JP2004500934A - 呼吸マスクシステム用圧力調整器 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、圧縮空気源から呼吸マスク着用者に空気の強制的な流れを提供するタイプの呼吸マスクシステムに関する。
【0002】
背景分野
呼吸マスクの1つの共通の目的は、着用者の呼吸系に汚染物質が入らないようにすることである。呼吸マスクは通常、ある形態では、着用者の少なくとも鼻および口の回りに呼吸領域を提供するように形成されたヘッドピースを具備している。一部の呼吸マスクにおいて、着用者の呼吸機能は、フィルタを通じて空気を呼吸領域に単に引き込ませるだけにすぎない。しかし、他の呼吸マスクは、呼吸領域に濾過された空気の強制的な流れを提供することによって、着用者がフィルタの抵抗に逆らって吸入しなくても済むようにすると同時に、呼吸マスクにおける任意の漏れが外向的である(すなわち、呼吸領域の中に入るのではなく、呼吸領域から外へ出る)ことを保証する。ある種の作業環境、特に着用者に肉体的な要求をする作業環境および着用者が呼吸領域を通って流れる空気の冷却効果から恩恵を受ける可能性がある作業環境では、強制的な空気の流れを用いる呼吸マスクが好ましい。
【0003】
呼吸マスクのヘッドピースの呼吸領域への空気の強制的な流れは、その電源と共に、呼吸マスク着用者によって携行されることができるファンまたは送風機によって生成されてもよい(動力付きシステムとして公知である)。別法として、空気の強制的な流れは、固定または移動可能のいずれであってもよい圧縮空気源から得られてもよい(供給空気システムとして公知である)。そのような場合には、呼吸マスクのヘッドピースは、空気がヘッドピースに供給される圧力を適切なレベルに減じるため、調整器を通じて空気源に接続される。供給空気システムにおいて用いる場合に適した呼吸マスクのヘッドピースの例は、欧州特許第EP−A−0602847号、英国特許第GB−A−2032284号、米国特許第US−A−3963021号および米国特許第US−A−4280491号に記載されている。一部の供給空気システムにおいて、圧力調整器は、呼吸マスク着用者によって携行される装備の一部であり、そのような場合には通常、着用者のウエストにあるベルトに取付けられ、着用者が利用しやすいコントロールノブを具備し、そのノブによってヘッドピースへの空気の流れを調整することができる。別のシステムでは、圧縮空気が壁に取付けられたソケットを通じて供給され、圧力調整器はソケットに位置していてもよい。
【0004】
有毒環境または水中における使用を対象にしたいわゆる「内蔵型呼吸装置」もまた、1つ以上の圧力調整器によって圧縮空気源から得られた空気を利用者に供給する。しかし、その場合には、ヘッドピースは、たとえば、国際出願特許第WO97/30753号、国際出願特許第WO97/46281号、欧州特許第EP−A−0631795号、欧州特許第EP−A−0766979号、欧州特許第EP−A−0921066号に記載されているようなぴったりとしたマスクの形態をとっている。一般に、このタイプのシステムで用いられる圧縮空気の圧力は比較的高く、用いられる圧力調整器の構成は、供給空気システムで用いられる構成より必然的に複雑である。そのため、使用者にヘッドピースの中の空気の流れに関するほとんど制御を提供しないという事実があるにもかかわらず、標準的な(コストの低い)調整器装置が一般に用いられてきている。
【0005】
圧縮空気源は、雑音を発生する。呼吸マスクシステムおよび呼吸装置の場合には、その雑音はヘッドピースまたはマスク、すなわち利用者の耳に伝達される恐れがある。そのような雑音に曝されることはきわめて不快である場合があるという事実にもかかわらず、呼吸マスクシステムにおける雑音低減に注意が払われることはあまりなく、完全に無視されていることが多い。雑音低減構成を組み込んだ呼吸マスクシステムの例としては、商標名「Airstream AH 18」および「Visionair」で、Minnesota Mining and Munufacturing Company of St.Paul,Minnesota,USAから市販されているものが挙げられる。最初に述べたシステムでは、雑音低減は、圧力調整器から呼吸マスクのヘッドピースへ通じる低圧ホースに収容される2枚の焼結ディスクによって実現され、第2のシステムでは、ヘッドピース自体の中の給気筒に覆いをかけることによって実現される。
【0006】
システムが特定の利点を提供する場合であっても、利用者は、コストを理由に質の劣ったシステムで間に合わせる気になる可能性があるため、呼吸マスクシステムのコストはきわめて重要な要因である。したがって、効率的な圧力調整および雑音低減が着用者に利益をもたらすことは知られており、供給空気式呼吸マスクシステムの利用によって不快感を少なくすると推測されるが、コストを理由に提供されないことが多い。本発明は、許容可能なコストで呼吸マスクシステムに圧力調整および雑音低減を提供することができることに関する。
【0007】
発明の開示
本発明は、呼吸マスクのヘッドピースに空気の調整された流れを供給するために、呼吸マスクシステムにおいて用いるための調整器アセンブリを提供する。このアセンブリは、
比較的高圧で空気源に接続するための空気流入ポートおよび呼吸マスクのヘッドピースに接続するための流出ポートを含むハウジングであって、空気流入ポートと連通している気圧低減ステージおよび気圧低減ステージと流出ポートとの間でハウジング内の気流経路に位置する雑音低減ステージを収容するハウジングを含み、雑音低減ステージが気流経路に沿う方向で互いに離隔された第1および第2の雑音低減部材を含み、第1の雑音低減部材は気圧低減ステージの空気出口に隣接して位置し、第1の雑音低減部材によって気圧低減ステージから気流を偏向させるように配置されたディフレクタ部材を含み、そのことによって、気流を、それが第2の雑音低減部材に達する前に気流を拡散させる。
【0008】
本願明細書で用いるとき、「空気」なる語は、呼吸に適した気体を含む。
【0009】
本発明によるアセンブリの部分を形成する気圧低減ステージの適切な構造によって、数多くの供給空気式呼吸マスクシステムにおいて用いるのに適した標準的なアセンブリを手軽に供給することができる。この規格化によって、実質的なコスト削減を行うことができ、言い換えれば、適正価格で供給空気式呼吸マスクシステムに効果的な圧力調整および雑音低減を提供することができることになる。
【0010】
ほんの一例として、本発明による調整器アセンブリが添付の図面を参照して説明される。
【0011】
好ましい実施形態の詳細な説明
図1に示される呼吸マスクは、ヘルメット1の形を取ったヘッドギアを含み、使用中には、着用者の鼻および口を含む着用者の頭の部分の周囲に実質的に閉じた呼吸領域を規定している。ヘルメット1は、(i)呼吸マスク着用者の頭の上部、後部および側部にわたって延在するように意図されたシェル3と、(ii)着用者の顔を覆うためにシェルの前部から下側に延在するバイザ5と、具備している。使用中、シェル3は、ハーネス(図では見ることができない)によって着用者の頭に支持され、シール(同じく、図では見ることができない)がシェル3と着用者の頭とのギャップを塞ぐために設けられ、着用者の顎およびヘルメットの底部に近い位置に身につけるために、可撓性膜7がバイザ5の下縁から延在している。
【0012】
可撓性低圧ホース9が、ヘルメット1の後部から延在して、調整器アセンブリ11によってヘルメットの内側と接続し、可撓性高圧空気線13が濾過された圧縮空気の源(図示せず)に接続されている。濾過された圧縮空気は、固定された壁取付けソケット(図示せず)を通じて提供されてもよく、可能であれば別の濾過装置によって微粒子、水分および/または匂いを除去するために、高圧線13の遠隔端部が着脱可能であるように接続することができる。別法として、圧縮空気源は、適切な圧力調整器を有する圧縮空気シリンダであってもよい。
【0013】
調整器アセンブリ11(以下にさらに詳細に述べる)は、着用者のウエストで装着されることができるようにするために、ベルト14を備えている。
【0014】
呼吸マスクが使用中であるとき、圧縮空気源から濾過された空気が、高圧線13によって調整器アセンブリ11に供給される。呼吸マスクが関連する安全要件および呼吸マスク着用者の要件を満たす空気の流れを提供するために、調整器アセンブリ11では、空気の圧力が低減される。次に、空気は、低圧ホース9によって呼吸領域(着用者の頭の周囲にあるヘルメット1によって規定される)に供給され、着用者によって吸入される。余分な濾過された空気および呼気は、シールにおける自然漏れおよび特にその目的のために着用者の口に隣接する位置にヘルメット1に形成された通気口によって、呼吸領域から排気される。場合によっては、余分な濾過された空気および呼気を呼吸領域から排気する経路を提供するために、一方通行の排気弁が、着用者の口に隣接する位置のヘルメットに設けられるが、本質的な特徴ではない。余分な濾過された空気および呼気がヘルメットから排気される速度は一般に、わずかな正圧(約2〜4Pa)によって呼吸領域内を増大させるが、これも本質的な特徴ではない。
【0015】
今度は、呼吸マスクシステムから外されたアセンブリを示す図2〜図5を参照して、調整器アセンブリ11についてさらに詳細に述べる。アセンブリ11のさまざまな構成要素はケーシング15内に収容され、ケーシング15内は1つの下部隅にある吸入ポート17を有し、そのポート17を通じて圧縮空気がアセンブリに入る。空気は、吸入ポート17から匂いフィルタ18を通過して気圧低減ステージ(概して19で示される)に達し、ケーシングの上部の流出ポート23を通じてアセンブリから出る前に雑音低減ステージ21を通過する。使用中には、高圧線13は、吸入ポート17で任意の適切なタイプの圧縮空気迅速離脱継手13a(図1)によって調整器アセンブリ11に取付けられてもよく、低圧ホース9はたとえば差し込み接続によって、流出ポート23に取付けられる。ケーシング15の後部にブラケット24を位置決めすることができ、ブラケット24を通じて呼吸マスク着用者のウエストに調整器アセンブリ11を取付けるためにベルト14を螺着することができる。呼吸マスクが使用中である場合には、ブラケットに対してアセンブリ11を旋回動することができるリベット24aによって、ケーシング15に固定されることが好都合である。したがって、調整器アセンブリ11は旋回させ、呼吸マスク着用者の運動に対してその向きを調整することができる。
【0016】
アセンブリの気圧低減ステージ19は、圧縮空気源(一般に2〜10バールの範囲にある)を代表する弁から吸入する空気の圧力を呼吸マスクシステムのヘルメット1(図1)に空気の適切な流れを提供すると推測されるレベルまで低減するために作用する圧力調整器を具備している。通常、調整器から排気される空気の圧力は、約1.5〜2バールの範囲にあると推測される。圧力調整器は、公知の装置であり、たとえば、国際出願特許第WO99/13945号、国際出願特許第WO97/13185号、米国特許第US−A−5586569号、米国特許第US−A−3926208号、米国特許第US−A−3811400号、欧州特許第EP−A−0586078号、欧州特許第EP−A−0303583号に示すようなさまざまな形態がある。
【0017】
アセンブリ11の気圧低減ステージ19に用いるための調整器は、所与の調整器設定のために、少なくとも3〜8バールの範囲(2〜10バールの範囲であれば好ましい)にある任意の吸入圧力の空気の略一定の流れを供給することが好都合である。調整器は、約150l/分〜約305l/分の範囲内の選択されたレベルで空気の略一定の流れを供給することができることが望ましい。呼吸マスクからの空気の流れを調整することができるようにするために、調整器の上部にあるコントロールノブ25は、アセンブリ11のケーシング15から突出している。呼吸マスクが使用中である場合には、コントロールノブ25は、呼吸マスク着用者によって利用しやすく、任意の所望の位置に固定されることができるようにするためにロッキングカラー30を備えている。
【0018】
今度は、図5を参照して、好ましい形態の調整器の構成および動作について簡単に述べる。明確にするために、調整器の構成部材の一部は、図4から省略されていたことに留意されたい。
【0019】
調整器は、正確な圧力(および流れ)調整を行うために、圧力感応ダイアフラム33によって制御される平衡ポペット弁27、28を具備している。ポペット弁は、フィルタ18の下流側の入口通路29から出口通路30への空気の流れを制御するために、弁座28と連動する弱いばね27aによって推進される弁ポペットアセンブリ27を具備している。空気(ここでは低減された圧力である)は、出口通路30から雑音低減ステージ21(以下にさらに詳細に述べる)を経て、調整器アセンブリ11の流出ポート23へ通過する。弁ポペット27の弁棒31は、圧力感応ダイアフラム33の一側面にある制御室32の中に延在し、この制御室は、開口部34によって出口通路30と連通している。ダイアフラム33は、コントロールノブ25を回転することによって調整される圧力をばね35によって他方の側面から偏らせている。
【0020】
コントロールノブ25がその範囲の一端にある場合には、ばね35によってダイアフラム33に印加される圧力が最小であり、調整器は、圧縮空気源からの吸入圧力の正常範囲に対して調整器アセンブリ11の流出ポート23に空気の略一定の最小の流れ(通常は約150l/分)を供給するように作用する。これは、以下のように実現される。
【0021】
ダイアフラム33は、ばね35によって決定される位置を選定し、次に弁座28に対する弁ポペットアセンブリ27の位置を調整する。高圧ホース13によって供給される空気は、ポペット弁を通って流れ、出口通路30において結果として生じる圧力は、開口部34を通じて制御室32と連通し、その結果、平衡が実現されるまで、ダイアフラム33の位置(および弁座28に対する弁ポペットアセンブリ27の位置)を調整することになる。空気供給圧力における任意の変動または(たとえば、低圧ホース9におけるねじれによって生じ得る)流出ポート23における圧力の変化は、出口通路30の圧力に反映され、調整器からの空気の流れを必要な最低レベルで略一定に維持するために、直ちにダイアフラム33の位置(および弁座28に対する弁ポペットアセンブリ27の位置)の再調整を行うことになる。
【0022】
調整器アセンブリによって供給される最小気流レベルは一般に、調整要件を満たすために十分な保護を呼吸マスク着用者に提供するために選択される。呼吸マスク着用者がヘルメット1への空気の流れを増大させること(すなわち、たとえば冷却を増大するために、上述の150l/分を超える流れ)を必要とする場合には、着用者は、ダイアフラム33のばね35によって印加される圧力を増大して、弁座28から弁ポペットアセンブリ27を遠い方に移動させるようにコントロールノブ25を調整する。しかる後に、上述したように、空気供給圧力の変動または変化および流出ポート23における圧力の変化に関係なく、調整器は、新たなレベルで排気流を略一定に維持するように作用する。
【0023】
アセンブリ11の気圧低減ステージ19として用いられる調整器は、図5を参照して上述した特定の構成を有する必要はなく、他の形態の調整器を用いることも可能であることを十分に理解されたい。しかし、圧縮空気源から吸入する圧力の正常範囲にわたってコントロールノブ25の任意の特定の設定に関して、略一定の排気圧力(および空気の略一定の流れ)を供給するように迅速に反応する調整器を利用することが好ましい。次いで、図4および図5の両方に示されているように、空気の調整された流れを雑音低減ステージ21によってアセンブリ11の流出ポート23に供給する。
【0024】
アセンブリ11の雑音低減ステージ21は、雑音低減材料から形成され、かつ気圧低減ステージ19の出口通路30から空気の流路に位置する2枚のマフラディスク41、43を具備している。ディスクは、チェンバ45によって互いから離隔されている。ディスク41、43は、たとえば、焼結ポリマー材料または金属材料などの任意の適切な材料から形成されてもよく、両方が同一の材料から形成される必要はない。ディスク41、43に適した材料の例としては、厚さ約6mmの高密度ポリエチレンおよびポリプロピレンが挙げられる。第1のマフラディスク41は、通路30からの出口39の直前に位置し、(図4に見られるように)その平面の1つが出口を指向し、通路30から排気される空気はディスクの上部分の領域に当たるようになっている。出口39の断面積は通常、ディスクの平面の面積に比べてきわめて小さく、出口39からの空気が万一ディスクにまっすぐ通過される場合には、ディスクの消音効果は比較的小さいと推測される。このような事態を避けるために、ケーシング15の成形の一部として形成されるディフレクタ板47が、出口39に対向する側のディスク41の上半分を覆うために設けられ、それによって、ディスクの下半分からチェンバ45へ抜け出るようにするためにディスクを通って空気を下側にそらせる。したがって、第1のディスク41は、調整器出口39から抜け出る空気の雑音を緩和し、ディフレクタ47と組み合わせて、気流を拡散するようにも作用する。気流はさらに、チェンバ45で拡散され、さらに雑音低減が行われる第2のマフラディスク43に当たって、通過する前に、90°回転される。したがって、空気は、流出ポート23を通って、アセンブリ11から排気される。流出ポート23は、好都合なことに、図面に示されているように垂直に対して傾斜され、低圧ホース9のさまざまな位置に応じてシート49において回転可能である。
【0025】
ディフレクタ板47の利用は、調整器出口39のすぐ隣に位置しているにもかかわらず、ディスク41に消音効果を実現することができるほか、材料の広い領域を通じて空気を流すよう働きかけるため、その効果を実際に向上させる。2枚のマフラディスク41、43の利用は、1枚のみのディスクを用いる場合に必要であると推測されるよりさらに多孔質の材料を用いて所望の雑音低減を実現することができるため、有利である。アセンブリ11の雑音低減ステージ21は、65dB未満のレベルまで、着用者の耳で測定される雑音レベルを低減することが好ましい。
【0026】
調整器アセンブリ11における匂いフィルタ18は、圧縮空気システムにおける匂いを低減するために設けられる。そのようにしない場合には、呼吸マスクのヘルメット1への空気と共に匂いは維持されると推測される。匂いフィルタは、調整器アセンブリ11の動作にとって本質的な特徴ではなく、省略することも可能である。図4および図5において、匂いフィルタ18はアセンブリの気圧低減ステージ19への入口に位置しているが、その位置は本質的な特徴ではなく、フィルタは、調整器19の高圧側の気流路の他の場所(ケーシング15の外側を含む)に配置することも可能である。匂いフィルタ18は、たとえば、カーボンフィルタなどの任意の適切なタイプであってもよい。
【0027】
高圧ホース13によって供給される空気の圧力が一定レベルを下回るような場合に、呼吸マスク着用者に警告を発するために、調整器アセンブリ11はまた、ケーシング15の下部ポート52に位置するホイッスル51を含む。ポート52は、開口部53によって調整器アセンブリ11の吸入ポート17と連通しており、高圧ホース13によって匂いフィルタ18に供給される空気の圧力はまた、ホイッスル51の本体55の隣接開放端54にも供給される(ホイッスルをさらに詳細に示し、調整器アセンブリ11を省略した図6も参照のこと)。ホイッスルの本体55は、1つの端面が開放端54において圧力下に露出されるピストン56を含む。他方の端部で、ピストン56は、弁座57と協働し、ピストン内の長手方向のボア58によって開放端54からホイッスルフルート59への空気の通りを制御するホイッスル弁を形成する。ホイッスルフルート59は、調整器アセンブリ11のケーシング15から突出しており、図2において見ることができる。ばね60は、弁座57からピストン56を遠くに推進し、空気がホイッスルを通ることができるようにするために、ピストン56で作用する。しかし、呼吸マスクシステムの正常動作中、調整器アセンブリ11の吸入ポート17(およびピストン56の端面)に供給される空気の圧力は、ホイッスル弁が閉じるようにするために、ばね56の働きを圧倒し、弁座57に対してピストンを保持するためには十分である。供給される空気の圧力が所定のレベル(たとえば、2.5バール)を下回る場合に限り、ばね56は、空気をボア58に沿って流れるようにするために、弁座からピストンを遠くに移動し、フルート59に音を発生させ、潜在的に危険な状況にある呼吸マスク着用者に警告を与えるために、フルート59の開口部61によって調整器アセンブリ11に排気する。ホイッスル51ではなく、他の形態の警告装置も可能であり、たとえば、ベルなどの他の音声警報装置または近く警報装置も可能であるが、それを実現することが好都合ではあるが、調整器アセンブリ11の部分を形成するために警告装置に関しては本質的な特徴ではない。
【0028】
調整器アセンブリ11は、所望であればスプレーガン(図示せず)に接続するための高圧吸気口17に隣接し、高圧吸気口17と連通している空気出口63をさらに含む。したがって、この構成により、呼吸マスクに供給するために用いられる同一の高圧ホースにスプレーガンを接続することができる。空気出口63が必要でない場合には、図4および図5に示されているように閉塞される。図4および図5に示されているように、フィルタ18に対する高圧吸気口17および空気出口63の対称な構成により、必要に応じて、これらの2つの部分を交換することができる。
【0029】
図2〜図7を参照して上述した調整器アセンブリは、種々の供給空気式呼吸マスクシステムに、空気が呼吸マスクのヘッドピースに達する前に空気の圧力を低減する本質的な機能のほか、圧縮空気システムから呼吸マスク着用者の耳に達する雑音を低減するきわめて望ましい機能を提供する標準装置として製作されることができる。上述した特定の調整器アセンブリ11は、コントロールノブ25の任意の1つの設定では、呼吸マスクのヘッドピースへの空気の流速が略一定である別の好都合な特徴を提供する。同一の標準装置は、匂いフィルタ、音声警報装置、スプレーガンの接続をさらに行うことができる。図5および図6に示されたアセンブリのさまざまな構成部材の構成は、結果として、着用者に不便を感じさせず、材料の適切な選択によって、比較的軽量にする小型の装置になる。アセンブリの吸入ポート17、流出ポート23、63のサイズは、標準的なホースへの接続用として選択されるが、必要に応じて、標準以外のホースへの接続用のアダプタを備えることも可能である。
【0030】
呼吸マスクのヘッドピース1は、図1に示された形態以外の他の形態を取ってもよい。たとえば、ヘッドピースは、図1に示されたヘルメット型を保持してもよいが、さらに、シェル3の内部に着用者の頭に適合し、さらに着用者の頭を保護する安全帽を備えていてもよい。別の場合には、ヘッドピースが着用者に呼吸器官の保護のみを提供することを必要とする場合がある。そのような場合には、フェースマスクまたはバイザ(可能であれば着用者の頭を覆うためのフードを備えていてもよいが、保護部を提供しなくてもよい)のみを具備していてもよい。
【0031】
図8は、たとえば、後部に調整器アセンブリ11(図示せず)からヘッドピースへの強制的な空気の流れのための通路を設けた低圧ホース9であるルーズフィット型のフード67を有するバイザ65を具備するヘッドピースを示している。
【0032】
図9は、着用者の鼻および口のほか、眼を覆うことを意図したフルフェースマスクを示しており、マスクの前部に設けられた低圧ホース9(図示せず)に接続するための吸気口69を具備している。この場合には、マスクは、余分な濾過された空気および呼気をマスクから排気することができるような経路を提供するために、吸気口69に隣接する位置に排気弁71も有する。
【0033】
図10は、バイザ73およびヘッドハーネス75を具備しているヘッドピースと、バイザの内側に空気の強制的な流れを流すために、着用者の頭の上部にわたって延在する送風管77と、を示している。この場合には、調整器アセンブリからの低圧ホース9(図示せず)は、送風管77の入口79に接続されると推測される。
【0034】
図11は、透明材料から形成される略円筒形ヘッドエンクロージャ81を具備し、着用者の上半身を覆うためのケーブ83を備えたさらに別のヘッドピースを示している。ヘッドピースは、ヘッドエンクロージャ81の内部に空気の強制的な流れを送るための供給管85と、使用時には調整器アセンブリから低圧ホース9(図示せず)に接続される供給管の入口87とを有する。
【0035】
図1および図5〜図8に示された呼吸マスクのヘッドピースのいずれも、必要に応じて、ヘルメット内の呼吸領域への気流が安全レベルを下回る場合には、着用者に警告することができるインジケータ装置を備えることができる。そのようなインジケータ装置の例は、ドイツ特許第DE−A−3032371号、英国特許第GB−A−2130893号、米国特許第US−A−4765326号、欧州特許第EP−A−0349191号、欧州特許第EP−A−0602847号に記載されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による調整器アセンブリを組み込んだ呼吸マスクシステムの斜視図である。
【図2】図1の調整器アセンブリの下からの一側面に関する拡大斜視図である。
【図3】調整器アセンブリの後方からの斜視図である。
【図4】アセンブリを携行するベルトを省略した調整器アセンブリの後方からの別の斜視図である。
【図5】明確にするために一部の構成要素を省略した図4の線V−Vで切った調整器アセンブリの垂直断面図である。
【図6】アセンブリの部分を形成する調整器の構成部材をさらに詳細に示した点を除き、図5と類似である。
【図7】アセンブリの部分を形成するホイッスルの図5と同一の線で切った垂直断面図である。
【図8】図2〜図6の調整器アセンブリで用いることができる他の呼吸マスクのヘッドピースを示している。
【図9】図2〜図6の調整器アセンブリで用いることができる他の呼吸マスクのヘッドピースを示している。
【図10】図2〜図6の調整器アセンブリで用いることができる他の呼吸マスクのヘッドピースを示している。
【図11】図2〜図6の調整器アセンブリで用いることができる他の呼吸マスクのヘッドピースを示している。
Claims (13)
- 呼吸マスクのヘッドピースへ、調整された空気の流れを供給するために、呼吸マスクシステムにおいて使用する調整器アセンブリであって、(a)比較的高圧で空気源へ接続するための空気流入ポートと、(b)前記呼吸マスクのヘッドピースへ接続するための空気流出ポートとを具備するハウジングを含み、
前記ハウジングが、(i)前記流入ポートと連通している気圧低減ステージと、(ii)該気圧低減ステージと前記流出ポートとの間で該ハウジング内部の気流通路内に位置する雑音低減ステージと、を含み、
前記雑音低減ステージが、前記気流通路に沿う方向で互いに離隔された第1および第2の雑音低減部材を具備し、該第1の雑音低減部材が前記気圧低減ステージの空気出口に隣接するように位置し、該第1の雑音低減部材によって前記気圧低減ステージからの前記気流を偏向させるように配置されるディフレクタ部材を含み、そのことによって、前記気流を、それが前記第2の雑音低減部材に達する前に拡散させるアセンブリ。 - 各雑音低減部材が、前記気流通路の断面を覆う大量の雑音低減材料を含む、請求項1に記載の調整器アセンブリ。
- 各雑音低減部材が、焼結材料から成るディスクを含む、請求項1に記載の調整器アセンブリ。
- 前記ディフレクタ部材が、前記調整器装置から前記第1の雑音低減部材を通る空気の直接の流れを遮断するように位置決めされている、請求項1に記載の調整器アセンブリ。
- 前記気圧低減ステージが圧力調整器を具備し、該圧力調整器の排出気流が調節可能である、請求項1に記載の調整器アセンブリ。
- 前記圧力調整器は、それぞれが前記調整器からの各排出気流に関連する複数の設定を有しており、各設定の該排出流は、略一定であって、かつ少なくとも、予め選択された圧力の範囲にわたって前記源から供給される空気の圧力とは無関係に独立している、請求項5に記載の調整器アセンブリ。
- 前記ハウジング内の前記気流通路内に配置された匂いフィルタをさらに含む、請求項1に記載の調整器アセンブリ。
- 前記空気流入ポートにおける圧力下に露出されており、かつ該空気流入ポートにおける該圧力が所定の値を下回る場合には、警告信号を発するように動作可能な警報装置をさらに含む、請求項1に記載の調整器アセンブリ。
- 前記アセンブリの前記排出ポートが、呼吸マスクのヘッドピースに接続される、請求項1に記載の調整器アセンブリを具備する呼吸マスクシステム。
- 呼吸マスクのヘッドピースへ、調整された空気の流れを供給するために、呼吸マスクシステムにおいて使用する調整器アセンブリであって、比較的高圧で空気源へ接続するための空気流入ポートと、前記呼吸マスクのヘッドピースへ接続するための空気流出ポートとを具備するハウジングを含み、該ハウジングは、前記流入ポートと連通している気圧低減ステージを含んでおり、かつ、前記呼吸マスクシステムの使用者に前記調整器アセンブリを位置決めするための取付け手段を具備しており、該取付け手段は、それに対して前記調整器アセンブリの旋回動を行うことができ、使用中、前記使用者の運動に応じて該アセンブリの向きを調整することができる調整器アセンブリ。
- 前記取付け手段が、前記使用者のウエストに装着されるベルトに前記調整器アセンブリを配置する、請求項10に記載の調整器アセンブリ。
- 前記取付け手段は、前記ベルトが螺着されるブラケットを具備する、請求項10に記載の調整器アセンブリ。
- 空気供給ラインが前記空気流入ポートに接続され、空気ホースが前記排出ポートを呼吸マスクのヘッドピースに接続する、請求項10に記載の調整器アセンブリを具備する呼吸マスクシステム。
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