実施例】図1のトポロジーは、ポンプ出力ポート14
とポンプ入力端子16を有するポンプ光源12を示す。
ポンプ光線12は、ポンプ光線18をポンプ光路20を
経由してポンプ結合器26のポンプ結合器入力ポート2
4に供給する。ポンプ結合器26は、典型的には、ポン
プ光線18から受け入れる狭帯域光を分離して、ポンプ
結合器サンプル出力ポート30におけるポンプ監視光線
28として、ポンプ光線18の少量部分(典型的には1
%)を出力するように特徴づけられたテーパー付き双円
錐形装置である。ポンプ結合器は、結合器出力光路38
へのポンプ結合器出力ポート36におけるポンプ駆動光
線34として、ポンプ光線18の光の残留部分(典型的
には99%)を出力する。
【0005】波長依存多重装置(WDM)40は、結合
器出力光路38を経由してポンプ駆動光線34を受ける
ために結合されるポンプ光入力ポート44を備える。W
DM40は、ポンプ光源12の周波数のWDMポンプ出
力ポート48からのWDMポート主要光線としての、W
DMポンプ光入力ポート44からのポンプ駆動光線34
の実質的な一部を、SFSポンプファイバ50を経由し
て、超蛍光源(SFS)52にSFS入力ポート54で
結合する。
【0006】図1の実施例に示されるSFS52は、第
1の端部がWDMポンプ主要光線46を受けるためにS
FS入力ポート54に結合され、かつ第2の端部がダイ
クロイック鏡58で終端される、予め決められた長さを
有する、エルビウムがドープされたファイバ56のよう
な、ドープされたファイバを備える。また、WDM40
は、図1の実施例では使用されていない予備出力ポート
60を有する。予備出力ポート60は、逆反射が、例え
ばWDM40への光の逆反射を最小にする臨界角度より
大きな角度でみがかれる臨界値以下に維持されるような
方法で終端される。ドープされるファイバ56に用いら
れるドープ性イオンは、典型的にエルビウムイオンのよ
うなイオンである。エルビウムがドープされたファイバ
56におけるエルビウムイオンは、ドープ性イオンのエ
ネルギー状態により特徴づけられるSFS源波長のSF
S放射光線62としてSFS源光を発生するように蛍光
を発することにより、WDMポンプ主要光線46に応答
する。
【0007】SFS源波長は、ポンプ光線18及びポン
プ光源12からの光にその起源を有するWDMポンプ主
要光線46のそれの波長から変位される。ポンプ光源1
2は、典型的に、狭帯域光を供給し、980nmまたは
1475nmで動作するレーザ ダイオードである。ド
ープされたファイバ56においてポンプ主要光線46の
光エネルギーで励起される時のエルビウムイオンの蛍光
によって生じる光の波長は、典型的に、1560nmに
中心を置く広帯域光である。随意の実施例として、ダイ
クロイック鏡58は、ポンプ主要光線46の波長の光に
対して透明になるように設計される。ダイクロイック鏡
58を通り抜けて残留ポンプ光線63として逃げるため
に、ポンプ主要光線46の光パワーをSFS源52にお
いてドープ性イオンをポンプする際に用いられないよう
にすることは、ポンプ主要光線46の主要部分が、ダイ
クロイック鏡58からの反射後に使用システムに入っ
て、SFS入力ポート54を経由してSFS52を励起
するのを防止する。
【0008】ダイクロイック鏡58は、SFS放射光線
62の波長で非常に反射的になるように設計される。S
FS52で生じたSFS放射光線62の広帯域波長を有
する光パワーは、エルビウムがドープされたファイバ5
6内で双方向に伝播する。ダイクロイック鏡58の右方
へ伝播する広帯域光パワーの一部は、ダイクロイック鏡
58により反射され、SFS入力ポート54へ左側に直
接伝播する広帯域光パワーのその一部と共に、左側へ、
ドープされたファイバ56を逆戻りする。ポンプ主要光
線46の波長の反射ポンプ光64の非常にわずかな量の
みが、ダイクロイック鏡58で反射され、SFS放射光
線62と共にSFS入力ポート54に同様に伝播する。
次に、SFS放射光線62とダイクロイック鏡58を離
れて反射される少量の反射ポンプ光64として、エルビ
ウムがドープされたファイバ56により生じた広帯域光
パワーは、ファイバー50を介してWDMポンプ出力ポ
ート48内に逆に進む。上述の配置は、2重進路トポロ
ジーとして参照される。帰還が関係する応用において
は、単一進路配置を形成するために反射鏡を省くことが
適切になり得る。WDM40は、エルビウムがドープさ
れたファイバ56により生じた広帯域光パワーの波長の
光すなわちSFS放射光線62の実質的に全部を、WD
Mファイバ出力ポート66、次いでWDM出力ファイバ
68に進めるように設計され、特徴づけられる。また、
WDM40は、反射光64の実質的な一部をポンプ光入
力ポート44に進め、WDMファイバ出力ポート66に
達し得る反射ポンプ光64の量をさらに減少させる。
【0009】ポンプ監視ファイバ72は、ポンプ監視光
線28をポンプ結合器サンプル出力ポート30からポン
プ監視検出器74に結合する。ポンプ監視検出器74
は、ポンプ監視光線28の出力パワーに比例するポンプ
監視信号76を発生する。ポンプ監視信号76は、ポン
プパワー制御装置78にポンプパワー制御装置端子8
0、82で結合される。ポンプパワー制御装置78は、
ポンプ監視信号76に応答して、ポンプ光源12のポン
プ入力端子16にポンプパワー制御信号84、IPMP
DRVを供給すると共に一定に調整し、それによりポン
プ監視光線18を実質的に一定な光パワーに維持する。
ペルチェまたは熱電気冷却器(TEC)88は、熱伝導
路90を経由してポンプ光源12に結合される。TEC
88は、ポンプ光源12の温度を調整するポンプ温度駆
動信号94、ITHERMDVに応答する入力制御端子
92を備える。サーミスタのようなポンプ温度センサー
96は、ポンプ光源12の温度の特性を表わすPTS
(ポンプ温度信号)98を第1及び第2のポンプ温度検
知端子102、104に供給する。
【0010】WDM出力ファイバ68は、SFS放射光
線62をWDMファイバ出力ポート66から出力結合器
110の入力ポート108に結合する。出力結合器11
0は、典型的に、WDM出力ファイバ68から入力ポー
ト108で受け入れるSFS放射光線62を分離し、出
力結合器検知出力ポート116におけるSFSパワー監
視光線114としてSFS放射光線62の少量部分(典
型的には1%)を、出力検出器ファイバ118を経由し
て検出器出力ポート120に出力するように特徴づけら
れる広帯域テーパー付き双円錐形装置である点で、ポン
プ結合器26と同じになっている。SFS出力検出器1
24は、検出器出力ポート120からSFSパワー監視
光線を受け入れる。出力結合器110は、出力結合器出
力ポート128におけるSFS出力光線126としてS
FS放射光線の残留部分(残りの99%)を、SFS出
力ファイバ130を経由して使用システム132に出力
する。
【0011】ポンプ結合器26は、ポンプ光線18の中
心周波数のところまたはその近くに中心を置く比較的広
い周波数スペクトルにわたる、実質的に広帯域の、もし
くは平坦に近い、変移または利得特性を持つために、組
み立てまたは購入される。ポンプ結合器26は、WDM
結合器ポート60から直接得られるポンプ監視光線28
をあてにする図3の配置と比較して、周波数に対してま
た重要なのは温度に対して実質的に無感度な固定比で、
ポンプ結合器入力ポート24で受ける光パワーを分離す
るように、典型的に構成される。図3の実施例におい
て、また図2cにしたがって、ポンプ光源12に影響を
及ぼす温度により生じた、ポンプビーム34の波長のわ
ずかな変化は、ポンプ出力制御装置が誤って補償しよう
とするであろうP2/P3比の大きな変化になるであろ
うということがわかる。引き起こされる変化は、システ
ムの放射波長安定性を劣化させるに足るほど高くなる。
【0012】したがって、この好ましい実施例は、ドー
プされたファイバの波長に非常に近いポンプ波長を有す
る広帯域結合器26を使用する図1の実施例より複雑な
トポロジーになっている。しかし、ポンプ光源12が、
ドープされたファイバの放射中心線から離れた中心波
長、すなわち、1560nmまたはその近傍の中心放射
波長を有するエルビウムがドープされたSFSに対して
980nmポンプを有する場合には、波長分離は、図2
cの線に関して、P2/P3比を平らにならすのに充分
になる。それにより、温度のような影響によるポンプ波
長のわずかな変化は、ポンプパワー制御装置が制御ロス
の可能性なしに補償するであろう、P2/P3比の非常
にわずかの変化になるであろう。P2/P3の減少した
感度は、代わりの好ましい実施例として、その複雑さが
減少した図3のトポロジーを使用できるようにするであ
ろう。
【0013】当業者は、いくつかのレーザ ダイオード
は、通常の光出力ポートに加えて、出力強度またはパワ
ーの広帯域サンプルを表わす電気的監視信号を供給する
内部の後部小面フォトダイオードの市販業者から入手で
きることを知っている。このような内部監視フォトダイ
オードの電気的リード線をポンプパワー制御装置端子8
0及び82に直接接続することは、使用されるポンプ光
源レーザ ダイオードが監視ダイオードを持っていない
場合の広帯域結合器の使用により達成されるものと機能
的に同じになることが明らかであろう。しかし、内部監
視フォトダイオードの使用は、レーザ ダイオードと、
該レーザ ダイオードをポンプ光源内で光ポート14に
接続するピグテールファイバの間の結合効率の変化によ
るかまたはそれに関連した光ポンプパワーの変化を検出
しないであろう。このため、高精密度の応用において
も、図1のトポロジーは相変わらず好ましい実施例にな
る。
【0014】ポンプ結合器26は、ポンプ結合器出力ポ
ート36で受ける光の残留部分を結合器出力光路38を
経由して実質的に出力すると同時に、ポンプ結合器入力
ポート24で受け入れた光パワーのほぼ数パーセントで
ある、ポンプサンプル出力ポート30におけるポンプ監
視光線28を出力する。波長依存多重装置(WDM)2
0は、比較的鋭いもしくは狭い帯域のパワー変移または
利得特性をもつために、典型的には組み立てられるか、
またはイリノイ州グレンバーニーのグールド(Gould)、
またはイリノイ州リールのアンフェノール(Amphenol)
のような光学部品供給者から購入される。図2a及び2
bは、WDMが図1の回路からはずされた部品としてど
のように検査されるかを概略的に示す。
【0015】図2aの配置において、関心のある周波数
範囲にわたってパワーレベルP1で光パワーの一定レベ
ルを与えることができる安定な光源(図示しない)が、
ポンプ光入力ポート44に印加される。該光源の周波数
が周波数掃引されるにつれて、出力パワーレベルは、W
DMポンプ出力ポート48(P3)及び予備出力ポート
60(P2)で測定される。パワー計器測定は、波長が
1475ナノ メートル以下から1560ナノ メート
ルの中心周波数を越えて変化するにつれて行われる。P
3/P1及びP2/P1の比は、周波数の関数として計
算される。計算された比の値は、図2cにおいて曲線A
のように周波数の依存係数として描かれる。
【0016】図2bの配置において、関心のある周波数
範囲にわたってパワーレベルP4で光パワーの一定レベ
ルを与えることができる安定な光源が、WDMポンプ出
力ポート48に印加される。該光源の周波数が周波数掃
引されるにつれて、出力パワーレベルは、光入力ポート
44(P5)及びWDMファイバ出力ポート66(P
6)で測定される。P5/P4及びP6/P4の比は、
周波数の関数として測定され、この2つの変数の結果
は、図2cにおいて曲線Bのように周波数の依存関数と
して描かれる。図3は、広帯域超蛍光源(SFS)の波
長を安定化する制御システムの他の実施例を示す概略ブ
ロック図である。図1の好ましい実施例の制御システム
は、ポンプパワー制御装置78に対するポンプ光線サン
プル28aの光パワーレベルが波長に依存するので、図
3の制御システムの実施例よりもっと安定になる。ポン
プ光源12は、ポンプ波長PMPLNTH及びポンプパ
ワーPMPPWRを有するポンプ光源18を、ポンプ光
路20を経由してWDM(波長分割多重装置)40に供
給する。
【0017】WDM40は、あらかじめ決められた比で
ポンプ光線18を分割し、ポンプパワーレベルPp1を
有するポンプ監視光線28aとして参照される、ポンプ
光線18の第1の部分を、ポンプ監視ファイバ72を経
由してポンプ監視検出器74に結合する。ポンプパワー
制御装置78は、ポンプ監視検出器74からの、端子8
0及び82間のポンプ検出器信号76に応答して、ポン
プ監視検出器74に対するポンプ監視光線28aを一定
パワーに維持するためにポンプ駆動電流IPMDRVの
大きさを調整するポンプパワー制御手段に相当する。ポ
ンプパワーPp2を有するWDMポンプ主要光線46と
して参照される、ポンプ光線18の第2の部分は、光路
50を経由してSFSファイバ源52に結合される。S
FSファイバ源52は、ホオジムまたはエルビウムのよ
うな少なくとも1つの活性レーザ物質でドープされたコ
アを有する単一モード光ファイバを含む。SFSファイ
バは、SFSポンプファイバ50を経由するWDMポン
プ主要光線46によって、SFSポンプファイバ50を
経由してWDM出力ポート48に戻るべくSFS入力ポ
ート54に存在するSFS放射光線62及び反射ポンプ
光線64を供給するために活性レーザ物質の自然放射の
増幅を発生させるに足るパワーPp2でポンプされる。
【0018】ダイクロイック鏡58は、エルビウムがド
ープされたファイバ56の端面に形成されて、SFS放
射光線62の波長の光を反射し、それにより、追加利得
のためにSFSファイバ源におけるSFS光のための2
重進路を提供する。ダイクロイック鏡58は、ポンプ主
要光線46の吸収されない部分のWDM20への逆反射
を避けるために、残留ポンプ光線36がこのダイクロイ
ック鏡58を通り抜けるように設計される。ダイクロイ
ック鏡58の使用は、本発明の動作を向上させるが、こ
のシステムは、それがなくても、下がった効率で動作す
るであろう。SFS放射光線62は、SFS放射パワー
Ps及びSFS放射波長Lsを有するSFSポンプファ
イバ50を経由してWDM40に戻る。WDM40は、
SFS放射光線62としてWDM出力ファイバ68を経
由してSFS放射光線62を結合器110の結合器入力
108に導く。
【0019】結合器110は、SFS放射光線62を、
SFSシステム出力128におけるSFS出力光線12
6と、出力検出器ファイバ118を経由して検出器出力
ポート120に供給されるSFSパワー監視光線114
とに分離する。出力結合器110は、SFS放射光線6
2のパワーの90%以上を出力ポート128におけるS
FSシステム出力に、またパワーの10%以下を検出器
出力ポート120に供給するように典型的に設計され
る。SFSパワー監視光線114は、出力検出器ファイ
バ118を経由し、検出器出力ポート120を介してS
FS出力検出器124に導かれる。SFS出力光線26
は、SFS出力ファイバ130を経由して、仮想ブロッ
ク132内の素子によって表わされる使用システム、例
えば1つ以上のファイバ光ジャイロ、または水中聴音器
のような他の干渉計センサーに導かれる。
【0020】光ファイバは光導波路の形式になり、ま
た、いくつかの応用では、光導波路は、性能、コスト及
びサイズの理由のためのデザイン選択の問題として、図
1または3に示される1つ以上の光路を取り替えること
ができることは、当業者により理解されるであろう。S
FS出力制御装置134は、SFS出力検出器124か
らの、仮想136で表わされるSFS出力検知信号に応
答して、熱電気冷却器(TEC)88への駆動電流IT
HERMDVを調整することによりSFS検知光線11
4の大きさを最大にするためにポンプ光源12のポンプ
温度Tpを調整することによって、ポンプ光線18の波
長を調整する温度制御手段に相当する。ポンプパワー制
御装置78は、ポンプ監視検出器74からのポンプ検出
器信号76に応答して、ポンプ監視ファイバポート25
からのポンプ監視光線28を一定パワーに維持するため
にポンプ駆動電流IPMDRVの大きさを調整するポン
プパワー制御手段に相当する。
【0021】
【動作】図4は、ポンプ光線18のポンプ波長PMPL
NTHの関数としての、ダイクロイック鏡58を経由し
て超蛍光源ファイバに出ていく検知光線57の残留ポン
プパワーと、SFSポンプファイバ50を経由してWD
Mポンプ主要光線46によってSFSファイバ56へ運
ばれたパワーとの逆比として測定されたSFSファイバ
によるSFSポンプ吸収のグラフである。“A”におけ
るポンプパワーの吸収のピークは、エルビウムかドープ
されたアルミナ一珪酸塩ファイバのサンプルを用いて得
られれる。ポンプ波長PMPLNTHが、図1及び3に
おけるポンプ監視光線28のパワーを実質的に一定に保
持しながら、900ナノ メートルから1000ナノ
メートルまで掃引されるにつれて、“A”におけるピー
クは、約980ナノ メートルにおいて生じることが分
かる。
【0022】980ナノ メートルに中心波長を有する
レーザ ダイオードが、ポンプ光源12に用いるために
選択された。しかし、他の実施例においては、810、
980、又は1475ナノ メートルに中心波長を有す
るレーザ ダイオードが、特定の実施例の要求に従って
用いられ得る。日本のOKIから購入されたモデルOL
452Aダイオードは、この応用のために適切であっ
た。
【0023】図5は、ポンプパワーが一定に保持された
ポンプ波長の関数としてのSFS放射光線62のSFS
放射パワーのグラフを示す。このグラフは、WDM40
へのSFS放射光線62のピーク出力パワーが、ポンプ
波長軸の“B”における980ナノ メートルのポンプ
波長と同様に一致することを示す。
【0024】図6は、SFS放射光線62のSFSファ
イバ放射波長Laが、ポンプ光線18のポンプ波長PM
PLNTHの関数として変化することを示すデータのグ
ラフである。4mwの第1のレベルと10mwの第2の
レベルでSFS放射パワーが一定に保持されているとき
の、ポンプ波長の関数としてのSFSファイバ放射波長
Lsの変化が示されている。
【0025】図6は、ポンプ波長の変化に対するSFS
波長の変化が最小である時、SFS波長の安定性が最大
であることを示す。また、最大安定の点は、ポンプ波長
PMPLNTHが980ナノ メートルであるとき、又
はそれ付近であるときに生じる。
【0026】図7は、SFS放射光線62のSFS放射
波長Lsが、ポンプ光線18のポンプ光パワーPMPP
WRの関数として変化することを示すデータのグラフで
ある。例として、この光線のパワーレベルは、典型的に
は、30mwのオーダにある。約30ppmのSFS放
射波長安定を達成するために、約1%のポンプパワー安
定が要求される。
【0027】図8は、ポンプ波長PMPLNTHがポン
プ温度の関数として変化することを示すグラフである。
ポンプ光線18の波長PMPLNTHは、熱電気冷却器
(TEC)88のようなポンプ源温度を制御するための
手段によって制御される。また、図8は、TEC88の
温度が制御された範囲に渡って調整されるので、ポンプ
波長がそれに応じて変化することを示す。
【0028】図9は、SFS放射波長Lsが、SFSフ
ァイバ源の温度の関数としても又変化することを示すグ
ラフである。ポンプ光源12は、典型的には、それの急
速な電圧低下とそれを通過する駆動電流による消費を伴
うダイオードであり、SFSファイバ源52の温度とポ
ンプ光源12の温度とが結合する機構又は処理が存在し
ないので、PMPLNTHを変化するポンプ光源12の
温度の変化と、SFSファイバ源52の温度の変化から
のSFS源波長Lsの変化とに起因する、SFS源52
の波長の変化に対する分担は実質的に互いに独立であ
る。
【0029】以下の数1は、SFS放射光線波長の変分
Dlsが、ポンプパワーPMPPWRに関するLsの偏
導関数とポンプパワーの増加の変化DPMPPWRとの
積と、ポンプ波長PMPLNTHに関するLsの偏導関
数とポンプ波長の増加の変化DPMPLNTHとの積
と、SFS源ファイバの温度Tsに関するLsの偏導関
数とSFS源ファイバの温度の増加の変化Dtsとの積
との和の関数であることを示している。
【0030】式の左辺におけるDls項の最大絶対値の
正味の減少は、SFS放射光線波長Lsの安定の増加を
意味する。SFS放射光線波長Lsの安定は、Dls項
が零になった時に最大である。数1の右辺の3つの項の
総和が零であるときDls項は零である。
【0031】
【数1】
【0032】図10は、SFSファイバ源12の温度に
関する数1の第3項が、システムの測定温度と、図7に
おいてエルビウムがドープされたファイバに関する温度
の関数として示される波長の変化とを使用して、モデル
アウトされた他の好ましい実施例の構造を示す。図1
及び3は、数1の第3項が、サーミスタ59と信号コン
デショナ138で数値が求められ、図7で関係したよう
に、SFS波長とSFS温度の依存関係を特徴づける情
報の表に基づいた信号処理装置142の処理によってモ
デル アウトされる、好ましい実施例を示す。図1及び
3を参照すると、SFSサーミスタT159は、SFS
ファイバ源の温度を検知し、仮想ブロック132の使用
システム内の信号コンディショナ138へSFS温度信
号を提供する。
【0033】信号コンディショナ138は、SFS温度
信号を一連のサンプルされたデジタル値へ変換し、この
デジタル値はバス140を経由して信号処理装置142
へ結合され、結合器110のSFS出力結合器出力ポー
ト128からのSFS出力光線126を経由したSFS
出力信号の波長に敏感な要素を訂正するのに用いる。
【0034】使用システム132は、典型的には、受信
結合器144又は他の内部光学的構成又は機器で安定化
されたSFS出力光線126を受信し及び利用する干渉
計、ファイバ光ジャイロ又はトリアクス(triax)ファイ
バ光ジャイロのような機器である。受信結合器は、少な
くともSFS出力信号126の第1の部分を少なくとも
第1の内部機器またはシステム検知器146使用システ
ム62へ出力するために用いられる。
【0035】各システム検出器146の出力は信号をコ
ンディショナ148へ結合する。コンディショナ148
による増幅と調節の後、コンディショナ148からの調
節された信号は、同様に信号処理装置142へ供給され
る。ここで、SFS温度信号からの補償効果が、SFS
源の温度効果の影響に起因する、コンディショナ148
からのシステム信号の変化を補償するために用いられ
る。
【0036】図1及び3を参照すると、SFS源52の
温度が変化するので、信号処理装置142は、図9のよ
うな関係と特定ファイバに対するSFSファイバ源52
の温度の測定値を参照して、数1の第3項の効果を取り
消すのに必要な補償を計算する。
【0037】本件発明の他の実施例の変形は、図16に
示されるように、ドープされたファイバ56を含むSF
Sファイバ源52がSFS TEC144のような温度
制御装置に置かれる。SFSサーミスタ59は、温度を
検知し、SFS温度信号を仮想ブロック150で示され
るSFSファイバ温度制御処理へ提供して、SFSファ
イバ源52の温度を制御する。
【0038】図16の変形した実施例においては、SF
Sファイバ温度制御手段に相当する仮想ブロック146
内の制御処理要素とTEC144との組合せが、サーミ
スタ59からのSFS温度信号と所定の温度基準信号T
sに応動して、所定の温度基準信号Tsに対応する値に
SFSファイバ56の温度を安定させる。
【0039】SFSファイバ源52の温度を検知するこ
とと、図16に関連する上記記載のようなSFSファイ
バ源52に対する温度制御処理150を用いることによ
って数1の第3項を実質的に一定のバイアス項にするこ
とによって超蛍光源をさらに安定させることが可能であ
ることは、図1及び図3のブロック ダイアグラムから
明らかである。
【0040】実施例の上記変形の各々において、SFS
システム出力信号126の関連する波長誤差は、システ
ム信号処理装置142によって作られるソフトウエア訂
正によって後に続く使用システム132によって任意に
補償される。
【0041】残りの数1の制御処理は、第1及び第2の
項の値が可能な限り小さくなるか、または大きさが等し
く反対符号になることを要求する。図1及び3の実施例
においはて、ポンプ監視検出器74は、ポンプパワーP
p1の第1の部分の大きさを表す信号をポンプパワー制
御装置78へ提供する。
【0042】ポンプパワー制御装置78は、ポンプ監視
検出器26からのポンプパワー信号に応動して、ポンプ
光源12からの光の出力パワーを所定の値に固定するた
めにIPMPDRVの値を調整する。このように、制御
装置の動作によって数2となることから、上記数1の第
1項は零に近づく。
【0043】
【数2】
【0044】図15は、ポンプパワー制御装置78の実
施例を示し、ここで検出器74はSFS源52に印加さ
れるポンプ光源光の出力パワーに比例する光線28を検
知する。検出器74からの信号が、増幅器KAによって
増幅され調節される。増幅器KAの出力は、フィルタH
I2(S)によって低域通過ろ波される。ろ波された出
力は、加算器152に供給され、ポンプパワー源の好ま
しい電流を表す所定の信号ISETと加算される。加算
器の出力は、GI(S)によって積分され、積分された
出力がHI1(s)を経由して加算器152へ帰還され
る。積分器の出力はポンプ光源12への電流を駆動する
のに用いられる。
【0045】図16は、SFSファイバ温度制御装置の
実施例を示し、ここではサーミスタT1は、SFS源5
2内のSFSファイバ56の温度を検知する。サーミス
タT159からのSFS温度信号は、増幅器KBによっ
て調節され、SFSファイバ源52の温度に比例する。
SFS温度信号は、フィルタHF2(S)によって低域
通過ろ波される。ろ波された出力は加算器154に供給
され、SFSファイバ源52の好ましい温度を表す所定
の信号Tsと加算される。加算器154の出力は、GF
(S)によって積分され、積分された出力はHF1
(S)を経由して加算器154へ帰還される。積分器の
出力が、SFSファイバ源52の温度を制御するTEC
144を駆動するのに用いられる。
【0046】図1及び3を再度参照すると、本件発明
は、超蛍光源10のための波長安定化装置として最も良
く特徴付けられる。SFSファイバ源52は、典型的に
は978ナノ メートルから983ナノ メートルの範
囲のポンプ光波長を有するポンプ光源12からのポンプ
光でポンプされたときにSFS波長を有するSFS光を
生成するSFS(超蛍光源;Superfluorescent source)
手段を表す。図3の装置においては、本発明は、光線1
14におけるSFS光のサンプルに応動して、該ポンプ
光波長を自動的に調整することでSFS光の該サンプル
のパワーを最大にする、出力制御ブロック134によっ
て表される出力制御手段を有する。この出力制御手段
は、SFSファイバ源出力の安定性を最大にする。
【0047】超蛍光源の本件発明に係る安定化装置の性
能は、ブロック78によって表されるポンプパワー制御
装置手段を、ファイバポンプ監視ファイバポート25を
出ていく光線28を経由する該ポンプ光源からのポンプ
光をサンプルして、該ポンプ光のサンプルの出力パワー
を所定の基準出力パワーレベルに関して安定化させるた
めの出力制御手段に付加することによって向上する。
【0048】超蛍光源のための波長安定化装置の好まし
い実施例のそれぞれにおいて、SFSファイバ源52は
ネオジム(Nd)、エルビウム(Er)又はアルミニウ
ム(Al)のような希土類物質の群から選択された少な
くとも一つの活性レーザ物質がドープされたコアを有す
る単一モード光ファイバ56を包含する。
【0049】図1及び図3及び図10の実施例を再度参
照すると、SFS出力制御装置134は、TEC(熱電
気冷却装置;thermal electric cooler)ブロック88の
ようなポンプ光源12の温度制御手段を有する出力制御
装置手段を表すものとして見ることができ、TECブロ
ック88は、ITHERMDV94のような熱駆動信号
に応動してポンプ光源12の温度を制御し、ブロック1
34によって表されている出力検知及び制御手段に応動
して該SFS光のサンプルのパワーをSFS検知光11
4又は図10残留光62を経由して検知し、及びITH
ERMDV94に小さいディザ信号を重ねることによっ
て熱駆動信号を震動させて、動作温度の周辺でポンプ光
源の温度をわずかに変化させる。ポンプ光源温度の変化
は、ポンプ光線18のポンプ光波長の対応する変化を生
じる。
【0050】SFSファイバ源52は、ポンプ光源波長
の変化に応動し、SFS光のSFS検知光線114サン
プルのパワーの対応する変化を提供する。図11aから
図11cまでは、図12のOSC1発振器からの基準信
号波形に同期する3つの異なった温度でのポンプ光源1
2の温度の変化に応動して、SFS放射パワーがいかに
変化するかが示されている。OSC1基準発振器112
が、図13及び図14に関連して示され又論議される。
【0051】図11aは、好ましい温度Toが中央に置
かれた独立可変軸上の震動範囲DTの状態を示す。
【0052】図11bは、好ましい温度To以下の温度
が中央に置かれた動作範囲に置き換えられた独立可変軸
上の震動範囲DTの状態を示す図である。震動範囲の高
温度限B2におけるSFS放射パワーの大きさから温度
範囲の低限B1における放射パワーの値を引いた差は正
の値を示す。
【0053】図11cは、震動範囲の高温度限C2にお
けるSFS放射パワーの大きさから温度範囲の低温度限
C1における放射パワーの値を引いた差は負の値である
ことを示す。図1及び3のSFS出力制御装置は、サン
プルSFS検知光線114のパワーを最大にするべくポ
ンプ光源12の動作温度を調整する熱駆動信号ITHE
RMDVを調整することによって、SFS検知光線11
4におけるSFS光のサンプルのパワーの変化に応動す
る。
【0054】波長安定化装置の安定性は、ブロック78
に関して上述したポンプパワー制御装置手段をTEC8
8のようなポンプ光源温度制御装置手段と組合わせて使
用することによっで増加する。TEC88は熱駆動信号
ITHERMDVに応動してポンプ光源12の温度を制
御する。上記で述べたSFS出力制御装置134のよう
な出力検知及び制御手段は、光線62がWDM40を経
由してファイバ68を通り出力結合器110の入力10
8に入り、次にSFS検知光線114としてファイバ1
18を通りダイオード124に入射されるので、SFS
光のサンプルのパワーをSFS出力検出ダイオード12
4で検知する。
【0055】ダイオード124は通常の検出ダイオード
であり、プリアンプと、検知光線114が透過できる入
力レンズとを包含する金属製容器内に密封して搭載され
るであろう。検出ダイオードは、時々はPINダイオー
ドである。変形においては、ダイオード124はSFS
出力制御装置134内に包含される。この構成に対して
は、検知光線114が検出装置(図示せず)に入射する
べくSFS出力制御装置134に入る光線136を包む
ように拡張される。
【0056】図13は、SFS出力制御装置134、す
なわち図1及び3で示されるように、光線114を経由
して信号線156及び157を経由して検知信号を受信
する出力検知及び制御処理若しくは回路の実施例を示
す。ブロック158は典型的には20から100の範囲
の電圧利得を有するSFS放射出力増幅器を表す。増幅
された検知信号は、増幅器出力160からPSD(位相
感度復調器;phase sensitive demodulator)162へ第
1の入力163で結合される。PSDが、第2の入力1
64における信号FDITHERによるOSC1の出力
に対して参照される。図13はOSC1 112の典型
的な波形を円内に示す。
【0057】PSD162の復調された信号がLPF
(低域通過フィルタ)165へ供給される。ろ波された
検知信号は、積分器入力167へ供給され、積分器HT
2(S)168によって積分される。復調され、ろ波さ
れ、積分された検知信号は加算器170の第1の引き算
入力169へ結合され、帰還要素172を経由したIT
HERMDV帰還信号から減算を行う。
【0058】加算器170の出力は、第2の加算器17
5の第1の入力174に結合される。電位差計177か
らの第2の加算器入力176における所定の温度基準信
号は、OS1 112からのFDITHER信号と加算
され、GT(S)ブロック179の入力178におい
て、結合された信号、すなわち帰還修正された復調さ
れ、ろ波され積分された検知信号を形成する。GT
(S)ブロック179ブロックは、結合された信号をろ
波し、積分してTEC88へのITHERMDV信号を
形成する。GT(S)ブロックの出力は、要求されるデ
ィザ信号を包含するであろうということを保証するとい
う点で、FDITHER信号が、GT(S)制御ブロッ
ク179の入力で重ねられるということに注意された
い。
【0059】図14の制御処理210は、図13の制御
処理内のそれらと同一の多くの要素を包含する。しか
し、信号線102のTECサーミスタ96からの温度帰
還信号TOFFを受信するための設備をも包む。また、
図14の制御処理は、補償ブロックGC2(S)216
とGC1(S)218を包含し、信号線94上のITH
ERMDVによって駆動されたときにTEC88の応答
特性を調整するために導入された極と零を補償する。制
御処理210は、信号線222上の制御信号に従ってT
EC熱制御を提供する。
【0060】図1及び3の装置は、超蛍光性ファイバ源
の波長安定化のための方法または処理を実施する以下の
段階を提供するものである。 A.ポンプ光波長を有するポンプ光源からのポンプ光
で、SFS波長を有するSFS光を生成するためにSF
S(超蛍光源)をポンプし、B.SFSからのSFS光
をサンプルし、ポンプ光波長を自動的に調整することに
よってSFS光のサンプルのパワーを最大にし、及び
C.段階A及びBを繰り返す。
【0061】図10の装置は、超蛍光源を安定にするた
めの方法を実施する以下の段階を提供するためのもので
ある。A.ポンプ光波長を有するポンプ光源からのポン
プ光でSFS源をポンプすることによって、SFS波長
を有するSFS源からのSFS光を生成し、前記ポンプ
光の第1の部分は、SFS源をポンプする際に吸収さ
れ、前記ポンプ光の第2の部分は、残留ポンプ光線とし
てSFS源を出ていき、次に、B.残留ポンプ光線を検
知し、残留ポンプ光線に応動して、残留ポンプ光線のパ
ワーを最小化するために該ポンプ光波長を自動的に調整
することによっで該SFS光のサンプルのパワーを最大
にする。
【0062】従って、ここには超蛍光源のための波長安
定化装置及び方法が記載されている。本発明が詳細に開
示され、説明されているが、それは単に説明及び例とし
てのみ採用されるものであり、それに限定すべきでない
と理解すべきであろう。本発明の思想と範囲は添付され
た請求の範囲の請求項によってのみ限定されるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】広帯域超蛍光源(SFS)の波長を安定させる
ための好ましい制御システムのブロック図であり、ポン
プパワー制御装置へのポンプ光線サンプルは独立した波
長になっているものである。
【図2】aは試験のために準備した、波長依存多重装置
の入力及び出力ポートを示す概略ブロック図の1であ
る。bは試験のために準備した、波長依存多重装置の入
力及び出力ポートを示す概略ブロック図の2である。c
はa及びbで示された試験において特徴づけられるよう
な波長依存多重装置の試験のために多分存在するだろう
出力対入力光パワーの関係のグラフである。
【図3】広帯域超蛍光源(SFS)の波長を安定させる
ための少し安定な制御システムのブロック図での他の実
施例であり、ポンプパワー制御装置へのポンプ光線サン
プルは独立した波長になっているものである。
【図4】ポンプ波長の関数としての、超蛍光源を出てい
く残留ポンプパワー対SFSファイバに入るパワーの比
として測定されたSFSファイバによるポンプ吸収のグ
ラフである。
【図5】ポンプパワーが一定に保持されているポンプ波
長の関数としてのSFSファイバ放射パワーのグラフを
示す図である。
【図6】ポンプパワーが第1及び第2のレベルに保持さ
れたポンプ波長の関数としてのSFS放射波長のグラフ
を示す図である。
【図7】SFS放射光線32のSFSファイバ放射波長
Lsが、ポンプ光線16のポンプ光パワーPMPPWR
の関数として変化することを示すグラフを示す図であ
る。
【図8】温度の関数としてのポンプ波長のグラフを示す
図である。
【図9】SFSファイバ源の温度の関数としてのSFS
放射波長のグラフを示す図である。
【図10】広帯域超蛍光源(SFS)の波長を安定にさ
せるための制御システムの他の実施例のブロック図であ
る。
【図11】aはTEC温度の変化に応答するポンプの温
度の固定された変化DTの両極端に生じるSFSファイ
バ放射パワーの値を示すグラフの図の1である。bはT
EC温度の変化に応答するポンプの温度の固定された変
化DTの両極端に生じるSFSファイバ放射パワーの値
を示すグラフの図の2である。cはTEC温度の変化に
応答するポンプの温度の固定された変化DTの両極端に
生じるSFSファイバ放射パワーの値を示すグラフの図
の3である。
【図12】時間の関数としての、図13及び14の基準
発振器CSC1からのFDITHER駆動電圧のグラフ
を示す図である。
【図13】広帯域超蛍光源(SFS)の波長を安定させ
るための制御システム用の出力制御装置の実施例のブロ
ック図である。
【図14】広帯域超蛍光源(SFS)の波長を安定させ
るための制御システム用の出力制御装置の実施例のより
詳細なブロック図である。
【図15】広帯域超蛍光源(SFS)の波長を安定させ
るための制御システム用のポンプパワー制御装置の実施
例のブロック図である。
【図16】SFSファイバ源の温度制御装置の実施例の
ブロック図である。
【主要部分の符号の説明】
12 ポンプ光源 20 ポンプ光路 26 ポンプ結合器 40 波長依存多重装置 52 超蛍光源 56 ファイバ 58 ダイクロイック鏡 78 ポンプパワー制御装置 134 SFS出力制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビット エフ.リブマン アメリカ合衆国,93065 カリフォルニア, スィミ バレイ,デヴォア アヴェニュー 889

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ光波長を有するポンプ光源でポン
    プされた時にSFS波長を有するSFS光を生成するた
    めのSFS(超蛍光源)手段と、 SFS光のサンプルに応答して、前記ポンプ光波長を自
    動調整することによって前記SFS光のサンプルを最大
    にするための出力制御装置手段とからなり、前記出力制
    御装置手段は、 前記ポンプ光源からのポンプ光の、広帯域かつ非波長依
    存性のサンプルに応答して、所定の基準出力パワーレベ
    ルに関して前記ポンプ光のサンプルの出力パワーを安定
    させるためのポンプパワー制御装置手段を備えることを
    特徴とする超蛍光性ファイバ源用波長安定化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の超蛍光源用波長安定化装
    置において、前記SFS(超蛍光源)手段は、さらに、
    ネオジムまたはエルビウムを含む希土類物質群から選択
    された少なくとも1つの活性レーザ物質でドープされた
    コアを有する単一モード光ファイバを包含するSFSフ
    ァイバ源を含む超蛍光源用波長安定化装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の超蛍光源用波長安定化装
    置において、前記出力制御装置手段は、さらに、 熱駆動信号に応答して、ポンプ光源の温度を制御するた
    めのポンプ光源温度制御手段と、 前記SFS光のサンプルのパワーを検知し、熱駆動信号
    を震動させて動作温度の周辺でポンプ光源の温度をわず
    かに変化させるための出力検知及び制御手段とを含み、
    ポンプ光源温度の変化はポンプ光源波長の対応する変化
    になり、前記SFSファイバ源は、ポンプ光源波長の前
    記変化に応答してSFS光のサンプルのパワーの対応す
    る変化を与え、前記出力検知及び制御手段は、SFS光
    のサンプルのパワーの変化に応答して熱駆動信号を調整
    してポンプ光源の動作温度を調整し、それによりサンプ
    ルSFS光のパワーを最大にする超蛍光源用波長安定化
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の超蛍光源用波長安定化装
    置において、前記SFS(超蛍光源)手段はさらにSF
    Sファイバ源を含み、前記出力制御装置手段は、さら
    に、 SFS温度制御信号に応答してSFSファイバ源の温度
    を制御し、それにより所定の固定値に一致させるための
    温度制御手段と、 SFSファイバ源に結合され、前記SFS温度信号を供
    給するための温度制御測定手段とを含む超蛍光源用波長
    安定化装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の超蛍光源用波長安定化装
    置において、前記ポンプ光源温度制御手段は、さらに、 ポンプ光源が熱的に結合される熱電気冷却器と、 ポンプ光源の温度を測定し、ポンプ光源の温度に対応す
    るポンプ温度信号を供給するためのサーミスタとを含
    み、 前記出力検知及び制御手段は、さらに、ポンプ温度信号
    に応答して熱駆動信号を調整してポンプ光源の動作温度
    を調整し、それによりサンプルSFS光のパワーを最大
    にするように特徴づけられる超蛍光源用波長安定化装
    置。
  6. 【請求項6】 ポンプ光波長を有するポンプ光源でポン
    プされた時にSFS波長を有するSFS光を生成するた
    めのSFS(超蛍光源)手段であって、前記ポンプ光の
    第1の部分が前記SFS手段をポンプする際に吸収さ
    れ、かつ前記ポンプ光の第2の部分が残留ポンプ光線と
    して前記SFS手段を出ていくSFS手段と、 SFS光のサンプルに応答して、前記ポンプ光波長を自
    動調整することによって前記SFS光のサンプルを最大
    にするための出力制御装置手段とからなり、前記出力制
    御装置手段は、 前記ポンプ光源からのポンプ光の、広帯域サンプルに応
    答して、所定の基準出力パワーレベルに関して前記ポン
    プ光のサンプルの出力パワーを安定させるためのポンプ
    パワー制御装置手段を備えることを特徴とする超蛍光源
    用波長安定化装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の超蛍光源用波長安定化装
    置において、前記出力制御装置手段は、さらに、 熱駆動信号に応答して、ポンプ光源の温度を制御するた
    めのポンプ光源温度制御手段と、 残留ポンプ光線のパワーを検知し、熱駆動信号を震動さ
    せて動作温度の周辺でポンプ光源の温度をわずかに変化
    させるための出力検知及び制御手段とを含み、ポンプ光
    源温度の変化はポンプ光源波長の対応する変化になり、
    前記SFS源は、ポンプ光源波長の前記変化に応答して
    ポンプ光源光吸収の対応する変化を与え、残留光線のパ
    ワーはSFS光出力のパワーの逆関数として変化し、前
    記出力残留検知及び制御手段は、残留ポンプ光線のパワ
    ーの変化に応答して熱駆動信号を調整してポンプ光源の
    動作温度を調整し、それにより残留ポンプ光線のパワー
    を最小にする超蛍光源用波長安定化装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の超蛍光源用波長安定化装
    置において、前記SFS手段は、さらに、 第1及び第2の端部を有し、該第1の端部は前記ポンプ
    光を受信するために結合されている、ドープされたファ
    イバと、 前記ドープされたファイバの第2の端部に結合された反
    射面を有し、ポンプ残留光線としてポンプ波長の光を通
    過させ、SFSファイバ源波長の光をSFSファイバ源
    に反射させるためのダイクロイック鏡とを含み、前記出
    力制御装置手段は、さらに、 ダイクロイック鏡を出ていくポンプ残留光線のパワーを
    検知して熱駆動信号を震動させ、動作温度の周辺でポン
    プ光源の温度をわずかに変化させるための出力残留検知
    及び制御手段を含み、ポンプ光源温度の変化はポンプ光
    源波長の対応する変化になり、前記SFS源は、ポンプ
    光源波長の前記変化に応答してポンプ光源光吸収の対応
    する変化を与え、ポンプ残留光線のパワーはSFS光出
    力のパワーの逆関数として変化し、前記出力残留検知及
    び制御手段は、ポンプ残留光線のパワーの変化に応答し
    て熱駆動信号を調整してポンプ光源の動作温度を調整
    し、それによりポンプ残留光線のパワーを最小にする超
    蛍光源用波長安定化装置。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の超蛍光源用波長安定化装
    置において、前記SFS手段はさらにSFSファイバ源
    を含み、前記出力制御装置手段は、さらに、 SFS温度制御信号に応答してSFSファイバ源の温度
    を制御し、それにより所定の固定値に一致させるための
    温度制御手段と、 SFSファイバ源に結合され、前記SFS温度信号を供
    給するための温度制御測定手段とを含む超蛍光源用波長
    安定化装置。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の超蛍光源用波長安定化
    装置において、熱駆動信号に応答して、ポンプ光源の温
    度を制御するための前記ポンプ光源温度制御手段は、さ
    らに、 ポンプ光源が熱的に結合される熱電気冷却器と、 ポンプ光源の温度を測定し、ポンプ光源の温度に対応す
    るポンプ温度信号を供給するためのサーミスタとを含
    み、 前記出力検知及び制御手段は、さらに、ポンプ温度信号
    に応答して熱駆動信号を調整してポンプ光源の動作温度
    を調整し、それによりサンプルSFS光のパワーを最大
    にするように特徴づけられる超蛍光源用波長安定化装
    置。
  11. 【請求項11】 ポンプ光線を供給するポンプ光源の出
    力の広帯域強度をサンプルし、ポンプ光源の出力パワー
    を自動調整してポンプ光線の出力強度を実質的に一定に
    維持する工程と、 それと同時に、SFS(超蛍光源)をポンプ光線でポン
    プし、ポンプ光波長を有するポンプ光源からのポンプ光
    を用いてSFS波長を有するSFS光を生成する工程
    と、 SFSからのSFS光をサンプルし、ポンプ光波長を自
    動調整することによって前記SFS光のサンプルのパワ
    ーを最大にする工程とからなることを特徴とする超蛍光
    源を安定させるための波長安定化方法。
  12. 【請求項12】 ポンプ光波長を有するポンプ光源から
    のポンプ光を用いてSFS源をポンプすることによっ
    て、SFS波長を有するSFS源からのSFS光を生成
    する工程であって、前記ポンプ光の第1の部分が前記S
    FS源をポンプする際に吸収され、かつ前記ポンプ光の
    第2の部分が残留ポンプ光線として前記SFS源を出て
    いく工程と、 前記残留するポンプ光線を検知する工程と、 前記残留ポンプ光線に応答して前記ポンプ光波長を自動
    調整することによってSFS光の前記サンプルのパワー
    を最大にし、残留ポンプ光線のパワーを最小にする工程
    とからなることを特徴とするSFS(超蛍光源)源用波
    長安定化方法。
  13. 【請求項13】 ポンプ光線を供給するポンプ光源と、 ポンプ光線の広帯域強度をサンプルしてポンプ光源の出
    力パワーを自動調整し、それによりポンプ光線の出力強
    度を実質的に一定に維持するためのポンプパワー制御装
    置手段と、 ポンプ光線を受信し、WDMポンプ主要光線を供給する
    ために結合される波長依存多重装置と、 WDM主要光線に応答して、ポンプ光波長を有するWD
    M主要光線でポンプされた時にSFS波長を有するSF
    S光を生成するためのSFS(超蛍光源)手段と、 SFS光のサンプルに応答して、前記ポンプ光波長を自
    動調整することによってSFS光の前記サンプルのパワ
    ーを最大にするための出力制御装置手段とからなり、前
    記出力制御装置手段は、 熱駆動信号に応答してポンプ光源の温度を制御するため
    のポンプ光源温度制御手段と、 前記SFS光のサンプルのパワーを検知して熱駆動信号
    を制御し、それにより動作温度の周辺でポンプ光源の温
    度を変化させるための出力検知及び制御手段とを備え、 ポンプ光源温度の変化はポンプ光源波長の対応する変化
    になり、 前記SFSファイバ源は、ポンプ光源波長の前記変化に
    応答してSFS光のサンプルのパワーの対応する変化を
    与え、 前記出力検知及び制御手段は、SFS光のサンプルのパ
    ワーの変化に応答して熱駆動信号を調整してポンプ光源
    の動作温度を調整し、それによりサンプルSFS光のパ
    ワーを最大にする超蛍光源用波長安定化装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の超蛍光源用波長安定
    化装置において、前記SFS(超蛍光源)手段はさらに
    SFSファイバ源を含み、前記出力制御装置手段は、さ
    らに、 SFS温度制御信号に応答してSFSファイバ源の温度
    を制御し、それにより所定の固定値に一致させるための
    温度制御手段と、 SFSファイバ源に結合され、前記SFS温度信号を供
    給するための温度制御測定手段とを含む超蛍光源用波長
    安定化装置。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の超蛍光源用波長安定
    化装置において、前記ポンプ光源温度制御手段は、さら
    に、 ポンプ光源が熱的に結合される熱電気冷却器と、 ポンプ光源の温度を測定し、ポンプ光源の温度に対応す
    るポンプ温度信号を供給するためのサーミスタとを含
    み、前記出力検知及び制御手段は、さらに、ポンプ温度
    信号に応答して熱駆動信号を調整してポンプ光源の動作
    温度を調整し、それによりサンプルSFS光のパワーを
    最大にするように特徴づけられる超蛍光源用波長安定化
    装置。
  16. 【請求項16】 ポンプ光線を供給するポンプ光源と、 ポンプ光線の広帯域強度をサンプルしてポンプ光源の出
    力パワーを自動調整し、それによりポンプ光線の出力強
    度を実質的に一定に維持するためのポンプパワー制御装
    置手段と、 ポンプ光線から選択された波長からポンプ光でポンプさ
    れた時にSFS波長を有するSFS光を生成するための
    SFS(超蛍光源)手段であって、前記ポンプ光線はポ
    ンプ光波長を有し、前記ポンプ光の第1の部分が前記S
    FS手段をポンプする際に吸収され、かつ前記ポンプ光
    の第2の部分が残留ポンプ光線として前記SFS手段を
    出ていくSFS手段と、 残留ポンプ光線に応答して、前記ポンプ光波長を自動調
    整することによってSFS光の前記サンプルのパワーを
    最大にするための出力制御装置手段とからなり、前記出
    力制御装置手段は、 熱駆動信号に応答して、ポンプ光源の温度を制御するた
    めのポンプ光源温度制御手段と、 残留ポンプ光線のパワーを検知し、熱駆動信号を調整し
    てポンプ光源の動作温度を調整し、それにより残留ポン
    プ光線のパワーを最小にする超蛍光源用波長安定化装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の波長安定化装置にお
    いて、 出力残留検知及び制御手段は、さらに、熱駆動信号を変
    化させて、動作点の周辺でポンプ光源温度に変化を与え
    るように特徴づけられ、温度の変化はポンプ光源波長の
    対応する変化になり、 前記SFS手段は、ポンプ光源波長の変化に応答してポ
    ンプ光源光吸収の対応する変化を与え、 残留光線のパワーは、SFS光出力のパワーに対する逆
    関数として変化し、それにより、 出力残留検知及び制御手段は、残留ポンプ光線のパワー
    の変化に応答して熱駆動信号を調整してポンプ光源の動
    作温度を調整し、それにより残留ポンプ光線のパワーを
    最小にする波長安定化装置。
  18. 【請求項18】 請求項16記載の波長安定化装置にお
    いて、前記SFS手段は、さらに、 SFSファイバ源と、 ポンプ波長の光を通過させ、SFSファイバ源波長の光
    をSFSファイバ源に反射させるためのダイクロイック
    鏡とを含み、前記出力制御装置手段は、さらに、 ダイクロイック鏡を出ていく残留ポンプ光線のパワーを
    検知して熱駆動信号を震動させ、動作温度の周辺でポン
    プ光源の温度をわずかに変化させるための出力残留検知
    及び制御手段を含み、 ポンプ光源温度の変化はポンプ光源波長の対応する変化
    になり、前記SFS源は、ポンプ光源波長の前記変化に
    応答してポンプ光源光吸収の対応する変化を与え、 残留光線のパワーはSFS光出力のパワーの逆関数とし
    て変化し、 前記出力残留検知及び制御手段は、残留ポンプ光線のパ
    ワーの変化に応答して熱駆動信号を調整してポンプ光源
    の動作温度を調整し、それにより残留ポンプ光線のパワ
    ーを最小にする波長安定化装置。
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