JPH06192983A - 印刷した古紙の処理方法 - Google Patents

印刷した古紙の処理方法

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JPH06192983A
JPH06192983A JP24723993A JP24723993A JPH06192983A JP H06192983 A JPH06192983 A JP H06192983A JP 24723993 A JP24723993 A JP 24723993A JP 24723993 A JP24723993 A JP 24723993A JP H06192983 A JPH06192983 A JP H06192983A
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JP
Japan
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beating
waste paper
treating
stage
bleaching
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JP24723993A
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English (en)
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Herbert Ortner
オルトナー ヘルベルト
Hans-Dieter Doerflinger
デルフリンガー ハンス−ディーター
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JM Voith GmbH
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JM Voith GmbH
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    • D21B1/04Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres
    • D21B1/12Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres by wet methods, by the use of steam
    • D21B1/30Defibrating by other means
    • D21B1/32Defibrating by other means of waste paper
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は、印刷した古紙、詳細には少くとも
80%の新聞または雑誌を含む古紙を、溶解、種々の不
純物除去段階、浮動または洗滌および少くとも20%の
高粘稠度のときのビーティング、並びに場合によっては
漂白によって処理する方法に関する。本発明は、場合に
より、漂白前に配置された最後の第2のビーティング段
階が、2つの同心のシリンダー面によって規定されてい
るこね室内に配置されているビーティング機械のステー
ターおよびローターの単一の棒形状およびブロック形状
のこね要素の強力なこね作用の下で、温度20℃と11
0℃の間、好ましくは38℃ないし65℃、そして電力
消費率30と100kW/h/tとの間、好ましくは8
0kWh/tオトロ(Otro)で、古紙を処理することに
より行なわれることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷した古紙の処理方
法に関し、詳細には、主として家庭にたまった紙および
/またはデパートのごみ(新聞、パンフレット、デパー
トのカタログまたは雑誌)を含む古紙の処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】繊維原料成分としてのインキを除去した
古紙の使用は、新聞印刷紙、コピー紙、衛生用の紙およ
びカートン製造における従来の技術である。
【0003】現在の開発目的も、たとえば、光沢原紙、
LWCおよびSC−紙(凹版およびオフセット印刷)の
ような高級印刷紙に対する脱インキ剤の使用である。こ
れらに使用するためには、高度の清潔さと高度の漂白が
必要とされる。要求された良質の脱インキ剤の製造に成
功すれば需要も延び、また清潔な古紙を多量に使用する
必要もなくなる。したがって、約40%ないし60%の
古新聞と、60%ないし40%の古雑誌とから成ってい
る、いわゆる「家庭にたまった古紙」に切り換えられな
ければならず、このような古紙のための脱インキ法が考
案されなければならない。
【0004】今日、新聞印刷脱インキ剤に好ましい方法
では、種々の不純物除去段階に使用されている流体サイ
クロン(遠心分離機)および篩(シーブ)分離機の外
に、図5の第1の段階に示したような浮動法を使用して
いる。これは、既述のようないわゆるSC紙に対する方
法提案によるものである。それについては、技術文献に
発表されている。この方法を用いて、高漂白度および良
好な清潔さを有する脱インキ原料を製造できる。しか
し、文字を記入した古紙によっては、この高級印刷紙に
対する清潔さが十分でないことがある。すなわち、同時
に繊維原料成分として使用した木材パルプよりも多くの
汚点を含むことがある。
【0005】木材パルプと、分散後同時に漂白しそれか
ら再び浮動された脱インキ原料との比較実験によって、
この原料は新聞印刷紙の製造にはよく適しているが、高
級印刷紙には適していないことが示された。
【0006】特に、障害となる付着物質が製紙工程を妨
げないように破砕し、そして可視限界以下に分布するた
め、分解機械として、通常、ディスクビーターが使用さ
れる。色素粒子の均質化のため、特にカートン製造の加
工処理装置では、いわゆる1軸ビーターが知られている
(フォイト特集号=週刊製紙誌第23/24号、第98
1頁ないし第985頁)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、高級
印刷紙に使用するために、適切な漂白度を有している古
紙原料を脱インキ古紙から作ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は、印刷した古
紙、詳細には、主として家庭にたまった紙および/また
はデパートのごみ(新聞、パンフレット、デパートのカ
タログまたは雑誌)を含む古紙を、溶解、種々の不純物
除去段階、浮動または洗浄および少なくとも20%の高
粘稠度の場合にはビーティング(叩解)により、あるい
は場合によっては漂白によって処理する方法において、
場合によって漂白段階の前に配置された最後の第2のビ
ーティング段階が、温度20℃と110℃との間、好ま
しくは38℃ないし65℃の強力なこね作用の下で、所
要電力率30〜150kWh/tの間、好ましくは30
〜80kWh/t(原料1トン当たり)の間で古紙を処
理することによって行われ、その場合、所要電力率の値
が、第1のビーティング/分散段階にも適用され、そし
て再ビーティング(叩解)が、第2の分散段階あるいは
製紙機械の前に設けられていることを特徴とする印刷し
た古紙の処理方法によって解決される。
【0009】
【作用】第2のビーティング・分散段階において処理さ
れた古紙が、輪転、オフセットまたは凹版印刷のため、
高度につや出しをかけた紙品種の清潔さを満たすよう
に、色素/汚れ粒子が分散され、均質化される。その場
合、場合によっては第2の濃縮/脱水段階後に設けられ
たビーターが、ディスクビーターの第1の分散段階のよ
うに使用されることができる。しかしまた、いわゆる1
軸ビーターも有利に使用される。これは、2つの同心シ
リンダー面によって規定されたねり室内に配置されてい
る、ローターにもステーターにもある単一の棒形状また
はブロック状のねり要素を有している。等級LWC紙お
よびSC紙(例えば、凹版印刷またはオフセット印刷)
の光沢原紙に必要な清潔値を有している紙原料を得るこ
とができる。また、白さおよび明るさも、必要な要求を
満たしている。
【0010】ヨーロッパ特許第122868−A1から
公知の多段精製機は、低粘稠度のとき、砕木パルプの脱
水性、強度のような原料パラメーターを改善する目的に
のみ役立つ。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面により説明す
る。本発明による図1では、2つの浮動、すなわちFI
およびFIIと、2つの分散ZIおよびZIIが設けら
れている。微細な不純物除去はその場合、一般的に、し
ばしばクリーナーとも呼ばれる流体サイクロン内で行わ
れる。微細な分別には篩(シーブ)穴、またはスロット
状の篩穴を有する篩かごを備えた篩分離機を利用する。
穴の適切な大きさは、当業者には一般的によく知られて
いる。同様にまた、浮動、漂白および分散の化学式もよ
く知られている。
【0012】有利には、第1のビーティング段階ZIで
はいわゆる分散漂白が行われる。その場合に、原料1ト
ン当たり(otro)の古紙に関して、それぞれ%で、
下記の式が提供されている。H22(100%)0.5
〜1.5、珪酸ナトリウム(37ボーメ)1.1、Na
OH(100%)0.3。その場合、原料粘稠度は好ま
しくは24%と30%との間にある。漂白時間は約3
分、そして処理温度はこの装置では好ましくは75℃と
95℃の間である。さらに、添加物としてDTPA(4
0%溶液)0.3〜0.5−捕集剤0.5、浮動助剤
0.5が必要である。最後の化学薬品は、ビーターの後
の浮動装置の混合槽、または混合容器内に入れてもよ
い。
【0013】第1の浮動段階の代りに洗滌を用いてもよ
い。好ましくは、第2のビーティング段階、すなわち1
軸ビーター内で、蒸気を加えずに処理できる。一般的
に、温度は20℃と115℃との間にあり、最高140
℃であるが、通常与えられた処理温度、約40℃が使用
可能であり、したがって、推奨できる範囲として38℃
〜85℃をとることができる。第2のビーティング段階
における所要電力率は30kWh/tと80kWh/t
(原料1トン当たり)の間にある。
【0014】上記の温度のとき、たとえば、1.4バー
ルの圧力ガス送入(たとえば空気または窒素)によっ
て、高圧蒸気を加えずに、100℃の温度から、分散機
内、詳細にはまた1軸ビータ内で処理できる。
【0015】最後の漂白段階は、ハイドロサルファイト
漂白として、たとえば、ジチオン酸ナトリウムを用いて
行うことができる、あるいは2つの漂白段階のときは、
過酸化水素−漂白を行うことができる。異なる漂白化学
薬品の場合には逆に行うこともできる。
【0016】第2の浮動段階は、古紙の品質が許せば、
場合によっては省略してもよい。したがって、2つの直
接連続して続いたビーティング段階および分散段階ZI
およびZIIを有している。
【0017】はがれた汚れ粒子の組成、その大きさおよ
び重量に応じて、不純物除去装置に関連した汚れ粒子分
を除去するため、2つのビーターの間に、漂白の他に、
たとえば、クリーナー装置および/または洗滌のような
種々の不純物除去段階を組合せて、または直列に挿入す
ることができる。
【0018】最も有利なのは、したがって通常、ほとん
どの場合、後に接続した浮動段階FIIを設けることで
ある(表1参照)。
【0019】こね室6の直径は(図2参照)、好ましく
は30mmであり、80mm以上であってもよい。一方
こね室の長さ(シリンダー面の母量の長さ)は、一般的
に少くとも60cmである。処理される原料の量によっ
て、こね室の直径は変更できる。図2では、ローター2
の棒状のこね要素(短いシリンダー状部材)が8で示さ
れており、ステーター4にほぼ同じ形状で反対方向の要
素が7で示されている。特にローターの要素は、図の上
部に8’で示したように、ほぼ平行6面体形状、または
ピラミッド形状に形成することができる。
【0020】図4によって、種々の接続変形が可能であ
る。この場合、ラインに粘稠度の値およびその範囲が記
載されている。
【0021】タワーの漂白Bは、次の分散機に好都合な
紙繊維の膨潤を行うという利点を有している。漂白時間
は20分と30分との間である。
【0022】図3にディスクビーターの原理図を示す。
ディスクビーターのディスクは、好ましくは歯状、ブロ
ック状またはカム状の繊維除去要素を有している。クリ
アランスは通常の枠内にあり、そして0.5mmと12
mmとの間にある。これは、電力消費率に非常に左右さ
れる。その他の影響は、原料の性質(例えば粉砕度)お
よび化学薬品の添加によるものである。電力消費率も、
好ましくは60kWh/tないし80kWh/t(原料
1トン当たり)である。図4に示した方法で協動するロ
ーターディスク9とステーターディスク10のブロック
(歯)は、例えば、高さ8mmと12mmとの間、幅お
よび厚さは8mmと15mmとの間である。その場合、
半径方向の内側の歯12,13は外側の歯12’,1
3’よりも大きい。
【0023】再粉砕(図1に「M」で示した)は、粉砕
度、強度および脱水性を改善するため、例えば、いわゆ
る精製機を用いるのを推奨する。
【0024】この再粉砕は、約30%の高原料密度域で
行うか、あるいは約5%の中原料密度域で行われる。第
1の場合には、好ましくは重力作用の下での懸濁液排出
を行う1ディスク精製機を使用し、そして第2の場合に
は、2重ディスク精製機(いわゆる完全なポンプ運転
(Durch pump betrieb))を使用することができる。
【0025】第1の分散段階としてディスクビーターを
使用し、第2の分散段階として1軸ビーターを使用し、
そして再粉砕機として約5%の比較的低粘稠度で2ディ
スクビーターを使用するとき、SC−紙の製造に対して
特に好都合な方法が得られる。分散は一般的に少なくと
も20%の高粘稠度域で行われる。1軸ビーターを有す
る第2の分散段階による繊維のすりつぶしにより、なお
残っている汚点の良好な摩滅が得られる。最後の粉砕
が、特にSC−紙に必要な品質のための原料特性を作り
出す。それはつまり、再粉砕段階として1ディスクビー
ターを使用するとき、この機械によって繊維があまりカ
ットされなということによって、特に繊維を保護すると
いうことである。再粉砕段階として2ディスクビーター
を使用すると、繊維のカットは幾分増加する。この場合
にも約5%の平均原料密度域で処理される。しかしこの
適用例も非常によく使用することができる。
【0026】一般的にディスク分散機として形成されて
いる分散機内でのいわゆる高粘稠度粉砕によって、プロ
セスの終りに上記の粉砕によると同じような繊維特性の
制御は達成できない。
【0027】下記の表は、測定値、特に種々の方法段階
後の、それぞれ所要電力率、75kWh/t(原料1ト
ン当たり)のときの砕木パルプの汚点数を記載してい
る。
【0028】すべての測定は、ライツ社のTASS−プ
ラス−写真分析器を用いて行った。
【0029】
【表1】 粒子の大きさ(mm2) 可視黒色割合 >0.04 0.01< F <0.04 % 前 Z 61 2 560 1.02 Z I *1) 38 1 876 0.63 追加の F 14 1 412 0.44 Z II *2) 20 1 400 0.5 Z II *1) 16 1 275 0.45 Z I *1) 38 1 876 0.63 Z II *1) 17 1 482 0.49 追加のF II 8 936 0.30 Z II *2) 22 1 620 0.51 追加のF II 10 1 160 0.39 砕木パルプ 12 1 164 0.36 *1) ディスクビーターによる分散 *2) 1軸ビーターによる分散
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、高級印刷紙に使用する
ために、適切な漂白度を有している古紙原料を脱インキ
古紙から作ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による処理方法の原理図を示している。
【図2】1軸ビーターの概略図を示している。
【図3】ディスクビーターの原理図を示している。
【図4】種々のさらに他の接続変形の原理図を示してい
る。
【図5】公知の原理図を示している。
【符号の説明】
2 ローター、 4 ステイター、 6 こね室、 7、8 棒状のこね要素、 8’ 平行6面体のこね要素、 9 ローターディスク、 10 ステーターディスク、 12、13 内向きの歯、 12’、13’ 内向きの歯、 P 一般的に原料溶剤内の溶解、 R 前以ての不純物除去、 S 前以ての分別、 F 浮動、 FR 微細な不純物除去、 FS 微細な分別(分離)、 D 濃縮(脱水または洗滌)、 Z 分散(ビーティング)、 B 漂白。
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【表1】 粒子の大きさf(mm2) 可視黒色割合 >0.04 0.001<f<0.04 % 前 Z 61 2 560 1.02 Z I *1) 38 1 876 0.63 追加の F 14 1 412 0.44 Z II *2) 20 1 400 0.5 Z II *1) 16 1 275 0.45 Z I *1) 38 1 876 0.63 Z II *1) 17 1 482 0.49 追加のF II 8 936 0.30 Z II *2) 22 1 620 0.51 追加のF II 10 1 160 0.39 砕木パルプ 12 1 164 0.36 *1) ディスクビーターによる分散 *2) 1軸ビーターによる分散
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ディーター デルフリンガー ドイツ連邦共和国 ハイデンハイム W− 7920 イゲルヘッケ 6

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷した古紙、詳細には、主として家庭
    にたまった紙および/またはデパートのごみ(新聞、パ
    ンフレット、デパートのカタログまたは雑誌)を含む古
    紙を、溶解、種々の不純物除去段階、浮動または洗浄お
    よび少なくとも20%の高粘稠度の場合にはビーティン
    グ(叩解)により、あるいは場合によっては漂白によっ
    て処理する方法において、 場合によって漂白段階の前に配置された最後の第2のビ
    ーティング段階が、温度20℃と110℃との間、好ま
    しくは38℃ないし65℃の強力なこね作用の下で、所
    要電力率30〜150kWh/tの間、好ましくは30
    〜80kWh/t(原料1トン当たり)の間で古紙を処
    理することによって行われ、その場合、所要電力率の値
    が、第1のビーティング/分散段階にも適用され、そし
    て再ビーティング(叩解)が、第2の分散段階あるいは
    製紙機械の前に設けられていることを特徴とする印刷し
    た古紙の処理方法。
  2. 【請求項2】 ビーターのステーターおよびローター
    の、単一の棒形状またはブロック形状のこね要素の作用
    下での、強力なこね作用による処理を含む請求項1に記
    載の印刷した古紙の処理方法。
  3. 【請求項3】 第1の分散段階がディスクビーターによ
    り行われ、第2の分散段階がねり機(たとえば1軸ビー
    ター)によって行われ、そして少くとも20%の高粘稠
    度のとき再粉砕(M)が、1枚または2枚のディスクビ
    ーター内で行われる請求項1または2に記載の印刷した
    古紙の処理方法。
  4. 【請求項4】 再粉砕段階(M)後、微細な不純物除去
    段階あるいは微細な分別段階を行わない請求項2または
    3に記載の印刷した古紙の処理方法。
  5. 【請求項5】 直接、あるいは、中間に入れた追加の浮
    動段階なしに、2つのビーティング/分散段階が連続し
    ている請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷した古
    紙の処理方法。
  6. 【請求項6】 第2のビーティング段階が、好ましくは
    分散段階としても作用する請求項1〜5のいずれか1項
    に記載の印刷した古紙の処理方法。
  7. 【請求項7】 浮動段階が、2つの分散段階の後に接続
    されている請求項2〜6のいずれか1項に記載の印刷し
    た古紙の処理方法。
JP24723993A 1992-10-02 1993-10-01 印刷した古紙の処理方法 Pending JPH06192983A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19924233286 DE4233286A1 (de) 1992-10-02 1992-10-02 Verfahren zur Aufbereitung von bedrucktem Altpapier
DE4233286-9 1992-10-02

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JP (1) JPH06192983A (ja)
AT (1) ATE134398T1 (ja)
DE (2) DE4233286A1 (ja)
FI (1) FI934283A (ja)
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