JPH0650947B2 - 直流安定化電源装置 - Google Patents

直流安定化電源装置

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JPH0650947B2
JPH0650947B2 JP60246182A JP24618285A JPH0650947B2 JP H0650947 B2 JPH0650947 B2 JP H0650947B2 JP 60246182 A JP60246182 A JP 60246182A JP 24618285 A JP24618285 A JP 24618285A JP H0650947 B2 JPH0650947 B2 JP H0650947B2
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JP
Japan
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voltage
power supply
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circuit
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Inventor
俊夫 小林
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日立照明株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は直流入力電圧が大きく変化しても安定な直流出
力電圧が得られる直流安定化電源装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
実公昭59−18866号公報にこの種従来装置が示さ
れている。ここではスイッチング用トランジスタのベー
ス電流を可変インピーダンス回路を利用して調整し、直
流入力電圧の変化に対応する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来装置の可変インピーダンス回路には直流入力電
圧を検知して作動する切替回路が付属するので、切替え
が最低の2段であっても、それら全体の構成がかなり複
雑となる。
本発明の目的は切替回路の伴わないより簡単なほぼ同様
の手段を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はスイッチング用トランジスタと、スイッチング
用トランジスタを介して直流入力電圧が印加される発振
トランスと、発振トランスの出力巻線の電圧を整流平滑
して定電圧出力を得る直流安定化電源装置を前提とす
る。
本発明においては、直流入力電圧に比例した電圧を得る
第1補助電源回路と、第1補助電源回路のそれより大き
な前記定電圧出力の電圧に比例した電圧を得る第2補助
電源回路を利用する。
そして、第1補助電源回路と第2補助電源回路との差電
圧をタイミング用トランジスタを介してスイッチング用
トランジスタのベース回路に印加する。
〔作用〕
第1補助電源回路と第2補助電源回路との差電圧はベー
ス駆動電圧として利用される。
直流入力電圧が高いと、第1補助電源回路の電圧が高
く、前記差電圧は低くなる。かくして、ベース電流は制
限される。直流入力電圧が低いと、上記とは逆にベース
電流は増加する。このため、直流入力電圧の変化を補償
した、適切なベースドライブがなされる。
前記差電圧はタイミング用トランジスタを介してスイッ
チング用トランジスタのベース回路に印加される。これ
により前記定電圧出力が得られる。このため、第2補助
電源回路の電圧も定電圧特性となる。
〔実施例〕
以下、第1図および第2図に示す実施例について説明す
る。1は交流電源、2はそれを整流する全波整流回路、
23は整流電圧を平滑する平滑コンデンサである。ここ
では、交流電源1の電圧が100Vから200Vまで広
範に変化し、平滑用コンデンサ23両端の直流入力電圧
も同様に変化する状況を想定している。
4はスイッチング用トランジスタである。スイッチング
用トランジスタ4を介して平滑コンデンサ23両端の直
流入力電圧を発振トランス16の入力巻線24に印加す
る。発振トランス16の出力巻線17の電圧はダイオー
ド18で整流され、平滑用コンデンサ19で平滑され、
負荷20に印加される。3は起動抵抗である。6はスイ
ッチング用トランジスタ4のベース回路に設けたベース
抵抗である。
100のブロックはベース制御回路である。ベース制御
回路100は電圧Vを出力する第1補助電源回路11
0、電圧Vを出力する第2補助電源回路120を含
む。この両者の差電圧(V−V)はタイミング用ト
ランジスタ7を介してベース回路に印加される。タイミ
ング用トランジスタ7に付属するベースドライブタイミ
ング回路8は、検知回路21およびホト・カプラ22を
介してフィードバックされる負荷20電圧信号を参照
し、タイミング用トランジスタ7のオン期間を制御す
る。スイッチング用トランジスタ4のオン期間もこれに
従う。かかる制御により負荷20電圧は一定となる。
第1補助電源回路110は発振トランス16に付加され
たベース巻線9、その出力を半波整流するダイオード1
0、その整流出力で充電されるコンデンサ12を含む。
第2補助電源回路120は発振トランス16に付加され
た別のベース巻線11、その出力を半波整流するダイオ
ード15、その整流出力で充電されるコンデンサ13を
含む。
スイッチング用トランジスタ4がオンの時、発振トラン
ス16の入力巻線24に平滑用コンデンサ23両端の直
流入力電圧が印加する。各ベース巻線9、11にはそれ
に比例する電圧が誘起する。このうちの第1補助電源回
路110側のベース巻線9の電圧はダイオード10を介
してコンデンサ12に印加する。この時の第2補助電源
回路120側のベース巻線11の電圧は対応するダイオ
ード15の極性が逆であるため、無視される。
スイッチング用トランジスタ4がオフの時、発振トラン
ス16の電磁エネルギが放出され、ダイオード18を介
して平滑用コンデンサ19を充電する。この状況下で
は、平滑用コンデンサ19両端の定電圧出力の電圧と一
致ないしは比例した電圧が各巻線17、24、9、11
に誘起する。このうちの第1補助電源回路110側のベ
ース巻線9の電圧は対応するダイオード10の極性が逆
であるため、無視される。第2補助電源回路120側の
ベース巻線11の電圧はダイオード15を介してコンデ
ンサ13に印加する。
ベース巻線9、11の巻数は、第1補助電源回路110
側のコンデンサ12両端の電圧Vが小さく、第2補助
電源回路120側のコンデンサ13両端の電圧Vが大
きくなるように選択される。従って、第2図に示すよう
に、両者の差電圧(V−V)は常に正のベース駆動
電圧として機能する。
第2図は平滑用コンデンサ23両端の直流入力電圧の変
化に対応した第1補助電源回路110の電圧V、第2
補助電源回路120の電圧V、両者の差電圧(V
)の推移を表したものである。ベース駆動電圧とな
る差電圧(V−V)のかかる変化は適切なベースド
ライブに好適である。
まず、入力側の平滑用コンデンサ23両端の直流入力電
圧が小さい場合は、出力側の平滑用コンデンサ19両端
電圧のそれに伴う減少を相殺するため、入力巻線24を
経由するスイッチング用トランジスタ4のコレクタ電流
を加増するように制御される。この状況下では、第2図
のように、ベース駆動電圧(V−V)を高めて、コ
レクタ電流増加に伴うドライブ不足を緩和する。
逆に、直流入力電圧が高い場合は、出力電圧の増加を相
殺するため、入力巻線24を経由するスイッチング用ト
ランジスタ4のコレクタ電流を低減するように制御され
る。この状況下では、第2図のように、ベース駆動電圧
(V−V)を下げて、コレクタ電流低減に伴うドラ
イブ過剰を緩和する。
次に、第3図の実施例について説明する。第3図装置で
は平滑用コンデンサ19両端の定電圧出力電圧が、第1
図装置における第2補助電源回路120に相当する電圧
として利用される。24は第1図装置の検知回路21お
よびホト・カプラ22に対応する。その他は第1図装置
のものと同一である。
最後の第4図の実施例について説明する。ベース巻線3
0は第1図装置のベース巻線9、11をひとつにまとめ
たものである。第1補助電源回路としては、ダイオード
28−抵抗29の直列回路の方を利用する。第2補助電
源回路としては、もう一方のダイオード26−抵抗27
の直列回路を利用する。コンデンサ25も共通である
が、このコンデンサ25と前記抵抗27ないしは29と
の間の時定数に差をもたせ、正負の充電量を調整する。
第4図のスイッチング用トランジスタ4がオンの時に
は、大きな抵抗29を含む大きな時定数回路25−28
−29−30が稼動し、コンデンサ25を負に少し充電
(放電)する。スイッチング用トランジスタ4がオフの
時には、小さな抵抗27を含む小さな時定数回路25−
30−27−26が稼動し、コンデンサ25を正に多く
充電する。このため、両者の成分を相殺したコンデンサ
25の電圧は前記第2図の(V−V)同等の傾向を
示し、適切なベース駆動電圧として機能する。
〔発明の効果〕
本発明は、直流入力電圧に比例した電圧を得る第1補助
電源回路と、第1補助電源回路のそれより大きな定電圧
出力の電圧に比例した電圧を得る第2補助電源回路を設
け、それらの差電圧をベース駆動電圧としたものであ
る。
これによれば、直流入力電圧の広範な変化を適切に補償
した適切なベースドライブ制御が行える。また、切替回
路が不要であり、かつ電源装置のもつ定電圧特性を利用
するので、ベース駆動電源全体の構成が従来のものよ
り、簡単安価となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の実施例を示す回路図、第2図はそ
の特性図、第3図は他の実施例を示す回路図、第4図は
別の実施例を示す回路図である。 4……スイッチング用トランジスタ、16……発振トラ
ンス、24……入力巻線、17……出力巻線、18……
ダイオード、19……平滑用コンデンサ、110……第
1補助電源回路、120……第2補助電源回路、7……
タイミング用トランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチング用トランジスタと該スイッチ
    ング用トランジスタを介して直流入力電圧が印加される
    発振トランスと該発振トランスの出力巻線の電圧を整流
    平滑して定電圧出力を得る直流安定化電源装置におい
    て、 前記直流入力電圧に比例した電圧を得る第1補助電源回
    路と前記第1補助電源回路のそれより大きな前記定電圧
    出力の電圧に比例した電圧を得る第2補助電源回路を備
    え、 前記第1補助電源回路と第2補助電源回路との差電圧を
    タイミング用トランジスタを介して前記スイッチング用
    トランジスタのベース回路に印加することを特徴とした
    直流安定化電源装置。
JP60246182A 1985-11-05 1985-11-05 直流安定化電源装置 Expired - Lifetime JPH0650947B2 (ja)

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JPS62107674A JPS62107674A (ja) 1987-05-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5947287U (ja) * 1982-09-21 1984-03-29 富士通株式会社 定電流回路
JPS6018190A (ja) * 1983-07-13 1985-01-30 株式会社タカラ 走行玩具用走行路の構成部材

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