JPH06193560A - 往復動型圧縮機 - Google Patents

往復動型圧縮機

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JPH06193560A
JPH06193560A JP4344482A JP34448292A JPH06193560A JP H06193560 A JPH06193560 A JP H06193560A JP 4344482 A JP4344482 A JP 4344482A JP 34448292 A JP34448292 A JP 34448292A JP H06193560 A JPH06193560 A JP H06193560A
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rotary valve
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suction
compressor
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Hiroaki Kayukawa
浩明 粥川
Toru Takeichi
亨 竹市
Keiichi Kato
圭一 加藤
Suguru Hirota
英 廣田
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】十分な体積効率を維持するとともに、公差の吸
収と回転弁の同期回転性とを両立させる。 【構成】駆動軸6にライナ23を介して吸入行程にある
各ボアの導通路と吸入室とを順次連通する吸入通路25
をもつ回転弁22を同期回転可能に結合する。駆動軸6
とライナ23とは径方向のうちx方向の移動が許容さ
れ、ライナ23と回転弁22とは径方向のうちx方向と
交差するy方向の移動が許容されている。ライナ23が
オルダム継手として機能するため、回転弁22は、公差
により駆動軸6の軸心と回転弁22の軸心とが同心状に
整合していない場合であっても、かしりを生じることな
く駆動軸6と確実に同期して回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両空調用に供して好
適な往復動型圧縮機の改良に関する。
【0002】
【従来技術】従来、例えば特開昭59−145378号
公報記載の斜板式圧縮機のように、シリンダブロックに
駆動軸と平行に形成された複数のボア内で各ピストンが
往復動することにより、冷媒ガスの圧縮を行う圧縮機が
知られている。この種の圧縮機では、シリンダブロック
の中心軸孔内に駆動軸が嵌挿支承され、各ピストンはこ
の駆動軸と共動するクランク室内の斜板に連係されて各
ボア内を直動する。シリンダブロックの端面には弁板を
介してハウジングが接合され、このハウジングにはボア
内に冷媒ガスを供給する吸入室と、ボア内でピストンに
よって圧縮された冷媒ガスが吐出される吐出室とが形成
されている。そして、吸入室からボア内への冷媒ガスの
吸入は、ピストンの下死点位置への移動により、弁板に
形成された吸入ポートと、この吸入ポートのボア側に設
けられてボア内の圧力に応じて吸入ポートを開放する吸
入弁とを介して行われる。また、ボア内から吐出室への
冷媒ガスの吐出は、ピストンの上死点位置への移動によ
り、弁板に形成された吐出ポートと、この吐出ポートの
吐出室側に設けられてボア内の圧力に応じて吐出ポート
を開放する吐出弁とを介して行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の圧縮機
では、吸入弁が閉弁状態を維持する方向に働くそれ自身
の弾性力に打ち勝って開弁するように構成されているた
め、圧力損失が大きい。この圧力損失は体積効率の悪化
に繋がってしまう。そこで、本出願人は、特願平3−2
31853号において、体積効率の優れた往復動型圧縮
機を提案した。この圧縮機では、各ボアと中心軸孔とを
放射状に連通する導通路が形成され、駆動軸にはトルク
伝達部材としてのキーを介して回転弁が同期回転可能に
結合されている。回転弁には、吸入行程にある各ボアの
導通路と吸入室とを順次連通する吸入通路が形成されて
いる。この提案の圧縮機では、キーを介して駆動軸と同
期して回転弁が回転することにより、吸入室の冷媒ガス
が順次各ボア内に吸入され、各ボアでは冷媒ガスの吸入
作用が円滑かつ安定して継続されるので、圧力損失がき
わめて小さくされる。こうして、この圧縮機では、固定
容量のものであると、可変容量のものであるとを問わ
ず、十分な体積効率を維持できる。
【0004】しかしながら、この圧縮機においては、駆
動軸、回転弁、シリンダブロック等の公差により、駆動
軸の軸心と回転弁の軸心とが同心状に整合していない場
合、回転弁がシリンダブロックの中心軸孔内でかしりを
生じることを防止すべく、回転弁の径方向への移動をあ
る程度許容する必要がある。このため、先の提案におい
ては、駆動軸とキーとの間及びキーと回転弁との間に積
極的に微小な間隙を設け、これにより公差を吸収せんと
している。かといって、かかる間隙をあまりに大きくす
れば、回転弁の同期回転性は損なわれることとなる。こ
のため、この圧縮機においては、かかる公差の吸収と回
転弁の同期回転性との両立が非常に困難であった。
【0005】本発明は、十分な体積効率を維持するとと
もに、公差の吸収と回転弁の同期回転性とを両立させる
ことを解決すべき課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の往復動型圧縮機
は、上記課題を解決するため、軸心まわりに複数のボア
を有するシリンダブロックと、該シリンダブロックの軸
孔内に嵌挿支承された駆動軸と、該駆動軸と共動するク
ランク室内の斜板に連係されて該ボア内を直動するピス
トンと、該軸孔と連通する吸入室及び該吸入室の外方域
に形成された吐出室を有して該シリンダブロックの端面
を閉塞するハウジングとを備えた往復動型圧縮機におい
て、前記各ボアと前記軸孔との間には導通路が形成され
ているとともに、前記駆動軸にはトルク伝達部材を介し
て吸入行程にある各ボアの導通路と前記吸入室とを順次
連通する吸入通路をもつ回転弁が同期回転可能に結合さ
れ、該駆動軸と該トルク伝達部材とは径方向のうち一方
向の移動が許容されて結合され、該トルク伝達部材と該
回転弁とは径方向のうち該一方向と交差する他方向の移
動が許容されて結合されているという新規な構成を採用
している。
【0007】
【作用】本発明の往復動型圧縮機では、トルク伝達部材
を介して駆動軸と同期して回転弁が回転することによ
り、吸入室の冷媒ガスが回転弁の吸入通路、吸入行程に
ある各ボアの導通路を介して順次各ボア内に吸入され、
各ボアでは冷媒ガスの吸入作用が円滑かつ安定して継続
されるので、圧力損失がきわめて小さくされる。
【0008】また、この圧縮機では、駆動軸とトルク伝
達部材とは径方向のうちの一方向の移動が許容され、か
つトルク伝達部材と回転弁とは径方向のうちの他方向の
移動が許容されている。そして、かかる一方向と他方向
とは互いに交差しており、回転弁の回転性は損なわれな
い。このため、駆動軸、回転弁、シリンダブロック等に
公差が存在しても、トルク伝達部材がオルダム継手とし
て機能し、かかる公差は吸収される。ここで、回転弁が
軸方向の移動も可能であれば、トルク伝達部材はユニバ
ーサル継手として機能する。このため、回転弁は、公差
により駆動軸の軸心と回転弁の軸心とが同心状に整合し
ていない場合であっても、シリンダブロックの中心軸孔
内でかしりを生じることなく、駆動軸と確実に同期して
回転する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例1、2を図
面に基づき説明する。 (実施例1)図1及び図2において、1は軸方向に貫通
する中心軸孔1a及び6個のボア1A〜1Fを有するシ
リンダブロックであって、このシリンダブロック1の一
端面にはフロントハウジング2が接合され、他端面には
リング状の弁板3を介してリアハウジング4が接合され
ている。フロントハウジング2内のクランク室5には、
鉄系金属からなる駆動軸6がフロントハウジング2に挿
通されるとともにシリンダブロック1の中心軸孔1aに
嵌挿され、回転可能に支承されている。この駆動軸6上
にはロータ7が固着され、このロータ7の後面側に延出
した支持アーム8の先端部には長孔8aが貫設されてい
る。この長孔8aにはピン8bがスライド可能に嵌入さ
れており、同ピン8bには斜板9が傾動可能に連結され
ている。
【0010】ロータ7の後端に隣接して駆動軸6上には
スリーブ10が遊嵌され、コイルばね11により常にロ
ータ7側へ付勢されるとともに、スリーブ10の左右両
側に突設された枢軸10a(一方のみ図示)が斜板9の
図示しない係合孔に嵌入されて、斜板9は枢軸10aの
周りを揺動しうるように支持されている。斜板9の後面
側には揺動板12がスラスト軸受等を介して支持され、
揺動板12は図示しない切欠けにより自転が拘束されて
いる。また、揺動板12の外縁には等間隔で6本のコン
ロッド14が係留され、各コンロッド14はボア1A〜
1F内のピストン15と係留されている。したがって、
駆動軸4の回転運動がロータ7及び斜板9の介入により
揺動板12の前後揺動に変換され、各ピストン15がボ
ア1A〜1F内を往復動するとともに、クランク室5内
の圧力と吸入圧力との差圧に応じてピストン15のスト
ローク及び揺動板12の傾角が変化するように構成され
ている。なお、クランク室5内の圧力はリアハウジング
4に内装された図示しない制御弁により冷房負荷に基づ
いて制御される。
【0011】リアハウジング4には、中央においてリア
側端面に開口するとともにシリンダブロック1の中心軸
孔1aと連通する吸入室17が設けられており、吸入室
17の外方域には吐出室18が形成されている。弁板3
には各ボア1A〜1Fのヘッドと連通する吐出ポート3
aが貫設され、各吐出ポート3aの吐出室18側には吐
出弁20を介してリテーナ21が挟持されている。
【0012】また、シリンダブロック1には、図2にも
示すように、各ボア1A〜1Fと中心軸孔1aとの間に
放射状に導通路2A〜2Fが形成されている。そして、
中心軸孔1a内に延出した駆動軸6の端部には、図3に
示すように、皿ばね及びトルク伝達部材としてのライナ
23を介し、図1にも示すように、中心軸孔1aと滑合
するアルミニウム系金属からなる円柱状回転弁22が装
着されている。
【0013】このライナ23では、図3に示すように、
略円板状の基板部23aからx方向に延びる長孔状の第
1係合開口部23bが開設されている。また、このライ
ナ23の基板部23aには、第1係合開口部23bと直
交するy方向に袖部23dが延在され、この袖部23d
にはy方向の両側に開く第2係合開口部23eが貫設さ
れている。このライナ23は鋼板を図中z方向から抜き
曲げ加工することによって製作されたものである。
【0014】一方、駆動軸6の端部には、ライナ23の
第1係合開口部23bから回転弁22側に突出された側
壁23cのy方向側幅と等しい幅の対向平面を有し、側
壁23cのx方向側幅より短い長さの断面略長方形の係
合軸部6aがz方向に突設されている。また、回転弁2
2の端部にはフランジ22cが軸方向に突設され、フラ
ンジ22cの切欠け22dには、ライナ23の袖部23
dが収納され、かつ第2係合開口部23eを摺動可能な
スプリングピン22aが固着されている。さらに、回転
弁22の端部中央には、ライナ23の側壁23cの外幅
及び駆動軸6の係合軸部6aを十分に遊嵌可能な凹部2
2bが凹設されている。
【0015】また、回転弁22には、図1にも示すよう
に、内面に連通する所定角度の開口が形成され、この開
口と内面とにより吸入室17と連通する吸入通路25が
形成されている。回転弁22のリア側はスラスト軸受を
介して吸入室17の内壁に支持されている。以上のよう
に構成された圧縮機は、車両空調用冷凍装置としてその
回路中に配設され、使用に供される。
【0016】この圧縮機が運転されて駆動軸6が回転す
ると、斜板9は駆動軸6とともに回転しつつ揺動し、揺
動板12は斜板9に対して回転を規制された状態で揺動
運動のみを行い、これによりピストン15がボア1A〜
1F内を往復動する。そして、ボア1A〜1F内でピス
トン15が上死点から下死点に向かって移動を開始すれ
ば、ボア1A〜1Fは吸入行程に入る。また、ボア1A
〜1F内でピストン15が下死点から上死点に向かって
移動を開始すれば、ボア1A〜1Fは圧縮・吐出行程に
入る。
【0017】ここで、図4に示すように、駆動軸6のM
方向のトルクは駆動軸6の係合軸部6aから第1係合開
口部23bの側壁23cによりライナ23に伝達され、
ライナ23のM方向のトルクは第2係合開口部23eか
らスプリングピン22aにより回転弁22に伝達され
る。こうして、ライナ23を介して駆動軸6と同期して
回転弁22が図2に矢視する方向に回転することによ
り、吸入行程にあるボア1A〜1Fは、それらの導通路
2A〜2Fが吸入通路25と連通し、吸入室17の冷媒
ガスが吸入通路25、導通路2A〜2Fを介して順次各
ボア1A〜1F内に吸入される。
【0018】その後、回転弁22の回転により、各ボア
1A〜1Fが圧縮・吐出行程にあれば、それらの導通路
2A〜2Fが吸入通路25とは連通せず、回転弁22の
シール部位によって閉塞されている。このとき、圧縮行
程のボア1A〜1F内は未だ吐出室18内の圧力より低
く、吐出弁20は閉弁されている。また、吐出行程にあ
るボア1A〜1Fも、その導通路2A〜2Fが吸入通路
25とは連通せず、回転弁22のシール部位によって閉
塞されている。しかし、このとき、吐出行程にあるボア
1A〜1F内は吐出室18内の圧力より高くなり、吐出
弁20が開弁される。
【0019】こうして、ピストン15の往復動と同期回
転する回転弁22を介して、各ボア1A〜1Fは、順次
吸入・圧縮・吐出行程を繰り返す。このとき、吸入行程
にあるボア1A〜1Fは、導通路2A〜2F、吸入通路
25を介して吸入室17と連通され、冷媒ガスの吸入作
用が円滑かつ安定して継続されるので、圧力損失がきわ
めて小さくされる。したがって、この圧縮機では、十分
な体積効率を維持することができる。
【0020】また、この圧縮機では、図4に示すよう
に、ライナ23の第1係合開口部23bの側壁23cに
沿って駆動軸6の係合軸部6aが移動可能であることに
より、ライナ23は駆動軸6に対してx方向の移動が許
容されている。また、ライナ23の第2係合開口部23
eに沿って回転弁22のスプリングピン22aが移動可
能であることにより、回転弁22はライナ23に対して
y方向の移動が許容されている。ここで、回転弁22の
凹部22bはライナ23の側壁23c及び駆動軸6の係
合軸部6aを十分に遊嵌しているため、駆動軸6とライ
ナ23とのx方向の移動及びライナ23と回転弁22と
のy方向の移動は阻止されない。また、回転弁22のz
方向の移動も皿ばねの付勢力に抗する範囲で可能であ
る。そして、x方向とy方向とは直交しており、回転弁
22の回転性は損なわれない。このため、駆動軸6、回
転弁22、シリンダブロック1等に公差が存在しても、
ライナ23がユニバーサル継手として機能し、かかる公
差を吸収する。このため、回転弁22は、公差により駆
動軸6の軸心と回転弁22の軸心とが互いに平行、屈
折、離反していても、シリンダブロック1の中心軸孔1
aと衝突することなく、駆動軸6と確実に同期して回転
する。このため、回転弁22は、公差により駆動軸6の
軸心と回転弁22の軸心とが同心状に整合せず、平行、
屈折、離反していても、回転弁22はシリンダブロック
1の中心軸孔1a内でかしりを生じることなく、駆動軸
6と確実に同期して回転する。
【0021】したがって、この圧縮機では、十分な体積
効率を維持できるとともに、公差の吸収と回転弁22の
同期回転性とを両立させることができる。また、この圧
縮機では、ライナ23を比較的容易に製造できることか
ら製造コストの低廉化を図ることができる。さらに、こ
の圧縮機では、駆動軸6が鉄系金属であるためトルク伝
達の際の強度は確保され、回転弁22がアルミニウム系
金属であるため軽量化が図られている一方、ライナ23
は比較的軽量であり、回転弁22とライナ23との合計
がさほど重量化せず、圧縮機の軽量化を確実に実現する
ことができる。
【0022】なお、この圧縮機では皿ばねをリアハウジ
ング4側に設けることもできる。 (実施例2)この圧縮機は、図5に示すライナ24及び
回転弁26を採用したものである。他の構成は実施例1
と同一であるため、同一の構成については同一符号を付
し、同一の構成及び作用の説明は省略する。
【0023】ライナ24では、実施例1と同様に、略円
板状の基板部24aからx方向に延び、係合軸部6aと
整合する係合開口部24bが開設され、この係合開口部
24bの周囲には側壁24cが形成されている。また、
このライナ24の基板部24aには、駆動軸6の回転方
向に対向する押圧面24dが係合開口部24bと直交す
るy方向に延在して屈曲されている。このライナ24も
鋼板を図中z方向から抜き曲げ加工することによって製
作されたものである。
【0024】一方、回転弁26の端部に突設されたフラ
ンジ22cの回転方向側の切欠け22dにはライナ24
の押圧面24dが当接されている。この圧縮機において
も、図6に示すように、ライナ24の係合開口部24b
の側壁24cに沿って駆動軸6の係合軸部6aが移動可
能であることにより、駆動軸6とライナ24とはx方向
の移動が許容されている。また、ライナ24の押圧面2
4dに沿って回転弁26の切欠け22dが移動可能であ
ることにより、回転弁26はライナ24に対してy方向
の移動が許容されている。
【0025】したがって、この圧縮機においても、実施
例1と同様の作用及び効果を奏することができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の往復動型
圧縮機では、特許請求の範囲記載の構成を採用している
ため、十分な体積効率を維持するとともに、公差の吸収
と回転弁の同期回転性とを両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の圧縮機の縦断面図である。
【図2】実施例1の圧縮機の横断面図である。
【図3】実施例1の圧縮機に係り、要部分解斜視図であ
る。
【図4】実施例1の圧縮機に係り、要部断面図である。
【図5】実施例2の圧縮機に係り、要部分解斜視図であ
る。
【図6】実施例2の圧縮機に係り、要部断面図である。
【符号の説明】 1…シリンダブロック 1a…中心軸孔 1A
〜1F…ボア 3…弁板 4…リヤハウジング 6…
駆動軸 5…クランク室 9…斜板 15
…ピストン 17…吸入室 18…吐出室 2A
〜2F…導通路 22、26…回転弁 23、24…ライナ(トルク
伝達部材) 25…吸入通路 x方向…一方向 y方
向…他方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣田 英 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸心まわりに複数のボアを有するシリンダ
    ブロックと、該シリンダブロックの軸孔内に嵌挿支承さ
    れた駆動軸と、該駆動軸と共動するクランク室内の斜板
    に連係されて該ボア内を直動するピストンと、該軸孔と
    連通する吸入室及び該吸入室の外方域に形成された吐出
    室を有して該シリンダブロックの端面を閉塞するハウジ
    ングとを備えた往復動型圧縮機において、 前記各ボアと前記軸孔との間には導通路が形成されてい
    るとともに、前記駆動軸にはトルク伝達部材を介して吸
    入行程にある各ボアの導通路と前記吸入室とを順次連通
    する吸入通路をもつ回転弁が同期回転可能に結合され、
    該駆動軸と該トルク伝達部材とは径方向のうち一方向の
    移動が許容されて結合され、該トルク伝達部材と該回転
    弁とは径方向のうち該一方向と交差する他方向の移動が
    許容されて結合されていることを特徴とすることを特徴
    とする往復動型圧縮機。
JP4344482A 1992-12-24 1992-12-24 往復動型圧縮機 Expired - Fee Related JP3018801B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010058998A3 (ko) * 2008-11-20 2010-07-29 두원공과대학교 로터리밸브를 장착한 사판식 압축기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010058998A3 (ko) * 2008-11-20 2010-07-29 두원공과대학교 로터리밸브를 장착한 사판식 압축기

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