JPH06193780A - 配管開先自動合せ装置 - Google Patents

配管開先自動合せ装置

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JPH06193780A
JPH06193780A JP35923092A JP35923092A JPH06193780A JP H06193780 A JPH06193780 A JP H06193780A JP 35923092 A JP35923092 A JP 35923092A JP 35923092 A JP35923092 A JP 35923092A JP H06193780 A JPH06193780 A JP H06193780A
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JP
Japan
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pipe
groove
measuring
band
gap
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JP35923092A
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Tatsu Shioda
辰 潮田
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Hitachi Plant Technologies Ltd
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Hitachi Plant Technologies Ltd
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管の開先合せを自動化することによる時間
短縮を図ると共に配管工事におけるコストの低減を図
る。 【構成】 配管2にはボルト4,ナット5を介して2分
割構造のバンド6(6A,6B)が取り付けられてお
り、該バンド6にはサポート7を介して小型の油圧シリ
ンダ8が各々対角線上に4個以上配設されている。ま
た、バンド6には、支持具9を介して、隙間センサ10
及び内径段差センサ11が配管の周囲に各々4箇以上取
り付けられている。さらに、配管1には2分割の構造の
バンド12(12A,12B)がボルト13,ナット1
4で取り付けられており、該バンド12には支持具9が
取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配管の開先の隙間と内径
段差を測定することのできるセンサを有し、配管の開先
部を自動調整することのできる配管開先自動合せ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に大型プラントの配管現地工事で
は、配管の接続部の現地溶接のため開先合せを精密に行
い、検査をしている。しかしながら、この開先合せ作業
は、開先部のみの調整ではなく、接続する配管全体を吊
っているワイヤ,チェンブロック等の吊り装置を微妙に
調整して、重量の大きい配管の位置を調整して開先合せ
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、開先部の加
工は配管の芯に対し略直角に加工されているが、配管の
芯出し作業は、検査対称となる開先を優先するので、微
妙な開先合せを行うことにより配管の芯を出していく手
順となり、芯は後で確認する手順となってしまうのが現
状の方法である。しかしながら、芯が大きく異なり、開
先部の隙間寸法が規定値通りに成らない場合は、開先部
を加工修正している。したがって、技術と手間がかか
り、プラントの建設においてコストの割合が最も大きく
なるという問題があった。
【0004】本発明の目的は上述した問題を鑑みてなさ
れたもので、配管の開先合せを自動化することによる時
間短縮を図ると共に配管工事におけるコストの低減を図
った配管開先自動合せ装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、取付
用バンドを介して配管に取り付けられかつ配管の軸方向
に移動可能な移動板を有する支持具と、該支持具の移動
板にレバーを介して連結されかつ配管の開先部に引っ掛
けられる引っ掛け部を有する測定ブロックと、該測定ブ
ロックとの組合せにより開先部間の隙間と内径段差を測
定できる測定手段と、該測定手段からのデータをもとに
配管の位置を調整して開先合せを行う開先合せ手段とを
備えた構成としたものである。
【0006】
【作用】このように本発明によれば、測定手段と測定ブ
ロックの組合せにより、開先部の隙間と内径段差を測定
し、これら隙間データ,内径段差データをもとに配管の
位置を開先合せ手段により自動的に調整して配管の開先
合せを行うようにしている。したがって、配管の開先合
せが自動的に行え、作業時間の短縮化を図ることができ
ると共に配管工事のコスト低減を図ることができる。
【0007】
【実施例】以下、図に示す実施例を用いて本発明の詳細
を説明する。図1(A)は本発明に係わる配管開先自動
合せ装置の一実施例を示す全体斜視図で、一方の配管1
は、既に芯出しされ他端は開先合せが完了したものであ
る。他方の配管2はこれから芯出し、開先合せをする配
管で、符号3は開先部である。
【0008】配管2にはボルト4,ナット5を介して2
分割構造のバンド6(6A,6B)が取り付けられてい
る。該バンド6にはサポート7を介して小型の油圧シリ
ンダ8が各々対角線上に4箇以上配設されており、さら
にバンド6には支持具9を介して隙間センサ10及び内
径段差センサ11が配管の周囲に各々4箇以上取り付け
られている。また前記配管1には、2分割構造のバンド
12(12A,12B)がボルト13,ナット14で取
りつけられており、該バンド12には支持具9が取り付
けられている。なお、図1(A)において、8Aはプラ
ンジャ、8B,8Cは油圧ホースを示す。
【0009】次に、本装置の自動開先合せの動作につい
て説明する。別途準備されたコンピュータで段差センサ
11から出る各々のデータを演算し、配管2を吊り又は
横引きするチェーンブロック(図示せず)と調整装置を
油圧によって動かし、規定値の1mm前後まで概ね合
せ、次に、規定値に合致する精密な開先合せを行う。こ
の精密合せでは、隙間センサ10から出るデータを優先
しコンピュータで図1(B)に示す油圧コントローラ1
5を制御する。該油圧コントローラ15は、別置された
油圧ポンプ(図示せず)から油圧を油圧ホース15Aで
供給し、コンピュータからの制御信号がケーブル15B
で送られ、油圧を制御して各調整装置を作動させ、開先
部3の隙間を平行にする。
【0010】次に、コンピュータ制御により油圧コント
ローラ15が作動し、油圧シリンダ8及び相反する位置
にある油圧シリンダ(図中配管の裏側)が作動し、配管
の全周に4点以上設置されている隙間センサ10で測定
しながら隙間を規定値以内に調整する。この時、配管2
の開先部3の反対側(配管の後端)の設計位置を手作業
又は、予め設置された検芯センサ(図示せず)によって
確認し、規定値以上の芯ずれがある場合には、その過剰
な芯ずれ量をコンピュータで演算し、開先部3間の隙間
16(図2参照)を規定値以内となるように前記の動作
を繰り返して自動調整する。そして、隙間16と内径段
差17(図2参照)が規定値以内になったら完了メッセ
ージを出し、加工精度が悪いときは調整不可能のメッセ
ージを出す。
【0011】図3は本発明装置の要部拡大正面図で、開
先部3の測定の難しい隙間16と内径段差17を測定す
るための測定ブロック18の取付方法と機能を表わす図
である。該測定ブロック18は、開先部3に合わせられ
る引っ掛け部18Aを有し、配管1又は2の内径18位
置(図2参照)を外部に引き出すため、内径掛け部18
Bから上面18Cまでを一定寸法に、また接続部18D
の厚みも一定寸法に加工されている。さらに上面18C
と垂直面18Eとは90°になるように加工されてお
り、開先合せが規定寸法の公差以内で完了した後、隙間
16から取り出せるように内径掛け部18Bと接続部1
8Dを足した寸法は、隙間16の規定値の2/3程度と
なっている。
【0012】測定ブロック18は配管1又は2の外面と
上面18Cが平行になるように、かつ配管の肉厚の違い
に対応できるように上ピン20と下ピン21で接続され
たレバー22で支持具9に連結されており、スプリング
23によって図3の左方へ引かれ、開先部3に密接する
ようになっている。また、測定ブロック18の配管1又
は2への取付は、バンド12又は6で取り付け、図の左
右への調整はボルト24を回転することにより、左右に
位置が変えられるように構成されている。
【0013】図4、図5は測定ブロック18の支持具9
の概略断面図及び側面図である。台25に嵌め込まれた
ボルト24を回転すると、ねじ部24Aによって移動板
26を移動させることができ、バンド12又は6の取付
位置が少々違っても測定ブロック18の位置を合わせる
ことができるようになっている。
【0014】図6は非接触測定方式のレーザ外径測定器
を示し、配管2に取り付けられたレーザ外径測定器27
で、配管1にサポート29を介して取り付けた測定子2
8を測定し、開先部3の状態を測る。該測定子28は円
錐形状になっており、外径の変化で隙間16(図2参
照)を上下変化で内径段差17(図2参照)をレーザ外
径測定器27で測定する。両方の測定ブロック18は開
先部3にしっかり位置決めされており、かつレーザ外径
測定器27と測定子28は両方の測定ブロック18に固
定されており、それぞれの寸法が変わらないようになっ
ている。なお、図6において27Aはレーザ受光素子、
28Bはリード線を示す。
【0015】図7はインジケータ型(接触測定方法)の
開先センサを示し、開先部3にしっかり合わせて取り付
けられた測定ブロック18(配管2側に取り付けられて
いる)のサポート29Aには内径段差用のインジケータ
30と隙間用インジケータ31が取り付けられている。
一方、配管1に取り付けられた測定ブロック18は上面
18Cが内径段差17(図2参照)の測定面となり、垂
直面18Eは隙間用として、それぞれインジケータの測
定子30A,31Aが接触しており、これによって位置
の変化を検出し、位置データをリード線30Bと31B
からコンピュータに送信するようになっている。
【0016】図8は非接触測定方式のレーザ変位測定器
型の開先センサを示し、配管2の開先部3に取り付けら
れた測定ブロック18のサポート32に内径段差用のレ
ーザ変位測定器33と隙間用レーザ変位測定器34を取
り付けている。他方の測定ブロック18は配管1に取り
付けられており、上面18Cが内径段差17(図2参
照)の測定面となり、垂直面18Eは隙間用としてそれ
ぞれレーザ変位測定器のレーザ33Aと34Aの反射に
よって、非接触で位置の変化を検出し、位置データをリ
ード線33Bと34Bからコンピュータに送信するよう
になっている。
【0017】なお、上述した実施例においては、油圧に
よる装置の駆動を示しているが、変形例としては空圧
式,機械(モータ駆動等)方式でも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係わる配管
開先自動合せ装置によれば、支持具の移動板にレバーを
介して連結されかつ配管の開先部に引っ掛けられる引っ
掛け部を有する測定ブロックと、該測定ブロックとの組
合せにより開先部の隙間と内径段差を測定できる測定手
段とを備えて成り、該測定手段からの隙間データ,内径
段差データをもとに配管の開先合せ手段により自動的に
調整して配管の開先合せを行うようにしている。したが
って、配管の開先合せが自動的に行え、従来に比べて作
業時間の大幅な短縮化を図ることができると共に配管工
事のコスト低減を図ることができ、さらに開先合せの品
質向上を図ることができるという種々の優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明に係わる配管開先自動合せ装置
の一実施例を示す全体斜視図である。(B)は油圧コン
トローラの斜視図である。
【図2】配管の開先部の拡大断面図である。
【図3】本発明装置の要部拡大正面図である。
【図4】測定ブロックの支持具の概略断面図である。
【図5】測定ブロックの支持具の側面図である。
【図6】非接触測定方式のレーザ外径測定器センサの斜
視図である。
【図7】非接触測定方式のインジケータ型の開先センサ
ノ斜視図である。
【図8】非接触測定方式のレーザ変位測定器型の開先セ
ンサの斜視図である。
【符号の説明】
1 配管 2 配管 3 開先部 6 バンド 9 支持具 10 隙間センサ 11 内径段差センサ 16 隙間 17 内径段差 18 測定ブロック 18A 引っ掛け部 18C 上面 18E 垂直部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付用バンドを介して配管に取り付けら
    れかつ配管の軸方向に移動可能な移動板を有する支持具
    と、該支持具の移動板にレバーを介して連結されかつ配
    管の開先部に引っ掛けられる引っ掛け部を有する測定ブ
    ロックと、該測定ブロックとの組合せにより開先部間の
    隙間と内径段差を測定できる測定手段と、該測定手段か
    らのデータをもとに配管の位置を調整して開先合せを行
    う開先合せ手段とを備えたことを特徴とする配管開先自
    動合せ装置。
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