JPH06195403A - Cadにおける透視図作成方法 - Google Patents

Cadにおける透視図作成方法

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JPH06195403A
JPH06195403A JP4251475A JP25147592A JPH06195403A JP H06195403 A JPH06195403 A JP H06195403A JP 4251475 A JP4251475 A JP 4251475A JP 25147592 A JP25147592 A JP 25147592A JP H06195403 A JPH06195403 A JP H06195403A
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JP4251475A
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Sadao Kato
貞雄 加藤
Hiroshi Osawa
浩 大澤
Yasuo Yoshizawa
保夫 吉澤
Kazuo Fukaya
和雄 深谷
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YOSHIKI KOGYO KK
Uchida Yoko Co Ltd
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YOSHIKI KOGYO KK
Uchida Yoko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CADにおける作図作業の煩雑さを可及的に
解消し、より単純な見易い形で作図作業を実施しうる透
視図作成方法の提供。 【構成】 透視図作成のために必要な補助点を画面上に
表示するとともに補助点の位置座標を識別可能な変数名
として登録し、補助線を画面上に描写することなく、透
視図の要素となる線分の始点およびそれに関連する変数
名を指定することにより、その始点に関する補助線に沿
った線分の作図を自動的に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCAD(コンピュータ支
援設計)における透視図作成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】三次元物体(立体物)を紙のような二次
元平面上に表現する一つの方法として透視図画法が知ら
れている。この透視図画法は、対象物の形成する平行線
の延長先端が見掛け上、消点と言われる1点に集束する
という原理、および、この消点をもつ平行線上の奥行き
が対応する測点に集束する線分によって割り出すことが
できる、という理論に従って作図する。なお、「消点」
や「測点」等の用語、あるいは透視図画法そのものの詳
細に関しては、例えば山城義彦ほか「現代パースの基本
と実際」グラフィック社、1981年初版発行、に詳述
されているところである。
【0003】上記文献にも記載されている周知の透視図
画法の概略を図15および16を参照しながら説明す
る。透視図画法にも種々あるが、ここでは2消点M点法
として知られている透視図画法について説明する。
【0004】図15は単純な構造をした一例として直方
体の透視図画法を説明するための図であって、まず過渡
的に用いられる立面図の基準となる線分(基線)GLお
よび平面図の基準となる線分(目の高さ線)ELを作図
する。基線GLは作図対象物および観測者の居る基面に
対応し、また目の高さ線ELは観測者の目の高さに対応
する。目の高さ線ELの上に、平面図作成空間の基線と
なる線分PPを作図すると共に、足点SPを設定する。
線分PPは対象物と観測者の間に置かれた垂直な画面を
表すものであり、足点SPは観測者が立っている基面上
の位置を表すものである。
【0005】基線GL上の適当な「余白」部分に対象物
の立面図10を作成し、線分PP上に適当な角度で平面
図20を作成する。ここで平面図20の四角形を□AB
CDとする。対象物の1辺ABおよびこれと平行な稜
線、例えばCDの消点VP1は足点SPからの線分AB
に対する平行線p1と線分PPとの交点P1から目の高
さ線ELへ下ろした垂線の足として求められる。同様に
して、対象物の1辺ADおよびこれと平行な稜線、例え
ばBCの消点VP2は足点SPからの線分ADに対する
平行線p2と線分PPとの交点P2から線分ELへ下ろ
した垂線の足として求められる。
【0006】消点VP1に対応する測点M1は平面図2
0の点Aから線分ABの長さで線分AB′をとり、線分
BB′を結ぶ線分m1を作図し、足点SPからの線分m
1に対する平行線m1′と線分PPとの交点から線分E
Lへ下ろした垂線の足として求められる。同様にして、
消点VP2に対応する測点M2は平面図20の点Aから
線分ADの長さで線分AD′をとり、線分DD′を結ぶ
線分m2を作図し、足点SPからの線分m2に対する平
行線m2′と線分PPとの交点から線分ELへ下ろした
垂線の足として求められる。
【0007】作図によって最終的に得られる透視図30
は立面図10および平面図20に基づいて基線GL上に
作図される。平面図20の線分ABに対応する透視図3
0上の線分abであるが、まず点Aから基線GLに下ろ
した垂線の足として点aを決定し、点B′から基線GL
に下ろした垂線の足をB″とし、点aと消点VP1とを
結ぶ線分と、点B″と点M1とを結ぶ線分との交点とし
て点bを決定することによって線分abを得ることがで
きる。同様にして、平面図20の線分ADに対応する透
視図30の線分adは、点D′から線分GLに下ろした
垂線の足をD″とし、点aと消点VP2を結ぶ線と、点
D″と線分M2を結ぶ線分との交点として点dを決定す
ることによって得られる。
【0008】側面図(図示せず)上で辺adに平行な各
辺の延長先端は消点VP2に集束するように作図し、ま
た、辺ad上の奥行きの距離(位置)r,s,t,d
は、図16に示すように、基線GL上にとった実寸点
r′,s′,t′,D″から消点VP2に対応する測点
M2に引いたそれぞれの線分(測点線)、および点aと
消点VP2を結ぶパースラインの交点として得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように透視図の作
図に際しては、1つまたは複数の消点VP1,VP2お
よび測点M1,M2を画面上に設定し、それらに関わる
複数のパースラインおよび測定線を補助線として用い
る。より複雑な作図を行う実際面では、これらの補助線
はより多くなるので透視図作図作業は煩雑なものとな
り、場合によっては煩雑さのために間違いを起こしたり
することも生ずる。このことは手書きの作図作業の場合
はもちろん、CADによる作図作業においても同様に生
じうることである。
【0010】したがって本発明はCADにおけるこれら
の作図作業の煩雑さを可及的に解消し、より単純な見易
い形で作図作業を実施しうる、CADにおける透視図作
成方法を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、透視図作成の
ために必要な補助点を画面上に表示するとともに補助点
の位置座標を識別可能な変数名として登録し、補助線を
画面上に描写することなく、透視図の要素となる線分の
始点およびそれに関連する変数名を指定することによ
り、その始点に関する補助線に沿った線分の作図を自動
的に行うことを特徴とするものである。なお、ここで補
助点というのは、すでに詳述した消点や測点、足点等の
ことをいうものとし、補助線というのは透視図そのもの
を構成するものではないが、補助点に関連し透視図を作
成する過程で補助的に用いられる線分のことをいうもの
とする。
【0012】
【作用】CADによる作図において、例えば図15の例
における直方体の透視図30を作成する場合、辺abお
よびこれに平行な辺(図示の例では、a′b′および
d′c′)の消点VP1と、辺adおよびこれに平行な
辺(図示の例ではa′d′およびb′c′)の消点VP
2、並びにこれらの消点に対応する測点M1,M2の座
標位置をマウス等のポインティングデバイスまたはキー
ボードによって指定し、その座標値を識別可能な変数名
とともにコンピュータに登録・記憶させる。
【0013】いま、辺abを作図する場合、(1) これか
ら作図する線分がパースライン上の線分であること、お
よび(2) その消点が消点VP1であること、を作図画面
のメニュー等で指定しておき、線分の始点aを指定した
後は、ポインティングデバイスの移動に伴って点aを始
点とし、点aと消点VP1を結ぶ線上でポインティング
デバイスの指示するxまたはy座標値に対応する点を終
点とするラバーバンド線分を表示させる。この際、ポイ
ンティングデバイスの指示する位置はパースライン上に
なくてもよいので、この操作は容易である。
【0014】このラバーバンド線分の終点が所要の点b
になるようにポインティングデバイスを操作して終点を
確定する。
【0015】上述の(1) ,(2) の指定により辺a′b′
およびd′c′も同様に作図可能である。
【0016】(2) の消点の指定をVP2に指定しなおす
と辺ad、辺a′d′および辺b′c′も同様に作図可
能である。
【0017】また、前述の図16の例の辺ad上の点
r,s,tは、例えば、(1) これから作図する点が測点
による分割点であること、および(2) その測点がM2で
あることを作図画面のメニュー等で指定しておけば、始
点a、終点dおよび分割数(この場合は4)を指定すれ
ば、線分ad上に測点分割点として得られる。これらの
点は実寸上では線分ar′=r′s′=s′t′=t′
D″となる点を透視図上に移したもので実寸に対応した
透視図上の点が容易に作図することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、CADにより直
方体の透視図を作成する場合について、図1を参照しな
がら詳述する。
【0019】CADシステムにおいては、例えば、汎用
CADシステムが一般的に持っているCADの作図コマ
ンド「水平線」をマウスやデジタイザ等のポインティン
グデバイスにより画面上のメニューから選択し、必要な
座標値(位置)、例えば始点と終点を指定すると、例え
ば水平線分を作図することができる。図形要素の種類
(例えば「線分」等)、座標値等が属性データ、座標デ
ータ等のファイルに記憶され、以降の作図操作、図面出
力に利用できる形になっている。後述の「点登録」は本
発明に従って設定されるコマンドである。
【0020】いま、最終的に図2に示すような直方体の
透視図30を作図するものとして以下の説明を進める。
【0021】さて、CAD図面作成が開始されると、最
初からある段階までは従来周知の作図法に従った手順で
予備的な作図作業が行われる。
【0022】まず図3に示すように、空白の画面FR上
に「水平線」コマンドで画面FR内下方の適当位置に始
点および終点を指定して基線GLを作図する。次に、
「平行線」コマンドで基線GLから平行に、作図すべき
直方体を見ている人の目の高さに相当する高さ位置に新
たな始点および終点を指定して目の高さ線ELを作図す
る。次に「任意点」コマンドを用いて、見る人が立って
いる点すなわち足点SPを指定する。作図対象物が直方
体の場合、その平面図20は長方形になるので、「長方
形」コマンドによって足点SPから適当位置に対角点
A,Cを指定して長方形ABCDを作図する。
【0023】次に図4に示すように、長方形ABCDを
透視図として表現しやすい適当方向に「回転移動」コマ
ンドで回転の中心Aおよび回転角RAを指定して回転作
図する。次に対象物とそれを見る人の間に置かれた垂直
な画面を表す線分PPを目の高さ線ELに平行に「平行
線」コマンドで適当位置に始点および終点を指定し作図
する。なお図4では線分PPを点Aに接して作図してい
る。次に「垂直線」コマンドで点Aから基線GLに垂線
Aaを作図し、基線GLとの交点(垂線の足)をaとす
る。次に「平行線」コマンドで足点SPから平面図20
を構成する長方形ABCDの線分ABに平行に平行線分
p1を作図し、線分PPとの交点をP1とする。「垂直
線」コマンドで点P1から目の高さ線ELに垂線を作図
し、その交点(垂線の足)をVP1とする。点VP1は
線分ABおよびこれに平行な線分(例えば線分DC等)
の消点である。次に「平行線」コマンドで足点SPから
線分ADに平行な平行線分p2を作図し、線分PPとの
交点をp2とする。次に、「垂直線」コマンドで点P2
から目の高さ線ELに垂線を下ろし、その交点(垂線の
足)をVP2とする。この点VP2は線分ADおよびこ
れに平行な線分(例えば線分BC等)の消点である。
【0024】次に線分PP上に、AB′=ABになるよ
うな点B′をとり、「任意線」コマンドで線分B′Bを
作図する。次に「平行線」コマンドで足点SPから線分
B′Bに平行に平行線分m1′を作図し、線分PPとの
交点をQ1とする。点Q1から「垂直線」コマンドを用
いて目の高さ線ELに垂線を下ろし、その交点(垂線の
足)をM1とする。この点M1は線分ABおよびこれに
平行な線分(例えば線分DC等)の測点である。同様に
して、線分PP上に、AD′=ADになるような点D′
をとり、「任意線」コマンドで線分D′Dを作図する。
次に「平行線」コマンドで足点SPから線分D′Dに平
行に平行線分m2′を作図し、線分PPとの交点をQ2
とする。この点Q2から「垂直線」コマンドで目の高さ
線ELに垂線を下ろし、その交点(垂線の足)をM2と
する。点M2は線分ADおよびこれに平行な線分(例え
ば線分BC等)の測点である。
【0025】次に、対象物の高さ寸法を得るため、基線
GLを底面とした立面図10の長方形EFGHを適当位
置に「長方形」コマンドを用いて作図する。この立面図
10の上面の1点Fから「垂直線」コマンドを用いて線
分Aaに対し垂直線を引き、その交点をa′とし、「任
意線」コマンドを用いて始点をa、終点をa′とする線
分aa′を作図する。この線分aa′は直方体の透視図
における最前の稜(鉛直な辺)を表すものである。次
に、平面図20の線分ABおよびADの長さを基線GL
上に得るため、「垂直線」コマンドを用いて点B′,
D′から基線GLに対し垂線B′B″およびD′D″を
作図する。次に、作図上必要な補助点、すなわち、消点
VP1,VP2や測点M1,M2(これらは後の「点登
録」コマンドで登録する点である)並びに点a′,
B″,D″が作図できたら、それらを残した状態で、そ
れまでの作図に使った補助線、平面図20および立面図
10を「要素削除」コマンドを用いて削除し、予備作業
を終えて図5の本番スタート図を得る。この段階では、
基線GLや目の高さ線EL、線分PP等、最終的に作図
される透視図の線分要素以外の線分は、すべて削除され
ている。以上の一連の過程が図1にステップ51で表さ
れている。
【0026】図3および図4を参照して説明したところ
は、「削除」の部分を除いて、周知のCADによる作図
法と変わりがない。「削除」に続いて行われる以下の説
明部分が本発明の要旨とするところである。
【0027】さて、補助線や、平面図20、立面図10
等を削除した図5の作図状態のところから新たにスター
トし、まず「点登録」コマンドを指定して各点の変数名
(消点VP1,VP2、測点M1,M2)を登録する。
変数名が二重登録とならないように既登録名ではないか
をチェックし、既登録名であれば別の変数名を入力し直
して再チェックし、既登録名でなければ、さらに各点の
位置(座標値)を同時に登録する。この座標登録作業を
作図に必要な登録変数の数(すなわち作図に必要な補助
点の数。図4の例では4個)だけ繰返す(図1:ステッ
プ52)。なお、この登録は、補助線等がまだ残ってい
る段階(図4)で行い、登録後に補助線等の削除を行っ
てもよい。また、登録後の各補助点の取扱いであるが、
登録後は画面FR上から削除してもよいし、作図者の参
考のため残しておいてもよい。図では、説明上の便宜も
あって後者の場合を示している。補助点の登録後は、図
6に示すように、「透視線」コマンドにより第1の測点
M1に対応する変数名(例えばM1)を指定し、透視線
の始点B″を入力する(図1:ステップ53)。このと
きコンピュータ内部では、始点B″および測点M1を通
る直線の方程式f1を計算し(図1:ステップ54)、
ポインティングデバイスの画面カーソル位置の移動に伴
って変化するX座標値またはY座標値に対応する方程式
f1上の点を仮想の終点Zとして点B″と点Zとを結ぶ
線分B″Zを画面上に表示する。次に第1の消点VP1
に対応する変数名VP1を指定し、透視線の始点aを入
力することにより、始点aと消点VP1を通る直線の方
程式f2を計算し、ポインティングデバイスの画面カー
ソル位置の移動に伴って変化するX座標値またはY座標
値に対応させて方程式f2上の点を仮想の終点bとして
点aとbとの間を結ぶ線分abを画面に表示する。透視
線の終点bが線分B″Z上にくるように終点を入力す
る。さらに余分な線分B″Zを削除し、線分aa′およ
び線分abのみを残す(図1:ステップ55,56)。
【0028】以下、透視図に必要な線分要素の数に従っ
て図1のステップ53〜56が繰り返される。
【0029】図7に示すように、新たな透視線の始点
a′および変数名(消点)VP1を入力し(図1:ステ
ップ53)、上記に準ずる処理により点a′から消点V
P1に向かう線分a′Zを作図する(図1:ステップ5
4,55)。次に図8に示すように、始点bから「鉛直
線」コマンドを用いて線分a′Z線上の点b′まで鉛直
線bb′を作図する。次に、図9に示すように、「トリ
ム」コマンドを用いて余分な線分b′Zを削除する(図
1:ステップ56)。さらに変数名M2を指定すると共
に、透視線の始点D″を入力することにより、既に述べ
たところに準じて始点D″から測点M2に向かい、適当
な位置Zを終点とする線分D″Zを作図する。次に図1
0に示すように、変数名VP2(第2の消点)を指定す
ると共に、透視線の始点aを入力し、さらに透視線の終
点dが線分D″Z上にくるように終点dを設定すること
により、線分adを作図する。余分な線分D″Z(補助
線)は削除する。
【0030】次に図11に示すように、第2の消点に対
応する変数名VP2を指定し、次の透視線の始点a′を
入力することにより、点a′から消点VP2に向かう線
分を作図し、終点Zを指定することにより点a′から消
点VP2に向かう線分a′Zを作図する。次に図12に
示すように、「鉛直線」コマンドを用いて始点dから線
分a′Z線上の点d′まで鉛直線を作図する。「トリ
ム」コマンドを用いて余分な線分d′Zを削除する。
【0031】次に、図13に示すように、次の透視線の
始点b′を入力し、これに関連する消点VP2を指定し
適当な終点Zを入力することにより、点b′から消点V
P2に向かう線分b′Zを作図する。次に、図14に示
すように、変数名VP1(第1の消点)を指定し、次の
透視線の始点d′を入力し、さらに透視線の終点c′が
線分b′Z上にくるように終点c′および線分d′c′
を作図する。この後、「トリム」コマンドを用いて余分
な線分c′Zを削除する。
【0032】一連の作図過程は以上で終了し(図1:ス
テップ57→「エンド」)、最終的に、既に述べた図2
に示すような透視図30を得ることができる。
【0033】なお、変数名で与えられる補助点(消点V
P1,VP2及び側点M1,M2)の座標位置を画面上
で変更することにより、任意の角度から見た透視図を自
動的に処理提示し、適切な透視図をアニメーション的に
作図することもできる。
【0034】以上、本発明を特定の作図法に従って説明
したが、本発明はそれに限られることなく、他の作図法
にも適用できることは明らかである。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
透視図の要素となる線分の始点と、それに関連する消点
や測点等の変数名等を入力することにより、あたかも画
面上に補助線があるかのような感覚で本来の透視図に必
要な線分のみを正しく作図することができる。かくして
本発明によればCADにおける作図作業の煩雑さを可及
的に解消し、より単純な見易い形で作図作業を実施する
ことができ、また変数名で与えられた座標点を画面上で
変更することにより、任意の角度から見た透視図を自動
的に処理提示することができ、アニメーション的に適切
な透視図を作図することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による透視図の作図手順を示すフローチ
ャート。
【図2】本発明による一連の作図過程を経て完成された
透視図を示す図。
【図3】本発明による一連の作図過程を説明するための
図。
【図4】本発明による一連の作図過程を説明するための
図。
【図5】本発明による一連の作図過程を説明するための
図。
【図6】本発明による一連の作図過程を説明するための
図。
【図7】本発明による一連の作図過程を説明するための
図。
【図8】本発明による一連の作図過程を説明するための
図。
【図9】本発明による一連の作図過程を説明するための
図。
【図10】本発明による一連の作図過程を説明するため
の図。
【図11】本発明による一連の作図過程を説明するため
の図。
【図12】本発明による一連の作図過程を説明するため
の図。
【図13】本発明による一連の作図過程を説明するため
の図。
【図14】本発明による一連の作図過程を説明するため
の図。
【図15】従来のCAD透視図作成方法を説明するため
の図。
【図16】従来のCAD透視図作成方法を説明するため
の図。
【符号の説明】
30 透視図 FR 画面 GL 基線 EL 目の高さ線 SP 足点 VP1,VP2 消点 M1,M2 測点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深谷 和雄 福島県福島市飯坂町湯野字毛字6−10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透視図作成のために必要な補助点を画面上
    に表示するとともに補助点の位置座標を識別可能な変数
    名として登録し、補助線を画面上に描写することなく、
    透視図の要素となる線分の始点およびそれに関連する変
    数名を指定することにより、その始点に関する補助線に
    沿った線分の作図を自動的に行うことを特徴とするCA
    Dにおける透視図作成方法。
JP4251475A 1992-09-21 1992-09-21 Cadにおける透視図作成方法 Pending JPH06195403A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03192471A (ja) * 1989-10-06 1991-08-22 Xerox Corp コンピュータ援用製図装置におけるイラストの創作、編集の支援方法及びコンピュータ援用製図装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03192471A (ja) * 1989-10-06 1991-08-22 Xerox Corp コンピュータ援用製図装置におけるイラストの創作、編集の支援方法及びコンピュータ援用製図装置

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