JPH0619360Y2 - 発電機の自動電圧調整装置 - Google Patents
発電機の自動電圧調整装置Info
- Publication number
- JPH0619360Y2 JPH0619360Y2 JP1983195489U JP19548983U JPH0619360Y2 JP H0619360 Y2 JPH0619360 Y2 JP H0619360Y2 JP 1983195489 U JP1983195489 U JP 1983195489U JP 19548983 U JP19548983 U JP 19548983U JP H0619360 Y2 JPH0619360 Y2 JP H0619360Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- generator
- field current
- voltage
- voltage regulator
- output voltage
- Prior art date
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- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自励式交流発電機の出力電圧を一定電圧に自
動調整する自動電圧調整装置に関するものである。
動調整する自動電圧調整装置に関するものである。
(従来の技術) 自励式交流発電機は界磁電流を制御することにより出力
電圧を一定に制御することができる。
電圧を一定に制御することができる。
ところが、従来において自励式の交流発電機の出力電圧
を自動調整する自動電圧調整装置は、サイリスタの点弧
位相を制御することによって界磁電流を制御していたた
め、サイリスタのターンオン時に高調波ノイズが発生
し、このノイズが発電機の出力波形にノイズを含ませる
ことになったり、波形を歪ませたりし、特にコンピュー
タなどの外部機器に悪影響を与えるという欠点を有して
いる。
を自動調整する自動電圧調整装置は、サイリスタの点弧
位相を制御することによって界磁電流を制御していたた
め、サイリスタのターンオン時に高調波ノイズが発生
し、このノイズが発電機の出力波形にノイズを含ませる
ことになったり、波形を歪ませたりし、特にコンピュー
タなどの外部機器に悪影響を与えるという欠点を有して
いる。
また出力電圧と基準電圧との差に応じて界磁電流をリニ
アに制御するものもあるが(例えば、実開昭49−41
205号公報参照)、この場合には界磁電流制御用のパ
ワートランジスタにコレクタ損失の大きいものを用いな
ければならず、放熱フィンなどを含む回路構成が大型化
し、かつ高価になるという欠点を有している。
アに制御するものもあるが(例えば、実開昭49−41
205号公報参照)、この場合には界磁電流制御用のパ
ワートランジスタにコレクタ損失の大きいものを用いな
ければならず、放熱フィンなどを含む回路構成が大型化
し、かつ高価になるという欠点を有している。
(考案の目的) 本考案はこのような欠点を解決するためになされたもの
で、その目的は交流出力波形に含まれるノイズが少なく
なりコンピュータなどの外部機器に悪影響を与えず、小
型形状で安価にして交流発電機の出力電圧を一定電圧に
高精度に自動調整し得る自励式交流発電機の自動電圧調
整装置を提供することにある。
で、その目的は交流出力波形に含まれるノイズが少なく
なりコンピュータなどの外部機器に悪影響を与えず、小
型形状で安価にして交流発電機の出力電圧を一定電圧に
高精度に自動調整し得る自励式交流発電機の自動電圧調
整装置を提供することにある。
(考案の構成) 本考案は、界磁電流を5〜100KHz程度の高速でスイ
ッチングして通流率を変えることにより発電機の交流出
力電圧を一定値に調整するようにしたものである。
ッチングして通流率を変えることにより発電機の交流出
力電圧を一定値に調整するようにしたものである。
(実施例) 以下、実施例により本考案を説明する。
図面は、本考案の一実施例を示す回路図であって、交流
発電機(ACG)1の出力端には全波整流回路2が接続
され、界磁電流印加用の直流電圧が作られている。ま
た、ACG1の出力端には2個のダイオード3、4から
成る第2の全波整流回路5が接続され、ACG1の交流
出力電圧が直流電圧に変換された後、抵抗6および8と
コンデンサ7で形成された平滑回路を通り制御回路9に
入力されている。
発電機(ACG)1の出力端には全波整流回路2が接続
され、界磁電流印加用の直流電圧が作られている。ま
た、ACG1の出力端には2個のダイオード3、4から
成る第2の全波整流回路5が接続され、ACG1の交流
出力電圧が直流電圧に変換された後、抵抗6および8と
コンデンサ7で形成された平滑回路を通り制御回路9に
入力されている。
制御回路9は、ACG1の出力電圧を直流電圧に変換し
た電圧値と調整目標の基準電圧値とを比較し、両者の差
が零になるように界磁コイル10に直列に接続されたダ
ーリントン接続トランジスタ11のベース電流を例えば
5〜100KHzの高速でオン・オフ制御する。ここにこ
のトランジスタ11には公知のスナバ回路などを設けた
り、トランジスタ11に並列にフライホイールダイオー
ドを接続して、トランジスタ11のオフ時に界磁電流を
スナバ回路のコンデンサに流したりフライホイールダイ
オードを介して還流することによりトランジスタ11を
保護するようにするのは勿論である。
た電圧値と調整目標の基準電圧値とを比較し、両者の差
が零になるように界磁コイル10に直列に接続されたダ
ーリントン接続トランジスタ11のベース電流を例えば
5〜100KHzの高速でオン・オフ制御する。ここにこ
のトランジスタ11には公知のスナバ回路などを設けた
り、トランジスタ11に並列にフライホイールダイオー
ドを接続して、トランジスタ11のオフ時に界磁電流を
スナバ回路のコンデンサに流したりフライホイールダイ
オードを介して還流することによりトランジスタ11を
保護するようにするのは勿論である。
これにより、第1の全波整流回路2の出力端に接続され
た界磁コイル10にはダーリントン接続トランジスタ1
1を介して界磁電流が5〜100KHzの周期で流れ、A
CG1の出力電圧は制御回路9において設定されている
基準電圧値に調整される。
た界磁コイル10にはダーリントン接続トランジスタ1
1を介して界磁電流が5〜100KHzの周期で流れ、A
CG1の出力電圧は制御回路9において設定されている
基準電圧値に調整される。
界磁電流をこのように高速でスイッチングすることによ
り、ダーリントン接続トランジスタ11はコレクタ損失
の小さい安価なものを使用することができる。また、ス
イッチング周波数が高いために高周波ノイズは小容量の
コンデンサ等で簡単に吸収することができるようにな
り、外部機器への悪影響を防止することができる。
り、ダーリントン接続トランジスタ11はコレクタ損失
の小さい安価なものを使用することができる。また、ス
イッチング周波数が高いために高周波ノイズは小容量の
コンデンサ等で簡単に吸収することができるようにな
り、外部機器への悪影響を防止することができる。
さらに界磁電流は高速スイッチング制御されるから界磁
電流は滑らかな直流となり、発電機の出力も滑らかでノ
イズが少ない一定電圧の交流となる。
電流は滑らかな直流となり、発電機の出力も滑らかでノ
イズが少ない一定電圧の交流となる。
またこの実施例では、界磁電流を得るための全波整流回
路2を、出力電圧を検出するためのダイオード3、4の
全波整流回路5から独立させたから、抵抗6、8および
コンデンサ7からなる平滑回路の時定数を適切に設定で
き、例えばこの時定数を小さくして制御の応答性を高め
高精度な電圧制御を可能にすることもできる。
路2を、出力電圧を検出するためのダイオード3、4の
全波整流回路5から独立させたから、抵抗6、8および
コンデンサ7からなる平滑回路の時定数を適切に設定で
き、例えばこの時定数を小さくして制御の応答性を高め
高精度な電圧制御を可能にすることもできる。
(考案の効果) このように本考案は界磁電流を高速でスイッチングする
ことにより交流出力電圧を一定に制御するから、界磁電
流が滑らかに連続して変化する直流となり、発電機の交
流出力にノイズが含まれず、滑らかな波形になる。この
ため外部機器に全く悪影響を与えず、小型形状で安価に
して発電機の交流出力電圧を一定電圧に調整できるとい
う効果が得られる。
ことにより交流出力電圧を一定に制御するから、界磁電
流が滑らかに連続して変化する直流となり、発電機の交
流出力にノイズが含まれず、滑らかな波形になる。この
ため外部機器に全く悪影響を与えず、小型形状で安価に
して発電機の交流出力電圧を一定電圧に調整できるとい
う効果が得られる。
図は本考案の一実施例を示す回路図である。 1……交流発電機、2、5……全波整流回路、 6、8……抵抗、7……コンデンサ、 9……制御回路、10……界磁コイル、 11……ダーリントン接続トランジスタ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−140112(JP,A) 特開 昭57−22339(JP,A) 実開 昭49−41205(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】発電機出力電圧を基準電圧と比較し、その
電圧が等しくなるように界磁電流を制御する自励式交流
発電機の自動電圧調整装置において、前記発電機の交流
出力電圧を全波整流して直流界磁電流を出力する全波整
流回路と、前記界磁電流の経路に直列に接続されたスイ
ッチング素子と、発電機出力電圧を基準電圧と比較し、
両者が等しくなるように前記スイッチング素子を高速ス
イッチングして通流率を変えることにより界磁電流を制
御する制御回路とを備えたことを特徴とする発電機の自
動電圧調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983195489U JPH0619360Y2 (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | 発電機の自動電圧調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983195489U JPH0619360Y2 (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | 発電機の自動電圧調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60103299U JPS60103299U (ja) | 1985-07-13 |
JPH0619360Y2 true JPH0619360Y2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=30419811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983195489U Expired - Lifetime JPH0619360Y2 (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | 発電機の自動電圧調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0619360Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4941205U (ja) * | 1972-07-17 | 1974-04-11 |
-
1983
- 1983-12-21 JP JP1983195489U patent/JPH0619360Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60103299U (ja) | 1985-07-13 |
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