JPH06195978A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH06195978A
JPH06195978A JP4346824A JP34682492A JPH06195978A JP H06195978 A JPH06195978 A JP H06195978A JP 4346824 A JP4346824 A JP 4346824A JP 34682492 A JP34682492 A JP 34682492A JP H06195978 A JPH06195978 A JP H06195978A
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JP4346824A
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English (en)
Inventor
Toshimi Kobayashi
利巳 小林
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間でしかも簡易に半導体記憶装置の初期
化を行う。 【構成】 マルチプレクサ13によってシフトレジスタ
15とワードドライバ12とが接続されると、各ワード
ドライバ12はシフトレジスタ15によってイニシャル
クロック周期で順次駆動される。従って、各ワードドラ
イバ12の駆動タイミングはシフトレジスタ15の信号
出力タイミングによって定まる。また、デコード値選択
回路21の制御によってカラムセレクタ17が全てのビ
ット線対B,バーBを選択すると、1ワード線が選択さ
れる時間に1行分のメモリセル11に対してアクセスが
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は初期化機能を持つ半導体
記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体メモリとして、例えば、図
3に示されるスタティック・ランダム・アクセス・メモ
リ(SRAM)がある。このような半導体メモリにおい
ては、情報が記憶されるメモリセル1が行および列方向
にマトリクス状に配置されている。各メモリセル1は行
方向にワード線によって接続されており、列方向にビッ
ト線対B,バーBによって接続されている。このビット
線対は一般的にカラムと呼ばれる。各カラムには直列に
FET2が接続されており、読み出し時にプリチャージ
端子3にローレベル信号が入力されることにより、各F
ET2はオンする。各FET2がオンすると各カラムに
は電源電圧VDDが与えられ、各ビット線対の電圧が電源
電圧レベルにセットされてプリチャージが行われる。一
方、ワードドライバ4は、行デコーダ5でデコードされ
た行アドレスに基づき、アクセス要求のあったメモリセ
ル1に接続されたワード線をハイレベルにする。ハイレ
ベルになったワード線につながる各メモリセル1は各ビ
ット線対に接続される。また、カラムデコーダ6は列ア
ドレスをデコードし、カラムセレクタ7はこのデコード
値に応じた1つのカラムを選択する。選択されたカラム
のビット線対はデータ線に接続される。
【0003】図4は上記SRAM各部の信号タイミング
を示している。同図(a)はクロック(CLOCK)信
号、同図(b)はアドレス(Adress)信号の信号
有効期間(valid)を示している。同図(c)〜
(e)はワード線W1 〜W3 の選択タイミングを示して
おり、アドレス信号に対応したワード線のみがハイレベ
ルになる。ワード線がハイレベルになると上述したよう
にメモリセル1がビット線対に接続され、書き込みまた
は読み出し動作が行われる。クロック信号がハイレベル
にあってアドレス信号が変化する時にはいずれのワード
線も選択されず、この期間に各ビット線対のプリチャー
ジ(Pr)が行われ、読み出しに備えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の半導体メモリにおいては、全てのメモリセルに記憶
された情報を0または1に初期化(イニシャライズ)す
る機能は備えられていない。従って、初期化を行うため
には、全てのメモリセルに対して0または1を書き込む
動作を行う必要がある。1メモリセルに対して書き込み
を行うには1クロックサイクルの時間が必要であり、全
てのメモリセルに対して書き込みを終えるまでには相当
の時間がかかった。また、各メモリセルに順に書き込み
をするには、各メモリセルを順に指定するためのアドレ
ス信号を外部から加える必要がある。そのためにはアド
レス信号を生成するアドレスジェネレータといった付加
回路が必要になる。このため、従来の半導体メモリにお
いては、初期化を短時間にかつ簡易に行えなかった。
【0005】また、ワード線が選択される前には、メモ
リセルに対して書き込み動作が行われるのか読み出し動
作が行われるのかは分からないため、ワード線が選択さ
れる前に毎回プリチャージを行う必要がある。従って、
従来は、プリチャージを必要としない書き込み時にもプ
リチャージが行われ、時間を無駄に使用していた。
【0006】このような半導体メモリの初期化は、例え
ば、メモリセルを画素に対応させて画像データをRAM
に記憶させる場合に必要になる。つまり、撮像した画像
データを各タイミングごとにRAMに記憶し、各画素ご
とに入力データを累積してヒストグラムを作成する場
合、画像データの取り込みタイミングごとに初期化が行
われる。このような場合において初期化に時間がかかる
と、1ヒストグラムを作成し終えるまでに非常に時間が
かかってしまい、実用的でなくなってしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解消するためになされたもので、情報を記憶する複数
のメモリセルと、これら各メモリセルを行方向に接続す
るワード線と、各メモリセルを列方向に接続するビット
線と、入力行アドレスをデコードする行デコーダと、こ
の行デコーダのデコード値に応じてワード線を駆動する
ワードドライバと、入力列アドレスをデコードする列デ
コーダと、この列デコーダのデコード値に応じてビット
線を選択する列選択回路とを備えた半導体記憶装置にお
いて、所定時間間隔で順次信号を出力するシフトレジス
タと、切換信号入力に応じて行デコーダとワードドライ
バとの接続をシフトレジスタとワードドライバとの接続
に切り換える切換回路とを備えたものである。
【0008】また、列デコーダから列選択回路に与えら
れるデコード値を選択信号入力に応じて所定数のビット
線を選択する値に切り換えるデコード値選択回路を備え
たものである。
【0009】また、所定時間間隔で順次信号を出力する
シフトレジスタと、切換信号入力に応じて行デコーダと
ワードドライバとの接続をシフトレジスタとワードドラ
イバとの接続に切り換える切換回路と、列デコーダから
列選択回路に与えられるデコード値を選択信号入力に応
じて所定数のビット線を選択する値に切り換えるデコー
ド値選択回路とを備えたものである。
【0010】
【作用】切換回路によってシフトレジスタとワードドラ
イバとが接続されると、各ワードドライバはシフトレジ
スタによって所定時間間隔で順次駆動される。従って、
各ワードドライバの駆動タイミングはシフトレジスタの
信号出力タイミングによって定まり、プリチャージ時間
をとることなく各ワードドライバは駆動される。また、
シフトレジスタから信号が出力される時間間隔を短くす
ることにより、メモリセルに対するアクセス時間は短く
なる。
【0011】また、デコード値選択回路の制御によって
列選択回路が所定数のビット線を選択すると、1ワード
線が選択される時間に、選択されたワード線につながる
複数のメモリセルに対して一度にアクセスが行われる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例によるSRAMの概
略構成を示している。
【0013】各メモリセル11はCMOSFETから構
成され、行方向および列方向にマトリクス状に配置され
ている。そして、各行ごとにワード線によって接続さ
れ、各列ごとにビット線対B,バーBによって接続され
ている。各ワード線はワードドライバ12に接続されて
おり、ワードドライバ12はいずれか1本のワード線の
電圧レベルをハイレベルに設定する。ハイレベルにドラ
イブされたワード線につながるメモリセル11は、ビッ
ト線対B,バーBに接続される。また、ワードドライバ
12にはマルチプレクサ13が接続されている。このマ
ルチプレクサ13は、en端子に入力されるイネーブル
信号に応じ、2入力のうちの一方をワードドライバ12
へ出力する。マルチプレクサ13の一方の入力端子には
AND回路14の出力が接続されている。このAND回
路14には行デコーダでデコードされた行アドレス(A
ddr)信号およびクロック(CLK)信号が入力され
ている。また、マルチプレクサ13の他方の入力端子に
は、シフトレジスタ15を構成する複数のDフリップフ
ロップ(DFF)16の各Q出力が接続されている。各
DFF16のQ出力は、隣接する次のDFF16のデー
タ入力Dにも接続されている。
【0014】カラムセレクタ17は、入力されるデコー
ド値に従ってビット線対(カラム)を選択する。選択さ
れたビット線対はデータ線を介してセンスアンプ18に
接続される。このセンスアンプ18にはI/O回路19
が接続されており、選択されたビット線対はこのI/O
回路19をインターフェースとして外部とアクセスされ
る。このカラムセレクタ17にはOR回路20からなる
デコード値選択回路21が接続されている。各OR回路
20の一方の入力端子にはsel端子が接続され、他方
の入力端子にはカラムデコーダ22の出力線が接続され
ている。カラムデコーダ22はAND回路23およびN
OT回路24からなる。例えばカラムが図示のように4
カラムの場合には、カラムデコーダ22はA0 ,A1
子から2つのアドレス信号を入力し、入力アドレスに応
じたいずれか1カラムを選択するデコード値をデコード
値選択回路21へ出力する。
【0015】また、各ビット線対B,バーBには、VDD
電源電圧ラインとの接続をスイッチングするプリチャー
ジ電圧印加用のPチャネルMOSFET25が接続され
ている。各FET25はゲートが相互に接続されてお
り、Pr端子にローレベル信号が入力されることによっ
て各FET25はオンし、各ビット線対B,バーBはプ
リチャージされる。
【0016】なお、本実施例においては、1ワードを8
ビットとし、各1ビットに4カラムに接続したメモリセ
ル11を対応させて情報を記憶する構成がとられてい
る。図示の回路構成はこの1ビット分の回路構成に相当
している。
【0017】このような構成において、本実施例による
SRAMの初期化動作について説明する。
【0018】マルチプレクサ13は通常AND回路14
とワードドライバ12とを接続している。従って、各ワ
ードドライバ12は、通常行デコーダでデコードされた
行アドレス信号に従って駆動される。つまり、図4のタ
イミングチャートに示されるように、まず、アドレス信
号の有効期間にワード線W1 が選択され、その後、ビッ
ト線対B,バーBに対してプリチャージが行われる。引
き続いてワード線W2が選択され、その後、ビット線対
B,バーBに対してプリチャージが行われる。以後、同
様に各ワード線の選択およびプリチャージが繰り返して
行われる。また、図1に示すデコード値選択回路21に
接続されたsel端子にはローレベル信号が与えられて
おり、デコード値選択回路21はカラムデコーダ22で
デコードされた値をそのままカラムセレクタ17へ伝え
る。このため、入力されたアドレスに従っていずれか1
本のワード線が選択され、いずれか1つのカラムが選択
される。この結果、選択されたワード線およびカラムに
よって特定される1つのメモリセル11に対してアクセ
スが行われ、読み出しまたは書き込み動作が行われる。
【0019】ここで初期化の要求があると、en端子に
与えられていたイネーブル信号は図2(f)に示すよう
にハイレベルからローレベルに変化させられる。イネー
ブル信号がローレベルに変化すると、マルチプレクサ1
3は、いままでのAND回路14とワードドライバ12
との接続をシフトレジスタ15とワードドライバ12と
の接続に切り換える。従って、ワードドライバ12はシ
フトレジスタ15の出力信号によって駆動されるように
なる。
【0020】シフトレジスタ15を構成する各DFF1
6のクロック入力端子には同図(a)に示すイニシャル
クロック(init−clock)信号が入力されてお
り、また、シフト動作を開始する最初のDFF16のデ
ータ入力端子Dには同図(e)に示すイニシャルトリガ
(init−triga)信号が入力される。イネーブ
ル信号がハイレベルからローレベルに変化する時にはシ
フト動作を開始する最初のDFF16にはハイレベルの
イニシャルトリガ信号が与えられている。このため、こ
のDFF16は、イニシャルクロック信号の立上がりタ
イミングT1 にハイレベルのイニシャルトリガ信号をQ
端子へ出力する。従って、このQ出力を入力するワード
ドライバ12が駆動され、ワード線W1 の電位レベルが
同図(b)に示すようにハイレベルに引き上げられる。
このため、このワード線W1 につながる各メモリセル1
1はビット線対B,バーBに接続される。
【0021】また、ワード線W1 に接続されたワードド
ライバ12へ出力されるハイレベル信号は、隣接する次
のDFF16のデータ入力端子Dにも与えられており、
イニシャルクロック信号の次の立上がりタイミングT2
において、このDFF16のQ端子から出力される。従
って、このQ端子に接続されたワードドライバ12が駆
動され、ワード線W2 の電圧レベルが同図(c)に示す
ようにハイレベルに引き上げられる。以後、同様に各D
FF16はイニシャルクロック信号の各立上がりタイミ
ングTn においてハイレベル信号を順次出力し、この信
号を受けたワードドライバ12は同図(d)に示すよう
にワード線Wn をハイレベルに設定する。すなわち、各
ワード線Wはイニシャルクロック信号の1サイクルごと
に順次選択されてハイレベルに設定される。このため、
各メモリセル11はイニシャルクロック信号の1サイク
ルごとに行単位にビット線対B,バーBに接続される。
【0022】一方、初期化の要求があると、sel端子
に与えられている選択信号はローレベルからハイレベル
になり、デコード値選択回路21を構成する各OR回路
20は全てハイレベル信号を出力する。すなわち、デコ
ード値選択回路21は、カラムデコーダ22からのデコ
ード値のいかんにかかわらず、その全出力線をハイレベ
ルにする。従って、この出力線に接続された全てのNチ
ャネルMOSFETはオンし、カラムセレクタ17は全
てのカラムを選択する。このため、全ビット線対B,バ
ーBはデータ線を介してセンスアンプ18に接続され
る。
【0023】この結果、各メモリセル11に対し、イニ
シャルクロック信号の1サイクルごとに1行づつ一度に
アクセスすることが可能となる。従って、init−c
lock端子に入力されるイニシャルクロック信号の周
波数を、CLK端子に入力される通常のクロック信号と
同じ周波数に設定した場合には、メモリセル11に対す
るアクセス時間はカラム数をnとすれば従来の1/nに
低減される。例えば、カラム数を4とする図示の場合に
はアクセス時間は1/4に低減され、カラム数を8とす
れば1/8に低減される。また、イニシャルクロック信
号の周波数を通常のクロック信号の2倍に設定すれば、
メモリセル11に対するアクセス時間はカラム数をnと
すれば従来の1/(2n)に低減される。例えば、カラ
ム数を4とする図示の場合にはアクセス時間は1/8に
低減され、カラム数を8とすれば1/16に低減され
る。
【0024】このように本実施例においては、マルチプ
レクサ13によってシフトレジスタ15とワードドライ
バ12とが接続されると、各ワードドライバ12はシフ
トレジスタ15によってイニシャルクロック周期で順次
駆動される。従って、各ワードドライバ12の駆動タイ
ミングはシフトレジスタ15の信号出力タイミングによ
って定まり、従来のようにプリチャージ時間をとること
なく各ワードドライバ12は駆動される。また、シフト
レジスタ15から信号が出力される時間間隔を短くする
ことにより、1メモリセルに対するアクセス時間は短縮
される。つまり、イニシャルクロック信号の信号周波数
の増加に伴い、メモリセル11に対するアクセス時間は
短くなる。
【0025】また、デコード値選択回路21の制御によ
ってカラムセレクタ17が全てのビット線対B,バーB
を選択すると、1ワード線が選択される時間に1行分の
メモリセル11に対してアクセスが行われる。従って、
カラム数を増大させれば、メモリセル11に対するアク
セス時間は短縮される。
【0026】すなわち本実施例によれば、イニシャルク
ロック信号周波数およびカラム数を適当に設定すること
により、全メモリセル11に短時間で0または1のデー
タを書き込むことが可能となり、短時間でSRAMの初
期化を行うことが可能になる。
【0027】ただし、ワード線の選択時間TW (図2
(b)参照)は一定の時間を確保する必要があるため、
イニシャルクロック信号周波数の増加はこの一定の選択
時間が確保される範囲内に限られる。従来構成のSRA
Mにおいては、プリチャージ時間が各ワード線の選択タ
イミングの間に必ず存在していたため、単にクロック信
号周波数を増加すると、直ぐにこの一定の選択時間が確
保されなくなってしまう。例えば、従来、クロック周波
数を2倍にすることは実用上不可能であった。このた
め、従来構成のSRAMで単にクロック信号を増加させ
るだけでは、メモリセルアクセス時間を短縮させること
はできなかった。これに対して本実施例では、各ワード
線の選択タイミングの間にプリチャージ時間は存在しな
いため、従来に比してクロック信号周波数を上げること
が可能である。また、ワードドライバ12で駆動するこ
とのできる負荷は限られているため、カラム数の増大は
ワードドライバ12の駆動能力を満たす範囲内に限られ
る。
【0028】なお、上記実施例の説明においては、マル
チプレクサ13およびシフトレジスタ15を用いてワー
ド線選択タイミングを早め、しかも、デコード値選択回
路21を用いて選択カラム数を増やしたが、いずれか一
方の回路のみを設けることによってもメモリセル11に
対するアクセス時間は短縮され、上記実施例と同様な効
果が奏される。すなわち、ワード線選択タイミングを早
めることのみによってもアクセス時間は従来よりも短縮
され、また、選択カラム数を増やすだけでもアクセス時
間は従来よりも短縮され、メモリセル11の初期化を従
来よりも短時間で行うことが可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
ワードドライバの駆動タイミングはシフトレジスタの信
号出力タイミングによって定まり、プリチャージ時間を
とることなく各ワードドライバは駆動される。また、シ
フトレジスタから信号が出力される時間間隔を短くする
ことにより、メモリセルに対するアクセス時間は短くな
る。また、デコード値選択回路の制御によって列選択回
路が所定数のビット線を選択すると、1ワード線が選択
される時間に、選択されたワード線につながる複数のメ
モリセルに対して一度にアクセスが行われる。
【0030】このため、書き込み時におけるメモリセル
に対するアクセス時間は減少し、短時間でしかも簡易に
半導体記憶装置の初期化を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるSRAMの概略構成を
示す回路ブロック図である。
【図2】一実施例におけるSRAM各部の信号を示すタ
イミングチャートである。
【図3】従来のSRAMの概略構成を示す回路ブロック
図である。
【図4】従来のSRAM各部の信号を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
11…メモリセル、12…ワードドライバ、13…マル
チプレクサ、14…AND回路、15…シフトレジス
タ、16…Dフリップフロップ、17…カラムセレク
タ、18…センスアンプ、19…I/O回路、20…O
R回路、21…デコード値選択回路、22…カラムデコ
ーダ、23…AND回路、24…NOT回路、25…プ
リチャージ用PチャネルMOSFET。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記憶する複数のメモリセルと、こ
    れら各メモリセルを行方向に接続するワード線と、前記
    各メモリセルを列方向に接続するビット線と、入力行ア
    ドレスをデコードする行デコーダと、この行デコーダの
    デコード値に応じて前記ワード線を駆動するワードドラ
    イバと、入力列アドレスをデコードする列デコーダと、
    この列デコーダのデコード値に応じて前記ビット線を選
    択する列選択回路とを備えた半導体記憶装置において、 所定時間間隔で順次信号を出力するシフトレジスタと、
    切換信号入力に応じて前記行デコーダと前記ワードドラ
    イバとの接続を前記シフトレジスタと前記ワードドライ
    バとの接続に切り換える切換回路とを備えたことを特徴
    とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記シフトレジスタは複数のDフリップ
    フロップからなり、各Dフリップフロップのデータ出力
    はクロック信号入力に応じて前記切換回路に順次与えら
    れ、 前記切換回路はマルチプレクサからなり、イネーブル信
    号入力によって前記シフトレジスタのデータ出力を前記
    ワードドライバに出力し、 前記ワードドライバは前記シフトレジスタからのデータ
    出力を入力して前記クロック信号入力に応じて前記ワー
    ド線を順次駆動することを特徴とする請求項1記載の半
    導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 情報を記憶する複数のメモリセルと、こ
    れら各メモリセルを行方向に接続するワード線と、前記
    各メモリセルを列方向に接続するビット線と、入力行ア
    ドレスをデコードする行デコーダと、この行デコーダの
    デコード値に応じて前記ワード線を駆動するワードドラ
    イバと、入力列アドレスをデコードする列デコーダと、
    この列デコーダのデコード値に応じて前記ビット線を選
    択する列選択回路とを備えた半導体記憶装置において、 前記列デコーダから前記列選択回路に与えられるデコー
    ド値を選択信号入力に応じて所定数の前記ビット線を選
    択する値に切り換えるデコード値選択回路を備えたこと
    を特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記デコード値選択回路は論理和回路か
    らなり、選択信号および前記列デコーダから出力される
    デコード信号を入力し、前記選択信号がアクティブにな
    った時に前記デコード信号にかかわらず所定数の前記列
    選択回路をアクティブにして所定数の前記ビット線を選
    択することを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 情報を記憶する複数のメモリセルと、こ
    れら各メモリセルを行方向に接続するワード線と、前記
    各メモリセルを列方向に接続するビット線と、入力行ア
    ドレスをデコードする行デコーダと、この行デコーダの
    デコード値に応じて前記ワード線を駆動するワードドラ
    イバと、入力列アドレスをデコードする列デコーダと、
    この列デコーダのデコード値に応じて前記ビット線を選
    択する列選択回路とを備えた半導体記憶装置において、 所定時間間隔で順次信号を出力するシフトレジスタと、
    切換信号入力に応じて前記行デコーダと前記ワードドラ
    イバとの接続を前記シフトレジスタと前記ワードドライ
    バとの接続に切り換える切換回路と、前記列デコーダか
    ら前記列選択回路に与えられるデコード値を選択信号入
    力に応じて所定数の前記ビット線を選択する値に切り換
    えるデコード値選択回路とを備えたことを特徴とする半
    導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記シフトレジスタは複数のDフリップ
    フロップからなり、各Dフリップフロップのデータ出力
    はクロック信号入力に応じて前記切換回路に順次与えら
    れ、 前記切換回路はマルチプレクサからなり、イネーブル信
    号入力によって前記シフトレジスタのデータ出力を前記
    ワードドライバに出力し、 前記ワードドライバは前記シフトレジスタからのデータ
    出力を入力して前記クロック信号入力に応じて前記ワー
    ド線を順次駆動し、 前記デコード値選択回路は論理和回路からなり、選択信
    号および前記列デコーダから出力されるデコード信号を
    入力し、前記選択信号がアクティブになった時に前記デ
    コード信号にかかわらず所定数の前記列選択回路をアク
    ティブにして所定数の前記ビット線を選択することを特
    徴とする請求項5記載の半導体記憶装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0836886A (ja) * 1994-07-22 1996-02-06 Nec Kagoshima Ltd メモリ装置
KR100331909B1 (ko) * 1999-01-06 2002-04-10 가네꼬 히사시 데이터 입/출력 회로 및 이 회로를 사용한 인터페이스시스템
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