JPH06193426A - 圧縮機の消音器 - Google Patents

圧縮機の消音器

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Publication number
JPH06193426A
JPH06193426A JP25551093A JP25551093A JPH06193426A JP H06193426 A JPH06193426 A JP H06193426A JP 25551093 A JP25551093 A JP 25551093A JP 25551093 A JP25551093 A JP 25551093A JP H06193426 A JPH06193426 A JP H06193426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
muffler
compressor
sound absorbing
silencer
gas
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25551093A
Other languages
English (en)
Inventor
Song Choi
ソン チョイ
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LG Electronics Inc
Original Assignee
Gold Star Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06193426A publication Critical patent/JPH06193426A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体流動により発生する騒音を低減するため
の圧縮機の消音器を提供することである。 【構成】 ガスの流路であるマフラー100の内部に多
孔質焼結金属、発泡金属又は網紗等の多孔質の吸音部材
110を充填して圧縮ガスが吸音部材110を通過する
ように構成することにより騒音が低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスが流動される通路に
多孔性吸音部材を内装することにより、流体流動により
発生する騒音を低減する圧縮機の消音器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、圧縮機は密閉容器の内部にガス
を圧縮する圧縮装置と圧縮のための動力を供給する駆動
装置とから構成され、圧縮方式と駆動方式に応じて往復
動式、ロータリー式、スクロール式等に分類される。一
般に、圧縮装置はモーターにより駆動される。モーター
駆動による圧縮機はモーターの回転子と一体に形成され
て共に回転して回転力を圧縮部に伝達する回転軸と、回
転軸を支持するベアリングと、回転軸により作動される
ピストンと、ピストンの作動空間を形成するシリンダ
と、シリンダに吸入されるかシリンダから吐出されるガ
スの流れを制御するバルブと、ガスが流動される吸入パ
イプ及び吐出パイプと、流動されるガスの騒音を減らす
ための吸入マフラー及び吐出マフラーとから構成されて
いる。
【0003】このように構成される圧縮機は、電源が印
加されると、モーターが圧縮装置のピストンを駆動して
ガスを吸入マフラーと吸入パイプ又は吸入口を通じて吸
入し、シリンダで圧縮されたガスを吐出口、吐出パイプ
及び吐出マフラーを通じて排出する。ここで、吸入マフ
ラーと吐出マフラーは吸入及び吐出されるガスの流れに
より騒音が発生することを減らすために設置されたもの
で、ヘルムホルツ共鳴器とサージホール等の共鳴形消音
器が使用され、ガスの流路に多段に複数個を設置して騒
音を低減する構造により流路面積の拡大及び収縮による
騒音低減効果を得るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな消音器は、マフラーを通過した後のガスが同時に騒
音を発生させ、かつマフラーのハウジングを透過して外
部へ放射されるため、これを補完するためにマフラーの
ハウジングを太く形成した。これにより、材料及び加工
費用が上昇し、重畳が重くなって組立が面倒であり、放
熱されなくてモーター及び圧縮機の効率を低下させる問
題点があった。従って、本発明は前記従来の問題を解決
するためになされたもので、ガスが流動される通路に設
置される多孔質の吸音部材を内装することにより、流体
の流動により発生する騒音を低減し得る圧縮機の消音器
を提供することをその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るための本発明は、ガスの流路上に設置されるマフラー
のハウジングの内部に多孔質の焼結金属、発泡金属又は
網紗等の多孔質の吸音部材を充填して圧縮ガスが吸音部
材を通過するようにすることにより騒音を低減すること
である。
【0006】
【実施例】以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説
明すると次のようである。本発明による圧縮機の消音器
は、図1に示すように、圧縮機のガス流路上に設置され
るマフラー100に多孔質物質又は繊維組織のような吸
音部材110を充填することをその技術的構成の基本特
徴とする。
【0007】ここで、吸音部材110は金属又は非金属
を焼結するか発泡して構成し得、その一例としてアルミ
ニウム又は銅を焼結するか発泡した多孔質の焼結金属又
は発泡金属を用いることができる。又、本発明の他の実
施例として、金属又は非金属材料を網紗形に構成しその
網紗を多数回重ねた構造とし得、その一例としてステン
レス系束子を用いることもできる。このような吸音部材
110はガスの流路又はマフラー100に充填されて、
ガスの流動により発生する音響エネルギーを吸収する。
【0008】一方、本発明が適用されたロータリー圧縮
機は、図2に示すように、密閉容器11の内周面にシリ
ンダ12が固定され、シリンダ12の一側には吐出口1
3が上下方に貫通して形成され、シリンダ12の他側に
は吸入口14が側壁を貫通して形成されている。又、シ
リンダ12の上端にはメーンベアリング15が吐出口1
3に連通されるように固定され、シリンダ12の下端に
はサブベアリング16が吐出口13に連通されるように
固定される。シリンダ12の上部に設置されるモーター
の回転軸17はメーンベアリング15とサブベアリング
16のハブに回転可能に貫通し、シリンダ12の内部に
は偏心ローラー18が回転軸17と一体で回転可能に設
置される。サブベアリング16の下端部には外郭を覆う
マフラー100が付着され、マフラー100の内部には
吸音部材110が充填される。
【0009】又、本発明が適用されるスクロール圧縮機
は、図3に示すように、上端部に吸入管21が連結され
る外郭ケーシング22の内側にフレーム23が支持さ
れ、フレーム23の下部にはモーターが設置され、モー
ターの上部の回転軸24により駆動可能に連結される圧
縮装置25がフレーム23の上部に支持される。圧縮装
置25の上端部と外郭ケーシング22の上端部との間に
は吐出用マフラー100が形成され、このマフラー10
0には圧縮装置の吐出口26が連結される。吐出用マフ
ラー100の内部には吸音部材110が充填される。
【0010】図4及び図5は本発明が適用される往復動
式圧縮機を示すもので、外郭ケーシングを形成するシェ
ル31の内部には電動部32がフレーム33により支持
され、電動部32の回転軸と一体に構成されるクランク
軸34の上部には圧縮装置が連結される。又、圧縮装置
はクランク軸34により作動されるピストン35と、該
ピストン35が挿入されるシリンダ36と、該シリンダ
36の上部に付着されるヘッドカバー37とから構成さ
れる。ヘッドカバー37の一側には吸入用マフラー10
0が装着され、ヘッドカバー37の他側には吐出用マフ
ラー100が装着される。吸入用マフラー100と吐出
用マフラー100の内部には吸音部材110が充填され
る。
【0011】このように構成される本発明は、圧縮機の
圧縮装置のマフラー100の内部に吸音部材110を充
填し、流動ガスが吸音部材110の小孔を通過するよう
にして、音波の方向が周辺の吸音物質の組織により変わ
るようにすることにより、ガス流動のより発生する音響
エネルギーの損失を増大して騒音を減らすことになる。
【0012】このような吸音部材110をロータリー圧
縮機のマフラー100内に充填した時の実験結果は次の
ようである。R22冷媒を5.3 Kgf/cm2Gの圧力で吸
入して20.1 Kgf/cm2Gの圧力で吐出する場合、既存
のマフラーでは63.5dBAの騒音が発生し、本発明の
マフラーでは58.0dBA の騒音が発生した。特に、5
00Hz以上の全領域での騒音の低減が著しかった。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、従来の
空洞形の消音器形態のガス流路に吸音部材を充填するこ
とにより、吸音部材を通過する高圧の圧縮ガスが吸音部
材の多孔性組織にぶつかって音響エネルギーを失い、方
向変更による干渉により騒音低減効果が非常に向上され
る。又、騒音低減効果によりマフラーのハウジングを比
較的薄く形成し得るので、材料及び加工費用が低廉にな
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の消音器を示す断面図である。
【図2】本発明が適用されたロータリー圧縮機の圧縮装
置を示す部分断面図である。
【図3】本発明が適用されたスクロール圧縮機の圧縮装
置を示す部分断面図である。
【図4】本発明が適用された往復動式圧縮機の圧縮装置
を示す部分断面図である。
【図5】本発明が適用された往復動式圧縮機のガス流路
を示す断面図である。
【符号の説明】
11…密閉容器 12…シリンダ 13…吐出口 14…吸入口 15…メーンベアリング 16…サブベアリング 17…回転軸 18…偏心ローラー 21…吸入管 22…外郭ケーシング 23…フレーム 24…回転軸 25…圧縮装置 26…吐出口 31…シェル 32…電動部 33…フレーム 34…クランク軸 35…ピストン 36…シリンダ 37…ヘッドカバー 100…マフラー 110…吸音部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス流路上に設置されるマフラーの内部
    に多孔質の吸音手段が充填されることを特徴とする圧縮
    機の消音器。
  2. 【請求項2】 前記吸音手段は焼結された多孔質焼結金
    属であることを特徴とする請求項1記載の圧縮機の消音
    器。
  3. 【請求項3】 前記吸音手段は発泡された発泡金属であ
    ることを特徴とする請求項1記載の圧縮機の消音器。
  4. 【請求項4】 前記吸音手段は網紗を多数層に重畳した
    構造であることを特徴とする請求項1記載の圧縮機の消
    音器。
  5. 【請求項5】 前記網紗はステンレス材質により形成さ
    れることを特徴とする請求項4記載の圧縮機の消音器。
  6. 【請求項6】 前記網紗は非金属材質により形成される
    ことを特徴とする請求項4記載の圧縮機の消音器。
JP25551093A 1992-10-13 1993-10-13 圧縮機の消音器 Withdrawn JPH06193426A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR920019638 1992-10-13
KR19638/1992 1992-10-13

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06193426A true JPH06193426A (ja) 1994-07-12

Family

ID=19341690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25551093A Withdrawn JPH06193426A (ja) 1992-10-13 1993-10-13 圧縮機の消音器

Country Status (1)

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JP (1) JPH06193426A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004500934A (ja) * 2000-06-16 2004-01-15 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 呼吸マスクシステム用圧力調整器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001226