JPH06195536A - 料金収受装置 - Google Patents

料金収受装置

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JPH06195536A
JPH06195536A JP4344053A JP34405392A JPH06195536A JP H06195536 A JPH06195536 A JP H06195536A JP 4344053 A JP4344053 A JP 4344053A JP 34405392 A JP34405392 A JP 34405392A JP H06195536 A JPH06195536 A JP H06195536A
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exit
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JP4344053A
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Inventor
Masanao Horie
正直 堀江
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】料金所の数が大幅に増加しても、端末装置のメ
モリ容量を増やすことなく、料金計算のための待ち時間
が長くなることもなく料金の収受を行う。 【構成】車両が有料高速道路本線から出口誘導路に進入
した際、例えば無線カードリーダ5aはこの車両のフロ
ントガラス等に装着している無線カード1aの入口情報
を読取ってアンテナ6、通信衛星3、アンテナ12を介
してセンタ大型コンピュータ11に送信する。センタ大
型コンピュータ11は、送信された入口情報から通行料
金を算出し、アンテナ12、通信衛星3、アンテナ10
を介して、出口端末装置8a,…8nに送信する。車両
が進入する例えば出口端末装置8aは、送信された通行
料金の情報と、出口に進入して来る車両の無線カード1
aから読取った入口情報とを照合し、一致した場合に送
信された通行料金で現金の収受を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば有料高速道路
などの通行料金を計算し、料金の収受を行う料金収受装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば有料高速道路における料金
収受装置の端末装置を備える料金所において、有料高速
道路本線に入線する車両に対して料金所の入口の端末装
置で入口情報(料金所の識別番号、車種、時刻等)を記
録した通行券を発行し、前記料金所と有料高速道路で接
続されている他の料金所の出口で、前記料金所で発行さ
れた通行券の入口情報により、この料金所の出口に備え
られている端末装置を用いて通行料金を計算し、通行料
金の収受を行っている。
【0003】この料金収受装置は、複数の端末装置を持
って各料金所に設置されている。料金所の入口の各端末
装置は、有料高速道路本線に入線する車両に対して入口
情報(インターチェンジの識別番号、車種、時刻等)を
記録した通行券を発行する。料金所の出口の各端末装置
は、通行料金計算のためのテーブル、例えば全ての料金
所との区間料金、車種別の料金等をメモリに記憶してお
り、料金所の出口において料金所の入口で発行された通
行券の入口情報によりメモリに記憶している通行料金テ
ーブルを検索して通行料金を計算する。
【0004】このように構成された料金収受装置におい
て、料金所全体の設置数が少ない場合、通行料金テーブ
ルに要するメモリ容量は比較的小さくても十分で、従っ
て通行料金テーブルの検索は比較的短時間で処理するこ
とができる。
【0005】しかしながら、有料高速道路網が延長整備
されていった場合、例えば21世紀初頭には1万kmに
延長されると予想され、延長に伴って料金所の設置数が
増大し、有料高速道路網における料金所間のループ経路
が確立されると、これらすべての料金所との区間料金の
計算等で、各端末装置は膨大なメモリ容量の通行料金テ
ーブルを必要とするようになる。
【0006】このように、延長される有料高速道路網の
料金所間のループ経路が確立された場合、各端末装置
は、膨大なメモリ容量の通行料金テーブルを持つ必要が
あり、また、通行料金計算のための検索処理に多大な時
間を費やしてしまういう問題が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の料金収受装置のままで有料高速道路網が延長整備さ
れ、それに伴って料金所の設置数が増大し、料金所間の
ループ経路が確立されると、各料金所の出口に備える端
末装置は膨大なメモリ容量の通行料金テーブルを持たな
ければならず、このために通行料金計算のための検索に
多くの時間を費やしなければならないという問題が発生
する。
【0008】そこで、この発明は、料金所の数が大幅に
増加しても、料金所の出口に備える端末装置のメモリ容
量を増やすことなく、料金計算のための待ち時間が長く
なることもなく料金の収受を行うことのできる料金収受
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の料金収受装置
は、入口情報を記憶した情報記録媒体を保持する移動体
が有料道路の本線から出口誘導路を通って料金所に移動
した際、料金所に設置され、上記情報記憶媒体に記憶さ
れた入口情報に基づいて上記移動体に対する料金の収受
を行う料金収受装置において、上記出口誘導路の入口近
傍に設けられ、この移動体が保持している情報記憶媒体
の入口情報を読取る第1の読取手段と、この第1の読取
手段で読取った入口情報を送信する送信手段と、この送
信手段により送信された入口情報を受信し、受信した入
口情報に基づいて料金を算出する算出手段と、上記料金
所の出口に設けられ、上記算出手段で算出された料金の
情報を受信して記憶する記憶手段と、上記移動体が料金
所の出口に移動した際、この移動体が保持している情報
記憶媒体の入口情報を読取る第2の読取手段と、この第
2の読取手段が読取った入口情報により特定される上記
記憶手段に記憶されている料金の情報に基づいて料金の
収受を行う料金収受手段とから構成されている。
【0010】この発明の料金収受装置は、入口情報を記
憶した無線カードを保持する移動体が有料道路の本線か
ら出口誘導路を通って料金所に移動した際、料金所に設
置され、無線通信により情報の書込み、読出しを行う上
記無線カードに記憶された入口情報に基づいて上記移動
体に対する料金の収受を行う料金収受装置において、上
記出口誘導路の入口近傍に設けられ、この移動体が保持
している無線カードの入口情報を無線通信によって読取
る第1の読取手段と、この第1の読取手段で読取った入
口情報を送信する送信手段と、この送信手段により送信
された入口情報を受信し、受信した入口情報に基づいて
料金を算出する算出手段と、上記料金所の出口に設けら
れ、上記算出手段で算出された料金の情報を受信して記
憶する記憶手段と、上記移動体が料金所の出口に移動し
た際、この移動体が保持している無線カードの入口情報
を無線通信によって読取る第2の読取手段と、この第2
の読取手段が読取った入口情報により特定される上記記
憶手段に記憶されている料金の情報に基づいて料金の収
受を行う料金収受手段とから構成されている。
【0011】この発明の料金収受装置は、入口情報を記
憶した情報記録媒体を保持する移動体が有料道路の本線
から出口誘導路を通って料金所に移動した際、料金所に
設置され、上記情報記憶媒体に記憶された入口情報に基
づいて上記移動体に対する料金の収受を行う料金収受装
置において、上記出口誘導路の入口近傍に設けられ、こ
の移動体が保持している情報記憶媒体の入口情報を読取
る第1の読取手段と、この第1の読取手段で読取った入
口情報を送信する送信手段と、この送信手段により送信
された入口情報を受信し、受信した入口情報に基づいて
料金を算出する算出手段と、上記料金所の出口に設けら
れ、上記算出手段で算出された料金の情報を受信して記
憶する記憶手段と、上記移動体が料金所の出口に移動し
た際、この移動体が保持している情報記憶媒体の入口情
報を読取る第2の読取手段と、この第2の読取手段で読
取った入口情報により上記記憶手段に記憶されている料
金の情報を特定出来るか否かを判断する判断手段と、こ
の判断手段により特定出来る場合は特定した料金の情報
に基づいて料金の収受を行い、特定出来ない場合は上記
第2の読取手段で読取った入口情報を上記算出手段に送
信し、この算出手段により算出された料金の情報を受信
し、この受信した料金の情報に基づいて料金の収受を行
う料金収受手段とから構成されている。
【0012】
【作用】第1の発明によれば、有料道路本線から移動体
が出口誘導路に移動した際、この移動体が保持している
情報記憶媒体に記憶されている入口情報を出口誘導路の
入口近傍に設けられている第1の読取手段が読取り、送
信手段を介して算出手段に送信し、算出手段は送信され
た入口情報に基づいて料金を算出し、算出した料金の情
報が上記送信手段を介して料金所の出口に設置されてい
る記憶手段に記憶され、上記移動体が料金所の出口に移
動した際、第2の読取手段が上記移動体が保持している
情報記憶媒体に記憶されている情報を読取り、読取った
情報により特定される記憶手段に記憶されている料金の
情報に基づいて料金を収受するようにしたものである。
【0013】第2の発明によれば、有料道路本線から移
動体が出口誘導路に移動した際、この移動体が保持して
いる情報記憶媒体に記憶されている入口情報を出口誘導
路の入口近傍に設けられている第1の読取手段が読取
り、送信手段を介して算出手段に送信し、算出手段は送
信された入口情報に基づいて料金を算出し、算出した料
金の情報が上記送信手段を介して料金所の出口に設置さ
れている記憶手段に記憶され、上記移動体が料金所の出
口に移動した際、この移動体が保持している情報記憶媒
体の入口情報を第2の読取手段で読取り、この読取った
入口情報により上記記憶手段に記憶されている料金の情
報を特定できるか否かを判断し、特定出来る場合は特定
した料金の情報に基づいて料金の収受を行い、特定出来
ない場合は上記第2の読取手段で読取った入口情報を上
記送信手段を介して上記算出手段に送信し、この算出手
段が送信された入口情報に基づいて料金の算出を行った
料金の情報を受信し、この受信した料金の情報に基づい
て料金の収受を行うようにしたものである。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0015】図1は、本実施例に係る有料高速道路の1
つの料金所における料金収受装置の全体的な構成を示す
ものである。すなわち、料金収受装置は、無線カード1
a,1b,1c,1d,…、料金所2、通信衛星3、セ
ンタ4とから構成されている。
【0016】無線カード1a,1b,1c,1d,…
は、情報記憶媒体としてカード状の本体内にIC(集積
回路)化された無線通信部、制御部、記憶部、および電
源を収納して構成され、通行券として料金所2の入口で
発行され、非接触式の無線によって記憶情報の書込み、
読出しが行われる。
【0017】料金所2は、上りと下り夫々の出口誘導路
の入口近傍に設置されている情報読取部2a,2bと料
金処理部2cとから構成されている。情報読取部2a,
2bは無線カードリーダ5a,5bと共通のアンテナ6
とから構成され、料金処理部2cは入口端末装置7a,
…7n、出口端末装置8a,…8n、料金所コンピュー
タ9、アンテナ10とから構成されている。
【0018】情報読取部2a,2bの無線カードリーダ
5a,5bは、少なくとも無線通信部と制御部とで構成
されていて、無線カード1a,1bと無線カードリーダ
5a,5bとは、無線通信によって夫々データのやり取
りを行なうようになっている。無線カードリーダ5a,
5bは、有料高速道路本線から車両が上り、下り夫々の
出口誘導路に進入したところで料金処理部2cの出口に
先行して、車両のフロントガラス等に装着された無線カ
ード1a,1bに記憶されている入口情報を無線によっ
て読取り、読取った入口情報に料金所2の識別番号を付
与して、アンテナ6、通信衛星3を介してセンタ4に送
信する。
【0019】入口端末装置7,…7nは、料金処理部2
cの入口に進入してきた有料高速道路を利用する車両に
入口情報を記憶した無線カード1c,1dを発行する。
この入口情報は、例えばカード固有の識別番号、料金所
の識別番号、車種、時刻等を記憶する。
【0020】出口端末装置8a,…8nは、有料高速道
路の出口誘導路を通って料金処理部2cの出口に進入し
てきた車両のフロントガラス等に装着された無線カード
1a,1bに記憶されている入口情報を無線によって読
取る。この読取った入口情報と後述するセンタ4から送
信される通行料金を含む情報とを照合して、例えばカー
ド固有の番号などを照合して一致するか否かを確認し、
一致する場合はこの通行料金で料金の収受を行う。料金
所コンピュータ9は、接続されている入口端末装置7,
…7nと出口端末装置8,…8nとの処理情報から監
査、帳票等を出力する。通信衛星3は、各料金所2とセ
ンタ4間の通信を中継する。
【0021】センタ4は、センタ大型コンピュータ11
とアンテナ12とから構成されている。センタ大型コン
ピュータ11は、全国の料金所の区間別、全車種別の通
行料金テーブルをメモリに記憶していて、無線カードリ
ーダ5a,5bから送信される入口情報から区間別、車
種別に通行料金テーブルを検索して通行料金を計算す
る。センタ大型コンピュータ11は、料金処理部2cに
設置されている全ての出口端末装置8a,…8nに、ア
ンテナ12、通信衛星3、アンテナ10を介して、算出
した通行料金の情報を送信する。
【0022】図2は、例えば入口端末装置7aの概略構
成を示すものである。すなわち、全体を制御する制御部
21、進入して来る車両に料金処理部2cのそれぞれの
入口が使用(有料高速道路へ入場)できるか否かを示す
信号灯(青で使用可、赤で使用不可)22、車両の種別
を検知する車両検知部23、無線カード1cに無線通信
によって入口情報を書込む無線カードライタ24とから
構成されている。
【0023】図3は、例えば出口端末装置8aの概略構
成を示すものである。すなわち、全体を制御する制御部
31、有料高速道路本線から出口誘導路を通って来る車
両に料金処理部2cのそれぞれの出口が使用できるか否
かを示す信号灯(青で使用可、赤で使用不可)32、料
金処理部2cの出口で車両の種別を検知する車両検知部
33、車両のフロントガラス等に装着された無線カード
1aに記憶されている入口情報を無線通信によって読取
る無線カードリーダ34、読取った入口情報とセンタ大
型コンピュータ11から送信された通行料金を含む情報
とを照合して一致した場合にこの通行料金を表示する料
金表示器35、現金の収受により領収書を発行する領収
書発行機36とから構成されている。
【0024】図4は、有料高速道路における料金所2周
辺の概略構成を示すものである。すなわち、有料高速道
路本線41から出口誘導路42a,42bに車両が進入
すると、この出口誘導路42a,42bの入口近傍に設
置されている情報読取部2a,2bの無線カードリーダ
5a,5bが、通過する車両のフロントガラス等に装着
されている無線カード1a,1bの入口情報を読取る。
車両は、出口誘導路42a,42bを通過して料金処理
部2cの出口に進入して料金の収受を行う。本線誘導路
43a,43bは、料金処理部2cの入口から進入して
くる車両を有料高速道路本線41に誘導する。次に、こ
のような構成において、車両の有料高速道路本線41へ
の入線動作について図5のフローチャートに従って説明
する。
【0025】まず、有料高速道路を利用する車両が信号
灯22が使用可となっている料金所2(料金処理部2
c)の入口の例えば入口端末装置7aの前方に来ると、
車両検知部23で車両の種別を検知し、この検知情報お
よび時刻情報を含めた入口情報を記憶した無線カード1
cを発行する。発行された無線カード1cは料金処理部
2cの入口で利用者に交付され、利用者は交付された無
線カード1cを車両のフロントガラス等に装着する。こ
うして、車両は本線誘導路43を通って有料高速道路本
線41に入線する。次に、有料高速道路本線41を走行
していた車両が有料高速道路から出る場合について、図
6〜図8のフローチャートに従って説明する。
【0026】目的の料金所(ここでは図1の料金所2と
する)に近付いた車両は、まず、出口誘導路42aに進
入する。出口誘導路42aの入口近傍に設置されている
情報読取部2aの無線カードリーダ5aは、出口誘導路
42aに進入した車両のフロントガラス等に装着されて
いる他の料金所で発行された無線カード1aの入口情報
を無線通信によって読取る。無線カードリーダ5aは、
読取った入口情報に料金所2の識別番号を付与して、ア
ンテナ6、通信衛星3、アンテナ12を介してセンタ4
のセンタ大型コンピュータ11に通行料金問合わせの送
信を行う。
【0027】センタ大型コンピュータ11は、送信され
た情報における入口料金所と当該料金所2(出口)との
区間と車種の情報により、全国の料金所の区間別、全車
種別の通行料金テーブルを検索して通行料金を算出す
る。
【0028】センタ大型コンピュータ11は、算出され
た通行料金の情報を上記送信された情報に付与し、アン
テナ12、通信衛星3、アンテナ10を介して料金処理
部2cに設置されている全ての出口端末装置8a,…8
nに送信する。ただし、車両が出口誘導路42aに進入
してから料金処理部2cの出口に到着するまでの時間内
に、全ての出口端末装置8a,…8nに通行料金を付与
した情報が受信されるものとする。
【0029】次に、車両が出口誘導路42aを通って信
号灯32が使用可となっている料金所2(料金処理部2
c)の出口の例えば出口端末装置8aの前方に来ると、
車両検知部33で車両の種別を検知し、無線カードリー
ダ34で車両のフロントガラス等に装着している無線カ
ード1aの入口情報を無線通信によって読取る。
【0030】出口端末装置8aの制御部31は、無線カ
ードリーダ34で読取った入口情報と車両検知部33で
検知した検知情報と、センタ大型コンピュータ11から
送信された通行料金が付与された情報とを照合する。照
合項目は、例えば、車種、カード固有の番号、有料高速
道路に入線した料金所の識別番号等の入口情報のうちの
1つまたは複数である。
【0031】制御部31が照合の結果、一致と判断した
場合、直ちに送信された通行料金を料金表示器35に表
示し、利用者と通行料金の収受処理を行う。この際、無
線カード1aは回収する。
【0032】制御部31の照合が不一致の場合、つま
り、該当するセンタ大型コンピュータ11から送信され
た通行料金を付与した情報がない場合、あるいは無線カ
ードリーダ5aでの読込みエラーの場合、無線カードリ
ーダ34で読取った入口情報と車両検知部33で検知し
た検知情報とを、アンテナ10、通信衛星3、アンテナ
12を介してセンタ大型コンピュータ11に送信し、通
行料金の問合わせを行う。この場合、利用者は、制御部
31がセンタ大型コンピュータ11で計算した通行料金
の回答を受信するまでの時間、待たなければならない。
【0033】以上説明したように上記実施例によれば、
料金所の設置数が増大し、さらに有料高速道路の経由等
の組合わせが複雑になってメモリに記憶すべき通行料金
テーブルが膨大となっても、センタ大型コンピュータの
メモリに一括記憶して各端末装置から問合わせる方式と
することにより、料金所の出口端末装置は従来の機器で
対応を可能とする。
【0034】また、通行券を非接触方式の無線カードと
することにより出口誘導路の入口を通過する車両から入
口情報を読取ることができ、予め通行料金を計算して用
意することにより、料金所の出口での料金計算による待
ち時間を省略してサービスタイムの短縮化を図ることが
できる。
【0035】また、車両が後払い、または前払い方式で
契約して、無線カード等を予め車両に固定しておけば、
上記同様の処理を行うことができる。この場合、料金所
の出口では、現金収受等を行わずに無線カード等に利用
履歴を書込む等の処理を行う。こうすることにより、料
金所の出口における処理がノンタッチとなり、サービス
タイムの短縮化を図ることができる。
【0036】また、有料高速道路の利用インターペア
(入口と出口の料金所間)は、利用実績から近距離が大
部分である。この利用実績に基づいて出口端末装置に
は、近距離(100km程度)間の通行料金テーブルを
メモリに記憶しておいて、このメモリ記憶以外の遠距離
の場合のみセンタ大型コンピュータに料金を問合わせる
ようにしても良い。
【0037】なお、上記実施例では、センタ大型コンピ
ュータと各端末装置とを通信衛星を利用して接続した
が、本発明はこれに限らず、例えば高速ISDN通信回
線を用いても良く、要はセンタ大型コンピュータと各端
末装置とが通信のために接続できれば良い。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
料金所の数が大幅に増加しても、料金所の出口に備える
端末装置のメモリ容量を増やすことなく、料金計算のた
めの待ち時間が長くなることもなく料金の収受を行うこ
とのできる料金収受装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る料金収受装置の全体的な構成を
示すブロック図。
【図2】入口端末装置の概略構成を示す図。
【図3】出口端末装置の概略構成を示す図。
【図4】有料高速道路における料金所の概略構成を示す
図。
【図5】車両の有料高速道路本線への入線時における無
線カードの書込み動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図6】料金所に先行して無線カードの入口情報を読取
る動作を説明するためのフローチャート。
【図7】通行料金の算出と送信の動作を説明するための
フローチャート。
【図8】出口料金所における通行料金の収受動作を説明
するためのフローチャート。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d…無線カード 2…料金所 3…通信衛星 4…センタ 5a,5b…無線カードリーダ 6,10,12…アンテナ 7a,…7n…入口端末装置 8a,…8n…出口端末装置 9…料金所コンピュータ 11…センタ大型コンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口情報を記憶した情報記録媒体を保持
    する移動体が有料道路の本線から出口誘導路を通って料
    金所に移動した際、料金所に設置され、上記情報記憶媒
    体に記憶された入口情報に基づいて上記移動体に対する
    料金の収受を行う料金収受装置において、 上記出口誘導路の入口近傍に設けられ、この移動体が保
    持している情報記憶媒体の入口情報を読取る第1の読取
    手段と、 この第1の読取手段で読取った入口情報を送信する送信
    手段と、 この送信手段により送信された入口情報を受信し、受信
    した入口情報に基づいて料金を算出する算出手段と、 上記料金所の出口に設けられ、上記算出手段で算出され
    た料金の情報を受信して記憶する記憶手段と、 上記移動体が料金所の出口に移動した際、この移動体が
    保持している情報記憶媒体の入口情報を読取る第2の読
    取手段と、 この第2の読取手段が読取った入口情報により特定され
    る上記記憶手段に記憶されている料金の情報に基づいて
    料金の収受を行う料金収受手段と、 を具備したことを特徴とする料金収受装置。
  2. 【請求項2】 入口情報を記憶した無線カードを保持す
    る移動体が有料道路の本線から出口誘導路を通って料金
    所に移動した際、料金所に設置され、無線通信により情
    報の書込み、読出しを行う上記無線カードに記憶された
    入口情報に基づいて上記移動体に対する料金の収受を行
    う料金収受装置において、 上記出口誘導路の入口近傍に設けられ、この移動体が保
    持している無線カードの入口情報を無線通信によって読
    取る第1の読取手段と、 この第1の読取手段で読取った入口情報を送信する送信
    手段と、 この送信手段により送信された入口情報を受信し、受信
    した入口情報に基づいて料金を算出する算出手段と、 上記料金所の出口に設けられ、上記算出手段で算出され
    た料金の情報を受信して記憶する記憶手段と、 上記移動体が料金所の出口に移動した際、この移動体が
    保持している無線カードの入口情報を無線通信によって
    読取る第2の読取手段と、 この第2の読取手段が読取った入口情報により特定され
    る上記記憶手段に記憶されている料金の情報に基づいて
    料金の収受を行う料金収受手段と、 を具備したことを特徴とする料金収受装置。
  3. 【請求項3】 入口情報を記憶した情報記録媒体を保持
    する移動体が有料道路の本線から出口誘導路を通って料
    金所に移動した際、料金所に設置され、上記情報記憶媒
    体に記憶された入口情報に基づいて上記移動体に対する
    料金の収受を行う料金収受装置において、 上記出口誘導路の入口近傍に設けられ、この移動体が保
    持している情報記憶媒体の入口情報を読取る第1の読取
    手段と、 この第1の読取手段で読取った入口情報を送信する送信
    手段と、 この送信手段により送信された入口情報を受信し、受信
    した入口情報に基づいて料金を算出する算出手段と、 上記料金所の出口に設けられ、上記算出手段で算出され
    た料金の情報を受信して記憶する記憶手段と、 上記移動体が料金所の出口に移動した際、この移動体が
    保持している情報記憶媒体の入口情報を読取る第2の読
    取手段と、 この第2の読取手段で読取った入口情報により上記記憶
    手段に記憶されている料金の情報を特定出来るか否かを
    判断する判断手段と、 この判断手段により特定出来る場合は特定した料金の情
    報に基づいて料金の収受を行い、特定出来ない場合は上
    記第2の読取手段で読取った入口情報を上記算出手段に
    送信し、この算出手段により算出された料金の情報を受
    信し、この受信した料金の情報に基づいて料金の収受を
    行う料金収受手段と、 を具備したことを特徴とする料金収受装置。
JP4344053A 1992-12-24 1992-12-24 料金収受装置 Pending JPH06195536A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004171116A (ja) * 2002-11-18 2004-06-17 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 駐車料金課金システム

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JP2004171116A (ja) * 2002-11-18 2004-06-17 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 駐車料金課金システム

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