JP4579060B2 - 配管内面の段差調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、大口径の配管工事における溶接用開先の突合せ作業に際し、配管の口径製作誤差に伴う対向する配管内面の段差を最小に設定できる新規な配管内面の段差調整装置に関する。
配管工事において、管と管とを溶接によって連結固定する場合には、予め管同士の連結端面の位置を適合させておかなければならない。溶接される端面部分には開先と称する傾斜が形成されているが、大口径の配管では、製作時の肉厚誤差は比較的小さいものの真円度誤差が大きいため、突合せしたときの開先が正確に円形状にはならない。このため、管同士の内径段差(食い違い)が大き過ぎると、溶接部分のビード(溶融部分)強度が弱くなったり、気密漏れが生じたりする等の問題がある。
配管自体の精度で管内径の段差を所定の許容誤差範囲に収めることが困難な場合には、突合せした状態で治具を用い配管を変形させる特許文献1に示されている装置によって矯正したり、予め端部付近を機械加工したりして突合せ精度を確保する方法が採用されている。
特開平5−192793号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、対象配管が例えば、口径が300〜600mm程度、肉厚20mm前後の大きさであり、かなり大きな変形矯正力を要するので、装置が大がかりとなり、又、作業性にも難があった。
後者においては、加工代を得るための肉厚が余分に必要となり、突合せ精度を確保するため機械加工による切削が必要になるなど加工工程が多くなり、更にコストアップを招く問題があった。
本発明の目的は、配管に変形を与えずかつ大きな力を必要とせずに、精度よく管同士の開先突合せが行える配管内面の段差調整装置を提供することにある。
本発明は、第一の配管と第二の配管との外周をそれぞれ包むように設置される周方向に複数に分割された配管保持部と、前記第一の配管と前記第二の配管の内径中心に対し点対称で前記第一の配管と前記第二の配管の外周のそれぞれに対して前記内径中心に押圧できる前記配管保持部の各々に設置される押圧手段と、前記第一の配管内面と前記第二の配管とによって形成された開先内に前記内径中心に対し点対称で前記第一の配管内面と前記第二の配管内面との段差を測定する前記配管保持部の各々に設置される段差測定手段と、前記配管保持部を前記第一の配管と前記第二の配管との外周の各々に固定する固定手段とを有し、後述する段差測定手段からなることを特徴とする配管内面の段差調整装置にある。
具体的には、第一の配管と第二の配管の外側をそれぞれ包むよう設置された配管保持部と、この配管保持部の一部に形成された雌ねじ孔に螺合し、前記第一の配管と前記第二の配管の内径中心に対し点対称で複数設けられ、前記第一の配管と前記第二の配管の外径にそれぞれ接して内側に押圧できるギャップ調整ボルトと、前記配管保持部に形成された窓内に複数配置される段差測定手段とを備え、この段差測定手段がその一部をなす調整器ボルトと、それに遊嵌したフックと、前記調整器ボルトに螺合した押さえ盤とを備え、前記第一の配管と前記第二の配管の端面同士を対向させ、その端面間に前記調整器ボルトを挿入し、前記第一の配管と前記第二の配管を前記押さえ盤と前記フックとの間に挟み込み、前記第一の配管内径と前記第二の配管内径との段差が、前記内径中心に対し点対称の位置にある前記段差測定手段同士間で均一となるよう、前記ギャップ調整ボルトの締め込み量を加減する配管内面の段差調整装置にある。
前記段差測定手段は、スリーブの内径に遊嵌しフックと一体化された支軸と、前記スリ−ブに固定された押さえ盤と、前記支軸の上側に形成したフランジ部と前記押さえ盤との間に嵌挿され、前記支軸を押し上げるよう構成された押しばねとからなる第一の調整子と第二の調整子とを備え、前記第一の配管と前記第二の配管とが対向する隙間に前記フックを挿入し、前記押しばねの力に抗して前記支軸を押し込み、これを回転させて前記フックと前記押さえ盤との間に前記第一の配管の肉厚部分を前記第一の調整子で、前記第二配管の肉厚部分を前記第二の調整子でそれぞれ挟み込み、前記第一の配管内径と前記第二の配管内径との段差が、前記内径中心に対し点対称の位置にある前記段差測定手段同士間で均一となるよう、前記ギャップ調整ボルトの締め込み量を加減するものである
又、前記段差測定手段は、透明樹脂製のフックと、透明樹脂製の調整器ボルトと、フックに埋設され、前記第一の配管内面と前記第二の配管内面とにそれぞれ光照射できる発光素子と、前記照射された反射光を導いて輝度を目視できる透明樹脂製の輝度確認部とを備え、対向した二つの配管内面にそれぞれ前記発光素子により光照射し、それぞれの反射光を前記輝度確認部に導き、前記第一の配管内面からの反射光と前記第二の配管内面からの反射光とがほぼ均一輝度となるように、前記ギャップ調整ボルトの締め込み作業を行うものである
本発明によれば、配管に変形を与えずかつ大きな力を必要とせずに、精度よく管同士の開先突合せが行える配管内面の段差調整装置を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、具体的な実施例により添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る段差測定装置付き段差調整装置(以下単に段差調整装置と略す)の外観斜視図及び図2は図1におけるD−D断面の側面図である。段差調整装置1は、第一の配管10と前記第二の配管11との外周をそれぞれ包むように設置される周方向に複数に分割された配管保持部2と、第一の配管10と第二の配管11の内径中心に対し点対称で第一の配管10と第二の配管11の外周のそれぞれに対して内径中心に押圧できる配管保持部2の各々に設置される押圧手段と、第一の配管10と第二の配管11とによって形成された開先内に内径中心に対し点対称で第一の配管10の内面と第二の配管11の内面との段差を測定する配管保持部2の各々に設置される段差測定手段6と、配管保持部2を第一の配管10と第二の配管11との外周の各々に固定する固定手段とを有する。
配管保持部2は、4分割され、3箇所に設置されたヒンジ8とクランプ8'で連結固定されると共に、第一の配管10、第二の配管11の外側を包むように第一の配管10側と第二の配管11側とに設けられる。それらの各々は、リング状の補強部2cと、内側フランジ2bと、外側フランジ2aと、第一の配管10側と第二の配管11側とを内側フランジ2bと外側フランジ2aとに対して各々溶接12によって固定された固定具9とを有する。
押圧手段3は、ねじ部を有するギャップ調整ボルト3aとレバー3bとで構成される。ギャップ調整ボルト3aは、第一の配管10、第二の配管11の外周上に90度毎に4箇所に内径中心に対し点対称に設け、配管保持部2の内側フランジ2bに形成した雌ねじ孔に螺合し、その内側先端は第一の配管10、第二の配管11の外径方向から内側に押圧するよう接している。
固定手段は、チェーンベルト7とベルト締め付け装置4とを有し、チェーンベルト7を4分割された配管保持部2の内側フランジ2bの外周に巻きつけ、ベルト締め付け装置4のレバーを回転させることにより配管保持部2を第一の配管10、第二の配管11の外周に強固に固定するものである。即ち、後述の開先突合せ作業が終了したとき、第一の配管10、第二の配管11の外側をチェーンベルト7で締め付け固定する。段差測定手段の支持部5の詳細は図3、図4で説明する。
図3は図2のE方向から見た段差調整装置の要部の平面図及び図4は図3のF−F断面の面図である。図3に示すように、配管保持部2の一部には外側フランジ2aと内側フランジ2b、補強部2cを設けており、一方の内側フランジ2bとの間に窓2dと開先確認溝2eとが形成される。内側フランジ2bと外側フランジ2aは、第一の配管10、第二の配管11の外側を保持している。
窓2d内には段差測定手段6を配置し、段差測定手段の支持部5の溝5aに調整器ボルト6aの上側を挿入して第一の配管10、第二の配管11の端面同士を対向させ、その端面間の開先内に調整器ボルト6aを挿入している。中央部に孔を有したフック6bは、調整器ボルト6aの周囲を回動できるよう遊嵌し、押しばね6cが調整器ボルト6aの首下に嵌挿されている。
フック6bは台形平板状でその幅は、調整器ボルト6aの外径より僅かに大きい寸法に設定してあり、押しばね6cに抗して第一の配管10、第二の配管11の対向隙間に挿入して90度回転させると、図4に示すように配管内径部に接する。
押さえ盤6dは、調整器ボルト6aに螺合した押さえ盤調整部6eを回動させ、配管10、11をフック6bとの間に挟み込む。図4の状態では、押さえ盤調整部6eを回動させるのは手動のため、段差Aを押さえ盤6dで矯正するほどの力は生じず、第一の配管10と第二の配管11との間に段差Aが生じている。なお肉厚Tの寸法誤差は、配管外径に対して僅かであるため、第一の配管10と第二の配管11とでは同一肉厚として表している。
ギャップ調整ボルト3のレバー3bを右回転させると、ねじ部3aは内側に進み、配管10、11を内側に移動させようとする力が作用し、左回転させると、ねじ部3aは外側に戻る。ギャップ調整ボルト3は90度間隔で4箇所設けているため、180度で対向しているもの同士で第一の配管10、第二の配管11を内側、外側に移動調整できることになる。
寸法目盛を付したゲージ棒6gは、押さえ盤6dに設けた孔6hに遊嵌しており、下端面が第一の配管10、第二の配管11の外径面に接しているため、前記した移動調整の際に、移動量を測定できる。段差測定手段6は90度毎に4個所設置しているが、それぞれの移動量を測定することにより、ギャップ調整ボルト3の締め込み、又は、緩め作業が容易となる。
第一の配管10と第二の配管11との開先対向を調整する方法は、180度対向している同士の段差Aがほぼ同一となるように、ギャップ調整ボルト3の締め込み、又は緩め作業を繰り返すことにより行う。この方法は配管に変形を与える矯正ではなく、対向する配管同士の内径段差が均一となるよう位置を移動させるものであり、大きな力を要しないで開先突合せができる利点を有する。
本実施例では、段差測定手段6とギャップ調整ボルト3を90度毎に4箇所設けたが、これに限定するものではなく、例えば6箇所でもよい。配管の内径中心に対し、点対称で複数設けるのが良い。
開先突合せが終了すると溶接作業に移るが、その前に正しく配管同士の開先が対向しているか、開先確認溝2eに測定ゲージを挿入、あるいは目視で確認する。仮付け、初層溶接作業は、段差調整装置1が配管に装着したままで実施する。通常、大口径の配管同士を突合せ溶接する際には、開先端面が接した状態で行うと、初層溶接の溶込み不良を起こしやすいので、適当な隙間を設けて初層溶接ビードを形成し、初層溶接完了後、段差調整装置1を取外し、残層溶接を数回重ねて溶接作業が完了する。従って、仮付け、初層溶接時に装着されたままの段差調整装置1が、この隙間保持も兼ねることができる利点がある。
本実施例によれば、配管に変形を与えずかつ大きな力を必要とせずに、精度よく管同士の開先突合せが行え、配管同士の径方向の対向段差を均一にできる。特に、口径が300〜600mm程度、肉厚20mm前後の大口径の配管工事における溶接用開先の突合せ作業において、配管の口径製作誤差に伴う対向段差を最小に設定することができる。
図5は本発明に係る段差測定手段の平面図、図6は図5のG−G断面の側面図、図7は図5のH−H断面の側面図である。段差測定手段20は、実施例1における段差測定手段6に相当し、押さえ盤20d、支軸21、スリーブ22、押しばね23、フック24(24')からなる調整子25(25')を2組設けている。支軸21はフック24と一体化され、スリーブ22の内径に遊嵌している。押しばね23は、支軸21の上側に形成したフランジ部20hの下端と押さえ盤20dの上面との間に嵌挿され、支軸21を押し上げるよう構成されている。
第一の配管10と第二の配管11との間にフック24を挿入し、押しばね23の力に抗して支軸21を押し込み、その上端部を掴んで90度回転させると、第一の配管10と第二の配管11の内径にフック24の上側が接する。すなわちフック24と押さえ盤20dとの間に、第一の配管10と第二の配管11の肉厚部分を挟み込むものである。調整子25が2組あるため、一方のフック24が第二の配管11の内径に接すると、配管同士の開先対向位置に誤差がある場合には、第一の配管10の外径部と押さえ盤20dの下面との間に隙間gが生じる。
ゲージ棒20g(20g')は、支軸21のフランジ部20hに固定されており、隙間gが図7におけるAで代用されることとなる。段差測定手段20は、図2に示したように90度毎、4個所設置しているため、それぞれの段差Aを測定することにより、ギャップ調整ボルト3の締め込み、又は、緩め作業が容易となる。したがって第一の配管10と第二の配管11との開先対向を調整する方法は、実施例1と同様、180度対向している同士の段差Aがほぼ同一となるように、ギャップ調整ボルト3の締め込み、又は、緩め作業を繰り返すことにより行うことができる。
本実施例でも実施例1と同様に、段差測定手段20とギャップ調整ボルトを90度毎に4箇所設けるが、均等に6箇所でもよく、配管の内径中心に対し、点対称で複数設けるのが良い。又、開先突合せが終了後、実施例1と同様に溶接作業が行われる。
図8は本発明に係る段差測定手段の断面図、図9は図8の一部詳細断面斜視図である。本実施例の段差測定手段の基本原理は、フック37と調整器ボルト33を透明樹脂で構成し、フック37に埋設した2組の発光素子40の光を、対向した第一の配管10と第二の配管11の内面にそれぞれ照射し、その反射光Lを調整器ボルト33の透明樹脂製の輝度確認部35に導き、輝度の差を目視で確認することにより、ほぼ同じ輝度となるようにギャップ調整ボルトの締め込み作業を行うものである。
図8に示すように、段差測定手段30は、押さえ盤31、押さえ盤調整部32、透明樹脂製の輝度確認部35、透明樹脂製のフック37等から構成されている。この透明樹脂としては、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂が好適である。
フック37の内部にはレンズ39と発光素子40とを2組埋設し、配線41で電池36に接続して発光素子40を発光させる。透明樹脂で構成した調整器ボルト33は、軸中心を対象軸としたニ分割体を貼り合わせ、軸方向に配線貫通用孔43を形成している。
第一の配管10、第二の配管11を対向させ、両者間に調整器ボルト33を挿入し、フック37を90度回転させて押さえ盤31との間に、第一の配管10、第二の配管11を保持する。図の状態では、第一の配管10の内径面にフック37の上面が接し、配管11の内面とフック37との間に隙間gが形成されている。電池36から配線41を介して発光素子40に通電されると、照射光Lがレンズ39を通して第一の配管10、第二の配管11の内面にそれぞれ照射される。第一の配管10側への照射光Lはレンズ39の面に対して直角方向であり、フック37との隙間がないため、図9で示すフック37のマスキング部M1の存在と相まって、反射光はその中で閉じられる。
一方、第二の配管11の内面側へ照射された光は、フック37との間に隙間があるため、配管内面から反射されて一部はフック37に入射し、調整器ボルト33内を上方に通過し、輝度確認部35により第二の配管11側の光が観測される。
照射された光、反射光が効果的に媒体を通過できるよう、主要部分には光遮蔽用のマスキング処理を行う。図9の斜線で示すように、透明樹脂で構成した調整器ボルト33とフック37はニ分割し、両者間に光が漏れないよう黒色の塗装を合わせ面に施している。フック37及び調整器ボルト33の外表面にも同様の黒色塗装を行う。この構成によって配管10側、11側の光通過領域がそれぞれ二分して形成される。
従って、フック37の上面と第一の配管10内面、第二の配管11内面との距離に差がある場合には、輝度確認部35の観測領域が配管10側と配管11側とで、反射光の輝度に差が生じることになる。輝度の高い側が段差の大きいことを示すので、その部位に対応したギャップ調整ボルト3を輝度の差がなくなる状態まで締め込み、その部位の調整が終了する。180度対向している同士の輝度の差がなくなったとき、又は輝度の差が最小となったとき、第一の配管10と第二の配管11との開先対向位置が適切であると判断する。
なお、ゲージ棒42は、実施例1と同じ役目を果たすものであるが、前記したように輝度の差で配管内面の段差を均一にする方法のため、必ずしも設置しなくてよい。
本実施例では、輝度の差を目視確認してギャップ調整ボルトの締め込み量を加減するため、実施例1,2のゲージによる寸法確認方法に比べ、作業が容易となる利点を有する。
本実施例でも実施例1と同様に、段差測定手段6とギャップ調整ボルト3を90度毎に4箇所設けるが、均等に6箇所でもよく、配管の内径中心に対し、点対称で複数設けるのが良い。又、開先突合せが終了後、実施例1と同様に溶接作業が行われる。
本発明に係る段差測定装置付き段差調整装置の外観斜視図である。 図1のD−D断面の側面図である。 図2のE方向から見た平面図である。 図3のF−F断面の側面図である。 本発明に係る段差調整装置の段差測定手段の平面図である。 図5のG−G断面の側面図である。 図5のH−H断面の側面図である。 本発明に係る段差調整装置の段差測定手段の断面図である。 図8の段差測定手段の要部断面を有する斜視図である。
符号の説明
1…段差調整装置、2…配管保持部、2a…外側フランジ、2b…内側フランジ、2c…補強部、2d…窓2d、2e…開先確認溝、3…押圧手段、3a…ギャップ調整ボルト、3b…レバー、5…段差測定手段の支持部、5a…溝、6、20、30…段差測定手段、6a、33…調整器ボルト、6b、37…フック、6c…押しばね、6d、20d、31…押さえ盤、6e…押さえ盤調整部、6g、20g、20g'…ゲージ棒、6h…孔、10…第一の配管、11…第二の配管、20h…フランジ部、21…支軸、22…スリーブ、23…押しばね、24、24'…フック、25…第一の調整子、25'…第二の調整子、35…輝度確認部、36…電池、39…レンズ、40…発光素子、41…配線、A…段差、g…隙間、L…照射光、M1…マスキング部、T…肉厚。

Claims (3)

  1. 第一の配管と第二の配管との外周をそれぞれ包むように設置される周方向に複数に分割された配管保持部と、前記第一の配管と前記第二の配管の内径中心に対し点対称で前記第一の配管と前記第二の配管の外周のそれぞれに対して前記内径中心に押圧できる前記配管保持部の各々に設置される押圧手段と、前記第一の配管と前記第二の配管とによって形成された開先内に前記内径中心に対し点対称に挿入され前記第一の配管内面と前記第二の配管内面との段差を測定する前記配管保持部の各々に設置される段差測定手段と、前記配管保持部を前記第一の配管と前記第二の配管との外周の各々に固定する固定手段とを有し、
    前記段差測定手段は、調整器ボルトと、該調整器ボルトに遊嵌したフックと、前記調整器ボルトに螺合した押さえ盤調整部と、該押さえ盤調整部と前記第一の配管及び前記第二の配管との間に設けた押さえ盤とを備え、前記調整器ボルトを前記開先内に挿入し前記第一の配管と前記第二の配管を前記押さえ盤と前記フックとによって挟み込む構造を有することを特徴とする配管内面の段差調整装置。
  2. 第一の配管と第二の配管との外周をそれぞれ包むように設置される周方向に複数に分割された配管保持部と、前記第一の配管と前記第二の配管の内径中心に対し点対称で前記第一の配管と前記第二の配管の外周のそれぞれに対して前記内径中心に押圧できる前記配管保持部の各々に設置される押圧手段と、前記第一の配管と前記第二の配管とによって形成された開先内に前記内径中心に対し点対称に挿入され前記第一の配管内面と前記第二の配管内面との段差を測定する前記配管保持部の各々に設置される段差測定手段と、前記配管保持部を前記第一の配管と前記第二の配管との外周の各々に固定する固定手段とを有し、
    前記段差測定手段は、押さえ盤と、該押さえ盤に固定された2つのスリーブと、該スリーブの各々の内径に遊嵌し端部にフックを有する支軸と、該支軸の上側に形成したフランジ部と前記押さえ盤との間に嵌挿され前記支軸を押し上げるよう構成された押しばねとを有し、前記開先内に前記フックの各々を挿入してこれを回転させて前記フックの各々と前記押さえ盤との間に前記第一の配管と前記第二配管とをそれぞれ挟み込む構造を有することを特徴とする配管内面の段差調整装置。
  3. 第一の配管と第二の配管との外周をそれぞれ包むように設置される周方向に複数に分割された配管保持部と、前記第一の配管と前記第二の配管の内径中心に対し点対称で前記第一の配管と前記第二の配管の外周のそれぞれに対して前記内径中心に押圧できる前記配管保持部の各々に設置される押圧手段と、前記第一の配管と前記第二の配管とによって形成された開先内に前記内径中心に対し点対称に挿入され前記第一の配管内面と前記第二の配管内面との段差を測定する前記配管保持部の各々に設置される段差測定手段と、前記配管保持部を前記第一の配管と前記第二の配管との外周の各々に固定する固定手段とを有し、
    前記段差測定手段は、透明樹脂製の調整器ボルトと、該調整器ボルトに遊嵌した透明樹脂製のフックと、前記調整器ボルトに螺合した押さえ盤調整部と、該押さえ盤調整部と前記第一の配管及び前記第二の配管との間に設けた押さえ盤と、前記第一の配管内面と前記第二の配管内面とにそれぞれ光照射できる前記フックに埋設された発光素子と、該発光素子から照射された光の反射光を導いてその輝度を目視できる前記調整器ボルトの端部に形成された透明樹脂製の輝度確認部とを備え、前記調整器ボルトを前記開先内に挿入し前記第一の配管と前記第二の配管とを前記押さえ盤と前記フックとによって挟み込む構造を有することを特徴とする配管内面の段差調整装置。
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