JPH06195050A - シナリオ提示/編集方法 - Google Patents

シナリオ提示/編集方法

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JPH06195050A
JPH06195050A JP4138136A JP13813692A JPH06195050A JP H06195050 A JPH06195050 A JP H06195050A JP 4138136 A JP4138136 A JP 4138136A JP 13813692 A JP13813692 A JP 13813692A JP H06195050 A JPH06195050 A JP H06195050A
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time
scenario
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event
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JP4138136A
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English (en)
Inventor
Eiichiro Tanaka
栄市郎 田中
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テキスト,音声,動画等のマルチメディアデー
タを,時間に従って提示するマルイメディアソフトのシ
ナリオを,遅延時間を考慮した提示/編集として実現す
る。 【構成】時計部13からの基準時刻Tcをモニタし,タ
イムテーブル記録部15から次に実行されるべきイベン
ト情報と,処理終了時刻記憶部16から直前のイベント
の処理終了時刻Teを読みだし,処理終了時刻Teより
も小さい時刻を持つイベントに対して,次に処理される
イベントの処理開始時刻Tsと基準時刻Tcとの差であ
る遅延時間dT=Tc−Tsを計算し,タイムテーブル
記録部15に遅延時間dTを送信し,現在処理している
イベント以降のタイムテーブルの処理開始時刻に遅延時
間dTを加えさせる。同時にデータ提示管理部17にシ
ナリオで指定されたデータの提示またはデータの消去処
理などを行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシナリオ提示/編集方法
に関し,特にマルチメディアデータの提示開始/終了等
のイベントのタイミング指定を含むシナリオから時間順
に作成したタイムテーブルに基づいてマルチメディアデ
ータを提示し,かつ提示すべきシナリオを編集するシナ
リオ提示/編集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子出版,CAI,プレゼンテーション
等の各提示分野において,テキスト,音声,静止画,動
画などを含むマルチメディア情報をディスプレイ画面に
提示する場合,画面上のどの位置に,どのようなタイミ
ングで提示し,消去するかを記述したシナリオに従って
データを提示する必要がある。
【0003】これを実現する方法として,提示シーケン
スを記述したファイルからタイムテーブルを作成し,デ
ータを逐次提示する方法が,特開平01−233489
号「データ提示方法及びその装置」で述べられている。
【0004】また,この方法を拡張して,記録デバイス
のアクセス速度などに影響されない正確なデータ提示を
実現する方法がある。この方法は,特願平02−344
1136号「データ提示方法とその装置」で述べられて
いる。これを方法1とする。
【0005】一方,上述したシナリオ中の,特に提示タ
イミングを編集する方法として,時間軸をディスプレイ
画面上に表示して,各データや対話ボタンの提示タイミ
ングを時間軸上で指定する方法がある。この方法は,特
願平01−144901号「データ編集/提示方法とそ
の装置」で述べられている。これを方法2とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した方法1は,実
行するメディアデータAの提示に時間がかかり,後発の
メディアデータBの提示開始が遅れた場合,メディアデ
ータBの提示時間が実際より短くなってしまい,このた
め,たとえば音声/動画データなどが遅延による音切れ
や動画の中断が生じるという問題点がある。
【0007】また,上述した方法2は,遅延時間を考慮
したシナリオを作成する際に,例えば,あらかじめ,メ
ディアデータAのデータを提示中に,他のメディアデー
タBの提示が起きないようにメディアデータBの提示開
始時間をずらそうとする場合,各メディアデータの提示
開始時刻をひとつひとつ調べて編集しなくてはならない
という問題点がある。
【0008】本発明の目的は上述した問題点を解決し,
遅延を考慮してないシナリオでも音声/動画などの遅延
による音切れや中断を生ぜず,また各メディアデータの
提示開始時刻をひとつひとつ調べて編集する必要のない
シナリオ提示/編集方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のシナリオ提示方
法は,マルチメディアデータを提示開始/終了等のイベ
ントのタイミング指定を含むシナリオから時間順に作成
したタイムテーブルに基づいてマルチメディアデータを
提示するシナリオ提示方法において,処理が終わったメ
ディアデータの提示/消去などの先行するイベントAの
イベント処理終了時刻Taを常に記録しておき,基準時
刻に基づいてイベントBの処理開始時刻TbがTa>T
bのとき,現在時刻TcとTbとの差を計算し,イベン
トB以降に処理されるタイムテーブル上の各処理開始時
刻に加算する工程を有する。
【0010】また本発明のシナリオ編集方法は,マルチ
メディアデータの提示開始/終了等のタイミング指定を
含むシナリオにおいて,利用者がイベント遅延時間の基
準値である標準遅延時間dTを入力し,シナリオ上の各
インベント処理開始時刻Tasを読み,イベント処理終
了時刻Taeの標準遅延時刻を決定し,処理開始時間T
asと処理終了時刻Taeとの間に提示開始処理時刻T
bsのあるイベントをシナリオを見て調べ,あればTa
e−Tbsを以後に処理される全てのイベント開始時刻
に加えたシナリオに変更する工程を有する。
【0011】また本発明の他のシナリオ編集方法は,利
用者から入力された特定メディアの遅延時間dtmを記
録し,該当するメディアデータAのイベント処理開始時
刻Tasからイベント処理終了時刻Taeを決めて,そ
の間に提示処理時刻Tbsのあるイベントをシナリオを
見て調べ,あればTae−Tbeを以後に処理される全
てのイベント開始時刻に加えたシナリオに変更する工程
を有する。
【0012】
【作用】本発明で対象とするシナリオは,各データや対
話ボタン指示開始/終了等のタイミングを具体的に指定
できるものとする。
【0013】第1の発明は,先発するシナリオ中のメデ
ィアデータAの提示処理に時間がかかり,後発のメディ
アデータBの提示開始が遅れた場合,メディアデータB
の実際の提示開始までの遅延時間を計算し,その後に処
理されるデータの提示開始/終了処理を,一律に遅延時
間分,ずらす動作をその基本的特徴とするものである。
【0014】また,本発明の第2の発明は,利用者がイ
ベント遅延時間の基準値である標準遅延時間dTを入力
し,シナリオ上の各イベントの処理開始時間Tasを読
み,イベント処理終了時刻Taeの標準遅延時刻を決定
して,TasとTaeとの間に提示開始処理時刻Tbs
のあるイベントをシナリオから調べ,あればTae−T
bsを以後に処理された全てのイベント開始時刻に加え
たシナリオに変更することにより,提示処理中に他のメ
ディアの提示開始処理が起きないですむシナリオを作成
する動作をその基本的特徴とするものである。
【0015】また,本発明の第3の発明は,特定メディ
アの遅延時間を直接入力するもので,これにより,特定
メディアの遅延時間を細かく指定したシナリオを作成す
る動作をその基本的特徴とするものである。
【0016】
【実施例】次に,本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1の実施例の構成を示すブロック
図である。
【0017】図1は,本発明によるシナリオ提示方法を
実施するシナリオ提示装置の構成例を示し,データ提示
を管理するデータ提示管理部17と,時刻情報に基づ
き,後述するデータベース管理部12からシナリオを読
みだし,後述するタイムテーブル記録部15にタイムテ
ーブルを書き込み,シナリオに定められた時刻にデータ
提示管理部17を起動するシナリオ提示制御部14と,
データの提示開始/終了処理などのイベント処理が終了
した時刻を記録する処理終了時刻記録部16と,シナリ
オから作成されたデータの提示開始時刻/終了時刻を記
述したタイムテーブルを記録するタイムテーブル記録部
15と,シナリオ提示制御部14に基準時刻を供給する
時計部13と,シナリオ,データなどの属性情報を記録
するデータベース管理部12と,データ本体を記録する
データ記録部18と,データ提示部11とを備える。
【0018】次に各部の個個の動作について説明する。
【0019】データ提示部11は,CRTディスプレ
イ,音声出力用スピーカーおよび動画出力用のフレーム
バッファを備え,音声を除く各メディアデータ,対話ボ
タンをディスプレイに表示する。
【0020】データベース管理部12は,シナリオ,各
メディアデータの属性情報を記録する。本実施例で用い
るシナリオは, Scenario name DX,DY,DT Object name1 x1,y1,t1 Object name2 x2,y2,t2 Object name3 x3,y3,t3 : : Object namen xn,yn,tn のように記述される。
【0021】ここで,Scenario nameはシ
ナリオの識別子であり,DX,DYおよびDTは,この
シナリオが提示されるディスプレイ画面の大きさDX,
DY,およびシナリオ中の全提示データが終了するまで
の時間DTを示す。
【0022】また,Object nameは,シナリ
オ中で提示される個個のメディアデータ,対話ボタンな
どの識別子を示し,x,yは,各メディアデータ/ボタ
ンの画面上の相対提示位置,tは提示開始時刻(例え
ば,シナリオ提示開始時刻をT=0としたときの相対時
刻)を表す。一方,各メディアの属性情報は,以下のよ
うにデータベースに記録されている。
【0023】Object name dx,dy,d
t,各オブジェクトに依存する情報の並び この記述形式をレコードと呼ぶ。ここで,dx,dyは
このオブジェクトの画面提示サイズ,dtは提示時間で
ある。
【0024】時計部13は,内部にクロックを持ち,シ
ナリオ提示制御部14の命令に応じて現在時刻を通知す
る。
【0025】シナリオ提示制御部14は,データベース
管理部12からシナリオを読み込み,各データの提示開
始/終了時刻,入力モニタ開始/終了時刻に従ってタイ
ムテーブルを作成し,タイムテーブル記録部15に作成
したタイムテーブルを送る。ここで作成されるタイムテ
ーブルは,例えば上述したシナリオでT1<T2<T1
+dT1<TN+dTNの場合,以下のようなものであ
る。
【0026】 Object name1 ON T1 Object name2 ON T2 Object name1 OFF T1+dT1 : : Object nameN OFF TN+dTN ここで,T1,T2,TNはそれぞれのデータの提示開
始時刻,dT1,dTNはそれぞれObject na
me1,Object nameNの提示時間,ONは
メディアの提示,OFFはメディアの消去を表す。
【0027】さらに,時計部13から基準時刻Tcをモ
ニタし,タイムテーブル記録部15から次に実行される
べきイベント情報を読みだす。また,処理終了時刻記録
部16から直前のイベントの処理終了時刻Teを読みだ
す。
【0028】ここで,処理終了時刻Teよりも小さい時
刻を持つイベントに対して,次に処理されるイベントの
処理開始時刻Tsと基準時刻Tcとの差である遅延時間
dT=Tc−Tsを計算し,タイムテーブル記録部15
に遅延時間dTを送信し,現在処理しているイベント以
降のタイムテーブルの処理開始時刻に遅延時間dTを加
えさせる。同時にデータ提示管理部17に,対応するデ
ータ提示または消去の命令を送信し,シナリオで指定さ
れたデータの提示またはデータの消去処理などを行わせ
る。
【0029】データ提示管理部17は,処理が終了した
らシナリオ提示制御部14に処理終了通知を送り,処理
終了通知を受け取ったシナリオ提示制御部14は,処理
終了時刻記憶部16に終了時刻記憶命令を送信しその時
点の基準時刻Teとして記録させる。
【0030】一方,処理終了時刻Teよりも大きいが,
基準時刻Tcよりも小さい時刻を持つイベントに対して
は(データ提示による遅延がない場合),データ提示管
理部17に,対応する処理の命令を送信し,シナリオで
指定されたデータの提示またはデータの消去処理を行わ
せる。データ提示管理部17は処理が終了したら処理終
了時刻記録部16に終了時刻記憶命令を送信し,その時
点の基準時刻Tcを記録させる。
【0031】タイムテーブル記録部15は,シナリオ提
示制御部14が作成したタイムテーブルを記録,または
更新する。
【0032】シナリオ提示制御部14からObject
name1の遅延時間dTが送られてくると,例えば
上述したタイムテーブルは のように変更される。
【0033】処理終了時刻記録部16は,処理終了時刻
Teの値を記憶しシナリオ提示制御部14に送る。ま
た,シナリオ提示制御部14から新しい時刻の値が送ら
れてきた場合には,これを処理終了時刻Teとして記憶
する。
【0034】データ提示管理部17は,シナリオ提示制
御部14から通知をうけて,指定されたメディアデー
タ,対話ボタンの提示/消去を行う。
【0035】各メディアデータやボタンの表示データは
データ記録部18に記録されており,シナリオ提示制御
部14からの提示命令により該当するメディアデータを
読みだしてデータ提示部11に提示し,消去命令により
これを消去する。また,処理が終了したら,シナリオ提
示制御部14に処理終了通知を送信する。
【0036】データ記録部18は,個個のマルチメディ
アデータ,対話ボタン表示用のグラフィックデータ等を
記録する。
【0037】次に第1の実施例の全体動作について説明
する。
【0038】第1の実施例におけるデータ提示の開始/
終了処理のタイミングは,シナリオ提示制御部14がタ
イムテーブルと時刻情報に基づいて決定し,各部に開始
/終了の命令を送信する。
【0039】時計部13は,正確に一定の速度で時刻を
刻む。処理終了時刻記録部16は,最後に実行した処理
の終了時刻を記録する。
【0040】また,タイムテーブル記録部15は,各メ
ディアデータのメディアデータ名,提示開始/終了時
刻,提示位置,大きさなどの情報を含むイベント情報を
記録し,シナリオ提示制御部14が時刻順に一つずつイ
ベント情報を読みだす。
【0041】まず,シナリオ提示制御部14は,タイム
テーブル記録部15から次に実行されるべきメディアデ
ータBのイベント情報を読みだす。また,処理終了時刻
記録部16から,直前に処理を実行したメディアデータ
Aの処理終了時刻を読みだす。
【0042】ここで,読みだしたメディアデータBのイ
ベント(以後イベントBと呼ぶ)の処理開始時刻Tbs
がメディアデータAのイベント(以後イベントAと呼
ぶ)の処理終了時刻Taeよりも早い(Tbs<Ta
e)場合は,直前のメディアデータAの提示に時間がか
かったため,処理されるべき時刻が過ぎているのにまだ
処理されていないことを示す。
【0043】シナリオ提示制御部14は,この場合,イ
ベントの処理開始時刻と現在の時刻との差を計算し,タ
イムテーブル記録部15にその差を送信し,現在処理中
のイベントよりも後のタイムテーブルの処理開始時刻に
遅延時間として加えさせる。
【0044】同時に,データ提示管理部17に対応する
処理の命令を送信し,シナリオで指定されたデータの提
示またはデータの消去処理を行わせる。データ提示管理
部17は,処理が終了しぃたらシナリオ提示制御部14
に処理終了通知を送り,この処理終了通知を受け取った
シナリオ提示制御部14は処理終了時刻記録部16にそ
の時点の基準時刻を記録させる。
【0045】一方,処理終了時刻よりも大きいが,基準
時刻よりも小さい時刻を持つイベントに対しては,デー
タ提示管理部17に対応する処理の命令を送信し,シナ
リオで指定されたデータの提示またはデータの消去処理
を行わせ,処理開始時刻記録部16にその時点の基準時
刻を処理開始時刻として記録させる。データ提示管理部
17は,処理が終了したら処理終了時刻記録部16にそ
の時点の基準時刻を記録させる。
【0046】以上の処理を繰り返すことにより,各メデ
ィアの提示がシナリオに従って進行し,他のイベントの
処理に時間がかかって処理されるべき時刻がすぎている
のに処理されていないイベントがある場合,その遅延時
間分をそれ以降のタイムテーブル中の全てのイベントの
処理開始時刻に加えることにより,動画や音声などの時
間に依存するメディアの提示時間をシナリオに指定され
たとおりに保つことが可能となる。
【0047】図2は,図1のシナリオ提示制御部14の
動作を示すフローチャートである。以下,図2を参照
し,シナリオ提示制御部14によるシナリオ提示方法の
実施をさらに詳述する。
【0048】(1)シナリオをデータベース管理部12
から読み込み,上述したタイムテーブルを作成し,タイ
ムテーブル記録部15に記憶させる(ステップ21)。
【0049】(2)タイムテーブルの参照位置であるポ
インタをいちばん最初の行に設定させ,ポインタの行を
読み込む(ステップ22)。
【0050】(3)時計部13にスタート信号を送り,
時刻0から計測を開始させる(ステップ23)。
【0051】(4)処理終了時刻記録部16に時刻0を
書き込む(ステップ24)。
【0052】(5)時計部13が計測する時刻を読み,
タイムテーブルから読み込んだ時刻と比較する(ステッ
プ25)。
【0053】(6)現在時刻がポインタの示すタイムテ
ーブル上の時刻の一致したか,もしくは超えた場合に
は,(7)以降の動作を行ない,そうでなければ(5)
に戻る(ステップ26)。
【0054】(7)処理終了時刻記録部16の処理終了
時刻Teとポインタの示すタイムテーブルの値とを比較
し,処理終了時刻Teよりもタイムテーブルの値が小さ
い場合は(8)〜(9)の動作を行う。そうでない場合
は(10)に進む(ステップ27)。
【0055】(8)現時刻Tcとタイムテーブルの処理
開始時刻Tsとの差(遅延時間)を計算する(ステップ
28)。
【0056】(9)時間修正命令と遅延時間をタイムテ
ーブル記憶部15に送る(ステップ29)。
【0057】(10)タイムテーブルで指定している処
理の命令をデータ提示管理部17に送る(ステップ21
0)。
【0058】(11)データ提示管理部17から処理終
了通知を待つ(ステップ211)。
【0059】(12)通知を受け取ったら,現在の時刻
を処理終了時刻記憶部16に記憶させる(ステップ21
2)。
【0060】(13)タイムテーブルのポインタ移動命
令をタイムテーブル記録部15に出し,ポインタの行を
読み込む(ステップ213)。
【0061】(14)シナリオ行が残っているなら
(5)に戻る(ステップ214)。
【0062】(15)シナリオがない場合,処理を終了
する(ステップ215)。
【0063】一方,タイムテーブル記録部15は,図3
に示すフローに従って動作する。
【0064】(1)シナリオ提示制御部14からの命令
をモニタする(ステップ31)。
【0065】(2)タイムテーブル記録命令とタイムテ
ーブルが送られてきたら,古いタイムテーブルを破棄
し,新しいタイムテーブルを記録して(1)に戻る(ス
テップ32,33)。
【0066】(3)ポインタ設定命令が送られてきたら
タイムテーブルのいちばん最初の行にポインタを設定し
下記(5)の処理にうつる(ステップ34,35)。
【0067】(4)ポインタ移動命令が送られてきたら
ポインタを次の行に移動させる(ステップ36,3
7)。
【0068】(5)未処理のシナリオがある場合,シナ
リオ提示制御部14にポインタの行のタイムテーブルを
送信し(1)に戻る。そうでなければ終了通知を送る
(ステップ38)。
【0069】(6)時間修正命令を受け取ったら,ポイ
ンタ以降の提示開始時間に遅延時間を加算する(ステッ
プ39,310)。
【0070】次に,データ提示管理部17の動作は,図
4に示すフローに従って以下のように動作する。
【0071】(1)シナリオ提示制御部からの命令をモ
ニタする(ステップ41)。
【0072】(2)提示開始命令が送られてきたら,
(3),(4)の処理を行い,そうでなければ(5)に
進む(ステップ42)。
【0073】(3)データ記録部18にデータ読みだし
命令を出す(ステップ43)。
【0074】(4)データ記録部18からデータを読み
出し,データ提示部にデータを転送する(ステップ4
4)。
【0075】(5)データ消去命令が送られてきたらデ
ータ提示部に消去命令を出し,データを消去する(ステ
ップ45,46)。
【0076】(6)処理終了通知をシナリオ提示制御部
14に送信し(1)に戻る(ステップ47)。
【0077】以上で本発明の第1の実施例の説明を終え
る。
【0078】次に,本発明の第2の実施例について説明
する。
【0079】図5は,本発明の第2の実施例の構成を示
すブロック図である。
【0080】図5は,本発明によるシナリオ編集方法を
実施したシナリオ編集装置の構成例を示し,シナリオの
記述方法は前述した第1の実施例で説明したものと同様
である。
【0081】図5に示す第2の実施例は,利用者の入力
する,イベント処理時間の基準値である標準遅延時間d
Tからシナリオ中の各データのイベント処理時間ttm
を計算し,メディアデータAのイベント処理開始時刻t
asからイベント処理終了時刻taeまでの間に提示開
始処理時刻tbsのあるメディアデータBがある(Ta
s<tbs<tae)場合,Tae−Tbsを以後に処
理される全てのイベント開始時刻に加えたシナリオに変
更することにより,提示処理中に他のメディアの提示開
始処理が起きないシナリオを作成することを特徴とし,
利用者からの入力を受け付ける入力管理部51と,シナ
リオや関連するデータなどの属性情報を読みだして,後
述する編集データ記録部53に書き込み,入力管理部5
1から読みだした標準遅延時間と,編集データ記録部5
3からよみだしたデータ量から各メディアのイベント処
理時間を計算し,シナリオを変更するシナリオ編集制御
部52と,編集するシナリオやデータの属性情報を記録
する編集データ記録部53と,シナリオやデータの属性
情報を記録するデータベース管理部54とを備える。
【0082】次に各部の個個の動作について説明する。
【0083】入力管理部51は,キーボード等の入力デ
バイスからの入力をモニタし,シナリオ編集制御部52
へ通知する。ここでは主に,利用者からの標準遅延時間
入力を受け付ける。標準遅延時間dTは,単位情報量あ
たりの提示処理速度で,提示装置の処理速度に依存する
値である。例えば,一定の大きさのグラフィックを提示
する時間をデータ提示基準時間として用いたりする。
【0084】シナリオ編集制御部52は,シナリオや関
連するデータなどの属性情報を読みだして,編集データ
記録部53に書き込み,入力管理部51から読みだした
標準遅延時間dTと,編集データ記録部53からよみだ
したデータ量mから各メディアのイベント処理時間dt
m(=dt×m)を計算する。
【0085】また,シナリオ,及び各オブジェクトの提
示タイミングを編集するため,タイムテーブルを作成
し,編集データ記録部53に記録する。タイムテーブル
は,前述した第1の実施例で説明したものと同じであ
る。
【0086】編集データ記録部53は,編集中のシナリ
オデータ,およびシナリオ中で記述される各オブジェク
トのレコード,タイムテーブルを記録する。
【0087】データベース管理部54は,シナリオ,各
メディアデータの属性情報を記録する。本第2の実施例
で用いるシナリオは,前述した第1の実施例で説明した
ものと同じである。
【0088】次に第2の実施例の全体動作について説明
する。
【0089】編集開始において,シナリオ編集制御部5
3は,データベース管理部54から対応するシナリオを
読みだし,各メディアの提示開始/終了のイベント情報
を編集データ記録部53に記録する。
【0090】編集終了においては,現在編集中のシナリ
オをデータベース管理部54に記録して編集を終了す
る。また,利用者からの標準遅延時間の値をモニタす
る。
【0091】標準遅延時間dtが入力された場合,編集
データ記録部53からメディアデータのイベント情報を
受け取る。受け取ったイベント情報からメディアデータ
の情報量mと標準遅延時間dtの積からメディアのイベ
ント処理時間dtm(=dt×m)を算出する。
【0092】ここで,あるイベントAの処理開始時刻T
asと,処理終了時刻Taeとの間にイベント処理開始
時刻Tsがある(Tas<Ts<Tae)データを,前
述したタイムテーブル記録部15に問い合わせる。問い
合わせの結果,一致するデータがない場合は,次に提示
されるデータを読みだす。
【0093】ここで,問い合わせの結果,あるインベン
トAの処理中に別のイベントBの処理開始時刻Tbsが
ある場合,イベントAの処理終了時刻Taeをイベント
Bの処理を開始する時刻とし,このときイベントBの処
理を遅らせた分の遅延時間(Tae−Tbs)をイベン
トBの処理開始時刻より後で処理されるイベント開始時
刻に加算する。
【0094】以上の処理を繰り返し行うことにより,シ
ナリオ中のあるメディアデータの提示処理中に時間がか
かって他のメディアデータの提示開始がシナリオで設定
されたよりも遅れるということがなくなり,動画や音声
などの時間に依存するメディアの提示時間を一定に保つ
ことが可能となる。
【0095】図6は,第2の実施例によるシナリオ編集
方法を実施したときの図5のシナリオ編集制御部52の
動作を示すフローチャートである。図6を参照してシナ
リオ編集制御部52の動作を,さらに詳述する。
【0096】(1)データベース管理部54からシナリ
オ,メディアの属性情報を読み込む(ステップ61)。
【0097】(2)入力管理部51にユーザ入力モニタ
命令を送り標準遅延時間の入力を待つ(ステップ6
2)。
【0098】(3)シナリオ,メディアの属性情報から
タイムテーブルを作成し,編集データ記録部53に記録
させる(ステップ63)。
【0099】(4)タイムテーブルのポインタをいちば
ん最初に行に設定する(ステップ64)。
【0100】(5)チェックポインタをポインタの次の
行に設定する(ステップ65)。
【0101】(6)チェックポインタの行の処理終了時
刻Tpeを(メディアのデータ量m)×(標準遅延時間
dT)+(提示開始時刻Tps)として計算する(ステ
ップ66)。
【0102】(7)チェックポインタの行の処理開始時
刻Tcsが,ポインタの行の処理開始時刻Tpsと処理
終了時刻Tpeの間にあるかどうかを調べ,条件に合う
場合は(8)〜(11)の処理を行う(ステップ6
7)。
【0103】(8)ポインタの行の処理終了時刻Tpe
とチェックポインタの行の処理開始時刻Tcsの差(遅
延時間Td)を計算する(ステップ68)。
【0104】(9)チェックポインタ行の提示開始時刻
Tcsに遅延時間Tdを加算する(ステップ69)。
【0105】(10)チェックポインタ行を次の行に移
動する(ステップ610)。
【0106】(11)チェックポインタ行があるなら
(9)の処理を行い,なければ(14)の処理を行う
(ステップ611)。
【0107】(12)チェックポインタを次の行に移動
する(ステップ612)。
【0108】(13)チェックポインタの行があるなら
(6)の処理を行う(ステップ613)。
【0109】(14)ポインタ行を次の行に移動する
(ステップ614)。
【0110】(15)ポインタの行があるなら(5)に
戻る(ステップ615)。
【0111】(16)タイムテーブルからシナリオの形
式に変換し,データベース管理部54に編集したシナリ
オを保存する(ステップ616)。
【0112】以上により,シナリオの編集が終了する。
【0113】以上で本発明の第2の実施例の説明を終え
る。
【0114】次に,本発明の第3の実施例について説明
する。
【0115】図7は,本発明の第3の実施例の構成を示
すブロック図である。
【0116】図7に示す第3の実施例は,特定メディア
の遅延時間を直接入力することを可能とするもので,図
5に示す構成内容と同様な入力管理部71と,データベ
ース管理部74と,シナリオ編集制御部72および編集
データ記録部73のほか,本実施例の特徴とする遅延時
間記録部75を備える。
【0117】まず構成各部の個個の動作について説明す
る。
【0118】入力管理部71は,キーボード等の入力デ
バイスからの入力をモニタし,シナリオ編集制御部72
へ通知する。利用者からの入力は,(データ名,遅延時
間)の組で入力され,これを繰り返し入力する。
【0119】シナリオ編集制御部72,編集データ記録
部73およびデータベース管理部74はそれおれ図5の
第2の実施例の場合と同様なシナリオ編集,編集データ
記録およびデータベース管理を行ない,遅延時間記憶部
75は,入力管理部72から入力されたメディアデータ
名,遅延時間を記録する。記録形式は以下のとおりであ
る。
【0120】 ここで,(Object name1,T1)は,メデ
ィアデータ名と遅延時間の組である。
【0121】また,シナリオ編集制御部72からの検索
要求を受けると,検索で一致したメディア名に対応する
遅延時間を送り返す。一致しない場合は0をかえす。
【0122】シナリオ記述方法,タイムテーブルの記述
方法は,図5の第2の実施例において説明したものと同
じである。
【0123】次に,第3の実施例の全体動作について説
明する。
【0124】編集は,まず入力管理部71から,標準遅
延時間のかわりに,メディア名と,その遅延時間とを入
力し,遅延時間記憶部75に記録する。
【0125】シナリオ編集制御部72は,タイムテーブ
ルからイベントを読みだし,イベント情報中のメディア
名と,遅延時間記憶部75にあるメディア名とが一致し
た場合,対応する遅延時間dtmを読みだし,シナルオ
の編集をおこなう。これにより,特定メディアの遅延時
間を細かく指定したシナリオが作成できる。
【0126】図8は,シナリオ編集制御部72の動作を
示すフローチャートである。以下,図8のフローチャー
トにもとづき第3の実施例のシナリオ編集制御動作を説
明する。
【0127】(1)データベース管理部74からシナリ
オ,メディアの属性情報を読み込む(ステップ81)。
【0128】(2)入力管理部71に遅延時間読みとり
命令を送り,その入力を待つ(ステップ82)。
【0129】(3)シナリオ,メディアの属性情報から
タイムテーブルを作成し,編集データ記録部73に記録
させる(ステップ83)。
【0130】(4)タイムテーブルのポインタをいちば
ん最初の行に設定し,読みだす(ステップ84)。
【0131】(5)チェックポインタを,ポインタの次
の行に設定する(ステップ85)。
【0132】(6)遅延時間記憶部75に,読みだした
イベント情報のメディアの遅延時間を問い合わせる(ス
テップ86)。
【0133】(7)チェックポインタの行の処理開始時
刻Tcsが,ポインタの行の処理開始時刻Tpsと処理
終了時刻Tpeの間にあるかどうかを調べ,条件に合う
場合は次の(1)〜(11)の処理を行う(ステップ8
7)。
【0134】(8)ポインタの行の処理終了時刻Tpe
と,チェックポインタの行の処理開始時刻Tcsとの差
(遅延時間Td)を計算する(ステップ88)。
【0135】(9)チェックポインタ行の提示開始時刻
Tcsに遅延時間Tdを加算する(ステップ89)。
【0136】(10)チェックポインタ行を次の行に移
動する(ステップ810)。
【0137】(11)チェックポインタ行があるなら
(9)の処理を行い,なければ(14)の処理を行う
(ステップ811)。
【0138】(12)チェックポインタを次の行に移動
する(ステップ812)。
【0139】(13)チェックポインタの行があるなら
(6)の処理を行う(ステップ813)。
【0140】(14)ポインタ行を次の行に移動する
(ステップ814)。
【0141】(15)ポインタの行があるなら(5)に
戻る(ステップ815)。
【0142】(16)タイムテーブルからシナリオの形
式に変換し,データベース管理部74に編集したシナリ
オを保存する(ステップ816)。
【0143】次に,遅延時間記憶部75の動作を図4の
フローチャートにより説明する。
【0144】(1)シナリオ編集制御部72からの命令
をモニタする(ステップ91)。
【0145】(2)入力命令が送られてきたら(3)の
処理を行い,そうでなければ(4)にすすむ(ステップ
92)。
【0146】(3)入力データからデータ名,遅延時間
のテーブルを作成し,(1)に戻る(ステップ93)。
【0147】(4)検索命令が送られてきたら(5)〜
(8)の処理を行い,(1)に戻る(ステップ94)。
【0148】(5)テーブルのポインタを最初の行に設
定する(ステップ95)。
【0149】(6)メディア名が一致するなら(7)の
処理を行い,そうでなければ(8)にすすむ(ステップ
96)。
【0150】(7)一致したメディア名の遅延時間をシ
ナリオ編集制御部72に送り,(1)に戻る(ステップ
97)。
【0151】(8)ポインタを次の行にすすめる(ステ
ップ98)。
【0152】(9)最後の行が終了したなら(1)に戻
る(ステップ99)。
【0153】(10)遅延時間として0をシナリオ編集
制御部72に送り,(1)に戻る(ステップ910)。
【0154】以上によりシナリオの編集が終了する。
【0155】これで,第3の実施例の説明を終了する。
【0156】なお上述した第3の実施例で,遅延時間記
憶部75にあるデータ名と遅延時間の記録形式と同じ形
式のファイルを入力管理部71から読み込んでもよい。
【0157】また,上述した第2の実施例と第3の実施
例とを組み合わせ,第2の実施例と第3の実施例を同時
に実施する装置構成とすることも容易に実施することが
でき,以上はすべて本発明の主旨を損なうことなく容易
に実施しうる。
【0158】
【発明の効果】以上説明したように本発明は,シナリオ
中のメディアデータAの提示処理に時間がかかり,メデ
ィアデータBの提示開始が遅れた場合,メディアデータ
Bの実際の提示開始までの遅延時間を計算し,その後に
処理されるデータの提示開始/終了処理を一律に遅延時
間分ずらすことにより,遅延を考慮してないシナリオで
も遅延による音切れや動画の中断をなくすことができる
という効果がある。
【0159】また,本発明は,利用者がイベント処理時
間の基準値としての標準遅延時間を入力し,シナリオ上
の各イベントの処理開始時刻を読み,イベント処理終了
時刻Taeの標準遅延時刻を決定し,処理開始時刻Ta
sと処理終了時刻Taeとの間に提示開始処理時刻Tb
sのあるイベントをシナリオを見て調べ,あればTae
−Tbsを以後に処理される全てのイベント開始時刻に
加えたシナリオに変更することにより,遅延を考慮して
ないシナリオに対して,メディアデータの提示による遅
延時間を考慮したシナリオに変更することができ,その
結果シナリオどおりに実行しても遅延による音切れや動
画の中断をなくすことができるという効果がある。
【0160】さらに本発明は,利用者から入力された特
定メディアの遅延時間を記録し,該当するメディアデー
タのイベント処理開始時刻からイベント処理終了時刻T
aeを決めて,その間に提示処理時刻Tbsのあるイベ
ントをシナリオを見てしらべ,あればTae−Tbsを
以後に処理する全てのイベント開始時刻に加えたシナリ
オに変更することにより,各メディアの細かい遅延時間
を考慮したシナリオに変更することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成例を示すブロック
図である。
【図2】図1の第1の実施例のシナリオ提示制御部の動
作を示すフローチャートである。
【図3】図1のタイムテーブル記録部15の動作を示す
フローチャートである。
【図4】図1のデータ提示管理部17の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図6】図5のシナリオ編集制御部72の動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図8】図7のシナリオ編集装置72の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図9】図7の遅延時間記録部75の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
11 データ提示部 12 データベース管理部 13 時計部 14 シナリオ提示制御部 15 タイムテーブル記録部 16 処理終了時刻記録部 17 データ提示管理部 18 データ記録部 51 入力管理部 52 シナリオ編集制御部 53 編集データ記録部 54 データベース管理部 71 入力管理部 72 シナリオ編集制御部 73 編集データ記録部 74 データベース管理部 75 遅延時間記憶部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチメディアデータを提示開始/終了
    等のイベントのタイミング指定を含むシナリオから時間
    順に作成したタイムテーブルに基づいてマルチメディア
    データを提示するシナリオ提示方法において,処理が終
    わったメディアデータの提示/消去などの先行するイベ
    ントAのイベント処理終了時刻Taを常に記録してお
    き,基準時刻に基づいてイベントBの処理開始時刻Tb
    がTa>Tbのとき,現在時刻TcとTbとの差を計算
    し,イベントB以降に処理されるタイムテーブル上の各
    処理開始時刻に加算することを特徴とするシナリオ提示
    方法。
  2. 【請求項2】 マルチメディアデータの提示開始/終了
    等のタイミング指定を含むシナリオにおいて,利用者が
    イベント遅延時間の基準値である標準遅延時間dTを入
    力し,シナリオ上の各インベント処理開始時刻Tasを
    読み,イベント処理終了時刻Taeの標準遅延時刻を決
    定し,処理開始時間Tasと処理終了時刻Taeとの間
    に提示開始処理時刻Tbsのあるイベントをシナリオを
    見て調べ,あればTae−Tbsを以後に処理される全
    てのイベント開始時刻に加えたシナリオに変更すること
    を特徴とするシナリオ編集方法。
  3. 【請求項3】 利用者から入力された特定メディアの遅
    延時間dtmを記録し,該当するメディアデータAのイ
    ベント処理開始時刻Tasからイベント処理終了時刻T
    aeを決めて,その間に提示処理時刻Tbsのあるイベ
    ントをシナリオを見て調べ,あればTae−Tbeを以
    後に処理される全てのイベント開始時刻に加えたシナリ
    オに変更することを特徴とする請求項2記載のシナリオ
    編集方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1996015500A1 (fr) * 1994-11-14 1996-05-23 Daikin Industries, Ltd. Procede et dispositif d'aide a la production de logiciel cd-rom a images animees
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Effective date: 19970729