JPH0619232Y2 - Ｃａｔｖ中継増幅器の監視装置 - Google Patents
Ｃａｔｖ中継増幅器の監視装置Info
- Publication number
- JPH0619232Y2 JPH0619232Y2 JP1986115960U JP11596086U JPH0619232Y2 JP H0619232 Y2 JPH0619232 Y2 JP H0619232Y2 JP 1986115960 U JP1986115960 U JP 1986115960U JP 11596086 U JP11596086 U JP 11596086U JP H0619232 Y2 JPH0619232 Y2 JP H0619232Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- relay amplifier
- humidity
- monitoring device
- signal
- catv
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、厳しい屋外環境下におかれるＣＡＴＶ中継増
幅器を監視する監視装置に関し、特に、ＣＡＴＶ中継増
幅器の筐体（以下「中継増幅器筐体」という）内部の浸
水および結露に関する状態情報を発生することにより、
伝送路障害を有効に防止することのできる結露センサ付
監視装置に関するものである。
幅器を監視する監視装置に関し、特に、ＣＡＴＶ中継増
幅器の筐体（以下「中継増幅器筐体」という）内部の浸
水および結露に関する状態情報を発生することにより、
伝送路障害を有効に防止することのできる結露センサ付
監視装置に関するものである。
従来のＣＡＴＶ中継増幅器の状態情報としては、パイロ
ット信号のレベル監視をすることにより伝送レベルを監
視することが行なわれているが、中継増幅器筐体内部の
結露状態については全く監視されていない。
ット信号のレベル監視をすることにより伝送レベルを監
視することが行なわれているが、中継増幅器筐体内部の
結露状態については全く監視されていない。
上述した従来の監視内容では、中継増幅器筐体または蓋
の締付け不良やパッキンの不良などの工事上の誤りによ
り経年的に中継増幅器筐体内の水分が増加した場合、こ
れに起因して増幅器の障害が発生し、レベル異常という
最悪の事態になるまでは、全く状態が不明であるという
欠点があった。
の締付け不良やパッキンの不良などの工事上の誤りによ
り経年的に中継増幅器筐体内の水分が増加した場合、こ
れに起因して増幅器の障害が発生し、レベル異常という
最悪の事態になるまでは、全く状態が不明であるという
欠点があった。
すなわち、中継増幅器筐体内部の結露という現象は、中
継増幅器の外部環境・使用状態・保守上の問題等によっ
て起こり得る独立の現象である。従って、従来のＣＡＴ
Ｖ中継増幅器においては、外部あるいは遠地から、中継
増幅器筐体内の結露状態を検知することは不可能であっ
た。
継増幅器の外部環境・使用状態・保守上の問題等によっ
て起こり得る独立の現象である。従って、従来のＣＡＴ
Ｖ中継増幅器においては、外部あるいは遠地から、中継
増幅器筐体内の結露状態を検知することは不可能であっ
た。
このような問題点を解決するために本考案は、ＣＡＴＶ
中継増幅器の筐体内に設置された集中監視のための監視
装置であって、湿度に応じた湿度信号を出力する抵抗値
変動形湿度センサと、基準信号を出力する基準信号発生
器と、湿度信号と基準信号を入力して状態情報を出力す
るコンパレータと、状態情報を状態データ信号に変換し
て集中監視のためのセンタへ回線を利用して出力するデ
ータ処理部とを監視装置としてＣＡＴＶ中継増幅器の筐
体内に設けるようにしたものである。
中継増幅器の筐体内に設置された集中監視のための監視
装置であって、湿度に応じた湿度信号を出力する抵抗値
変動形湿度センサと、基準信号を出力する基準信号発生
器と、湿度信号と基準信号を入力して状態情報を出力す
るコンパレータと、状態情報を状態データ信号に変換し
て集中監視のためのセンタへ回線を利用して出力するデ
ータ処理部とを監視装置としてＣＡＴＶ中継増幅器の筐
体内に設けるようにしたものである。
本考案においては、ＣＡＴＶ中継増幅器の筐体内の湿度
が所定湿度を越えたとき警報データを発生する。
が所定湿度を越えたとき警報データを発生する。
本考案に係わるＣＡＴＶ中継増幅器の監視装置の一実施
例を第１図に示す。第１図において、１は状態監視盤、
２はデータ処理部、３はコンパレータ、４は電源端子、
５は湿度センサ、６〜１０は抵抗、１１は下り増幅器、
１２は上り増幅器、１３は分波器、１４はデータ入出力
端子である。状態監視盤１と湿度センサ５は監視装置を
構成し、抵抗６と７は基準信号発生器を構成する。
例を第１図に示す。第１図において、１は状態監視盤、
２はデータ処理部、３はコンパレータ、４は電源端子、
５は湿度センサ、６〜１０は抵抗、１１は下り増幅器、
１２は上り増幅器、１３は分波器、１４はデータ入出力
端子である。状態監視盤１と湿度センサ５は監視装置を
構成し、抵抗６と７は基準信号発生器を構成する。
第１図において、電源端子４には＋５Ｖ電圧が印加され
ており、この印加電圧を抵抗６，７により分圧した基準
信号ａがコンパレータ３の反転入力端子に入力される。
湿度に応じた湿度信号ｂを出力する湿度センサ５は、乾
燥状態ではその抵抗値は数ｋΩであるが、湿度が上昇す
るにつれてその抵抗値は連続的に増加し、湿度９０％以
上では１００ｋΩ以上に達する。
ており、この印加電圧を抵抗６，７により分圧した基準
信号ａがコンパレータ３の反転入力端子に入力される。
湿度に応じた湿度信号ｂを出力する湿度センサ５は、乾
燥状態ではその抵抗値は数ｋΩであるが、湿度が上昇す
るにつれてその抵抗値は連続的に増加し、湿度９０％以
上では１００ｋΩ以上に達する。
コンパレータ３の非反転入力端子に入力される湿度信号
ｂの値は、抵抗８〜１０の抵抗値と湿度センサ５の抵抗
値とにより電源電圧＋５Ｖを分圧した値であり、従って
湿度に応じて変動するものである。抵抗６，７による基
準信号ａおよび抵抗８〜１０と湿度センサ５による湿度
信号ｂはコンパレータ３に入力される。コンパレータ３
は、基準信号ａと湿度信号ｂを比較し、比較結果として
の状態情報を出力する。
ｂの値は、抵抗８〜１０の抵抗値と湿度センサ５の抵抗
値とにより電源電圧＋５Ｖを分圧した値であり、従って
湿度に応じて変動するものである。抵抗６，７による基
準信号ａおよび抵抗８〜１０と湿度センサ５による湿度
信号ｂはコンパレータ３に入力される。コンパレータ３
は、基準信号ａと湿度信号ｂを比較し、比較結果として
の状態情報を出力する。
抵抗６〜１０は、状態情報が正常時にロー・レベルとな
り異常時にハイ・レベルとなるように設定される。正常
と異常の境界値は例えば湿度９０％である。これは、結
露状態あるいは浸水状態における湿度の値により決定さ
れる。
り異常時にハイ・レベルとなるように設定される。正常
と異常の境界値は例えば湿度９０％である。これは、結
露状態あるいは浸水状態における湿度の値により決定さ
れる。
コンパレータ３から出力された状態情報はデータ処理部
２に入力され、状態データ信号に変換される。この状態
データ信号は、上り回線を利用して集中監視のためのセ
ンタ（図示せず）へ転送される。
２に入力され、状態データ信号に変換される。この状態
データ信号は、上り回線を利用して集中監視のためのセ
ンタ（図示せず）へ転送される。
監視装置を内蔵したＣＡＴＶ中継増幅器を第２図に示
す。第２図において、１は第１図に回路を示す状態監視
盤、５は中継増幅器筐体２０の底面に設置された抵抗値
変動形湿度センサ、２１は状態監視盤１と湿度センサ５
を接続するコード、２２は水分である。なお、抵抗値変
動形湿度センサ５は正確に水分を検出できれば良く、必
ずしも中継増幅器筐体２０の底面に設置する必要はな
い。ＣＡＴＶ中継増幅器を第２図に示すような構成とす
ることにより、中継増幅器機能に異常が起きる前に湿度
センサ５は水分２２に感応し、状態監視盤５から出力さ
れた状態データ信号としての警報データ信号が集中監視
のためのセンタへ転送される。警報条件については、実
際に実験を行なうことで実現できる。
す。第２図において、１は第１図に回路を示す状態監視
盤、５は中継増幅器筐体２０の底面に設置された抵抗値
変動形湿度センサ、２１は状態監視盤１と湿度センサ５
を接続するコード、２２は水分である。なお、抵抗値変
動形湿度センサ５は正確に水分を検出できれば良く、必
ずしも中継増幅器筐体２０の底面に設置する必要はな
い。ＣＡＴＶ中継増幅器を第２図に示すような構成とす
ることにより、中継増幅器機能に異常が起きる前に湿度
センサ５は水分２２に感応し、状態監視盤５から出力さ
れた状態データ信号としての警報データ信号が集中監視
のためのセンタへ転送される。警報条件については、実
際に実験を行なうことで実現できる。
なお、抵抗６〜１０の値により、警報する湿度の値を任
意に設定することができる。
意に設定することができる。
以上説明したように本考案は、中継増幅器筐体内の水分
を検出して状態データ信号として集中監視のためのセン
タへ送出することにより、ＣＡＴＶ中継増幅器の工事上
の誤り等により中継増幅器筐体内部が結露状態又は浸水
状態になった時に速やかにセンタ等の遠隔地で状態検出
を行なうことができるので、複数の中継増幅器があって
も、特定の中継増幅器の伝送路障害の発生を未然に検出
して有効に防止することができ、伝送路の信頼性を向上
することができる効果がある。
を検出して状態データ信号として集中監視のためのセン
タへ送出することにより、ＣＡＴＶ中継増幅器の工事上
の誤り等により中継増幅器筐体内部が結露状態又は浸水
状態になった時に速やかにセンタ等の遠隔地で状態検出
を行なうことができるので、複数の中継増幅器があって
も、特定の中継増幅器の伝送路障害の発生を未然に検出
して有効に防止することができ、伝送路の信頼性を向上
することができる効果がある。
第１図は本考案に係わるＣＡＴＶ中継増幅器の監視装置
の一実施例を示す回路図、第２図は監視装置を中継増幅
器筐体に内蔵した状態を示す構成図である。 １…状態監視盤、２…データ処理部、３…コンパレー
タ、４…電源端子、５…湿度センサ、６〜１０…抵抗、
１１…下り増幅器、１２…上り増幅器、１３…分波器、
１４…データ入出力端子、２０…中継増幅器筐体、２１
…コード、２２…水分。
の一実施例を示す回路図、第２図は監視装置を中継増幅
器筐体に内蔵した状態を示す構成図である。 １…状態監視盤、２…データ処理部、３…コンパレー
タ、４…電源端子、５…湿度センサ、６〜１０…抵抗、
１１…下り増幅器、１２…上り増幅器、１３…分波器、
１４…データ入出力端子、２０…中継増幅器筐体、２１
…コード、２２…水分。
Claims (1)
- 【請求項１】ＣＡＴＶ中継増幅器の筐体内に設置された
集中監視のための監視装置であって、湿度に応じた湿度
信号を出力する抵抗値変動形湿度センサと、基準信号を
出力する基準信号発生器と、前記湿度信号と基準信号を
入力して状態情報を出力するコンパレータと、前記状態
情報を状態データ信号に変換して集中監視のためのセン
タへ回線を利用して出力するデータ処理部とを備えたこ
とを特徴とするＣＡＴＶ中継増幅器の監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986115960U JPH0619232Y2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | Ｃａｔｖ中継増幅器の監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986115960U JPH0619232Y2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | Ｃａｔｖ中継増幅器の監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6323837U JPS6323837U (ja) | 1988-02-17 |
| JPH0619232Y2 true JPH0619232Y2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=31000107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986115960U Expired - Lifetime JPH0619232Y2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | Ｃａｔｖ中継増幅器の監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0619232Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2543335Y2 (ja) * | 1991-03-26 | 1997-08-06 | 株式会社 スズキ技研 | 湿度発信器 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5340210A (en) * | 1976-09-27 | 1978-04-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Submarine repeater |
| JPS5792936A (en) * | 1980-11-28 | 1982-06-09 | Fujitsu Ltd | Fault monitoring device |
| JPS5875940A (ja) * | 1981-10-31 | 1983-05-07 | Fujitsu Ltd | 無給電中継器のアンテナ給電線内状況検出方式 |
| JPS5968658A (ja) * | 1982-10-14 | 1984-04-18 | Chichibu Cement Co Ltd | 湿度検出回路 |
| JPH0644726B2 (ja) * | 1986-04-10 | 1994-06-08 | 日本電気株式会社 | 監視制御システム |
-
1986
- 1986-07-30 JP JP1986115960U patent/JPH0619232Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6323837U (ja) | 1988-02-17 |
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